JPH0287710A - 電子音発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えばキーボード装置においてキー人力の確
認やエラー警告等に使用される電子音の発生装置に関す
る。

【従来の技術］ 例えばキャッシュレジスタやワードプロセッサ等に使用
されるキーボード装置は、キー人力の確認やキー操作エ
ラーの警告に電子音を使用している。

従来このような電子音を発生する電子音発生装置として
は、例えばキーボード装置では第２図に示すようにキー
操作に応じて発振信号を発生し、この発振信号をドライ
バーアンプ１で増幅して圧電ブザー２を動作させるもの
であった。そしてドライバーアンプ１の利得は固定又は
手動で調整が可能な半固定であった。

［発明が解決しようとする課′ＸＪ］ しかしこのようにドライバーアンプ１の利得力（固定又
は半固定のものでは、周囲の騒音レベルが変化しても発
生する音量は変化しないので、例えば周囲の騒音が大き
くなると電子音の確認ができなくなったり、逆に周囲が
静かになると電子音が大きく感じ、場合によっては不快
感を与えるなどの問題があった。そして半固定のもので
はその都度調整しなければならない面倒もあった。

そこで本発明は、周囲の騒音状態に応じて電子音の音量
を最適レベルに自動調整することができ、しかも周囲の
騒音から自己の発する電子音を除くことができ、より確
実な自動調整ができる電子音発生装置を提供しようとす
るものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、キー入力等に応じて発生する発振信号に基い
て電子音を発生する電子音発生装置において、周囲の騒
音を検出する騒音検出手段と、この騒音検出手段にて検
出された騒音の周波数から電子音の周波数成分を除去す
る周波数除去手段と、この周波数除去手段にて周波数除
去が行われた後の騒音のレベルに応じｔ電子音の音量を
最適レベルに自動制御する音量自動制御手段を設けたも
のである。

［作用］ このような構成の本発明においては、騒音検出手段で周
囲の騒音が検出され、その騒音周波数から発生している
電子音の周波数成分が除去される。

そしてこの電子音の周波数成分が除去された騒音のレベ
ルに応じて電子音の音量が最適レベルになるように自動
制御される。

［実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図に示すようにキー入力等に応動して発生する発振
信号を音量自動制御手段を構成する電圧制御増幅器１１
に入力している。そしてその増幅器１１の出力をドライ
バーアンプ１２で増幅し圧電ブザー１３を駆動するよう
にしている。

また周囲の騒音を騒音検出手段としてのマイクロホーン
１４で検出し、その検出信号を周波数除去手段としての
ノツチフィルタ１５に供給している。このノツチフィル
タ１５は前記圧電ブザ１３から発生する電子音の周波数
ｆＴを除去する作用を為すもので、その出力端子がらは
周波数ｆ、以外の周波数の騒音信号を増幅器１６を介し
て整流・時定数回路１７に供給している。

前記整流・時定数回路１７はアンプ１６からの騒音信号
を整流し、さらに時定数を持った制御電圧に変換して前
記電圧制御増幅器１１の利得制御入力端子に入力されて
いる。

前記電圧制御増幅器１１はその利得制御入力端子に入力
される制御電圧のレベルに応じて利得を前記圧電ブザー
１３から発生する電子音の音量が最適音量となるように
自動制御するようになっている。

なお、前記整流・時定数回路１７において時定数を持っ
た制御電圧とするのは、単発的な騒音で電圧利得増幅器
１１の利得が変化するのを防止するために、ある時間幅
の平均的な騒音レベルを得るようにしているからである
。

このような構成の本実施例においては、発振信号が電圧
制御増幅器１１に入力されると、増幅器１１は適当な利
得によって入力信号を増幅しドライバーアンプ１２に出
力する。しかしてドライバーアンプ１２によって圧電ブ
ザー１３が動作されて電子音を発生するようになる。

一方、周囲の騒音はマイクロホーン１４で検出され、ノ
ツチフィルタ１５で騒音の周波数から電子音の周波数成
分が除去される。そして電子音の周波数成分が除去され
た騒音信号が増幅器１６で増幅された後、整流・時定数
回路１７で整流されるとともにある時定幅を持った平均
的な騒音レベルが検出され、そのレベルに応じた制御電
圧が出力される。

この制御電圧は電圧制御増幅器１１に利得制御入力とし
て供給される。しかし′Ｃ電圧制御増幅器１１は人力さ
れる制御電圧のレベルに応じて利得を自動的に変化させ
、発振信号の出力レベルを自動制御する。すなわち、周
囲の騒音レベルが高ければ利得を小さくし、逆に周囲の
騒音レベルが低ければ利得を大きくする。

こうして電圧制御増幅器１１の利得が周囲の騒音レベル
に応じて自動的に変更されるので、たとえ周囲の騒音レ
ベルが変化しても圧電ブザー１３からは常に最適な音量
レベルで電子音が発生することになる。

従って周囲が騒がしくなってもそれに応じて電子音の音
量も大きくなるので電子音の確認は容易にできる。また
周囲が静かになってもそれに応じて電子音の音量も小さ
くなるの七尾子音がうるさく聞こえるようなことはない
。

しかも、電圧制御増幅器１１の利得制御は周囲の騒音か
ら電子音の周波数成分を除いた騒音レベルに応じて行わ
れるので、電子音が利得制御のための騒音に関与するこ
とはなく、より確実な電子音の自動音量調整ができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、周囲の騒音状態に
応じて電子音の音量を最適レベルに自動調整することが
でき、しかも周囲の騒音から自己の発する電子音を除く
ことができ、より確実な自動調整ができる電子音発生装
置を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は従
来例を示すブロック図である。 １１・・・電圧制御増幅器、１３・・・圧電ブザー１４
・・・マイクロホーン、１５・・・ノツチフィルタ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キー入力等に応じて発生する発振信号に基いて電子音を
   発生する電子音発生装置において、周囲の騒音を検出す
   る騒音検出手段と、この騒音検出手段にて検出された騒
   音の周波数から前記電子音の周波数成分を除去する周波
   数除去手段と、この周波数除去手段にて周波数除去が行
   われた後の騒音のレベルに応じて電子音の音量を最適レ
   ベルに自動制御する音量自動制御手段を設けたことを特
   徴とする電子音発生装置。