JPH0293242A - 給湯機付風呂釜 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は給湯機風呂釜において、浴槽へ自動で給湯する
装置に関するものである。

従来の技術 近年、浴槽へ自動で給湯する給湯機付風呂釜の普及がめ
ざましい。浴槽へ自動で給湯する方法の一つとして浴槽
に給湯された量を水位で検知し、設定した温度と水位に
なると給湯を停止させる方式がある。

以下図面を参照しながら、上述した従来の給湯機付風呂
釜の一例について説明する。

第２図は従来の給湯機付風呂釜のシステム図を示すもの
である。４は給湯機付風呂釜の本体で、給湯熱交換器１
１と風呂熱交換器５を内蔵している。

１０は給水入口で、給湯熱交換器１１の出口側にて湯温
検知器１３を介して分岐され、一方は台所・洗面所へ導
き出湯蛇口１２へ接続される。そしてもう一方は電磁弁
１４、ホンパー１５を介して風呂熱交換器５に接続され
ている。さらに、浴槽ｌと風呂熱交換器５は循環往きパ
イプ２と循環戻りパイプ３とで接続され、循環戻りパイ
プ３の中心位置に中空筒状のエアートラップ６の開放端
７を配設し、このエアートラップのもう一端側をパイプ
８にてダイヤフラム式の水位スイッチ９に接続している
。

１６は溢水口、１７は風呂釜運転用の制御器である。

以上のように構成された給湯機付風呂釜について、以下
に動作を説明する。

まず、′浴槽１への湯の落し込み注湯は、給水された水
が、給湯熱交換器１１で加熱され、あらかじめ設定した
湯温になるよう湯温検知器１３で湯温を検知し１．燃料
の燃焼量を調節し湯温を制御しながら電磁弁１４の開に
よりホッパー１５に導かれ、風呂熱交換器５を介して循
環戻りパイプ３を通って浴槽１に注湯される。この時、
エアートラップ６の開放端７から湯がエアートラップ６
内に流入し、エアートラップ６内に空気を封じ込めてし
まう。

浴槽１への注湯が継続され浴槽の水位が増加するととも
、エアートラップ６内への湯の流入量も増加し、その分
だけエアートラップ６およびパイプ８内の空気は圧縮さ
れ空気圧が高くなり、水位スイッチ９へその圧力増加を
伝達する。こうしてあらかじめ設定した圧力になると水
位スイッチ９が作動して、電磁弁１４を閉にすることで
、浴槽ｌへの湯の落し込み注湯を停止することができる
ので、浴槽ｌへの水位１８が設定できるものである。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、浴槽ｌの水位１Ｂ
が低くなると、水位スイッチ９で浴槽水位１８を検知し
、電磁弁１４を開にし浴槽ｌへ足し湯の落し込みをあら
かじめ設定された湯温で注湯されるので、入浴等によっ
て浴槽の水位１８が減少しても、元の設定水位まで足し
湯はできる。しかし、入浴後は通常、浴槽水温は若干低
くなるので、上記の足し湯では浴槽水温を適温に戻すこ
とができず、次の入浴する人はぬるく感じるという課題
を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、入浴等で浴槽水が減少した時
、減少した分を足し湯すると同時に、元の落し込み注湯
の設定温度より高い温度の湯を足し湯として、浴槽へ補
給する給湯機付風呂釜を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の給湯機付風呂釜は、
浴槽水の水位を監視する水位スイッチを設け、設定水位
より低水位になると水位スインチにより、電磁弁を開成
するとともに温度検出器により、浴槽水の温度より高い
温水を設定水位まで補給させるようにした制御器を存す
るものである。

作用 本発明は上記した構成によって、浴槽水位を常に水位ス
イッチで監視し、入浴等で浴槽水を使用し浴槽水位が当
初設定水位より低くなると、水位スイッチで検知し、電
磁弁を開にし浴槽へ落し込み注湯運転を開始する。この
時、落し込み注湯の湯温を、当初設定湯温より高くなる
よう、制御器内のマイコン制御により、燃料の燃焼量を
調節し湯温検出器で落し込み注湯湯温を監視しながら浴
槽へ注湯することとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例の給湯機付風呂釜について、図
面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における給湯機付風呂釜のシス
テム図を示すもので、第２図の従来例と同一部分には同
一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心
に説明する。第１図において、４は給湯機付風呂釜本体
で、給湯熱交換器１１と風呂熱交換３５を内蔵している
。１０は給水入口で、給湯熱交換器１１の出口側にて湯
温検知器１３を介して分岐され、一方は台所・洗面所へ
導き出湯蛇口１２へ接続される。そしてもう一方は電磁
弁１４、ホッパー１５を介して風呂熱交換器５に接続さ
れている。さらに浴槽１と風呂熱交換器５は循環往きパ
イプ２と循環戻りパイプ３とが接続され、風呂熱交換器
５内に中空筒状のエアートラップ６を設け、一端を風呂
熱交換器５の外へ導きパイプ８を延設し、ダイヤフラム
式の水位スイッチ９に接続している。そしてエアートラ
ップ６のもう一端を先細りの開放端７とし、この開放端
７は前記、循環戻りパイプ３の上端部より上方に位置さ
せ、がっ、下方に向けて構成されている。

以上のように構成された給湯機付風呂釜について、以下
第１図を用いてその動作を説明する。

まず、浴槽１への湯の落し込み注湯は、給水された水が
、給湯熱交換器１１で加熱され、あらかじめ設定した湯
温になるよう湯温検知器１３で湯温を検知し、燃料の燃
焼量を調節し湯温を制御しながら電磁弁１４の開により
ホンパー１５に導かれ、風呂熱交換器５を介して循環戻
りパイプ３を通って浴槽１に注湯される。浴槽１に湯が
たまり循環戻りパイプ３内に充満し、さらに水位上昇し
てくると、エアートラップ６の開放端７に喫水面がくる
と、エアートラップ６内およびパイプ８内は注湯水によ
り、大気としゃ断されこれ以後は内圧が上昇していき、
あらかじめ設定した浴槽１内の水位１８になると、水位
スイッチ９が作動し、水電磁弁１４を閉じ注湯を停止す
る。

そして、入浴により浴槽水が使用され水位が低下すると
、前記水位スイッチ９が水位低下を検知し、この信号を
制御器１７に送り、制御器１７は信号をうけて電磁弁１
４を開にするとともに熱交換器１１を加熱する加熱源（
図示せず）も動作させ、足し湯運転を開始する。この時
、制御器１７にあるマイコンが湯温検出器１３の検出温
度を当初落し込み注湯をした温度より約ｌＯ℃高くなる
よう加熱源に供給する燃料の燃焼量を制御し、湯温制御
し浴槽へ落し込みを開始するものである。

以上のように本実施例によれば、浴槽水位を監視する水
位スイッチを設け、設定水位より低水位になると、電磁
弁を開とし、さらに温度検出器により当初の落し込み注
湯設定湯温より約ｌＯ℃高くするような制御器内のマイ
コン信号を出すことにより、入浴後の浴槽水位低下時、
浴槽内湯温より高い湯温を落し込み注湯するので次の入
浴者のために浴槽水位、および湯温が適温に保てるもの
である。

発明の効果 以上のように本発明は、浴槽水の水位を監視する水位ス
イッチを設け、設定水位より低水位を検出した水位スイ
ッチの信号により水電磁弁を開成するとともに温度検出
器により、浴槽水の温度より高い温水を設定水位まで補
給させるようにした制御器を設けたものであるから、入
浴による浴槽水位の低下および湯温の低下に対し、水位
を常に一定に保ことができるとともに、浴槽水温をも適
温に戻すことができるので、次の入浴者が快適に入浴で
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における給湯機付風呂釜のシス
テム図、第２図は従来の給湯機付風呂釜のシステム図で
ある。 ■・・・・・・浴槽、２・・・・・・循環往きパイプ、
３・・・・・・循環戻りパイプ、９・・・・・・水位ス
イッチ、１１・・・・・・給湯熱交換器、１３・・・・
・・湯温検知器、１４・・・・・・電磁弁、１７・・・
・・・制御器、１８・・・・・・浴槽水位。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴槽と浴槽水を加熱する熱源機とを循環路を介して接続
   するとともに、熱源機には、電磁弁を制御して設定水位
   になるよう浴槽水の水位を監視する水位スイッチと、設
   定水位より低水位になると前記水位スイッチにより水電
   磁弁を開成するとともに温度検出器により、浴槽水の温
   度より高い温水を設定水位まで補給させるようにした制
   御器を設けた給湯機付風呂釜。