JP2013013973A - 角鋼管などの開先加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機械構成の小型化および所要動力の軽減を図り、また溶接ビード部の人為削除を要することなく正確に開先加工を行うこと。
【解決手段】 定位置において回転駆動する旋回体4、旋回体4の回転駆動手段、旋回体4の回転平面部に配設した第1の移動ガイド9、第1の移動ガイド9に設けた第1の移動ベース10、第1の移動ベース10を駆動する第1の直線駆動手段、第1の移動ガイド9と直交して配設した第2の移動ガイド12、第2の移動ガイド12に設けた第2の移動ベース13、第2の移動ベース13を駆動する第2の直線駆動手段、第2の移動ベース13に設けたスピンドル17、スピンドル17に取りつけた開先加工カッター19、第2の移動ベース13に支持させて先端部に配設した倣いローラ23によって構成し、上記倣いローラ23をワークの外周面に当接しながら転動し、ワークの端面部に開先加工を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、角鋼管などの端面部にレ形などの開先加工を行う開先加工装置に関するものである。
鉄骨建築における柱材には角鋼管、丸鋼管などが用いられ、これらの鋼管は、所定長さに切断された後に端面部にレ形などの開先加工を施される。これは接合される他の部材に対する溶接性を良好に保持するためである。
ところで、上記の鋼管に開先加工を行う加工装置の一例として、本出願人の提案に係るものが公知(特許文献1参照)となっている。
この従来の開先加工装置は、図10のように様々の大きさの鋼管(以下、ワークWという)に対し、その中心に向けて開先加工カッター101および倣いローラ102を作用することを第1の設計条件としており、このための構成として、開先加工カッター101と倣いローラ102を保持する大径の旋回体103を昇降作動して対応したものである。このようにしてワークWと旋回体103の中心を揃えることにより、機械的にバランスのとれた切削加工を行うことができたものである。
また従来の加工装置では、図11に示すように開先加工カッター101と倣いローラ102とを同一回転軸心上に配設してあり、倣いローラ102をワークWの外周面に当接しながら転動して開先加工カッター101の切込み深さを規制したものである。そして、これによって所要のルートフェイスを得ながら正確な開先加工を行ったものである。
特開昭61−90815号
このように従来の加工装置においては、大径の旋回体103およびその保持手段、作動手段を含めて全体構成を昇降作動する必要があり、非常に大型化してしまうという問題があった。また重量構造体を迅速に作動させなければならず、大きな動力負担を招くという問題点もあった。
また角鋼管などにおいては、ワンシーム材、ツーシーム材(図12は前者)と呼ばれるものがあり、何れも製作工程上において継目となる箇所に溶接ビード部104を生ずる。この溶接ビード部104は外周面上に突出するものであり、このワークWを従来の倣い切削方式で加工したときには、同図のように切削面に突起部105を生ずる。
この突起部105は、後工程でグラインダ掛けすれば平らに修正することができるが、人為作業のために多くの労力負担を要する。また事前に溶接ビード部103を削除することによって、突起部105の生成を回避することができるが、上記同様の労力負担を招くことになり改善が望まれた。
本発明は、このような従来技術の問題点に着目してなされたものであり、機械構成の小型化、所要動力の軽減を図ることができ、また溶接ビード部の人為削除を必要とすることなく正確に開先加工を行うことができる角鋼管などの開先加工装置を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る角鋼管などの開先加工装置は、定位置において回転駆動する円盤状の旋回体、旋回体を回転駆動する回転駆動手段、旋回体の回転平面部に配設した第1の移動ガイド、第1の移動ガイドに移動自在に設けた第1の移動ベース、第1の移動ベースをガイド方向に駆動する第1の直線駆動手段、第1の移動ガイドと直交して第1の移動ベースに配設した第2の移動ガイド、第2の移動ガイドに移動自在に設けた第2の移動ベース、第2の移動ベースをガイド方向に駆動する第2の直線駆動手段、軸受筒を介して第2の移動ベースに設けたスピンドル、スピンドルに取りつけた開先加工カッター、第2の移動ベースに支持させてスピンドルの先端部に配設した倣いローラを備え、上記倣いローラをワークの外周面に当接しながら転動し、開先加工カッターによってワークの端面部に開先加工を行うようにしたものである。
また本発明に係る角鋼管などの開先加工装置は、請求項2において、倣いローラを第2の移動ガイド方向において移動する作動手段を設け、この倣いローラを、ワークの外周面に当接する当接位置と、外周面から離隔する退避位置とに切り換え設定するようにしたものである。
このように構成した課題解決手段によれば、円盤状の旋回体および旋回体に備えた移動ベースなどの全ての構成を昇降作動することがない。このため、機械構成を小型化することができる。また重量構造体のための所要動力を節減することができるという優れた効果を発揮する。
また請求項2の発明によれば、倣いローラをワークの外周面に当接した状態と倣いローラを離隔した状態での切削加工を行うことができる。従って、当接状態の開先加工カッターの位置を保持したまま倣いローラを離隔することで、溶接ビードを逃すことができ、所要の開先加工を行うことができる。そして、これによって開先面の突起部を削除するなどの人為作業をなくすることができる。
本発明に係る角鋼管などの開先加工装置の一実施例を示す正面図である。 同じく、一部を縦断して示す側面図である。 同じく、倣いローラと開先加工カッターの構成を示す説明図である。 同じく、動作状態を示す説明図である。 同じく、切削加工状態を示す説明図である。 同じく、切削加工動作の説明図である。 同じく、切削加工動作の説明図である。 同じく、切削加工動作の説明図である。 同じく、切削加工動作の説明図である。 従来の開先加工装置を示す説明図である。 同じく、倣いローラと開先加工カッターの構成を示す説明図である。 同じく、従来装置によって切削加工したワークの説明図である。
以下、本発明に係る角鋼管などの開先加工装置を一実施例について説明する。図1〜図3において、Wは両側板の中央に溶接ビード部Bを有するツーシームタイプの角鋼管 1はワークWを載置するコロコンベア式のテーブル 2はテーブル2の中間部に立設した門型状のフレーム 3はフレーム2に設けた複数個の受ローラ 4は外周面を受ローラ4に支持して回転自在とした旋回体である。この旋回体4は、正面視したとき円盤状であり、中央部に大きな空間部5を備える。
6は旋回体4の外周部に設けたギヤ 7はフレーム2側に固定して設けたサーボモータなどの電動モータ 8は電動モータ7の出力軸に取りつけたピニオンギヤである。上記の電動モータ7とギヤ部材は、旋回体4を自由な速度で回転する回転駆動手段を構成する。
9は旋回体4の回転平面部にして空間部の両側に配設した直径方向の第1の移動ガイド 10はスライドベアリングを介して第1の移動ガイド9に移動自在に配設した一対の第1の移動ベース 11は第1の移動ベース10のそれぞれをガイド方向に作動する油圧シリンダである。この油圧シリンダ11は、第1の直線駆動手段を構成する。
12は第1の移動ベース10に配設した第1の移動ガイドと直交方向の第2の移動ガイド 13はスライドベアリングを介して第2の移動ガイド12に移動自在に配設した第2の移動ベース 14は第2の移動ベース13の移動方向に設けた送りねじ軸 15は送りねじ軸14を回転するサーボモータなどの電動モータ 上記の送りねじ軸14は、第2の移動ベース13側のナット体(図示省略)に螺合しており、第2の移動ベース13を直線移動する第2の直線駆動手段を構成する。
16は第2の移動ベース13に設けた軸受筒 17は軸受筒16に回転自在に設けたスピンドル 18は減速手段を介してスピンドル17を回転駆動する電動モータ 19はスピンドル17の先端部に取りつけた截頭円錐形状の開先加工カッターである。
20は軸受筒16の端部に張り出して設けた取付ステイ 21は取付ステイ20に設けた第1の移動ガイド9と同方向のスライドガイド 22はスライドガイド219に移動自在に設けた取付バー 23は支軸24によって取付バー22に回転自在に設けた倣いローラ 25は倣いローラ23をスライド方向に作動する油圧シリンダである。この油圧シリンダ25は、倣いローラ23の位置を設定する設定手段を構成する。
上記の倣いローラ23は、開先加工カッター19に接近して配置されており、その回転中心が開先加工カッター19の回転中心と一致する当接位置と、そこから退避する離隔位置に切換的に設定される。
一実施例に係る角鋼管などの開先加工装置の構成は、上記の通りであり、次のようにしてワークWの端面部に所要の開先加工を行う。
それには、まずテーブル1上にワークWを供給し、長手方向の位置を当接ストッパ手段(図示省略)によって決定する。そして、次に幅方向のクランプ手段(図示省略)を動作し、ワークWの幅中心を旋回体4の回転中心に合わせて設定する。なお、一例としてのワークWの高さ中心は、旋回体4の中心位置より下方にある。
またワークWは、両側板の継目部分に溶接ビード部Bを有するツーシーム材であり、この溶接ビード部Bは、ワークW高さの半分の位置に存在する。この高さ寸法は、予め数値的に知ることができる。
このようにしてワークWのセットが終了したならば、図6のように、旋回体第1の移動ガイド9が水平状態に、また第2の移動ガイド12が垂直状態に設定されており、開先加工カッター19が溶接ビード部Bの位置より幾分低い位置に設定されていることを確認する。また倣いローラ23が開先加工カッター19の回転中心と一致する当接位置にあることを確認する。
以上の初期設定が終了したならば、開先加工カッター19を回転駆動すると共に油圧シリンダ11を作動し、開先加工カッター19をワークWに向けて接近作動する。この動作によって開先加工カッター19がワークWの側板に切込み、開先加工が行われる。この切削加工は、倣いローラ23がワークWの外周面に当接するとき終了する。
上記の切込み切削が終了したならば、上記の油圧シリンダ11をロック(給排油ポートを閉塞する)し、次いで油圧シリンダ25によって倣いローラ23をワークWの外周面から離隔する。そして、上記の状態を保持したまま電動モータ15を作動し、第2の移動ベース13を介して開先加工カッター19を上昇作動する。この上昇動作は、開先加工カッター19がワークWの溶接ビード部Bを通過するまで持続する。(図3参照)このような切削方式をとることにより、溶接ビード部の突起に関係なく所要の開先加工を行うことができる。
上記の倣いローラ23の当接によらない切削加工が終了したならば、再び倣いローラ23を当接位置に戻すと共に油圧シリンダ11のロックを解除して倣いローラ23をワークWの外周面に当接して転動させる。そして、この状態において電動モータ15による旋回体4の回転制御と電動モータ15による第1の移動ベース10の位置制御を行い、開先加工カッター19を好適な位置に保持しながら切削加工を行う。
上記の制御動作による切削加工は、図6から図9のようにして行なわれるものであり、倣いローラ23がワークWの外周面に当接しながら転動し、ワークWの端面部に所要の開先加工を行う。このワークWの開先加工は、旋回体4が一周回するときに終了する。
W ワーク
B 溶接ビード部
4 旋回体
7 電動モータ
9 第1の移動ガイド
10 第1の移動ベース
11 油圧シリンダ
12 第2の移動ガイド
13 第2の移動ベース
15 電動モータ
19 開先加工カッター
23 倣いローラ
25 油圧シリンダ






Claims (2)

  1. 定位置において回転駆動する円盤状の旋回体、旋回体を回転駆動する回転駆動手段、旋回体の回転平面部に配設した第1の移動ガイド、第1の移動ガイドに移動自在に設けた第1の移動ベース、第1の移動ベースをガイド方向に駆動する第1の直線駆動手段、第1の移動ガイドと直交して第1の移動ベースに配設した第2の移動ガイド、第2の移動ガイドに移動自在に設けた第2の移動ベース、第2の移動ベースをガイド方向に駆動する第2の直線駆動手段、軸受筒を介して第2の移動ベースに設けたスピンドル、スピンドルに取りつけた開先加工カッター、第2の移動ベースに支持させてスピンドルの先端部に配設した倣いローラ、
    によって構成され、上記倣いローラをワークの外周面に当接しながら転動し、開先加工カッターによってワークの端面部に開先加工を行うようにしたことを特徴とする角鋼管などの開先加工装置。
  2. 倣いローラを第2の移動ガイド方向において移動する作動手段を設け、この倣いローラを、ワークの外周面に当接する当接位置と、外周面から離隔する退避位置とに切り換え設定するようにしたことを特徴とする請求項1の角鋼管などの開先加工装置。
















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* Cited by examiner, † Cited by third party
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