JPH028102A - バケット搬送システム及びその塵芥収集方法 - Google Patents
バケット搬送システム及びその塵芥収集方法Info
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- JPH028102A JPH028102A JP15877888A JP15877888A JPH028102A JP H028102 A JPH028102 A JP H028102A JP 15877888 A JP15877888 A JP 15877888A JP 15877888 A JP15877888 A JP 15877888A JP H028102 A JPH028102 A JP H028102A
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Landscapes
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ゴミを収容するバケットが縦管内を移送可能
になれたバケット搬送システム及びその塵芥収集方法に
関する。
になれたバケット搬送システム及びその塵芥収集方法に
関する。
(従来の技術)
従来、高層住宅等における一般家庭での塵芥の収集方式
としては、塵芥を収納したゴミ袋を所定の日時に所定の
集積位置まで持ち運ぶゴミ袋方式や、また、建物の最下
階から各階に亘って配設されたダストシュートに塵芥を
各階から投下して最下階で貯留するダストシュート方式
、さらに、建物の最下階から各階に亘って配設されたシ
ュートに塵芥を収容したカプセルを建物の各階から投下
して最下階まで搬送するカプセル搬送方式(特公昭60
−286号公報参照)が提供されている。
としては、塵芥を収納したゴミ袋を所定の日時に所定の
集積位置まで持ち運ぶゴミ袋方式や、また、建物の最下
階から各階に亘って配設されたダストシュートに塵芥を
各階から投下して最下階で貯留するダストシュート方式
、さらに、建物の最下階から各階に亘って配設されたシ
ュートに塵芥を収容したカプセルを建物の各階から投下
して最下階まで搬送するカプセル搬送方式(特公昭60
−286号公報参照)が提供されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の各収集方式にはそれぞれ次の
ような問題があった。
ような問題があった。
ゴミ袋方式においては、
■ ゴミ袋を収集する日時が予め決められているため、
この決められた日時に集積位置まで忘れずに出さなけれ
ばならず不便であるとともに、その収集日までゴミ袋を
各家庭で溜めておかなければならず、室内の整頓や衛生
上の問題がある他、腐敗に伴う臭気によって嫌悪感をも
たらす。
この決められた日時に集積位置まで忘れずに出さなけれ
ばならず不便であるとともに、その収集日までゴミ袋を
各家庭で溜めておかなければならず、室内の整頓や衛生
上の問題がある他、腐敗に伴う臭気によって嫌悪感をも
たらす。
■ 塵芥収集日には、塵芥集積位置に塵芥が集積散乱さ
れ、不衛生であるとともに美観上も好ましくない。
れ、不衛生であるとともに美観上も好ましくない。
■ 高層建築物の場合では、各家庭から塵芥集積位置ま
での持ち運びが大変で大きな労力を要する。
での持ち運びが大変で大きな労力を要する。
ダストシュート方式においては、
■ ダストシュート内もしくは最下階の貯留部で落下時
の衝撃等により塵芥が散乱し易く、汚染、悪臭の原因と
なるとともに、塵芥の落下によって騒音が生じる。
の衝撃等により塵芥が散乱し易く、汚染、悪臭の原因と
なるとともに、塵芥の落下によって騒音が生じる。
■ 最下階の貯留部で火災が発生した場合、ダストシュ
ートが煙道の役目をはたし、火災を助長する恐れがある
。
ートが煙道の役目をはたし、火災を助長する恐れがある
。
カプセル搬送方式においては、
■ シュートを落下するカプセルの落下速度を該カプセ
ルの重量により制御する機能がないため、カプセル内に
収容された塵芥の重量によりシュート内を落下するカプ
セルの落下速度が異なり、このため、高層建物において
は、カプセルが軽いと落下に時間がかかり過ぎて実用上
問題があるとともに、逆に重いと落下速度が速(なり着
地時にカプセルに作用する衝撃力が増大してカプセルが
損傷する恐れがある。
ルの重量により制御する機能がないため、カプセル内に
収容された塵芥の重量によりシュート内を落下するカプ
セルの落下速度が異なり、このため、高層建物において
は、カプセルが軽いと落下に時間がかかり過ぎて実用上
問題があるとともに、逆に重いと落下速度が速(なり着
地時にカプセルに作用する衝撃力が増大してカプセルが
損傷する恐れがある。
■ −度落下させたカプセルを再利用するためにはいち
いちエレベータ等の他の手段により元の場所に回収しな
ければならず回収作業に手間がかかる。
いちエレベータ等の他の手段により元の場所に回収しな
ければならず回収作業に手間がかかる。
(課題を解決するための手段)
本発明のバケット搬送システムは、建物の所要階に亘っ
て配設されるとともに、開閉可能になされた搬出入口が
適宜階にそれぞれ形成され、内部をバケットが搬送可能
になされた縦管と、前記搬出入口に臨んで適宜階に配置
されたバケットを縦管との間で移送するバケット搬出入
装置と、前記搬出入口にそれぞれ設けられ、該搬出入口
に臨むよう縦管内でバケットを支持する位置とバケット
の降下を許容する位置とで作動しうるバケット支持装置
と、前記縦管外より吸引された空気を縦管内に供給する
バケット上昇搬送手段と、前記搬出入口に対応して設け
られ、縦管より空気を排気する排気制御手段とを備え、
選択された任意の階間で空バケットを上昇制御もしくは
下降制御することにより搬送せしめ、所要階に必要数の
バケットを集合させるように構成したものである。
て配設されるとともに、開閉可能になされた搬出入口が
適宜階にそれぞれ形成され、内部をバケットが搬送可能
になされた縦管と、前記搬出入口に臨んで適宜階に配置
されたバケットを縦管との間で移送するバケット搬出入
装置と、前記搬出入口にそれぞれ設けられ、該搬出入口
に臨むよう縦管内でバケットを支持する位置とバケット
の降下を許容する位置とで作動しうるバケット支持装置
と、前記縦管外より吸引された空気を縦管内に供給する
バケット上昇搬送手段と、前記搬出入口に対応して設け
られ、縦管より空気を排気する排気制御手段とを備え、
選択された任意の階間で空バケットを上昇制御もしくは
下降制御することにより搬送せしめ、所要階に必要数の
バケットを集合させるように構成したものである。
また、バケット搬送システムの塵芥収集方法は、建物の
所要階に亘って配設されるとともに、開閉可能になされ
た搬出入口が適宜階にそれぞれ形成され、内部をバケッ
トが搬送可能になされた縦管と、前記搬出入口に臨んで
適宜階に配置されたバケットを縦管との間で移送するバ
ケットR出入装置と、前記搬出入口にそれぞれ設けられ
、該搬出入口に臨むよう縦管内でバケットを支持する位
置とバケットの降下を許容する位置とで作動しうるバケ
ット支持装置と、前記縦管外より吸引された空気を縦管
内に供給するバケット上昇搬送手段と、前記搬出入口に
対応して設けられ、縦管より空気を排気する排気制御手
段とを備え、所定階の収集作業量に対応した数の空バケ
ットをこの所定階以外の任意の階より上昇制御もしくは
下降制御をして集合せしめ、所定階で塵芥を収集し、塵
芥を収容したバケットを収集階に搬送するものである。
所要階に亘って配設されるとともに、開閉可能になされ
た搬出入口が適宜階にそれぞれ形成され、内部をバケッ
トが搬送可能になされた縦管と、前記搬出入口に臨んで
適宜階に配置されたバケットを縦管との間で移送するバ
ケットR出入装置と、前記搬出入口にそれぞれ設けられ
、該搬出入口に臨むよう縦管内でバケットを支持する位
置とバケットの降下を許容する位置とで作動しうるバケ
ット支持装置と、前記縦管外より吸引された空気を縦管
内に供給するバケット上昇搬送手段と、前記搬出入口に
対応して設けられ、縦管より空気を排気する排気制御手
段とを備え、所定階の収集作業量に対応した数の空バケ
ットをこの所定階以外の任意の階より上昇制御もしくは
下降制御をして集合せしめ、所定階で塵芥を収集し、塵
芥を収容したバケットを収集階に搬送するものである。
(作用)
バケットが塵芥収集階と各階との間を移送可能に構成さ
れたバケット搬送システムにおいて、バケットは各階と
収集階との間を往復搬送するだけでなく、この往復移送
を利用して任意の階から任意の階へも移送可能にする。
れたバケット搬送システムにおいて、バケットは各階と
収集階との間を往復搬送するだけでなく、この往復移送
を利用して任意の階から任意の階へも移送可能にする。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。な
お、本例では本発明に係るバケット搬送システムを、バ
ケットが縦管内で往復搬送可能になされたバケット往復
搬送システムに適用したものを例に採って説明する。
お、本例では本発明に係るバケット搬送システムを、バ
ケットが縦管内で往復搬送可能になされたバケット往復
搬送システムに適用したものを例に採って説明する。
第1図はバケット往復搬送システムの概略構成を示して
いる。
いる。
図において、10は建物の所要階に亘って配設された縦
管であり、本例では塵芥収集階になされた地上階から各
階に亘って配設されたものを例示している。この縦管1
0は、横断面形状が例えば矩形に形成されるとともに、
全長にわたって一定の大きさで延設されており、この縦
管10内を通ってバケットCが搬送される。バケットC
は、塵芥を収容する容器であり、その横断面形状は前記
縦管10の横断面形状と略同様矩形に形成されている。
管であり、本例では塵芥収集階になされた地上階から各
階に亘って配設されたものを例示している。この縦管1
0は、横断面形状が例えば矩形に形成されるとともに、
全長にわたって一定の大きさで延設されており、この縦
管10内を通ってバケットCが搬送される。バケットC
は、塵芥を収容する容器であり、その横断面形状は前記
縦管10の横断面形状と略同様矩形に形成されている。
このバケットCは、縦管10内を極めて容易に落下でき
るとともに、後述するバケット上昇搬送手段により縦管
10内を容易に上昇できるように、BP、 N管10に
対する横断面形状及び大きさが設定されている。すなわ
ち、後述するバケット上昇搬送手段により縦管10内に
供給する空気でバケットCを上昇させるには、縦管10
とバケットCとの間隙を空気が通過する時に発生する圧
力とバケットCの受圧面積及び重量を適切に設定する必
要がある。
るとともに、後述するバケット上昇搬送手段により縦管
10内を容易に上昇できるように、BP、 N管10に
対する横断面形状及び大きさが設定されている。すなわ
ち、後述するバケット上昇搬送手段により縦管10内に
供給する空気でバケットCを上昇させるには、縦管10
とバケットCとの間隙を空気が通過する時に発生する圧
力とバケットCの受圧面積及び重量を適切に設定する必
要がある。
また、縦管10の各階及び収集階に搬出人口11が形成
されている。搬出人口11は必ずしも各階に設ける必要
はなく、塵芥収集が必要な適宜階に設ければよい。これ
ら搬出人口11にはそれぞれゲート12がゲートシリン
ダ12aにより開閉自在に設けられており、各ゲート1
2を閉塞することで縦管lO内が密閉状態となるように
構成されている。
されている。搬出人口11は必ずしも各階に設ける必要
はなく、塵芥収集が必要な適宜階に設ければよい。これ
ら搬出人口11にはそれぞれゲート12がゲートシリン
ダ12aにより開閉自在に設けられており、各ゲート1
2を閉塞することで縦管lO内が密閉状態となるように
構成されている。
以下説明の便宜上、地上の収集階を除く各階に設けられ
た搬出人口11を投入口11aと称し、最下階に設けら
れた搬出人口11を排出口11bと称する。投入口11
aの建物側にはバケットCを該投入口11aに臨む位置
に配置する設置室13が設けられている。この設置室1
3にはバケットCを設置室13と縦管10との間で搬送
する図示しないバケット搬出入装置が設けられ、また、
排出口11bの建物側にも排出口11b近傍に設置され
た塵芥貯留排出手段と第1パケツト支持装置15との間
で搬送するバケット搬出入装置が設けられている。この
バケット搬出入装置により各階ではバケットCを設置室
13から縦管10内に搬入するとともに、該バケットC
を縦管lO内から設置室13に搬出するように構成され
、収集階においても上記と同様にバケットCを搬出入可
能に構成されている。
た搬出人口11を投入口11aと称し、最下階に設けら
れた搬出人口11を排出口11bと称する。投入口11
aの建物側にはバケットCを該投入口11aに臨む位置
に配置する設置室13が設けられている。この設置室1
3にはバケットCを設置室13と縦管10との間で搬送
する図示しないバケット搬出入装置が設けられ、また、
排出口11bの建物側にも排出口11b近傍に設置され
た塵芥貯留排出手段と第1パケツト支持装置15との間
で搬送するバケット搬出入装置が設けられている。この
バケット搬出入装置により各階ではバケットCを設置室
13から縦管10内に搬入するとともに、該バケットC
を縦管lO内から設置室13に搬出するように構成され
、収集階においても上記と同様にバケットCを搬出入可
能に構成されている。
一方、縦管lOの下端部には収集階となる地上階に形成
された排出口11bに臨む位置でバケットCを支持する
第1パケツト支持装置15が設けられている。この第1
パケツト支持装置15は、例えば複数のローラ15aか
ら構成されており、縦管10内を降下するバケットCが
着地する着地部になされている。
された排出口11bに臨む位置でバケットCを支持する
第1パケツト支持装置15が設けられている。この第1
パケツト支持装置15は、例えば複数のローラ15aか
ら構成されており、縦管10内を降下するバケットCが
着地する着地部になされている。
また、縦管10内の各階部には、第2パケツト支持装置
14が設けられている。第2パケツト支持装置14は各
投入口11a・・・に臨むよう縦管】0内でバケットを
支持する位置とバケットの降下を許容する位置とを作動
するように構成されており、バケット支持位置において
、バケットCの底部を支持し、バケットCを縦管10内
の各階部で安定的に保持するとともに、投入口11aを
介してバケットCの搬出入がスムースに行えるように複
数のローラによって構成されている。
14が設けられている。第2パケツト支持装置14は各
投入口11a・・・に臨むよう縦管】0内でバケットを
支持する位置とバケットの降下を許容する位置とを作動
するように構成されており、バケット支持位置において
、バケットCの底部を支持し、バケットCを縦管10内
の各階部で安定的に保持するとともに、投入口11aを
介してバケットCの搬出入がスムースに行えるように複
数のローラによって構成されている。
さらに、縦管10の各階部には、排気口16が設けられ
ており、排気口16には排気バルブ18を有する配管1
7が連通されており、これにより後述するバケット上昇
搬送手段により縦管10内に供給される空気を排気する
排気制御手段19が構成されている。この排気制御手段
19は、バケットCと排気口16で形成される実排気口
における排気抵抗に対応してバケットが受ける上昇力と
バケットCの重量が平衡状態になり、バケットCは縦管
10内で停止状態(浮遊)になるという原理を利用して
、バケットCを所望の目標階で停止させるように構成さ
れている。
ており、排気口16には排気バルブ18を有する配管1
7が連通されており、これにより後述するバケット上昇
搬送手段により縦管10内に供給される空気を排気する
排気制御手段19が構成されている。この排気制御手段
19は、バケットCと排気口16で形成される実排気口
における排気抵抗に対応してバケットが受ける上昇力と
バケットCの重量が平衡状態になり、バケットCは縦管
10内で停止状態(浮遊)になるという原理を利用して
、バケットCを所望の目標階で停止させるように構成さ
れている。
縦管10の各階部には例えば光電センサ70等の位置検
出器が設けられており、この位置検出器により、バケツ
)Cが縦管10内における投入口11aに臨む位置にあ
ることを感知する。
出器が設けられており、この位置検出器により、バケツ
)Cが縦管10内における投入口11aに臨む位置にあ
ることを感知する。
縦管lOの前記第1パケツト支持装置15よりも下方に
は空気吹出口21が設けられている。空気吹出口21は
バルブ25を有する配管23によってブロワ−22の空
気吐出口22aに連通されており、一方、その空気取入
口22bにはバルブ27を有する配管26の一端が接続
されている。
は空気吹出口21が設けられている。空気吹出口21は
バルブ25を有する配管23によってブロワ−22の空
気吐出口22aに連通されており、一方、その空気取入
口22bにはバルブ27を有する配管26の一端が接続
されている。
この配管26の他端26aは空気を縦管10外から吸入
する吸入口になされている。さらに、縦管10の下部に
おける前記第1パケツト支持装置15よりも上方には空
気取入口32が設けられており、空気取入口32は、前
記配管26におけるバルブ27よりもブロワ−22側か
ら分岐された配管36にバルブ37を介して接続されて
いる。また、配管23におけるバルブ25とブロワ−2
2との間にはバルブ29を有する配管28の一端が接続
されており、この配管28の他端28aがブロワ−22
から供給される空気を縦管10外に排出する排出口にな
されている。このように構成されたことにより、前記各
バルブを開閉制御することで、空気を配管26の他端2
6aもしくは空気取入口32から選択的に吸引して、配
管28の他端28aもしくは空気吹出口21に選択的に
供給できるようになされている。
する吸入口になされている。さらに、縦管10の下部に
おける前記第1パケツト支持装置15よりも上方には空
気取入口32が設けられており、空気取入口32は、前
記配管26におけるバルブ27よりもブロワ−22側か
ら分岐された配管36にバルブ37を介して接続されて
いる。また、配管23におけるバルブ25とブロワ−2
2との間にはバルブ29を有する配管28の一端が接続
されており、この配管28の他端28aがブロワ−22
から供給される空気を縦管10外に排出する排出口にな
されている。このように構成されたことにより、前記各
バルブを開閉制御することで、空気を配管26の他端2
6aもしくは空気取入口32から選択的に吸引して、配
管28の他端28aもしくは空気吹出口21に選択的に
供給できるようになされている。
すなわち、■バルブ29.37を開にして縦管10内の
空気を空気取入口32から吸い込み、配管36、配管2
6、ブロワ−22、配管23、配管28を経て外部に排
出することで縦管10内を換気する換気状態、■バルブ
37.25を開にすることで、縦管10内の空気を空気
取入口32から吸い込み、配管36、配管26、ブロワ
−22、配管23を経て空気吹出口21から縦管lO内
に供給して再び空気取入口32から吸い込むことで循環
させ、縦管IO内の空気吹出口21と空気取入口32と
の間に上昇気流を発生させる着地速度制御状態、■パル
プ27.29を開にして空気を配管26の他端26aか
ら吸い込み、ブロワ−22、配管23、配管28を経て
配管28の他端28aから排出するいわゆるニュートラ
ル状態、■パルプ25.27を開にして空気を配管26
の他端26aから配管26、ブロワ−22、配管23、
空気吹出口21に送り、該空気吹出口21から縦管10
内に供給し、縦管IO内でバケットCを上昇させるバケ
ット上昇搬送状態〔バルブ25 (27)、配管26、
ブロワ−22、配管23、空気吹出口21でバケット上
昇搬送手段を構成している)の4つの状態を選択的に取
ることができる。
空気を空気取入口32から吸い込み、配管36、配管2
6、ブロワ−22、配管23、配管28を経て外部に排
出することで縦管10内を換気する換気状態、■バルブ
37.25を開にすることで、縦管10内の空気を空気
取入口32から吸い込み、配管36、配管26、ブロワ
−22、配管23を経て空気吹出口21から縦管lO内
に供給して再び空気取入口32から吸い込むことで循環
させ、縦管IO内の空気吹出口21と空気取入口32と
の間に上昇気流を発生させる着地速度制御状態、■パル
プ27.29を開にして空気を配管26の他端26aか
ら吸い込み、ブロワ−22、配管23、配管28を経て
配管28の他端28aから排出するいわゆるニュートラ
ル状態、■パルプ25.27を開にして空気を配管26
の他端26aから配管26、ブロワ−22、配管23、
空気吹出口21に送り、該空気吹出口21から縦管10
内に供給し、縦管IO内でバケットCを上昇させるバケ
ット上昇搬送状態〔バルブ25 (27)、配管26、
ブロワ−22、配管23、空気吹出口21でバケット上
昇搬送手段を構成している)の4つの状態を選択的に取
ることができる。
また、前記配管36におけるバルブ37よりも空気取入
口32寄りには、バルブ39を有する配管38の一端が
接続されており、空気取入口32、配管36、配管38
、バルブ39により排気量制御手段40が構成されてい
る。この排気量制御手段40は、バケット降下時にこの
バケットCにより縦管lO内で圧縮される空気の排気量
を制御し、バケットCの降下速度を制御するものである
。また、排気量制御手段40は、本例では上述のように
空気取入口32と配管36の一部を併用しているが、こ
れに限らず別個に設けてもよい。
口32寄りには、バルブ39を有する配管38の一端が
接続されており、空気取入口32、配管36、配管38
、バルブ39により排気量制御手段40が構成されてい
る。この排気量制御手段40は、バケット降下時にこの
バケットCにより縦管lO内で圧縮される空気の排気量
を制御し、バケットCの降下速度を制御するものである
。また、排気量制御手段40は、本例では上述のように
空気取入口32と配管36の一部を併用しているが、こ
れに限らず別個に設けてもよい。
上記各バルブ25,27,29.37.39はコンピュ
ータ等の制御装置によって開閉制御されることで前述の
各状態及び排気量制御手段40を使い分けることができ
る。各バルブのうちバルブ25及びバルブ39は、制御
装置により流量が調整可能な可変流量制御弁が用いられ
ており、これらバルブ25.39のシール性を高め、縦
管10内の気密性を確保するためには、可変流量制御弁
とシール性の高い開閉弁とを併用するのが好ましい。
ータ等の制御装置によって開閉制御されることで前述の
各状態及び排気量制御手段40を使い分けることができ
る。各バルブのうちバルブ25及びバルブ39は、制御
装置により流量が調整可能な可変流量制御弁が用いられ
ており、これらバルブ25.39のシール性を高め、縦
管10内の気密性を確保するためには、可変流量制御弁
とシール性の高い開閉弁とを併用するのが好ましい。
さらに、縦管10の下端部には圧力測定器(圧力測定手
段)Pが設けられている。この圧力測定器Pは、縦管1
0内でバケットCが投下された所定時間後に、密閉され
た状態でのバケットCにより圧縮される縦管10内の圧
力を検出するもので、この圧力測定器Pによって、測定
された圧力は前記制御装置に出力される。
段)Pが設けられている。この圧力測定器Pは、縦管1
0内でバケットCが投下された所定時間後に、密閉され
た状態でのバケットCにより圧縮される縦管10内の圧
力を検出するもので、この圧力測定器Pによって、測定
された圧力は前記制御装置に出力される。
建物の収集階の排出口11b近傍に設けられた塵芥貯留
搬出手段は、反転投入装置50と塵芥貯留排出装置60
とを備えている。反転投入装置50は各階から移送され
てきたバケットCを反転させて、このバケットC内に収
容されている塵芥を塵芥貯留排出装置60に投入するよ
うに構成されたものである。塵芥貯留排出装置60は、
反転投入装置50によって投入された塵芥を貯留した後
、この塵芥を排出口から排出して塵芥収集車80などに
積み替えるように構成されたものである。
搬出手段は、反転投入装置50と塵芥貯留排出装置60
とを備えている。反転投入装置50は各階から移送され
てきたバケットCを反転させて、このバケットC内に収
容されている塵芥を塵芥貯留排出装置60に投入するよ
うに構成されたものである。塵芥貯留排出装置60は、
反転投入装置50によって投入された塵芥を貯留した後
、この塵芥を排出口から排出して塵芥収集車80などに
積み替えるように構成されたものである。
次に、以上のように構成されたバケットの往復搬送シス
テムの動作について説明する。
テムの動作について説明する。
ここで、ブロワ−22は駆動を開始してから平常運転に
達するまでの立ち上がりに時間がかかるため、通常は常
時駆動させており、縦管10内でバケットCを搬送しな
い時は、バルブ29.37のみを開にして縦管10内の
空気を空気取入口32から吸い込み、配管36、配管2
6、ブロワ−22、配管23、配管28を経て外部に排
出することで、縦管lO内を換気しており、また、バケ
ットCが縦管10内を降下している時は、バルブ37.
25を開にすることで、縦管10内の空気を空気取入
口32から吸い込み、配管36、配管26、ブロワ−2
2、配管23を経て空気吹出口21から縦管10内に排
出して再び空気取入口32から吸い込むことで循環させ
、縦管10内の空気吹出口21と空気取入口32との間
に上昇気流を発生させるようになされている。
達するまでの立ち上がりに時間がかかるため、通常は常
時駆動させており、縦管10内でバケットCを搬送しな
い時は、バルブ29.37のみを開にして縦管10内の
空気を空気取入口32から吸い込み、配管36、配管2
6、ブロワ−22、配管23、配管28を経て外部に排
出することで、縦管lO内を換気しており、また、バケ
ットCが縦管10内を降下している時は、バルブ37.
25を開にすることで、縦管10内の空気を空気取入
口32から吸い込み、配管36、配管26、ブロワ−2
2、配管23を経て空気吹出口21から縦管10内に排
出して再び空気取入口32から吸い込むことで循環させ
、縦管10内の空気吹出口21と空気取入口32との間
に上昇気流を発生させるようになされている。
まず、バケットCを各階から収集階に降下させる場合に
ついて説明する。
ついて説明する。
所望階の第2パケツト支持装置14を降下許容位置から
縮管10内に突出するバケット支持位置に作動させた後
、この階のゲート12を開いて投入口11aを開放し、
バケッl−Cをバケット搬出入装置によって設置室13
から縦管10内に搬入する。この後、ゲート12を閉じ
て縦管10内を気密状態にし、前記バケット支持装置1
4を降下許容位置に作動させて縦管10内から没すると
バケットCは縦管10内を降下し始める。この時、上述
の換気状態から、制御装置によりバルブ27゜29のみ
を開にして空気を配管26の他#i2!3aから吸い込
み、ブロワ−22、配管23、配管28を経て配管28
の他端28aから排出するいわゆるニュートラル状態に
なされている。そして、縦管10内を降下するバケット
Cは、該バケットCにより圧縮される縦管10内の空気
をバケットCと縦管lOとの間隙から徐々に上方に逃が
すことで、徐々に降下する。
縮管10内に突出するバケット支持位置に作動させた後
、この階のゲート12を開いて投入口11aを開放し、
バケッl−Cをバケット搬出入装置によって設置室13
から縦管10内に搬入する。この後、ゲート12を閉じ
て縦管10内を気密状態にし、前記バケット支持装置1
4を降下許容位置に作動させて縦管10内から没すると
バケットCは縦管10内を降下し始める。この時、上述
の換気状態から、制御装置によりバルブ27゜29のみ
を開にして空気を配管26の他#i2!3aから吸い込
み、ブロワ−22、配管23、配管28を経て配管28
の他端28aから排出するいわゆるニュートラル状態に
なされている。そして、縦管10内を降下するバケット
Cは、該バケットCにより圧縮される縦管10内の空気
をバケットCと縦管lOとの間隙から徐々に上方に逃が
すことで、徐々に降下する。
ここで、バケットCの定常落下速度■。は、m:バケッ
トlJi量 ρ:空気比重量 C6:空気抵抗係数 S、:縦管断面積 Sc :バケット受圧面積 で表すことができ、この時、バケットCにより圧縮され
る縦管10内の空気の圧力P IIは、e で求めることができる。よって、圧力測定器Pで縦管1
0内の圧力P□を検出することで、(2)式からmgを
求めることができ、このmgを(1)式に代入すること
によって、定常落下速度■ゎを求めることができる。
トlJi量 ρ:空気比重量 C6:空気抵抗係数 S、:縦管断面積 Sc :バケット受圧面積 で表すことができ、この時、バケットCにより圧縮され
る縦管10内の空気の圧力P IIは、e で求めることができる。よって、圧力測定器Pで縦管1
0内の圧力P□を検出することで、(2)式からmgを
求めることができ、このmgを(1)式に代入すること
によって、定常落下速度■ゎを求めることができる。
従って、バケットCの降下時において、圧力測定器Pで
はバケツ)Cが降下し始めてから所定時間後に密閉状態
での縦管10内の圧力を測定し、制御装置では圧力測定
器Pで測定された圧力Pslに基いてバケットCの定常
落下速度■。を上式(1)。
はバケツ)Cが降下し始めてから所定時間後に密閉状態
での縦管10内の圧力を測定し、制御装置では圧力測定
器Pで測定された圧力Pslに基いてバケットCの定常
落下速度■。を上式(1)。
(2)から演算する。この結果、制御装置ではパルプ3
9を開放制御して排気量制御手段40を作動させ、測定
速度が設定速度に近似するようパルプ39を開閉制御し
て排気量を制御するとともに、パルプ37.25を開に
してニュートラル状態から着地速度制御状態に切換える
。つまり、バケツ)Cの降下時において、制御装置では
、パルプ39の開閉制御を行って排気量制御手段40を
作動させて、縦管10内の空気を第1図において矢符A
で示すように空気取入口32から配管36、配管38を
介して外部に排出し、この空気の排出量を制御すること
で、バケットCの降下速度を設定速度に近似するように
制御する。詳しくは、測定された圧力より導かれた降下
速度が設定速度との間に差が生じている場合にはバケッ
ト降下速度を設定速度に近似するようにパルプ39の開
度を調整し、排気量を制御する。このようなバケットC
の降下速度の制御は、投入階から空気取入口32を通過
する(着地手前)まで行われることになる。
9を開放制御して排気量制御手段40を作動させ、測定
速度が設定速度に近似するようパルプ39を開閉制御し
て排気量を制御するとともに、パルプ37.25を開に
してニュートラル状態から着地速度制御状態に切換える
。つまり、バケツ)Cの降下時において、制御装置では
、パルプ39の開閉制御を行って排気量制御手段40を
作動させて、縦管10内の空気を第1図において矢符A
で示すように空気取入口32から配管36、配管38を
介して外部に排出し、この空気の排出量を制御すること
で、バケットCの降下速度を設定速度に近似するように
制御する。詳しくは、測定された圧力より導かれた降下
速度が設定速度との間に差が生じている場合にはバケッ
ト降下速度を設定速度に近似するようにパルプ39の開
度を調整し、排気量を制御する。このようなバケットC
の降下速度の制御は、投入階から空気取入口32を通過
する(着地手前)まで行われることになる。
また、この時、着地速度制御状態になされているので、
これによって、空気取入口32から吸い込まれた空気は
、前記排気量制御手段40により配管38の他端38a
から排出されるとともに、配管36、配管26、ブロワ
−22、配管23を経て空気吹出口21から供給されて
再び空気取入口32から吸い込まれて循環することで、
縦管10内の空気吹出口21と空気取入口32との間で
上昇気流を発生させている。そして、バケットCが空気
取入口32を通過した後、つまり、この通過後から着地
するまでの着地区域において、バケットCは、空気吹出
口21と空気取入口32との間に発生した上昇気流によ
り降下速度がさらに遅くなるよう制御されて、第1パケ
ツト支持装置15にゆっくりと着地する。この場合にお
ける空気吹出口21からの吐出量はパルプ25により調
整され、この吐出量は降下速度を遅くするための上昇気
流を発生する分だけでよく、バケットCを上昇させる時
の吐出量に比べれば僅かである。なお、パルプ25によ
る空気の吐出量の応答性を高めるために、このパルプ2
5に微調整可能な補助パルプを併設してもよい。
これによって、空気取入口32から吸い込まれた空気は
、前記排気量制御手段40により配管38の他端38a
から排出されるとともに、配管36、配管26、ブロワ
−22、配管23を経て空気吹出口21から供給されて
再び空気取入口32から吸い込まれて循環することで、
縦管10内の空気吹出口21と空気取入口32との間で
上昇気流を発生させている。そして、バケットCが空気
取入口32を通過した後、つまり、この通過後から着地
するまでの着地区域において、バケットCは、空気吹出
口21と空気取入口32との間に発生した上昇気流によ
り降下速度がさらに遅くなるよう制御されて、第1パケ
ツト支持装置15にゆっくりと着地する。この場合にお
ける空気吹出口21からの吐出量はパルプ25により調
整され、この吐出量は降下速度を遅くするための上昇気
流を発生する分だけでよく、バケットCを上昇させる時
の吐出量に比べれば僅かである。なお、パルプ25によ
る空気の吐出量の応答性を高めるために、このパルプ2
5に微調整可能な補助パルプを併設してもよい。
この後、制御装置ではパルプ29.37のみを開にして
縦管lO内の空気を配管36、配管26、ブロワ−22
、配管23、配管28を経て外部に排出することで、換
気状態になる。そして、最下階のゲート12を開いてバ
ケットCをバケット搬出入装置により排出口11bから
搬出し、反転投入装置50でバケツ)C内に収容された
塵芥を塵芥貯留排出装置60に投入する。
縦管lO内の空気を配管36、配管26、ブロワ−22
、配管23、配管28を経て外部に排出することで、換
気状態になる。そして、最下階のゲート12を開いてバ
ケットCをバケット搬出入装置により排出口11bから
搬出し、反転投入装置50でバケツ)C内に収容された
塵芥を塵芥貯留排出装置60に投入する。
次に、バケットCを収集階から所望階まで上昇させる場
合について説明する。
合について説明する。
反転投入装置50によって塵芥を塵芥貯留排出装置60
に投入した空のバケットCは、バケット搬出入装置で再
び縦管lO内に搬入され、縦管10内において第1パケ
ツト支持装置15に支持される。この後、ゲート12を
閉じて、制御装置によりバケットCを搬送しようとする
所望階の排気制御手段19の排気パルプ18を開にする
とともに、この制御装置によりパルプ25.27のみを
開くことでバケット上昇搬送状態に切換える。これより
、空気は第1図において矢符Bに示すように配管26の
他端26aから配管26、ブロワ−22、配管23、空
気吹出口21に送られ、この空気吹出口21から縦管I
O内に供給される。このように空気を空気取入口21か
ら供給することで、空バケットCは縦管10内を上昇す
る。ここで、ブロワ−22はバケットCを上昇させるだ
けの十分な出力を有するものが用いられている。
に投入した空のバケットCは、バケット搬出入装置で再
び縦管lO内に搬入され、縦管10内において第1パケ
ツト支持装置15に支持される。この後、ゲート12を
閉じて、制御装置によりバケットCを搬送しようとする
所望階の排気制御手段19の排気パルプ18を開にする
とともに、この制御装置によりパルプ25.27のみを
開くことでバケット上昇搬送状態に切換える。これより
、空気は第1図において矢符Bに示すように配管26の
他端26aから配管26、ブロワ−22、配管23、空
気吹出口21に送られ、この空気吹出口21から縦管I
O内に供給される。このように空気を空気取入口21か
ら供給することで、空バケットCは縦管10内を上昇す
る。ここで、ブロワ−22はバケットCを上昇させるだ
けの十分な出力を有するものが用いられている。
そして、排気パルプ18が開になされている所望階にバ
ケットCが達すると、(3)式に示すように、バケット
Cを上昇させるために供給された空気を排気口16より
排気することで発生する圧力Ps!とバケットCの受圧
面積Scとの積と、バケットCの重量Wとが釣り合い、
この位置でバケットCは停止することになる。
ケットCが達すると、(3)式に示すように、バケット
Cを上昇させるために供給された空気を排気口16より
排気することで発生する圧力Ps!とバケットCの受圧
面積Scとの積と、バケットCの重量Wとが釣り合い、
この位置でバケットCは停止することになる。
W = S c−P −z ・=(
3)この圧力Pszは、抵抗係数と排気口より排気され
る空気速度との積となり、排気バルブ18が開状態にな
されている排気口16に達すると、バケットCはその受
圧部でその位置を維持するだけの風量を受け、上昇に寄
与していた風量の一部が排気口16より排出される形と
なり、結果的にそのバケットCと釣り合う上昇力が得ら
れることになる。これにより、バケットCは停止(浮遊
)状態になる。なお、配管17を第1図において破線で
示すように目標階よりも上方の縦管10内に配設するこ
とで排気口16から排出される空気をこれよりも上方の
縦管10内に排気するようにしてもよい。
3)この圧力Pszは、抵抗係数と排気口より排気され
る空気速度との積となり、排気バルブ18が開状態にな
されている排気口16に達すると、バケットCはその受
圧部でその位置を維持するだけの風量を受け、上昇に寄
与していた風量の一部が排気口16より排出される形と
なり、結果的にそのバケットCと釣り合う上昇力が得ら
れることになる。これにより、バケットCは停止(浮遊
)状態になる。なお、配管17を第1図において破線で
示すように目標階よりも上方の縦管10内に配設するこ
とで排気口16から排出される空気をこれよりも上方の
縦管10内に排気するようにしてもよい。
また、ブロワ−22の回転数もしくはバルブ25の開度
を制御することにより、縦管10内に供給する空気量を
調整することによってバケットCの上昇に寄与する風量
を制御してバケットcを所望の目標階に停止させること
も可能である。
を制御することにより、縦管10内に供給する空気量を
調整することによってバケットCの上昇に寄与する風量
を制御してバケットcを所望の目標階に停止させること
も可能である。
この場合、バルブ25に代えてバルブ37でブロワ−2
2の吐出量を制御してもよい。
2の吐出量を制御してもよい。
このように所望階に停止したバケットCは、光電センサ
70によってその存在が確認され、これによってその所
望階の第2パケツト支持装置14がバケット支持位置に
作動してバケットCを支持する。この後、この階のゲー
)12が開かれ、バケットCはバケット搬出入装置によ
って縦管10内から設置室13に搬出される。
70によってその存在が確認され、これによってその所
望階の第2パケツト支持装置14がバケット支持位置に
作動してバケットCを支持する。この後、この階のゲー
)12が開かれ、バケットCはバケット搬出入装置によ
って縦管10内から設置室13に搬出される。
そして、縦管lO内でバケットCの搬送を行わない場合
は、バルブ29.37を開にして換気状態に切換える。
は、バルブ29.37を開にして換気状態に切換える。
このように、各階と最下階との間でバケットCを往復搬
送することができる。
送することができる。
そして、このようにバケットCを移送することにより、
任意の階間で空バケットを上昇移送及び降下移送するこ
とができる。
任意の階間で空バケットを上昇移送及び降下移送するこ
とができる。
すなわち、第2図に示すように、例えば、バケツ)Cを
任意のn階からm階に移送する場合、バケットCを前述
の往復移送の場合と同様にn階からバケッl出入装置に
より縦管10内に搬入しく一点鎖線参照)、m階の第2
パケツト支持装置14をバケット支持位置に作動させた
後、バケットCを降下させ、この第2パケツト支持装置
14によって受けることでm階でバケットCの降下を停
止させる(二点鎖線参照)。この際、前述したようにバ
ケットの降下速度はバケット重量の関数となるから、空
バケットの降下速度は小さく、バケット支持装置上にゆ
っくりと着地する。この後、このm階のゲート12が開
かれ、バケットCはバケット搬出入装置よって縦管10
内から設置室13に搬出される(破線参照)。また、搬
送区間が長い場合においては、搬送を開始するn階から
目的階であるm階の手前まで、前述した往復搬送の場合
と同様な降下速度の制御を行い、この手前からバルブ3
9を閉じることで、降下速度が遅くなるように制御して
もよい。さらに、バケット上昇搬送手段を併用すること
で降下速度をさらに遅くし、停止時のバケットCの衝撃
を小さくすることもできる。
任意のn階からm階に移送する場合、バケットCを前述
の往復移送の場合と同様にn階からバケッl出入装置に
より縦管10内に搬入しく一点鎖線参照)、m階の第2
パケツト支持装置14をバケット支持位置に作動させた
後、バケットCを降下させ、この第2パケツト支持装置
14によって受けることでm階でバケットCの降下を停
止させる(二点鎖線参照)。この際、前述したようにバ
ケットの降下速度はバケット重量の関数となるから、空
バケットの降下速度は小さく、バケット支持装置上にゆ
っくりと着地する。この後、このm階のゲート12が開
かれ、バケットCはバケット搬出入装置よって縦管10
内から設置室13に搬出される(破線参照)。また、搬
送区間が長い場合においては、搬送を開始するn階から
目的階であるm階の手前まで、前述した往復搬送の場合
と同様な降下速度の制御を行い、この手前からバルブ3
9を閉じることで、降下速度が遅くなるように制御して
もよい。さらに、バケット上昇搬送手段を併用すること
で降下速度をさらに遅くし、停止時のバケットCの衝撃
を小さくすることもできる。
次に、バケットCを任意のm階からn階に上昇移送する
場合、バケッl−Cを上述と同様にm階からバケット搬
出入装置により縦管1o内に搬入し、第2パケツト支持
装置14により縦管lo内で保持した後、前述した往復
移送の場合と同様にn階の排気バルブ18を開き、バケ
ット上昇搬送手段により空気を縦管10内に供給するこ
とで、バケットCを上昇させてn階に停止させる。そし
て、n階に停止したバケットCは、光電センサ7oによ
ってその存在が確認され、これによって第2パケツト支
持装置14がバケット支持位置に作動し、バケットCを
支持する。この後、この階のゲート12が開かれ、バケ
ットCはバケットa出入装置よって継管10内から設置
室13に搬出される。
場合、バケッl−Cを上述と同様にm階からバケット搬
出入装置により縦管1o内に搬入し、第2パケツト支持
装置14により縦管lo内で保持した後、前述した往復
移送の場合と同様にn階の排気バルブ18を開き、バケ
ット上昇搬送手段により空気を縦管10内に供給するこ
とで、バケットCを上昇させてn階に停止させる。そし
て、n階に停止したバケットCは、光電センサ7oによ
ってその存在が確認され、これによって第2パケツト支
持装置14がバケット支持位置に作動し、バケットCを
支持する。この後、この階のゲート12が開かれ、バケ
ットCはバケットa出入装置よって継管10内から設置
室13に搬出される。
このように任意の階間でバケットCを移送できるため、
各階に配置されたバケットCを任意のn階に必要数集合
させることもできる。
各階に配置されたバケットCを任意のn階に必要数集合
させることもできる。
例えば、n階で清掃等を行うために塵芥収集作業量に対
応した複数のバケットC・・・が必要になった場合にお
けるバケットの移送方法の一例を第3図を参照して説明
する。ここで、第3図において白抜きはバケットCがな
い状態を示し、斜線は空バケットを示し、網線は塵芥が
収容された実バケットを示す。また、説明上、第3図に
おいて、n階よりも一つ下の階をm階、以下順次2階、
k階、j階とするとともに、これら階に配置されたバケ
ットを、バケットCn、バケットCm、バケットC2、
バケットCk、バケットCjとする。
応した複数のバケットC・・・が必要になった場合にお
けるバケットの移送方法の一例を第3図を参照して説明
する。ここで、第3図において白抜きはバケットCがな
い状態を示し、斜線は空バケットを示し、網線は塵芥が
収容された実バケットを示す。また、説明上、第3図に
おいて、n階よりも一つ下の階をm階、以下順次2階、
k階、j階とするとともに、これら階に配置されたバケ
ットを、バケットCn、バケットCm、バケットC2、
バケットCk、バケットCjとする。
まず、第3図(a)に示すように各階に空のバケットC
が配置された状態において、m階及び2階から空のバケ
ットCm及び空のバケットC1@n階に前述のようにし
て上昇搬送させる〔第3図(b)参照〕。そして、この
階で清掃を行い塵芥を各バケットCn、Cm、C1に収
容する〔第3図(C)参照]。
が配置された状態において、m階及び2階から空のバケ
ットCm及び空のバケットC1@n階に前述のようにし
て上昇搬送させる〔第3図(b)参照〕。そして、この
階で清掃を行い塵芥を各バケットCn、Cm、C1に収
容する〔第3図(C)参照]。
次に、n階の清掃が終了すると、塵芥が収容された各バ
ケットCn、Cm、C1のうち例えばバケツ)(lを、
塵芥貯留排出装置60が設置されて塵芥収集階となされ
たX階に降下搬送させ、収容された塵芥を排出した後、
この空のバケットClを次に清掃を行うm階に上昇搬送
させる〔第3図(d)参照〕。以下バケットCm及びバ
ケッt−Cnも同様にm階に搬送する〔第3図(e)、
(f)参照]、この方法は、−例でありn階に必要数
のバケットC・・・を集合させる方法は無数にあり、ま
た、n階の清掃が終了した時、あるいは終了する前にバ
ケットCを次の清掃階に集める方法も第3図(8)に示
すものなど無数にあり、特定するものでない。
ケットCn、Cm、C1のうち例えばバケツ)(lを、
塵芥貯留排出装置60が設置されて塵芥収集階となされ
たX階に降下搬送させ、収容された塵芥を排出した後、
この空のバケットClを次に清掃を行うm階に上昇搬送
させる〔第3図(d)参照〕。以下バケットCm及びバ
ケッt−Cnも同様にm階に搬送する〔第3図(e)、
(f)参照]、この方法は、−例でありn階に必要数
のバケットC・・・を集合させる方法は無数にあり、ま
た、n階の清掃が終了した時、あるいは終了する前にバ
ケットCを次の清掃階に集める方法も第3図(8)に示
すものなど無数にあり、特定するものでない。
なお、縦管10の横断面形状は本例に限らず、例えば円
形、楕円等でもよい。この場合、バケットCの横断面形
状も縦管10の形状に対応するように形成することはい
うまでもない。
形、楕円等でもよい。この場合、バケットCの横断面形
状も縦管10の形状に対応するように形成することはい
うまでもない。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、バケットを、各階
と塵芥収集階間で往復移送可能なだけでなく、任意の階
間でも適宜に移送可能なため、清掃等を行う階に必要数
のバケットを集合させ、この階の塵芥を収集でき、各階
での清掃またはシステム全体の清掃及び点検時等に便利
である。
と塵芥収集階間で往復移送可能なだけでなく、任意の階
間でも適宜に移送可能なため、清掃等を行う階に必要数
のバケットを集合させ、この階の塵芥を収集でき、各階
での清掃またはシステム全体の清掃及び点検時等に便利
である。
第1図は本発明に係るバケットa送システムを適用した
バケット往復搬送システムの概略構成および動作を示す
側面図、第2図はn階からm階への搬送を説明する説明
図、第3図は任意の階へのバケットの集合方法の一例を
示す説明図である。 第1図 10・・・縦管 11・・・搬出人口 19・・・排気制御手段 P・・・圧力測定手段 C・・・バケット
バケット往復搬送システムの概略構成および動作を示す
側面図、第2図はn階からm階への搬送を説明する説明
図、第3図は任意の階へのバケットの集合方法の一例を
示す説明図である。 第1図 10・・・縦管 11・・・搬出人口 19・・・排気制御手段 P・・・圧力測定手段 C・・・バケット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)建物の所要階に亘って配設されるとともに、開閉可
能になされた搬出入口が適宜階にそれぞれ形成され、内
部をバケットが搬送可能になされた縦管と、 前記搬出入口に臨んで適宜階に配置されたバケットを縦
管との間で移送するバケット搬出入装置と、 前記搬出入口にそれぞれ設けられ、該搬出入口に臨むよ
う縦管内でバケットを支持する位置とバケットの降下を
許容する位置とで作動しうるバケット支持装置と、 前記縦管外より吸引された空気を縦管内に供給するバケ
ット上昇搬送手段と、 前記搬出入口に対応して設けられ、縦管より空気を排気
する排気制御手段とを備え、 選択された任意の階間で空バケットを上昇制御もしくは
下降制御することにより搬送せしめ、所要階に必要数の
バケットを集合させるように構成したことを特徴とする
バケット搬送システム。 2)建物の所要階に亘って配設されるとともに、開閉可
能になされた搬出入口が適宜階にそれぞれ形成され、内
部をバケットが搬送可能になされた縦管と、 前記搬出入口に臨んで適宜階に配置されたバケットを縦
管との間で移送するバケット搬出入装置と、 前記搬出入口にそれぞれ設けられ、該搬出入口に臨むよ
う縦管内でバケットを支持する位置とバケットの降下を
許容する位置とで作動しうるバケット支持装置と、 前記縦管外より吸引された空気を縦管内に供給するバケ
ット上昇搬送手段と、 前記搬出入口に対応して設けられ、縦管より空気を排気
する排気制御手段とを備え、 所定階の収集作業量に対応した数の空バケットをこの所
定階以外の任意の階より上昇制御もしくは下降制御をし
て集合せしめ、所定階で塵芥を収集し、塵芥を収容した
バケットを収集階に搬送することを特徴とするバケット
搬送システムの塵芥収集方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15877888A JPH028102A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | バケット搬送システム及びその塵芥収集方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15877888A JPH028102A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | バケット搬送システム及びその塵芥収集方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028102A true JPH028102A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=15679129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15877888A Pending JPH028102A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | バケット搬送システム及びその塵芥収集方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028102A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5622575A (en) * | 1994-06-10 | 1997-04-22 | Continental Aktiengesellschaft | Pneumatic vehicle tire with a symmetrical carcass, symmetrical belt plies, and an asymmetrical tread |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP15877888A patent/JPH028102A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5622575A (en) * | 1994-06-10 | 1997-04-22 | Continental Aktiengesellschaft | Pneumatic vehicle tire with a symmetrical carcass, symmetrical belt plies, and an asymmetrical tread |
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