JPH0284261A - アルミニウム製熱交換器に於ける異形チューブのろう付け方法 - Google Patents
アルミニウム製熱交換器に於ける異形チューブのろう付け方法Info
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- JPH0284261A JPH0284261A JP31250088A JP31250088A JPH0284261A JP H0284261 A JPH0284261 A JP H0284261A JP 31250088 A JP31250088 A JP 31250088A JP 31250088 A JP31250088 A JP 31250088A JP H0284261 A JPH0284261 A JP H0284261A
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- heat exchanger
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- shape tube
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 48
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、空気調和装置、オイルクーラ等の車両用熱交
換器として用いるのに好適なアルミニウム製熱交換器に
於ける異形チューブのろう付け方法に関するものである
。
換器として用いるのに好適なアルミニウム製熱交換器に
於ける異形チューブのろう付け方法に関するものである
。
自動車等の車両用熱交換器は、フィンとチューブとがろ
う付けされている。この種の熱交換器をアルミニウム製
のものとして製作する場合には、フィンとチューブとを
ろう付けする際、アルミニウム芯材にろう材をクラッド
して接着することが一般に行なわれている。
う付けされている。この種の熱交換器をアルミニウム製
のものとして製作する場合には、フィンとチューブとを
ろう付けする際、アルミニウム芯材にろう材をクラッド
して接着することが一般に行なわれている。
ところが、異形のアルミニウム製チューブを使用した熱
交換器では、チューブにろう材をクラッドするのは困難
であるため、第4図に示される如く、フィンlOの表面
にろう材12をクラ・ソドしてフィン10とチューブ1
4とをろう付けすることが行なわれている(例えば、特
開昭58−173079号参照)。
交換器では、チューブにろう材をクラッドするのは困難
であるため、第4図に示される如く、フィンlOの表面
にろう材12をクラ・ソドしてフィン10とチューブ1
4とをろう付けすることが行なわれている(例えば、特
開昭58−173079号参照)。
〔発明が解決しようとする課題]
然し乍ら、フィン10にクラシトされたろう材12があ
るため、フィン10より電位的に碑なチューブ14が犠
牲陽極となり、熱交換器使用時にチューブ14が腐食す
る虞があった。
るため、フィン10より電位的に碑なチューブ14が犠
牲陽極となり、熱交換器使用時にチューブ14が腐食す
る虞があった。
このため、異形のアルミニウム製チューブを使用した熱
交換器では、チューブ14の表面に塗装したり、或いは
チューブ14の板厚を厚くしたりしてチューブ14の耐
蝕性の向上を図ることが行なわれいたが、手間暇を要し
、好ましいものではなかった。
交換器では、チューブ14の表面に塗装したり、或いは
チューブ14の板厚を厚くしたりしてチューブ14の耐
蝕性の向上を図ることが行なわれいたが、手間暇を要し
、好ましいものではなかった。
又、異形のアルミニウム製チューブをろう材が溶かしで
ある槽内に浸漬してろう材を付着することも行なわれて
いるが、この浸漬法では、表面は勿論のこと、内部の通
路にもろう材が付着されることになり、好ましいもので
はなかった。
ある槽内に浸漬してろう材を付着することも行なわれて
いるが、この浸漬法では、表面は勿論のこと、内部の通
路にもろう材が付着されることになり、好ましいもので
はなかった。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、異形のアルミニウム製チューブの
表面に簡単で且つ確実にろう材を付着することができる
アルミニウム製熱交換器に於ける異形チューブのろう付
け方法を提供することにある。
もので、その目的は、異形のアルミニウム製チューブの
表面に簡単で且つ確実にろう材を付着することができる
アルミニウム製熱交換器に於ける異形チューブのろう付
け方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段]
本発明に係るアルミニウム製熱交換器に於ける異形チュ
ーブのろう付け方法は、犠牲陽極となるアルミニウム製
フィンと組み付けられてアルミニウム製熱交換器を形成
する異形のアルミニウム製チューブの表面に、溶射ガン
によってろう材を付着するものである。
ーブのろう付け方法は、犠牲陽極となるアルミニウム製
フィンと組み付けられてアルミニウム製熱交換器を形成
する異形のアルミニウム製チューブの表面に、溶射ガン
によってろう材を付着するものである。
〔作 用]
本発明に於ては、異形のアルミニウム製チューブの表面
全域に亘って溶射ガンによってろう材を万遍なく均一に
付着させることができる。
全域に亘って溶射ガンによってろう材を万遍なく均一に
付着させることができる。
〔実施例]
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はコンデンサに用いるための異形のアルミニウム
製チューブにろう材を付着する例を示すものである。
製チューブにろう材を付着する例を示すものである。
この異形のアルミニウム製チューブ1は、アルミニウム
材料(例えば、A 3003)を押出成形又は引抜成形
することによって複数の通路2を備えた偏平形状と成っ
ている。
材料(例えば、A 3003)を押出成形又は引抜成形
することによって複数の通路2を備えた偏平形状と成っ
ている。
そして、この異形のアルミニウム製チューブ1は、例え
ば4つの溶射ガン5が配置されたろう付け装置を通過す
ることによって、その表面にろう材(例えば、A 43
43) 4が、通常のクラツド材と同等の厚み30〜5
0μmで付着される。
ば4つの溶射ガン5が配置されたろう付け装置を通過す
ることによって、その表面にろう材(例えば、A 43
43) 4が、通常のクラツド材と同等の厚み30〜5
0μmで付着される。
その後、目的とするコンデンサに応じて所定の間隔で曲
げ加工されて蛇行とされる。
げ加工されて蛇行とされる。
以上の如く、本実施例によれば、異形のアルミニウム製
チューブ1を溶射ガン5が設置されているゾーンを通過
することによって、或いは、溶射ガンが異形のアルミニ
ウム製チューブ1に沿って移動することによって、その
表面3にろう材4を付着することができるため、異形の
アルミニウム製チューブ1の表面3に対して全域に亘っ
て万遍なく略均−の厚さでろう材4を付着させることが
できる。而も、従来の浸漬方法の如く、内部の通路2に
ろう材が付着される虞がないので、簡単な装置及び簡便
な操作によって製造することが可能となる。
チューブ1を溶射ガン5が設置されているゾーンを通過
することによって、或いは、溶射ガンが異形のアルミニ
ウム製チューブ1に沿って移動することによって、その
表面3にろう材4を付着することができるため、異形の
アルミニウム製チューブ1の表面3に対して全域に亘っ
て万遍なく略均−の厚さでろう材4を付着させることが
できる。而も、従来の浸漬方法の如く、内部の通路2に
ろう材が付着される虞がないので、簡単な装置及び簡便
な操作によって製造することが可能となる。
尚、異形のアルミニウム製チューブ1に対するろう付け
は、押出成形又は引抜成形された時、或いは所定寸法に
切断された時の何れでも良い。
は、押出成形又は引抜成形された時、或いは所定寸法に
切断された時の何れでも良い。
次に、第2図及び第3図に基づいて本発明に係る異形の
アルミニウム製チューブlを用いてコンデンサ(熱交換
器)Rを製造した例を説明する。
アルミニウム製チューブlを用いてコンデンサ(熱交換
器)Rを製造した例を説明する。
蛇行させた異形のアルミニウム製チューブ1の各垂直壁
6の間にアルミニウム製薄板を波型に成形したコルゲー
トフィン7を挿着すると共に、異形のアルミニウム製チ
ューブ1の両端に導入管8と導出管9とを取り付ける。
6の間にアルミニウム製薄板を波型に成形したコルゲー
トフィン7を挿着すると共に、異形のアルミニウム製チ
ューブ1の両端に導入管8と導出管9とを取り付ける。
その後、通常のコンデンサRのろう付けと同様に、炉内
でろう材3が溶融する温度で以ってろう付けする。
でろう材3が溶融する温度で以ってろう付けする。
斯くして得られたコンデンサRは、ろう付け時にあって
は異形のアルミニウム製チューブ1に付着したろう材3
がろう付けに十分に供され、又、使用に際してはフィン
7が犠牲陽極として機能し、従来のコンデンサのように
異形のアルミニウム製チューブ1が腐食することはない
。このため、異形のアルミニウム製チューブ1の表面に
塗装したリ、異形のアルミニウム製チューブ1の板厚を
厚くすることなく、異形のアルミニウム製チューブlの
耐蝕性の向上を図ることができる。
は異形のアルミニウム製チューブ1に付着したろう材3
がろう付けに十分に供され、又、使用に際してはフィン
7が犠牲陽極として機能し、従来のコンデンサのように
異形のアルミニウム製チューブ1が腐食することはない
。このため、異形のアルミニウム製チューブ1の表面に
塗装したリ、異形のアルミニウム製チューブ1の板厚を
厚くすることなく、異形のアルミニウム製チューブlの
耐蝕性の向上を図ることができる。
〔発明の効果]
以上の如く、本発明は、犠牲陽極となるアルミニウム製
フィンと組み付けられてアルミニウム製熱交換器を形成
する異形のアルミニウム製チューブの表面に、溶射ガン
によってろう材を付着するものであるから、異形のアル
ミニウム製チューブの表面にのみろう材を均一に付着さ
せることが簡単にできる。
フィンと組み付けられてアルミニウム製熱交換器を形成
する異形のアルミニウム製チューブの表面に、溶射ガン
によってろう材を付着するものであるから、異形のアル
ミニウム製チューブの表面にのみろう材を均一に付着さ
せることが簡単にできる。
第4図は従来の熱交換器の要部拡大図である。
1・・を異形のアルミニウム製チューブ2・・・通路
3・・・表面
4・・・ろう材
5・・・溶射ガン
7・・ ・フィン。
第1図は本発明の一実施例に係るアルミニウム製熱交換
器に於ける異形チューブのろう付け方法を示す説明図で
ある。 第2図は本発明の一実施例に係る異形チューブをコンデ
ンサに適用した例を示す斜視図である。 第3図は第2図の要部拡大断面図である。
器に於ける異形チューブのろう付け方法を示す説明図で
ある。 第2図は本発明の一実施例に係る異形チューブをコンデ
ンサに適用した例を示す斜視図である。 第3図は第2図の要部拡大断面図である。
Claims (1)
- (1) 犠牲陽極となるアルミニウム製フィンと組み付
けられてアルミニウム製熱交換器を形成する異形のアル
ミニウム製チューブの表面に、溶射ガンによってろう材
を付着することを特徴とするアルミニウム製熱交換器に
於ける異形チューブのろう付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31250088A JPH0284261A (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | アルミニウム製熱交換器に於ける異形チューブのろう付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31250088A JPH0284261A (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | アルミニウム製熱交換器に於ける異形チューブのろう付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0284261A true JPH0284261A (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=18029963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31250088A Pending JPH0284261A (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | アルミニウム製熱交換器に於ける異形チューブのろう付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0284261A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6186222B1 (en) | 1997-07-16 | 2001-02-13 | The Furukawa Electric Co., Ltd | Aluminum alloy tube and heat exchanger, and method of metal-spraying a filler alloy |
JP2003086149A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 二次電池の電槽 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP31250088A patent/JPH0284261A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6186222B1 (en) | 1997-07-16 | 2001-02-13 | The Furukawa Electric Co., Ltd | Aluminum alloy tube and heat exchanger, and method of metal-spraying a filler alloy |
JP2003086149A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 二次電池の電槽 |
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