JPH028647Y2 - - Google Patents

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JPH028647Y2
JPH028647Y2 JP7838087U JP7838087U JPH028647Y2 JP H028647 Y2 JPH028647 Y2 JP H028647Y2 JP 7838087 U JP7838087 U JP 7838087U JP 7838087 U JP7838087 U JP 7838087U JP H028647 Y2 JPH028647 Y2 JP H028647Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、鋼材間の溶接部の機械的強度を図る
上で鋼材端面に開先加工を施す双頭形の開先加工
装置に関し、特に、被加工材の位置決め機構に関
する。
(従来の技術) 鋼材間の溶接部の機械的強度を図る上で鋼材端
面に施される開先加工は、例えばH形鋼材の場合
では、第7図に示すように、ウエブ部aと両側の
フランジ部b1,b2との両接合隅部に円弧状の切欠
き部c,c、両側のフランジ部b1,b2の端面に斜
面状の面取り面d,d等が加工される。
そして、この開先加工を鋼材端面の両フランジ
部b1,b2に同時に行なうようにした双頭形の開先
加工装置は、基台上の被加工材搬入路の両側に立
設された一対の各支持体に、両支持体間に搬入さ
れる被加工材を位置決めする位置決め機構および
切欠き部cおよび面取り面dを切削加工するカツ
タを備えた切削機構を一体的に昇降移動可能に設
けており、そして、この一対の支持体間にH形鋼
材を搬入して位置決め機構により位置決めすると
共に両支持体間に保持し、両切削機構を昇降させ
てH形鋼材の端面の両フランジ部b1,b2に開先加
工を同時に効率良く行なうようになっている。
上記位置決め機構は、搬入路内に搬入路幅方向
外側から進入しH形鋼材のフランジ部b1,b2の端
面に当接する丸棒状のストツパを備え、そのスト
ツパはレバー操作で搬入路に進退させることがで
き、位置決め時にはストツパを搬入路内に突出さ
せ、また、切削時には搬入路から退避させるよう
にしている。この切削時にストツパを搬入路から
退避させるのは、搬入される各H形鋼材によって
端面形状が異なるためであり、ストツパを突出さ
せたままで切削機構と共に一体的に例えば上昇さ
せると、そのストツパがH形鋼材の端面に対して
摩擦状態で移動することになり、特に、H形鋼材
の端面形状が上方に向かうにしたがってストツパ
側に傾斜している場合やH形鋼材の端面に突起が
突出している場合には、ストツパとH形鋼材の端
面との摩擦が大きくなったり突起に引掛かって位
置決め機構および切削機構の上昇不能が生じた
り、位置決め機構の破損を生じることがあるため
である。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、開先加工装置に用いられていた
従来の位置決め機構は、位置決め時にストツパを
搬入路内に進出させると共に、切削時にストツパ
を搬入路内から退避させる必要があるで、作業員
がその都度レバーを操作しなければならなかっ
た。
本考案は上述のような問題点に鑑みなされたも
ので、位置決め機構のストツパ操作を必要とせ
ず、開先加工作業の効率を向上できる開先加工装
置を提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、基台1上の被加工材搬入路2の両側
に立設された一対の各支持体3a,3bに、両支
持体3a,3b間に搬入される被加工材を位置決
めする位置決め機構21a,21bおよび被加工
材に開先加工を行なう切削機構6a,6bを昇降
移動可能に設けた開先加工装置において、上記位
置決め機構21a,21bは、支軸23によって
回転自在に軸架され、回転方向外周部に上記被加
工材が当接するストパ面26を上記支軸23を中
心とした円弧状に設けると共にこのストツパ面2
6の回転方向に連続してストツパ面26の円弧軌
跡よりも内径方向に位置する逃げ部27を設け、
かつ、スプリング34によってストツパ面26を
被加工材の端面方向に向けるように付勢したスト
ツパ22を備えたものである。
(作用) 本考案の開先加工装置は、両支持体3a,3b
間に搬入される被加工材の端面が位置決め機構2
1a,21bのストツパ22のストツパ面26に
当接することで位置決めし、切削時にはストツパ
22のストツパ面26と被加工材の端面とを当接
させた状態で位置決め機構21a,21bおよび
切削機構6a,6bを昇降させる。そして、位置
決め機構21a,21bの移動時において、被加
工材の端面形状により、ストツパ面26が引掛か
って止まると、ストツパ22が退避回動してスト
ツパ面26に連続する逃げ部27を被加工材の端
面に臨ませてストツパ22を逃がす。
(実施例) 以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照し
て説明する。
第5図および第6図に開先加工装置を示し、同
図において、1は基台で、この基台1上の被加工
材搬入路2の両側に一対の支持体3a,3bを備
え、この各支持体3a,3bは、基台1の内部に
配設された図示しない移動機構によって移動する
移動台4a,4b上に立設されている。そして、
一方の支持体3aは、その移動機構によって他方
の支持体3bに対して接離する搬入路幅方向(図
中X方向)に移動可能とし、また、他方の支持体
3bは、移動機構によって一方の支持体3aの移
動方向に対して直交する搬入路方向(図中Y方
向)へ移動自在になっている。なお、各移動機構
の構造としては、各移動台4a,4bをそれぞれ
ガイドレール等で各方向へ摺動自在とし、その各
移動台4a,4bに螺合貫通するねじ軸をモータ
で正逆方向に回転駆動することにより、移動台4
a,4bを各方向へ移動させるようになってい
る。
上記両支持体3a,3bには、この両支持体3
a,3bの対向面に被加工材を保持する保持部5
a,5bと、その被加工材に開先加工を行なう切
削機構6a,6bとがそれぞれ設けられている。
上記保持部5a,5bは、支持体3a,3bの
対向面に上下方向に沿って設けられた案内溝(図
示せず)に、被加工材の上下部を挟持する上下一
対の保持具7,7が昇降自在に挿入されており、
この上下の保持具7,7は、各支持体3a,3b
の上部に配置されたクランプ用モータ8,8の作
動によって互いに逆方向に昇降移動される。
上記切削機構6a,6bは、支持体3a,3b
の外側面に昇降移動自在に取付けられた減速機ユ
ニツト9,9と、この減速機ユニツト9,9の上
面に設けられたモータ10,10と、減速機ユニ
ツト9,9の前面側に設けられモータ10,10
からの動力を減速機ユニツト9,9を介して伝達
されるカツタユニツト11,11とから構成さ
れ、支持体3a,3bと減速機ユニツト9,9と
の間に配置された昇降用ねじ12,12の回転に
よって、この切削機構6a,6b全体が支持体3
a,3bに沿って昇降移動する。この支持体3a
の昇降用ねじ12は、各支持体3a,3bの下部
に設けられた図示しないモータによって回転駆動
される。
また、上記のカツタユニツト11,11の対向
面には、3本のスピンドル14,14,14が水
平かつ平行に軸架され、この上方のスピンドル1
4に平形のカツタ15aが、中央のスピンドル1
4に略半球形のカツタ15bが、下方のスピンド
ル14に円錐形のカツタ15cがそれぞれ取付け
られている。
また、支持体3a,3bの後方の基台1上に
は、支持体3a,3b間に被加工材を搬入する搬
入コンベア16が設けられている。
さらに、上記一方の支持体3aには搬入コンベ
ア16との間に位置して固定コンベア17が固定
され、また、上記他方の支持体3bと搬入コンベ
ア16との間には伸縮コンベア18が連設されて
いる。
そして、切削機構6a,6bのカツタユニツト
11,11の上部に、支持体3a,3b間に搬入
される被加工材の位置決めを行なう位置決め機構
21a,21bがそれぞれ設けられている。この
位置決め機構21a,21bは、第1図ないし第
4図のように(これらの各図には一方の支持体3
a側の位置決め機構21aを示すが、他方の支持
体3b側の位置決め機構21bは対象構造になっ
ている)、被加工材の端面と当接し位置決めする
ストツパ22を有し、このストツパ22は、支軸
23の外周に軸受部材24を介して回動自在に嵌
合されると共にリング25によって抜け止めさ
れ、そして、回転方向外周部に、支軸23を中心
とした円弧面に設け被加工材の端面と当接するス
トツパ面26と、このストツパ面26の回転方向
両縁部すなわち上下両縁部に連続してストツパ面
26の円弧軌跡よりも内径方向に位置する逃げ部
27,28と、ボルト29が螺着された連結部3
0等を備えて、ストツパ面26および連結部30
を頂点に有した異形三角形状に形成され、かつ、
支軸23の軸方向に幅広に形成されている。そし
て、このストツパ22の支軸23が、回転軸31
を中心として回動可能としたストツパ支持部材3
2の回転軸31位置から離反した下部位置に溶接
固定され、また、連結部30のボルト29とスト
ツパ支持部材32に螺着されたボルト33との間
にスプリング34が張設され、このスプリング3
4によってストツパ面26を常に被加工材の端面
方向に向けるように付勢する。
上記ストツパ支持部材32は、回転軸31の外
周に嵌合し回り止めねじ35によって一体的に回
動するようになされた筒体36に溶接固定されて
おり、そして、ストツパ支持部材32、ストツパ
22および支軸23等から構成される重量バラン
スによって、ストツパ22に被加工材が当接して
いない時には、第1図想像線の位置のように被加
工材の搬入側へ揺動した位置にあり、また、スト
ツパ22のストツパ面26に搬入される被加工材
の端面が当接してストツパ面26がストローク
だけ回動移動した時には、第1図実線のように被
加工材によって押圧されて回動すると共にストツ
パ支持部材32のストツパ部37が後述する回動
規制部40に当接してその回動が規制された被加
工材の位置決め位置にある。
上記回転軸31は、枠体38内に軸受39,3
9によって回転自在にかつ両端部を貫通突出して
配設されており、その枠体38のストツパ22等
が位置される一端面には、上縁部に回動規制部4
0を溶接固定した側板41がボルト42によって
取付けられ、そして、この回動規制部40に上記
ストツパ支持部材32のストツパ部37が当接す
ることによりストツパ支持部材32の回動規制す
るようになっている。
また、枠体38の他端面には側板43がボルト
44によって取付けられ、この側板43の外側面
に検出子45を回転軸31の端部上臨ませた検出
器としてのリミツトスイツチ46が取付けられ、
そして、被加工材がストツパ22に当接してスト
ツパ面26がストロークだけ回動移動し、か
つ、ストツパ支持部材32のストツパ部37が回
動規制部40に当接した位置決め位置に揺動し、
このストツパ支持部材32の揺動により回動する
回転軸31に取付けられたスイツチ作動突部47
が検出子45に当接することにより、リミツトス
イツチ46から位置決め完了信号が出力される。
なお、側板43の外側にはリミツトスイツチ46
等を覆うカバー48が開閉可能に取付けられてい
る。
上記枠体38は移動台49上にボルト50によ
って取付けられており、そして、この移動台49
は、下部に突設されたスライド突部51が上記カ
ツタユニツト11の上面に取付けられたテーブル
52の断面台形状のスライド溝53の開口縁部に
嵌合すると共に、スライド溝53内に配置された
断面台形状のスライド部材54にボルト55およ
び締付け調整ねじ56を介して取付けられ、テー
ブル52上を被加工材搬入路方向にスライド移動
可能になっている。
また、移動台49に移動台49の移動方向に沿
って貫通するねじ軸57の一端側が螺合結合して
おり、このねじ軸57の他端側はテーブル52の
前面にボルト58によって取付けられた支持板5
9に回転自在かつ軸方向への移動を規制する取付
部材60によって支持され、支持板59の前面に
突出する軸端部に調整摘み61が取付けられてい
る。
また、上記テーブル52の上記ケース48内に
臨む縁部に、検出子62を側板43に臨ませたリ
ミツトスイツチ63が取付けられ、そして、テー
ブル52上を移動台49と共に枠体38が搬入路
方向に移動することにより、側板43に取付けら
れたスイツチ動作用ねじ64が検出子62に当接
し、リミツトスイツチ63から位置検出信号が出
力される。
次に、本実施例の作用を説明する。
被加工物としては、第7図に示すように、ウエ
ブ部aの両側にフランジ部b1,b1を設けたH形鋼
材で、その端面形状が、一方のフランジ部b1に対
して他方のフランジ部b2が突出した傾斜面の場合
とする。
一方の支持体3aをH形鋼材の幅寸法に対応さ
せて他方の支持体3bとの間隔を調整すべく搬入
路幅方向に移動させると共に、他方の支持体3b
をH形鋼材の端面の傾斜寸法に対応させて搬入路
方向へ移動させる。
支持体3a,3bの移動後、搬入コンベア17
によってH形鋼材を搬入方向正面から見てH形に
した状態で支持体3b側に寄せて支持体3a,3
b間に搬入する。このとき、搬入コンベア17か
らH形鋼材のフランジ部b2が伸縮コンベア18上
に載り移ると共に、フランジ部b1が固定コンベア
17上に載り移り、その両コンベア17,18に
よって両支持体3a,3b間に搬入される。
両支持体3a,3b間に搬入されるH形鋼材
は、その端面位置が支持体3a,3bの位置決め
機構21a,21bによって位置決めされる。す
なわち、第1図想像線位置にあるストツパ22の
ストツパ面26に被加工材の端面が当接して押圧
することにより、ストツパ支持部材32が回転軸
31を中心として回動すると共に、第1図実線位
置のようにストツパ支持部材32のストツパ部3
7が回動規制部40に当接してその回動が規制さ
れ、この状態で被加工材の位置決めがなされる。
また、ストツパ支持部材32の回動に伴って回転
する回転軸31のスイツチ作動突部47がリミツ
トスイツチ46の検出子45に接触し、そのリミ
ツトスイツチ46から位置決め完了信号が出力さ
れる。
そして、各支持体3a,3bの位置決め機構2
1a,21bのリミツトスイツチ46,46から
出力される各位置決め完了信号に基づいて、各ク
ランプ用モータ8,8を作動させて、上下の保持
具7,7によってH形鋼材の各フランジ部b1,b2
を上下から挟持する。
次に、H形鋼材が両支持体3a,3b間に保持
された後、切削機構6a,6bを作動させてH形
鋼材に開先加工を行なう。この切削機構6a,6
bの作動は、モータ10の駆動により減速機ユニ
ツト9を介して各カツタ15a,15b,15c
を回転させるとともに、昇降用ねじ12を作動さ
せて切削機構6a,6b全体を支持体3a,3b
に沿って上昇させる。この切削機構6a,6bの
上昇によって、平形のカツタ15a,15aがH
形鋼材のフランジ部b1,b2の端面を垂直に追込み
加工(または、沈み加工という)し、半球形のカ
ツタ15b,15bが各フランジ部b1,b2と接す
るウエブ部aの隅に半球形の切欠き部c,cを加
工し、円錐形のカツタ15c,15cが各フラン
ジ部b1,b2の端面に面取り部d,dを加工する。
また、この切削機構6a,6bの上方への切削
移動に伴って位置決め機構21a,21bも一体
的に上昇する。すなわち、第1図のように、上昇
するストツパ22のストツパ面26がH形鋼材の
端面と擦れるようにして上昇し、そして、ストツ
パ面26とH形鋼材の端面との摩擦がスプリング
34の付勢よりも小さい場合にはストツパ22は
そのままの姿勢で上昇するが、ストツパ面26と
H形鋼材の端面との摩擦がスプリング34の付勢
よりも大きい場合や、端面が上方に向かうにした
がってストツパ22側に接近するように傾斜して
いたりH形鋼材の端面に突起があったりする場合
には、ストツパ面26が被加工材の端面との摩擦
で上昇停止したり突起に引掛かって上昇停止し、
そのストツパ面26を上昇停止位置に残したまま
支軸23が上昇することによりストツパ22が第
1図時計回り方向に回動する。そして、このスト
ツパ22が回動してストツパ面26の上側に連続
する逃げ部27がH形鋼材の端面に臨むことによ
り、ストツパ面26をH形鋼材の端面との摩擦や
突起等に対して逃がすことができ、したがって、
従来のように被加工材の位置決め後にストツパを
逃がす必要がなく、そのための操作も必要がな
い。また、回動したストツパ22は、突起等の回
動原因が解除されることによりスプリング34の
付勢によってストツパ面26がH鋼材の端面に向
くように回動復帰される。
また、H形鋼材ではウエブ部aの端面がフラン
ジ部b1,b2の端面よりも大きく突出していること
があり、このような場合には、ストツパ面26が
ウエブ部aに当接する前に逃げ部27がウエブ部
aに当接するが、上述と同様にストツパ22が退
避回動することにより逃げ部27およびストツパ
面26がウエブ部aの上方に外れることで、スト
ツパ22をウエブ部aから逃がすことができる。
なお、H形鋼材の大きさによって肉厚が異なる
が、その場合、その変化に応じて各フランジ部
b1,b2の肉厚と各カツタ15b,15cとの相互
位置を調整する。
また、H形鋼材の端面形状が、H形鋼材の長手
方向に対して直角面である場合には、他方の支持
体3bは一方の支持体3aと平行に位置させてお
き、H形鋼材の加工時に、H形鋼材の幅に合せて
一方の支持体3aのみを移動させるようにする。
〔考案の効果〕
本考案によれば、被加工材の位置決め後、スト
ツパのストツパ面と被加工材の端面とを当接させ
た状態で位置決め機構を昇降移動させ、そして、
被加工材の端面形状によりストツパのストツパ面
が引掛かって止まると、ストツパが退避回動して
ストツパ面に連続する逃げ部を被加工材の端面に
臨ませてストツパを逃がすことができ、従来のよ
うに被加工材の位置決め後にストツパを逃がす操
作が必要がなく、開先加工作業の効率を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の開先加工機の一実施例を示す
位置決め機構の一部側面図、第2図はその断面
図、第3図はその平面図、第4図はその一部の側
面図、第5図はその開先加工装置全体の平面図、
第6図はその側面図、第7図は被加工材の斜視図
である。 1……基台、2……被加工材搬入路、3a,3
b……支持体、6a,6b……切削機構、21
a,21b……位置決め機構、22……ストツ
パ、23……支軸、26……ストツパ面、27…
…逃げ部、31……回転軸、32……ストツパ支
持部材、34……スプリング、46……検知器と
してのリミツトスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基台上の被加工材搬入路の両側に立設された
    一対の各支持体に、両支持体間に搬入される被
    加工材を位置決めする位置決め機構および被加
    工材に開先加工を行なう切削機構を昇降移動可
    能に設けた開先加工装置において、 上記位置決め機構は、支軸によって回転自在
    に軸架され、回転方向外周部に上記被加工材が
    当接する上記支軸を中心とした円弧状のストツ
    パ面を設けると共にこのストツパ面の回転方向
    に連続してストツパ面の円弧軌跡よりも内径方
    向に位置する逃げ部を設け、かつ、スプリング
    によってストツパ面を被加工材の端面方向に向
    けるように付勢したストツパを備えたことを特
    徴とする開先加工装置。 (2) 位置決め機構は、回転軸を中心として回動可
    能としその回転軸から離反した位置にストツパ
    を設けたストツパ支持部材を備えると共に、ス
    トツパに被加工材が当接して位置決めする前の
    回動位置からストツパに被加工材が当接して位
    置決めする回動位置へのストツパ支持部材の回
    動を検知する検知器を備えたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の開先加工
    装置。
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