JPH0291622A - 乗り物用調光体の製造方法 - Google Patents

乗り物用調光体の製造方法

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JPH0291622A
JPH0291622A JP24235188A JP24235188A JPH0291622A JP H0291622 A JPH0291622 A JP H0291622A JP 24235188 A JP24235188 A JP 24235188A JP 24235188 A JP24235188 A JP 24235188A JP H0291622 A JPH0291622 A JP H0291622A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電圧の印加により、その少なくとも一部の透
過状態が変化する乗り物用調光体及びその製造方法に関
するものである。
[従来の技術] 近年、自動車等の乗り物への太陽光線の差し込みを避け
、かつ、運転者等の視野を確保するため、自動車のフロ
ントガラスやバスのサイドガラスの上方に着色部を設け
ることが行なわれている。
これには、例えば、部分的に染色したポリビニルブチラ
ール膜を2枚のガラス板の間に挾んで合せガラス化した
ものや、ガラス表面に部分的に模様を印刷したもの等が
知られている。
これには、着色部と非着色部との間に色が徐々に変わる
、所謂ぼかし部を有するものも多く知られている。
しかし、これらの部分着色ガラスは、その光学的性質が
固定化されているため、夜間や薄暗い時に着色部分は見
えなくなったり、極めて見えにくくなったりする。また
、寒い季節等にむしろ太陽光を取り入れたいときにも、
変更がきかないという欠点があった。
一方、電圧により光の透過状態を制御する素子として、
ツイストネマチック(TN)液晶やゲストホスト(GH
)液晶を用いた液晶表示素子や、エレクトロクロミック
(EC)物質を用いたエレクトロクロミック素子がある
そこで、これらの光の透過状態を制御する素子をこの乗
り物用の部分着色ガラスに使用することが提案されてい
る。
[発明の解決しようとする問題点] しかし、TN液晶は大面積で均一な基板間隙の素子を製
造することが困難であり、偏光膜を使用するために、透
過状態でもかなり暗いものになってしまい、かつ、徐々
に透過状態が変化する所謂ぼかしをつけることは極めて
困難であった。
また、GH液晶も大面積で均一な基板間隙の素子を製造
することは困難であり、使用する色素が太陽直射光に対
しては弱いものが多(耐久性に疑問があり、かつ、やは
りぼかしをつけることは極めて困難であった。
EC素子は、EC物質層の厚みを徐々に薄くすることに
より、容易にぼかしを付けることはできるが、やはり大
面積の素子は製造が困難であり、電流駆動型の素子であ
るため、大面積の素子の場合、駆動電流が大きくなり、
透明電極のように抵抗値が高い電極を用いる場合には、
応答が極めて遅くなり、数分以上の時間がかかるという
ような問題点を有していた。
このため、自動車のフロントガラスのような大面積の乗
り物用の透明体に組合されて、ぼかし模様を有する調光
機能を生じせしめる調光体が望まれていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の課題を解決すべ(なされたものであり
、乗り物用の透明体であって電圧の印加によりその少な
くとも一部の透過状態が変化する乗り物用調光体におい
て、調光体が電圧により透過−散乱を制御する調光体で
あり、透過状態が徐々に異なっている部分を有すること
を特徴とする乗り物用調光体、及び、その調光体が一対
の電極付きの基板間に硬化物マトリックス中に液晶物質
が分散保持されたフィルム状液晶層を挟持したものであ
ることを特徴とする乗り物用調光体、及び、乗り物用の
透明体であって電圧の印加によりその少なくとも一部の
透過状態が変化する乗り物用調光体の製造方法において
、得られる硬化物の屈折率が、使用する液晶物質の常光
屈折率(n0)、異常光屈折率(no)または液晶物質
がランダムに配向するした場合の屈折率(nx)のいず
れかと一致するように選ばれた硬化物マトリックスを形
成する光硬化性化合物と液晶物質との混合物を、一対の
電極付基板間に挟持し、全体を光硬化させる際に、その
一部分は電圧を印加しつつ硬化させ、透過状態が徐々に
異なっている部分を形成することを特徴とする乗り物用
調光体の製造方法、及び、全体を光硬化させる際に、部
分的に異なる温度条件下で硬化物の原料である光硬化性
化合物を硬化をさせ、透過状態が徐々に異なっている部
分を形成することを特徴とする乗り物用調光体の製造方
法を提供するものである。
本発明では、調光体が液晶等の電気光学媒体を使用して
、電圧により透過−散乱を制御する調光体であり、透過
状態が徐々に異なっている部分を有する調光体であるの
で、電圧制御により、全体を完全に透過状態にしたり、
その一部に透過状態が徐々に異なっている部分、所謂ぼ
かし部分を有する状態に容易にすることができる。
本発明では、電圧により透過−散乱を制御する調光体で
、充分に高い電圧もしくはある程度の電圧を印加した状
態または電圧を印加していない状態で透過状態が徐々に
異なっている部分を有する調光体であれば使用できる。
具体的には、消費電流の点から液晶を用いた素子が好ま
しく、特に、一対の電極付きの基板間に硬化物マトリッ
クス中に液晶物質が分散保持されたフィルム状液晶層を
挟持したものが最適である。
この調光体は、特定の印加電圧(電圧非印加の場合も含
む)を印加した状態でぼかし部分が得られ、他の特定の
印加電圧(電圧非印加の場合も含む)を印加した状態で
完全に透過状態となればよい。具体的には、電圧非印加
時に部分的にぼかし部分が得られ、充分高い電圧印加時
に完全に透過状態になる等である。
このような調光体は、電極付の基板間に透過−散乱状態
を変化させる電気光学媒体が挟持した素子で構成されて
いるので、その基板自体が乗り物用に使用されるガラス
、プラスチック等の透明体である場合には、素子自体を
乗り物用調光体として使用できる。
また、その基板自体が強度等でそのままでは乗り物用調
光体として使用できない場合には、乗り物用の透明体と
して使用できるガラス、プラスチック等の透明体を積層
したり、その間に挟んだりして乗り物用調光体とすれば
よい。具体的には、素子の基板としては、薄いプラスチ
ック基板を使用し、 2枚のガラス板の間に挟めば、合
せガラス状になる。
第1図は、その上部に上側はど散乱度が高くなる乗り物
用調光体1を示す正面図であり、(A)はぼかし状態を
示し、(B)は完全に透過状態を示す。なお、2はぼか
し部分を示しており、(A)では表われているが、(B
)では消えている。
第2図は、調光機能を有する素子13が、透明体14に
、接着層15で貼り付けられた状態を示す断面図である
第3図は、調光機能を有する素子23が、2枚の透明体
24A、24Bの間に接着層25で貼り付けられて合せ
ガラス状にされた状態を示す断面図である。この例では
、調光機能を有する素子23が透明体24A、24Bよ
りわずかに小さい大きさにされているが、透過率が変化
しなくてよい透過部分には調光機能を有する素子を配置
しないようにしてもよい。
本発明の乗り物用調光体は、自動車、列車等のフロント
ガラス、サイドガラス、観光バス、観光列車や観光船等
の屋根まで曲がり込んだサイドガラス、航空機の風防ガ
ラス等種々の用途がある。いずれも主として太陽光等を
運転者、お客が好みにより取り入れたり、弱くしたりす
るのに使用される。
本発明では、硬化物マトリックス中に液晶物質が分散保
持されたフィルム状液晶層を用いることが好適であるの
で、これを取り上げてより具体的に説明する。
このようなフィルム状液晶層では、具体的には、硬化物
マトリックスの屈折率が、液晶物質の常光屈折率(n0
)、異常光屈折率(nx)または液晶物質がランダムに
配向するした場合の屈折率(n8)のいずれかと一致す
るようにされる。電圧印加状態により、硬化物マトリッ
クスの屈折率と液晶物質の上記いずれかの屈折率とが一
致した時に、このフィルム状液晶層は透過状態になり、
一致しない時にフィルム状液晶層は散乱状態になる。
このため、本発明では、部分的に散乱時の透過率をあら
かじめ低くした部分を形成して、ぼかし部分を形成する
か、液晶のしきい値電圧を部分的に変えである電圧を印
加しても透過状態が異なるようにされればよい。
その例を、得られる硬化物の屈折率が、使用する液晶物
質の常光屈折率(no)または異常光屈折率(nx)の
いずれかと一致するように選ばれた硬化物マトリックス
中に液晶物質が分散保持されたフィルム状液晶層を用い
た場合を例にとって説明する。
このようなフィルム状液晶層は、電圧を印加しない状態
では、硬化物マトリックス屈折率と配列していない(ラ
ンダムに配向)液晶物質の屈折率(n8)とが一致しな
いため、散乱状態(白濁状態)であり、しきい値電圧よ
りも充分高い電圧を印加した状態では、硬化物マトリッ
クス屈折率と配列した液晶物質の屈折率(nxあるいは
n、)とが一致するため、透過状態となる。
このため、自動車のフロントガラス用等の場合には、ぼ
かしを付けたい部分以外、即ち、常に透過状態とされる
部分は、このフィルム状液晶層が電圧印加状態によらず
常に透過状態となるようにされるか、使用時には常に電
圧を印加して透過状態にするようにする。この電圧印加
状態によらず常に透過状態にするためには、フィルム状
液晶層を硬化する際に、電圧を印加した状態で硬化すれ
ばよい。
ぼかしを付けたい部分は、部分的に散乱時の透過率をあ
らかじめ低(した部分を形成する、または液晶のしきい
値電圧を部分的に変えればよい。
具体的には、前者の場合には、フィルム状液晶層を形成
する硬化工程の際に、特定の部分のみに電圧を印加しつ
つ硬化させることにより、部分的に散乱時の透過率をあ
らかじめ低くした部分を形成することができる。この印
加電圧、硬、化期間中の車圧印加時間等により、その散
乱時の透過率は制御できるので、それらは実験的に決定
すればよい。
本発明では、特に、硬化物の原料として光硬化性化合物
ケ使用して、光露光による硬化時に電圧を印加しつつ硬
化させることにより、容易に得ることができる。
具体的には、部分的に透過率が徐々に変化しているマス
クを用いて、電圧を印加しつつ光を照射しつつ一定時間
硬化させ、次いでマスクを除去して、電圧を印加せずに
再度光照射して硬化を完了させればよい。もちろん、こ
の逆も可能である。
また、後者の場合には、このフィルム状液晶層を形成す
る硬化工程の際に、特定の部分のみその硬化条件を変え
ることにより、部分的にそのフィルム状液晶層のしきい
値電圧または飽和電圧が異なる部分を形成できる。これ
は、具体的には、温度、光等であり、実験的に決定すれ
ばよい。
この他、部分的に基板間隙を変化させても部分的にその
フィルム状液晶層のしきい値電圧または飽和電圧が異な
る部分を形成できるが、制御が困難になり易いので、上
記のように基板間隙は同じで硬化条件を変える方が好ま
しい。
特に、硬化物の原料として光硬化性化合物を使用して、
光露光による硬化時に温度を変えて硬化させることによ
り、容易に得ることができる。
具体的には、部分的に温度を変えて同時に光露光しても
よいし、透過率が徐々に変化しているマスクを用いて光
を照射しつつ、温度を徐々に上昇または低下させて硬化
させればよい。
もちろん、透過状態が段階的に変化するようにしたい場
合等には、マスクを配置しである温度T、に保ち、光照
射してマスクされていない部分を硬化させ、次いでマス
クを変えるか移動して他の温度T2で再度光照射し、こ
れを繰り返して未硬化の部分を硬化さでもよい。
これらの印加電圧、硬化条件は、目的、使用材料等によ
り、実験的に定められれば良い。
また、本発明の素子は、光露光により硬化させられた硬
化物の屈折率が、使用する液晶物質がランダムに配向し
た場合の屈折率(nx)と一致するようにされることも
できる。ここでいうランダムに配向するとは、全ての液
晶分子が基板面に対して平行又は垂直に配列しているの
でな(、硬化物マトリックスを構成する網目もしくはカ
プセル等の影響により種々の方向を向いていることを表
わす。
この場合には、電圧が印加されていない状態では、配列
していない(ランダムに配向)液晶物質の屈折率(n8
)と硬化物マトリックスの屈折率とが一致するため、透
過状態を示す。逆に、電圧を印加した場合には、配列し
た液晶物質の屈折率(noあるいはnj と硬化物マト
リックスの屈折率とが一致しないため、散乱状態(白濁
状態)を示すこととなる。
これにより電圧を印加しない状態で透明の素子が得られ
るが、光硬化により得られた硬化物マトリックスが網目
状もしくはカプセル状に存在し、液晶がこの硬化物マト
リックスの影響を受はランダムに配向しているのと同様
の状況にあるため、均一な状態とすることが難しいとい
う問題点がある。
これは、前者のように垂直または水平に配向させた場合
には、均一に配向させやすいが、ランダムに配向させる
のは、マクロ的にみればランダムであっても、部分的に
みれば配向状態が微妙に異なり、屈折率の差を生じ、こ
れがムラとなって見え易いためである。
本発明ではこの硬化物マトリックスの屈折率と、使用す
る液晶物質の屈折率(no、n6、n8のいずれか)と
を一致させるものである。この−致とは完全に一致させ
ることが好ましいものであるが、透過状態に悪影響を与
えない程度に、はぼ一致するようにしておけば良い。具
体的には、屈折率の差を0.15程度以下にしておくこ
とが好ましい。これは、液晶物質により硬化物マトリッ
クスが膨潤して、硬化物マトリックスが本来持っていた
屈折率よりも液晶物質の屈折率に近ず(ため、この程度
の差があっても、光はほぼ透過するようになる。
本発明では光硬化性化合物を用いて、光硬化させて硬化
物マトリックスを形成することが好ましい。
これにより、前述のように、所望の部分に散乱状態で光
の透過率が徐々に異なる部分を、または、所望の部分に
しきい値電圧または飽和電圧が徐々に異なるフィルム状
液晶層を形成することが容易にできる。即ち、基板の表
面に光を遮光するマスクを配置して、透過率が徐々に変
化しているマスク、硬化時の電圧印加、または硬化時の
温度変化等の簡単な操作により、容易にぼかし部分を有
するフィルム状液晶層を形成できる。
この光硬化性とは、赤外線、可視光線、紫外線、電子線
によって硬化する化合物であればよい。その光の作用も
、硬化を促進するものであれば何でもよ(、光子、電子
、熱のいずれによってでもよい。
従って、光硬化性化合物は、ビニル重合、付加重合、縮
合重合、カチオン重合、アニオン重合、リビング重合等
何れであってもよいが、水分、腐食性物質等の液晶物質
を劣化させるおそれのある物質を発生する縮合重合は一
般的にみて好ましくない。
また、重合の系は、均一、不均一系を問わない。例えば
、光硬化性化合物と液晶との混合物であってもよいし、
光硬化性化合物と液晶をポリビニルアルコール等と混合
しマイクロカプセル化したものでもよい。
この光硬化性化合物の具体的な例としては、モノアクリ
レート、ジアクリレート、N−置換アクリルアミド、N
−ビニルピロリドン、スチレン及びそれらの誘導体、ポ
リオールアクリレート、ポリエステルアクリレート、ウ
レタンアクリレート、エポキシアクリレート、シリコー
ンアクリレート、フロロアルキルアクリレート、ポリブ
タジェン骨格、イソシアヌル酸骨格またはヒダントイン
骨格等を有するアクリレート、不飽和シクロアセタール
などに代表される単官能及び多官能ビニル基を有する化
合物が例示される。
本発明では、これら種々の光硬化性ビニル系化合物の使
用が好ましい。中でも、アクリロイル系化合物を使用す
ることが、光露光後の液晶と硬化物の相分離状態及びそ
の均一性にすぐれていること、また光露光による硬化速
度が速(硬化物が安定であることから好ましい。尚ここ
でいうアクリロイル系化合物のアクリロイル基は、α位
、β位の水素がフェニル基、アルキル基、ハロゲン、シ
アン等で置換されていてもよい。
本発明では、これらの光硬化性ビニル系化合物の内、光
照射によって重合硬化するもの、特に重合高分子化する
オリゴマーを含有するものが好ましい。
具体的には、光硬化性ビニル系化合物としてビニル基を
2個以上含有するアクリルオリゴマーを15〜70wt
%含有することが好ましく、光硬化後に硬化に伴う収縮
が少なく、液晶光学素子に微小なりラックが発生しにく
(、成形性が良好となる。この微小クラックが多(なれ
ば、光透過状態での光の透過率が低下する傾向となり、
素子の性能が低下する。このアクリルオリゴマーの粘度
は高すぎても低すぎても成形性に悪影響を与えるので5
0℃で150〜500000cps程度とすることが好
ましい。
本発明で使用される液晶物質は、ネマチック液晶物質、
スメクチック液晶物質等があり、単独で用いても組成物
を用いても良いが、動作温度範囲、動作電圧など種々の
要求性能を満たすには組成物を用いた方が有利といえる
。特に、ネマチック液晶の使用が好ましい。
また、使用される液晶物質は、硬化性化合物に均一に溶
解することが好ましく、硬化後の硬化物マトリックスと
は溶解しない、もしくは溶解困難なものが必要であり、
組成物を用いる場合は、個々の液晶物質の溶解度ができ
るだけ近いものが望ましい。
特に、液晶物質と光硬化性化合物とを用い、光硬化過程
を経ることにより、液晶物質と硬化物とを相分離により
固定化させ、硬化物マトリックス中に液晶物質が散在し
た構造となり、液晶と硬化物マトリックスの分布が一様
となり、外観品位、生産性に優れた素子を容易に製造で
きる。
本発明の素子を製造する際、硬化性化合物と液晶物質と
は5:95〜45:55程度の混合物とすればよく、液
状ないしは粘稠物として使用されればよい。
また、フィルム状液晶層を形成するための硬化性化合物
と液晶物質との混合物は、硬化性化合物及び液晶物質と
も単独もしくは複数混合で用いてもよ(、素子作成に必
要な改質剤、作成した素子の改質剤などを含んでいても
よい。具体的には、架橋剤、界面活性剤、希釈剤、増粘
剤、消泡剤、接着性付与剤、安定剤、吸収剤、色素、重
合促進剤、連鎖移動剤、重合禁止剤、顔料、色素等を含
んでいてよい。
本発明の素子を製造する際、調製する硬化性化合物と液
晶物質との混合物は液状であっても粘稠物であっても均
一に混合されていれば良く、素子の製造方法によって最
適なものを選べば良い。たとえば、Ina(13−3n
O□、 SnO□等の透明電極付のガラス基板を相対向
するように配して周辺をシールしたセルには、液状で注
入した方が一般に便利であり、透明電極付のプラスチッ
ク、ガラス等の基板に塗布し、対向する基板を重ね合わ
せようとする場合には、一般に粘稠状態の方が便利であ
る。
基板間ギャップは、 5〜100μmにて動作すること
ができるが、印加電圧、オン・オフ時のコントラストを
配慮すれば、7〜40μmに設定することが適当である
このようにして、基板に保持した混合物を硬化させる。
この場合、光硬化性化合物を用い、光露光により、液晶
物質と硬化物マトリックスとの相分離状態で固定化する
ことが好ましい。
硬化物の屈折率を液晶物質の00またはn6と一致させ
る場合には、光露光前は、基板に保持された内容物は均
一に溶解していれば、無色透明であるが、光露光後は配
列していない液晶物質と硬化物マトリックスとによる屈
折率散乱のため白濁状態となる。もちろん、電圧を印加
しつつ硬化した部分があれば、その白濁度がが低(なっ
ていたり、透過状態になっている。
この素子は、しきい値以上の電圧印加することにより、
液晶物質が配列しはじめ、硬化物と屈折率が近づくため
透過率が上り、飽和電圧以上の電圧を印加することによ
り、硬化物と屈折率が一致し高い透過状態となる。この
場合、部分的にしきい値電圧または飽和電圧が異なる部
分があれば、透過状態になるまでの間に部分的に透過状
態が異なる部分が出現する。
また、硬化物マトリックスの屈折率を液晶物質の屈折率
(nx)と一致させた場合には、光露光前は、基板に保
持された内容物は均一に溶解していれば、無色透明であ
り、光露光後は配列していない液晶物質と硬化物による
屈折率が一致するため透過状態となる。
この素子の場合には、電圧を印加しつつ硬化すると完全
に透過状態にならなくなるため、部分的にしきい値電圧
または飽和電圧が異なるようにされる。この素子に、電
圧印加することにより、液晶物質が配列し、硬化物と屈
折率がずれて散乱するため白濁状態となる。この場合、
部分的にしきい値電圧または飽和電圧が異なる部分があ
れば、白濁状態になるまでの間に部分的に透過状態が異
なる部分が出現する。
このほか、この液晶中に2色性色素や単なる色素、顔料
を添加したり、硬化性化合物として着色したものを使用
したり、基板に着色基板を使用したり、カラーフィルタ
ーを積層したりして特定の色を付けることもできる。
液晶物質を溶媒として使用し、光露光により光硬化性化
合物を硬化させることにより、硬化時に不要となる単な
る溶媒や水を蒸発させる必要がないため、密閉系で硬化
でき、信頼性が高(1、かつ、光硬化性化合物で2枚の
基板を接着する効果も有するため、シール剤を不要にす
ることもできる。
このため、一方の電極付基板上に光硬化性化合物及び液
晶物質の溶解物を供給し、さらにその上に他方の電極付
基板を重ね合せ、その後、光を照射して硬化させるとい
う生産性の良い製造方法が採用できる。
特に、電極付基板にプラスチック基板を使用することに
より、連続プラスチックフィルムを使用した薄型の長尺
の液晶光学素子が容易に製造でき、ガラス、プラスチッ
ク等の透明体と積層、または透明体間に挟持させ易い。
このようなフィルム状液晶層を使用することにより、大
面積にしても、上下の透明電極が短絡する危険性が低く
、かつ、通常のツイストネマチック型の表示素子のよう
に配向や基板間隙を厳密に制御する必要もなく、透過率
を著しく下げ暗くするとともに耐久性に問題がある偏光
板を使用しな(てすみ、大面積を有する乗り物用調光体
を極めて生産性良く製造できる。
なお、光の透過状態のムラを少なくするためには、基板
間隙はある程度一定である方が良いので、ガラス粒子、
プラスチック粒子、セラミック粒子等の間隙制御用のス
ペーサーを基板間隙に配置する方が好ましい。
このフィルム状液晶層を挟持した素子は、基板がそれ自
体厚いガラスやプラスチックの場合には、そのまま乗り
物用の調光体として使用されてもよい。また、基板が薄
いプラスチックや薄いガラスの場合には、本来の乗り物
用の透明体であるプラスチックやガラス等の透明体を積
層したり、その間に挟み込むようにして用いられる。
特に、このフィルム状液晶層を挟持した素子の電極付基
板としてプラスチック基板を使用して素子とし、電極取
り出し線を付けて、これをこの素子よりもやや大きい2
枚のガラス板間にポリビニルブチラール等の接着性材料
層を介して挟持して、加熱又は光照射により、接着性材
料層を硬化させて、この素子とガラス板とを一体化し合
せガラス状にして使用することが好ましい。特に、接着
性材料をポリビニルブチラールとすることにより、通常
の合わせガラスと極めて類似した構造とすることができ
る。これにより、通常の合せガラスと同様に自動車のフ
ロントガラス等に使用できる。もちろん、 1枚の透明
体に貼り付けて使用するような用い方もある。
特に、基板にプラスチックフィルム基板を使用して、後
で任意の位置で切断することもできるので、極めて生産
性が良く、多サイズの要求される乗り物用調光体には好
適である。
この調光体を駆動する場合、駆動手段を付加するが、し
きい値電圧または飽和電圧に差がある場合には、2種類
以上の電圧な印加できる駆動手段を付加すれば良い。こ
の駆動手段としては、後述するように通常数十V程度の
交流電圧を電圧を切り替えて印加することができるもの
が使用される。
本発明の液晶光学素子は、駆動のために電圧を印加する
時には、液晶の配列が変化するような交流電圧を印加す
ればよい。具体的には、5〜100VでlO〜1000
Hz程度の交流電圧であって、素子の光の透過状態が変
化するような電圧を印加すればよい。
また、電圧を印加しない時には、通常は電極間をオーブ
ンにするか短絡すればよいが、しきい値以下の電圧を印
加してもよい。
また、異なる3段階以上の電圧を印加したり、徐々に電
圧を連続的に変えて印加するようにして、透過率を変え
るようにしてもよい。
[実施例] 以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。
実施例1 2−エチルへキシルアクリレート 7部、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート15部、アクリルオリゴマー(東
亜合成化学社製M−1200、粘度30、0OOcps
/ 50℃)24部、光硬化開始剤(メルク社製[ダロ
キュア−1116J )  0.9部、液晶(BDH社
製rE−8J)を64部、を均一に溶解した。これに1
4μmのスペーサーを加えてよ(分散させた。その混合
物を幅50cmのITO付きポリエステルフィルム基板
上に流延し、その上に幅50cmのITO付きポリエス
テルフィルム基板を重ね合せた。
さらに、その上から幅30cmが透明であり、残りの幅
20cmは端に向かって徐々に遮光度を高(したマスク
を、前記液晶混合物を挟持したITO付きポリエステル
フィルム基板上に載せて、ITO電極間に50Hz、3
0Vの電圧を印加しながら30秒間紫外線を露光した。
次いで、マスクを取り去り、再度30秒間紫外線を露光
して、フィルム状液晶層を有する素子を製造した。
このようにして製造した素子は、幅30cmの部分は透
明であり、残りの幅20cmの部分は端に向かって徐々
に白濁度が高く(向こう側が見えに(()なっているも
のであった。
この素子は、50Hz、50Vの電圧を印加したところ
、全体が透過状態になった。
この素子は、このままでは強度的に弱いため、片面にガ
ラス板を貼り付けて、自動車のサイドガラスに使用した
また、両面にガラス板を配置してポリビニルブチラール
フィルムを介して接着して合せガラス状にして自動車の
サイドガラスに使用した。
これらは、いずれも電圧の印加状態により、サイドガラ
スの上側の端がぼかし状態になったり、透明になったり
した。
実施例2 実施例1の混合物を幅25cmのITO付きポリエステ
ルフィルム基板上に流延し、その上に幅25cmのIT
O付きポリエステルフィルム基板を重ね合せた。
さらに、その上から幅15cmの透明であり、残りの幅
10cmは端に向かって徐々に遮光度を高くしたマスク
を、前記液晶混合物を挟持したITO付きポリエステル
フィルム基板上に載せて、30秒間紫外線を露光した。
次いで、マスクを取り去り、ITO電極間に50Hz、
30Vの電圧を印加しながら30秒間紫外線を露光して
、フィルム状液晶層を有する素子を製造した。
このようにして製造した素子は、幅15cmの部分は白
濁しており、残りの幅lOCmの部分は端に向かって徐
々に白濁度が低く(向こう側が見えやすく)なっている
ものであった。
この素子は、50Hz、50Vの電圧を印加したところ
、全体が透過状態になった。
強化ガラス板の上の端側に、この素子を白濁度が高い側
が上の端側に来るように貼り付けて、自動車のフロント
ガラスに使用した。
また、両面にガラス板を配置して、この素子を白濁度が
高い側が上の端側に来るように配置して、ポリビニルブ
チラールフィルムを介して接着して合せガラス状にして
自動車のフロントガラスに使用した。
これらは、いずれも電圧無印加の状態では、フロントガ
ラスの上側の端から幅15cmの部分は白濁しており、
残りの幅8cmの部分は端に向かって徐々に白濁度が低
くなっており、それより下の部分はフィルム状液晶層が
存在していないため、透明であった。
これに電圧を印加すると、フィルム状液晶層が存在して
いる部分も含めて全部の部分が透過状態となった。
実施例3 実施例1の液晶混合物を挟持したITO付きポリエステ
ルフィルム基板に、上から20cmの部分より上の部分
に端に向かって徐々に遮光度を高くしたマスクを配置し
、20℃において紫外線を照射した。ついで、温度を3
5℃とし、マスクを取り去った後に紫外線を照射した。
このようにして得られた素子は、電圧を印加しない状態
で全面散乱状態であり、50Hz、 100Vの電圧を
印加したところ全面透明状態となった。
ただし、この素子に電圧を徐々に印加していったところ
、例えば、50Hz、20Vの電圧では下側の幅30c
n+の部分はほぼ透明であり、残りの幅20cmの部分
は端に向かって徐々に白濁度が高く(向こう側が見えに
<()なっているものであった。さらに、電圧を上げて
い(と、白く白濁している部分は徐々に狭くなっていき
、50Hz、100Vの電圧では全面透明状態となった
この素子も、このままでは強度的に弱いため、片面にガ
ラス板を貼り付けて、自動車のサイドガラスに使用した
また、両面にガラス板を配置してポリビニルブチラール
フィルムを介して接着して合せガラス状にして自動車の
サイドガラスに使用した。
これらは、いずれも電圧の印加状態により、サイドガラ
スの上側の端がぼかし状態になったり、透明になったり
した。
実施例4 実施例2のポリビニルブチラールフィルムの内、 1枚
を上側15cmにわたって濃青色に着色し、その下12
cmに下方向に向かってその色が徐々に薄くなり、その
下は透明な、所謂ぼかしの入ったポリビニルブチラール
フィルムを用いて、合せガラス化を行った。
このようにして得られたフロントガラスは、フィルム状
液晶層は部分的にしか存在していないのに、その存在し
ている部分と存在していない部分との境目はほとんど目
立たないものであった。
[発明の効果] 以上の如く、本発明の調光体は、電圧印加状態により透
過状態が徐々に異なっている部分、所謂ぼかし部分を有
するため、見易く、かつ、必要に応じて一部の透過率を
変えることができる。
特に、得られる硬化物の屈折率が、使用する液晶物質の
常光屈折率(n0)、異常光屈折率(nx)または液晶
物質がランダムに配向した場合の屈折率(nx)のいず
れかと一致するように選ばれた硬化物マトリックス中に
液晶物質が分散保持されたフィルム状液晶層を用いるこ
とによって、大面積でも製造が容易であり、偏光板を使
用しなくてすみ明るく、かつ、速い応答速度で高寿命の
乗り物用調光体が容易に生産性良く得られる。
特に、硬化性化合物として光硬化性化合物を用い、光露
光により硬化させる際に、電圧を印加したり、温度を変
えて硬化させることにより、容易に部分的に散乱性を変
えたり、しきい値電圧または飽和電圧を変化させること
ができる。また、光硬化させているため、硬化時間も短
(、極めて生産性が高い。
また、従来の単なる透過−散乱制御のフィルム状液晶層
を有する液晶光学素子を製造する製造方法と基本的に同
一の方法で製造でき、わずかな工程の付加がなされるの
みであり、生産性をほとんど低下させない。
さらに、この基板の少なくとも一面に透明体を設けるこ
とにより、安全性が向上し、特に、両面に透明体を設け
て合せ構造にすることにより破損を生じに(くなり、通
常の合せガラスと同様に容易に自動車用等に適用できる
特に、基板上に液晶物質、光硬化性化合物、特に光硬化
性ビニル系化合物、さらに必要に応じて洗砂化開始剤と
の混合物を供給し、その上に他方の基板を載置すること
により、大面積の素子を極めて生産性良(製造できる。
このため、ガラスの場合にもかなり長尺の基板が使用で
きるし、プラスチックの基板では連続フィルムによる連
続プロセスも可能となる。
本発明は、この外、本発明の効果を損しない範囲内で種
々の応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の乗り物用調光体を示す正面図であり
、(A)はぼかし状態を、(B)は完全に透過状態を示
す。 第2図及び第3図は、本発明の乗り物用調光体の断面図
である。 乗り物用調光体   = 1 ぼかし部分     : 2 調光機能を有する素子=13.23 透明体       :14.24A、24B第  1
  図 (A) 2:ぼかし部分 第  2 図 (B) 第  3 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乗り物用の透明体であって電圧の印加によりその
    少なくとも一部の透過状態が変化する乗り物用調光体に
    おいて、調光体が電圧により透過−散乱を制御する調光
    体であり、透過状態が徐々に異なっている部分を有する
    ことを特徴とする乗り物用調光体。
  2. (2)請求項1の調光体が一対の電極付きの基板間に硬
    化物マトリックス中に液晶物質が分散保持されたフィル
    ム状液晶層を挟持したものであることを特徴とする乗り
    物用調光体。
  3. (3)乗り物用の透明体であって電圧の印加によりその
    少なくとも一部の透過状態が変化する乗り物用調光体の
    製造方法において、得られる硬化物の屈折率が、使用す
    る液晶物質の常光屈折率(n_0)、異常光屈折率(n
    _■)または液晶物質がランダムに配向するした場合の
    屈折率(n_x)のいずれかと一致するように選ばれた
    硬化物マトリックスを形成する光硬化性化合物と液晶物
    質との混合物を、一対の電極付基板間に挟持し、全体を
    光硬化させる際に、その一部分は電圧を印加しつつ硬化
    させ、透過状態が徐々に異なっている部分を形成するこ
    とを特徴とする乗り物用調光体の製造方法。
  4. (4)乗り物用の透明体であって電圧の印加によりその
    少なくとも一部の透過状態が変化する乗り物用調光体の
    製造方法において、得られる硬化物の屈折率が、使用す
    る液晶物質の常光屈折率(n_0)、異常光屈折率(n
    _■)または液晶物質がランダムに配向するした場合の
    屈折率(n_x)のいずれかと一致するように選ばれた
    硬化物マトリックスを形成する光硬化性化合物と液晶物
    質との混合物を、一対の電極付基板間に挟持し、全体を
    光硬化させる際に、部分的に異なる温度条件下で硬化物
    の原料である光硬化性化合物を硬化をさせ、透過状態が
    徐々に異なっている部分を形成することを特徴とする乗
    り物用調光体の製造方法。
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