JPH0287569A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0287569A
JPH0287569A JP63238739A JP23873988A JPH0287569A JP H0287569 A JPH0287569 A JP H0287569A JP 63238739 A JP63238739 A JP 63238739A JP 23873988 A JP23873988 A JP 23873988A JP H0287569 A JPH0287569 A JP H0287569A
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JP
Japan
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collector
transistor
memory cell
potential
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP63238739A
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English (en)
Inventor
Keiichi Higeta
恵一 日下田
Akihisa Uchida
明久 内田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0287569A publication Critical patent/JPH0287569A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体記憶装置に関するものであり、特にバ
イポーラトランジスタを使って構成したスタティックR
AMに関するものである。
〔従来技術〕
バイポーラトランジスタを使ったスタティックRAM 
(以下、SRAMという)のメモリセルは、例えば互い
にベースを相手のトランジスタのコレクタに接続し合っ
た2つのトランジスタと、それらの1−ランジスタとワ
ード線との間に接続された2つの容量素子と2つのショ
ットキーバリアダイオードと2つの抵抗素子とで構成さ
れている。すなわち、スタティックRAMのメモリセル
は、フリップフロップ回路からなっている。前記トラン
ジスタには、エミッタを2つ有するいわゆるマルチエミ
ッタトランジスタが用いられる。そして、一つのエミッ
タはデータ線に、もう一つのエミッタは保持電流線に接
続される。そして、フリップフロップ回路であるので、
常に2つのうちの一方のトランジスタはON(オン)、
もう一方のトランジスタはOFF (オフ)となる。こ
のため、ONとなっているトランジスタのコレクタの電
位はL(低レベル)、OFFとなっているトランジスタ
のコレクタ電位は“H″ c高レベル)となる。
そして、情報の読み出しは、ワード線の電位をLL L
 I+レベル、例えば−3,2vからIL HI+レベ
ル例えば0〜−1.6■に立ち上げ、かつ相補デ−タ線
(すなわち2本のデータ線)の電位を非選択時の“H”
レベル、例えば−2,4■から“L I+レベル、例え
ば−3,OVに下げる。すると、ONとなっているトラ
ンジスタのエミッタに接続されたデータ線には、ワード
線からそのトランジスタに接続された前記抵抗とショッ
トキーバリアダイオード及びそのトランジスタを介して
電流が給電されるため、電位が上昇し、−旦は前記のよ
うに″L′″レベルにされた電位がL(HI+レベル、
例えば−2,8■に上がる。一方、OFFとなっている
トランジスタのエミッタに接続されたデータ線には、ワ
ード線から電流が給電されないため、LL L I+レ
ベル、例えば−3,OVのままである。
このように、ONトランジスタに接続されたデータ線は
、IIH”レベルに、OFFのトランジスタに接続され
たデータからはi+ L ++レベルとなるので、情報
の読み出しがなされる。情報の読み出しを行った後は、
ワード線の電位を例えば、−3゜2■に下げる一方、相
補データ線の電位をそれぞれ11 HI+レベル、例え
ば−2,4■に上げてメモリセルを非選択状態にする。
ワード線の電位を下げると、ONまたはOFFとなって
いる2つのトランジスタのコレクタの電位も下がってい
く。それぞれのコレクタの電位が下がっても、やはりO
FFとなっているトランジスタのコレクタ電位の方が、
ONとなっているトランジスタのコレクタ電位より高い
ので、情報は保持される。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者は、前記のように互いにベースを相手のトラン
ジスタのコレクタに接続する2つのトランジスタと、そ
れぞれのトランジスタのコレクタとワード線との間に接
続される2個の容量素子と2個のショットキーバリアダ
イオードと2個の抵抗素子とで構成したメモリセルにつ
いて検討した結果5次の問題点を見い出した。
まず、前記のように、フリップフロップ回路のそれぞれ
のトランジスタの2つのうちの一つのエミッタは保持電
流線に接続されている。選択状態にあるメモリセルのO
Nになっているトランジスタのエミッタからは保持電流
よりも大きな読み出し電流が流れるため、そのベース電
流も保持状態の時よりも大きく1選択状態にあるメモリ
セルのONになっているトランジスタのベースの電位は
同一のワード線につながれている非選択状態のメモリセ
ルのONになっているトランジスタのベース電位よりも
低くなっている。メモリセルが選択状態から非選択状態
に切り換わる時、トランジスタのベースとワード線の間
には前記抵抗素子と容量素子からなる遅延回路が介在し
ているため、選択状態にあったメモリセルのONとなっ
ているトランジスタのベース電位は同一のワード線につ
ながれているメモリセルのONになっているトランジス
タのベース電位よりも低い電位に保たれる。
このため、選択状態にあったメモリセルからは保持電流
が流れなくなる。すると、そのトランジスタのコレクタ
の電位は、ワード線の電位の降下に従って下がりながら
もその途中で電位の上昇が起こり、この後再び降下して
いくようになる。一方、OFFとなっているトランジス
タのコレクタでは。
ワード線の電位が降下するとそれにほぼ平行して電位が
降下する。すなわち、メモリセルが選択時から非選択時
に切り換わる時に、ONとなっている1−ランジスタの
コレクタ電位と、OFFとなっている1ヘランジスタの
コレクタの電位の差が小さくなる。この時、前記ONと
なっている1−ランジスタのコレクタの電位を更に上昇
させるようなノイズ、あるいはOFFとなっているトラ
ンジスタのコレクタの電位を更に下げるようなノイズが
加わると、情報が破壊されてしまうという問題があった
本発明の目的は、バイポーラ1ヘランジスタを使って構
成したSRAMの情報の保持特性を向上することにある
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
半導体基板のメモリセル領域にメモリセルのフリップフ
ロップ回路を構成する二つのトランジスタを設けた半導
体記憶装置において、前記メモリセル領域の上に、第一
電極が前記二つのうちの一方のトランジスタのコレクタ
に接続され、第2電極が前記の二つのうちの他方のトラ
ンジスタのコレクタに接続される容量素子を設けたこと
を特徴とする。
〔作用〕
前述した手段によれば、2つのトランジスタの間が前記
容量素子を介して電気的に接続されているので、メモリ
セルが選択時から非選択時に切り換わるときに、2つの
うち一方のトランジスタのコレクタの電位が変化すると
、他方のトランジスタのコレクタの電位も一方のトラン
ジスタのコレクタの電位変化とほぼ等しい電位変化をす
る。このため、2つのトランジスタのコレクタ間の電位
差は1選択時から非選択時に切り換わるときにも、切り
換わる以前の選択時の電位差に保たれるので、前記切り
換わり時に情報が破壊されることがなくなり、半導体記
憶装置の情報の保持特性を向上できる。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の一実施例のSRAMを説明する。
なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
第1図は、本発明の一実施例のSRAMのメモリセルの
等価回路である。
第1図において、Tri、Tr2はトランジスタ、WL
はワード線、D、Dは相補型データ線。
Kは保持電流線である。トランジスタTri、Tr2の
それぞれのコレクタとワードv;AwLとの間には、容
量素子C1,C2と、ショク1〜キーバリアダイオ−f
’Dzl、Dz2と、抵抗素子R1゜R2が設けられて
いる。
本実施例のSRAMでは、第1図に示すように、トラン
ジスタTriのコレクタと、トランジスタTr2のコレ
クタとの間に第3の容量素子C3を設けている。
次にメモリセルが選択時から非選択時に切り換わるとき
のトランジスタT r L 、 T r・2のコレクタ
の電位変化を説明する。
第2A図は、第1図に示したメモリセルの回路が選択時
から非選択時に切り換わるときの動作波形を示したグラ
フであり、 第2B図は、第1図の回路の容ffi素子C3を設けな
い場合の選択時から非選択時に切り換わるときの動作波
形を示したグラフである。
第2A図及び第2B図において、横軸は時間軸であり、
縦軸は電位軸である。
ここで、トランジスタTri、Tr2のコレクタの電位
変化を説明するに当って、第1図の回路は、1−ランジ
スタTriがOFFで、トランジスタTr2がONと仮
定する。
第2A図及び第2B図において、曲線WLはワード線W
Lの電位変化を示し、曲線Noは選択された(すなわち
、情報の読み出しを行った)メモリセルと同一のワード
19tWLに接続され、かつ情報の読み出しを行わなか
った(すなわち非選択)メモリセル中のOFFとなって
いるトランジスタのコレクタの電位変化を示している。
曲線N1は、選択されたメモリセルにおいて、OFFと
なっているトランジスタのコレクタの電位変化を示し、
曲線N2はONとなっているトランジスタのコレクタの
電位変化を示している。
第2A図及び第2B図を見ると分かるように、同一のワ
ード線WLに接続されたメモリセルにおいて、選択時に
あるメモリセルのOF FとなっているトランジスタT
riのコレクタN1の電位と、非選択にあるメモリセル
(図示していない)のOFFとなっているトランジスタ
のコレクタNoの電位とでは、選択されたメモリセルの
方が若干低くなっている。これは、選択されたメモリセ
ルでは、OFFのトランジスタTriのコレクタN1が
ONのトランジスタTr2のベースに接続されており、
このベースのベース電流はエミッタの方へ流れ出ていく
ため、前記コレクタN1の電位が引き下げられるためで
ある。
さて、トランジスタT r 1 、 T r 2のそれ
ぞれのコレクタNl、N2の電位変化であるが、第2B
図に示したように、容量素子C3がない場合には、選択
時から非選択時に切り換わるときにコレクタN1とN2
の電位差が非常に小さくなる。
しかし1本実施例のメモリセルのように、コレクタN1
とコレクタN2の間に容量素子C3を設けると、そのコ
レクタN1とN2との間は容量素子C3によって電気的
に結合されるため、どちらか一方のコレクタ (例えば
Nl)の電位が上昇または下降すると、その変化は容量
素子C3を介してもう一方のコレクタ (例えばN2)
に伝達される。従って、第2A図に示すように、コレク
タN1とN2の電位は、選択時におけるそれらのコレク
タN1とN2の電位差を保ったまま、ワード線WLが゛
′H″レベルからパL′″レベルに変化するに従って下
降する。このため、選択時から非選択時に切り換えると
きにおいても、コレクタN1の電位とコレクタN2の電
位との間に情報の保持に必要な充分な電位差を得ること
ができる。
また、前記容量素子C3は、コレクタNl、N2に入る
ノイズ(例えばα線によって発生するノイズ)を吸収す
るように作用する。これにより、α線の侵入によってコ
レクタNl、N2の電位が変化するのを防止するために
設けられる容量素子C1,C2の容量値を小さくできる
。−例をあげると、容量C3を設けないときの容量素子
C1゜C2の容量値は285fF程度にされるが、39
0 f l”の容量素子C3を設けると、容量素子C1
゜C2を132fF程度にできる。このように、容量素
子C1,C2の容量値を小さくできることにより、コレ
クタNl、N2とワード線WLとの間の時定数を小さく
できる。
第1図に示したメモリセルの回路を構成する各素子の具
体的な構成を説明する。
第3図は、第1図に示したメモリセルの回路が構成され
る半導体基板の主面のメモリセル領域の平面図であり、
半導体基板上の全ての導電膜を取り除いて示したもので
ある。
第4図は、第1図に示した容量素子C1,C2゜C3を
構成するためにメモリセル領域の上に設けられた導電膜
のパターンを示した平面図、第5図は、第4図の■−■
切断線に相当する部分で切だメモリセルの断面図。
第6図は、第3図及び第4図に示したメモリセル領域の
上に設けられる最下層の導電膜から第1層目のアルミニ
ウム膜までの各導電膜のパターンを示した平面図。
第7図は、第3図及び第4図に示したメモリセル領域の
上に設けられる第1層目のアルミニウム膜から第3層目
のアルミニウム膜までの各導電膜のパターンを示した平
面図である。
なお、第6図及び第7図は、各導電膜のパターンを分か
り易くするため、メモリセル領域のパターンを示してい
ない。また、第3図、第4図、第6図及び第7図は、メ
モリセル領域または各導電膜のパターンを分かり易くす
るため、各導電層間の層間絶縁膜を図示していない。
また、第3図乃至第7図において、半導体基板上に設け
られる全ての導電膜のうち、第1層目の導電膜には10
0番代、第2層目の導電膜には200番代、第3層目の
導電膜には300番代、第4層目の導電膜には400番
代、第5層目の導電膜には500番代、第6ffi目の
導電膜には600番代、第7層目の導電膜には700番
代の符号をそれぞれ付している。
ます、第3図及び第5図を使って、第1図に示した1ヘ
ランジスタTri、Tr2、抵抗素子R1゜R2、ショ
ットキーバリアダイオードDzl、DZ2の構成を説明
する。
第3図及び第5図において、第1図のトランジスタT 
r 1 、ショットキーバリアダイオードDz1、抵抗
素子R2を構成するための半導体領域には10番代の符
号を付して示し、トランジスタTr2、ショットキーバ
リアダイオードDz2、抵抗素子R1を構成するための
半導体領域には20番代の符号を付して示している。
1はp−型単結晶シリコンからなるp−型半導体基板で
あり、10と20はn°型埋め込み層、3は素子分離絶
縁膜、4はp型チャネルストッパである。素子分離絶縁
膜3は、半導体基板1に掘った溝の表面を熱酸化して酸
化シリコン膜を形成し、更にCVDなどで酸化シリコン
膜を埋め込んで形成したものである。第3図に示したL
の部分の素子分離絶縁膜3は、n°型埋め込み層10.
20を分断しないように浅くなっている。更に、そのL
の部分の素子分離絶縁膜3の下にはp型チャネルストッ
パ4を設けていない。
第1図に示したトランジスタTriは、n゛型埋込み層
10と、ゴ型コレクタ引き出し領域11と、n−型コレ
クタ領域12と、p゛型ベース領域13と、n。
型エミッタ領域15と、もう一つ別のn゛型エミッタ領
域16とで構成されている。14はショットキーバリア
ダイオードDzlを構成するためのn−型半導体領域で
あり、後述するように、この上に白金(PL)シリサイ
ド膜を接続させてショットキーバリアダイオードDzl
が構成される。n−型半導体領域14の両脇にはp°型
半導体領域18が設けてあり、一方のP°型半導体領域
18とp°型ベース領域13との間に抵抗素子R2とな
るp−型半導体領域17を設けている。第1図のトラン
ジスタTr2は、n゛型半導体領域20と、n゛型コレ
クタ引き出し領域21と、n−型コレクタ領域22と、
p゛型ベース領域23と、n°型エミッタ領域25と、
もう−っ別のn°型エミッタ領域26とで構成されてい
る。24がショットキーバリアダイオードDz2を構成
するためのn−型半導体領域であり、この上に白金シリ
サイド膜を接続させてショットキーバリアダイオードD
z2を構成している。n−型半導体領域24の両脇には
p°型半導体領域28が形成してあり、一方のp゛型半
導体領域28とp°型ベース領域23の間に、抵抗素子
R1となるp−型半導体領域27を設けている。
次に、第1図に示した容量素子C1,C2,C3の具体
的な構成を第4図及び第5図を使って説明する。
第4図及び第5図において、101はトランジスタTr
iのn゛型エミッタ領域15に接続孔31を介して接続
されたエミッタ電極であり、n゛型ポリシリコン膜から
なっている。接続孔31は、半導体基板1の表面の薄い
酸化シリコン膜30を除去して形成したものである。1
02はトランジスタTriのもう一つのn°型エミッタ
領域16に接続孔31を介して接続されたエミッタ電極
である。103はn゛ポリシリコン膜あり、容量素子C
1の下部電極及び容量素子C3の一部の下部電極となる
ものであり、また、トランジスタTriのn゛型コレク
タ引き出し領域11と、トランジスタTr2のp°ベー
ス領域23を接続する配線の一部となるものである。n
゛型ポリシリコン膜103は、接続孔31を介してn゛
型コレクタ引き出し領域11に接続されている。104
はトランジスタTr2のゴ型エミッタ領域25に接続孔
31を介して接続されたエミッタ電極であり、n。
型ポリシリコン膜からなっている。105はトランジス
タTr2のn゛型エミッタ領域26に接続孔31を介し
て接続されたエミッタ電極であり、n゛型ポリシリコン
からなっている。106はn°型ポリシリコン膜であり
、容量素子C2の下部電極及び容量素子C3の一部の下
部電極となるものであり、また、トランジスタTr2の
n°型コレクタ引き出し領域21と、1〜ランジスタT
riのp°型ベース領域13を継ぐ配線の一部となるも
のである。n°型ポリシリコン膜106は接続孔31を
介して1−ランジスタTr2のn゛型コレクタ引き出し
領域21に接続されている。なお、前記n゛型コレクタ
引き出し領域21と、その上の接続孔31は同じパター
ンになっている。
n゛型ポリシリコン膜103は、トランジスタTriの
n°型コレクタ引き出し領域11から抵抗素子R1(p
″型半導体領域27)の上にかけて設けてあり、また一
部は、トランジスタT r 1のp°型ベース電極13
の上に設けられている。同様に、n°型ポリシリコン膜
106は、トランジスタTr2のn°型コレクタ引き出
し領域21から抵抗素子R2(p−型半導体領域17)
の上にかけて設けてあり、また一部はトランジスタTr
2のp゛型ベース領域23の上に設けられている。
第4図では、容量素子C1,C2,C3が構成されてい
る部分を実線で囲み、その中に破線の斜線を入れて示し
ている。容量素子C3は2つに分けて設けられている。
前記電極エミッタ電極101゜102、104.105
及びn°型ポリシリコン103.106の上には第1層
目の層間絶縁膜32が形成されている。
そして1層間絶縁膜32の容量C1,C2,C3が構成
される部分は、選択的に除去されて接続孔33となって
いる。接続孔33のパターンは、破線を付した部分と同
じパターンになっている。そして、接続孔33の中及び
その周囲にタンタルオキサイド(Ta、0.)などから
なる誘電体膜34を設け、更にその上に電極201.2
02.203.204を設けて、容量素子C1,C2,
C3が構成されている。誘電体膜34と電極201〜2
04は同パターンである。また、201が容量素子C1
の上の電極、202が容量素子C2の上の電極、203
と204が容量素子C3の上の電極である。
ここで、容量素子C3について更に述べると、容量素子
C3の一方の電極となるn°型ポリシリコン膜103は
、第1層目のアルミニウム膜502及びその下の金属膜
402(アルミニウム膜502と同一パターン)によっ
て2つのうち一方の電極204に接続されている。つま
り、n゛型ポリシリコン膜103と電極204とで、容
量素子C3に接続される電極が構成されている。
なお、前記金属膜402は、ショットキーバリアダイオ
ードDz 1.Dz 2の上の電極として設けられる白
金(Pt)シリサイド膜303.304 (第5図及び
第6図参照)と、この上のアルミニウム膜とのバリアと
なる金属膜(403,404)を形成するときに形成さ
れたものであり、例えばタングステンシリサイド(WS
j、z)膜やチタンシリサイド(Tisi、)Ilxか
らなっている。次に、トランジスタTr2のn゛型コレ
クタ引き出し領域21に接続されたn。
型ポリシリコン暎106は、第1層目のアルミニウム膜
501とこの下の金属膜401(アルミニウム膜501
と同一パターン)によって前記と異なるもう一方の電極
203に接続されており、この電極203と前記n゛型
ポリシリコン膜106とで容量素子C3のトランジスタ
Tr2に接続される側の電極(第1図参照)を構成して
いる。前記金属+1u 401は、金属膜402と同様
に、白金シリサイド膜とアルミニウム膜の間のバリアメ
タルの形成時に形成されたものである。第4図に示され
ているように、容量素子C3は2つに分けて設けてあり
、その2つどもがトランジスタT r 1から抵抗素子
R1の上、またはトランジスタTr2から抵抗素子R2
のLにかけて設けられている。このように、容量素子C
3をトランジスタTri、Tr2及び抵抗素子R1、R
2の上に重ねて構成することにより、本実施例はメモリ
セル領域を増大させることなく、容量値の大きな容量素
子C3を構成している。なお、トランジスタTriのn
゛型コレクタ引き出し領域11と、トランジスタTr2
のp°型ベース領域23との接続は、前記n゛型ポリシ
リコン膜103とアルミニウム配線502とで接続孔3
6を介して構成されている。同様に、トランジスタT 
r 2のn°型コレクタ引き出し領域と、トランジスタ
T r 、Lのp゛型ベース領域13との接続は、前記
n゛型ポリシリコン膜106とアルミニウム配線501
とで接続孔36を介して構成されている。
次に、第6図を使ってメモリセル領域の上の第5層目ま
での導電膜の接続関係を説明する。なお、第6図には、
半導体基板上の第1層目の導電膜から第5層目までの導
電膜が示されている。
第6図において、501〜508は半導体基板1の上の
第1−層目のアルミニウム配線である。なお、アルミニ
ラ11配線501.502は既述しである。アルミニウ
ム配線503は、後述するワード線601(第7図参照
)と容量素子C2の電極202及びショットキーバリア
ダイオードDzlを接続孔36A及び36を介して接続
するものである。アルミニウム配WSO3の下には、こ
れと同一パターンで遷移金属シリサイド膜403が形成
されている。
ここで、前記接続孔36Aは、第2層目の層間絶縁膜3
5のみを除去して形成したものである。前記アルミニウ
ム配線506の下の遷移金属シリサイ1−vlX403
の接続孔36を介してショク1〜キーバリアダイオ−F
 D z 1に接続される部分には白金シリサイド膜(
PtSi、 )303が形成されており、このPt5j
z303と第4図のざ型半導体領域14とでショットキ
ーバリアダイオードDzLが構成されている。アルミニ
ウム配線504は、エミッタ電極101と後述するデー
タ線701(第7図参照)を接続孔36を介して接続す
るものである。アルミニウム配線504の下にはこれと
同一パターンで遷移金属シリサイド膜405が形成され
ている。また5その遷移金属シリサイド膜405が接続
孔36を介してエミッタ電極101に接続されている部
分にはPtSi、膜306が形成されている。アルミニ
ウム配線505は、エミッタ電極102を接続孔36を
介して後述する保持電流線602接続するものである。
アルミニウム配線505の下にはこれと同一パターンで
遷移金属シリサイド膜406が形成されており、この遷
移金属シリサイド膜406が接続孔36を介してエミッ
タ化Vi203に接続されている部分には、 PtSi
2膜307が形成されている。アルミニラ11配線50
6は、容量素子C1の電極201を接続孔36Aを介し
て後述するワード′l1A603に接続するものであり
、またショットキーバリアダイオードDz2をワード線
603に接続するものである。アルミニウム配m5oe
の下にはこれと同一パターンで遷移金属シリサイド膜4
04が形成されており、また前記遷移金属シリサイド膜
404が接続孔36を介してシミツトキーバリアダイオ
ードDz2に接続される部分にはPtSi2膜304が
形成されており、このPtSi2膜304とに型半導体
領域24(第4図参照)とでショットキーバリアダイオ
ードDz2が構成されている。アルミニウム配線507
は、エミッタ電極104を接続孔36を介してデータ線
702(第7図参照)に接続するものである。アルミニ
ウム配fi702の下にはこれと同一パターンで遷移金
属シリサイド膜407が形成されており。
またこの遷移金属シリサイド膜407が接続孔36を介
してエミッタ電極104に接続されている部分にはPt
Si2膜308が形成されている。アルミニウム配線5
08は、エミッタ電極105を接続孔36を介して保持
電流線602に接続するものである。アルミニウム配線
508の下にはこれと同一パターンで遷移金属シリサイ
ド膜408が形成されており、この遷移金属シリサイド
膜408が接続孔36を介してエミッタ電極105に接
続されている部分にはPtSi膜309が形成されてい
る。
次に、半導体基板1の上のアルミニウム配線の接続関係
を第7図を使って説明する。
第7図において、601はワード線であり、第3層目の
層間絶縁膜37を除去して形成した接続孔38を介して
アルミニウム配線503に接続されている。
602は保持電流配線であり、トランジスタTriのイ
型エミッタ領域16の上のアルミニウム配線505に接
続孔38を介して接続されており、また1−ランジスタ
Tr2のn°型エミッタ領域26の上のアルミニウム配
線508に接続孔38を介して接続されている。603
はワード線であり、接続孔38を介してアルミニウム配
線506に接続されている。604はトランジスタ゛r
rlのn°型エミッタ領域15の上のアルミニウム配4
1504をデータ線701に接続する中継のアルミニウ
ム配線であり、接続孔38を介してアルミニウム配線5
04に接続され、また第4層目の層間絶縁膜39を除去
して形成した接続孔40を介してデータ線701に接続
されている。605はトランジスタTr2のn°型エミ
ッタ領域25の上のアルミニウム配B507をデータ線
702に接続するための中継のアルミニウム配線であり
、接続孔38を介して前記アルミニウム配線507に接
続され、また接続孔40を介してデータ線702に接続
されている。
以上、説明したように、本実施例によれば、半導体基板
1のメモリセル領域にメモリセルのフリップフロップ回
路を構成する二つのトランジスタを設けた半導体記憶装
置において、前記メモリセル領域の上に、第一電極(例
えばn゛型ポリシリコン膜103と電極204とからな
る)が前記二つのうちの一方のトランジスタ(例えばト
ランジスタT rl)のコレクタ (n°型コレクタ引
き出し領域11)に接続され、第2電極(例えばn゛型
ポリシリコン膜106と電極203からなる)が前記二
つのうちの他方のトランジスタ(例えばトランジスタT
r2)のコレクタ(ni型コレクタ引き出し領域21)
に接続される容量素子C3を設けたことにより、前記2
つのトランジスタT r 1 、 T r 2の間が前
記容量素子C3を介して電気的に接続されているので、
メモリセルが選択時から非選択時に切り換わる時に、2
つのうちの一方のトランジスタ(例えば′rrl)のコ
レクタの電位が変化すると、他方のトランジスタ(例え
ばTr2)のコレクタの電位も前記トランジスタ(例え
ばTri)のコレクタの電位の変化量とほぼ等しい量の
電位変化をする。
このため、2つのトランジスタTri、Tr2のコレク
タ間の電位差は、!ll待時ら非選択時に切り換わると
きにも、切り換わる以前の選択時の電位差に保たれるの
で、前記切り換わり時に情報が破壊されることがなくな
り、半導体記憶装置の情報の保持特性を向上できる。
また、前記容量素子C3を設けたことにより、半導体基
板1の中の少数キャリアの侵入によるコレクタ電位の変
化を抑制するので、ワード線WLとコレクタの間に設け
られて前記少数キャリアによるコレクタの電位変化を抑
制する容量素子C1゜C2を容量値の小さなものにでき
る。これにより、前記容量素子C1,C2と、これと並
列にワード線WLとコレクタの間に設けられた抵抗素子
R1゜R2とが成す遅延回路の時定数を小さくできる。
このことから、メモリセルが読み出し状態から情報保持
の定常状態にうつる速度を速くでき、半導体記憶装置の
情報の保持性を向上できる。
また、前記容量素子C3がメモリセルのトランジスタT
ri、Tr2および抵抗素子R1,R2の上などに重ね
て構成されていることにより、メモリセル領域を増大さ
せることなく容量値の大きな容量素子C3を得ることが
できる。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
例えば、容量素子C1,C2,C3の誘電体膜34は、
うすい酸化シリコン膜であってもよく、また酸化シリコ
ン膜と窒化シリコン膜・を重ねた積層膜であってもよい
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
すなわち、メモリセルを構成する2つのトランジスタの
コレクタとコレクタの間に新たに容量素子を接続したこ
とにより、半導体記憶装置の情報の保持特性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のSRAMのメモリセルの
等価回路。 第2A図は、第1図に示したメモリセルの回路が選択時
から非選択時に切り換わるときの動作波形を示したグラ
フ、 第2B図は、第1図の回路の容量素子C3を設けない場
合の選択時から非選択時に切り換わるときの動作波形を
示したグラフ、 第3図は、第1図に示したメモリセルの回路が構成され
る半導体基板の主面のメモリセル領域の平面図であり、
半導体基板上の全ての導電膜を取り除いて示したもので
ある。 第4図は、第1図に示した容量素子C1,C2゜C3を
構成するためにメモリセル領域の上に設けられた導電膜
のパターンを示した平面図。 第5図は、第4図の■−■切断線に相当する部分で見た
メモリセルの断面図。 第6図は、第3図及び第4図に示したメモリセル領域の
上に設けられる最下層の導電膜から第1層目のアルミニ
ウム膜までの各導電膜のパターンを示した平面図、 第7図は、第3図及び第4図に示したメモリセル領域の
上に設けられる第1層目のアルミニウム膜から第3層目
のアルミニウム膜までの各導電膜のパターンを示した平
面図である。 図中、R1,R2・・・抵抗素子、R3,R4寄生抵抗
、Dz 1.Dz 2・・・ショットキーバリアーダイ
オード、CL、C2,C3・・・容量素子、WL・・・
ワード線、Tri、Tr2・・・トランジスタ、K・・
保持電流線、D、D・・・データ線である。 第1図 第か図 時開(xICr9Mつ 第2B図 時間(xlO−′秒)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体基板のメモリセル領域にメモリセルのフリッ
    プフロップ回路を構成する二つのトランジスタを設けた
    半導体記憶装置において、前記メモリセル領域の上に、
    第一電極が前記二つのうちの一方のトランジスタのコレ
    クタに接続され、第2電極が前記の二つのうちの他方の
    トランジスタのコレクタに接続される容量素子を設けた
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
JP63238739A 1988-09-26 1988-09-26 半導体記憶装置 Pending JPH0287569A (ja)

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