JPH0292891A - 分子線エピタキシャル成長方法及びその成長装置 - Google Patents
分子線エピタキシャル成長方法及びその成長装置Info
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- JPH0292891A JPH0292891A JP24571588A JP24571588A JPH0292891A JP H0292891 A JPH0292891 A JP H0292891A JP 24571588 A JP24571588 A JP 24571588A JP 24571588 A JP24571588 A JP 24571588A JP H0292891 A JPH0292891 A JP H0292891A
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Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
分子線エピタキシャル成長方法、特にソースガスを独立
に光分解してラジカルを発生させ反応ガスとした後、成
長チャンバ内に導くようにした分子線エピタキシャル成
長方法に関し、 ドーピングプロフィールとエピタキシャル層の厚さと化
合物半導体結晶構成原子の比率とを制御して化合物半導
体素子の性能向上を図ることを目的とし、 1または2以上のソースガスを独立に光分解してラジカ
ルを発生させ反応ガスとした後、該反応ガスを成長チャ
ンバ内に導入して、該成長チャンバ内の半導体基板上に
生成膜を形成することを含み、構成する。
に光分解してラジカルを発生させ反応ガスとした後、成
長チャンバ内に導くようにした分子線エピタキシャル成
長方法に関し、 ドーピングプロフィールとエピタキシャル層の厚さと化
合物半導体結晶構成原子の比率とを制御して化合物半導
体素子の性能向上を図ることを目的とし、 1または2以上のソースガスを独立に光分解してラジカ
ルを発生させ反応ガスとした後、該反応ガスを成長チャ
ンバ内に導入して、該成長チャンバ内の半導体基板上に
生成膜を形成することを含み、構成する。
〔産業上の利用分野]
本発明は、分子線エピタキシャル成長方法、特にソース
ガスを独立に光分解してラジカルを発生させ反応ガスと
した後、成長チャンバ内に導くようにした分子線エピタ
キシャル成長方法に関する。
ガスを独立に光分解してラジカルを発生させ反応ガスと
した後、成長チャンバ内に導くようにした分子線エピタ
キシャル成長方法に関する。
近年、化合物半導体の分野においては、性能の向上を図
るため、より複雑でコントロールされた結晶構造をもつ
半導体基板の提供が要望されてきており、この要望に合
致するものとしてガスソースを用いた分子線エピタキシ
ャル成長技術(以下、GSMBEと略す)が使われ始め
た。この技術はそれまでの固体ソースのものに比べて制
御性や生成膜の均一性などに潜在的にすぐれた利点を持
っている。更にソースガスを活性化して分子線とするた
めのエネルギー源として、熱のかわりに、より制御性の
よい光が用いられるようになっている。
るため、より複雑でコントロールされた結晶構造をもつ
半導体基板の提供が要望されてきており、この要望に合
致するものとしてガスソースを用いた分子線エピタキシ
ャル成長技術(以下、GSMBEと略す)が使われ始め
た。この技術はそれまでの固体ソースのものに比べて制
御性や生成膜の均一性などに潜在的にすぐれた利点を持
っている。更にソースガスを活性化して分子線とするた
めのエネルギー源として、熱のかわりに、より制御性の
よい光が用いられるようになっている。
[従来の技術]
第3図は従来の光反応型GSMBE方弐を用いたエピタ
キシャル成長方法を説明する図である。
キシャル成長方法を説明する図である。
同図は、GaAs基板111上にアンド−ブドーGaA
s層をエピタキシャル成長させるための構成を示す。
s層をエピタキシャル成長させるための構成を示す。
光を成長チャンバ101内に導入するための光照射窓1
02とソースガス(この従来例ではl1lb族にトリエ
チルガリウム((CJs)sGa) 、Vb族にアルシ
ン(A5113)を用いる)を成長チャンバ101内に
導入するソースガス導入管103a、 103bと必要
なソースガスのみ成長チャンバ101内に入れるための
電磁弁104a、 104bとを備えた成長チャンバ1
01内にGaAs基板111をセントして、真空に引き
ながら同時にヒーター105で550″C程度に加熱す
る。この加熱はソースガスを活性化して分子線とするた
めではなくてGaAs基板111表面に到達した分子を
エネルギー的に安定な場所に移動させるために行われる
。真空度が10−”torr程度に達したら電磁弁10
4a、 104bを同時に開き、トリエチルガリウムと
アルシンとを成長チャンバ101内に導入する。
02とソースガス(この従来例ではl1lb族にトリエ
チルガリウム((CJs)sGa) 、Vb族にアルシ
ン(A5113)を用いる)を成長チャンバ101内に
導入するソースガス導入管103a、 103bと必要
なソースガスのみ成長チャンバ101内に入れるための
電磁弁104a、 104bとを備えた成長チャンバ1
01内にGaAs基板111をセントして、真空に引き
ながら同時にヒーター105で550″C程度に加熱す
る。この加熱はソースガスを活性化して分子線とするた
めではなくてGaAs基板111表面に到達した分子を
エネルギー的に安定な場所に移動させるために行われる
。真空度が10−”torr程度に達したら電磁弁10
4a、 104bを同時に開き、トリエチルガリウムと
アルシンとを成長チャンバ101内に導入する。
このときにはGaとAsは化合物のままで分子となって
おらず、GaAs基板111上にはGaAsは成長しな
い。
おらず、GaAs基板111上にはGaAsは成長しな
い。
次に光照射窓102より集光レンズ106を介して波長
(以下、λと略す) 193nmのエキシマレーザ光を
入れてGaAs基板111上に照射すると、光照射領域
内のトリエチルガリウムとアルシンとは共にこの波長の
エキシマレーザ光を吸収して活性化しチラシカルとなり
、GaとAsとが分子化する。そしてGaAs基板11
1に到達して結晶化をおこしながら成長していく。
(以下、λと略す) 193nmのエキシマレーザ光を
入れてGaAs基板111上に照射すると、光照射領域
内のトリエチルガリウムとアルシンとは共にこの波長の
エキシマレーザ光を吸収して活性化しチラシカルとなり
、GaとAsとが分子化する。そしてGaAs基板11
1に到達して結晶化をおこしながら成長していく。
以上述べたように、この例によれば化合物半導体結晶の
構成原子は化合物のソースガスによって導入され、光に
よって活性化される。更に活性化の量は光の照射時間等
で制御されるので、熱により活性化されるものに比べて
生成膜の均一性はすぐれたものになる。
構成原子は化合物のソースガスによって導入され、光に
よって活性化される。更に活性化の量は光の照射時間等
で制御されるので、熱により活性化されるものに比べて
生成膜の均一性はすぐれたものになる。
しかしながら、ソースガスの活性化は成長チャンバ10
1内で同時におこなわれるため、生成膜の厚さの制御や
コントロールされた結晶構造の生成膜を得るためには成
長チャンバの容積、成長チャンバ内に入れるそれぞれの
ソースガス量とその比率、光照射領域におけるソースガ
ス量とその活性化量、真空度1光照射時間等、コントロ
ールしなければならないファクターが多数あり、実際に
はこれら゛をコントロールするのは困難である。又、一
つの結晶構造をもつ生成膜と他の結晶構造をもつ生成膜
とを連続して形成することも残留ガスとの関係で困難で
あった。
1内で同時におこなわれるため、生成膜の厚さの制御や
コントロールされた結晶構造の生成膜を得るためには成
長チャンバの容積、成長チャンバ内に入れるそれぞれの
ソースガス量とその比率、光照射領域におけるソースガ
ス量とその活性化量、真空度1光照射時間等、コントロ
ールしなければならないファクターが多数あり、実際に
はこれら゛をコントロールするのは困難である。又、一
つの結晶構造をもつ生成膜と他の結晶構造をもつ生成膜
とを連続して形成することも残留ガスとの関係で困難で
あった。
したがって、より複雑でコントロールされた結晶構造を
もつ化合物半導体生成膜の作製には、更に改良されたエ
ピタキシャル成長方法が必要となる。
もつ化合物半導体生成膜の作製には、更に改良されたエ
ピタキシャル成長方法が必要となる。
上記課題は、lまたは2以上のソースガスを独立に光分
解してラジカルを発生させ反応ガスとした後、該反応ガ
スを成長チャンバ内に導入して、該成長チャンバ内の半
導体基板上に生成膜を形成する分子線エピタキシャル成
長方法によって、また、成長装置は1または2以上のソ
ースガス発生手段と、該ソースガスを独立に光分解して
ラジカルを発生させ反応ガスに変換する光分解手段と、
該反応ガスを成長チャンバ内に独立に導く導入管と、該
各導入管から導入された反応ガスにより半導体基板上に
生成膜を形成する成長チャンバとを有することによって
達成される。
解してラジカルを発生させ反応ガスとした後、該反応ガ
スを成長チャンバ内に導入して、該成長チャンバ内の半
導体基板上に生成膜を形成する分子線エピタキシャル成
長方法によって、また、成長装置は1または2以上のソ
ースガス発生手段と、該ソースガスを独立に光分解して
ラジカルを発生させ反応ガスに変換する光分解手段と、
該反応ガスを成長チャンバ内に独立に導く導入管と、該
各導入管から導入された反応ガスにより半導体基板上に
生成膜を形成する成長チャンバとを有することによって
達成される。
即ち本発明は、成長チャンバの外で、必要とされるソー
スガスのみを独立に一定量光分解して結晶構成原子を分
子線とし、成長チャンバ内に独立に導入することによっ
て、より複雑で、コントロールされた結晶構造をもち、
膜厚制御性のよい化合物半導体生成膜を形成することが
できるので、化合物半導体素子の性能向上と用途拡大を
図れる。
スガスのみを独立に一定量光分解して結晶構成原子を分
子線とし、成長チャンバ内に独立に導入することによっ
て、より複雑で、コントロールされた結晶構造をもち、
膜厚制御性のよい化合物半導体生成膜を形成することが
できるので、化合物半導体素子の性能向上と用途拡大を
図れる。
(実施例〕
以下、本発明を図示の一実施例により具体的に説明する
。
。
第1図は、本発明の光反応型GSMBE方式を用いたエ
ピタキシャル成長方法を説明する図、第2図(a) 、
(b)は、第1図の本発明の光反応型GSMBE方式
を用いたエピタキシャル成長方法により形成された成長
膜とそのエネルギーバンド構造を説明する図である。
ピタキシャル成長方法を説明する図、第2図(a) 、
(b)は、第1図の本発明の光反応型GSMBE方式
を用いたエピタキシャル成長方法により形成された成長
膜とそのエネルギーバンド構造を説明する図である。
これを第2図(a)の生成膜を例にとって本発明のエピ
タキシャル成長方法を説明する。
タキシャル成長方法を説明する。
第2図(a)において11はエピタキシャル成長される
GaA4板、12はエピタキシャル成長層の厚さ800
0人程度0高純度なアンド−ブドーGaAs層、13は
同じく厚さ60人程度の高純度アンド−ブドーA11−
X GaxAs層(x=0.3)である。この化合物半
導体生成膜は、第2図(b)のようなエネルギーバンド
構造をもち、高電子移動度トランジスタ(HEMT)作
製用の化合物半導体ウェハとして用いられる。
GaA4板、12はエピタキシャル成長層の厚さ800
0人程度0高純度なアンド−ブドーGaAs層、13は
同じく厚さ60人程度の高純度アンド−ブドーA11−
X GaxAs層(x=0.3)である。この化合物半
導体生成膜は、第2図(b)のようなエネルギーバンド
構造をもち、高電子移動度トランジスタ(HEMT)作
製用の化合物半導体ウェハとして用いられる。
第2図(b)は厳密には表面にA2のゲート電極が形成
されたときの状態であり、n型−A1.、 GaXAs
層14のドナーから発生した電子がアンド−ブドーA1
1−X Ga、AsN13とアンド−ブトGaAs層1
2との界面のアンドープ)−GaAs層12側に蓄積さ
れる。そしてアンド−ブドー^11−+l GaAs基
11とアンド−ブドーGaAs層12との伝導帯の底の
エネルギー差により電子が閉じ込められるので、これら
両層は一定程度以上、アンド−ブト層にする必要がある
。
されたときの状態であり、n型−A1.、 GaXAs
層14のドナーから発生した電子がアンド−ブドーA1
1−X Ga、AsN13とアンド−ブトGaAs層1
2との界面のアンドープ)−GaAs層12側に蓄積さ
れる。そしてアンド−ブドー^11−+l GaAs基
11とアンド−ブドーGaAs層12との伝導帯の底の
エネルギー差により電子が閉じ込められるので、これら
両層は一定程度以上、アンド−ブト層にする必要がある
。
いま、このアンド−ブドーGaAs層12には電子移動
度のクーロン散乱原因となる不純物イオンが存在しない
ので、蓄積電子は高移動度を有する。
度のクーロン散乱原因となる不純物イオンが存在しない
ので、蓄積電子は高移動度を有する。
そしてHEMTの動作時には蓄積電子は紙面に垂直な方
向に移動する。そして蓄積電子の量はn型A1.□Ga
、AsGaAs基11の量とゲート電極に印加するゲー
ト電圧とにより制御される。
向に移動する。そして蓄積電子の量はn型A1.□Ga
、AsGaAs基11の量とゲート電極に印加するゲー
ト電圧とにより制御される。
優れた特性をもつHEMTを作製するためには、上記説
明により半導体ウェハには■アンドーブドーGaAs層
12は高純度であること、■アンドープド−へ1.−.
Ga、As層13は薄くてかつ高純度であること、■
n梨型−ll−11 Ga、As層14においては厚さ
と不純物濃度とが制御された一定の値をもつこと、■ア
ンドーブドーGaAs層とアンド−ブドー^1.−1l
GaXAs層との境界が明確に区別できることが要求さ
れる。
明により半導体ウェハには■アンドーブドーGaAs層
12は高純度であること、■アンドープド−へ1.−.
Ga、As層13は薄くてかつ高純度であること、■
n梨型−ll−11 Ga、As層14においては厚さ
と不純物濃度とが制御された一定の値をもつこと、■ア
ンドーブドーGaAs層とアンド−ブドー^1.−1l
GaXAs層との境界が明確に区別できることが要求さ
れる。
本発明のエピタキシャル成長方法は、この要求を満たす
のに最適な方法である。
のに最適な方法である。
第1図において、lは成長チャンバ、11はGaAs基
板、5はGaAs基板11を加熱するためのヒータ、2
1,22,23.24はそれぞれトリエチルアルミ[(
CzHs)sAl]、 )リエチルガリウム[(cz+
+5LGal 、アルシン[AsHzl 、ジボラン[
5ixllJ の41a、42a、43a、44aは上
記それぞれのソースガスを各々が独立したそれぞれの光
分解室61,62.6364に入れるための電磁弁、4
1b、42b、43b、44bはそれぞれのソースガス
の排気用の電磁弁、41c、42c、43c、44cは
それぞれの光分解室61,62.63 64でソースガ
スを光分解してなる反応ガスを導入管?1 72.73
.74を介して成長チャンバ1内に導入するための電磁
弁、51,52,53.54はソースガスの光分解用の
波長193nmのエキシマレーザ光を光分解室61.6
2.63.64に必要に応じて選択的に照射するための
可動的な反射鏡を示す。
板、5はGaAs基板11を加熱するためのヒータ、2
1,22,23.24はそれぞれトリエチルアルミ[(
CzHs)sAl]、 )リエチルガリウム[(cz+
+5LGal 、アルシン[AsHzl 、ジボラン[
5ixllJ の41a、42a、43a、44aは上
記それぞれのソースガスを各々が独立したそれぞれの光
分解室61,62.6364に入れるための電磁弁、4
1b、42b、43b、44bはそれぞれのソースガス
の排気用の電磁弁、41c、42c、43c、44cは
それぞれの光分解室61,62.63 64でソースガ
スを光分解してなる反応ガスを導入管?1 72.73
.74を介して成長チャンバ1内に導入するための電磁
弁、51,52,53.54はソースガスの光分解用の
波長193nmのエキシマレーザ光を光分解室61.6
2.63.64に必要に応じて選択的に照射するための
可動的な反射鏡を示す。
先ず、GaAs基板11を成長チャンバl内の所定の位
置にセットし、成長チャンバl内を真空に引き始めた後
、ヒーター5でGaAs基板11を約400°Cに昇温
する。そして真空度が10−”torr程度になった時
、必要な電磁弁と反射鏡とを操作してエピタキシャル成
長を開始する。
置にセットし、成長チャンバl内を真空に引き始めた後
、ヒーター5でGaAs基板11を約400°Cに昇温
する。そして真空度が10−”torr程度になった時
、必要な電磁弁と反射鏡とを操作してエピタキシャル成
長を開始する。
第1図の状態は第2図(a)のアンド−ブドーAI+−
1lGaJs層の成長が開始されたところを示している
。必要なソースガスは、トリエチルアルミ。
1lGaJs層の成長が開始されたところを示している
。必要なソースガスは、トリエチルアルミ。
トリエチルガリウム、アルシンで、電磁弁41a。
42a、43aが開けられ、各ソースガスがそれぞれ独
立の光分解室61,62.63に導入される。ここで反
射鏡51.52.53のみ動かしてエキシマレーザ光を
各光分解室61,62.63に照射し、ソースガスを分
解してAI、 Ga、 Asの分子を含んだ反応ガスに
変換する。それぞれのソースガスの量と照射時間は形成
する生成膜の種類と厚さによって決められる。この制御
は比較的容易にできる。いま、電磁弁41b、42b、
43bは閉じられており、電磁弁41c、42c、43
Cを開けてやることにより導入管?1,72.73を介
して成長チャンバ1内に決まった量の3種の反応ガスの
みが導入されて、AI、 Ga、 Asの分子がGaA
s基板11表面に物理吸着する。そしてGaAs基板1
1表面はヒータ5により400 ’C程度に温められて
いるので、各分子は表面のエネルギー的に安定な位置に
移動してアンド−ブドーAl1−、tGa。
立の光分解室61,62.63に導入される。ここで反
射鏡51.52.53のみ動かしてエキシマレーザ光を
各光分解室61,62.63に照射し、ソースガスを分
解してAI、 Ga、 Asの分子を含んだ反応ガスに
変換する。それぞれのソースガスの量と照射時間は形成
する生成膜の種類と厚さによって決められる。この制御
は比較的容易にできる。いま、電磁弁41b、42b、
43bは閉じられており、電磁弁41c、42c、43
Cを開けてやることにより導入管?1,72.73を介
して成長チャンバ1内に決まった量の3種の反応ガスの
みが導入されて、AI、 Ga、 Asの分子がGaA
s基板11表面に物理吸着する。そしてGaAs基板1
1表面はヒータ5により400 ’C程度に温められて
いるので、各分子は表面のエネルギー的に安定な位置に
移動してアンド−ブドーAl1−、tGa。
As層が形成される。このとき基板加熱温度は低いので
、残留ガスがあっても活性化されず、高純度の結晶が得
られる。この成呆は各分子を任意の組み合わせで成長チ
ャンバ1内に入れて行う、単一層ずつの成長を行うこと
によっても達成できる。
、残留ガスがあっても活性化されず、高純度の結晶が得
られる。この成呆は各分子を任意の組み合わせで成長チ
ャンバ1内に入れて行う、単一層ずつの成長を行うこと
によっても達成できる。
たとえば、GaとAlとを同時に、次にAsをという組
合せ、順序で行うこともできる。
合せ、順序で行うこともできる。
アンドープ)−A1.−0GawA4の成長が終了した
後、いったん電磁弁41c、42c、43cを閉め、更
に41b、42b、43bをあけて排気しておき、次に
44aを開けてStJ&ソースを光分解室64に入れる
0次に反射鏡を動かし、エキシマレーザ光を照射して分
解し、Si分子を含んだ反応ガスとする。次に41b〜
44bを閉めて41c〜44cをすべて開けてやり、S
iドープのn型−A1.□GaXAs層の成長を始める
。
後、いったん電磁弁41c、42c、43cを閉め、更
に41b、42b、43bをあけて排気しておき、次に
44aを開けてStJ&ソースを光分解室64に入れる
0次に反射鏡を動かし、エキシマレーザ光を照射して分
解し、Si分子を含んだ反応ガスとする。次に41b〜
44bを閉めて41c〜44cをすべて開けてやり、S
iドープのn型−A1.□GaXAs層の成長を始める
。
説明は省略するが、同様な方法で他の種類の生成膜もエ
ピタキシャル成長でき、第2図(a)のような化合物半
導体ウェハを提供できる。
ピタキシャル成長でき、第2図(a)のような化合物半
導体ウェハを提供できる。
〔発明の効果)
以上のように本発明のエピタキシャル成長方法の特徴を
まとめると、次のようになる。
まとめると、次のようになる。
■成長チャンバ内に残留ガスが残っていても成長チャン
バ外で必要なソースガスのみを光分解して、成長チャン
バ内に導入でき、かつ基板加熱の温度を低温に保持して
いるので、不必要な残留ガスが基板上で反応生成するこ
とはなく、結晶の高純度化および明確な境界をもった異
なった成長層の形成が達成できる。
バ外で必要なソースガスのみを光分解して、成長チャン
バ内に導入でき、かつ基板加熱の温度を低温に保持して
いるので、不必要な残留ガスが基板上で反応生成するこ
とはなく、結晶の高純度化および明確な境界をもった異
なった成長層の形成が達成できる。
■各ソースガスに独立に備えられた可動的な反射鏡によ
り必要な時必要な時間だけ必要なソースガスを光分解で
きるので、結晶構成原子の比率やドーピング量、生成W
1厚をよく制御できる。
り必要な時必要な時間だけ必要なソースガスを光分解で
きるので、結晶構成原子の比率やドーピング量、生成W
1厚をよく制御できる。
従って化合物半導体素子の性能向上に有効である。
第1図は、本発明の光反応型GSMBE方式を用いたエ
ピタキシャル成長方法を説明する図、第2図(a)、
(b)は、本発明の光反応型GSMBE方弐を用5た
エピタキシャル成長方法により形成された生成膜とその
エネルギーバンド構造説明図、 第3図は、従来の光反応型GSMBE方弐を用5たエピ
タキシャル成長方法を説明する図である。 〔符号の説明〕 1.101・・・成長チャンバ、 102・・・光照射窓、 103a、103b=−・ソースガス導入管、104a
104b・・・電磁弁、 5.105・・・ヒーター 106・・・集光レンズ、 11 、 111−GaAs%仮、 21.22.23.24・・・ガスソース、41a 42a。 3a 44a。 1b 3b 4 1、 c 2c 43c・・・電磁弁、 52゜ 53゜ 54・・・反射鏡、 61゜ 63゜ 64・・・光分解室、 72゜ 73゜ 74・・・導入管。
ピタキシャル成長方法を説明する図、第2図(a)、
(b)は、本発明の光反応型GSMBE方弐を用5た
エピタキシャル成長方法により形成された生成膜とその
エネルギーバンド構造説明図、 第3図は、従来の光反応型GSMBE方弐を用5たエピ
タキシャル成長方法を説明する図である。 〔符号の説明〕 1.101・・・成長チャンバ、 102・・・光照射窓、 103a、103b=−・ソースガス導入管、104a
104b・・・電磁弁、 5.105・・・ヒーター 106・・・集光レンズ、 11 、 111−GaAs%仮、 21.22.23.24・・・ガスソース、41a 42a。 3a 44a。 1b 3b 4 1、 c 2c 43c・・・電磁弁、 52゜ 53゜ 54・・・反射鏡、 61゜ 63゜ 64・・・光分解室、 72゜ 73゜ 74・・・導入管。
Claims (3)
- (1)1または2以上のソースガスを独立に光分解して
該ソースガスにラジカルを発生させて反応ガスとした後
、該反応ガスを成長チャンバ内に導入して、該成長チャ
ンバ内の半導体基板上に生成膜を形成する分子線エピタ
キシャル成長方法。 - (2)1または2以上のソースガス発生手段と、該ソー
スガスを独立に光分解してラジカルを発生させ反応ガス
に変換する光分解手段と、 該反応ガスを成長チャンバ内に独立に導く導入管と、 該各導入管から導入された反応ガスにより半導体基板上
に生成膜を形成する成長チャンバとを有することを特徴
とする分子線成長装置。 - (3)請求項2に記載の光分解手段は、光分解用の光を
発する光源と該光源から出た光の方向を変更する可動的
な反射鏡と光分解室とを備えていることを特徴とする分
子線エピタキシャル成長装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24571588A JPH0292891A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 分子線エピタキシャル成長方法及びその成長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24571588A JPH0292891A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 分子線エピタキシャル成長方法及びその成長装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0292891A true JPH0292891A (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=17137723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24571588A Pending JPH0292891A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 分子線エピタキシャル成長方法及びその成長装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0292891A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05234912A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Nippon Steel Corp | 有機金属化学気相成長装置 |
JPH05234910A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Nippon Steel Corp | 有機金属化学気相成長装置 |
JPH05234911A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Nippon Steel Corp | 有機金属化学気相成長装置 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP24571588A patent/JPH0292891A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05234912A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Nippon Steel Corp | 有機金属化学気相成長装置 |
JPH05234910A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Nippon Steel Corp | 有機金属化学気相成長装置 |
JPH05234911A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Nippon Steel Corp | 有機金属化学気相成長装置 |
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