JPH028638Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028638Y2 JPH028638Y2 JP3761784U JP3761784U JPH028638Y2 JP H028638 Y2 JPH028638 Y2 JP H028638Y2 JP 3761784 U JP3761784 U JP 3761784U JP 3761784 U JP3761784 U JP 3761784U JP H028638 Y2 JPH028638 Y2 JP H028638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter cloth
- width direction
- pressing
- drive roll
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ベルトプレス型脱水機におけるろ布
走行速度調整装置に関する。
走行速度調整装置に関する。
一般のベルトプレス型脱水機においては、複数
本のロールに無端帯状のろ布を掛装してこのろ布
を走行させ、走行中に汚泥等被脱水物の脱水を行
なうようにしている。第1図はろ布1が正常に走
行している状態を示し、その横糸2が走行方向3
に対して垂直な方向に並んでいる。ところが、前
記ろ布1は、走行駆動力を受ける駆動ロールへの
掛装部における幅方向でのすべりの発生度合が異
なることがあり、特に幅方向両端において大きな
すべりが発生する傾向があるため、第2図に示す
ように横糸2が波状に変形し、しわ寄りが起きや
すいという問題がある。
本のロールに無端帯状のろ布を掛装してこのろ布
を走行させ、走行中に汚泥等被脱水物の脱水を行
なうようにしている。第1図はろ布1が正常に走
行している状態を示し、その横糸2が走行方向3
に対して垂直な方向に並んでいる。ところが、前
記ろ布1は、走行駆動力を受ける駆動ロールへの
掛装部における幅方向でのすべりの発生度合が異
なることがあり、特に幅方向両端において大きな
すべりが発生する傾向があるため、第2図に示す
ように横糸2が波状に変形し、しわ寄りが起きや
すいという問題がある。
そこで本考案は、ろ布の幅方向におけるすべり
量のむらすなわちろ布の幅方向における走行速度
むらの発生を防止することにより、ろ布のしわ寄
りを防止することを目的とする。
量のむらすなわちろ布の幅方向における走行速度
むらの発生を防止することにより、ろ布のしわ寄
りを防止することを目的とする。
この目的を達成するため本考案は、無端帯状の
ろ布が掛装される駆動ロールの近傍に、前記ろ布
の前記駆動ロールへの掛装部分の外面に押圧可能
であるとともに、その押圧力をろ布の幅方向に沿
つて調節可能な押付ロールを設けたものである。
ろ布が掛装される駆動ロールの近傍に、前記ろ布
の前記駆動ロールへの掛装部分の外面に押圧可能
であるとともに、その押圧力をろ布の幅方向に沿
つて調節可能な押付ロールを設けたものである。
したがつて、ろ布と駆動ロールとの間で大きな
すべりが発生しやすい部分の押圧力を他の部分の
押圧力よりも大きくすることにより、この部分で
のすべりを小さくすることができ、この結果、ろ
布の幅方向におけるすべり量のむらすなわちろ布
の幅方向における走行速度むらの発生を防止で
き、ろ布のしわ寄りを防止できる。
すべりが発生しやすい部分の押圧力を他の部分の
押圧力よりも大きくすることにより、この部分で
のすべりを小さくすることができ、この結果、ろ
布の幅方向におけるすべり量のむらすなわちろ布
の幅方向における走行速度むらの発生を防止で
き、ろ布のしわ寄りを防止できる。
以下、本考案の実施例について説明する。第3
図〜第4図において、1は前記と同様の無端帯状
のろ布であり、駆動ロール4に掛装されることに
より走行駆動される構成となつている。駆動ロー
ル4の近傍には、ろ布1の駆動ロール4への掛装
部分の外面に押圧され、駆動ロール4との間でろ
布1を挾み付け可能な、ろ布1の幅方向に3本の
押付ロール5A,5B,5Cが設けられている。
各押付ロール5A,5B,5Cは、互いに独立し
て動作する駆動シリンダ6A,6B,6Cにより
それぞれ押圧駆動され、その押圧力は、各駆動シ
リンダ6A,6B,6Cごとに設けられた調圧弁
7A,7B,7Cにより個別に調節可能となつて
いる。8は圧力発生用ポンプである。
図〜第4図において、1は前記と同様の無端帯状
のろ布であり、駆動ロール4に掛装されることに
より走行駆動される構成となつている。駆動ロー
ル4の近傍には、ろ布1の駆動ロール4への掛装
部分の外面に押圧され、駆動ロール4との間でろ
布1を挾み付け可能な、ろ布1の幅方向に3本の
押付ロール5A,5B,5Cが設けられている。
各押付ロール5A,5B,5Cは、互いに独立し
て動作する駆動シリンダ6A,6B,6Cにより
それぞれ押圧駆動され、その押圧力は、各駆動シ
リンダ6A,6B,6Cごとに設けられた調圧弁
7A,7B,7Cにより個別に調節可能となつて
いる。8は圧力発生用ポンプである。
このような構成によれば、ろ布1の幅方向に沿
つて押付ロール5A,5B,5Cの押圧力を調節
可能であることから、たとえばろ布1の両端部に
おける押付ロール5A,5Cの押圧力を中央部に
おける押付ロール5Bの押圧力よりも大きくする
ことにより、すべりの発生しやすい両端部でのす
べり量を中央部のそれと合わせることが可能とな
る。したがつて、ろ布1の幅方向におけるすべり
量のむら、すなわちろ布1の幅方向における走行
速度むらの発生を防止できることになり、第2図
のようなろ布1の波状変形を有効に防止できる。
つて押付ロール5A,5B,5Cの押圧力を調節
可能であることから、たとえばろ布1の両端部に
おける押付ロール5A,5Cの押圧力を中央部に
おける押付ロール5Bの押圧力よりも大きくする
ことにより、すべりの発生しやすい両端部でのす
べり量を中央部のそれと合わせることが可能とな
る。したがつて、ろ布1の幅方向におけるすべり
量のむら、すなわちろ布1の幅方向における走行
速度むらの発生を防止できることになり、第2図
のようなろ布1の波状変形を有効に防止できる。
なお、押付ロールの本数は適宜のものとするこ
とができ、また、第5図に示すように、1本の押
付ロール5を、互いに独立して動作する複数の駆
動シリンダ6a,6bにて押圧駆動させることも
できる。第5図のものによれば、1本の押付ロー
ル5だけでろ布1の全幅にわたる押圧力を調節す
ることも可能である。
とができ、また、第5図に示すように、1本の押
付ロール5を、互いに独立して動作する複数の駆
動シリンダ6a,6bにて押圧駆動させることも
できる。第5図のものによれば、1本の押付ロー
ル5だけでろ布1の全幅にわたる押圧力を調節す
ることも可能である。
第1図はろ布が正常に走行している状態を示す
図、第2図はろ布の走行速度が幅方向に変化した
異常状態を示す図、第3図は本考案の一実施例の
斜視図、第4図はその平面図、第5図は押付ロー
ルの押圧力発生機構の他の例を示す図である。 1……ろ布、4……駆動ロール、5,5A,5
B,5C……押付ロール、6A,6B,6C,6
a,6b……駆動シリンダ。
図、第2図はろ布の走行速度が幅方向に変化した
異常状態を示す図、第3図は本考案の一実施例の
斜視図、第4図はその平面図、第5図は押付ロー
ルの押圧力発生機構の他の例を示す図である。 1……ろ布、4……駆動ロール、5,5A,5
B,5C……押付ロール、6A,6B,6C,6
a,6b……駆動シリンダ。
Claims (1)
- 無端帯状のろ布が掛装される駆動ロールの近傍
に、前記ろ布の前記駆動ロールへの掛装部分の外
面に押圧可能であるとともに、その押圧力をろ布
の幅方向に沿つて調節可能な押付ロールを設けた
ことを特徴とするベルトプレス型脱水機における
ろ布走行速度調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3761784U JPS60151695U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | ベルトプレス型脱水機におけるろ布走行速度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3761784U JPS60151695U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | ベルトプレス型脱水機におけるろ布走行速度調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60151695U JPS60151695U (ja) | 1985-10-08 |
JPH028638Y2 true JPH028638Y2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=30543861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3761784U Granted JPS60151695U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | ベルトプレス型脱水機におけるろ布走行速度調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60151695U (ja) |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP3761784U patent/JPS60151695U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60151695U (ja) | 1985-10-08 |
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