JPH0780508B2 - 固形物を含む液体の充填装置 - Google Patents
固形物を含む液体の充填装置Info
- Publication number
- JPH0780508B2 JPH0780508B2 JP31794388A JP31794388A JPH0780508B2 JP H0780508 B2 JPH0780508 B2 JP H0780508B2 JP 31794388 A JP31794388 A JP 31794388A JP 31794388 A JP31794388 A JP 31794388A JP H0780508 B2 JPH0780508 B2 JP H0780508B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling
- piston
- way valve
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- liquid containing
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- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、果粒入りジュースやコーンスープのような固
形物を含む液体を定量供給する充填装置に関するもの
で、詳しくは、定量供給のほか、無菌状態の保持、殺菌
および洗浄を可能とした充填装置に関するものである。
形物を含む液体を定量供給する充填装置に関するもの
で、詳しくは、定量供給のほか、無菌状態の保持、殺菌
および洗浄を可能とした充填装置に関するものである。
〈従来技術〉 果粒入りジュースのように固形物を含む液体を定量充填
装置としては、例えば実公昭62−22512号公報に記載さ
れており、ピストンの動作により加圧、負圧の液圧によ
って上、下の配したバルブが開閉動作する際に生ずる供
給バルブおよび吐出バルブの開度が小さく、一定でない
のを改良し、通棒を内圧させ、吐出バルブおよび供給バ
ルブの開度を改善することにより固形物のつぶれ等を防
止することができる。
装置としては、例えば実公昭62−22512号公報に記載さ
れており、ピストンの動作により加圧、負圧の液圧によ
って上、下の配したバルブが開閉動作する際に生ずる供
給バルブおよび吐出バルブの開度が小さく、一定でない
のを改良し、通棒を内圧させ、吐出バルブおよび供給バ
ルブの開度を改善することにより固形物のつぶれ等を防
止することができる。
しかしながら、上記のように上下動するバルブの開閉に
より固定物を含む液体を充填すると、どうしてもバルブ
と本体の間に固形物を挟み込んでしまう危険があり、液
切れが悪く、定量充填には不安を残すものとなってい
た。
より固定物を含む液体を充填すると、どうしてもバルブ
と本体の間に固形物を挟み込んでしまう危険があり、液
切れが悪く、定量充填には不安を残すものとなってい
た。
また、無菌充填包装するには、予め充填装置を殺菌しな
ければならず、例えばスチームを用いて殺菌する場合、
充填装置のバルブ部分の殺菌が不充分になるおそれと、
殺菌に用いたスチームの水が残存するおそれがあり、充
填装置の内部殺菌を簡単に行うことは困難であった。
ければならず、例えばスチームを用いて殺菌する場合、
充填装置のバルブ部分の殺菌が不充分になるおそれと、
殺菌に用いたスチームの水が残存するおそれがあり、充
填装置の内部殺菌を簡単に行うことは困難であった。
〈解決しようとする課題〉 本発明の目的は、固形物を含む液体であっても、定量充
填が可能で、いかも無菌充填を行なう際の殺菌が簡単に
行なうことができる充填装置を提供することである。
填が可能で、いかも無菌充填を行なう際の殺菌が簡単に
行なうことができる充填装置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上部に貯留部、間に三方バルブを介して、下
方に往復するピストンを備えた計量部と、計量部から送
られた充填物をシリンダと該シリンダ内を往復するピス
トンを備えた充填部とからなり、前記計量部の側方には
エアフィルター、該エアフィルターの外側にドレンを設
け、また三方バルブ、計量部のピストン、および充填部
のピストンのそれぞれの摺動部にスチームバリア機構を
設けた固形物を含む液体の充填装置である。
方に往復するピストンを備えた計量部と、計量部から送
られた充填物をシリンダと該シリンダ内を往復するピス
トンを備えた充填部とからなり、前記計量部の側方には
エアフィルター、該エアフィルターの外側にドレンを設
け、また三方バルブ、計量部のピストン、および充填部
のピストンのそれぞれの摺動部にスチームバリア機構を
設けた固形物を含む液体の充填装置である。
〈作用〉 三方バルブ、計量部のピストン、および充填部のピスト
ンのそれぞれの摺動部には、スチームバリア機構が設け
られているので、それぞれの摺動部からの汚染された外
気の浸入を防止することができる。
ンのそれぞれの摺動部には、スチームバリア機構が設け
られているので、それぞれの摺動部からの汚染された外
気の浸入を防止することができる。
また、充填前にスチームを用いて殺菌する場合、まず、
貯留部と計量部とが導通した状態に三方バルブを位置さ
せ殺菌を行い、次に、三方バルブを計量部と充填部とが
導通した状態に三方バルブを位置させ殺菌を行うことに
より、三方バルブの殺菌を行う。
貯留部と計量部とが導通した状態に三方バルブを位置さ
せ殺菌を行い、次に、三方バルブを計量部と充填部とが
導通した状態に三方バルブを位置させ殺菌を行うことに
より、三方バルブの殺菌を行う。
そして、計量部の殺菌は、ピストンを下方に移動させ、
スチームを通すことにより、エアフィルターも同時に殺
菌し、トレン抜きにより排出して行う。
スチームを通すことにより、エアフィルターも同時に殺
菌し、トレン抜きにより排出して行う。
一方、充填部の殺菌は、ピストンを上方に移動させ、シ
リンダ内にスチームが行きわたるようにした後、シリン
ダ先端にノズルカップを装着し、ドレン抜きにより排出
して行う。
リンダ内にスチームが行きわたるようにした後、シリン
ダ先端にノズルカップを装着し、ドレン抜きにより排出
して行う。
また貯留部、計量部および充填部への充填物の流れを三
方バルブを用いて切り換えるので、充填物が固形物を含
む液体であっても、バルブ部分に固形物が挟まり、充填
量の変化をおこす恐れがない。
方バルブを用いて切り換えるので、充填物が固形物を含
む液体であっても、バルブ部分に固形物が挟まり、充填
量の変化をおこす恐れがない。
〈実施例〉 本発明の実施例を図面に従って説明する。
第１図は、本発明の充填装置の一実施例を示す説明図
で、上部に貯留部10、間に三方バルブ20を介して下方に
往復移動するピストン31を備えた計量部30と該計量部30
から送られた充填物を充填するシリンダ42と該シリンダ
42内を往復するピストン42を備えた充填部40とからなる
充填装置である。
で、上部に貯留部10、間に三方バルブ20を介して下方に
往復移動するピストン31を備えた計量部30と該計量部30
から送られた充填物を充填するシリンダ42と該シリンダ
42内を往復するピストン42を備えた充填部40とからなる
充填装置である。
ここで、三方バルブ20は、第２図に示すように、導通孔
21が、設けられたバルブ22と該バルブ22を覆い、貯留部
10、計量部30、充填部40にそれぞれ連通するための連通
孔（図示せず）を有し、かつ、バルブ22を回転させる回
転軸23が摺動する受け部25を有する構造としたケーシン
グ24からなっている。
21が、設けられたバルブ22と該バルブ22を覆い、貯留部
10、計量部30、充填部40にそれぞれ連通するための連通
孔（図示せず）を有し、かつ、バルブ22を回転させる回
転軸23が摺動する受け部25を有する構造としたケーシン
グ24からなっている。
そして、回転軸23の摺動部分にはスチームバリア機構28
が設けられ、また該スチームバリア機構28の両側にはＯ
リング29が設けられている。
が設けられ、また該スチームバリア機構28の両側にはＯ
リング29が設けられている。
また、計量部30は、三方バルブ20の下方に位置し、ピス
トン31の下方が摺動する構造で、この摺動部分に前記三
方バルブ20と同様スチームバリア機構38および該スチー
ムバリア機構の両側にＯリング39を有し、かつ側方には
エアフィルター32を介して外気と連通する構造となって
いる。しかも前記エアフィルター32の外側にはドレンが
設けられている。
トン31の下方が摺動する構造で、この摺動部分に前記三
方バルブ20と同様スチームバリア機構38および該スチー
ムバリア機構の両側にＯリング39を有し、かつ側方には
エアフィルター32を介して外気と連通する構造となって
いる。しかも前記エアフィルター32の外側にはドレンが
設けられている。
さらに、充填部40は、三方バルブ20と連結管47で連結さ
れ、シリンダ41の先端は、無菌チャンバー50内に位置
し、かつシリンダー41内のピストン42は、上方に摺動部
分を有し、この摺動部分にスチームバイア機構48および
該スチームバリア機構48の両側にはＯリング49を有す
る。また、シリンダ41の側方には、前記計量部30と同様
エアフィルター45を介して外気と連通した構造とした。
れ、シリンダ41の先端は、無菌チャンバー50内に位置
し、かつシリンダー41内のピストン42は、上方に摺動部
分を有し、この摺動部分にスチームバイア機構48および
該スチームバリア機構48の両側にはＯリング49を有す
る。また、シリンダ41の側方には、前記計量部30と同様
エアフィルター45を介して外気と連通した構造とした。
前記充填装置を用いて充填する際、事前に殺菌を行う場
合、まず、第３図に示すように、三方バルブ20を貯留部
10と計量部30とを連通した状態でスチームを貯留部10の
側方から吹き込み、次に第４図に示すように計量部30と
計量部40とを連通した状態として計量部40の下端からス
チームを排出する。これの操作を繰り返すことにより第
５図に示すように三方バルブ20のバルブ22およびケーシ
ング24の間の殺菌および充填経路の殺菌を行う。次に、
計量部30の殺菌は、第６図に示すように、ピストン31を
下方に移動させてスチームを計量部30の上方から導入し
てエアーフィルター32を通してその後の管から下方に排
出して、計量部30の内側およびエアーフィルター32の殺
菌を行う。
合、まず、第３図に示すように、三方バルブ20を貯留部
10と計量部30とを連通した状態でスチームを貯留部10の
側方から吹き込み、次に第４図に示すように計量部30と
計量部40とを連通した状態として計量部40の下端からス
チームを排出する。これの操作を繰り返すことにより第
５図に示すように三方バルブ20のバルブ22およびケーシ
ング24の間の殺菌および充填経路の殺菌を行う。次に、
計量部30の殺菌は、第６図に示すように、ピストン31を
下方に移動させてスチームを計量部30の上方から導入し
てエアーフィルター32を通してその後の管から下方に排
出して、計量部30の内側およびエアーフィルター32の殺
菌を行う。
さらに、充填部40は、第７図に示すようにピストン42を
上方に移動させ、かつシリンダ41の下端にノズルカップ
52を装着して成り、スチームをシリンダ41の側方から導
入し、ノズルカップ52から排出して充填部40の殺菌を行
う。
上方に移動させ、かつシリンダ41の下端にノズルカップ
52を装着して成り、スチームをシリンダ41の側方から導
入し、ノズルカップ52から排出して充填部40の殺菌を行
う。
一方、充填物が固形物を含む液体であっても、三方バル
ブを用いて計量部の充填部との切換えを行うので、三方
バルブの部分に固形物があっても摺り切ることができ、
計量部での開閉不良による充填量の変化をきたさない。
ブを用いて計量部の充填部との切換えを行うので、三方
バルブの部分に固形物があっても摺り切ることができ、
計量部での開閉不良による充填量の変化をきたさない。
また、充填終了後は、バルブ22、ピストン31およびピス
トン42を所定の位置から引き抜き、薬液により洗浄する
と共に、前記箇所を塞ぎ貯留部10から薬液により殺菌
後、前記治具を所定の箇所に装着する。
トン42を所定の位置から引き抜き、薬液により洗浄する
と共に、前記箇所を塞ぎ貯留部10から薬液により殺菌
後、前記治具を所定の箇所に装着する。
そして、残留する薬液は、前記スチームと同様ドレン抜
きにより行う。
きにより行う。
〈発明の効果〉 本発明の充填装置は、前記構成からなるので、固形物を
含む液体からなる充填物であっても、固形物が介在する
ことによる計量不良が生じることなく計量可能である。
含む液体からなる充填物であっても、固形物が介在する
ことによる計量不良が生じることなく計量可能である。
また、三方バルブ、計量部、充填部のそれぞれの摺動部
分にスチームバリア機構を設けたので、充填時にそれぞ
れの摺動部分から外気の浸入を防止することができ、よ
り完全な無菌充填が可能となった。
分にスチームバリア機構を設けたので、充填時にそれぞ
れの摺動部分から外気の浸入を防止することができ、よ
り完全な無菌充填が可能となった。
さらに、三方バルブ、計量部、充填部のバルブ、ピスト
ンは、それぞれ引き抜くことが可能なので、充填終了
後、それぞれ取り外して洗浄できるので、噛み合う部分
が溜った固形物を完全に洗浄することができる。
ンは、それぞれ引き抜くことが可能なので、充填終了
後、それぞれ取り外して洗浄できるので、噛み合う部分
が溜った固形物を完全に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は、本発明の一実施例を示すもので、第１図は、充
填装置の説明図、第２図は、第１図の三方バルブを示す
説明図、第３図および第４図は、充填経路の殺菌状態を
示す説明図、第５図は、三方バルブの殺菌状態を示す説
明図、第６図は、計量部の殺菌状態を示す説明図、第７
図は、充填部の殺菌状態を示す説明図である。 10……貯留部、20……三方バルブ 30……計量部、31、42……ピストン 32……エアフィルター、41……シリンダ 28、38、48……スチームバリア機構
填装置の説明図、第２図は、第１図の三方バルブを示す
説明図、第３図および第４図は、充填経路の殺菌状態を
示す説明図、第５図は、三方バルブの殺菌状態を示す説
明図、第６図は、計量部の殺菌状態を示す説明図、第７
図は、充填部の殺菌状態を示す説明図である。 10……貯留部、20……三方バルブ 30……計量部、31、42……ピストン 32……エアフィルター、41……シリンダ 28、38、48……スチームバリア機構
Claims (1)
- 【請求項１】上部に貯留部、間に三方バルブを介して下
方に往復するピストンを備えた計量部と、計量部から送
られた充填物を充填するシリンダと該シリンダ内を往復
するピストンを備えた充填部とからなり、前記計量部の
側方にはエアフィルター、該エアフィルターの外側にド
レンを設け、また三方バルブ、計量部のピストン、およ
び充填部のピストンのそれぞれの摺動部にスチームバリ
ア機構を設けた固形物を含む液体の充填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31794388A JPH0780508B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 固形物を含む液体の充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31794388A JPH0780508B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 固形物を含む液体の充填装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02166091A JPH02166091A (ja) | 1990-06-26 |
| JPH0780508B2 true JPH0780508B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=18093751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31794388A Expired - Fee Related JPH0780508B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 固形物を含む液体の充填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780508B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005127384A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Daiwa Can Co Ltd | スチームバリア構造 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0472101A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-06 | Toppan Printing Co Ltd | 無菌充填装置 |
| CN201647160U (zh) | 2010-02-23 | 2010-11-24 | 利乐拉瓦尔集团及财务有限公司 | 在线添加颗粒的无菌灌注系统 |
| EP3634862B1 (en) * | 2017-06-08 | 2021-03-10 | The Procter and Gamble Company | Method of filling a container using an assembly of adjustable volume |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP31794388A patent/JPH0780508B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005127384A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Daiwa Can Co Ltd | スチームバリア構造 |
| JP4480381B2 (ja) * | 2003-10-22 | 2010-06-16 | 大和製罐株式会社 | スチームバリア構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02166091A (ja) | 1990-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070830 Year of fee payment: 12 |
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