JPH028464Y2 - - Google Patents

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JPH028464Y2
JPH028464Y2 JP19000082U JP19000082U JPH028464Y2 JP H028464 Y2 JPH028464 Y2 JP H028464Y2 JP 19000082 U JP19000082 U JP 19000082U JP 19000082 U JP19000082 U JP 19000082U JP H028464 Y2 JPH028464 Y2 JP H028464Y2
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JP
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mounting plate
connector
jumper
wires
connectors
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JP19000082U
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JPS59108383U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は交換機等に使用する配線盤に関し、特
にコネクタ取付板の構造に関するものである。
(2) 技術の背景 交換機等の配線盤は一般に、多数のコネクタま
たは端子板(本明細書ではこれらを包括的に「コ
ネクタ」と定義する)を入線用および出線用に区
分してコネクタ取付板に実装し、コネクタ取付板
の裏面側で入力線及び出力線を対応するコネクタ
に着脱自在に接続すると共に、コネクタ取付板の
表面側で入線用コネクタと出線用コネクタを相互
にジヤンパー線で接続(ジヤンピング接続)する
ように構成されている。しかし、従来の配線板に
は以下のような問題がある。
(3) 従来技術と問題点 従来の配線盤においては、コネクタ取付板の構
造上、ジヤンパー線の接続または保守作業は配線
盤の前面側で、また入出力線の接続または保守作
業は配線盤の背面側で夫々行う必要がある。この
ため配線盤の設置に際してその背面側に作業スペ
ースを確保しなければならず、配線盤を壁面や交
換機の別の配線盤あるいは他の実装架(制御架や
通話路架)と背面合せに設置することができな
い。従つて配線盤を部室の中央に独立させて設置
する必要があり、フロアレイアウトが制約され、
スペースの有効利用ができない等の問題があつ
た。
(4) 考案の目的 本考案の目的は、上記のような従来の配線盤の
問題を解決すること、すなわちジヤンパー線及び
入出力線の接続及び保守作業を全て前面側で実施
できるような配線盤を提供することにある。
(5) 考案の構成 本考案は、概略的には、多数のコネクタを入線
用及び出線用に区分してコネクタ取付板に実装
し、コネクタ取付板の裏面側で入力線及び出力線
を対応するコネクタに着脱自在に接続すると共
に、コネクタ取付板の表面側で入線用コネクタと
出線用コネクタを相互にジヤンパー線で接続する
ように構成された配線盤であつて、前記コネクタ
取付板は、互いに長さの異なる左右の脚部を有す
る半体部品を、短り脚部の側どうしを突き合わせ
た線対称的な配置で全体として略M字形の横断面
形状に構成し、脚部にて取り付け部に固定し、ま
た取付板の長い脚部の側の左右両外側面は開放し
た形状となし、上記取付板の左右の斜面の外側頂
部に近い領域にそれぞれ入線用及び出線用コネク
タを区分してかつ取付板の長さ方向に沿つて取り
付け、また取付板の左右の斜面の中央谷部に近い
領域に上記ジヤンパー線の整線のためのジヤンパ
ーリングを取付板の長さ方向に沿つて取り付けた
構造としたものである。
かかる構造によれば、取付板表面側のジヤンパ
ー線接続を配線盤前面側で作業できるのは勿論の
こと、取付板裏面側の入出力線の接続も配線盤前
面側にて取付板側方から作業することが可能であ
る。また、コネクタ取付板を略M字形の横断形状
に構成し、その斜面にコネクタおよびジヤンパー
リングをスペースを有効に利用して配置するた
め、実装スペースが小さくて済み、しかも良好な
作業性を確保することができるという利点があ
る。
(6) 考案の実施例 以下、本考案の実施例につき図面を参照して詳
細に説明する。
第1図及び第2図は本考案による配線盤の平面
図及び前面図である。図中、符号1は床や天井に
固定される左右1対の支柱を示す。支柱1には上
下1対のブラケツト2が両支柱間に掛け渡して固
着され、そしてこれらのブラケツト2にコネクタ
取付板3がこれに一体形成された脚部3aで固着
されている。支柱1にはまた複数のケーブルリン
グ4が取り付けられている。
コネクタ取付板3(以下単に「取付板」とも略
記)は、第1図から明らかなように、全体として
は略M字形の横断面形状のものである。しかし、
一体の部品ではなく、左右一対の半体部品から構
成されている。つまり、互いに長さの異なる左右
の脚部3aを有する半体部品を、短い脚部の側ど
うしを突き合わせて線対称的に配置し、脚部3a
にてブラケツト2に固定し、全体としては略M字
形の横断面形状のものとしてある。なお、取付板
3の半体部品は、左右2種類を制作する必要はな
く、同一種類の部品2本を上下逆にして用いるこ
とができる。
また取付板3の長い脚部の側の左右両外側面は
開放した形状である。つまり、取付板3の脚部3
aの部分以外の部分の横断面形状は、配線盤前面
側へ向かつて斜めに拡開し、かつ両側が開放した
略V字形状である。
取付板3には、それの左右の斜面の外側頂部に
近い領域にそれぞれ複数個の入線用コネクタ5及
び出線用コネクタ6が、第2図に示す如く取付板
3の長さ方向(縦方向)に沿つて左右2列(入線
側LLNと出線側TRR)に区分されてかつ複数個
ずつブロツク化された配置で実装されている。そ
して取付板3の左右の斜面の中央谷部に近い領域
に、つまり入線用コネクタ5の列と及び出線用コ
ネクタ6の列との間に、各コネクタブロツク毎
に、ジヤンパーリング7が取り付けられている。
次に、ジヤンパー線10、入力ケーブル11、
および出力ケーブル12の接続について説明す
る。ジヤンパー線10は取付板3の前面側におい
て入線用コネクタ5と出線用コネクタ6間にジヤ
ンパーリング7で整線して配線され、各コネクタ
のピン端子にラツピングによつて接続される。
尚、複数の配線盤を連設する場合、配線盤どうし
をジヤンピング接続するジヤンパー線10′は図
示の如くコネクタブロツク間を横に通して配線可
能である。ジヤンパー線10,10′の配線およ
び接続は全て配線盤前面側で作業できる。
入力ケーブル11は支柱1のケーブルリング4
を通して取付板3の左裏側へ導入され、先端に取
り付けられたコネクタジヤツク13が入線用コネ
クタ5のプラグに接続される。一方、出力ケーブ
ル12は支柱1のケーブルリング4を通して取付
板3の右裏側へ導入され、先端のコネクタジヤツ
ク14が出線用コネクタ6のプラグに接続され
る。これら両ケーブルの接続は、取付板3が前面
側へ拡開し且つ両側が開放しているので配線盤前
面側から作業することが可能である。尚、ケーブ
ル13,14の接続作業は、取付板3の左右の端
面3bに表示されたコネクタ番号(図示せず)を
確認しながら行うことができる。
(7) 考案の効果 以上のように本考案の配線盤はジヤンパー線及
び入出力線の配線や接続、保守等の作業を全て前
面側にて実施できる。従つて配線盤を壁面や他の
実装架と背面合せ設置が可能でなり、フロアレイ
アウトの自由度が増大し、スペースの有効利用が
図れる。
特に交換機の場合、配線盤を独立させることな
く、他の制御架や通話路架などと一緒にまとめて
設置することが可能となる。この結果、架間ケー
ブル長が短縮され、信号伝達速度もわずかながら
向上する。また、外観も良くなる。
また、コネクタ取付板を略M字形の横断面形状
に構成し、その左右の斜面の外側頂部に近い領域
に入線用コネクタ及び出線用コネクタを取り付
け、また斜面の中央谷部に近い領域にジヤンパー
リングを取り付けるので、取付板の表側および裏
側のスペースを有効に利用して小さな実装スペー
スでコネクタおよびジヤンパーリングを実装する
ことができ、かもコネクタの着脱作業を取付板の
側方より斜め後方から行うことができるので奥行
寸法の小さなスペースで良好な作業性を確保で
き、配線盤全体をコンパクトに構成することが可
能である。
更に、コネクタ取付板は、それぞれの半体部品
が両側の脚部にて固定されることにより、取付板
全体としてはその両側と中央部の3点で固定され
る構造であり、取り付けが堅固で安定したコネク
タ着脱作業が可能であるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による配線盤の一実
施例の平面図および前面図である。 1…支柱、2…ブラケツト、3…コネクタ取付
板、3a…コネクタ取付板の脚部、3b…コネク
タ取付板の端面、4…ケーブルリング、5…入線
用コネクタ、6…出線用コネクタ、7…ジヤンパ
ーリング、10…ジヤンパー線、11…入力ケー
ブル、12…出力ケーブル、13,14…コネク
タプラグ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数のコネクタを入線用及び出線用に区分して
    コネクタ取付板に実装し、コネクタ取付板の裏面
    側で入力線及び出力線を対応するコネクタに着脱
    自在に接続すると共に、コネクタ取付板の表面側
    で入線用コネクタと出線用コネクタを相互にジヤ
    ンパー線で接続するように構成された配線盤であ
    つて、 前記コネクタ取付板3は、互いに長さの異なる
    左右の脚部3aを有する半体部品を、短い脚部の
    側どうしを突き合わせた線対称的な配置で全体と
    して略M字形の横断面形状に構成し、脚部3aに
    て取り付け部に固定し、また取付板3の長い脚部
    の側の左右両外側面は開放した形状となし、 上記取付板3の左右の斜面の外側頂部に近い領
    域にそれぞれ入線用及び出線用コネクタ5,6を
    区分してかつ取付板3の長さ方向に沿つて取り付
    け、また取付板3の左右の斜面の中央谷部に近い
    領域に上記ジヤンパー線10の整線のためのジヤ
    ンパーリング7を取付板3の長さ方向に沿つて取
    り付けたことを特徴とする配線盤。
JP19000082U 1982-12-17 1982-12-17 配線盤 Granted JPS59108383U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19000082U JPS59108383U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 配線盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19000082U JPS59108383U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 配線盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59108383U JPS59108383U (ja) 1984-07-21
JPH028464Y2 true JPH028464Y2 (ja) 1990-02-28

Family

ID=30409494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19000082U Granted JPS59108383U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 配線盤

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JP (1) JPS59108383U (ja)

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JPS59108383U (ja) 1984-07-21

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