JPH0292524A - 自動車用スポイラ製造方法 - Google Patents

自動車用スポイラ製造方法

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Publication number
JPH0292524A
JPH0292524A JP24580388A JP24580388A JPH0292524A JP H0292524 A JPH0292524 A JP H0292524A JP 24580388 A JP24580388 A JP 24580388A JP 24580388 A JP24580388 A JP 24580388A JP H0292524 A JPH0292524 A JP H0292524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
spoiler
fiber
resin
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP24580388A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Iwamoto
勝敏 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP24580388A priority Critical patent/JPH0292524A/ja
Publication of JPH0292524A publication Critical patent/JPH0292524A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車に用いられるスポイラに関し、特にウ
ィングタイプとして好適のスポイラの製造方法に関する
〔従来の技術〕
従来の自動車用スポイラの製造方法としては、第3図に
示すように、硬質ウレタンフオームからなる芯材lに半
硬質ウレタンフオームからなる外層2を形成する手段や
、第4図に示すように、熱可塑性樹脂を用いてプレス加
工によりスポイラ3を形成する手段がある。
また、第5図に示すように、管状の素材を用いてブロー
成形によりスポイラ4を形成する手段や、第6図に示す
ように、それぞれプレス加工により成形した上半部5a
および下半部5bを相互に接着まt:は融着により一体
化する手段も従来から行なわれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上述のような従来のスポイラ製造方法では、第
3〜5図に示す手段の場合、いずれも剛性の大きいスポ
イラを形成することができないので、ウィングタイプの
スポイラ(車体表面から離隔するように、支柱を介して
取り付けられたスポイラ)を製作することが難しくなる
という問題点がある。
また、第6図に示す手段では、上半部51と下半部5b
とからなる2ピース構造となるため、接合工数を必要と
するほか、継ぎ目が現れて外観が悪くなるという問題点
もある。
本発明は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、剛性および強度の高いスポイラを一体成形で製造
できるようにした方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明の自動車用スポイラ
製造方法は、硬質の芯材の外周面に繊維の巻回層を形成
してから、これを型内に圧縮装填して同型内に樹脂を注
入することにより、同樹脂と上記繊維の巻回層とからな
るFRP層を形成し、ついで同FRP層の表面に、塗装
または発泡樹脂の形成による表面層を設けることを特徴
としている。
〔作   用〕
上述の本発明の自動車用スポイラ製造方法では、硬質の
芯材の外周面に繊維の巻回層を形成されたものが、その
繊維の巻回層を圧縮されるようにして型内に装填される
そして、上記型内に樹脂を圧入することにより、同樹脂
と上記繊維の巻回層とからなるFRP層が形成される。
ついで上記FRP層の表面に塗装または発泡樹脂の形成
による表面層が設けられる。
〔実 施 例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図は本発明の第1実施例としての自動車用スポイラ
製造方法により作られたスポイラの横断面図、第2図は
本発明の第2実施例としての自動車用スポイラ製造方法
により作られたスポイラの横断面図である。
まず、本発明の第1実施例について説明すると、第1図
に示すように、硬質ウレタンフオームあるい1まPSフ
オーム、PEフオーム、PPフオーム等からなる硬質の
芯材11の外周面に、炭素繊維またはガラス繊維の巻回
層12が、プリフォームマシンまたはフィラメントワイ
ンディング装置を用いて形成される。
このようにして、硬質の芯材11の外周面に繊維の巻回
層12を形成されたものが、その繊維の巻回層12を圧
縮されるようにして図示しない型内に装填される。
そして、上記型内にポリエステル系やエポキシ系の樹脂
を圧入して繊維の巻回層12へ含浸させることにより、
同樹脂と上記繊維の巻回層12とからなるFRP層(繊
維強化樹脂)12″が形成される。
ついでFRP層12″の表面に、塗装による表面層13
が設けられ、これにより外観の向上がはかられる。
上述のごとく、この自動車用スポイラ製造方法では、繊
維の巻回層12が圧縮されるようにして型内に装填され
るので、型内で繊維のずれを生じることがなく、このよ
うにして樹脂の注入によりFRPJI!12’を内蔵さ
せ、剛性および強度の高められたスポイラSが、一体成
形で能率よく製造できるようになり、ウィングタイプの
スポイラの需要にも容易に対応できるようになる利点が
ある。
また、上述のFRP層12’でスポイラとしての剛性お
よび強度が高められるため、芯材11の材質としては低
密度の軽量フオーム材を使用して、スポイラの軽量化を
はかれる利点もある。
次に本発明の第2実施例について説明すると、第2図に
示すように、この実施例の場合も前述の第1実施例の場
合と同様に、硬質ウレタン7オームアルいはPSフオー
ム、PEフオーム、PPフオーム等からなる硬質の芯材
11の外周面に、炭素繊維またはガラス繊維の巻回層1
2が、プリフォームマシンまたはフィラメントワインデ
ィング装置を用いて形成される。
このようにして、硬質の芯材11の外周面に繊維の巻回
層12を形成されたものが、その繊維の巻回層12を圧
縮されるようにして図示しない型内に装填される。
そして、上記型内にポリエステル系やエポキシ系の樹脂
を圧入して繊維の巻回層12へ含浸させることにより、
同樹脂と上記繊維の巻回層12とからなるFRP層(繊
維強化樹脂)12′が形成される。
ついでFRP層12′の表面に発泡樹脂の形成による表
面層14が設けられる。
このようにして、この第2実施例では、前述の第1実施
例の場合と同様の効果が得られるほか、発泡隈(脂の形
成による表面層14が設けられることにより、外観の向
上き軟らかい感触とが得られるようになる利点がある。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明の自動車用スポイラ製造方法によれ
ば、次のような効果ないし利点が得られる。
(D  繊維の巻回層が圧縮されるようにして型内に装
填されるので、型内で繊維のずれを生じない利点がある
(2)  FRP層を内蔵させるようにして、剛性およ
び強度の高められたスポイラが、一体成形で能率よく製
造できるようになり、ウィングタイプのスポイラの需要
にも容易に対応できるようになる。
(3)FRP層でスポイラとしての剛性および強度が高
められるため、芯材の材質としては低密度の軽量フオー
ム材を使用して、スポイラの軽量化をはかれるようにな
る。
(4)FRP層の表面に塗装または発泡樹脂の形成によ
る表面層が設けられることにより、外観の向上がもたら
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例としての自動車用スポイラ
製造方法により作られたスポイラの横断面図、第2図は
本発明の第2実施例としての自動車用スポイラ製造方法
により作られたスポイラの横断面図であり、第3図、第
4図、第5図および第6図はそれぞれ従来の自動車用ス
ポイラ製造方法により作られたスポイラの横断面図であ
る。 11・・・芯材、12・・・繊維の巻回層、12’・・
・FRP層、13・・・塗装による表面層、14・・・
発泡樹脂の形成による表面層、S・・・スポイラ。 代理人 弁理士 飯 沼  義 彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硬質の芯材の外周面に繊維の巻回層を形成してから、こ
    れを型内に圧縮装填して同型内に樹脂を注入することに
    より、同樹脂と上記繊維の巻回層とからなるFRP層を
    形成し、ついで同FRP層の表面に、塗装または発泡樹
    脂の形成による表面層を設けることを特徴とする、自動
    車用スポイラ製造方法。
JP24580388A 1988-09-29 1988-09-29 自動車用スポイラ製造方法 Pending JPH0292524A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0251187U (ja) * 1988-10-03 1990-04-10

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5432577A (en) * 1977-08-17 1979-03-09 Sekisui Chem Co Ltd Molding of reinforced resin tube

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