JPH028862B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH028862B2
JPH028862B2 JP56009212A JP921281A JPH028862B2 JP H028862 B2 JPH028862 B2 JP H028862B2 JP 56009212 A JP56009212 A JP 56009212A JP 921281 A JP921281 A JP 921281A JP H028862 B2 JPH028862 B2 JP H028862B2
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JP
Japan
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cam
main shaft
camshaft
master
cams
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JP56009212A
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JPS57127663A (en
Inventor
Mikishi Kurimoto
Kosuke Kitano
Goro Terahara
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP921281A priority Critical patent/JPS57127663A/ja
Publication of JPS57127663A publication Critical patent/JPS57127663A/ja
Publication of JPH028862B2 publication Critical patent/JPH028862B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/08Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding non-circular cross-sections, e.g. shafts of elliptical or polygonal cross-section
    • B24B19/12Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding non-circular cross-sections, e.g. shafts of elliptical or polygonal cross-section for grinding cams or camshafts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多気筒内燃機関に用いるカムシヤフト
上のインテークカム、エクゾーストカムあるいは
燃料噴射カム等のカム部をマスタカムを用いて倣
い研削するカム研削盤、とりわけ多種、少ロツド
のカムシヤフトを研削するに適するカム研削盤に
関するものである。
本発明の目的は、多種類のカムシヤフトを、最
小限のマスタカムを用いて、マスタカムを取替え
ることなく加工できるようにしたカム研削盤を提
供することである。
多気筒内燃機関に用いられるカムシヤフト上に
は、インテークカム、エクゾーストカムあるいは
燃料噴射カム等の各カム部が気筒数に応じた位相
角(例えば4気筒の場合90゜、6気筒の場合60゜)
をもち、かつ各カム部相互が所定の角度(繰返し
単位角度)関係を有して多数配列されており、こ
れらカム部を倣い研削するためにそれと同数のマ
スタカムを必要とする。
従来、マスタカムの個数を削減してその製造コ
ストの低減と主軸スパンの減少を目的として、1
個のマスタカムで位相角の異なる同一形状の複数
のカム部を倣い研削する試みが一部において実用
に供されている。これはマスタカムを装着した主
軸と、カムシヤフトに係合する駆動部とを例えば
回転シリンダ機構によつて同一形状の2つのカム
部間の位相角度だけ位相調整できるようになし、
角度位相の異なる同一形状の2つのカム部を1個
のマスタカムで倣い研削できるようにしたもので
ある。この種のカム研削盤によれば、マスタカム
の個数を少なくとも半減でき、マスタカム製造コ
ストの低減と主軸スパンの減少とに役立つ特徴を
有している。
しかしながら、従来のこの種のカム研削盤は、
一種類のカムシヤフトを倣い研削するためのもの
であり、種類の異なるカムシヤフト、とりわけ気
筒数の異なる内燃機関用の多種類のカムシヤフト
には到底対応できず、カムシヤフトの種類が変わ
る毎にマスタカムの交換および位相調整機構の調
整あるいは交換等の大幅な段取替えを要する問題
を有している。
すなわち、多種類のカムシヤフトを最小限のマ
スタカムで倣い研削するためには、形状を同じく
し位相角のみ異なるインテークカム、エクゾース
トカムあるいは燃料噴射カム等のそれぞれのカム
部を各1個のマスタカムで共用させることが必要
であり、このためには4気筒内燃機関用カムシヤ
フトについては円周上4等分割の割出しを、同様
に6気筒、8気筒、10気筒、12気筒のものについ
ては、それぞれ6、8、10、12等分割の割出しを
全て充足できる主軸割出し機構が必要となり、ま
たインテークカムとエクゾーストカムとが同一形
状の場合にそれをも1個のマスタカムで共用させ
ようとする場合には、より多くの分割数を必要と
し、従来の考え方では到底これに対応できない。
本発明は上記した従来の問題点に鑑み、多種、
少ロツドのカムシヤフトを研削するに適したカム
研削盤を提供せんとするものである。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図および第2図において、10はカム研削盤
のベツドを示し、このベツド10上にはテーブル
11が図の左右方向に移動可能に載置され、パル
スモータ12によりボールねじ13を介して移動
されるようになつている。テーブル11上には揺
動台14がテーブル11に固設した一対の軸受装
置15(一方は図示省略)によりテーブル11の
移動方向と平行な軸線のまわりに揺動可能に支持
され、この揺動台14の支持部14a,14bに
主軸17が揺動台14の揺動軸線と平行な軸線の
まわりに回転可能に軸承されている。またテーブ
ル11上に固設した軸受台18には回転軸19が
前記揺動台14の揺動中心と一致する軸線のまわ
りに回転可能に軸承され、この回転軸19の一端
には前記主軸17の後部がベルト伝動装置20を
介して回転連結され、また支持軸16の他端には
テーブル11上に設置された主軸駆動用の直流モ
ータ21がベルト伝動装置22を介して回転連結
されている。なお、揺動台14にはエンコーダ2
3が取付けられ、その回転子は主軸17に連結さ
れて主軸17の回転角を検出し、主軸割出し時に
主軸回転量をフイードバツクするようになつてお
り、このエンコーダ23と直流モータ21とによ
り主軸割出し装置を構成している。
前記主軸17の先端部には第3図に示すよう
に、取付体25が一体的に嵌着され、この取付体
25にカムシヤフトWに離脱可能に係合する駆動
金26を備えた駆動面板27が回転可能に支承さ
れている。駆動面板27の外周には伝動スリーブ
28が摺動のみ可能に嵌合され、この伝動スリー
ブ28と取付体25との対向面間にギヤカツプリ
ング29を構成するリング状の一対のギヤ30,
31が介在され、一方のギヤ30は取付体25
に、他方のギヤ31は伝動スリーブ28にそれぞ
れ結合されている。伝動スリーブ28と駆動面板
27との間にはスリーブ28を一対のリングギヤ
30,31が噛合する方向に押圧するスプリング
32が介挿され、主軸17に与えられた回転をギ
ヤカツプリング29を介して駆動面板27に伝達
するようになつている。しかしてギヤカツプリン
グ29の噛合いを離脱させて主軸17を駆動面板
27に対し回転割出しさせることにより、駆動金
26に係合されたカムシヤフトW上の位相の異な
るカムを後述するマスタカムの位相に順次一致さ
せることができる。
実施例においては、ギヤカツプリング29を構
成する一対のギヤ30,31は、その周端面に円
周上等角度間隔に120個の噛合歯を有し、これに
よつて主軸を駆動面板27に対して3゜の倍数の割
出し、換言すれば円周上2,3,4,5,6,
8,10,12…等分の割出しを可能にしている。
前記揺動台14上には、駆動面板回り止め用シ
リンダ33と、カツプリング離脱用シリンダ34
が設置され、回り止め用シリンダ33のピストン
ロツド35は駆動面板27の外周に形成した基準
凹部27aに係合して駆動面板27を適宜回り止
めできるようになつており、また離脱用シリンダ
34のピストンロツド36には中央部を枢支され
た作動リンク37の一端がピン係合され、この作
動リンク37の他端は前記伝動スリーブ28の環
状溝部に対応され、ピストンロツド36の進退に
応動して伝動スリーブ28をスプリング32に抗
して摺動させ、ギヤカツプリング29の一対のギ
ヤ30,30の噛合を離脱させるようになつてい
る。
前記主軸17の先端にはセンタ40が嵌着さ
れ、このセンタ40と前記揺動台14上に設置し
た心押台41のセンタ42との間で、カムシヤフ
トWを回転可能に支持するようになつており、こ
のカムシヤフトWの一端に前記駆動面板27の駆
動金26に係合する係合部が定められた角度位置
に形成されている。かかるカムシヤフトWは、6
気筒内燃機関用のもので示され、第4図に示すよ
うにインテークカム1IN〜6INおよびエクゾー
ストカム1EX〜6EXがカムシヤフトW上の軸方
向に所定の間隔を存して配設され、インテークカ
ム1IN〜3INは互いに120゜間隔で並べられ、ま
たエクゾーストカム1EX〜3EXも互いに120゜間
隔で並べられ、かつインテークカム1IN〜3IN
に対してそれぞれ定角度θ1の位相差(繰返し単位
角度)を有する。さらにカム4IN,4EXは3
IN,3EXと、カム5IN,5EXは2IN,2EX
と、カム6IN,6EXは1IN,1EXとそれぞれ
180゜異なる位相で設けられている。これら各6個
のインテークカム1IN〜6INおよびエクゾース
トカム1EX〜6EXは後述する説明で明らかなよ
うに2個のマスタカムによつて倣い研削できる。
前記主軸17上には多種類のカムシヤフトWを
研削するに必要なマスタカム群43が装着されて
いる。このマスタカム群43は1〜3個一組とし
て構成され、この最大3個の各マスタカム群43
A,43B…によつて各カムシヤフトW上に全て
のカム部を研削し得るようにしている。各マスタ
カム群43A,43B…はインテークカム、エク
ゾーストカム、燃料噴射カム等創成用の1〜3個
のマスタカム43A1,43A2,43B1,4
3B2…を組合せてなり、このマスタカムはその
最大リフト部がこれに対応するカムシヤフトWの
繰返し単異角度θ1だけずれて配列されている。
前記テーブル11上には揺動台14の主軸17
部を覆うように主軸台45が設置され、この主軸
台45の内部にはシフト台46が主軸台45に固
設した案内ベース47に主軸17と平行な方向に
シフト可能に装架されている。シフト台46には
ローラ支持体48が主軸17と平行な方向にシフ
ト可能に装架され、このローラ支持体48に前記
マスタカム群43の1つと当接するフオロアロー
ラ49が回転可能に軸支されている。ローラ支持
体48はシフト台46に設けた3位置位置決め用
シリンダ50により、隣合う3個のマスタカム4
3に順次対応する位置に自動的にシフトされるよ
うになつている。また前記シフト台46は案内ベ
ース47に沿つて固設したラツク杆51に噛合す
るピニオン52を図略のハンドル操作により回転
させることにより、研削すべきカムシヤフトWの
種類に応じたマスタカム群43A,43B…に対
応する位置に手動シフトされるようになつてい
る。前記主軸台45と揺動台14との間には、図
示してないが一般の倣いカム研削盤と同様に、引
張スプリングが介挿され、このスプリングの発力
によりマスタカム43をフオロアローラ49に圧
接するようになつており、また主軸台45にはそ
の引張スプリングの発力に抗して揺動台14を揺
動復帰せしめる復帰用シリンダが設けられてい
る。
なお、図中55はカムシヤフトW上のカム部を
研削加工する砥石で、この砥石55はカムシヤフ
トWの軸線と直交する方向に進退可能な砥石台5
6に軸承されている。
上記した構成のカム研削盤は、多種類のカムシ
ヤフトWを自動的に研削加工するために、キーボ
ードによるマニアルデータインプツト(MDI)
方式により、各種カムシヤフトWを研削するに必
要な数値制御データ、すなわちカム研削順序、テ
ーブル移動量、主軸割出し角度、主軸回転数等を
コンピユータの記憶装置に記憶させておき、研削
すべきカムシヤフトWに応じてフオロアローラ4
9を定められたマスタカム群に対応する位置に位
置決めすべくシフト台46を手動操作でシフトさ
せたうえで、カムシヤフトWのナンバーをインプ
ツトするのみで、以後は当該カムシヤフトWを全
自動で研削できるようになつており、以下にその
カム研削動作につき説明する。
まず研削すべきカムシヤフト(第1図、第4図
に示す6気筒内燃機関用カムシヤフト)Wを両セ
ンタ40,42間に支持させ、カムシヤフトWの
係合部に駆動金26を係合させてインテークカム
1INの位相をAカムシヤフト創成用マスタカム
群43Aのインテークカム創成用マスタカム43
A1の位相に一致させる。そしてそのマスタカム
43A1をフオロアローラ49に当接させ、直流
モータ21により主軸17、マスタカム群43お
よびカムシヤフトWを回転駆動させて砥石55に
よりインテークカム1INを倣い研削する。イン
テークカム1INの所定の加工が終了すると、図
略の揺動台復帰用シリンダによりマスタカム43
A1がフオロアローラ49より離間される方向に
揺動台14を揺動させる。しかる状態でテーブル
11をパルスモータ12により所定量だけ右方に
インデツクスしてエクゾーストカム1EXを砥石
55に対応する位置に割出すとともに、位置決め
用シリンダ50によりローラ支持体48を所定量
シフトさせ、フオロアローラ49をエクゾースト
カム創成用マスタカム43A2に対応せしめ、前
述したと同様にして砥石55によりエクゾースト
カム1EXを倣い研削する。エクゾーストカム1
EXの所定の加工が終了すると、揺動台14をマ
スタカム43A2がフオロアローラ49より離間
するように揺動させ、しかる状態で次のインテー
クカム2INが砥石55に対応するようにテーブ
ル11をインデツクスするとともに、フオロアロ
ーラ49を再びインテークカム創成用マスタカム
43A1に対応せしめるべくローラ支持体48を
シフトさせ、同時に主軸17をインテークカム1
INと2INの位相角(120゜)だけ割出し回転させ
る。この主軸17の割出し回転は、まず回り止め
用シリンダ33のピストンロツド35を駆動面板
27の基準凹部27aに係合して駆動面板27、
すなわちカムシヤフト側を回り止めし、その状態
でカツプリング離脱用シリンダ34のピストンロ
ツド36により作動リンク37を介して伝動スリ
ーブ28をスプリング32に抗し摺動させてギヤ
カツプリング29の一対のギヤ30,31の噛合
いをはずし、そのうえで直流モータ21により主
軸17を定められた角度(180゜)だけ回転割出
し、所定角度だけ主軸17が回転されたことがエ
ンコーダ23にて検出されると直流モータ21が
停止され、しかる後前記離脱用シリンダ34のピ
ストンロツド36を後退させ、ギヤカツプリング
29の一対のギヤ30,31を噛合させることに
より行える。従つて前記インテークカム創成用マ
スタカム43A1を用いてインテークカム2IN
を倣い研削でき、また前記主軸17の回転割出し
により、次のエクゾーストカム2EXの倣い研削
においては、主軸17の回転割出し動作は不要
で、フオロアローラ49をエクゾーストカム創成
用マスタカム43A2側にシフトさせるのみで加
工できる。
以下同様に、インテークカム3IN,4IN,5
IN,6INを研削するに際して主軸17を所定角
度(120゜、但し4INを加工する場合にのみ180゜)
づつ回転割出しながら、インテークカム3IN〜
6INおよびエクゾーストカム3EX〜6EXを順
次研削する。
これにより各6個づつのインテークカムおよび
エクゾーストカムがそれぞれ1個づつのマスタカ
ムによつて倣い研削できるようになる。
第5図は6気筒内燃機関用のBカムシヤフトW
を示すもので、このカムシヤフトW上には燃料噴
射カム1P〜6P、エクゾーストカム1EX〜6
EXおよびインテークカム1IN〜6INが配列さ
れ、エクゾーストカムは燃料噴射カムに対して角
度θ2、インテークカムはエクゾーストカムに対し
て角度θ3の繰返し単位を有して関係され、しかも
エクゾーストカムとインテークカムは同一形状
で、両者の角度位相θ3が前記主軸17の最小割出
し単位(3゜)の整数倍に合致する場合の研削例を
示す。この場合にはエクゾーストカム創成用マス
タカムを用いてインテークカムを倣い研削でき、
各6個づつの燃料噴射カム1P〜6P、エクゾー
ストカム1EX〜6EXおよびインテークカム1
IN〜6INを2個のマスタカムで倣い研削でき
る。
かかるBカムシヤフトWを加工する場合には、
シフト台46を手動操作でシフトしてフオロアロ
ーラ49をBカムシヤフト創成用マスタカム群4
3Bに対応させ、BカムシヤフトWのナンバーを
インプツトすることにより行い得る。研削はテー
ブル11を順次インデツクスさせながら燃料噴射
カム1P、エクゾーストカム1EX、インテーク
カム1IN、燃料噴射カム2Pの順に行われ、燃
料噴射カムからエクゾーストカムおよびインテー
クカムから燃料噴射カムに移行する場合に、フオ
ロアローラ49が位置決め用シリンダ50により
燃料噴射カム創成用マスタカム43B1とエクゾ
ーストカム創成用マスタカム43B2との2位置
間でシフト動作され、またエクゾーストカムから
インテークカムに移行する際に、主軸17は両者
の位相角θ2だけ回転割出しされるとともに、イン
テークカムから燃料噴射用カムに移行する際に、
主軸17は角度60゜−θ3だけ回転割出しされる。
上記したBカムシヤフト創成用マスタカム群4
3Bはまた、BカムシヤフトW上の各カム部と同
一のプロヒイルを有するインテークカム、エクゾ
ーストカムおよび燃料噴射カムがそれぞれ、360゜
−θ3、360゜−θ2の繰返し単位を有して配列されて
いるBカムシヤフトWの研削においても利用でき
る。
また他の種類の同気筒内燃機関用カムシヤフト
あるいは気筒数の異なる4、8、10、12気筒等の
内燃機関用カムシヤフトについても、それらに対
応するマスタカム群を用いて倣い研削できるもの
であるが、主軸17の割出し角度は個々のカム位
相差に応じて制御されることは勿論である。
上記実施例においては、フオロアローラ49を
シフトせるために、カムシヤフトWの種類に応じ
てシフト台46を手動にてシフトし、そのカムシ
ヤフト上のカム部に応じてそれらに対応するマス
タカム間を位置決めシリンダ50にて自動的にシ
フトする例について述べたが、本発明はかかる構
成に限定されるものではなく、例えば、上記シフ
ト台をなくし、ローラ支持体を直流モータ等によ
る数値制御によつてシフトさせることもできる。
また上記実施例においては、ギヤカツプリング
29の割出し単位を3゜の例について述べたが、そ
の割出し単位を1゜にすれば、インテークカムとエ
クゾーストカムとのカムプロフイルが同一の場合
には、殆ど1つのマスタカムで両カムを倣い研削
できるようになる。
以上述べたように本発明によれば、多種類のカ
ムシヤフトを創成するためのマスタカム群を主軸
上に装着し、このマスタカム群には各カムシヤフ
ト上の同一形状で位相角のみが異なる同種の複数
個のカム部(例えばインテークカムあるいはエク
ゾーストカム)について1個づつのマスタカムが
設けられ、またカムシヤフトに係合する駆動部と
主軸とを円周上に多数の噛合歯を形成した離脱可
能なギヤカツプリングを介して結合し、主軸を駆
動部に対し回転割出しできるようにした構成であ
るので、多種類のカムシヤフトをマスタカムを取
替えることなく加工できるようになり、しかもマ
スタカムの個数も必要最少限に抑えることができ
る特徴があり、これによつて特に多種、少ロツド
のカムシヤフトを研削するに適したカム研削盤を
容易に得られるようになる。
しかも本発明によれば、例えばインテークカム
とエクゾーストカムのプロヒイルが同一で、両者
の位相角がギヤカツプリングの割出し単位の整数
倍に合致する場合には、両カム部をも共通のマス
タカムで倣い研削することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
カム研削盤の要部を示す正面図、第2図は第1図
の上面から見た図、第3図は第2図の−線拡
大断面図、第4図および第5図は異なる種類のカ
ムシヤフトのカム部の位相関係を示す図である。 10…ベツド、11…テーブル、14…揺動
台、17…主軸、21…直流モータ、23…エン
コーダ、27…駆動面板、29…ギヤカツプリン
グ、33…回り止め用シリンダ、34…離脱用シ
リンダ、40,42…センタ、43…マスタカム
群、45…主軸台、48…ローラ支持体、49…
フオロアローラ、55…砥石、W…カムシヤフ
ト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転方向に位相が異なる複数個のカム部を有
    する多種類のカムシヤフトを研削するカム研削盤
    にして、ベツド上にカムシヤフトの軸線方向に移
    動可能に載置されたテーブルと、このテーブル上
    に揺動可能に支持された揺動台と、この揺動台に
    回転可能に軸承された主軸と、この主軸と同一の
    軸線上に回転可能に軸承され前記カムシヤフトに
    係合してカムシヤフトを駆動するシヤフト駆動部
    材と、このシヤフト駆動部材と前記主軸との間に
    配置されシヤフト駆動部材と主軸とを離脱可能に
    結合すべく周端面に多数の噛合歯を有するリング
    状の一対のギヤを係脱可能に設けたギヤカツプリ
    ングと、このギヤカツプリングを係脱するための
    係脱手段と、前記ギヤカツプリングを離脱した状
    態で前記主軸を前記シヤフト駆動部材に対して回
    転割出しするための主軸駆動モータと、この主軸
    駆動モータにて回転割出しされる主軸の回転角を
    検出するエンコーダと、前記主軸上に設けられ前
    記多種類のカムシヤフトを研削するに必要なマス
    タカム群と、このマスタカム群の1つに当接し前
    記主軸の軸線方向にシフト可能なフオロアローラ
    とを備え、前記マスタカム群は、前記カムシヤフ
    ト上に配列された同一形状で位相角が異なる複数
    個のカム部についてそれぞれ1個ずつの創成用マ
    スタカムを備え、かつ前記一対のギヤの噛合歯
    を、4、6、8、10、12の公倍数からなる歯数と
    したことを特徴とするカム研削盤。 2 前記主軸駆動モータを、前記主線の回転駆動
    モータとして兼用してなる特許請求の範囲第1項
    に記載のカム研削盤。
JP921281A 1981-01-23 1981-01-23 Cam grinder Granted JPS57127663A (en)

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