JPH0286422A - 射出成形機の運転条件設定方法 - Google Patents

射出成形機の運転条件設定方法

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JPH0286422A
JPH0286422A JP23651188A JP23651188A JPH0286422A JP H0286422 A JPH0286422 A JP H0286422A JP 23651188 A JP23651188 A JP 23651188A JP 23651188 A JP23651188 A JP 23651188A JP H0286422 A JPH0286422 A JP H0286422A
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oil temperature
molding machine
injection molding
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hydraulic circuit
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JP23651188A
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Yoshiya Taniguchi
吉哉 谷口
Koichi Ueda
浩一 上田
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、射出成形機の運転条件設定方法に係り、特に
油温検知による運転条件設定方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に射出成形機においては、射出シリンダによる射出
速度、射出圧力を制御するために比例電磁弁が用いられ
ており、各種運転条件を設定する際に、設定した値に比
例した電流出力がこの比例電磁弁に与えられるようにな
っている。
しかしながら、比例電磁弁の構造上のばらつき、あるい
は経年変化により設定値と実行値との間にずれが生じ、
適正な制御ができないという不具合があった。特に精密
成形においてはこれが大きな問題となっている。
この問題を解決するために、特開昭60−4017号公
報に示す技術が提案されている。この技術は、射出速度
、圧力等の運転条件を射出成形機へ設定する際に、運転
条件の設定値とこの設定値に応じた実際の実行値とを一
致させるべく、設定値を順次変えて設定値に応じた実行
値を予め測定し、この測定値によって設定値と実行値と
が比例関係となるように射出速度、圧力等を制御する駆
動部への出力を演算装置で演算処理し、この演算結果を
記憶した後は、設定値に対する前記駆動部への出力を前
記記憶装置から得るようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の運転条件設定方法を採用しても、
実際には設定値と実行値との間でずれが生じる場合があ
る。
本発明者らはこのずれの原因について種々検討した結果
、射出成形機中の油温は気温や運転中の負荷条件などに
よって5〜60℃の間で変化しており、その油温が変化
すると油圧シリンダの速度。
圧力が上記提案技術の補正以上に大きく変化して、速度
、圧力だけを補正しても補正効果が少なくなり、ずれが
生じていることを発見した。特に冬の朝の始動時など油
温が低温(5〜20℃)の場合にずれ量が大きい。
第2図は油温と成形品重量との関係を示す特性図、第3
図は油温と射出速度の関係を示す特性図であるが、それ
ぞれの特性図において、上記提案技術を採用してもなお
符号aで示す特性から明らかなようにずれが生じている
本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、油温が変化し
たときも油圧シリンダの速度、圧力において設定値と実
行値が等しくなるようにすることができる射出成形機の
運転条件設定方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的のために本発明は、予め油圧回路中の油温を順
次変えて運転条件の設定値と実測値とのずれ量を検出し
、そのずれ量から前記実測値が設定値と一致するための
補正信号を演算して、油温単位ごとの補正係数を記憶手
段に記憶し、運転中の油温変化を油温センサで検知する
と、記憶されている補正係数に基づいた信号によって制
御弁への出力を制御することを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、油温の変化に係わらず、設定値と実行値が
比例関係になるように、運転条件(主に射出圧力、射出
速度)の設定に先立って、油温を例えば5〜lO℃、1
1〜20℃、21〜30t。
31〜40℃、41〜60℃の5ゾーン(単位)に分け
て、設定値(Pi、VS)と実測値(P。
■)との関係をテーブル化して、実測値が設定値と一致
する補正係数(KP 、 KV )を設定し、それをR
AMに格納する。
このように予め準備しておき、成形作業に当たって、そ
の成形品に適応したP、とVSを設定すれば、成形運転
に入って、油温変化があっても、各油温ゾーンごとに予
めRAMにテーブルの形で格納されている補正係数KP
、KVを呼び出して、P=Kp  ・Ps  、V=K
v  ・Vsとして射出圧力、速度を実行出力する。
ここに、P、:射出圧力設定値、P:射出圧力実行値、
KP :射出圧力補正係数、Vs :射出速度設定値、
■:射出速度実行値、Kv :射出速度補正係数。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、イ
ンラインスクリュ一方式射出成形機に適用した例を示し
ている。
ホッパ(図示せず)から供給されたベレット状の合成樹
脂材料1は、スクリュー2の回転によって混練、可塑化
され前進で金型内(図示せず)に射出される。このスク
リュー2は油圧シリンダ3内のアクチュエータ4に連結
され、油槽5内の油が油圧ポンプ6によって前記シリン
ダ3の後室に供給されることにより、スクリュー2が前
進するようになっている。この油圧回路中に速度制御用
比例電磁弁7と射出油圧力の上限を決定するための圧力
制御用比例電磁弁8 (リリーフ弁)とが設けられ、こ
の両電磁弁7,8は制御部9の出力ポート10を介して
中央演算処理ユニット(CPU)11に接続されている
前記アクチュエータ4には連結バー12を介してラック
ギア13が取り付けられ、それに噛合するピニオン14
が設けられている。このビニオン14と同期して回転す
る位置検出器(ポテンショメータ、エンコーダ等)15
が設置され、これからの出力は入力ポート16を介して
中央演算処理ユニツ1−11に入力されるようになって
いる。従って前記ラックギア13、ピニオン14なラヒ
ニ位置検出器15により、射出工程におけるスクリュー
2の先端部位置を検出するスクリュー先端位置検出器を
構成しており、位置検出器15からの位置信号が制御部
9に入力されている。また、入力ポート16には、加熱
シリンダ温度、スクリュー温度、スクリュー回転数、多
段射出速度及び変速点位置、射出・保圧タイムなどの射
出条件を入力するためのキーボード17が接続されてい
る。
CPUIIに入力された成形条件を記憶するために成形
条件設定メモリ18が設けられ、バスを介してCPUI
 1に接続されている。
また、油圧シリンダ3と電磁弁7の間には、アクチュエ
ータ4の前進・後退を決定するための方向切換弁19が
設けられ、さらに、油圧センサ20が接続されている。
油圧センサ20は、充填工程の開始と共に金型キャビテ
ィに充填されていく樹脂流による抵抗油圧(充填スター
トから充填完了までの間、設定射出速度の区間ごとに、
樹脂流によって発止する抵抗に応じた射出シリンダ油圧
の実測値)をアナログ信号で出力する。油圧センサ20
には、そのアナログ信号をディジタル信号に変換するA
/D変換器21が接続され、このA/D変換器21はイ
ンターフェース22を介してCPUI 1に接続される
。尚、23はデータ等を記憶するメモリである。また、
24は油温センサであり、これにより油圧回路中の油温
か検出され、A/D変換器21でディジタル値に変換さ
れて、インターフェース22を介してCPUI 1に取
り込まれる。そして、前述のごとく予め油温を例えば5
ゾーンに分けて、設定値と実測値の関係をテーブル化し
、メモリ23のRAMに格納する。そしてメモリ23に
記憶しである油温各ゾーンごとの補正係数Kp、Kvに
基づいた補正された実行値P、  KをCPUI 1よ
り出力ポート10を介して比例電磁弁7,8に出力し、
これら比例電磁弁7.8をrNI御する。
前述した第2図、第3図において、符号すで示す特性は
本発明に係るものであるが、図から明らかなように油温
が変化しても、油圧シリンダの速度、圧力は常に設定値
と実行値がほぼ等しくなるように制御される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、射出成形機中の
油温を検知し、これに基づく補正信号を比例電磁弁に出
力することにより、油温変化に起因する設定値と実行値
のばらつきを無くすことができるため、常に安定した成
形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される射出成形機のブロック図、
第2図、第3図は油温と成形品重量、油温と射出速度の
関係をそれぞれ示す特性図である。 7.8・・・比例電磁弁、11・・・CPU、17・・
・キーボード、20・・・油圧センサ、23・・・メモ
リ、24・・・油温センサ。 36/EJ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 射出成形機が所定の動作を行うための油圧回路と、油圧
    回路中の油温を検出する油温センサと、運転条件の実行
    値を検出する運転条件センサと、演算手段と、記憶手段
    と、設定手段と、前記油圧回路の途中に設けられた制御
    弁とを有し、 油圧回路中の油温を順次変えて運転条件の設定値と実測
    値とのずれ量を予め検出し、そのずれ量から前記実測値
    が設定値と一致するための補正量を演算して、油温単位
    ごとの補正係数を記憶手段に記憶し、運転中の油温変化
    を油温センサで検知すると、記憶されている補正係数に
    基づいた信号によつて制御弁への出力を制御することを
    特徴とする射出成形機の運転条件設定方法。
JP63236511A 1988-09-22 1988-09-22 射出成形機の運転条件設定方法 Expired - Fee Related JPH0643088B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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