JPH02853Y2 - - Google Patents
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- JPH02853Y2 JPH02853Y2 JP10824787U JP10824787U JPH02853Y2 JP H02853 Y2 JPH02853 Y2 JP H02853Y2 JP 10824787 U JP10824787 U JP 10824787U JP 10824787 U JP10824787 U JP 10824787U JP H02853 Y2 JPH02853 Y2 JP H02853Y2
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- conductive
- pressure
- rubber
- sensitive
- sheet
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案はリモコン、複写機、フアクシミリ、ワ
ープロ等の各種エレクトロニクス機器に使用され
るパネルスイツチ、自動ドアなどのマツトスイツ
チ、あるいは感度の異なる感圧導電性ゴムを組合
わせて成る圧力測定スイツチ等に用いられる感圧
導電ゴムに関するものである。
ープロ等の各種エレクトロニクス機器に使用され
るパネルスイツチ、自動ドアなどのマツトスイツ
チ、あるいは感度の異なる感圧導電性ゴムを組合
わせて成る圧力測定スイツチ等に用いられる感圧
導電ゴムに関するものである。
［従来の技術］
絶縁性のゴム基材に導電性粒子を混合成型して
成る各種感圧導電体が製造されている。更にまた
導電性強磁性金属の粒子や粉体を絶縁性ゴムに分
散混合したのち、流動状態で磁界を加えながら成
型し、金属粒子を磁界に沿つて配列させることに
より、一定方向のみに導電性が得られるようにし
た異方性導電体として知られる感圧導電体も公知
である。
成る各種感圧導電体が製造されている。更にまた
導電性強磁性金属の粒子や粉体を絶縁性ゴムに分
散混合したのち、流動状態で磁界を加えながら成
型し、金属粒子を磁界に沿つて配列させることに
より、一定方向のみに導電性が得られるようにし
た異方性導電体として知られる感圧導電体も公知
である。
［考案が解決しようとする問題点］
しかしながら、この種の感圧導電体は、その圧
力抵抗性を所望の範囲に調整するため、混合する
導電性粒子の粒度あるいは、配列などを変えて行
わねばならず面倒であり、又絶縁性ゴム基材とし
て液状シリコーンゴムが通常用いられているが、
このゴムと配合する導電性金属やカーボン粒子と
は、比重を異にするため、ゴムの架橋硬化時にそ
の比重差により導電性粒子の沈降現象を生じ、導
電性粒子の分散性、均一性を得ることが難しく所
望の特性品質を満たす製品を得ることに問題があ
つた。
力抵抗性を所望の範囲に調整するため、混合する
導電性粒子の粒度あるいは、配列などを変えて行
わねばならず面倒であり、又絶縁性ゴム基材とし
て液状シリコーンゴムが通常用いられているが、
このゴムと配合する導電性金属やカーボン粒子と
は、比重を異にするため、ゴムの架橋硬化時にそ
の比重差により導電性粒子の沈降現象を生じ、導
電性粒子の分散性、均一性を得ることが難しく所
望の特性品質を満たす製品を得ることに問題があ
つた。
［問題点を解決する為の手段］
そこで本考案は、絶縁性のゴム基材に導電性粒
子を均一に分散させて得られる導電性ゴムのシー
トに、その片面もしくは両面をダイヤカツト等で
凹凸加工を施し、その先端に絶縁性物質を印刷も
しくは、一体形成することにより、解決せんとす
るものである。このように表面を凹凸に形成する
ことで、従来の平面のものに比し押圧初期の押圧
力は小さく、順次大きな押圧力が要求されるよう
にした。又、ゴム基材中に配合される導電性物質
は、従来このような感圧導電性ゴムに用いられる
ものであれば基本的には如何なるものでもよい。
子を均一に分散させて得られる導電性ゴムのシー
トに、その片面もしくは両面をダイヤカツト等で
凹凸加工を施し、その先端に絶縁性物質を印刷も
しくは、一体形成することにより、解決せんとす
るものである。このように表面を凹凸に形成する
ことで、従来の平面のものに比し押圧初期の押圧
力は小さく、順次大きな押圧力が要求されるよう
にした。又、ゴム基材中に配合される導電性物質
は、従来このような感圧導電性ゴムに用いられる
ものであれば基本的には如何なるものでもよい。
［実施例］
第１図より第４図に示す実施例に従つて説明す
る導電シート１は、ゴム、熱可塑性エラストマー
等の弾性を有する絶縁性の高分子に、カーボンブ
ラツク、金属粉等の導電媒体を添加したシートの
片面もしくは両面をダイヤカツト等の加工をして
凹凸を設けてある。この導電シート１の凹凸の先
端に絶縁性物質２を印刷もしくは一体形成してあ
るものである。
る導電シート１は、ゴム、熱可塑性エラストマー
等の弾性を有する絶縁性の高分子に、カーボンブ
ラツク、金属粉等の導電媒体を添加したシートの
片面もしくは両面をダイヤカツト等の加工をして
凹凸を設けてある。この導電シート１の凹凸の先
端に絶縁性物質２を印刷もしくは一体形成してあ
るものである。
第２図および第３図に示す様にこのシートをプ
リント基板３の上に配置して、押圧子で押圧する
と、押圧子がシート表面に単に接触しただけで
は、絶縁性物質２のみがプリント基板３に接触し
ているだけで導通せず絶縁性を示し、さらに押圧
力を大きくしていくと、導電シート１との接触面
積がしだいに大きくなり導通する。押圧子面積１
cm2のものを用いてこのシートの荷重一抵抗曲線を
調べたら第４図のようになつた。
リント基板３の上に配置して、押圧子で押圧する
と、押圧子がシート表面に単に接触しただけで
は、絶縁性物質２のみがプリント基板３に接触し
ているだけで導通せず絶縁性を示し、さらに押圧
力を大きくしていくと、導電シート１との接触面
積がしだいに大きくなり導通する。押圧子面積１
cm2のものを用いてこのシートの荷重一抵抗曲線を
調べたら第４図のようになつた。
［考案の効果］
本考案の感圧導電ゴムは、従来の製造工程の様
に混合する導電性粒子の粒度あるいは、配列など
を変える面倒なことはなくなる。また、従来品の
荷重一抵抗曲線と本考案感圧導電ゴムとを比べる
と、従来品は押圧力に対し、急降下するが、本考
案の感圧導電ゴムは、押圧力に比例して導電シー
トとプリント基板との接触面積が大きくなり、抵
抗を減少するものである。
に混合する導電性粒子の粒度あるいは、配列など
を変える面倒なことはなくなる。また、従来品の
荷重一抵抗曲線と本考案感圧導電ゴムとを比べる
と、従来品は押圧力に対し、急降下するが、本考
案の感圧導電ゴムは、押圧力に比例して導電シー
トとプリント基板との接触面積が大きくなり、抵
抗を減少するものである。
したがつてダイヤカツト等による凹凸加工の際
に、その寸法を変化させることで所望の特性の圧
力抵抗のものを作製することができる。本考案
は、導電性を回復する為の圧力センサー又は音響
機器の音量調整等のスイツチに広く利用できるも
のである。
に、その寸法を変化させることで所望の特性の圧
力抵抗のものを作製することができる。本考案
は、導電性を回復する為の圧力センサー又は音響
機器の音量調整等のスイツチに広く利用できるも
のである。
第１図は感圧導電ゴムの一部を示す斜視図、第
２図は感圧導電ゴムの無加圧状態の断面図、第３
図は感圧導電ゴムの加圧状態の断面図、第４図は
押圧面積の１cm2のものでの荷重一抵抗曲線。 １……導電シート、２……絶縁性物質、３……
プリント基板。
２図は感圧導電ゴムの無加圧状態の断面図、第３
図は感圧導電ゴムの加圧状態の断面図、第４図は
押圧面積の１cm2のものでの荷重一抵抗曲線。 １……導電シート、２……絶縁性物質、３……
プリント基板。
Claims (1)
- 絶縁性のゴム基材に導電性粒子を混合してなる
弾性導電シートの片面もしくは両面に凹凸をつ
け、その各凸部先端に絶縁性物質を印刷もしくは
一体形成してある感圧導電ゴム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10824787U JPH02853Y2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10824787U JPH02853Y2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6413677U JPS6413677U (ja) | 1989-01-24 |
| JPH02853Y2 true JPH02853Y2 (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=31343395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10824787U Expired JPH02853Y2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02853Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6539204B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2019-07-03 | 日本メクトロン株式会社 | 感圧素子および圧力センサ |
-
1987
- 1987-07-16 JP JP10824787U patent/JPH02853Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6413677U (ja) | 1989-01-24 |
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