JPH0284568A - 吸い上げ防止組成物とそれによって処理した織布 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は布に適用するに適した吸い上げ防止組成物に
関する。更に特定すれば、それは保護被服の製造に用い
られる布の処理に適した吸い上げ防止組成物を目的とし
たものである。

保護被服は危険薬品を取り扱ったり、徹底的に掃除する
のに必要である。そのような保護被服に普通用いられる
材料の他のタイプは、布基体の両側に貼られたポリ四弗
化エチレン（ＰＴＦＥ）フィルムのような薬品遮断服で
ある。薬品を取り扱ったり、床にこぼれた薬品を掃除す
る場合、人は鋭い縁または突き出た角を持った種々の道
具や物品に出会うが、保護被服は服の擦り切れ、引き裂
き、そして可成り荒っぽい使用に耐えることができなけ
ればならない。残念ながら多くの耐薬品衣はそのような
条件下では穴が明いたり切り裂かれることがある。更に
は、多くの薬品遮断服は元来柔軟性が無く、製作中また
は着用中に裂ける場合がある。

もしも外側の薬品遮断フィルムに穴があくと、そのよう
な複合材料の布基体が内側の遮断フィルムの穴あきを防
ぎ、それによって遮断服の構造的一体性を保存し、全体
としての保護被服を保護する。薬品は全体としての材料
を通り抜けることはないだろうが、もしも外側の薬品遮
断フィルムが裂けたり穴があいた時は薬品が布基体に浸
透し、多くの薬品は布基体を吸い上げられ、浸透点から
離れた部分まで汚す傾向がある。衣服を修繕する時は複
合材料の大きな面積まで取り替えなければならず、その
為に修繕費用が高くなり、衣服の構造一体性を必要以上
に妥協しなければならない。

布を通っての液体の吸い上げを防止する組成物は今の所
知られており、それらは種々の化合物に基づいている。

しかしながら、多くの慣用の吸い上げ防止剤は、その作
用において万能ではない。

例えば、ンリコンをベースとした吸い上げ防止剤は水溶
液の吸い上げは防止するが有機溶媒の吸い上げを防止し
ない。他の吸い上げ防止剤は多量に使用しなければ効果
が無く、その為布が受容できない位ごわごわになってし
まうと言った別の欠点がある。

従って、本発明は布にもっと万能な吸い上げ防止性を付
与し、しかも布の柔軟性を大きく損なわないような新規
の吸い上げ防止組成物を目標としている。

本発明は更に、布にもっと万能な吸い上げ防止性を付与
し、それによって布の柔軟性を大きく低下させないよう
な布の処理方法を目的としている。

本発明は又、もっと吸い上げ防止性の優れた柔軟な布を
目的とする。

従って本発明は、弗素化エチレン／プロピレン共重合体
、フルオロ脂肪族エステル重合体、キャリアー及び分散
剤からなる新規な吸い上げ防止組成物を提供するもので
ある。

更に本発明は、新規な吸い上げ防止組成物を布に適用す
ることからなる布への吸い上げ防止性を付与する方法を
提供する。

従って本発明は、新規な吸い上げ防止組成物で処理した
吸い上げ防止性布からなる吸い上げ防止性を有する布を
提供する。

本発明は、弗素化エチレン／プロピレン共重合体とフル
オロ脂肪族エステル重合体を布の柔軟性を大きく低下さ
せずに、−緒に布にうまく適用でき、慣用の吸い上げ防
止剤によって付与されたものに比べてより万能な吸い上
げ防止性を付与することができると言う予想外の観察に
基づいている。

キャリアーと分散剤、そして好ましくは湿潤／含浸剤が
、フルオロカーボン化合物とフルオロカーボン重合体の
布への適用を容易にする為に提供される。

弗素化エチレン／プロピレン共ｆｔ合体０”　Ｅ　Ｐ　
）には公知の任意のもの及び慣用のテトラフルオロエチ
レンとへキサフルオロプロピレンの共重合体が含まれる
。ＦＥＰ成分、並びにフルオロ脂肪族エステル重合体（
ＰＦＥ）が組成物の主要な成分であり共に乾燥後の布に
残留するが、他の成分は布に適用中に大部分揮発する。

処理された布の構造については完全には分かっていない
が、現在のところＦＥＰとＰＦＥが実質的に浸透して布
繊維を被覆し、それによって織布に吸い上げ防止性を付
与するものと信じられる。処理された布は広い範囲の各
種薬品に対して抵抗性があり、その為に布が薬品によっ
て汚染されるにも拘わらず長期間に互って布の吸い上げ
防止性が維持される。

一般に、ＦＥＰは吸い上げ防止組成物の２．０〜８．０
重量％、好ましくは３．５〜６．５重量％を占める。そ
れ以上になるとＦＥＰは布の表面を被覆または布全体に
互ってフィルムを形成する傾向があり、それによって布
の柔軟性を減少せしめる。逆にＦＥＰの量が余りに少な
いと不十分な吸い上げ防止性しか付与できない。以下に
詳細に述べる如く、ＦＥＰの量はまた吸い上げ防止組成
物によって包含されるＰＦＥの量と対等なものでなけれ
ばならない。

ＦＥＰ成分に関して上に述べたように、ＰＦＥ成分はＦ
ＥＰと協同してより万能な吸い上げ防止性を付与する。

ＰＦＥは希望する吸い上げ防止性を付与するに十分な量
で用いなければならないがしかし布を不必要にごわごわ
させたり、またはその気孔を埋めたり閉鎖する量であっ
てはならない。

従ってＰＦＥは組成物の１．０〜６６０重量％、好まし
くは３．５〜５．０重量％含めることができる。

更に、ＦＥＰとＰＦＥは好ましくは両者の合計で組成物
の３．０〜１３．０重量％、好ましくは４．０〜８．０
重量％の割合で用いるべきである。

キャリアーはＦＥＰとＰＦＥが布中に再現性のある仕方
で運ばれることができるような十分な量の中で選択され
包含さるべきである。そのようなキャリアーは、そうし
た目的に有用なのが良く知られている種々の有機と無機
の液体から選ぶことができるだろうが、しかし安全、環
境と経済の理由から、水および特に蒸留水または脱イオ
ン水が最適なキャリアーである。

分散剤は安定で均一な分散を与えるに十分な量で、それ
によってＦＥＰとＰＦＥの布への適用を均一、完全そし
て再現性あるものとするように選択され包含されるべき
である。従って、適当な分散剤はポリ（アクリル）酸と
その誘導体、例えばポリアクリル酸ナトリウムとポリア
クリル酸アンモニウム、セルロースとその誘導体、例え
ばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース及びそれらの混合物から構成
される群から選ばれるアニオン性とノニオン性の慣用な
各種の分散剤から選ぶことができる。

そのような分散剤はペエンシルベニア州フィラデルフィ
アのローム＆ハース社からアクリゾールＧＳと言う登録
商標名で市販されているポリアクリル酸ナトリウム、コ
不チカット州ダンバリのユニオンカーバイド社から七ロ
ザイツと言う登録商標名で市販されているヒドロキンエ
チルセルロースがある。

用いられる分散剤の最適量は、分散剤と他の成分の選択
によって若干変動する。安定で均一な分散を保証するに
十分な量が用いられるべきであるが、それ以上になると
何等の有用な目的は達成されず、価格が不必要に高くな
る。従って、典型的には分散剤の量は組成物の０．５〜
１．５重量％、好ましくは０．７５〜１．２５重量％で
ある。

本発明の吸い上げ防止組成物は、好ましくは組成物の調
製を容易にし、組成物が布を通り抜けるのではなく布の
中に十分に保留され、それと接触し、それに含浸するの
を許すような湿潤／含浸剤を含む。それによって新規な
吸い上げ防止組成物の布に対する均一で完全、そして再
現性のある適用を確実なものとするのに役立つ。そのよ
うな湿潤／含浸剤は慣用のアニオン性またはノニオン性
の湿潤剤から選ぶことができるが、ノニオン性の湿潤剤
、例えばイソプロピルアルコールのような水溶性のアル
コールが若干好ましい。含浸性と湿潤性の双方を持つ化
合物が好ましく選ばれるが、含浸活性または湿潤活性の
いずれかだけを有する化合物も他のそのような化合物と
組み合わせて使用できる。

もしも必要ならば、典型的には湿潤／含浸剤の量は吸い
上げ防止組成物の０．１〜１．５重量％、好ましくは０
．５〜１．２５重量％である。大部分の分散剤も分散剤
、組成物の他の成分、および処理されるべき布の選択に
依存して湿潤／含浸に貢献するが、そのような重恩下で
は組成物を調製することも適用中ｔこ布を含浸させるこ
とも一層困難になるかも知れない。必ずしも有害と言う
訳ではないが、指定したのより多い量は何等それ以上の
利点を与えるものではなく、単に組成物の価格を増加す
るだけである。

好ましくは、吸い上げ防止組成物はＦＥＰとＰＦＥの分
散液から調製される。適当な分散液は、例えばプラウエ
アー州つイルミントンのデュポン社からテフロンと言う
登録商標名で市販されているフルオロカーボンポリマー
分散液；大阪土泥Ｊのダイキン工業（株）からネオフロ
ンと言う商標名で市販されているフルオロカーボンポリ
マー分散液；ミネソタ州セントポールの３Ｍ社から市販
されているＰＦＥ分散液である。次ぎは市販の二つの分
散液を他の成分と混合することである。代表的な市販の
分散液は好ましい以上にもつと高濃度、例えば固形分と
して３０〜６０重量％であるから、混合前もしくは混合
後に希釈すべきである。

市販の分散液は必ず分散剤を含むと言っても、通常はア
ニオンとノニオンの分散剤の混合物であるから必ずしも
追加の分散剤を加える必要は無いことに注意すべきであ
る。同じく上述したよう１こ、分散剤は十分な湿潤／含
浸を与えるので、その目的の為に更に追加の薬剤を添加
する必要はな゛いだるう。しかし、もしも追加の分散剤
および／または湿潤剤を希望するならば、他の成分を配
合する前にキャリアー中で若干希釈する・のが好ましい
。

新規な吸い上げ防止組成物は、一般にどのようなニット
製品、織布または不織布にも適用できる。

布に適用される吸い上げ防止組成物の量は選ばれる特定
の布の種類、または希望する吸い上げ防止性の程度、ま
たは柔軟性の程度に従って変動することがあるが、典型
的な吸い上げ防止組成物の適用量は、含浸量として５０
．８６〜１６９．６ｇ／ｍ２（１，５〜５．０オンス／
平方ヤード）、好ましくは６７．８〜１３５．６　ｇ／
ｍ’（２，０〜４、θオンス／平方ヤード）である。そ
れらは慣用の吸い上げ防止剤を適用する公知の方法によ
って布に適用することができる。例えば、布を含浸し、
過剰の薬剤を絞り出し、飽和した布を乾燥する。乾燥は
典型的には高められた温度で、例えば２７４°Ｃ〜２８
８℃（５２５〜５５０６Ｆ）で行なわれるが、好ましく
は圧力の適用、たとえば処理した布のカレンダー処理が
同時に行なわれる。

新規な吸い上げ防止組成物のより万能な吸い上げ防止性
の為に、薬品を処理したり掃除するのに使われる保護被
服の複合材料に用いられる布にも適用されるのが好まし
い。従って、そのような有材料は金属、ポリアミド、芳
香族アラミド、炭素、ガラス、グラファイト、セラミッ
ク、チタン酸カリウム及びそれらの混合物を含む各種の
天然と合成の繊維からなる。ポリアラミドとポリアミド
の布が特４こ好ましく用いられる。そのような布とそれ
らを組み入れた好ましい複合構造物が、１９８７年１２
月９日付けで出願されたＪ、Ｇ、アゾイルツタの米国特
許出願第１３０，７４２号゛耐薬品性複合構造物とそれ
によって作られた衣服”の中に非常に詳細に記述されて
いる。

上に引用した出願の好ましい複合構造物は一般に、布基
体とその両面に熱接着した被覆された万能耐薬品フィル
ムからなっていて、被覆されたフィルムは内側の両面ま
たはその内面のみに熱可塑性の弗素重合体を有するＰＴ
ＦＥフィルムからなっている。

布基体、は一般に、被服として用ル）る、の４＝適し、
接着の為ノこ適度な平滑接触面を与えるいかなるニット
製品、織布、不織布材料でも良い。そのような有材料は
また寸法安定性が良に１さもなければ布基体に被覆フィ
ルムを熱溶融接着する時の温度に耐えられるようなもの
でなければならない。そのような温度は被覆フィルムと
して選ばれる熱可塑性弗素重合体によって変化するであ
ろうが、しかし一般には約２８８℃（５５０°Ｆ）より
も高いであろう。従って、そのような有材料は金属、ポ
リアミド、芳香族アラミド、炭素、ガラス、グラファイ
ト、セラミック、チタン酸カリウム及びそれらの混合物
を含む種々の天然と合成の繊維から構成される。一般に
布基体は０．０２５〜０．５０８ｃｍ（０，０１０〜０
．２００インチ）、好ましくは０．１２７−０．１５２
ｃｍ＋（０，０５０〜０．０６０インチ）の厚さと、６
７．８−３３９．１ｇ／ｍ”（２，０〜１０．０オンス
／平方ヤード）、好ましくは１０１．７〜１３５．６　
ｇ／Ｉ１１”（約３．０〜約４．０オンス／平方ヤード
）の重量を持つであろう。適当な有基体材料は当該技術
に公知の方法によって製造されるかも知れないが、多く
の製造者から市販されている物を利用することもできる
。

織布の方が不織布材料と比較して比較的高い強度と柔軟
性の故に好ましく用いられる。この理由からポリアラミ
ドとポリアミドの織布とそれらの混紡品が特に好ましい
。それらの織布は強靭で耐久性があり、特に同じ重量と
編み目基準において引き裂きと穴明きに対して極めて抵
抗性があるものである。従って、外側の被覆フィルム層
が薬品で浸透した時でもポリアラミドまたはポリアミド
の織布基体が内側の被覆フィルムの破れまたは引き裂き
を防止する更に大きな力があり、その為に薬品遮断服の
漏れ防止性と不浸透性を保存する。

ポリアラミドとポリアミドの織布はまた、薬品の事故で
出会うかも知れない火災によって発生する熱に対しても
一定度の断熱性を付与する。更にはこれらが耐焔性であ
り、それ自身薬品に対しである程度不活性である。もっ
と安価なスパンレースのノーメックス／ケブラー（いず
れも登録商標名）ボアラミドーブレンドの織布が適当な
強度と柔軟性を与えると共により良い結合面積を与える
ので、そのような織布が特に好ましい。それらの織布は
また断熱の役目もする高い空隙率を持っているから好ま
しい。

被覆された万能の耐薬品性フィルムは、両側またはその
内側のみに熱可塑性の弗素ポリマーの被覆を持つＰＴＦ
Ｅフィルムからなるものとすることができる。あるいは
、その代わりに複合構造物を別個の、予備成形されｆ：
　Ｐ　Ｔ　Ｆ　Ｅ　７　イルムと熱可塑性重合体フィル
ムからなるものとしても良い。

ＰＴＦＥフィルムはＰＴＦＥを主体としたものから構成
しても良い。実質的に他の追加要素を含まないＰＴＦＥ
フィルムが特に好ましい。

使用される熱可塑性のフルオロポリマーの被覆ま塗被さ
れたフィルムを布基体に結合し、そして継ぎ目面積にお
いて遮断服の一体性を保つのに役立つ。熱可塑性のフル
オロポリマーの内部被覆は布基体に直接熱溶融結合させ
て、それによって接着剤を使用せずにＰＴＦＥフィルム
をしっかりと布に結合させても良い。熱可塑性のフルオ
ロポリマーの外側被覆は縫い込まれた継ぎ目にある継ぎ
巨大を更に効果的にふさぐ。

複合構造物は好ましくは布基体の両側に予備成形された
被覆フィルムを熱溶融結合させて形成される。布基体は
予め吸い上げ防止組成物で前処理して置くのが好ましい
。

複合構造物は保護被覆の製品を製作するために用いるこ
とができる。複合構造体は高められた強度と柔軟性を持
っているから、特に被覆されたフィルムが外側被覆から
なるような時に種々の継ぎ目によって接合することがで
きる。もつと高い強度が重要ならば縫い合わせた継ぎ目
の方が好ましい。

本発明を次の実施例を参照することによって更に詳しく
説明する。発明の範囲を限定する積もりは無く、むしろ
当業者によって発明の実施を容易にする為にのみ提示さ
れる。

実施例Ｉ 撥水撥油性−吸い上げ性は、挑戦流体の一滴を試験サン
プルの上に載せ、もしも−滴の直径が元のままであれは
、その直径を一定時間ごとに測定する標準工業試験によ
って測定した。デュ　ポン社から市販されているスパン
レースのノーメックス／ケプラーポリアラミド−ブレン
ド織布、製品Ｎｏ、Ｅ−８９の無処理のものと二種類の
吸い上げ防止組成物で処理したものを上記の手順に従っ
て評価した。最初の吸い上げ防止組成物はデュポン社か
ら市販されているテフロンＦＥＰ−１２０分散液であり
、アニオン性とノニオン性の分散剤／湿潤剤混合物を約
５〜７重量％含有する。それをＦＥＰ含量が約５重量％
になるまで脱イオン水で希釈した。二番目の吸い上げ防
止組成物は３Ｍ社の製品ＦＣ−８２４ＰＦＥ分散液とＦ
ＥＰ−１２０分散液の混合希釈液からなる。もっと詳細
には、５重量％のＰＦＥ、５重量％のＦＥＰ、１重量％
のイソプロピルアルコールと残りは脱イオン水からなる
。

そのような評価の結果を下の表Ｉに示す。

表Ｉ 他の修正法と具体例は当該技術に知識のある人々にとっ
ては自ずから明らかであろう。

無処理の織布　　　　水　　　　５．０　　　　６．０
　　　　７．０無処理の織布　　　ケロシン　　湿潤　
　　　湿潤　　　　湿潤無処理の織布　　　アルコール
　湿潤　　　　湿潤　　　　湿潤組成物Ｎｏ、ｌで処理 した織布　　　　　　　水　　　　５．０　　　　　５
．０　　　　　５．０組成物Ｎｏ、ｌで処理 した織布　　　　　ケロシン　　４．５　　　　　５．
８　　　　　５．０組成物Ｎｏ、ｌで処理 した織布　　　　　アルコール　３．０　　　　　湿潤
　　　　湿潤組成物Ｎｏ、２で処理 した織布　　　　　　　水　　　　５．０　　　　　５
．０　　　　　６．０組成物Ｎｏ、２で処理 した織布　　　　　ケロシン　　イ６０　　　　　仁０
　　　　４．Ｑ組成物Ｎｏ、２で処理 した織布　　　　　　アルコール　２．５　　　　　３
．０　　　　　１０これらの結果は、新規な吸い上げ防
止組成物で処理した布を無処理及び他の組成物で処理し
た布と比較すると、もっと万能な吸い上げ防止性を発揮
することを示している。

上述したように、この発明は主としてその特定の具体例
について開示され、議論されてきたが、しかし発明はこ
れらに限定されるつもりは無い。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、弗素化エチレン／プロピレン共重合体、フルオロ脂
   肪族エステル重合体、キャリア、および分散剤からなる
   吸い上げ防止組成物。 ２、該組成物が湿潤／含浸剤を含む請求項１記載の吸い
   上げ防止組成物。 ３、該組成物が２．０〜８．０重量％の弗素化エチレン
   ／プロピレン共重合体、１．０〜６．０重量％のフルオ
   ロ脂肪族エステル重合体、および０．５〜１．５重量％
   の分散剤からなる請求項１記載の吸い上げ防止組成物。 ４、該組成物が２．０〜８．０重量％の弗素化エチレン
   ／プロピレン共重合体、１．０〜６．０重量％のフルオ
   ロ脂肪族エステル重合体、０．５〜１．５重量％の分散
   剤、および０．１〜１．５重量％の湿潤／含浸剤からな
   る請求項２記載の吸い上げ防止組成物。 ５、該組成物が３．５〜６．５重量％の弗素化エチレン
   ／プロピレン共重合体、３．５〜５．０重量％のフルオ
   ロ脂肪族エステル重合体および ０．７５〜１．２５重量％の分散剤からなる請求項１記
   載の吸い上げ防止組成物。 ６、該組成物が３．５〜６．５重量％の弗素化エチレン
   ／プロピレン共重合体、３．５〜５．０重量％のフルオ
   ロ脂肪族エステル重合体、０．７５〜１．２５重量％の
   分散剤、および０．５〜１．２５重量％の湿潤／含浸剤
   からなる請求項２記載の吸い上げ防止組成物。 ７、請求項１及至６のいずれかに記載の吸い上げ防止組
   成物を布に適用することからなる布に吸い上げ防止性を
   付与する方法。 ８、吸い上げ防止布が請求項１及至６のいずれかに記載
   の吸い上げ防止組成物で処理した布からなる吸い上げ防
   止性を持った布。 ９、該布がポリアラミド布、ポリイミド布、およびそれ
   らの混紡布からなる群から選ばれる布である請求項８記
   載の吸い上げ防止布。