JPH0289703A - バケット搬送システム - Google Patents
バケット搬送システムInfo
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- JPH0289703A JPH0289703A JP24353288A JP24353288A JPH0289703A JP H0289703 A JPH0289703 A JP H0289703A JP 24353288 A JP24353288 A JP 24353288A JP 24353288 A JP24353288 A JP 24353288A JP H0289703 A JPH0289703 A JP H0289703A
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- vertical pipe
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 13
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Landscapes
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、塵芥を収容するバケットが縦管内を移送可能
に構成されたバケットte送システムに関する。
に構成されたバケットte送システムに関する。
(従来の技術)
従来、高層住宅等における一般家庭での塵芥の収集方式
としては、塵芥を収納したゴミ袋を所定の日時に所定の
集積位置まで持ち運ぶゴミ袋方式や、また、建物の最下
階から各階に亘って配設されたダストシュートに塵芥を
各階から投下して最下階で貯留するダストシュート方式
、さらに、建物の最下階から各階に亘って配設されたシ
ュートに塵芥を収容したカプセルを建物の各階から投下
して最下階まで搬送するカプセル搬送方式(特公昭60
−286号公報参照)が提供されている。
としては、塵芥を収納したゴミ袋を所定の日時に所定の
集積位置まで持ち運ぶゴミ袋方式や、また、建物の最下
階から各階に亘って配設されたダストシュートに塵芥を
各階から投下して最下階で貯留するダストシュート方式
、さらに、建物の最下階から各階に亘って配設されたシ
ュートに塵芥を収容したカプセルを建物の各階から投下
して最下階まで搬送するカプセル搬送方式(特公昭60
−286号公報参照)が提供されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、なから、上記従来の各収集方式にはそれぞれ次
のような問題があった。
のような問題があった。
ゴミ袋方式においては、
■ ゴミ袋を収集する日時が予め決められCいるため、
この決められた日時に集積位置まで忘れずに出さなけれ
ばならず不便であるとともに、その収集日までゴミ袋を
各家庭で溜めておかなければならず、室内の整頓や衛生
上の問題がある他、腐敗に伴う臭気によって嫌悪感をも
たらす。
この決められた日時に集積位置まで忘れずに出さなけれ
ばならず不便であるとともに、その収集日までゴミ袋を
各家庭で溜めておかなければならず、室内の整頓や衛生
上の問題がある他、腐敗に伴う臭気によって嫌悪感をも
たらす。
■ 塵芥収集日には、塵芥集積位置に塵芥が集積散乱さ
れ、不衛生であるとともに美観上も好ましくない。
れ、不衛生であるとともに美観上も好ましくない。
■ 高層建築物の場合では、各家庭から塵芥集積位置ま
での持ち運びが大変で大きな労力を要する。
での持ち運びが大変で大きな労力を要する。
ダストシュート方式においては、
■ ダストシュート内もしくは最下階の貯留部で落下時
の衝撃等により塵芥が散乱し易く、汚染、悪臭の原因と
なるとともに、塵芥の落下によって騒音が生じる。
の衝撃等により塵芥が散乱し易く、汚染、悪臭の原因と
なるとともに、塵芥の落下によって騒音が生じる。
■ 最下階の貯留部で火災が発生した場合、ダストシュ
ートが煙道の役目をはたし、火災を助長する恐れがある
。
ートが煙道の役目をはたし、火災を助長する恐れがある
。
カプセル搬送方式においては、
■ シュートを落下するカプセルの落下速度を該カプセ
ルの重量により制御する機能がないため、カプセル内に
収容された塵芥の重量によりシュート内を落下するカプ
セルの落下速度が異なり、このため、高層建物において
は、カプセルが軽いと落下に時間がかかり過ぎて実用上
問題があるとともに、逆に重いと落下速度が速くなり着
地時にカプセルに作用する衝撃力が増大してカプセルが
損傷する恐れがある。
ルの重量により制御する機能がないため、カプセル内に
収容された塵芥の重量によりシュート内を落下するカプ
セルの落下速度が異なり、このため、高層建物において
は、カプセルが軽いと落下に時間がかかり過ぎて実用上
問題があるとともに、逆に重いと落下速度が速くなり着
地時にカプセルに作用する衝撃力が増大してカプセルが
損傷する恐れがある。
■ −没落下させたカプセルを再利用するためにはいち
いちエレベータ等の他の手段により元の場所に回収しな
ければならず回収作業に手間がかかる。
いちエレベータ等の他の手段により元の場所に回収しな
ければならず回収作業に手間がかかる。
(課題を解決するための手段)
本発明のバケットa逆システムは、建物の所要階に亘っ
て配設されるとともに、開閉可能になされた搬出入口が
適宜形成され、内部をバケットが搬送可能な縦管と、前
記搬出入口に臨んで配置されたバケットを縦管との間で
移送するバケット搬出入装置と、前記搬出入口に設けら
れ、該搬出入口に臨む縦管内でバケットを支持可能なバ
ケット支持装置と、前記縦管外より吸引された空気を最
下階のバケット支持装置の下方の縦管内に供給するとと
もに、その空気量が調整可能になされた空気供給手段と
、前記最下階と最上階とを除いて設定された塵芥集積位
置の搬出入口に対応して設けられ、前記空気供給手段に
より縦管内に供給される空気を排気する排気制御手段と
、前記最下階の搬出入口に対応して設けられたバケット
支持装置の上方近傍の縦管内より空気を排気し、その排
気量が調整可能になされた排気量制御手段と、前記バケ
ットの重量を直接的もしくは間接的に計測する重量検出
手段とを備え、前記バケット支持装置により縦管内に搬
入された所定階のバケットを降下させるかもしくは空気
供給手段により上昇させて、塵芥収集階の搬出入口に臨
んで設けられたバケット支持装置上に搬送し、このバケ
ットを塵芥収集階のバケット支持装置上からバケット搬
出入装置により塵芥貯留排出手段に搬送し、バケット内
の塵芥を排出して再び塵芥収集階のバケット支持装置上
に復帰させた後、空気供給手段により空バケットを上昇
させるかもしくは降下させて、再び所定階のバケット支
持装置上に搬送し、バケット搬出入装置により該空バケ
ットを再び所定階に配置するように構成されたものであ
る。
て配設されるとともに、開閉可能になされた搬出入口が
適宜形成され、内部をバケットが搬送可能な縦管と、前
記搬出入口に臨んで配置されたバケットを縦管との間で
移送するバケット搬出入装置と、前記搬出入口に設けら
れ、該搬出入口に臨む縦管内でバケットを支持可能なバ
ケット支持装置と、前記縦管外より吸引された空気を最
下階のバケット支持装置の下方の縦管内に供給するとと
もに、その空気量が調整可能になされた空気供給手段と
、前記最下階と最上階とを除いて設定された塵芥集積位
置の搬出入口に対応して設けられ、前記空気供給手段に
より縦管内に供給される空気を排気する排気制御手段と
、前記最下階の搬出入口に対応して設けられたバケット
支持装置の上方近傍の縦管内より空気を排気し、その排
気量が調整可能になされた排気量制御手段と、前記バケ
ットの重量を直接的もしくは間接的に計測する重量検出
手段とを備え、前記バケット支持装置により縦管内に搬
入された所定階のバケットを降下させるかもしくは空気
供給手段により上昇させて、塵芥収集階の搬出入口に臨
んで設けられたバケット支持装置上に搬送し、このバケ
ットを塵芥収集階のバケット支持装置上からバケット搬
出入装置により塵芥貯留排出手段に搬送し、バケット内
の塵芥を排出して再び塵芥収集階のバケット支持装置上
に復帰させた後、空気供給手段により空バケットを上昇
させるかもしくは降下させて、再び所定階のバケット支
持装置上に搬送し、バケット搬出入装置により該空バケ
ットを再び所定階に配置するように構成されたものであ
る。
(作用)
最下階と最上階とを除いて設定された塵芥収集階に塵芥
が収容された所定階のバケットを上昇もしくは降下させ
て搬送し、バケット内の塵芥を塵芥貯留排出手段に排出
した後、この空バケットを降下もしくは上昇させて再び
所定階へ搬送し、この所定階へ配置する。
が収容された所定階のバケットを上昇もしくは降下させ
て搬送し、バケット内の塵芥を塵芥貯留排出手段に排出
した後、この空バケットを降下もしくは上昇させて再び
所定階へ搬送し、この所定階へ配置する。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図は本発明に係るバケット搬送システムの概略構成を示
している。
している。
図において、10は建物の地下階から所要階に亘って配
設された縦管である。本例では最下階と最上階とを除い
て設定する塵芥収集階を地上階(1階)としたものを例
示している。
設された縦管である。本例では最下階と最上階とを除い
て設定する塵芥収集階を地上階(1階)としたものを例
示している。
縦管10は、横断面形状が例えば矩形に形成されるとと
もに、全長にわたって一定の大きさで延設されており、
この縦管10内を通ってバケットCが搬送される。バケ
ットCは、塵芥を収容する容器であり、その横断面形状
は前記縦管10の横断面形状と略同様の矩形に形成され
ている。このバケットCは、縦管10内を極めて容易に
降下できるとともに、後述する空気供給手段20により
縦管10内を容易に上昇できるように、該縦管10に対
する横断面形状及び大きさが設定されている。
もに、全長にわたって一定の大きさで延設されており、
この縦管10内を通ってバケットCが搬送される。バケ
ットCは、塵芥を収容する容器であり、その横断面形状
は前記縦管10の横断面形状と略同様の矩形に形成され
ている。このバケットCは、縦管10内を極めて容易に
降下できるとともに、後述する空気供給手段20により
縦管10内を容易に上昇できるように、該縦管10に対
する横断面形状及び大きさが設定されている。
すなわち、後述する空気供給手段20により縦管10内
に供給する空気でバケットCを上昇させるには、縦管1
0とバケットCとの間隙を空気が通過する時に発生する
圧力とバケットCの受圧面積及び重量を適切に設定する
必要がある。
に供給する空気でバケットCを上昇させるには、縦管1
0とバケットCとの間隙を空気が通過する時に発生する
圧力とバケットCの受圧面積及び重量を適切に設定する
必要がある。
また、縦管10の各階及び塵芥収集階となる地−E階に
搬出人口11が形成されている。搬出人口11は必ずし
も各階に設ける必要はなく、塵芥収集が必要な適宜階に
設ければよい。これら搬出人口11にはそれぞれゲート
12がゲートシリンダ12aにより開閉自在に設けられ
ており、各ゲート12を閉塞することで縦管lO内が密
閉状態となるように構成されている。
搬出人口11が形成されている。搬出人口11は必ずし
も各階に設ける必要はなく、塵芥収集が必要な適宜階に
設ければよい。これら搬出人口11にはそれぞれゲート
12がゲートシリンダ12aにより開閉自在に設けられ
ており、各ゲート12を閉塞することで縦管lO内が密
閉状態となるように構成されている。
以下説明の便宜上、地上階を除く各階に設けられた搬出
人口11を投入口11aと称し、地上階に設けられた搬
出人口11を排出口11bと称する。投入口11aの建
物側にはバケットCを該投入口11aに臨む位置に配置
する設置室13が設けられている。この設置室13には
バケットCを設置室13と縦管10との間で搬送する図
示しないバケット搬出入装置が設けられ、また、排出口
11bの建物側にも後述するバケット支持装置15と排
出口11b近傍に設置された塵芥貯留排出手段との間で
搬送するバケツ)II出入装置が設けられている。この
バケット搬出入装置により各階ではバケットCを設置室
13から縦管10内に搬入するとともに、該バケットC
を縦管10内から設置室13に搬出するように構成され
、地上階においても上記と同様にバケットCを搬出入可
能に構成されている。
人口11を投入口11aと称し、地上階に設けられた搬
出人口11を排出口11bと称する。投入口11aの建
物側にはバケットCを該投入口11aに臨む位置に配置
する設置室13が設けられている。この設置室13には
バケットCを設置室13と縦管10との間で搬送する図
示しないバケット搬出入装置が設けられ、また、排出口
11bの建物側にも後述するバケット支持装置15と排
出口11b近傍に設置された塵芥貯留排出手段との間で
搬送するバケツ)II出入装置が設けられている。この
バケット搬出入装置により各階ではバケットCを設置室
13から縦管10内に搬入するとともに、該バケットC
を縦管10内から設置室13に搬出するように構成され
、地上階においても上記と同様にバケットCを搬出入可
能に構成されている。
一方、縦管10には縦管10内の投入口11a及び排出
口11bに臨む位置でバケットCを支持するバケット支
持装置15が設けられている。このバケット支持装置1
5は、例えば複数個のローラ15aから構成されている
。最地下階のバケット支持装置15を除くバケット支持
装置15は、各投入口11a・・・及び排出口11bに
臨むよう縦管10内でバケットCを支持する位置(バケ
ット支持位置)と、バケソI−Cの昇降を許容する位置
(バケット昇降位置)とで作動するように構成されてお
り、バケット支持位置において、バケットCの底部を支
持し、バケットCを縦管lO内の各階部で安定的に保持
するとともに、投入口11a及び排出口11bを介して
バケットCの搬出入がスムースに行えるように構成され
ている。これに対して最地下階のバケット支持装置15
は、バケットCの降下を許容するように作動させる必要
がなく、ただこの投入口11aを臨むよう縦管1゜内で
バケットCを支持するように構成されている。
口11bに臨む位置でバケットCを支持するバケット支
持装置15が設けられている。このバケット支持装置1
5は、例えば複数個のローラ15aから構成されている
。最地下階のバケット支持装置15を除くバケット支持
装置15は、各投入口11a・・・及び排出口11bに
臨むよう縦管10内でバケットCを支持する位置(バケ
ット支持位置)と、バケソI−Cの昇降を許容する位置
(バケット昇降位置)とで作動するように構成されてお
り、バケット支持位置において、バケットCの底部を支
持し、バケットCを縦管lO内の各階部で安定的に保持
するとともに、投入口11a及び排出口11bを介して
バケットCの搬出入がスムースに行えるように構成され
ている。これに対して最地下階のバケット支持装置15
は、バケットCの降下を許容するように作動させる必要
がなく、ただこの投入口11aを臨むよう縦管1゜内で
バケットCを支持するように構成されている。
また、前記塵芥収集階となされた地上階以上の縦管10
の各階部には、投入口11a及び排出口11bと対応し
て排気口16が設けられるとともに、該排気口16には
排気パルプ18を有する配管17が連通されており、こ
れεこより後述する空気供給手段20により縦管10内
に供給される空気を排気する排気制御手段19が構成さ
れている。
の各階部には、投入口11a及び排出口11bと対応し
て排気口16が設けられるとともに、該排気口16には
排気パルプ18を有する配管17が連通されており、こ
れεこより後述する空気供給手段20により縦管10内
に供給される空気を排気する排気制御手段19が構成さ
れている。
この排気制御手段19は、バケットCと排気口16で形
成される実排気口における排気抵抗に対応してバケット
Cが受ける上昇力とバケットCの重量が平衡状態になり
、バケットCは縦管10内で停止状態(浮遊)になると
いう原理を利用して、バケットCを所望の目標階で停止
させるように構成されている。
成される実排気口における排気抵抗に対応してバケット
Cが受ける上昇力とバケットCの重量が平衡状態になり
、バケットCは縦管10内で停止状態(浮遊)になると
いう原理を利用して、バケットCを所望の目標階で停止
させるように構成されている。
縦管10の各階部には例えば光電センサ70等の位置検
出器が設けられており、この位置検出器により、バケッ
トCが縦管10内における投入口11a及び排出口11
bに臨む位置にあることを感知する。
出器が設けられており、この位置検出器により、バケッ
トCが縦管10内における投入口11a及び排出口11
bに臨む位置にあることを感知する。
縦管10における最地下階のバケット支持装置15より
も下方には空気吹出口21が設けられている。空気吹出
口21はバルブ25を有する配管23によってブロワ−
22の吐出口22aに連通されており、一方、その取入
口22bにはバルブ27を有する配管26の一端が接続
されている。
も下方には空気吹出口21が設けられている。空気吹出
口21はバルブ25を有する配管23によってブロワ−
22の吐出口22aに連通されており、一方、その取入
口22bにはバルブ27を有する配管26の一端が接続
されている。
この配管26の他端26aは空気を縦管10外から吸入
する吸入口になされている。さらに、縦管10における
前記最地下階のバケット支持装置15よりも上方には空
気取入口32が設けられており、空気取入口32は、前
記配管26におけるバルブ27よりもブロワ−22側か
ら分岐された配管36にバルブ37を介して接続されて
いる。また、配管23におけるバルブ25とブロワ−2
2との間にはバルブ29を有する排気管28の一端が接
続されており、この排気管28の他端28aがブロワ−
22から供給される空気を縦管10外に排出する排出口
になされている。このように配管構成されたことにより
、前記各バルブを開閉制御することで、空気を配管26
の他端26aもしくは空気取入口32から選択的に吸引
して、配管28の他端28aもしくは空気吹出口21に
選択的に供給できるようになされている。すなわち、■
バルブ29.37を開にして縦管10内の空気を空気取
入口32から吸い込み、配管36、配管26、ブロワ−
22、配管23、配管28を経て外部に排出することで
縦管10内を換気する換気状態、■パルプ37.25を
開にすることで、縦管10内の空気を空気取入口32か
ら吸い込み、配管36、配管26、ブロワ−22、排気
管23を経て空気吹出口21から縦管10内に供給して
再び空気取入口32から吸い込むことで循環させ、縦管
10内の空気吹出口21と空気取入口32との間に上昇
気流を発生させる着地速度制御状態、■パルプ27.2
9を開にして空気を配管26の他端26aから吸い込み
ブロワ−22、配管23の上流部、排気管28を経て排
気管28の他端28aから排出するいわゆるニュートラ
ル状態、■バルブ25゜27を開にして空気を配管26
の他端26aから配管26、ブロワ−22、配管23、
空気吹出口21に送り、該空気吹出口21から縦管10
内に供給し、縦管10内でバケットCを上昇させるバケ
ット上昇搬送状態の4つの状態を選択的に取ることがで
きる。
する吸入口になされている。さらに、縦管10における
前記最地下階のバケット支持装置15よりも上方には空
気取入口32が設けられており、空気取入口32は、前
記配管26におけるバルブ27よりもブロワ−22側か
ら分岐された配管36にバルブ37を介して接続されて
いる。また、配管23におけるバルブ25とブロワ−2
2との間にはバルブ29を有する排気管28の一端が接
続されており、この排気管28の他端28aがブロワ−
22から供給される空気を縦管10外に排出する排出口
になされている。このように配管構成されたことにより
、前記各バルブを開閉制御することで、空気を配管26
の他端26aもしくは空気取入口32から選択的に吸引
して、配管28の他端28aもしくは空気吹出口21に
選択的に供給できるようになされている。すなわち、■
バルブ29.37を開にして縦管10内の空気を空気取
入口32から吸い込み、配管36、配管26、ブロワ−
22、配管23、配管28を経て外部に排出することで
縦管10内を換気する換気状態、■パルプ37.25を
開にすることで、縦管10内の空気を空気取入口32か
ら吸い込み、配管36、配管26、ブロワ−22、排気
管23を経て空気吹出口21から縦管10内に供給して
再び空気取入口32から吸い込むことで循環させ、縦管
10内の空気吹出口21と空気取入口32との間に上昇
気流を発生させる着地速度制御状態、■パルプ27.2
9を開にして空気を配管26の他端26aから吸い込み
ブロワ−22、配管23の上流部、排気管28を経て排
気管28の他端28aから排出するいわゆるニュートラ
ル状態、■バルブ25゜27を開にして空気を配管26
の他端26aから配管26、ブロワ−22、配管23、
空気吹出口21に送り、該空気吹出口21から縦管10
内に供給し、縦管10内でバケットCを上昇させるバケ
ット上昇搬送状態の4つの状態を選択的に取ることがで
きる。
そして、上述した配管構成のうち、空気吹出口21、ブ
ロワ−22、配管23、配管26、及びバルブ25もし
くはバルブ27とで空気供給手段20を構成しており、
この空気供給手段は空気を配管26の他端26aから配
管26、ブロワ−22、配管23、空気吹出口21に送
り、該空気吹出口21から縦管10内に供給するととも
に、その供給する空気量が調整可能になされたものであ
る。
ロワ−22、配管23、配管26、及びバルブ25もし
くはバルブ27とで空気供給手段20を構成しており、
この空気供給手段は空気を配管26の他端26aから配
管26、ブロワ−22、配管23、空気吹出口21に送
り、該空気吹出口21から縦管10内に供給するととも
に、その供給する空気量が調整可能になされたものであ
る。
つまり、空気供給手段20が作動するということは上述
したバケット上昇搬送状態になることである。
したバケット上昇搬送状態になることである。
また、前記配管36におけるバルブ37よりも空気取入
口32寄りには、バルブ39を有する配管38の一端が
接続されており、空気取入口32、配管36、配管38
、バルブ39により排気量制御手段40が構成されてい
る。この排気量制御手段40は、バケット降下時にこの
バケットCにより縦管10内で圧縮される空気の排気量
を制御し、バケットCの降下速度を制御するものである
。この排気量制御手段40は、本例では上述のように空
気取入口32と配管36の一部を併用しているが、これ
に限らず別個に設けてもよい。
口32寄りには、バルブ39を有する配管38の一端が
接続されており、空気取入口32、配管36、配管38
、バルブ39により排気量制御手段40が構成されてい
る。この排気量制御手段40は、バケット降下時にこの
バケットCにより縦管10内で圧縮される空気の排気量
を制御し、バケットCの降下速度を制御するものである
。この排気量制御手段40は、本例では上述のように空
気取入口32と配管36の一部を併用しているが、これ
に限らず別個に設けてもよい。
上記各バルブ25.27,29,37.39はコンピュ
ータ等の制御装置によって開閉制御されることで、前述
の各状態及び前記排気量制御手段40を使い分けること
ができる。各バルブのうちバルブ25及びバルブ39は
、制御装置により流量が調整可能な可変流量制御弁が用
いられており、これらバルブ25.39のシール性を高
め、縦管10内の気密性を確保するためには、可変流量
制御弁とシール性の高い開閉弁とを併用するのが好まし
い。
ータ等の制御装置によって開閉制御されることで、前述
の各状態及び前記排気量制御手段40を使い分けること
ができる。各バルブのうちバルブ25及びバルブ39は
、制御装置により流量が調整可能な可変流量制御弁が用
いられており、これらバルブ25.39のシール性を高
め、縦管10内の気密性を確保するためには、可変流量
制御弁とシール性の高い開閉弁とを併用するのが好まし
い。
また、このバケット搬送システムには前記バケットCの
重量を直接的もしくは間接的に計測する重量検出手段が
設けられている。
重量を直接的もしくは間接的に計測する重量検出手段が
設けられている。
バケットCの重量を直接的に計測する重量検出手段とし
ては、設置室13にロードセルを設け、このロードセル
により設置室13内のバケットCの重量を計測するもの
や、バケット搬出入装置でバケットCを設置室13から
縦管10内に搬入する際、このバケット搬出入装置に作
用する負荷に基いて計測するものや、バケット支持装置
15がバケットCを支持した際に、このバケット支持装
置15に作用する負荷に基いて計測するもの等がある。
ては、設置室13にロードセルを設け、このロードセル
により設置室13内のバケットCの重量を計測するもの
や、バケット搬出入装置でバケットCを設置室13から
縦管10内に搬入する際、このバケット搬出入装置に作
用する負荷に基いて計測するものや、バケット支持装置
15がバケットCを支持した際に、このバケット支持装
置15に作用する負荷に基いて計測するもの等がある。
他方、バケットCの重量を間接的に計測する重量検出手
段としては、バケットCがバケット支持装置15から浮
遊する直前を検出し、この時に空気供給手段20により
縦管10内に供給されている空気の流量に基いて計測す
るものや、縦管10内の圧力変化率を検出しこの圧力変
化率がゼロになった時の流量に基いて計測するもの等が
ある。
段としては、バケットCがバケット支持装置15から浮
遊する直前を検出し、この時に空気供給手段20により
縦管10内に供給されている空気の流量に基いて計測す
るものや、縦管10内の圧力変化率を検出しこの圧力変
化率がゼロになった時の流量に基いて計測するもの等が
ある。
ここで、浮遊する直前の検出は光電センサやバケットC
がバケット支持装置15に作用する負荷がゼロになった
状態を検出すること等で行うことができる。また、圧力
変化率の検出は縦管10内の下端部に圧力センサを設け
ればよい。
がバケット支持装置15に作用する負荷がゼロになった
状態を検出すること等で行うことができる。また、圧力
変化率の検出は縦管10内の下端部に圧力センサを設け
ればよい。
この流量に基く重量の計測は、縦管断面積をSP、バケ
ット受圧面積をScとすると、バケットCの昇降速度v
cは、降下方向を負とすると、C4:空気抵抗係数 ρ:空気比重量 となり、 浮遊直前の状態ではt’c −0であるからこの時の流
IQがわかればバケットの重titmgを求めることが
できる。
ット受圧面積をScとすると、バケットCの昇降速度v
cは、降下方向を負とすると、C4:空気抵抗係数 ρ:空気比重量 となり、 浮遊直前の状態ではt’c −0であるからこの時の流
IQがわかればバケットの重titmgを求めることが
できる。
この結果、所望の上昇速度が得られるように流量Qを制
御すればよい。
御すればよい。
ここで、上述したように、直接的に重量を計測する重量
検出手段では、予めバケット重量が計測されるため、こ
の計測値に基いて直ちに空気供給手段20による流量を
必要値に設定でき、バケットCを所望の速度で上昇させ
ることができる。また、間接的に計測する重量検出手段
において浮遊状態を検出するものでは、徐々に流量Qを
増加して行き、バケットCがバケット支持装置15から
離脱する時のタイミングを前述の光電センサやバケット
支持装置15に作用する負荷等により検出し、この時の
流IQを測定する。また、縦管1゜内の圧力変化の検出
では流量Qを増加させることによって縦管10内の圧力
は徐々に増加するがへケソ+−Cが浮遊状態となれば圧
力上昇はなくなるため、(その後の風量増加分は上昇ス
ピードに寄与する)圧力変化率がゼロになった時の流量
Qを測定する。
検出手段では、予めバケット重量が計測されるため、こ
の計測値に基いて直ちに空気供給手段20による流量を
必要値に設定でき、バケットCを所望の速度で上昇させ
ることができる。また、間接的に計測する重量検出手段
において浮遊状態を検出するものでは、徐々に流量Qを
増加して行き、バケットCがバケット支持装置15から
離脱する時のタイミングを前述の光電センサやバケット
支持装置15に作用する負荷等により検出し、この時の
流IQを測定する。また、縦管1゜内の圧力変化の検出
では流量Qを増加させることによって縦管10内の圧力
は徐々に増加するがへケソ+−Cが浮遊状態となれば圧
力上昇はなくなるため、(その後の風量増加分は上昇ス
ピードに寄与する)圧力変化率がゼロになった時の流量
Qを測定する。
地上階の排出口11b近傍に設けられた塵芥貯留排出手
段は、反転投入装置50と塵芥貯留排出装置60とを備
えている。反転投入装置5oは各階から移送されてきた
バケットCを反転させて、このバケットC内に収容され
ている塵芥を塵芥貯留排出装置60に投入するように構
成されたものである。塵芥貯留排出装置60は、反転投
入装置50によって投入された塵芥を貯留した後、この
塵芥を排出口から排出して塵芥収集車80などに積み替
えるように構成されたものである。
段は、反転投入装置50と塵芥貯留排出装置60とを備
えている。反転投入装置5oは各階から移送されてきた
バケットCを反転させて、このバケットC内に収容され
ている塵芥を塵芥貯留排出装置60に投入するように構
成されたものである。塵芥貯留排出装置60は、反転投
入装置50によって投入された塵芥を貯留した後、この
塵芥を排出口から排出して塵芥収集車80などに積み替
えるように構成されたものである。
次に、以上のように構成されたバケット搬送システムの
動作について説明する。
動作について説明する。
まず、バケットCを地上よりも上の各階から塵芥収集階
である地上階に降下させる場合について説明する。
である地上階に降下させる場合について説明する。
地上より上の所望階のバケット支持装置15をバケット
昇降位置から縦管10内に突出するバケット支持位置に
作動させた後、この階のゲート12を開いて投入口11
aを開放し、バケットCをバケット搬出入装置によって
設置室13から縦管10内に搬入する。この後、地上階
のバケット支持装置15をバケット支持位置に作動させ
るとともに、ゲート12を閉じて縦管10内を気密状態
にし、前記所望階のバケット支持装置15をバケット昇
降位置に作動させて縦管10内から没するとバケットC
は縦管10内を降下し始める。そして、縦管10内を降
下するバケッ+−Cは、該バケットCにより圧縮される
縦管10内の空気をバケ・yトcと縦管10との間隙か
ら徐々に上方に逃がすことで、徐々に降下する。
昇降位置から縦管10内に突出するバケット支持位置に
作動させた後、この階のゲート12を開いて投入口11
aを開放し、バケットCをバケット搬出入装置によって
設置室13から縦管10内に搬入する。この後、地上階
のバケット支持装置15をバケット支持位置に作動させ
るとともに、ゲート12を閉じて縦管10内を気密状態
にし、前記所望階のバケット支持装置15をバケット昇
降位置に作動させて縦管10内から没するとバケットC
は縦管10内を降下し始める。そして、縦管10内を降
下するバケッ+−Cは、該バケットCにより圧縮される
縦管10内の空気をバケ・yトcと縦管10との間隙か
ら徐々に上方に逃がすことで、徐々に降下する。
この時のバケットCの定常落下速度vcIは、前記(1
)式から、 m:バケット質量 ρ:空気比重量 C4:空気抵抗係数 sp’l管断面積 Sc :バケット受圧面積 となる。
)式から、 m:バケット質量 ρ:空気比重量 C4:空気抵抗係数 sp’l管断面積 Sc :バケット受圧面積 となる。
ここで、バケット重FJmgは重量検出手段によって検
出することができ、このmgを(2)式に代入すること
によって、定常落下速度■。を求めることができる。こ
の結果、制御装置ではノ\ルブ39を開放制御して排気
量制御手段40を作動させ、測定速度が設定速度に近似
するようバルブ39を開閉制御して排気量を制御する。
出することができ、このmgを(2)式に代入すること
によって、定常落下速度■。を求めることができる。こ
の結果、制御装置ではノ\ルブ39を開放制御して排気
量制御手段40を作動させ、測定速度が設定速度に近似
するようバルブ39を開閉制御して排気量を制御する。
つまり、バケットCの降下時において、制御装置では、
バルブ39の開閉制御を行って排気■制御手段40を作
動させて、縦管10内の空気を空気取入口32から配管
36、配管38を介して外部に排出し、この空気の排出
量を制御することで、バケツ)Cの降下速度を設定速度
に近似するように制御する。詳しくは、演算された降下
速度が設定速度との間に差が生じている場合には、バケ
ット降下速度を設定速度に近似するようバルブ39の開
度を調整し排気量を制御する。そして、このようにバケ
ットCは降下速度が制御されながら降下し、地上階のバ
ケット支持装置15上に着地する。この時、バケット着
地時におけるバケット支持装置15とバケットCとの衝
撃を緩和するには、バケットCの着地直前に空気供給手
段20によって適宜量の空気を供給し、バケットCの降
下速度を遅くすればよい。また、バケットCの降下時に
おいて、制御装置により排気量制御手段40を作動させ
るとともに、制御装置によりバルブ37.25を開にす
ることで着地制御状態に切換え、バケットCを所望階か
ら一旦最下階にゆっくりと着地させた後、後述する空気
供給手段29により地上階まで上昇搬送することで、バ
ケットCとバケット支持装置15との衝撃を緩和しても
よい。この場合は建築物の地下階層多くない例えばせい
ぜい2.3階であれば、好ましい。
バルブ39の開閉制御を行って排気■制御手段40を作
動させて、縦管10内の空気を空気取入口32から配管
36、配管38を介して外部に排出し、この空気の排出
量を制御することで、バケツ)Cの降下速度を設定速度
に近似するように制御する。詳しくは、演算された降下
速度が設定速度との間に差が生じている場合には、バケ
ット降下速度を設定速度に近似するようバルブ39の開
度を調整し排気量を制御する。そして、このようにバケ
ットCは降下速度が制御されながら降下し、地上階のバ
ケット支持装置15上に着地する。この時、バケット着
地時におけるバケット支持装置15とバケットCとの衝
撃を緩和するには、バケットCの着地直前に空気供給手
段20によって適宜量の空気を供給し、バケットCの降
下速度を遅くすればよい。また、バケットCの降下時に
おいて、制御装置により排気量制御手段40を作動させ
るとともに、制御装置によりバルブ37.25を開にす
ることで着地制御状態に切換え、バケットCを所望階か
ら一旦最下階にゆっくりと着地させた後、後述する空気
供給手段29により地上階まで上昇搬送することで、バ
ケットCとバケット支持装置15との衝撃を緩和しても
よい。この場合は建築物の地下階層多くない例えばせい
ぜい2.3階であれば、好ましい。
そして、この後、地上階のゲート12を開いてバケット
Cをバケソ)11出大装置により排出口11bから搬出
し、反転投入装置50でバケットC内に収容された塵芥
を塵芥貯留排出装置60に投入する。この時、制御装置
では、バルブ29.37のみを開にして縦管lO内の空
気を配管36、配管26、ブロワ−22、配管23、配
管28を経て外部に排出することで、換気状態になる。
Cをバケソ)11出大装置により排出口11bから搬出
し、反転投入装置50でバケットC内に収容された塵芥
を塵芥貯留排出装置60に投入する。この時、制御装置
では、バルブ29.37のみを開にして縦管lO内の空
気を配管36、配管26、ブロワ−22、配管23、配
管28を経て外部に排出することで、換気状態になる。
次に、上述のように地上階に降下させたバケットCをこ
の地上階から元の所望階まで上昇させる場合について説
明する。
の地上階から元の所望階まで上昇させる場合について説
明する。
反転投入装置50によって塵芥を塵芥貯留排出装置60
に投入した空のバケットCは、バケット搬出入装置で再
び縦管10内に搬入され、バケット支持装置15に支持
される。この後、ゲー目2を閉じて、制御装置によりバ
ケットを搬送しようとする所望階の排気制御手段19の
排気パルプ18を開tこするとともに、空気供給手段2
0を作動させる(つまり、パルプ25.27を開にして
バケット上昇搬送状態にする)。これより、空気は配管
26の他端26aから配管26、ブロワ−22、配管2
3、空気吹出口21に送られ、この空気吹出口2■から
縦管10内に供給される。このように空気を空気取入口
21から供給することで、空バケットCを縦管10内で
上昇させる。ここで、空状態であるバケットCの重量は
各バケットとも略同じ重量であるため予め予測すること
ができ、この重量に基いて、プロワ−22の回転数もし
くはパルプ25の開度を制御し空気供給手段20による
縦管10内に供給する空気の風量を調整することによっ
てバケットCの上昇に寄与する風量を制御してバケット
Cを所望の速度で上昇搬送させる。また、上昇搬送時に
おいて、重量検出手段により空バケットCの重量を随時
計測してもよい。
に投入した空のバケットCは、バケット搬出入装置で再
び縦管10内に搬入され、バケット支持装置15に支持
される。この後、ゲー目2を閉じて、制御装置によりバ
ケットを搬送しようとする所望階の排気制御手段19の
排気パルプ18を開tこするとともに、空気供給手段2
0を作動させる(つまり、パルプ25.27を開にして
バケット上昇搬送状態にする)。これより、空気は配管
26の他端26aから配管26、ブロワ−22、配管2
3、空気吹出口21に送られ、この空気吹出口2■から
縦管10内に供給される。このように空気を空気取入口
21から供給することで、空バケットCを縦管10内で
上昇させる。ここで、空状態であるバケットCの重量は
各バケットとも略同じ重量であるため予め予測すること
ができ、この重量に基いて、プロワ−22の回転数もし
くはパルプ25の開度を制御し空気供給手段20による
縦管10内に供給する空気の風量を調整することによっ
てバケットCの上昇に寄与する風量を制御してバケット
Cを所望の速度で上昇搬送させる。また、上昇搬送時に
おいて、重量検出手段により空バケットCの重量を随時
計測してもよい。
このように上昇搬送されるバケットCが所望階に達する
と、(3)式に示すように、バケットCを上昇させるた
めに供給された空気が排気口16より排気される際に発
生する圧力P、とバケットCの受圧面積Scとの積と、
バケツ)Cの重量W(mg)とが釣り合い、この位置で
バケットCは停止することになる。
と、(3)式に示すように、バケットCを上昇させるた
めに供給された空気が排気口16より排気される際に発
生する圧力P、とバケットCの受圧面積Scとの積と、
バケツ)Cの重量W(mg)とが釣り合い、この位置で
バケットCは停止することになる。
W=Sc −P、 ・(3)した
がって、バケットCは所望階に達するとその受圧部でそ
の位置を維持するだけの風量を受け、上昇に寄与してい
た風量の一部が排気口16より排出される形となり、結
果的にそのバケットCと釣り合う上昇力が得られること
になる。これにより、バケットCは停止(浮遊)状態に
なる。
がって、バケットCは所望階に達するとその受圧部でそ
の位置を維持するだけの風量を受け、上昇に寄与してい
た風量の一部が排気口16より排出される形となり、結
果的にそのバケットCと釣り合う上昇力が得られること
になる。これにより、バケットCは停止(浮遊)状態に
なる。
このように所望階に停止したバケットCは、光電センサ
70によってその存在が確認され、これによって所望階
のバケット支持装置15がバケット支持位置に作動し、
バケットCを支持する。そして、この階のゲート12を
開いてバケットCをバケット搬出入装置により投入口1
1aから搬出し設置室13に配置する。
70によってその存在が確認され、これによって所望階
のバケット支持装置15がバケット支持位置に作動し、
バケットCを支持する。そして、この階のゲート12を
開いてバケットCをバケット搬出入装置により投入口1
1aから搬出し設置室13に配置する。
次に、各地下階と塵芥収集階である地上階間でバケット
Cを搬送する場合の動作について説明する。
Cを搬送する場合の動作について説明する。
まず、バケットcを各地下階から地上階に上昇させる場
合について説明する。
合について説明する。
所望地下階のバヶ・7ト支持装置15をバケット昇降位
置から縦管10内に突出するバケット支持位置に作動さ
せた後、この地下階のゲー)12を開いて投入口11a
を開放し、バケットcをバケット搬出入装置によって設
置室13がら縦管1゜内に搬入する。この後、ゲート1
2を閉じて、制御装置により地上階の排気制御手段19
の排気バルブ18を開にするとともに、制御装置により
パルプ25.27を開にしてバケット上昇搬送状態にす
る(空気供給手段20を作動させる)。これにより、空
気は配管26の他端26aがら配管26、プロワ−22
、配管23、空気吹出口21に送られ、この空気吹出口
21から縦管10内に供給される。
置から縦管10内に突出するバケット支持位置に作動さ
せた後、この地下階のゲー)12を開いて投入口11a
を開放し、バケットcをバケット搬出入装置によって設
置室13がら縦管1゜内に搬入する。この後、ゲート1
2を閉じて、制御装置により地上階の排気制御手段19
の排気バルブ18を開にするとともに、制御装置により
パルプ25.27を開にしてバケット上昇搬送状態にす
る(空気供給手段20を作動させる)。これにより、空
気は配管26の他端26aがら配管26、プロワ−22
、配管23、空気吹出口21に送られ、この空気吹出口
21から縦管10内に供給される。
このように空気を空気取入口21から供給することで、
塵芥が収容されたバケツ)Cを縦管10内で上昇させる
。このバケット上昇搬送時において、重量検出手段によ
りバケットCの重量mgを前述したように直接的もしく
は間接的に計測し、この計測値に基いて空気供給手段2
0により縦管10内に供給する空気の風量Qを調整する
ことによってバケットCの上昇に寄与する風量を制御し
てバケットCを所望の速度で上昇搬送させる。この空気
供給手段20による供給空気の風量Qは、ブロワ−22
の回転数もしくはパルプ25の開度を制御することによ
り調整することができる。また、パルプ27を可変流量
制御弁とすることで空気供給手段20による供給空気の
風量を調整することもできる。
塵芥が収容されたバケツ)Cを縦管10内で上昇させる
。このバケット上昇搬送時において、重量検出手段によ
りバケットCの重量mgを前述したように直接的もしく
は間接的に計測し、この計測値に基いて空気供給手段2
0により縦管10内に供給する空気の風量Qを調整する
ことによってバケットCの上昇に寄与する風量を制御し
てバケットCを所望の速度で上昇搬送させる。この空気
供給手段20による供給空気の風量Qは、ブロワ−22
の回転数もしくはパルプ25の開度を制御することによ
り調整することができる。また、パルプ27を可変流量
制御弁とすることで空気供給手段20による供給空気の
風量を調整することもできる。
そして、このように上昇速度が所望の速度に制御されて
バケソl−Cが地上階に達すると、前述した(2)式に
示すように、バケットCを上昇させるために供給された
空気が排気口I6より排気される際に発生する圧力P、
とハケーyトcの受圧面積Scとの積と、バケットCの
重ff1W (=mg)とが釣り合い、この位置でバケ
ットCは停止することになる。
バケソl−Cが地上階に達すると、前述した(2)式に
示すように、バケットCを上昇させるために供給された
空気が排気口I6より排気される際に発生する圧力P、
とハケーyトcの受圧面積Scとの積と、バケットCの
重ff1W (=mg)とが釣り合い、この位置でバケ
ットCは停止することになる。
このように地上階に停止したハケソl−Cは、光電セン
サ70によってその存在が確認され、これによって地上
階のバケット支持装置15がバケット支持位置に作動し
、バケットCを支持する。この後、地上階のゲート12
を開いてハケソ)Cをバケット搬出入装置により排出口
11bから搬出し、反転投入袋W50でバケットC内に
収容された塵芥を塵芥貯留排出装置60に投入する。
サ70によってその存在が確認され、これによって地上
階のバケット支持装置15がバケット支持位置に作動し
、バケットCを支持する。この後、地上階のゲート12
を開いてハケソ)Cをバケット搬出入装置により排出口
11bから搬出し、反転投入袋W50でバケットC内に
収容された塵芥を塵芥貯留排出装置60に投入する。
次に、バケットCを地上階から各地下階に降下させる場
合について説明する。
合について説明する。
反転投入装置50によって塵芥を塵芥貯留排出装置60
に投入した空のバケットCは、バケット搬出入装置で再
び縦管10内に搬入され、縦管10内においてバケット
支持装置15に支持される。
に投入した空のバケットCは、バケット搬出入装置で再
び縦管10内に搬入され、縦管10内においてバケット
支持装置15に支持される。
この後、所望の地下階のハケ7)支持装置15をバケッ
ト昇降位置からバケット支持位置に作動させた後、ゲー
ト12を閉じて縦管10内を気密状態にするとともに、
地上階のバケット支持装置15をハケソI・昇降位置に
作動させて縦管10内から没すると、バケットCは縦管
10内を降下し始める。このようにして縦管10内を降
下するバケットCは、該バケットCにより圧縮される縦
管10内の空気をバケットCと縦管10との間隙から徐
々に上方に逃がすことで、徐々に降下し、バケット支持
位置を取る所望地下階のバケット支持装置I5上に着地
する。このバケット着地時においても前述と同様にバケ
ット支持装置I5とハケy )Cとの衝撃を緩和するた
め、バケットCの着地直前に空気供給手段20によって
適宜量の空気を供給し、バケットCの降下速度を遅くす
る。
ト昇降位置からバケット支持位置に作動させた後、ゲー
ト12を閉じて縦管10内を気密状態にするとともに、
地上階のバケット支持装置15をハケソI・昇降位置に
作動させて縦管10内から没すると、バケットCは縦管
10内を降下し始める。このようにして縦管10内を降
下するバケットCは、該バケットCにより圧縮される縦
管10内の空気をバケットCと縦管10との間隙から徐
々に上方に逃がすことで、徐々に降下し、バケット支持
位置を取る所望地下階のバケット支持装置I5上に着地
する。このバケット着地時においても前述と同様にバケ
ット支持装置I5とハケy )Cとの衝撃を緩和するた
め、バケットCの着地直前に空気供給手段20によって
適宜量の空気を供給し、バケットCの降下速度を遅くす
る。
そして、バケット支持装置15に支持されたハケ7)C
は、光電センサ70によってその存在が61認された後
、この所望の地下階のゲート12が開かれ、バケットC
はバケット搬出入装置によって縦管10内から設置室1
3に搬出される。
は、光電センサ70によってその存在が61認された後
、この所望の地下階のゲート12が開かれ、バケットC
はバケット搬出入装置によって縦管10内から設置室1
3に搬出される。
このように、各階と地上階間でハケソI−Cを搬送する
ことができる。
ことができる。
なお、縦管10の横断面形状は本例に限らず、例えば円
形、楕円等でもよい。この場合、ハケ。
形、楕円等でもよい。この場合、ハケ。
トCの横断面形状も縦管10の形状に対応するように形
成することはいうまでもない。
成することはいうまでもない。
また、本例では最上階が地上階になされた建物に適用し
たバケツト搬送システムを示したが、このバケット搬送
システムは、例えば斜面に面して立設された建物など、
屋上に車輌が出入り可能になされた建物にも適用するこ
とができる。
たバケツト搬送システムを示したが、このバケット搬送
システムは、例えば斜面に面して立設された建物など、
屋上に車輌が出入り可能になされた建物にも適用するこ
とができる。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、ハケ−/ トの投
人階をこのバケットに収容された塵芥を収集する塵芥収
集階よりも下に設置することができるとともに、前記塵
芥収集階を任意の階に設面することができる。
人階をこのバケットに収容された塵芥を収集する塵芥収
集階よりも下に設置することができるとともに、前記塵
芥収集階を任意の階に設面することができる。
図は本発明に係るバケット搬送システムの概略構成を示
す側面図である。 O・・・縦管 1・・・搬出入口 9・・・排気制御手段 0・・・空気供給手段 0・・・排気量制御手段 C・・・バケット
す側面図である。 O・・・縦管 1・・・搬出入口 9・・・排気制御手段 0・・・空気供給手段 0・・・排気量制御手段 C・・・バケット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)建物の所要階に亘って配設されるとともに、開閉可
能になされた搬出入口が適宜形成され、内部をバケット
が搬送可能な縦管と、 前記搬出入口に臨んで配置されたバケットを縦管との間
で移送するバケット搬出入装置と、 前記搬出入口に設けられ、該搬出入口に臨む縦管内でバ
ケットを支持可能なバケット支持装置と、 前記縦管外より吸引された空気を最下階のバケット支持
装置の下方の縦管内に供給するとともに、その空気量が
調整可能になされた空気供給手段と、 前記最下階と最上階とを除いて設定された塵芥収集階以
上の搬出入口に対応して設けられ、前記空気供給手段に
より縦管内に供給される空気を排気する排気制御手段と
、 前記最下階の搬出入口に対応して設けられたバケット支
持装置の上方近傍の縦管内より空気を排気し、その排気
量が調整可能になされた排気量制御手段と、 前記バケットの重量を直接的もしくは間接的に計測する
重量検出手段とを備え、 前記バケット搬出入装置により縦管内に搬入された所定
階のバケットを降下させるかもしくは空気供給手段によ
り上昇させて、塵芥収集階の搬出入口に臨んで設けられ
たバケット支持装置上に搬送し、このバケットを塵芥収
集階のバケット支持装置上からバケット搬出入装置によ
り塵芥貯留排出手段に搬送し、バケット内の塵芥を排出
して再び塵芥収集階のバケット支持装置上に復帰させた
後、空気供給手段により空バケットを上昇させるかもし
くは降下させて、再び所定階のバケット支持装置上に搬
送し、バケット搬出入装置により該空バケットを再び所
定階に配置するように構成されたことを特徴とするバケ
ット搬送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24353288A JP2636018B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | バケット搬送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24353288A JP2636018B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | バケット搬送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0289703A true JPH0289703A (ja) | 1990-03-29 |
JP2636018B2 JP2636018B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=17105294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24353288A Expired - Fee Related JP2636018B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | バケット搬送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636018B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102145813A (zh) * | 2011-01-25 | 2011-08-10 | 上海市金山区青少年活动中心 | 气动输送垃圾的管道运输系统 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP24353288A patent/JP2636018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102145813A (zh) * | 2011-01-25 | 2011-08-10 | 上海市金山区青少年活动中心 | 气动输送垃圾的管道运输系统 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2636018B2 (ja) | 1997-07-30 |
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