JPH0285120A

JPH0285120A - 無菌充填包装機

Info

Publication number: JPH0285120A
Application number: JP23451288A
Authority: JP
Inventors: Sachiko Oki; 隠岐　幸子; Yuji Kawamura; 雄二川村
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1988-09-19
Filing date: 1988-09-19
Publication date: 1990-03-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、液体の無菌充填包装機に関するもので、より
詳しくは、充填、エア配管の予備殺菌、洗浄が容易で、
しかも確実に行なえ、充填時の充填量が正確であり、ま
た、充填後の残留液体の回収が容易な無菌充填包装機に
関するものである。

〈従来技術およびその問題点〉従来、無菌包装機における充填、エア配管の予備殺菌は
、充填後、酸およびアルカリ溶液により洗浄を行なった
後、殺菌液、無菌熱水、水蒸気を用いて殺菌しているの
が一般的であった。

しかしながら計量部、充填ノズル部分に前述の洗浄、殺
菌液が残ってしまうため、なかなか完全な殺菌、洗浄を
行なうことが困難であった。このため、充填開始時に、
最初の充填した包装体は廃棄しなければならず、無駄が
多くなってしまっていた。　また、充填ノズルと計量部
内の圧力、および計量部下端内の圧力を一定にすること
が難しく、充填量を一定に保つことが困難なうえ、充填
終了残留した液体を全て回収することが困難であった。

く解決しようとする課題〉本発明は、上述の問題に鑑み、充填前の無菌チャンバー
、充填ノズル、充填タンク、エア配管を予備洗浄、殺菌
した時の殺菌液、洗浄液の残留の問題のない無菌包装機
、充填時に充填量が一定する充填装置を備えた無菌包装
機、および充填終了後、充填装置に残った液体の取り除
くのが容易な無菌充填包装機を得ることを目的とする。

く課題を解決するための手段〉内部に液面センサーを備え、かつ、下方に送液パイプを
連結した充填タンク、該充填タンクの下端と配管パイプ
により連結し、上方に弁、下方にシリンダにより上下動
するピストンを有する計量部、前記弁の下方から先端が
無菌チャンバーに達する充填ノズルを備えた充填装置、
該充填装置の下方に無菌チャンバー、および殺菌・洗浄
液タンクを備え、かつ、前記充填装置の計量部の下端と
前記無菌チャンバーとをパイプで連結した無菌充填包装
機である。

〈゛作用〉まず、洗浄、殺菌時には、タンクの洗浄、殺菌液を送液
バイブに送液し、これを、充填タンク、および無菌チャ
ンバーへ送られる。そして充填タンクから、次にピスト
ンが下端に位置した充填装置の計量部へ送られ、次に充
填ノズルと無菌チャンバーと連結するパイプへ送り、無
菌チャンバーのものはそのまま、および充填ノズルのも
のはノズルカップを通して殺菌・洗浄液タンクへ戻り、
これを繰り返せば、洗浄、殺菌がおこなわれ、計量部に
洗浄・殺菌液が残らない。

次に、充填時は、充填タンク内へ充填液が送られ、充填
タンクの高いレベルまで満たされると送液が中断される
。そして、充填にしたがって、充填液が低いレベルまで
減少すると、再度送液が開始する。この動作が順次繰り
返し行われる。この時、充填タンク内の充填液の増減は
フィルターを通して、充填タンク内の上部の空間も増減
（呼吸）を行う。

一方、ピストン下方の空間は、ピストンが上下動するの
に伴い、パイプにより無菌チャンバーを通して増減（呼
吸）を行うのである。これにより、充填装置は、ピスト
ン下方の空間と、無菌チャンバーと連通した状態となり
、ピストン下降時、ピストン下方の空間は減少し、その
減少分が無菌チャンバーへ、そしてピストン上昇時は、
上昇に伴うピストン下方空間の増加分は、無菌チャンバ
ーを通して供給され、常圧が維持される。。

〈実施例〉図面に従い本発明の詳細な説明する。

第１図は、一実施例を示す概略説明図で、充填液供給部
Ａ、無菌エア供給部Ｂ、充填タンクＣ１充填装置Ｄ、無
菌チャンバーＥ１洗浄液、殺菌液タンクＦ、洗浄液、殺
菌液送液用ポンプＰを備え、前記各部は、間にバルブを
備えたパイプにより連結されている。

充填液供給部Ａと充填タンクＣの下方を結ぶ送液バイブ
１０には、充填液供給部へ側からスイング弁１１．三方
弁１２．充填タンクＣの内面に設けた液面センサーＨに
より作動する弁１３を備えている。

そして、スイング弁１１の、下方には、ポンプＰに連結
するパイプ１５．三方弁１２と弁１３の間から、バルブ
１６を備え、先端にスプレーポール１７を有し、スプレ
ーボール１７が前記充填タンクＣ内に組み込まれたパイ
プ１８が分岐している。また、三方弁１２の下方は、パ
イプ１５から分岐し、間にバルブ３５を有し、先端のノ
ズル３２が無菌チャンバーＥに達する、パイプ３３が設
けられている。

そして、無菌エア供給部Ｂは、パイプ１９により、前記
パイプ１５に連結している。

充填装置りは、上方に弁２０、下方にエアシリンダー２
１により上下動するピストン２２を備えた計量部２３を
有し、かつ該計量部２３の上端から無菌チャンバーＥま
で達する充填ノズル２４を存する。なお、前記弁２０は
、外部に設けた押圧具２５により、開放状態を保ことか
可能である。

この充填装置りの他部との連結は、まず、充填タンクＣ
の下端と充填装置りの上部とを結ぶ、バイ１２６、計量
部２３の下端と無菌チャンバーＥとを結ぶパイプ２９、
無菌チャンバーＥ内で移動可能なノズルカップ２７、こ
のノズルカップ２７の下方にタンクＦに着脱自在なパイ
プ２８により連結している。

なお、ノズルカップ２７は、残液の回収、洗浄、殺菌時
は、充填ノズル２４に連結し、充填時には、取り外した
状態である。一方パイブ２８は、洗浄、殺菌時には、タ
ンクＦに連結し、残液の回収時には取り外した状態とな
る。

また、充填タンクＣの上部には、間にパルプ４５とフィ
ルター４１の間からパイプ４２によりパイプ１９に連結
している無菌チャンバーＥは、内部に容器の殺菌、容器への充填
、密封、および搬送の各装置（図示せず）を備え、下端
とタンクＦとをパイプ３４により連結されている。

一方、タンクＦの下方からは、フィルター３９を備えた
パイプ４０がポンプＰと連結し、かつ、水供給部３７が
連結し、および蒸気供給部３８＾から延びる加熱具３８
Ｂが内蔵されている。

さらに、前記充填装置りの押圧具２５、エアシリンダー
２１の連結部は、スチームにより、外気と遮段される構
造となっている。

前記、装置を用いて、殺菌、洗浄を行なうには、スイン
グ弁１１、三方弁１２を送液用バイブ１０とパイプ１５
およびパイプ３３と連通ずるように、また弁１３．１６
．２７．３５を連通ずると共に、充填装置０の弁２０を
押圧具２５により下方に位置させ、かつ、ピストン２２
を下端に位置させた状態で、ポンプＰを作動させるとタ
ンクＦ内の洗浄・殺菌液は、パイプ１５゜１０および１
８を経由して充填タンクＣへ、そしてパイプ２６、計量
部２３、そして一方はパイプ２９を経由して無菌チャン
バーＥへ、他方は、ノズル２４、ノズルカップ２７、パ
イプ２８．３４を経由してタンクＦへもどされる。

また、パイプ３３を経由したものは、ノズル３２により
無菌チャンバーＥ内を殺菌し、パイプ３４を経由し、タ
ンクＰに戻される。

送液終了後、無菌エア供給部Ｂから、無菌エアを同じ経
路で流すことにより、洗浄、殺菌は完了する。ここで、
パイプ１５の下部に排出弁４４を設けることにより、パ
イプ１５内も前記無菌エアによる排出できる。

次に、充填液を充填する際は、弁１１，１２．１３を開
き、充填タンクＣ内に充填液を所定量送液パイプ１０を
通して貯留する。そして充填装置１１Ｄのエアシリンダ
ー２１によりピストン２２が計量部２３間を往復移動で
きるようにする。

この状態でピストン２２を往復移動させ、ピストン２２
が下降し、計量部２３の下側の押し出された空気はパイ
プ２９を通り、無菌チャンバーＥへ供給される。そして
、ピストン２２が上昇して、計量部２３の充填液を充填
ノズル２４に送り出した時、計量部２３の下側には、無
菌チャンバーＥを通して空気が供給される。

一方、充填タンクＣ内の充填液が減少しても、フィルタ
一部から供給されるので、充填タンクＣ内の圧力が安定
するので、充填液の供給量も安定する。

そして、充填終了後、充填タンクＣおよび充填装置りに
残った充填液は、充填装置りの弁２０を押圧具２４によ
り、下降させ、かつピストン２２を上端に位置させた状
態で、ノズルカップ２７をノズル２４と合わせ、かつパ
イプ２８を排出側に開き、弁１３と押圧により移動する
弁４６を開放し、バルブ４５を閉じ、充填液供給部Ａか
らの圧力により排出用パイプ３０から、排出されるので
、充填液が通る全ての箇所の充填液が回収することがで
きる。

く効果〉本発明は、以上の構成からなるので、まず、洗浄、殺菌
時において、充填装置内のピストンを下端に位置させる
だけで、洗浄・殺菌液が、充填装置内に残ることがない
ので、その後無菌エアで乾燥すれば、直ちに充填工程へ
移行することができ、従来のように、充填装置に残った
洗浄、殺菌液のため、充填工程の始めの充填液、および
充填用の容器を無駄にすることがない。

また、充填時には、充填装置により充填液を充填タンク
から吸引し、充填液が減少しても、充填量と同じ量の空
気が充填タンクへ供給されるので、充填タンク内の圧力
が安定し、これにより容器への充填液の充填量が安定す
る。

そして、従来は、充填終了後、充填装置内の残った充填
液の回収が難しく無駄にしていたが、本発明によれば、
充填装置内の弁を下に、ピストンを上端に位置させるだ
けで、簡単に残った充填液が回収でき、充填液を無駄な
く使用でき、しかも回収を無菌チャンバー外で行うこと
ができるので、無菌チャンバー内の無菌状態を保ちなが
ら行うこともできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の装置を示す概略説明図で
ある。Ａ・・・充填液供給部　　　Ｂ・・・無菌エア供給部Ｃ
・・・充填タンク　　　　Ｄ・・・充填製！Ｅ・・・無
菌チャンバー　　Ｆ・・・タンクＰ・・・ポンプ　　　
　　　１０・・・送液パイプ２２・・・ピストン　　　
　　２３・・・計量部２４・・・充填ノズル　　　　２
７・・・ノズルカップ４１・・・フィルタ一部　　１５
．２６．２８．２９・・・パイプ手続補正書（斌）平成１年１月７２日１、羽生のノ５云昭和６３躬臀Ｉ鴇２３４５１２号２、発明の名称無菌充填包装機３、補正をする者羽生との関係

Claims

【特許請求の範囲】

内部に液面センサーを備え、かつ、下方に送液パイプを
連結した充填タンク、該充填タンクの下端と配管パイプ
により連結し、上方に弁、下方にシリンダにより上下動
するピストンを有する計量部、前記弁の下方から先端が
無菌チャンバーに達する充填ノズルを備え充填装置、該
充填装置の下方に無菌チャンバー、殺菌・洗浄液タンク
、および前記充填ノズルの下方に移動可能なノズルカッ
プを備え、かつ、前記充填装置の計量部の下端と前記無
菌タンクとを連結するパイプ、前記殺菌・洗浄液タンク
と無菌チャンバーとをパイプで連結し、ノズルカップと
殺菌・洗浄液タンクとのパイプと着脱自在に連結すると
共に、前記充填タンクの上部にフィルターを備えたこと
を特徴とした無菌充填包装機。