JPH0285407A - 真空式路面清掃車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は路面清掃車、詳しくは真空式の路面清掃車に関
する。

〔従来の技術〕

従来、本件出願人によって、路面清掃車として塵埃収容
タンクからブロアへの通路に回転可能なフィルタードラ
ムを設け、さらに清浄空気がフィルタードラム内から塵
埃収容タンク側に吹出するように構成したものが提供さ
れている（特開昭６０−２２８７０１号公報参照）。

〔発明が解決しようとする課題〕

上ＷＥ’従来の真空式路面清掃車は路上の塵埃を確実に
吸引し、かつ吸引した塵埃と空気を確実に分離すること
を目的とし、具体的には比重が軽く塵埃収容タンクに落
下しない微小塵埃をフィルタードラムで捕捉し、空気の
みを外部に排出しようとするものである。

しかしながら、上記フィルターによる微小塵埃の捕捉に
も自ずと限界がある。

すなわち、真空式路面清掃車においては塵埃の種類、吸
引力の低下等の理由により高性能フィルターは使用でき
ないためである。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、上記微
小塵埃をさらに捕捉し、外部に空気のみを排出しようと
するものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記課題を解決するため、微小塵埃を含んだ排
気を集塵水に衝突接触させて集ｕＢ水により微小塵埃を
捕捉し、空気のみを外部に排出しようとするものである
。

すなわち、本発明は、路面上の塵埃を荷台内に設けたブ
ロアの吸引力により荷台下部の吸込管から吸込み塵埃収
容タンクに収容する真空式路面清掃車において、ブロア
の吹出側通路に、排気を衝突接触させる集塵水を収容し
た集塵水収容タンクを設けた構成としたものである。

〔作　用〕

清掃開始とともにブロア（８）が作動させられると、サ
イトガツタ−ブラシａη等で集められた塵埃が吸込管（
２）によって吸引され、吸込管（２）の開口部（４）か
ら塵埃収容タンク（３）内に供給される。

この時、気流が急に遅くなるため、大部分の塵埃は塵埃
収容タンク（３）内に落下収容される。

そして、比重が軽く、落下しない微小塵埃は気流にのり
、フィルタードラム（５）の周面に達し捕捉され空気の
みがフィルタ７−ドラム（５１を経由してブロア（８）
に吸引される。

この段階で微小塵埃のほとんどが除去されている。

そして、フロア（８）の吹出側通路（９）から吹出され
た排気は集塵水収容タンク旧）に至り、そこに構成され
た排気通路（１４）において集塵水θ０）に衝突接触さ
せられる。

その結果、水滴、水膜、さらには霧状の水分に微小塵埃
が捕捉され、それら水分は上記排気通路α４）の通過後
落下回収され、空気のみが排風通路（１５１から荷台（
１）の下方に排出される。そして、上記集塵水００）は
定期的に、あるいはその汚れ具合いを点検用蓋（２０１
部等から確認して交換用排管（Ｉ６）を利用して交換さ
れるものである。

〔実施例〕

以下に本発明の一実施例を図面について詳細に説明する
。

本発明は荷台（１）の下部に開口部を有する吸込管（２
）の上端が牙１図、牙２図示のごとく塵埃収容タンク（
３）の上部両側部に開口させられ、開口部（４）が形成
される。

さらに、該開口部（４）間には前言１したフィルタード
ラム（５）が設けられている。

そして、上記吸込管（２）の開口部（４）の内側で、塵
埃収容タンク（３）の上部に一対の仕切壁（６１（６１
を設け、仕切壁（６Ｈ６１により形成された空間が通路
（７）を介して荷台（１１の略中夫に設けたブロア（８
）に接続される。

図中（８ａ）はブロア（８１の吸込口、（８ｈ　）は荷
台（１）の略中央部に開口させたブロア（８）の吹出口
、（９）は吹出側通路である。

本発明では上記吹出側通路（９）に、排気を衝突接触さ
せる集塵水００）を収容した集塵水収容タンク旧）が設
けられる。

該集塵水収容タンク旧）はブロア（８）からの排気が集
塵水（１０）に有効に衝突接触するよう構成されている
。

すなわち、排気が集塵水００）に衝突接触して水滴、水
膜を発生し、さらには霧状となるように蛇行させたカイ
ト板（＋２１（１３＋により排気通路α４）が構成され
、さらに水分が回収させられ、空気のみが排出される構
成となっている。

図面実施例においては上記排気通路（１４１を通過した
水滴、水膜、さらには霧状の水分は通過と同時に集塵水
タンク０１）内に落下回収され、空気のみが前記ブロア
（８）の吹出口（８ｂ）の両側を通り排風通路（１５）
から荷台（１）の下方に排出され構成となっている。

図中（１６１は集塵水交換用配管、（１７）はサイトガ
ツタ−ブラシ、Ｑ８１は塵埃収容タンク（３）の回動用
シリンダ、（１９１は塵埃収容タンク（３）の排出扉、
（２０）は点検用蓋である。

刈・４図、牙５図には前記したフィルタードラム（５）
の概略が示されている。

すなわち、フィルタードラム（５）は一対の側板（２＋
１　（２１１、間に筒状のフィルター材料（２２）が設
けられ、側板（２＋１　（２＋１はフィルタードラム（
５）内で仕切壁（６１（６１に固設されている清浄空気
導入体（２３）の軸受（２４）に軸支され、油圧モータ
等（図示せず）によって回転させられる構成となってい
る。

また、上＝ａ清浄空気導入体（２３）の吹出口（２５）
が塵埃収容タンク（３）側であって上官１フイルタード
ラム（５）の内壁に近接させて開口させらｈている。

図中（２６）は必要に応じて設けられる塵埃離脱用回転
ブラシである。

上記構成のフィルタードラム（５）には清掃作業中に微
小塵埃が付着及び積層する。

そして、積層した微小塵埃がフィルタードラム（５）の
回転により清浄空気導入体（２３）の吹出口（２９に至
ると塵埃収容タンク（３）内は負圧となっているため吹
出口ｃ！５）から清浄空気が吹き出され、フィルタード
ラム（５）に捕捉されている塵埃を塵埃収容タンク（３
）内に吹きとばすものである。

本発明は上記のごときフィルタードラムと併用すると極
めて優れた効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば塵埃、特に極小塵埃をほぼ完全に捕捉で
き、しかも構成も簡単で安価に提供できるものであり、
従来の装置と併用すると極めて優れた集塵効果を得るこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、矛１図は正面図
、矛２図は平面図、牙３図は矛２図Ａ−Ａ線断面図、矛
４図はフィルタードラムの要部縦断面図、矛５図はフィ
ルタードラム内部の斜、視図である。 （１）・・・荷台、（２）・・・吸込管、（３）・・・
塵埃収容タンク、（８）・・・ブロア、（９）・・・吹
出側通路、００）・・・集塵水、旧）・・・集塵水収容
タンク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 路面上の塵埃を荷台内に設けたブロアの吸引力により荷
   台下部の吸込管から吸込み塵埃収容タンクに収容する真
   空式路面清掃車において、ブロアの吹出側通路に、排気
   を衝突接触させる集塵水を収容した集塵水収容タンクを
   設けたことを特徴とする真空式路面清掃車。