JPH0285718A - エンコーダ - Google Patents
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- JPH0285718A JPH0285718A JP23797088A JP23797088A JPH0285718A JP H0285718 A JPH0285718 A JP H0285718A JP 23797088 A JP23797088 A JP 23797088A JP 23797088 A JP23797088 A JP 23797088A JP H0285718 A JPH0285718 A JP H0285718A
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Landscapes
- Optical Transform (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は移動物体の移動状態を充電的に測定するエンコ
ーダに関し、特に移動物体に取付けた回折格子に、例え
ばに可干渉性光束を入射させ該回折格子か、らの回折光
を互いに干渉させて干渉縞を形成し、干渉縞の明暗の縞
を計数することによって移動物体の移動状態を測定した
り、又その際用いる基準位置信号を効率的に、かつ高精
度に得るようにしたエンコーダに関するものである。
ーダに関し、特に移動物体に取付けた回折格子に、例え
ばに可干渉性光束を入射させ該回折格子か、らの回折光
を互いに干渉させて干渉縞を形成し、干渉縞の明暗の縞
を計数することによって移動物体の移動状態を測定した
り、又その際用いる基準位置信号を効率的に、かつ高精
度に得るようにしたエンコーダに関するものである。
(従来の技術)
従来よりサブミクロンの単位で測定することのできる測
定器としては、レーザー等の可干渉性光束を用い移動物
体に設けた回折格子からの回折光より干渉縞を形成させ
、該干渉縞を利用したり又矩形スリットから得られる基
準位置信号を利用したリニアエンコーダやロータリーエ
ンコーダが良く知られている。
定器としては、レーザー等の可干渉性光束を用い移動物
体に設けた回折格子からの回折光より干渉縞を形成させ
、該干渉縞を利用したり又矩形スリットから得られる基
準位置信号を利用したリニアエンコーダやロータリーエ
ンコーダが良く知られている。
これらのエンコーダにおいては小型化、高分解能化に伴
い、回折格子からの干渉縞の読み取りと共に移動物体の
変位状態を測定する際に用いる基準位置信号(原点信号
)が高い繰り返し精度で得られることが要求されている
。
い、回折格子からの干渉縞の読み取りと共に移動物体の
変位状態を測定する際に用いる基準位置信号(原点信号
)が高い繰り返し精度で得られることが要求されている
。
例えばインクリメンタルタイプのロータリーエンコーダ
は周期的な放射格子と共に1回転中に1箇所基準位置を
示す基準信号を発生するようなパターンが設けられてい
る。
は周期的な放射格子と共に1回転中に1箇所基準位置を
示す基準信号を発生するようなパターンが設けられてい
る。
このときの基準信号のパターンは反射体や不透過体から
成り、該パターンをパターン検出系を用いて該パターン
の有無(又は遠近)により行っている。
成り、該パターンをパターン検出系を用いて該パターン
の有無(又は遠近)により行っている。
本出願人は先に特開昭62−200223号公報におい
て、回転ディスクの直径が20mm、1回転当りのパル
ス数(正弦波周波数) 81000 (格子本数20
250本)程度のロータリーエンコーダを提案した。
て、回転ディスクの直径が20mm、1回転当りのパル
ス数(正弦波周波数) 81000 (格子本数20
250本)程度のロータリーエンコーダを提案した。
同公報においては基準位置信号を例えば矩形状反射スリ
ットを被測定物体である回転ディスク上に設け、そこに
矩形状又は長楕円状断面を有する光束を照射し、そこか
らの反射光束を検出タイミングが異なるように位置をず
らした2つの受光素子によって検知している。そして同
公報では両受光素子からの出力信号を比較することによ
って原理的に矩形状反射スリットの幅よりも高分解能に
基準位置を求めることのできるロータリーエンコーダを
提案している。
ットを被測定物体である回転ディスク上に設け、そこに
矩形状又は長楕円状断面を有する光束を照射し、そこか
らの反射光束を検出タイミングが異なるように位置をず
らした2つの受光素子によって検知している。そして同
公報では両受光素子からの出力信号を比較することによ
って原理的に矩形状反射スリットの幅よりも高分解能に
基準位置を求めることのできるロータリーエンコーダを
提案している。
一般に基準位置検出精度は矩形反射スリット幅が狭く、
かつ照射光束断面の幅が狭い程高くなる。そこで同公報
では矩形反射スリット幅を4μm、矩形光束の幅を8μ
m程度として、これにより16角度秒以下の基準位置信
号の繰り返し精度な得ている。
かつ照射光束断面の幅が狭い程高くなる。そこで同公報
では矩形反射スリット幅を4μm、矩形光束の幅を8μ
m程度として、これにより16角度秒以下の基準位置信
号の繰り返し精度な得ている。
しかしながらパターンが形成されている回転ディスク面
上にゴミ等が付着していると照射光束が遮られ矩形反射
スリットからの光束の読み取り精度が低下してくる。特
に数μm程度の矩形反射スリットを検出する際に、例え
ば直径数十μm程度のゴミが付着していると検出精度は
大きく低下してくる。
上にゴミ等が付着していると照射光束が遮られ矩形反射
スリットからの光束の読み取り精度が低下してくる。特
に数μm程度の矩形反射スリットを検出する際に、例え
ば直径数十μm程度のゴミが付着していると検出精度は
大きく低下してくる。
同桟に回折格子部に照射される光束の照射位置における
断面の幅がゴミ等の大きさに近くなったときゴミ等の影
響によって回折光の光量が低下し、回折光による干渉信
号の検知を困難にしてしまう。
断面の幅がゴミ等の大きさに近くなったときゴミ等の影
響によって回折光の光量が低下し、回折光による干渉信
号の検知を困難にしてしまう。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は移動物体の変位状態を測定する際に移動物体に
対して回折格子や基準位置信号用の矩形反射スリット等
のパターンを透明スケール板に適切に設定することによ
り、ゴミやキズ等の影響による反射又は透過光束の検出
精度の低下を防止し、高精度な検出を可能としたエンコ
ーダの提供を目的とする。
対して回折格子や基準位置信号用の矩形反射スリット等
のパターンを透明スケール板に適切に設定することによ
り、ゴミやキズ等の影響による反射又は透過光束の検出
精度の低下を防止し、高精度な検出を可能としたエンコ
ーダの提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段)
被測定物体に連結した透明スケール板の該被測定物体の
変位状態を測定する為のパターンを設け、該パターンに
光束を入射させ、該パターンからの反射光束又は透過光
束を利用して該被測定物体の変位状態を測定する際、該
透明スケール板の2つの面のうち、該透明スケール板に
入射する集光光束の断面積が小さくなる方の面上に該パ
ターンを設けたことである。
変位状態を測定する為のパターンを設け、該パターンに
光束を入射させ、該パターンからの反射光束又は透過光
束を利用して該被測定物体の変位状態を測定する際、該
透明スケール板の2つの面のうち、該透明スケール板に
入射する集光光束の断面積が小さくなる方の面上に該パ
ターンを設けたことである。
(実施例)
第1図は本発明をロータリーエンコーダに適用したとき
の一実施例の光学系の概略図である。
の一実施例の光学系の概略図である。
本実施例ではレーザー1より放射された光束を集光レン
ズ2によって集光した後、偏光ビームスプリッタ−3に
入射させ、略等光量の反射光束と透過光束の2つの直線
偏光の光束に分割している。このうち反射した光束はイ
波長板4を経て、円偏光とし、2つの反射面を有するプ
リズム16を介した後、被測定回転物体と連結した透明
スケール円板6の裏面に設けた放射状の回折格子より成
る放射格子パターン(以下「放射格子」という。)7の
位置M、に入射させている。そして放射格子7に入射し
回折した透過回折光のうち特定次数の回折光を反射手段
8により反射させ、同一光路を逆行させ放射格子7上の
略凹−位置M、に再入射させている。そして放射格子7
により再回折された特定次数の回折光をイ波長板4を介
して入射したときと90度偏光方位の異なる直線偏光と
し偏光ビームスプリッタ−3に入射させている。
ズ2によって集光した後、偏光ビームスプリッタ−3に
入射させ、略等光量の反射光束と透過光束の2つの直線
偏光の光束に分割している。このうち反射した光束はイ
波長板4を経て、円偏光とし、2つの反射面を有するプ
リズム16を介した後、被測定回転物体と連結した透明
スケール円板6の裏面に設けた放射状の回折格子より成
る放射格子パターン(以下「放射格子」という。)7の
位置M、に入射させている。そして放射格子7に入射し
回折した透過回折光のうち特定次数の回折光を反射手段
8により反射させ、同一光路を逆行させ放射格子7上の
略凹−位置M、に再入射させている。そして放射格子7
により再回折された特定次数の回折光をイ波長板4を介
して入射したときと90度偏光方位の異なる直線偏光と
し偏光ビームスプリッタ−3に入射させている。
第2図はこのときの透明スケール円板6に設けた放射格
子7近傍の説明図である。
子7近傍の説明図である。
本実施例では照射光束201を集光光束として透明スケ
ール円板6に入射させている。そして光2に201が透
明スケール円板6に入射する際の光束の断面積か小さい
方の面となる裏面に放射格子7を設けている。これによ
り透明スケール円板6而上にゴム202やキズ等(以下
単に「ゴミ」という。)が付着したときに集光光束断面
の大きさかゴミ202よりも大きくなるようにして、か
つ放射格子7による回折光波面のゆがみが小さくなるよ
うにし波面収差の少ない状態で検出している。例えば光
束径がゴミ等よりも充分大きく(2倍以上)なるように
集光光束を入射させている。
ール円板6に入射させている。そして光2に201が透
明スケール円板6に入射する際の光束の断面積か小さい
方の面となる裏面に放射格子7を設けている。これによ
り透明スケール円板6而上にゴム202やキズ等(以下
単に「ゴミ」という。)が付着したときに集光光束断面
の大きさかゴミ202よりも大きくなるようにして、か
つ放射格子7による回折光波面のゆがみが小さくなるよ
うにし波面収差の少ない状態で検出している。例えば光
束径がゴミ等よりも充分大きく(2倍以上)なるように
集光光束を入射させている。
尚、本実施例では偏光ビームスプリッタ−3から反射手
段8に至る特定次数の回折光の往復光路゛を同一として
いる。第3図は第1図で示した反射手段の一実施例の説
明図である。
段8に至る特定次数の回折光の往復光路゛を同一として
いる。第3図は第1図で示した反射手段の一実施例の説
明図である。
同図においては反射鏡40を集光レンズ41の略焦点面
上に配置し、集光レンズ41に平行に入射してきた特定
次数の回折光のみをマスク42の開口部43を通過させ
反射鏡40で反射させた後、元の光路を逆戻りするよう
にしている。そして、その他の次数の回折光をマスク4
2により遮光している。
上に配置し、集光レンズ41に平行に入射してきた特定
次数の回折光のみをマスク42の開口部43を通過させ
反射鏡40で反射させた後、元の光路を逆戻りするよう
にしている。そして、その他の次数の回折光をマスク4
2により遮光している。
第1図に戻り偏光ビームスプリッタ−3で分割された2
つの光束のうち透過した光束は%波長板5を介し円偏光
とし、円板6上の放射格子7上の位置M1と回転Il!
1II50に対して略点対称の位置M2に入射させてい
る。そして放射格子7に入射し回折した透過回折光のう
ち特定次数の回折光を前述の反射手段8と同様の反射手
段9により同一光路を逆行させて、放射格子7の略凹−
位置M2に再入射させている。そして放射格子7より再
回折された特定次数の回折光を%波長板5を介し入射し
たときとは90度偏光方位の異なる直線偏光とし偏光ビ
ームスプリッタ−3に入射させている。
つの光束のうち透過した光束は%波長板5を介し円偏光
とし、円板6上の放射格子7上の位置M1と回転Il!
1II50に対して略点対称の位置M2に入射させてい
る。そして放射格子7に入射し回折した透過回折光のう
ち特定次数の回折光を前述の反射手段8と同様の反射手
段9により同一光路を逆行させて、放射格子7の略凹−
位置M2に再入射させている。そして放射格子7より再
回折された特定次数の回折光を%波長板5を介し入射し
たときとは90度偏光方位の異なる直線偏光とし偏光ビ
ームスプリッタ−3に入射させている。
このとき、透過光束も前述の反射光束と同様に偏光ビー
ムスプリッタ−3から反射手段9に至る特定次数の回折
光の往復光路を同一としている。
ムスプリッタ−3から反射手段9に至る特定次数の回折
光の往復光路を同一としている。
そして反射手段8を介し入射してきた回折光と重なり合
わせた後、イ波長板10を介し円偏光とし、光分割器1
1で2つの光束に分割し、各々の光束を互いの偏光方位
を45度傾けて配置した偏光板12.13を介し双方の
光束に90度の位相差を付けた直線偏光として各々の受
光手段14.15に入射させている。そして受光手段1
4.15により形成された2光束の干渉縞の強度を検出
している。
わせた後、イ波長板10を介し円偏光とし、光分割器1
1で2つの光束に分割し、各々の光束を互いの偏光方位
を45度傾けて配置した偏光板12.13を介し双方の
光束に90度の位相差を付けた直線偏光として各々の受
光手段14.15に入射させている。そして受光手段1
4.15により形成された2光束の干渉縞の強度を検出
している。
一方、本実施例ではレーザー1から直接環いた光束若し
くは別個に設けた不図示の光源からの光束若しくは放射
格子7の位置M1に入射し、回折した光束のうち反射手
段8に入射する特定次数の回折光、例えばm次の回折光
以外の回折光の中から特定次数の回折光、例えば−m次
、m+1次等の回折光束等から成る光束401を反射鏡
18とビームスプリッタ−19を介し、シリンドリカル
レンズ21により長楕円状となるようにして透明スケー
ル円板6上に設けた基準位置検出部22に入射させてい
る。
くは別個に設けた不図示の光源からの光束若しくは放射
格子7の位置M1に入射し、回折した光束のうち反射手
段8に入射する特定次数の回折光、例えばm次の回折光
以外の回折光の中から特定次数の回折光、例えば−m次
、m+1次等の回折光束等から成る光束401を反射鏡
18とビームスプリッタ−19を介し、シリンドリカル
レンズ21により長楕円状となるようにして透明スケー
ル円板6上に設けた基準位置検出部22に入射させてい
る。
基準位置検出部22は例えば矩形スリットの反射面から
成っている。そして基準位置検出部22を反射した光量
を2つの受光器24A、24Bを有する受光手段24に
より光電的に受光することにより基準位置信号を得てい
る。
成っている。そして基準位置検出部22を反射した光量
を2つの受光器24A、24Bを有する受光手段24に
より光電的に受光することにより基準位置信号を得てい
る。
第4図(A)はこのときの基準位置信号を検出する際の
検出系の要部概略図である。
検出系の要部概略図である。
本実施例では同図に示すように透明スケール円板6に第
2図に示した放射格子7に入射させたときと同様に集光
光束401を入射させている。そして光束401が透明
スケール円板6上に入射する際の光束径の面積が小さく
なる方の面(裏面)に矩形スリットの反射面より成る基
準位置検出部22を設けている。これにより例えば数十
μm程度のゴミ402等が透明スケール円板6上に付着
したときの影響を少なくしている。
2図に示した放射格子7に入射させたときと同様に集光
光束401を入射させている。そして光束401が透明
スケール円板6上に入射する際の光束径の面積が小さく
なる方の面(裏面)に矩形スリットの反射面より成る基
準位置検出部22を設けている。これにより例えば数十
μm程度のゴミ402等が透明スケール円板6上に付着
したときの影響を少なくしている。
特に本実施例では光束401の断面を透明スケール円板
6の表面では数百μmの幅とし、裏面では矩形スリット
反射面22の幅の2倍程度となるようにしている。
6の表面では数百μmの幅とし、裏面では矩形スリット
反射面22の幅の2倍程度となるようにしている。
これにより矩形スリット反射部22が照射光束の幅の中
央に位置したとき受光器22A、22Bへの入射光束量
が等しくなり、受光器22A。
央に位置したとき受光器22A、22Bへの入射光束量
が等しくなり、受光器22A。
22Bからの出力が等しくなるようにしている。
このように本実施例においてはシリンドリカルレンズに
よる片方向の集光光束を用い、かつ集光幅が狭く、かつ
ゴミの付着の少ない裏面に反射スリットを設けることに
よってゴミやキズ等の影響を軽減させている。
よる片方向の集光光束を用い、かつ集光幅が狭く、かつ
ゴミの付着の少ない裏面に反射スリットを設けることに
よってゴミやキズ等の影響を軽減させている。
第4図(B)は基準位置検出部22として幅Pの反射面
が幅Paの光束の集光領域にさしかかったときの様子を
模式的に示した説明図である。
が幅Paの光束の集光領域にさしかかったときの様子を
模式的に示した説明図である。
本実施例ではレーザーからの光束をビームスプリッタ−
19により一部を反射し、シリンドリカルレンズ21に
より円板6上の基準位置検出部22が配置されている近
傍に線状に集光している。円板6の移動に伴い円板6が
ある位置まできたときに基準位置検出部22の反射面2
2aにより反射される。
19により一部を反射し、シリンドリカルレンズ21に
より円板6上の基準位置検出部22が配置されている近
傍に線状に集光している。円板6の移動に伴い円板6が
ある位置まできたときに基準位置検出部22の反射面2
2aにより反射される。
このとき第4図(A)に示すように反射面22が左方か
ら右方へ移動中なら最初に反射される光束はシリンドリ
カルレンズ21を経て、ビームスプリッタ−19を経て
一方の受光器24Aに入射する。
ら右方へ移動中なら最初に反射される光束はシリンドリ
カルレンズ21を経て、ビームスプリッタ−19を経て
一方の受光器24Aに入射する。
更に反射面22が右方に移動すると受光器24Bにも入
射してくる。この結果、受光器24Aと受光器24Bへ
の入射光量が等しくなる瞬間が生じる。
射してくる。この結果、受光器24Aと受光器24Bへ
の入射光量が等しくなる瞬間が生じる。
本実施例ではこのときの2つの受光器24A。
、24Bからの出力信号が等しくなる位置を零位置、即
ち基準位置としZ相信号を発生させている。
ち基準位置としZ相信号を発生させている。
第5図(A)〜(E)は第4図に示す実施例において反
射面22aと光束の集光領域幅Paとの相対的関係にお
ける2つの受光器24A、24Bに入射する光量の変化
の様子を示す説明図である。同図(B)より明らかのよ
うにPa弁2Pとなるように設定するのがZ相信号を精
度良く検出するのに好ましい。同図(E)のPa≦Pで
は零位置を鯖度良く検出するのが困難となってくる。
射面22aと光束の集光領域幅Paとの相対的関係にお
ける2つの受光器24A、24Bに入射する光量の変化
の様子を示す説明図である。同図(B)より明らかのよ
うにPa弁2Pとなるように設定するのがZ相信号を精
度良く検出するのに好ましい。同図(E)のPa≦Pで
は零位置を鯖度良く検出するのが困難となってくる。
尚、本実施例においてシリンドリカルレンズの代わりに
スリットと球面レンズを用いて透明スケール円板6上の
基準位置検出部近傍にスリット状の光束を集光させるよ
うにしても良い。
スリットと球面レンズを用いて透明スケール円板6上の
基準位置検出部近傍にスリット状の光束を集光させるよ
うにしても良い。
又、前記実施例では2個の独立した受光素子を用いてい
るが、1個の素子上に2つの受光面を備えた所謂2分割
センサーを用いれば、更に構成が簡便となり、配置も簡
素化される。
るが、1個の素子上に2つの受光面を備えた所謂2分割
センサーを用いれば、更に構成が簡便となり、配置も簡
素化される。
(発明の効果)
本発明によれば回折格子や基準位置信号用の矩形スリッ
ト反射部より成るパターンを移動物体に連結した透明ス
ケール板の入射光束の断面積が小さくなる方の面上に設
けることにより、該透明スケール板上にゴミやキズ等が
付着してもゴミやキズの影響を少なくした状態で回折格
子からの回折光や矩形スリット反射部より成るパターン
からの光束を良好に検出することができる為、移動物体
の移動状態を高精度に検出することができるエンコーダ
を達成することができる。
ト反射部より成るパターンを移動物体に連結した透明ス
ケール板の入射光束の断面積が小さくなる方の面上に設
けることにより、該透明スケール板上にゴミやキズ等が
付着してもゴミやキズの影響を少なくした状態で回折格
子からの回折光や矩形スリット反射部より成るパターン
からの光束を良好に検出することができる為、移動物体
の移動状態を高精度に検出することができるエンコーダ
を達成することができる。
7g1図は本発明を口タリーエンコーダに適用したとき
の一実施例の概略図、第2図は第1図の透明スケール円
板上の放射格子の説明図、第3図は第1図の反射手段の
一実施例の概略図、第4図(A) 、 (B)は第1図
の基準信号の検出系の説明図、第5図は第4図(A)の
受光器で得られる信号出力の説明図である。 図中、1はレーザー、2は集光レンズ、3はビームスプ
リッタ−14,5,10は%波長板、6は透明スケール
円板、7は放射格子、8.9は反射手段、11は光分割
器、12.13は偏光板、14,15.24A、24B
は受光器、19はビームスプリッタ−121はシリンド
リカルレンズ、22は基準位置検出部、202,402
はゴミである。 第 2 囲
の一実施例の概略図、第2図は第1図の透明スケール円
板上の放射格子の説明図、第3図は第1図の反射手段の
一実施例の概略図、第4図(A) 、 (B)は第1図
の基準信号の検出系の説明図、第5図は第4図(A)の
受光器で得られる信号出力の説明図である。 図中、1はレーザー、2は集光レンズ、3はビームスプ
リッタ−14,5,10は%波長板、6は透明スケール
円板、7は放射格子、8.9は反射手段、11は光分割
器、12.13は偏光板、14,15.24A、24B
は受光器、19はビームスプリッタ−121はシリンド
リカルレンズ、22は基準位置検出部、202,402
はゴミである。 第 2 囲
Claims (3)
- (1)被測定物体に連結した透明スケール板に該被測定
物体の変位状態を測定する為のパターンを設け、該パタ
ーンに収斂光束を入射させ、該パターンからの反射光束
又は透過光束を利用して該被測定物体の変位状態を測定
する際、前記透明スケールの前記パターンが形成された
面とは反対側の面から前記光束を入射させたことを特徴
とするエンコーダ。 - (2)前記パターンは周期的な回折格子であることを特
徴とする請求項1記載のエンコーダ。 - (3)前記パターンは前記被測定物体の変位状態を測定
する際の基準位置信号を得る為の矩形スリットであるこ
とを特徴とする請求項1記載のエンコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23797088A JPH0285718A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | エンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23797088A JPH0285718A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | エンコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285718A true JPH0285718A (ja) | 1990-03-27 |
Family
ID=17023167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23797088A Pending JPH0285718A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | エンコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0285718A (ja) |
-
1988
- 1988-09-22 JP JP23797088A patent/JPH0285718A/ja active Pending
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