JPH028590Y2 - - Google Patents

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JPH028590Y2
JPH028590Y2 JP386885U JP386885U JPH028590Y2 JP H028590 Y2 JPH028590 Y2 JP H028590Y2 JP 386885 U JP386885 U JP 386885U JP 386885 U JP386885 U JP 386885U JP H028590 Y2 JPH028590 Y2 JP H028590Y2
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JP
Japan
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mold
support device
guide plate
clamping member
top zone
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JP386885U
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JPS61122042U (ja
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  • Continuous Casting (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は連続鋳造設備におけるモールド・ト
ツプゾーン支持装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
第3図に示すように、モールド1の下方にはト
ツプゾーン2、ベンデイングユニツト3が配置さ
れ、モールド1の所定位置における下部にガイド
プレート4が垂設され、このガイドプレート4を
上下動自在に挾持する挾持部材5がトツプゾーン
2に設けられている(第4図参照)。
このような挾持部材5は一対の偏心軸付ガイド
ローラー5Aからなり、線支持方式であるため、
次のような問題点がある。
(i) ガイドローラー5Aの接触部の面圧(線圧)
が高く、ガイドプレート4が摩耗する。
(ii) ハイサイクルオシレーシヨン操業時にガイド
ローラー5Aとガイドプレート4間でスリツプ
現象を生じる。
(iii) 第5図に示すように、ガイドローラー5Aは
偏心軸に回転可能に取付けられ、この偏心軸が
トツプゾーンの立上り部に取付けられ、ガイド
ロール中心(ローラー回転中心)6とガイドロ
ール軸受中心(ローラー回転中心)7の偏心量
が例えば5mmとされ、偏心軸を軸端ねじで締付
固定することによりガイドプレート4を挟み込
んでいる。前記偏心軸はモールド1およびトツ
プゾーン2の外力(具体的には、鋳込中モール
ド1を上下にオシレートしており、このオシレ
ーシヨンによつてトツプゾーン2は左右方向に
微動追従し、この上下方向のオシレート(F1
と左右方向の微動(F2)が偏心軸のねじを弛
める方向の分力となつて働いている。……第6
図参照)によつて、偏心軸端ねじが弛み、ガイ
ドロール5とガイドプレート4A,4B間に隙
間が発生する。現に、時々、操業中に弛んでい
るのが発見されている。
以上のような(i)〜(iii)の高い面圧、スリツプ現
象、偏心軸の弛みによりガイドプレート4に局部
摩耗、摩滅が生じ、さらに偏心軸の弛み等が相ま
つて、ガイドローラー5Aとガイドプレート4の
間にギヤツプが生じる。
この部分にギヤツプが生じると、 (i) 鋳片に縦割れ疵が入る。特に、中炭材(0.1
〜0.16%C)、高級鋼に多い。
(ii) モールド、トツプゾーン間のマシンアライメ
ント管理が不十分となりモールド直下でブレー
クアウトの直接原因となる。
この考案はこのような事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は連結部のギヤツプをなく
し鋳片品質を向上させ、高速鋳造、高品質に必
要なハイサイクルオツシレーシヨンに追従でき
るモールド・トツプゾーン支持装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るモールド・トツプゾーン支持装
置は、 モールドのフレームから下方に垂設されたガイ
ドプレートと、トツプゾーンのフレームの上部に
設けられ前記ガイドプレートを挾持する挾持部材
からなる支持装置であつて、 基準面側の挾持部材は、コロ、ローラベアリン
グなどの転り接触し得る複数あるいは多数の転動
部材、もしくは滑り接触し得る平面クラウニング
ライナーとし、自由面側の挾持部材は、滑り接触
する背面傾斜付平面クラウニングライナーとし、
面支持あるいは多線支持とすることにより荷重が
集中するのを防止するとともにギヤツプが生じな
いようにしたものである。
〔実施例〕
以下この考案を図示する実施例に基づいて説明
する。なお、従来と同一あるいは相当する部分に
ついては同一符号を付す。
第1図に示すように、モールドバツクフレーム
1Aにガイドプレート4が垂設され、トツプゾー
ン2にこのガイドプレート4を取囲む形状のサイ
ドフレーム8が取付けられている。
基準側の立上り部8Aには、鉛直方向に複数の
水平コロ9を前面に有する挾持部材ユニツト10
がボルト11により着脱自在に取付けられ、自由
面側の立上り部8Bに、背面に傾斜12の付いた
平面クラウニングライナー13がボルト14によ
り着脱自在に取付けられている。
この平面クラウニングライナー13はボルト1
4に取付けられた皿ばね15により一定力で下方
に付勢され、傾斜12によりガイドプレート4に
押付けられ位置決めを行なう。くさび部材16は
前記付勢力を調整するために設けられている。
ガイドプレート4の当接板4A,4Bは貫通ボ
ルト・ナツト17により交換自在とされ、基準側
は複数枚のシム18により調整自在とされてい
る。
挾持部材ユニツト10の当接部には複数の水平
コロ9を取囲むように全周にわたつてシール部材
19が突設され、内部にグリースを供給し、滑
り、転り摩耗に対処するようにされている。
挾持部材ユニツト10は複数の線支持である
が、第2図に示すように、ローラベアリング20
を有する互換性のある挾持部材ユニツト10′と
して多線支持機構としてもよい。さらに、線支持
に限らず平面クラウニングライナーとして面支持
としてもよい。
〔考案の効果〕
前述のとおりこの考案によれば挾持部材を多線
支持あるいは面支持機構としたため、次のような
効果を奏する。
(i) 局部摩耗、摩滅を解消できる。
(ii) 従来のガイドロールの弛みによる鋳片縦割れ
疵を解消できる。縦割れ疵全体の1/3前後が減
少することになる。さらに、具体的には、疵に
より冷片となるものをホツトチヤージ、ダイレ
クトチヤージすることにより圧延加熱炉燃料コ
ストが下がり、また、疵手入れに要する手入工
数が減少する。
(iii) パウダー流れの不均一による諸問題を減少で
きる。
(iv) ブレークアウト事故の減少を図れる。
(v) 高級鋼鋳込前のマシン点検時間の減少を図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るモールド・トツプゾー
ン支持装置を示す部分断面正面図、第2図は挾持
部材の他の例を示す正面図、第3図は連鋳設備の
上部構造を示す概略図、第4図は従来の支持装置
を示す正面図、第5図は第4図の部分拡大概略
図、第6図は中心の移動を示す概略図である。 1……モールド、2……トツプゾーン、1A…
…モールドバツクフレーム、3……ベンデイング
ユニツト、4……ガイドプレート、5……挾持部
材、5A……ガイドローラー、6……ガイドロー
ル中心、7……ガイドロール軸受中心、8……サ
イドフレーム、8A,8B……立上り部、9……
水平コロ、10,10′……挾持部材ユニツト、
11……ボルト、12……傾斜、13……平面ク
ラウニングライナー、14……ボルト、15……
皿ばね、16……くさび部材、17……貫通ボル
ト・ナツト、18……シム、19……シール部
材、20……ローラベアリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モールドのフレームから下方に垂設されたガイ
    ドプレートと、トツプゾーンのフレームの上部に
    設けられ前記ガイドプレートを挾持する挾持部材
    からなる支持装置であつて、 基準面側の挾持部材は、転り接触し得る複数あ
    るいは多数の転動部材、もしくは滑り接触し得る
    平面クラウニングライナーとし、自由両側の挾持
    部材は、滑り接触する背面傾斜付平面クラウニン
    グライナーとしたことを特徴とするモールド・ト
    ツプゾーン支持装置。
JP386885U 1985-01-16 1985-01-16 Expired JPH028590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP386885U JPH028590Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP386885U JPH028590Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61122042U JPS61122042U (ja) 1986-08-01
JPH028590Y2 true JPH028590Y2 (ja) 1990-03-01

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ID=30478900

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JPS61122042U (ja) 1986-08-01

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