JPH0285664A - 製氷方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ブラインが循環する製氷槽内に製氷缶群を浸
漬しながらｉ！Ｉ統的に塊氷を製造する製氷方法及びそ
の装置に関する。

「従来の技術」 従来の大型角氷製造装置においてはブラインが循環する
製氷槽内にアルミその他の金属製の製氷缶を多数浸漬配
置し、製水槽内で凍結を完了した製氷缶より順次取り出
しを行うとともに、取り出し終了後の空所内に脱水した
製氷缶を再投入し。

又木を満たした後再度製氷を行い、以下前記操作を繰り
返しながら連続して製氷を行うように構成していた。

［発明が解決しようとする課題」 従ってかかる製氷装置においては凍結完了の都度ランダ
ムに製氷缶の交換を行う為に、製氷缶を投入した各位置
における製氷進行過程もランダムとなり、この結果数も
効率的な熱交換が可鮨なブラインの流れを設定する事が
出来ないのみならず、各製氷缶毎の製氷進行過程におけ
るプライン温度も変動ぼりバラツキ、高品質の１ｔつ均
質な氷の製造が不可能であった。

又製氷化の取り出し／投入位置が不規則に変化する事は
自動化の面でも問題を有するのみならず、該製氷化取り
出し用のクレーンの移動可能域を製氷槽の全域に設定し
なければならず、結果としてシステム全体が複雑且つ大
型化せざるを得ないという問題を有していた。

本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、前記製水槽内に
配置されたいずれの製氷化の製氷進行過程におけるブラ
イン温度の均質化を図り、これにより高品質で且つバラ
ツキのない氷の製造を町渣にした製氷方法及びその装置
を提供する！バを目的とする。

又本発明は、製氷化の取り出し／投入位置の一定化を図
る事により、製氷化取り出し川のクレーンの移動可能域
を限定しつつ容易に自動化を達成し得、これによりシス
テム全体構成の簡単化と小型化を図り得る製氷方法及び
その装置を提供する東を目的とする。

「課題を解決する為の手段」 一般的に高品質な氷を得るには、０〜−４℃前後の氷晶
生成温度域で結氷させた後、徐々に低い温度で凍結させ
ていくのがよいとされている。

そこで請求項１）に記載した発明においては製氷槽内の
ブラインを一定方向に流し、その流れ方向に製氷化を整
列配置するとともに、製氷過程に従って前記ブラインの
反流れ方向に沿って前記製氷化を順送りした点にある。

「作用」 これによりシラインが凍結完了時点の製氷化より順次熱
交換されながら温度上昇しつつ、最も温度が上昇してい
る最下流側で投入当初の製氷化と接触するように設定す
る事が出来る。

即ち製氷過程に従って当初の０〜−４℃前後の氷晶生成
温度域から順次低い温度で段階的に製氷凍結させていく
事が可能となり、この結果高品質を得る為に最も好まし
い製氷過程を得る水が出来、而も各製氷缶毎の製氷進行
過程におけるブライン塩ＩＷが変動したりする）１１も
ない為に高品質の且つ均質な氷の製造が可能となる。

又本発明によれば、ブラインの反流れ方向に沿って１１
１ｊ記製氷缶を順送りした為に、その順送り方向の下流
側のブライン流入側に常に凍結を完了１、た製氷化が位
置する事になり、製氷化取り出し位ｔが一定化する。又
順送りによりブライン流出側が常に空く事になる為に当
然に製氷化投入位置も一定化する。

この結果製氷化の取り出し／投入位置が一定化する事は
自動化の面で極めて有利であるのみならず、製氷化取り
出し又は投入用のクレーンの取付位とを固定化又は限定
する事が出来、結果としてシステム構成の簡単化と小型
化が達成される。

請求項２）に記載した発明は、かかる製氷方法を円滑に
達成する為の装置に関するもので、その特徴とする所は
。

■ブライン流れ方向を一定方向に設定した製氷槽と、 ψ該ブライン流れ方向に沿って順送り可能にＭＩｉ成し
た製氷缶群と、 ■前記ブライン流入側に設けた製氷化取り出し部と、 ■前記ブライン流出側に設けた製氷缶投入部と。

からなる製氷装置にある。

「実施例」 以下１図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に
詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特
定的な記載がない限りは。

この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、弔
なる説明例に過ぎない。

第１図は本発明の実施例に係る製氷装置を示す概略斜視
図である。

１はブラインを満たした方形状の製氷槽ｔ１１図面後両
壁偏に流入管２と流出管３を夫々複数本横一列状に設け
るとともに、両管路２．３を接続させる外部循環管路４
中に冷凍機５と還流装置Ｂを介在させ、常に一定温度に
冷却されたブラインが、前記流入管２より流出管３へ向
は製水槽ｌ全域に亙ってほぼ均等な流速でブラインＡが
循環されるよう構成している。

又前記製氷槽１内には、ブラインＡＩＩすれ方向に沿っ
て長方形状の製氷缶取付枠７が多段状に配設されており
、製氷槽１ｖｑ（ｌＷ壁側に設けたガイドレール８及び
移動コンベア８を介して前記取付枠７が所定時間経過毎
に断続的にブラインＡ反流れ方向に移動可能に構成して
いる。

そして前記取付枠内には多数の製氷缶が着脱可能に横−
列状に収納保持されているとともに、又第２図に示すよ
うに製氷槽１前後両壁側のブライン流入位置と流出位置
側にクレーン１１．１２を取付け、対応する段に位置す
る取付枠７内に製氷缶１０ａ・・・を収納又は取り出し
可能に構成している。

次にかかる実施例に基づく作用を説明する。

第２図（ａ）は、多段状に配列された取付枠１内に収納
された各製氷併重１０ａ・・・の配列状態を示し１本図
ではブライン流入側に位置する製氷缶１０ａは凍結を完
了しており以下ブライン流出側に向かうに連れ製氷併重
ｊｏｂ　、　１０ｃ　、　１０ｄは一部が結氷、製氷缶
１０ｅは未凍結の状態にある。

従って先ずクレーン１１により凍結が完了している製氷
缶１０ａを取付枠とともに取り出した後、移動コンベア
９を介して製氷缶１０ｂ〜Ｅｅを左方に一段順送りする
。これにより第２図（ｂ）の如き配ととなる。

この結果ブライン流出側の製氷槽！内の凍結開始位置１
ｅに空所が出来る為にここに取付枠７を介して、脱水を
行い空になった製氷缶１０ａ′をり１／−ン１２によっ
て投入するとともに５，１に製氷缶１０Ａ′に注水する
事により第２図（Ｃ）の状態に至り、この後製氷缶１０
ｂの凍結が完γすれば第２図（ａ）の状態に戻り、以下
これを繰り返す。

従ってかかる実施例によれば、製氷併重１０ａ・・・は
常に一定位置に投入された後凍結動作を開始し、凍結完
了までに順送りで予め定められた取り出し位置まで移動
される事となり前記本発明の作用が円滑に達成されると
ともに、製氷缶の投入／取り出し位置や凍結速度を予め
決定する事が出来る為に自動化の容易化、ブラインの温
度コントロールの容易化、耐重量設計の必要な範囲を狭
く出来る。制御が容易である等の工業的価値が大きい。

又製氷に品質精度においても、製水槽内で各製氷缶又は
製氷併重は、常にその位置に対応した製氷過程の段階に
あるので、基本的には取り出し位ごから投入位置に向か
うブラインの流れを与えてやる事で、全体がいつも効率
的且つ均等な熱交換条件を保つ事が出来、製氷品質を大
幅に向上し得るとともに、凍結時間の短縮も可能となる
。

「発明の効果」 以上記載した如く本発明によれば、前記製氷槽内に配置
されたいずれの製氷缶の製氷進行過程におけるブライン
温度の均質化を図る事が出来る為に高品質で几つバラツ
キのない製氷が可能となるとともに凍結時間の短縮も可
能となる。

又本発明は、製氷缶の取り出し／投入位置の一定化を図
る事により、製氷缶取り出し用のクレーンの移動可能域
を限定しつつ容易に自動化を達成し得、これによりシス
テム全体構成の簡単化と小型化を達成する事が出来る。

等の種々の著効を有す。

【図面の簡単な説明】

ＦＦＩＪ１図は本発明の実施例に係る製氷装置を示す概
略斜視図である。 第２図（ａ）（ｂ）（ｃ）は本発明の時間経過に従って
進行する製氷過程の状７ｇを示す作用図である。 特許出願人：株式会社　前川製作所 第２図 （ａｔ 第２図 （ｂ） （Ｃ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ブラインが循環する製氷槽内に製氷缶群を浸漬しな
   がら連続的に塊氷を製造する製氷方法において、製氷槽
   内のブラインを一定方向に流し、その流れ方向に製氷缶
   を整列配置するとともに、製氷過程に従って前記ブライ
   ンの反流れ方向に沿って前記製氷缶を順送りした事を特
   徴とする製氷方法 ２）ブラインが循環する製氷槽内に浸漬配置した製氷缶
   群の内一又は複数の製氷缶を適宜投入／取り出し可能に
   構成した製氷装置において、ブライン流れ方向を一定方
   向に設定した製氷槽と、該ブライン流れ方向に沿って順
   送り可能に構成した製氷缶群と、前記ブライン流入側に
   設けた製氷缶取り出し部と、前記ブライン流出側に設け
   た製氷缶投入部とからなる事を特徴とした製氷装置