JPH0289620A - ５層テープの製造方法 - Google Patents
５層テープの製造方法Info
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- JPH0289620A JPH0289620A JP63243036A JP24303688A JPH0289620A JP H0289620 A JPH0289620 A JP H0289620A JP 63243036 A JP63243036 A JP 63243036A JP 24303688 A JP24303688 A JP 24303688A JP H0289620 A JPH0289620 A JP H0289620A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、５層構造のテープ、例えば遮光用ネット、土
木用シート、果物用コンテナー用シート、穀物乾燥用シ
ート、各種補強剤などの幅広い用途を有する網状シート
などを形成するのに月参る５層テープ（ヤーン）に関す
るものである。
木用シート、果物用コンテナー用シート、穀物乾燥用シ
ート、各種補強剤などの幅広い用途を有する網状シート
などを形成するのに月参る５層テープ（ヤーン）に関す
るものである。
熱可塑性合成樹脂の延伸テープの両側に該延伸テープよ
りも低融点の熱可塑性合成樹脂層を設けた多層テープで
織物を製造することはすでに知られている。例えば、実
公昭５３−４９９０２号明細書には、このようなテープ
を用いて、織布を織り、外側の熱可塑性合成樹脂を融点
以上の温度で加熱して縦横のテープを熱圧着して織物シ
ートを製造することが開示されている。
りも低融点の熱可塑性合成樹脂層を設けた多層テープで
織物を製造することはすでに知られている。例えば、実
公昭５３−４９９０２号明細書には、このようなテープ
を用いて、織布を織り、外側の熱可塑性合成樹脂を融点
以上の温度で加熱して縦横のテープを熱圧着して織物シ
ートを製造することが開示されている。
ここで用いる経糸及び緯糸は、多層テープの内部に延伸
テープが１枚設けられたものであるから、該経糸と緯糸
を用いて製造した織物シートは、腰が弱く遮光用ネット
、土木用シート及び各種補強剤などとして用いる場合に
強度不足となるという問題が生じている。また、織物を
織る際や織った織物を保管しておく場合にシートの腰が
弱くシートが歪んだりして、生産性が低下するといった
問題があった。さらに腰が弱いため縫製加工中や製品を
使用する際の展張り作業において歪んだりたるみが生じ
て実質上使用できない場合があった。
テープが１枚設けられたものであるから、該経糸と緯糸
を用いて製造した織物シートは、腰が弱く遮光用ネット
、土木用シート及び各種補強剤などとして用いる場合に
強度不足となるという問題が生じている。また、織物を
織る際や織った織物を保管しておく場合にシートの腰が
弱くシートが歪んだりして、生産性が低下するといった
問題があった。さらに腰が弱いため縫製加工中や製品を
使用する際の展張り作業において歪んだりたるみが生じ
て実質上使用できない場合があった。
上記問題を解決するためには、経糸や緯糸を構成する延
伸テープや低融点の熱可塑性合成樹脂層の厚みを厚くす
ることが考えられるが、従来のインフレーション法では
厚いフラットヤーンを得ることが不可能であった。
伸テープや低融点の熱可塑性合成樹脂層の厚みを厚くす
ることが考えられるが、従来のインフレーション法では
厚いフラットヤーンを得ることが不可能であった。
また３層構造のテープであればＴダイ法を用いた押出成
形により製造できるが、これ以上の多層構造のテープを
製造しようとすると、ダイの構造が複雑になって簡易に
製造できないという問題がある。
形により製造できるが、これ以上の多層構造のテープを
製造しようとすると、ダイの構造が複雑になって簡易に
製造できないという問題がある。
従って、本発明は、腰が強くかつ簡易に製造できる５層
テープの製造方法を提供することを目的とする。
テープの製造方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決する手段〕
本発明は、ポリオレフィン樹脂製の３層構造のテープを
インフレーション法により製造し、その後所定の工程を
採用することにより上記問題点を有効に解決できるとの
知見の基づいてなされたのである。
インフレーション法により製造し、その後所定の工程を
採用することにより上記問題点を有効に解決できるとの
知見の基づいてなされたのである。
すなわち、本発明は、第１のポリオレフィン樹脂と第１
のポリオレフィン樹脂よりも低融点の第２のポリオレフ
ィン樹脂とを複合グイ内に入れ、インフレーション法に
より中央の層が第１のポリオレフィン樹脂からなりその
両側に第２のポリオレフィン樹脂が融着されてなる３層
構造の筒状シートを形成し、次いで（ａ）該筒状シート
の内側の第２のポリオレフィン樹脂同士を融着させて１
枚のシートとした後、該シートをカットしてテープ状片
にし、次いで延伸するか又は（ｂ）該筒状シートをカッ
トしてテープ状片とした後、該テープ状片を２枚重ねて
加熱延伸し、第２のポリオレフィン樹脂同志を融着させ
ることを特徴とする５層テープの製造方法を提供するっ 本発明において、５層構造のテープ（ヤーンともいう）
の芯材を形成する延伸テープ（第１のポリオレフィン樹
脂で形成）及び該延伸テープよりも低融点のポリオレフ
ィン［封脂層（第２のポリオレフィン樹脂で形成）は、
いずれもポリオレフィン樹脂、例えば、高密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどによって形成される。ここで、第２のポ
リオレフィン樹脂層は、第１のポリオレフィン樹脂より
も、融点が１５〜３５℃、好ましくは２０〜３０℃低い
樹脂で形成するのがよい。このうち、特に第１のポリオ
レフィン樹脂を高密度ポリエチレン、ポリプロピレンと
し、第２のポリオレフィン樹脂を低密度ポリエチレン、
低融点ポリプロピレンとするのが好ましい。
のポリオレフィン樹脂よりも低融点の第２のポリオレフ
ィン樹脂とを複合グイ内に入れ、インフレーション法に
より中央の層が第１のポリオレフィン樹脂からなりその
両側に第２のポリオレフィン樹脂が融着されてなる３層
構造の筒状シートを形成し、次いで（ａ）該筒状シート
の内側の第２のポリオレフィン樹脂同士を融着させて１
枚のシートとした後、該シートをカットしてテープ状片
にし、次いで延伸するか又は（ｂ）該筒状シートをカッ
トしてテープ状片とした後、該テープ状片を２枚重ねて
加熱延伸し、第２のポリオレフィン樹脂同志を融着させ
ることを特徴とする５層テープの製造方法を提供するっ 本発明において、５層構造のテープ（ヤーンともいう）
の芯材を形成する延伸テープ（第１のポリオレフィン樹
脂で形成）及び該延伸テープよりも低融点のポリオレフ
ィン［封脂層（第２のポリオレフィン樹脂で形成）は、
いずれもポリオレフィン樹脂、例えば、高密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどによって形成される。ここで、第２のポ
リオレフィン樹脂層は、第１のポリオレフィン樹脂より
も、融点が１５〜３５℃、好ましくは２０〜３０℃低い
樹脂で形成するのがよい。このうち、特に第１のポリオ
レフィン樹脂を高密度ポリエチレン、ポリプロピレンと
し、第２のポリオレフィン樹脂を低密度ポリエチレン、
低融点ポリプロピレンとするのが好ましい。
本発明においては、上記５層テープの２枚の延伸テープ
が異なった材質であってもよいが、製造上同じ材質とす
るのがよい。
が異なった材質であってもよいが、製造上同じ材質とす
るのがよい。
本発明では、先ず、２台の押し出し機を用いた複合ダイ
ス中で延伸テープとなるポリオレフィン樹脂の両側に低
融点のポリオレフィン）封脂を融着させて３層構造体を
形成し、これをインフレーション法により筒状シートと
して複合ダイスから取り出す。その後本発明の製造方法
では、（ａ）または（ｂ）の方法により５層テープを製
造することを特徴とする。
ス中で延伸テープとなるポリオレフィン樹脂の両側に低
融点のポリオレフィン）封脂を融着させて３層構造体を
形成し、これをインフレーション法により筒状シートと
して複合ダイスから取り出す。その後本発明の製造方法
では、（ａ）または（ｂ）の方法により５層テープを製
造することを特徴とする。
先ず、（ａ）法では、筒状シートを徐々にスリット状間
隙に通して１枚のシートとした後、または同時に圧縮し
、シートが保持している余熱を利用して内側にある第２
のポリオレフィン樹脂同士を融着させる。次に該シート
を所望の幅にカットしてテープ状片にし、次いで延伸す
る。このようにすると、押し自機で加えられた熱を有効
利用することができるので、融着のために特別加熱する
必要がないという利点があり、工業的製造方法として極
めて曖れた方法が提供される。なお、この方法では、延
伸により第１のポリオレフィン樹脂層に延伸効果が付与
されるので強度の高い５層テープを簡易に製造すること
ができる。尚、（ａ）法において、所望により第２のポ
リオレフィン樹脂同士を融着させる際に加熱してもよい
。
隙に通して１枚のシートとした後、または同時に圧縮し
、シートが保持している余熱を利用して内側にある第２
のポリオレフィン樹脂同士を融着させる。次に該シート
を所望の幅にカットしてテープ状片にし、次いで延伸す
る。このようにすると、押し自機で加えられた熱を有効
利用することができるので、融着のために特別加熱する
必要がないという利点があり、工業的製造方法として極
めて曖れた方法が提供される。なお、この方法では、延
伸により第１のポリオレフィン樹脂層に延伸効果が付与
されるので強度の高い５層テープを簡易に製造すること
ができる。尚、（ａ）法において、所望により第２のポ
リオレフィン樹脂同士を融着させる際に加熱してもよい
。
一方、（ｂ）の方法では、先ず筒状シートを所望の幅に
カットしてテープ状片としｔζ後、該テープ状片を２枚
重ねて第２のポリオレフィン樹脂層のみを加熱融着させ
、次いで延伸して５層テープを製造する。この方法では
、筒状シートを所望の幅にカットしてテープ状片とする
時の切削抵抗を減することができる。
カットしてテープ状片としｔζ後、該テープ状片を２枚
重ねて第２のポリオレフィン樹脂層のみを加熱融着させ
、次いで延伸して５層テープを製造する。この方法では
、筒状シートを所望の幅にカットしてテープ状片とする
時の切削抵抗を減することができる。
尚、延伸は、（ａ）法、（ｂ）法とも、例えば７０〜１
５０℃、好ましくは８０〜１２０℃にて、第１のポリオ
レフィン樹脂で形成した芯材に延伸効果がでるような条
件で行い、これによって芯材の強度を向上させる。
５０℃、好ましくは８０〜１２０℃にて、第１のポリオ
レフィン樹脂で形成した芯材に延伸効果がでるような条
件で行い、これによって芯材の強度を向上させる。
ここで、芯材の延伸倍率を４〜１２倍、好ましくは６〜
８倍とするのがよい。尚、本発明において、芯材の延伸
テープ及びその外側に形成する低融点のポリオレフィン
樹脂層の厚みは任意とすることができるが、延伸テープ
及び低融点のポリオレフィン樹脂層の厚みをそれぞれ１
５〜５５μｍ、１〜５μｍ、好ましくは、２０〜４５μ
ｍ１２〜４μｍとするのがよい。又５層テープ及び３Ｎ
テープの厚みをそれぞれ３５〜１３０μｍ１１７〜６５
μｍ１好ましくは、６０〜９０μｍ１３０〜４５μｍと
するのがよい。なお、５層テープの幅は任意とすること
ができるが１〜４叩とするのがよい。
８倍とするのがよい。尚、本発明において、芯材の延伸
テープ及びその外側に形成する低融点のポリオレフィン
樹脂層の厚みは任意とすることができるが、延伸テープ
及び低融点のポリオレフィン樹脂層の厚みをそれぞれ１
５〜５５μｍ、１〜５μｍ、好ましくは、２０〜４５μ
ｍ１２〜４μｍとするのがよい。又５層テープ及び３Ｎ
テープの厚みをそれぞれ３５〜１３０μｍ１１７〜６５
μｍ１好ましくは、６０〜９０μｍ１３０〜４５μｍと
するのがよい。なお、５層テープの幅は任意とすること
ができるが１〜４叩とするのがよい。
本発明により５層テープを製造する場合、５層テープの
外側を形成する低融点の熱可塑性合成樹脂層に無機充填
剤を含有させることができる。該無機充填剤としては、
酸化珪素、炭酸カルシウム、タルク、カオリンなどがあ
げられる。これらのうち、酸化珪素、炭酸カルシウムが
好ましく、特に好ましくは酸化珪素であり、低融点のポ
リオレフィン樹脂層中に０．１〜１重量％（以下、％と
略称する。）、好ましくは０．４〜０．６％含有させる
のがよい。又、平均粒形が１〜８μｍ好ましくは２〜５
μｍの無機充填剤を用いるのがよい。
外側を形成する低融点の熱可塑性合成樹脂層に無機充填
剤を含有させることができる。該無機充填剤としては、
酸化珪素、炭酸カルシウム、タルク、カオリンなどがあ
げられる。これらのうち、酸化珪素、炭酸カルシウムが
好ましく、特に好ましくは酸化珪素であり、低融点のポ
リオレフィン樹脂層中に０．１〜１重量％（以下、％と
略称する。）、好ましくは０．４〜０．６％含有させる
のがよい。又、平均粒形が１〜８μｍ好ましくは２〜５
μｍの無機充填剤を用いるのがよい。
本発明により製造した５層テープまたはヤーンは、それ
自体種々の用途に用いることができるが、網状シートを
つくるのに好適に使用される。該網状シートは、５Ｎテ
ープを経糸及び緯糸として織機で織った後、経糸と緯糸
の交差点を熱融着して製造される。ここで、熱融着は低
融点の熱可塑性合成樹脂が溶融するが延伸テープが溶融
しない温度で行う。ここで、経糸と緯糸との間にスペー
ス、例えば０．００２’−１，２ｃｎｆ、好ましくは０
．０２〜０、８ ｃｒｌの正方形、直方形などのスペー
スを設けるのがよい。
自体種々の用途に用いることができるが、網状シートを
つくるのに好適に使用される。該網状シートは、５Ｎテ
ープを経糸及び緯糸として織機で織った後、経糸と緯糸
の交差点を熱融着して製造される。ここで、熱融着は低
融点の熱可塑性合成樹脂が溶融するが延伸テープが溶融
しない温度で行う。ここで、経糸と緯糸との間にスペー
ス、例えば０．００２’−１，２ｃｎｆ、好ましくは０
．０２〜０、８ ｃｒｌの正方形、直方形などのスペー
スを設けるのがよい。
本発明によればインフレーション法を利用するのでＴダ
イ法などに比べて、小さなダイスを用い、かつ簡単な装
置でかつ工業的に効率よ（５層構造のテープを製造する
ことができる。
イ法などに比べて、小さなダイスを用い、かつ簡単な装
置でかつ工業的に効率よ（５層構造のテープを製造する
ことができる。
また、本発明で製造した５層テープを２枚重ねて融着し
て９層構造のテープを簡単に製造することもできる。
て９層構造のテープを簡単に製造することもできる。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例１
本発明により製造される５層テープ１の断面図を第１図
に示すが、第１の樹脂で形成された芯材のテープ２．２
の間及びその外側に第１のポリオレフィン樹脂よりも低
融点のポリオレフィン樹脂層３．３．３が形成されてい
る。
に示すが、第１の樹脂で形成された芯材のテープ２．２
の間及びその外側に第１のポリオレフィン樹脂よりも低
融点のポリオレフィン樹脂層３．３．３が形成されてい
る。
ここで芯材を形成する延伸テープ２は、高密度ポリエチ
レン（融点１２４、密度０．９６０）を７倍に延伸した
厚み５１μｍ二幅２ ｍｍであり、低融点の熱可塑性合
成樹脂層３は、低密度ポリエチレン（融点１０９℃：密
度０．９２０の厚み６．５μｍ二幅２μｍ）のテープ（
２２００デニール、合計厚み１２８μ）である。
レン（融点１２４、密度０．９６０）を７倍に延伸した
厚み５１μｍ二幅２ ｍｍであり、低融点の熱可塑性合
成樹脂層３は、低密度ポリエチレン（融点１０９℃：密
度０．９２０の厚み６．５μｍ二幅２μｍ）のテープ（
２２００デニール、合計厚み１２８μ）である。
上記の５層テープを、次のようにして製造した。
先ず、直径２００ｍｍのダイスに、高密度ポリエチレン
用の押出機と、低密度ポリエチレン用の押出機とを連結
した。低密度ポリエチレンはダイス中で２つに分岐され
、高密度ポリエチレンの両側に配置されて、インフレー
ション法により３層構造の筒状物としてダイスから出て
くる。この筒状物をピンチローラ−に通して１枚のシー
トとした後、シートが保持している余熱を利用して内側
にある第２のポリオレフィン樹脂同士を融着させた。次
に該シートを５．３ ｍｍ幅にカットしてテープ状片に
し、次いで延伸して製造した。
用の押出機と、低密度ポリエチレン用の押出機とを連結
した。低密度ポリエチレンはダイス中で２つに分岐され
、高密度ポリエチレンの両側に配置されて、インフレー
ション法により３層構造の筒状物としてダイスから出て
くる。この筒状物をピンチローラ−に通して１枚のシー
トとした後、シートが保持している余熱を利用して内側
にある第２のポリオレフィン樹脂同士を融着させた。次
に該シートを５．３ ｍｍ幅にカットしてテープ状片に
し、次いで延伸して製造した。
実施例２
実施例１と同じ成形装置を使用し、芯材を構成する樹脂
としてポリプロピレン（融点１６３℃、密度０．９００
）、またその両側に形成する樹脂として低融点ポリプロ
ピレン（融点１３５℃、密度０．８９）を用いて３層構
造の筒状物をインフレーション成形しピンチローラ−を
通過後上下２枚に分け３層構造のシート２枚を得た。次
に上下該シートをそれぞれ５．４ ｍｍ巾にスリットし
てテープ状片にし、次いで櫛状のガイドで該テープ状片
を２枚重ねて延伸熱板に導入し、延伸率７．５倍で延伸
した。テープ状片は延伸時の加熱により２枚が融着し５
層のフラットヤーンが得られた。該フラットヤーン１の
芯材のテープ２の厚みはそれぞれ６４．５μｍ、６４．
５μｍ１低融点樹脂石３の７みはそれぞれ１４μｍ、２
８μｍ、１４μｍであり合計厚み１８５μｍ、２＋ｎ［
［ｌ巾、３０００デニールである。
としてポリプロピレン（融点１６３℃、密度０．９００
）、またその両側に形成する樹脂として低融点ポリプロ
ピレン（融点１３５℃、密度０．８９）を用いて３層構
造の筒状物をインフレーション成形しピンチローラ−を
通過後上下２枚に分け３層構造のシート２枚を得た。次
に上下該シートをそれぞれ５．４ ｍｍ巾にスリットし
てテープ状片にし、次いで櫛状のガイドで該テープ状片
を２枚重ねて延伸熱板に導入し、延伸率７．５倍で延伸
した。テープ状片は延伸時の加熱により２枚が融着し５
層のフラットヤーンが得られた。該フラットヤーン１の
芯材のテープ２の厚みはそれぞれ６４．５μｍ、６４．
５μｍ１低融点樹脂石３の７みはそれぞれ１４μｍ、２
８μｍ、１４μｍであり合計厚み１８５μｍ、２＋ｎ［
［ｌ巾、３０００デニールである。
実施例３
実施例２と同じ装置の後方に第２の熱板とテンションス
タンドを設置し実施例２と同様の方法で得たフラットヤ
ーンを引続きガイドで２枚重ねにして第２の熱板に導き
２枚を接着し１体化して９層のフラットヤーンを得た。
タンドを設置し実施例２と同様の方法で得たフラットヤ
ーンを引続きガイドで２枚重ねにして第２の熱板に導き
２枚を接着し１体化して９層のフラットヤーンを得た。
該フラットヤーンの芯材のテープ２の厚みはそれぞれ６
４６５μｍ、６４．５μｍ、６４．５μｍ１６４．５μ
ｍ１低融点樹脂層３の厚みは１４μｍ１２８μｍ、２８
μｍ、２８μｍ、１４μｍ合計３７０μｍで２＋ｎ＋ｎ
巾６０００テ゛ニールである。
４６５μｍ、６４．５μｍ、６４．５μｍ１６４．５μ
ｍ１低融点樹脂層３の厚みは１４μｍ１２８μｍ、２８
μｍ、２８μｍ、１４μｍ合計３７０μｍで２＋ｎ＋ｎ
巾６０００テ゛ニールである。
比較例１
従来の方法で生産できる厚さの厚いフラットヤーンを製
造し比較例とした。
造し比較例とした。
すなわち、４５０ＬのＴダイを連結した押出機とシート
の冷却用水槽を組み合せた成形装置と実施例１〜２と同
様の延伸機を備えた製造装置を用いて、先ずポリプロピ
レン（融点１６３℃、密度０．９０）から成るシートを
形成しピンチローラ−で引き取った。次に該シートをそ
れぞれ５．４ ｍａ＋巾にカットしてテープ状片にし、
次いで７．５倍に延伸してフラットヤーンを製造した。
の冷却用水槽を組み合せた成形装置と実施例１〜２と同
様の延伸機を備えた製造装置を用いて、先ずポリプロピ
レン（融点１６３℃、密度０．９０）から成るシートを
形成しピンチローラ−で引き取った。次に該シートをそ
れぞれ５．４ ｍａ＋巾にカットしてテープ状片にし、
次いで７．５倍に延伸してフラットヤーンを製造した。
該フラットヤーンは厚み９８μｍ、系中２．０［ｌｌｌ
１１の１６００デニールであった。
１１の１６００デニールであった。
製造したシートは耳部がネックインし、冷却速度差に依
りカールして不良部分が多く又テープ状片にカー／ ）
する際切削抵抗過多の為に冷延伸されて白化現象を呈し
た。該テープを延伸すると前記不良因子の影響を受は延
伸ムラが発生し、延伸切れの外に未延伸部の混糸したフ
ラットヤーンが散見された。
りカールして不良部分が多く又テープ状片にカー／ ）
する際切削抵抗過多の為に冷延伸されて白化現象を呈し
た。該テープを延伸すると前記不良因子の影響を受は延
伸ムラが発生し、延伸切れの外に未延伸部の混糸したフ
ラットヤーンが散見された。
本比較例に依り、従来の製造方法で生産出来うる厚みの
厚いフラットヤーンは９８μ以下である事が確認された
。
厚いフラットヤーンは９８μ以下である事が確認された
。
実施例１．２及び比較例１で得たフラットヤーンの特性
を表−１に示す。
を表−１に示す。
第１図は本発明により製造される５Ａテープの断面図で
ある。 図中 １・・・・５層テープ ２・・・・第１のポリオレフィン樹脂で形成される芯材 ３・・・・第２のポリオレフィン樹脂層である。 第１図
ある。 図中 １・・・・５層テープ ２・・・・第１のポリオレフィン樹脂で形成される芯材 ３・・・・第２のポリオレフィン樹脂層である。 第１図
Claims (1)
- 第１のポリオレフィン樹脂と第１のポリオレフィン樹脂
よりも低融点の第２のポリオレフィン樹脂とを複合ダイ
内に入れ、インフレーション法により中央の層が第１の
ポリオレフィン樹脂からなりその両側に第２のポリオレ
フィン樹脂が融着されてなる３層構造の筒状シートを形
成し、次いで（ａ）該筒状シートの内側の第２のポリオ
レフィン樹脂同士を融着させて１枚のシートとした後、
該シートをカットしてテープ状片にし、次いで延伸する
か又は（ｂ）該筒状シートをカットしてテープ状片とし
た後、該テープ状片を２枚重ねて加熱延伸し、第２のポ
リオレフィン樹脂同志を融着させることを特徴とする５
層テープの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63243036A JPH0289620A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | ５層テープの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63243036A JPH0289620A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | ５層テープの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0289620A true JPH0289620A (ja) | 1990-03-29 |
Family
ID=17097895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63243036A Pending JPH0289620A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | ５層テープの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0289620A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105109173A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-12-02 | 江阴升辉包装材料有限公司 | 一种多层共挤制备软管片材的方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60138B2 (ja) * | 1983-02-07 | 1985-01-05 | 日佐司 棚沢 | 円筒体へのエンボス模様の形成装置 |
| JPS60198226A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-07 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 多層フイルムの製造方法 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP63243036A patent/JPH0289620A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60138B2 (ja) * | 1983-02-07 | 1985-01-05 | 日佐司 棚沢 | 円筒体へのエンボス模様の形成装置 |
| JPS60198226A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-07 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 多層フイルムの製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105109173A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-12-02 | 江阴升辉包装材料有限公司 | 一种多层共挤制备软管片材的方法 |
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