JPH0289459A - ファクシミリシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はキャラクタコードと画像データとを混在して送
信するファクシミリ装置に関する。

（従来の技術） 従来この種のファクシミリ装置はキャラクタコードを画
像データへ展開して、画像データのみとし、この画像デ
ータを符号化して相手先のファクシミリ装置に送信する
方法を採っており、上記方法以外にキャラクタコードと
画像データとが混在した原稿を送付する方法はなかった
。しかし、この方法ではキャラクタコードを展開して画
像データとするため、送信するデータ量が増大し、この
ため、通信時間が長くなって通信費用が大きくなってし
まうという不都合があった。

（発明が解決しようとする課題） 上記の如く、従来のファクシミリ装置にてキャラクタコ
ードと画像データが混在している原稿を送信する際には
、キャラクタコードを画像データに展開して、前記原稿
内容を全て画像データとしてから送信していたため、送
信データ量が増大して回線専有時間を長くするので、通
信費が増大するという欠点があった。そこで本発明は上
記の欠点を除去するもので、キャラクタコードと画像、
データが混在する原稿を送信する場合キャラクタコード
はキャラクタコードのまま、画像データは画像データの
まま送信することができるファクシミリシステムを提供
することを目的としている。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明のファクシミリシステムの送信側ファクシミリ装
置は、送信原稿を構成するキャラクタコードデータと画
像データとを分離して蓄積するデータ分離蓄積手段と、
このデータ分離蓄積手段からキャラクタコードデータを
読み出してこれに制御コードを付加するデータ加工手段
と、このデータ分離蓄積手段から画像データを読み出し
て圧縮する符号化手段と、前記データ加工手段によって
制御コードが付加されたキャラクタコードデータと前記
符号化手段によって圧縮された画像データを時分割にて
回線上に送出する送信制御手段とを具備し、且つ、受信
側ファクシミリ装置は回線上に時分割にて送出された前
記制御コードが付加されたキャラクタコードデータと前
記圧縮された画像データとを前記制御コードに基づいて
受信する受信手段と、この受信手段によって受信したキ
ャラクタコードデータを前記制御コードで示される属性
に従ってメモリ上に展開し、更に前記受信手段によって
受信した画像データを拡張して前記キャラクタコードデ
ータと論理和をとるように前記メモリ上に書き込むデー
タ合成手段とを具備した構成を有している。

（作用） 本発明のファクシミリシステムにおいて、送信側ファク
シミリ装置のデータ分離蓄積手段は送信原稿を構成する
キャラクタコードデータと画像データとを分離して蓄積
する。データ加工手段は前記データ分離蓄積手段から主
１２ラクタコードデータを読み出してこれに制御コード
を付加して送信制御手段に渡す。符号化手段は前記デー
タ分離蓄積手段から画像データを読み出して圧縮し、こ
れを送信制御手段に渡す。送信制御手段は前記データ加
工手段によって制御コードが付加されたキャラクタコー
ドデータと前記符号化手段によって圧縮された画像デー
タとを時分割にて回線上に送出する。受信側ファクシミ
リ装置の受信手段は回線上に時分割にて送出された前記
制御コードが付加されたキャラクタコードデータと前記
圧縮された画像データとを前記制御コードに基づいて受
信する。データ合成手段は前記受信手段によって受信し
たキャラクタコードデータを前記制御コードで示される
属性に従ってメモリ上に展開し、更に前記受信手段によ
って受信した画像データを拡張して前記キャラクタコー
ドデータと論理和をとるように前記メモリ上に書き込む
。これにより、本システムでは、キャラクタコードデー
タのままの形でファクシミリ送受信することができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明の一実施例であるファクシミリ装置を示し
たブロック図である。１は送信データの加工又は符号化
等の個別制御及び装置仝休の制御を行う主制御部で、ペ
ージメモリ１１を具備している。２はキーボード３、デ
イスプレィ４及びプリンタ５を制御してオペレータへの
データの受渡しを行うマンマシンインターフェース制御
部、３はオペレータがキー操作をして文書等を入力する
キーボード、４はキーボード３から入力された文書及び
図面等を表示するデイスプレィ、５は受信データ等を印
字して出力するプリンタ、７はフロッピーディスクドラ
イブ６を制御するフロッピーディスク制御部、６はフロ
ッピーディスクにデータを読み書きするフロッピーディ
スクドライブ、８はファクシミリ通信制御を行うファク
シミリ制御部で、モデム９及び網制御部（ＮＣＵ＞１０
を制御する。９はデータを変復調するモデム、１０は回
線の捕捉、開放を行う網制御部である。

次に本実施例の送信動作について説明する。マンマシン
インターフェース制御部２はオペレータによってキーボ
ード３から入力される例えば、かな文字をデイスプレィ
４に表示し、これを見たオペレータがキーボード３のか
な漢字変換キーを押すと、対応するかな文字を漢字に変
換してデイスプレィ４に表示する。こうして、オペレー
タが前記キーボード３及びデイスプレィ４を用いて作成
した文書並びに図形等から成る原稿はマンマシンインタ
ーフェース制御部２から主制御部１に渡され、この主制
御部１によってキャラクタデータと画像データに分けら
れた俊、フロッピーディスク制御部７を介してフロッピ
ーディスクドライブ６内のフロッピーディスクに別々に
塵き込まれる。

その後、オペレータがキーボード３から送信先のダイヤ
ル情報を入力すると、これをマンマシンインターフェー
ス制御部２は主制御部１に渡す。これにより、主制御部
１はファクシミリ制御部８に送信指示を出すと共に前記
ダイヤル情報を与える。

ファクシミリ制御部８はダイヤル情報をＮＣＵＩＯに与
えて送信先を呼び出し、回線が閉結されるとファクシミ
リ伝送制御手順を実行して相手機能力を入手し、相手機
がキャラクタデータを受信できるか否かを判定して、こ
れを主制御部１に通知する。主制御部１は相手機がキャ
ラクタデータを受信できる能力がある場゛合、先ず、フ
ロッピーディスクに書き込んだキャラクタコードデータ
をフロッピーディスクドライブ６によって読み出させる
ようにフロッピーディスク制御部７に指示を与える。こ
うして読み出したキャラクタコードデータは主制御部１
によって第２図（Ａ）に示すように制御コードが付加さ
れる。即ち、制御コードとして第２図（Ａ）で示す如く
、キャラクタデータの前部には５Ｑｌ−１（３ｔａｒｔ
　　ｏｆ　　ｌ−１−１ｅａｄｉｎ　、ヘッダ及びＳＴ
Ｘ　（Ｓｔａｒｔ　　ｏｆ　　Ｔｅｘｔ　＞が付加され
、その後部にはＥＴＸ　（Ｅｎｄ　　ｏｆ　　Ｔｅｘｔ
　＞が付加される。ここで上記ヘッダは第２図（Ｂ）に
示す如く基本文字サイズＦＳ、１行字数ＬＣ，文字間ス
ペースＣ８１改行スペースＬＳから成っており、キャラ
クタデータはＪＩＳＣＩＩコード（ＪＩＳＣ６２２６）
を用いている。このように、制御コードが付加されたキ
ャラクタコードデータは主制御部１からファクシミリ制
御部８に渡され、更にモデム９にて変調された後、ＮＣ
ＵＩＯから相手機に送儀される。

主制御部１は上記の如くしてフロッピーディスクから読
み出した全キャラクタコードを送信し終わると、フロッ
ピーディスク制御部７にフロッピーディスクから画デー
タを読み出させる指示を与えて、画データをフロッピー
ディスクからフロッピーディスクドライブ６及びフロッ
ピーディスク制御部７を介して読み出す。主制御部１は
読み出した画データをＣＣＩＴＴＴ４規格で示される符
号化方式によって圧縮した後、このデータをファクシミ
リ制御部８に出力する。ファクシミリ制御部８は入力さ
れた圧縮画データをモデム９にて変調した後ＮＣＵＩＯ
から相手機に送信する。従って、第２図（Ａ）に示す如
くキャラクタデータの終りを示すＥＴＸの後にＥＯＬ　
（Ｅｎｄ　　ｏｆ　　Ｌｉｎｅ　＞を挿入してラインの
区切りを示した後、前記圧縮した画像データを１ライン
毎送るようにし、最後にＲＴＣ（Ｒｅｔｕｒｎ　　ｔｏ
　　Ｃｏｎｔｒｏｌ）の制御コードを付加したデータが
ＮＣＬＪＩＯから相手機に送信される。なおこの際、キ
ャラクタコード伝送のためにはエラーフリーとしなけれ
ばならないため伝送制御手順中にエラー回復手段のある
モード（例えばＣＣＩＴＴ、Ｔ２ＯのＥＣＭ等）を選択
する。

次に、上記の如くしてキャラクタコードと画像データと
が送信側ファクシミリ装置から送られてきた場合の第１
図に示した装置の受信動作について説明する。送信側か
ら送られてくるデータはＮｃｕｉｏによって受信され、
更にモデム９によって復調された侵ファクシミリ制御部
８に入力される。

ファクシミリ制御部８はキャラクタコードと画像データ
とを別々に受信して合成できる能力があることを送信側
ファクシミリ装置に示し、このことを主シリ御部１に通
知する。このため、送信側ファクシミリ装置からは第２
図（Ａ）に示したようなデータが送られてくるので、主
制御部１は第２図（Ａ）に示したフォーマットに従って
ヘッダ情報、キャラクタコードデータ及び画像データを
誤りなく全てファクシミリ制御部８を介して入力する。

こうして入力されたキャラクタコードデータは主制御部
１によってヘッダ情報で示された属性に従ってページメ
モリ１１上に展開される。その後入力される画像データ
は主制御部１によってこのページメモリ１１へ先きのキ
ャラクタコードデータと論理和をとるように展開されて
２種類のデータが合成され、キャラクタコードと画像デ
ータとから成る原稿が再現される。その後、主制御部１
は、マンマシンインタフェース制御部２を介してページ
メモ１月１上に展開した前記データをプリンタ５に送り
、このデータを記録紙に印字して出力させる。

なおページメモリ１１は数ラインのラインメモリでもそ
の動作を行うことが可能である。

第３図は上記主制御部１のキャラクタコードデータを送
信する際の動作フローチャートである。

先ず、ステップ３０１にてＳＯＨコードをファクシミリ
制御部８に与えて送出した後、同様にステップ３０２．
３０３にてヘッダ情報、ＳＴＸコードを送出する。次に
ステップ３０４．３０５にてキャラクタコードをファク
シミリ制御部８に与えて送出し、ステップ３０５にてこ
のキャラクタコードの送出が終了したと判定された場合
ステップ３０Ｂに進み、ＥＴＸコードをファクシミリ制
御部８に与えて送出する。次にステップ３０７へ進みＥ
ＯＬデータをファクシミリ制御部８に与えて送出した後
、ステップ３０８にてフロッピーディスク制御部７を介
して画像データを読み出し、これをステップ３０９にて
圧縮した後ファクシミリ制御部８に与えて送出し、上記
ステップ３０７〜３０９の処理をステップ３１０にて画
像データの終了が検出されるまで繰り返し行う。画像デ
ータの終了が検出されるとステップ３１１に進んでＲＴ
Ｃデータをファクシミリ制御部８に与えて送出した後、
処理を終了する。

第４図は上記主制御部１のデータ受信時の動作フローチ
ャートである。先ずステップ４０１にて主制御部１はＳ
ＯＨコードの受信持ちを行い、ＳＯＨコードが受信され
ると、ステップ４０２にてヘッダ情報を入力した後ステ
ップ４０３にてＳＴＸコードがあるかないかを判定し、
ない場合はエラー処理を行い、ある場合はステップ４０
４へ進んでキャラクタコードデータを入力し、前記入力
したヘッダ情報に従ってページメモリへ展開する。この
処理をステップ４０５にてＥＴＸコードが入力されるま
で行い、このＥＴＸコードが入力されるとステップ４０
Ｂへ進んで、ＥＯＬデータの入力待ちを行う。ＥＯＬデ
ータが入力されると、ステップ４０７にて続いてＲＴＣ
データが入力されるか否かを判定し、入力された場合は
処理を終了し、入力されない場合はステップ４０８へ進
む。ステップ４０８では圧縮画データを入力してこれを
拡張し、ステップ４０９にて得られた画像データをペー
ジメモリ１１に展開して、ステップ４０６へ戻る。

本実施例によれば、キャラクタコードを画像データに展
開することなく制御コードを付加してこのまま送信する
ことができるため、従来の如く両瞳データに展開した場
合に比べてデータ量を少なくすることができ、この分回
線専有時間を短時間として、通信費用を安価とすること
ができる。

［発明の効果］ 以上記述した如く本発明のファクシミリシステムによれ
ば、キャラクタコードと画像データが混在する原稿を送
信する場合キャラクタコードはキャラクタコードのまま
、画像データは画像データのまま送信し得る効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるファクシミリ装置を示
したブロック図、第２図は送信データの構成例を示した
図、第３図は第１図に示した主制御部のキャラクタコー
ドデータを送信する際の動作フローチャート、第４図は
第１図に示した制御部のデータ受信時の動作フローチャ
ートである。 １・・・主制御部 ２・・・マンマシンインタフェース制御部３・・・キー
ボード　　５・・・プリンタ６・・・フロッピーディス
クドライブ ７・・・フロッピーディスク制御部 ８・・・ファクシミリ制御部 ９・・・モデム　　　　１０・・・ＮＣＵ代理人　弁理
士　則　近　憲　佑 同　　山王 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信側ファクシミリ装置は、送信原稿を構成するキャラ
   クタコードデータと画像データとを分離して蓄積するデ
   ータ分離蓄積手段と、このデータ分離蓄積手段からキャ
   ラクタコードデータを読み出してこれに制御コードを付
   加するデータ加工手段と、このデータ分離蓄積手段から
   画像データを読み出して圧縮する符号化手段と、前記デ
   ータ加工手段によつて制御コードが付加されたキャラク
   タデータと前記符号化手段によって圧縮された画像デー
   タを時分割にて回線上に送出する送信制御手段とを具備
   し、且つ、受信側ファクシミリ装置は回線上に時分割に
   て送出された前記制御コードが付加されたキャラクタコ
   ードデータと前記圧縮された画像データとを前記制御コ
   ードに基づいて受信する受信手段と、この受信手段によ
   つて受信したキャラクタコードデータを前記制御コード
   で示される属性に従つてメモリ上に展開し、前記受信手
   段によつて受信した画像データを拡張して前記キャラク
   タコードデータと論理和をとるように前記メモリ上に書
   き込むデータ合成手段とを具備したことを特徴とするフ
   ァクシミリシステム。