JPH0287792A - 投写型立体テレビジョン装置 - Google Patents

投写型立体テレビジョン装置

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JPH0287792A
JPH0287792A JP63239017A JP23901788A JPH0287792A JP H0287792 A JPH0287792 A JP H0287792A JP 63239017 A JP63239017 A JP 63239017A JP 23901788 A JP23901788 A JP 23901788A JP H0287792 A JPH0287792 A JP H0287792A
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JP
Japan
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television
screen
lens
lenticular
image
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Application number
JP63239017A
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English (en)
Inventor
Haruo Isono
磯野 春雄
Minoru Yasuda
稔 安田
Hideo Kusaka
日下 秀夫
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、投写型立体テレビジョン装置、特に、眼鏡を
要することなく、多方向から撮影した立体像を大画面ス
クリーン上で見ることができる投写型立体テレビジョン
装置に関するものである。
[発明の概要] 本発明は、眼鏡を使わない投写型3次元テレビジョン装
置に関し、複数のテレビジョンカメラによって多方向か
ら撮影して得たテレビジョン画像信号を、画素単位で所
定の規則的な配列となるように画素の配列を電気的に制
御して、1チヤンネルの合成テレビジョン信号に変換す
る。この合成テレビジョン信号を、液晶やCRT等の投
写装置によって大画面のスクリーン上に背面投写し、こ
のスクリーン上に精密に位置合わせされたレンチキュラ
ースクリーンを介して、眼鏡なしで多方向からの立体像
を見ることができるようにする。
[従来の技術] 多方向の視点から眼鏡なしで立体像が観視できる、いわ
ゆる多眼式の3次元映像を実現する方°法として、昔か
らパララックスバノラマダラムやレンチキュラ一方式、
インテグラル方式などが試みられてきた。
これらの方式のうち、実現が比較的容易な方式として、
レンチキュラ一方式が有望視されている。
かかる従来のレンチキュラ一方式の3次元テレビジョン
の一例を第8図に示す。
この例では、被写体100を5台のテレビジョンカメラ
lotで撮影したテレビ画像を、伝送系102を介して
、5台の投写ユニット103によって、透過型の2重レ
ンチキュラースクリーン104に投写する。この2重レ
ンチキュラースクリーン104は、レンチキュラーレン
ズスクリーン104八および104Bの間に拡散層10
4Cをサンドイッチしたものである。既視者は、レンチ
キュラースクリーン104を介して、5つの方向から撮
影した映像のうち、相隣り合った2つの映像を左右の眼
で見ることにより、異なった方向からの立体像を観視す
ることができる。
この場合、5方向からの映像は、2重レンチキュラース
クリーン104の手前側のレンズ104八により、入射
角に対応した光学像が拡散層104Gの異なる位置に結
像され、レンズ104Bにより、その結像位置に応じた
異なる方向に光学像が拡がる。その光学像の隣り合う2
つの像を左右眼で見ることにより、異なる方向の立体像
が見える。
従来から行なわれている他の代表的な投写型3次元テレ
ビジョン方式の例を第9図に示す。
第9図の従来例では、4台のテレビジョンカメラ101
で撮影して得たテレビ画像を4台のCRTプロジェクタ
などの投写ユニット103により、前方にある反射型レ
ンチキュラースクリーン106に投写する方式である。
この場合、スクリーン106に投写された4方向からの
光学像は、レンチキュラーレンズを介して、その裏面の
反射膜上に結像し、再び前方に反射される。観視者10
5はその反射された光学像を立体視する。
[発明が解決しようとする課題] 上述したような従来の投写型3次元テレビジョン装置は
、いずれも複数台のテレビジョンカメラ101でti影
した多方向像を、複数の投写ユニット103によってレ
ンチキュラースクリーン104または10Bに投写する
ものであるが、この場合、レンチキュラースクリーン1
04 または106の個々のレンズ内に、多方向から投
写した光学像を正しい順序で精度よく投写する必要があ
る。このため、撮影を行なうテレビジョンカメラ101
の台数が増加すればするほど、投写ユニット103にお
ける投写管および投写光学系の構成も複雑となり、光学
的アライメントを精密に調整する作業を必要とするとい
う欠点がある。
さらにまた、第8図の例では、2重レンチキュラースク
リーン104は、拡散層104の両側に2枚のレンチキ
ュラーレンズスクリーン104Aおよび104Bを貼り
合わせる必要があり、その製作は通常のレンチキュラー
スクリーンよりも難しい。
一方、第9図に示した前面投写型の3次元テレビジョン
装置の場合にも、多方向からの投写像を精密にレンチキ
ュラーレンズ106内に投写する必要があり、投写光学
系の光学歪みやクロストーク、レンチキュラースクリー
ン106を曲面形状にする必要があるなど、製作上に大
きな困難さがある。
以上に述べたように、従来の投写型3次元テレビジョン
装置では、多方向から撮影した光学像をレンチキュラー
スクリーン上の所定の位置に正確に投写する上で大きな
困難さがあった。
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解決し、多方
向からの光学像を正確に、しかも容易にレンチキュラー
スクリーン上の所定の位置に投写できるように適切に4
み成した投写型3次元テレビジョン装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、多方向に
配置された複数のテレビジョンカメラで撮影して得たテ
レビジョン画像信号に基づいて形成した画像をスクリー
ンに投写して立体像を観視できるようにした投写型立体
テレビジョン装置において、スクリーンを、レンチキュ
ラーレンズを有するレンチキュラースクリーンで構成し
、レンチキュラーレンズの個々のレンズ内に、複数のテ
レビジョンカメラで撮像した複数のテレビジョン画像信
号の互いに対応する所定部分の画像信号を表わす画像が
、複数のテレビジョンカメラの配列に応じて順次に配列
されるように、複数のテレビジョン画像78号を配列に
応じて順次に選択的に出力して、時間軸上で合成された
テレビジョン画像信号を形成する手段と、合成されたテ
レビジョン画像信号を光学像に変換する手段と、その光
学像をレンチキュラースクリーンの背面に投写する手段
とを具え、レンチキュラースクリーンの前面より多方向
からの立体像を観視できるようにしたことを特徴とする
ここで、レンチキュラースクリーンの前面に、所定の間
隔をおいて、フレネルレンズスクリーンを配置すること
ができる。
レンチキュラースクリーンは、レンチキュラーレンズの
うち、かまぼこレンズの側がレンチキュラースクリーン
の背面側に配置されるように構成してもよい。
[作 用] 本発明によれば、複数台のテレビジョンカメラで多方向
から撮影して得られた複数のテレビジョン画像信号を、
電子的手段、たとえば高速のマルチプレクサに通すこと
によってその複数のテレビジョン画像信号の時間軸を電
子的に圧縮合成して、表示画素の配列を多眼式レンチキ
ュラースクリーンの各レンズ内に複数のテレビジョンカ
メラからの各対応部分の画像信号による画像部分が配列
されるように規則的に整列させ、その時間軸が圧縮合成
されたテレビジョン画像信号を、液晶ライトバルブやC
RTを用いた投写システムによって、レンチキュラース
クリーン上に背面から投写する。このようにしてレンチ
キュラースクリーンに投写された光学像は、電子的手段
により、画素の配列が多方向のテレビジョンカメラに応
じて正しく配列されて投写されているため、レンチキュ
ラースクリーンとの位置合わせはきわめて容易である。
このため、従来の投写型3次元テレビジョン装置のよう
に、多方向のテレビジョンカメラにそれぞれ対応して独
立した投写管によって、多方向からレンチキュラースク
リーンに投写する方式に比べて、投写する光学系が複雑
にならず、しかもまた光学的アライメント調整もきわめ
て容易になる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
本発明の投写型立体テレビジョンについて説明するにあ
たり、まず、その基本となる原理について述べる。
第2図は、本発明の一形態としてのレンチキュラ一方式
による多眼式立体テレビジョン、すなわち3次元テレビ
ジョンの原理図である。
本発明では、第2図に示すように、多数の観視者(すな
わち、視点)la”−1fに対応して多方向(この例で
は6方向)から撮影して得られた各方向の光学像を、レ
ンチキュラーレンズ2の個々のレンズ内に、テレビジョ
ンカメラの配列の順序に応じて、かつすべてのテレビジ
ョンカメラからの、所定部分、たとえば所定個数の画素
の部分からの画像信号に対応して形成される各画像がひ
とつのレンズ内に収まるようにして、ストライブ状に規
則的に整列した光学像群38〜3fとして投写してやれ
ばよい。
本発明では、従来の投写型3次元テレビジョン装置のよ
うに、各々独立した投写管によって多方向からレンチキ
ュラーレンズ2上に投写するのではなく、第3図に示す
ように、互いに間隔ΔXをあけて多方向に配置したN台
のテレビジョンカメラ4−1.・・・、4−Nで撮影し
て得られた各テレビジョン画像信号を高速度のマルチプ
レクサ5に供給し、それによって、各画像信号(al、
a2+a3+””、aM)。
(bl、b2.bl、・・・、bM)、・・・、  (
N1.N2.N3.・・・、NM)(ここで、al、t
zs・・、Nl(i−1,・・・、M)は各画素または
それに対応する画像信号を示す)を所定個数の画素、た
とえば1画素単位で電子的に切替え、lラインあたりM
個の画素の配列が第2図に示した多眼式レンチキュラ一
方式の原理に従うように、すなわち各レンズ内に収まる
ようにして、テレビジョン画像信号の時間軸を圧縮して
合成する。それにより得られた合成テレビジョン信号(
al+bl+””+NI)+   (az、b2.  
・”、N2)、  ・”、   (al、l、bM。
・・・、N−を、液晶デイスプレィ6を用いた投写シス
テムの液晶スクリーン上に表示する。この液晶スクリー
ン上の画素の配列は (at+b+、・・・、Nl) 
(a2.b2.−、Ib)、”’、(aM、bM、−、
Nm)となる。この液晶デイスプレィ6上に表示された
画像を、光学系7を介してレンチキュラーレンズ2の背
面の拡散板8に拡大投写する。このようにして、拡散板
8に投写された光学像は、拡散板8に合焦するようにす
る。
次に、拡散板8に投影された多方向の合成光学像 (N
M、 −、bm、al、l)s・・、 (Nl 、 −
、bl 、al)  に対して、レンチキュラーレンズ
2のピッチPを一致させ、かつモアレ等の妨害が生じな
いように、レンチキュラーレンズ2の位置を上下左右に
微調整する。
液晶デイスプレィ6は、微細な表示セルがマトリクス状
に規則的に配列されているため、レンチキュラーレンズ
2との位置合わせはきわめて容易であり、位置合わせの
調整がいったん完了すれば、再調整は不要であるので、
従来の投写型3次元テレビジョン装置における光学的ア
ライメントの諸問題点が解決される。
本発明投写型立体テレビジョン装置の構成の一実施例を
第1図に示す。この実施例は、薄膜トランジスタ(TP
T)によるスイッチング回路と液晶デイスプレィスクリ
ーンとを一体化して構成した液晶ライトバルブを1枚用
いて白黒画像を投写するシステムの例である。
第1図において、被写体100をN台のテレビジョンカ
メラ4−1.・・・、4−Nで撮像した出力をそれぞれ
A/Dコンバータ11−1.・・・、11−Nでデジタ
ル画像信号に変換してからラッチ回路12にラッチする
。これらN個のデジタル画像信号を、高速マルチプレク
サ13により、第3図に示した形態で、順次に切り換え
て取り出す。すなわち、デジタル画像信号のうちで、各
テレビジョンカメラの各ラインにおける画素に対応する
信号のうち同一位置の画素に対応する信号 (al 、
b、 、+++ 、Nl) 、 ・・” 、 (aM、
bM、 −N−毎にまとめるようにして取り出し、その
順次のデジタル画像信号を口/へコンバータ14により
アナログ画像信号に変換する。このアナログ画像信号を
増幅器15によって適当なレベルに増幅した後、液晶ラ
イトバルブ駆動回路16に供給し、液晶ライトバルブ1
7の駆動信号を形成する。
液晶ライトバルブ17は、たとえばTPTアクティブマ
トリクス型のものであって、薄膜トランジスタによるス
イッチング回路と液晶デイスプレィスクリーンとを一体
に構成し・たものであ?)、この液晶ライトバルブ17
の一方の主面には、光源ランプ18から反射鏡!9およ
び集光光学系20を経てバックライトを照射する。液晶
ライトバルブ17の他方の主面上に表示される画像を、
出射光学系21を介して、ガラス板などの拡散板22の
出射光学系21側にフレネルレンズ23を配置し、他方
の側にレンチキュラーレンズ24を配置して構成したレ
ンチキュラースクリーンに投写させる。観視者105は
レンチキュラーレンズ24の側のスクリーン面に映出さ
れる画像を両眼で眺める。
以上の構成により、レンチキュラースクリーン上には、
第3図で説明したように、多方向の光学像が、画素単位
で、レンチキュラーレンズ24の個々のレンズ内にスト
ライプ状に規則的に整列した光学像群(NM、 −、b
、4.aM) s= 、 (N+ s= +bl 、a
+) として投写されるので、第2図に示すように多数
の観視者が多方向からの3次元立体像を眺めることがで
きる。
第4図は第1図示の構成をカラー液晶プロジェクション
に変形した実施例を示す。ここでは、第1図示のテレビ
ジョンカメラ4−1.・・・、4−Nから、たとえばR
,GおよびBの3チヤンネルの画像信号を、第1図示の
回路11−1.・・・、11−N、12〜16からなる
別個の3チヤンネルの系統にそれぞれ供給し、R,Gお
よびBの3チヤンンルの液晶ライトバルブ1711.1
7Gおよび17Bに対する駆動信号を形成する。
これら(夜晶うイトバルブ17R,17Gおよび17B
は、ダイクロイックプリズム31のR,GおよびB光出
射面にそれぞれ配置する。他方、互いに十字状に組み合
わされて配置され、RおよびBの光を反射し、Gの光を
透過させるダイクロイックミラー32および反射鏡33
〜36から成るビームスプリッタに、白色光源ランプ1
8から反射gJj19および集光レンズ20を経て得た
白色光を入射させて、この白色光をR,GおよびBの3
原色に分解する。
これらR,GおよびBの3原色光を液晶ライトバルブ1
7R,17Gおよび17Bに、それぞれ、入射させ、各
々対応する液晶ライトバルブの透過光をダイクロイック
プリズム31に入射させ、ここで、3原色画像光を再び
合成する。それにより得られたカラー画像光を投写レン
ズ37を介して、フレネルレンズ23とレンチキュラー
レンズ24とで構成したレンチキュラースクリーンに投
写する。
第4図において、符号38は、レンチキュラースクリー
ンと観視者105 との間に、スクリーンから所定の間
隔をおいて配置された大口径のフレネルレンズスクリー
ンであって、これによりレンチキュラースクリーン上に
投写された立体映像をさらに拡大視で、きるようにする
上述した本発明実施例の液晶プロジェクション方式によ
る投写型3次元テレビジョン装置は、高腫度化が容易で
ある。しかも、液晶ライトバルブは画素密度を高くする
ことができるので、その寸法を小さくできるから、集光
および出射光学系を小型化することができると共に、白
黒、カラーを問わず投写レンズが1本ですむので、装置
の小型化が可能である。拡大用フレネルレンズを用いる
ことができるので、スクリーンサイズを自由に選択でき
る。
さらにまた、液晶ライトバルブは、画素密度が高くてき
るので、高解像化の点で有利であり、しかも、R,G、
Bについての3板の液晶ライトバルブ間の正確なレジス
トレーションが可能である。さらに、投写した立体映像
とレンチキュラースクリーンとのレジストレーションを
も正確に行なうことができる。
第5図(八)および(B)は、CRTを用いた背面投写
方式の3次元テレビジョン装置に本発明を適用した実施
例を、白黒およびカラーの場合について、それぞれ、示
す。
第5図(A)に示す白黒プロジェクションの場合には、
第1図示の増幅器15からの出力をCRT駆動回路41
に供給して投写管としてのCRT 42を駆動する。こ
のCRT 42は国体43内に配置され、そのCRT 
42のスクリーン上の表示画像を投写レンズ44により
、反射鏡45および46を介して、レンチキュラースク
リーン上に投写する。このスクリーンは、拡散板22の
両面のうち、投写光の入射側の背面にフレネルレンズ2
3を配置し、他方の而にレンチキュラーレンズ24を配
置して構成したものである。
第5図(ロ)に示すカラープロジェクションの場合には
、第1図示のマルチプレクサ13、増幅器15、第5図
(A) (7)CRT駆動回路41. CRT42およ
び投写レンズ44を、RlG、Bの3チヤンネルに個別
に設ける。ここでは、これら対応部分を示す符号13〜
15.41.42およびシ4にR,G、Bの各チャンネ
ルを示すR,G、Bを付加して示している。CRT 4
2R,42Gおよび42Bと投写レンズ44R944G
および44Bを互いに角度θだけ傾けて、フレネルレン
ズ23およびレンチキュラーレンズ24からなるレンチ
キュラースクリーン上でR,GおよびB投写光のレジス
トレーションがとれるようにする。投写レンズ44R,
44Gおよび44Bのレンチキュラースクリーンに対す
る各投写角は2ωとする。
これら第5図(A)および(B)に示したいずれの実施
例においても、多方向から撮影して得たテレビジョンカ
メラ出力信号を高速マルチプレクサ13により、または
R,GおよびBの3チヤンネルに対応した高速マルチプ
レクサ13R,13Gおよび13Bにより適切に切り換
えて、レンチキュラーレンズ24における冬草−のレン
チキュラーレンズ内に、各テレビジョンカメラ出力中の
同一画素位置の光学像がカメラ順次に規則的に配列され
て投写されるようにする。それにより、観視者105は
多方向から撮影した立体像をレンチキュラースクリーン
上で見ることができる。
なお、第5図(八) および(B)の実施例においては
、第1図および第4図に示した液晶プロジェクション方
式の実施例とは異なり、各CRT42または42R,4
2Gおよび42Bによって投写された映像をレンチキュ
ラースクリーン上で正確にレジストレーションすると共
に、投写光学像の直線性を高精度に保つ必要がある。そ
のためには、例えば、ハイビジョンデイスプレィに使用
されている高精度なディジタルコンバーゼンス回路技術
を用いる必要がある。
ところで、従来の1/ンチキユラースクリーンを用いた
立体テレビジョン方式や立体映像方式においては、第8
図の従来例に示したように、レンチキュラースクリーン
106のがまぼこレンズ側から立体視するのが一般的で
ある。これに対し、本発明では、レンチキュラーレンズ
24を通常とは逆に裏側に配置して、すなわちかまぼこ
レンズ側を拡散板の側に配置して使用することもできる
。このように、レンチキュラーレンズ24を裏側にして
使用した場合の光線解析の結果(2視点の場合)を第6
図に示す。これと対比して、通常の方法でレンチキュラ
ーレンズ24を用いた場合の光線解析の結果(2視点の
場合)を第7図に示す。いずれの場合も、2つの発光点
画素り、Rに対する2視点の解析例である。
第6図および第7図において、観視者がL(左眼)、R
(右眼)と記した位置でスクリーンを見れば立体視する
ことができる。しかし、それ以外の位置では、立体視で
きない。第6図の結果かられかるように、レンチキュラ
ーレンズ24を裏側にして使用すると、通常の使い方に
比べて、発光点りおよびRから出た光線が拡がることが
わかる。
−nQに、液晶、プラズマまたはELなとのパネルデイ
スプレィでは、各画素間に非発光の部分が存在し、立体
視する上で不都合になるが、レンチキュラーレンズ24
を裏側にして用いることにより、この非発光の部分が見
えにくくなるという利点が生じる。ざらにまた、レンチ
キュラーレンズを裏側にすると、かまぼこレンズ面にキ
ズがつきにくいことや、レンチキュラーレンズの裏側を
光沢面にすることもできるので、画質が一層向上するな
どの付随する利点も得られる。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、複数台のテ
レビジョンカメラで多方向から撮影して得られた複数の
テレビジョン画像信号を、電子的手段、たとえば高速の
マルチプレクサに通すことによってその複数のテレビジ
ョン画像信号の時間軸を電子的に圧縮合成して、表示画
素の配列を多眼式レンチキュラースクリーンの各レンズ
内に複数のテレビジョンカメラからの各対応部分の画像
信号による画像部分が配列されるように規則的に整列さ
せ、その時間軸が圧縮合成されたテレビジョン画像信号
を、液晶ライトバルブやCRTを用いた投写システムに
よって、レンチキュラースクリーン上に背面から投写す
る。このようにしてレンチキュラースクリーンに投写さ
れた光学像は、電子的手段により、画素の配列が多方向
のテレビジョンカメラに応じて正しく配列されて投写さ
れているため、レンチキュラースクリーンとの位置合わ
せはきわめて容易である。
このため、従来の投写型3次元テレビジョン装置のよう
に、多方向のテレビジョンカメラにそれぞれ対応して独
立したCRTによって、多方向からレンチキュラースク
リーンに投写する方式に比べて、投写する光学系が複雑
にならず、しかもまた光学的アライメント調整もきわめ
て容易になる。
しかもまた、本発明によれば、特に、液晶デイスプレィ
を用いた投写方式の実施例の場合には、液晶デイスプレ
ィの発光セル自身がマトリクス状に規則的に配列されて
いるため、投写される光学像の位置もまたスクリーン上
で規則的な配列となり、レンチキュラーレンズとの位置
合わせがきわめて容易であり、その調整がいったん完了
すれば、再調整は不要であるという利点もある。
さらにまた、液晶デイスプレィは、その表示セルを微細
にすることが可能であるから、高解像度化および装置全
体の小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図および
第3図は本発明の原理説明図、第4図は本発明の他の実
施例を示す構成図、第5図は本発明の他の実施例を示す
構成図、第6図および第7図は本発明におけるレンチキ
ュラースクリーン面の取付方向と光線解析の説明図、 第8図および第9図は従来の多眼式3次元テレビジョン
方式の2例の説明図である。 la〜1f・・・観視者、 2・・・レンチキュラーレンズ、 38〜3f・・・光学像群、 4−1〜4−N・・・テレビジョンカメラ、5・・・高
速マルチプレクサ、 6・・・(夜晶デイスプレィ、 7・・・光学系、 8・・・拡散板、 ll−1−11−N・・・A/D コンバータ、12・
・・ラッチ回路、 13.138,13G、13B・・・高速マルチプレク
サ、14.14R,14G、14B・・・D/Aコンバ
ータ、15.1SR,15G、15ト・・増幅器、16
・・・液晶ライトバルブ駆動回路、17・・・液晶ライ
トバルブ、 18・・・光!原うンプ、 19・・・反射鏡、 20・・・集光光学系、 21・・・出射光学系、 22・・・拡散板、 23・・・フレネルレンズ、 24・・・レンチキュラーレンズ、 31・・・ダイクロイックプリズム、 32・・・ダイクロイックミラー 33〜36・・・反射鏡、 37.43R,43G、43B・・・投写レンズ、38
・・・拡大用大口径フレネルレンズスクリーン、41.
418.41G、41ト・・CRT駆動回路、42.4
2R,42G、42ト・・CRT 、43・・・国体、 44.44R,44G、44ト・・投写レンズ、45、
46・・・反射鏡。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)多方向に配置された複数のテレビジョンカメラで撮
    影して得たテレビジョン画像信号に基づいて形成した画
    像をスクリーンに投写して立体像を観視できるようにし
    た投写型立体テレビジョン装置において、 前記スクリーンを、レンチキュラーレンズを有するレン
    チキュラースクリーンで構成し、前記レンチキュラーレ
    ンズの個々のレンズ内に、前記複数のテレビジョンカメ
    ラで撮像した複数のテレビジョン画像信号の互いに対応
    する所定部分の画像信号を表わす画像が、前記複数のテ
    レビジョンカメラの配列に応じて順次に配列されるよう
    に、前記複数のテレビジョン画像信号を前記配列に応じ
    て順次に選択的に出力して、時間軸上で合成されたテレ
    ビジョン画像信号を形成する手段と、 前記合成されたテレビジョン画像信号を光学像に変換す
    る手段と、 その光学像を前記レンチキュラースクリーンの背面に投
    写する手段と を具え、前記レンチキュラースクリーンの前面より多方
    向からの立体像を観視できるようにしたことを特徴とす
    る投写型立体テレビジョン装置。 2)前記レンチキュラースクリーンの前面に、所定の間
    隔をおいて、フレネルレンズスクリーンを配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の投写型立体テレビジョン
    装置。 3)前記レンチキュラースクリーンは、前記レンチキュ
    ラーレンズのうち、かまぼこレンズの側が前記レンチキ
    ュラースクリーンの背面側に配置されるように構成され
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の投写型立
    体テレビジョン装置。
JP63239017A 1988-09-26 1988-09-26 投写型立体テレビジョン装置 Pending JPH0287792A (ja)

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JP63239017A JPH0287792A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 投写型立体テレビジョン装置

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