JPH0284190A - 5‐c‐ヒドロキシメチルアルドヘキソース基質化合物の製造方法 - Google Patents

5‐c‐ヒドロキシメチルアルドヘキソース基質化合物の製造方法

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JPH0284190A
JPH0284190A JP1113999A JP11399989A JPH0284190A JP H0284190 A JPH0284190 A JP H0284190A JP 1113999 A JP1113999 A JP 1113999A JP 11399989 A JP11399989 A JP 11399989A JP H0284190 A JPH0284190 A JP H0284190A
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Adam W Mazur
アダム、ウイースロウ、マズアー
Ii George D Hiler
ジョージ、ダグラス、ヒラー、ザ、セカンド
Gordon K Stipp
ゴードン、キース、スティップ
Bernard W Kluesener
バーナード、ウイリアム、クルースナー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、5−C−ヒドロキシメチル−D−アルドヘキ
ソース基質(based)化合物の経済的な製造方法に
関する。更に詳しくは、本発明はD〜アルドヘキソース
化合物、D−アルドヘキソース官能基及びD−アルドヘ
キソシト官能基の5−C−ヒドロキシメチル化に関する
。5−C−ヒドロキシメチル化プロセスは、酵S酸化反
応、しかる後ホルムアルデヒドとの縮合反応を含む。こ
れらのプロセス工程の後に、5−C−ヒドロキシメチル
−D−アルドヘキソース基質単糖類のビシクロアンヒド
ロ互変異性体を生じる加水分解工程が続いてもよい。
発明の背景 良生活群の人々の比較的動きの少ないライフスタイルと
共に様々な非常に美味の食物製品の射入手性とが重なり
合って、多くの人々に過剰のカロリー蓄積を招いてきた
。推計によれば、現在40%もの多くの米国人が太りす
ぎであることを示している。J、J、ビアーブーム、C
RCクリティカル・レビューズナイン瞭フード・サイエ
ンス・アンド・ニュートリジョン、第11巻、第4号、
第401−413頁、1979年5月(J、J、 Bc
cr−eboom、CRCCr1tical  Rev
levs  In  Food  5cIancean
d Nutritlon、1l(4)、f)I)S40
1−413.MayL97’l )。
したがって、次第に多くの消費者が何らかの形でカロリ
ー摂取のダイエツト及び/又はモニターを行うようにな
っている。このことは、食品市場へのケーキミックス、
ビール、ワイン、キャンデー及びソーダ類のような様々
な低カロリー製品の導大成功及び急速な成長によって証
明されている。
人々のカロリー摂取に関して最も重要な2つの関与物質
は、スクロース(即ち、通常の食卓糖)及び高フルクト
ースコーンシロップである。実際に、機能性低カロリー
糖代替品を開発するため、食品科学において多大な努力
が費やされてきた。
1985年に、カロリーコントロール協議会(calo
rie Control Councll)の小冊子ス
ィート・チョイセス(Sweet Choices)で
は下記特徴を何する理想的な甘味料について記載してい
たニースクロースと同じ又はそれ以上の甘味性−無 色 一無 臭 −5水溶性 一安定性 一スクロースとの機能的類似性 一採算性 一炊食物の低又は無カロリー化 無毒性及び虫歯の非促進性 v3議会では、その時までにこれら特徴のすべてを兼ね
備えた甘味料は存在していなかったと述べていた。
糖類は甘味料として最もよく知られているが、しかしな
がら食品中における機能成分としてのそれらの役割も同
じく重要である。糖は風味に加えて多(の食品特性に影
響を与える。それは多数の物質の水和度を変え、デンプ
ンペーストの粘度、ゼラチン及びペクチンゲルの固さ、
並びにグルテン鎖の形成及び強度に影響を与える。それ
はデンプンのゲル化温度並びにグルテン及び卵タンパク
質のゲル化温度も制御する。更に、それは微生物の増殖
に起因する腐敗速度に影響を与える。多くの場合、それ
はフルーツ製品の色及びテキスチャーを変えてしまう。
しかも、それは多くの食品の湿度保持能を高める。糖結
晶のサイズはキャンデー及びフロスティング(f’ r
os t 1 ng)のテキスチャー特性に著しく影響
を与え、かつ飲料のこく(body)を高める〔ポール
及びバルマー、フード・セオリー・アンド・アプリケー
ションズ、第47頁、1972年(Paul and 
Palmer、t’ood Th−eory and 
Al)pIICatlonS、I)g、47(i972
))参照〕。これらすべての性質は、食物製品中の糖濃
度を変えることにより調節される。結果的に、食品中の
糖容量分は非常に高いことが多い。これは通常糖の増m
 (bulklng)特性と呼ばれている。低カロリー
糖代替品を開発する際における主要問題の1つは、この
増量特性を発揮させることである。
現在使用中の大半の人工甘味料はスクロース以上に強い
相対的甘味性を有しており、したがって所望の甘味性を
呈するためには比較的少量で済む。
このような低容量甘味料はある適用分野(例えば、飲料
)に適合するが、しかしながらそれらは焼き製品及び冷
凍デザートのような固体及び半固体食品用にとって十分
な容積(高高さ; bulk)及び機能性を示さない。
実際には、高強度のけ味料含有飲籾であってもそれらの
粘り(こく)に関して検出しうる程の低下を示す。この
増量問題を克服するために2のつ方法がためされた: ・容積増量剤及び入手可能な人工甘味料の組合せ ・修正された糖類 現在入手可能な甘味料及び甘味料/容積増量剤組合せは
、スクロースの重要な機能特性(例えば、溶解性及びデ
ンプンゲル化の制御)からのそれらの大きな逸脱、大き
なカロリー価及び否定的生理作用のせいで満足すべきも
のではなかった。
ファイザー社(Pflzer Corp、)で製造され
ているポリデキストロースは、少量のソルビトール及び
クエン酸を含有した非甘味性のランダム結合グルカンで
ある。これは食品において現在最も汎用されている低カ
ロリー容積増量剤である。糖代替品としてそれは1. 
Kcal/ gであって、スクロースのカロリー度の約
25%に相当する。
1959年3月付で発行されたジュカイティス(Juc
alLIs)及びビュジウス(Bludz+us)の米
国特許第2,876.105号明細書では、容積増量剤
として使用される別種の炭水化物ポリマーについて開示
している。他の容積増量剤としてはアラビアゴム及びト
ラガカントゴムがある。しかしながら、それらは特に冷
液体に8晶に溶解せず、しかも高い相対粘度を有しかつ
デ〉プンゲル化をほとんど制御しないことから、望まし
いものではない。1972年11月28日付で発行され
たラビア(LaVia)の米国特許第3,704.13
8号明細書参照。
アラビノガラククン(カラマツゴム)は、西洋カラマツ
(Western Larch tree)から得られ
るアラビノース及びガラクトースの高分岐鎖化ポリマー
である。それは食品向使用に関してFDA許可を有して
おりしかも低粘度溶液中での良好な溶解性のように多く
の適切な物理的性質を有しているけれども、味、機能性
、熱安定性の問題及び乏しいデンプンゲル化制御性のせ
いで現実的使用は少なかった。
1980年6月10日付で発行されたザレック(5za
rek)らの米国特許第4,207,413号明細書で
は、L−スクロース(α−L−グルコピラノシルーβ−
L−フルクトフラノシド)はスクロースと同じ甘味性を
有するが但し摂取後代謝されず、したがって無カロリー
であることを開示している。この化合物の高合成コスト
が、飲食用「味料としてのその開発に大きな障害となっ
ている。
カーク−オスマー、化学技術辞典、第3版、第21巻、
第939頁、1978年(Klrk−Othmer。
Encyclopedia of’ Cheslcal
 Technology、thirded、、Vol、
21.pg、939(i97g) )参照。最近の特許
明細書では、L−単糖類も食用であってかつ無カロリー
であることを開示している〔米国特許第4.262,0
32号明細書、レビン(Levin)、1981年4月
14日付発行〕。これらのL−糖類も合成するには非常
にコスト高である。
アルジトールと呼ばれる糖アルコール類も糖代替品とし
て提案された。しかしながら、はんのわずかなアルジト
ール類が食品添加物として許諾されているだけであって
、それらは低緩下閾値及び大きなカロリー価のせいで飲
食物適用分野が限られている〔ロスシールド(Roth
schild) 、フードーケミカルーニューズーガイ
ド(Food ChcrxlclNews Guide
) 、7ンニトール、第255頁、1987年;ソルビ
トール、第430頁、1982年;キシリトール、第4
95頁、1986年参照10 構造−甘味性相関関係を調べるために、ライザツク及び
ホイッスラー、カルボヒトレート・リサーチ、第169
巻、1987年、第252−257頁(Wltczak
 and ’1lhlstlcr、Carbohydr
ateResearch、169(i987) 、25
2−257)では分岐鎖アルジトールの2−C−(ヒド
ロキシメチル)−D−マンニトールを含めた多数の化合
物について合成した。ライザツク及びホイッスラーは、
化合物の代謝について何も説明していなかった。
1984年7月10日付で発行されたベカール(Bak
a l )の米国特許第4,459,316号明細書で
は、1つのレボヘキソース成分及び少なくとも1つのデ
キストロヘキソース成分を有する二及び三糖類(例えば
、α−L−グルコピラノシルβ−D−フルクトフラノー
ス)が無カロリーであることを示している。これらの三
糖類は、それらがD−ヘキソース及び高価なし一ヘキソ
ースのラセミ混合物から製造されるという事実より、合
成するにはコスト高である。
したがって、カロリーが低く、合成上安価で、甘く、機
能的で(特に増量剤として)かつ否定的生理作用のない
糖代替成分は当業界でまだ開発されていなかった。よっ
て、かかる化合物を明らかにすることが特に望まれるの
である。
5−C−ヒドロキシメチル−D−ヘキソース化合物の誘
導体は特に焼き製品における糖代替品として使用可能で
あることが見出された(i988年5月5日付で出願さ
れたマズール(Mazur)による米国特許出願第19
0.486号明細書〕。これらの炭水化物類は、スクロ
ースと比較して有意に低いカロリーであると共に、糖様
の機能性(即ち、容積、テキスチャー及び安定性)を示
す。5−C−ヒドロキシメチル−D−アルドヘキソシル
又は5−C−ヒドロキシメチル−D−ケトヘキソシル成
分を含有する糖類し同様の長所を有することが示された
。これは、これら炭水化物のアルジトール類、5−C−
ヒドロキシメチル−D−アルドヘキソシルポリオール誘
導体、炭水化物のアルキル誘導体(即ち、アルキル5−
ヒドロキシメチル−D−アルドヘキソシト又はアルキル
5−ヒドロキシメチル−D−ケトヘキソシト)、並びに
ピラノース化合物の1,6−アンヒドロ−β−D−及び
1.6−アンヒドロ−β−り一誘導体(即ち、ビシクロ
互変異性体)にもあてはまる。
ガラクトースオキシダーゼは、ガラクトース中のC−6
−ヒドロキシ基を対応アルデヒドに変換する特殊な特性
を有している〔マージュフユら、カナデイアン・ジャー
ナル・オブ争ケミストリー第50巻、第768頁、19
71年(Mardul’u etal、、Canadi
an Journal of’ Chea+1sLry
、50,788<1971))参照〕。その反応はいく
つかの単及び多糖類にもうまく適用された〔ホワイト(
Whyte)ら、カルボヒトレート・リサーチ、第57
巻、第273頁、1977年;ジャケット(Jacke
t)ら、カルボヒトレート・リサーチ、第49巻、第3
35頁、1976年参照〕。ルートら、ジャーナル・オ
ブ・アメリカン・ケミカルナソサエティ、第107巻、
第2997頁、1985年(Rootet al、、J
ournal  orAmerican Che+gl
cal  5ociety。
107.2997(i985))では最近、この酵素合
成がポリオール類にも適用可能であることを示した。更
に、ヤルパニ及びホール、ジャーナル・オブ・ポリマー
・サイエンス、第20巻、第3399−3420頁、1
982年(Yalpanl and IIall、Jo
−urnal o(’ Polymer 5cienc
e、20.3399−3420(i982) )では、
ガラクトースオキシダーゼ反応(例えば、還元的アミノ
化、酸化及び還元)の生成物に関する多くの応用例につ
いて示していた。
シャツファー、ジャーナル争オブ・アメリカン・ケミカ
ル・ソサエティ、第81巻、第5452頁、1959年
(SchafTcr、Journal orAmeri
canChemical 5oc1ety、81.54
52(i959))は、4−ヒドロキシメチルペントー
スが水性水酸化ナトリウム中でその対応アルデヒドから
ホルムアルデヒドと縮合されることを示している。この
反応は最近他の糖類でも適用された〔カルボヒトレート
・リサーチ、第38巻、1974年、第C9−C11頁
及びジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(
Journal or Organlc Chewls
try) 、第44巻、第8号、第1301−1317
頁、1979年参照〕。
D−アルドヘキソース化合物、D−アルドヘキソシル官
能基及びD−アルドヘキソシト官能基の5−C−ヒドロ
キシメルチ化は酵素変換反応しかる後ホルムアルデヒド
との縮合反応によって実施されうろことが、ここに見出
されたのである。この反応によれば、非常に経済的な方
法で機能性糖代替品(即ち、5−C−ヒドロキシメチル
−D−アルドヘキソース基質化合物)を提供することが
できる。
発明の要旨 本発明のプロセスは、下記工程を含む誘導体5−〇−ヒ
ドロキシメチルーD−アルドヘキソース化合物の製造方
法に関する。最初に、約1〜約50%のD−アルドヘキ
ソース基質化合物又はDアルドヘキソース基質化合物の
混合物及びDアルドヘキソース基質化合物1モル当たり
約1.000〜約1.000,000単位活性のD−ア
ルドヘキソース:酸素6−オキシドレダクターゼ酵素を
含む水溶液を約1〜約50℃の温度において攪拌及び曝
気下で反応させる。第二に、約15〜約40℃の温度及
び約12〜13のpHで、溶液を約1〜約40モル当量
のホルムアルデヒド及び約1〜約13モル当量の水酸化
ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化カリウム及びそ
れらの混合物からなる群より選択される塩基と反応させ
ることにより、得られた酸化生成物を縮合させる。
最後に、5−C−ヒドロキシメチル−D−アルドヘキソ
ース基質化合物含有水溶液を精製する。
本発明は、(i)約20℃〜沸点の温度で、上記5−C
−ヒドロキシメチル化生成物を硫酸、硝酸、塩酸、過塩
素酸、リン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタン
スルホン酸又はそれらの混合物からなる群より選択され
る約1〜約10モル当量の鉱酸又は強有機酸で加水分解
し;及び(2)反応溶液からいずれの残留酸も除去する
ことにより、上記で形成された5−C−ヒドロキシメチ
ル化化合物をそれらのアンヒドロビシクロ体に変換する
方法にも関する。
発明の詳細な説明 “D−アルドヘキソース″という用語は、その分子が6
つの炭素原子、1つのアルデヒド基及び5つのアルコー
ル基を有する糖類のグループに関する。D−アルドヘキ
ソース系の8種の立体異性体は、D−アロース、D−ア
ルドロース、D−グルコース、D−マンノース、D−グ
ロース、D−イドース、D−ガラクトース及びD−クロ
ースである。これらの糖類は、数種の“互変異性体′即
ちビラン環形;フラン環形及び直鎖アルデヒド形の平衡
混合物として溶液中に存在する。D−グルコースの互変
異性体: 直鎖 ピラノース フラノース アルドヘキソースは、C−1ヒドロキシル基の位置に応
じてα又はβアノマー配置としても存在しうる。例えば
: コビラノース コピラノース “ポリオール”という用語は、すべての多価アルコール
類〔即ち、一般式CI!2011 <Cl0II) n
C1+2011(nは0〜5であるンの化合物〕を含む
。3つのヒドロキシル基を有する化合物はグリセロール
であって、4以上のヒドロキシル基を有するものは糖ア
ルコール類と呼ばれる。
本明細書で用いられる“D−アルドヘキソース基質化合
物”及び“D−アルドヘキソース化合物の誘導体“とい
う用語は、D−アルドヘキソース、D−アルドヘキソシ
ルポリオール;アルキルD−アルドヘキソシト、D−へ
キシトール;及び、1以上の上記単純糖結合鎖を含む二
、三、オリゴ又は多糖類からなる群より選択される化合
物に関する。
本明細書で用いられる“ガラクトースオキシダーゼとい
う用語は、E、C,1,1,3,9又はケミカル・アブ
ストラクッ(chemlcal Abstracts)
登録呑号第9028−79−9として確認されるD−ガ
ラクトース二酸素6−オキシドレダクターゼに関する。
本明細書で用いられる“D−アルドヘキソース:酸素6
−オキシドレダクターゼという用語は、アルドヘキソー
ス中のC−6ヒドロキシ基を対応アルデヒドに変換する
酵素に関する: D−アルドヘキソース:酸素6−オキシドレダクターゼ
の一例は、ガラクトースオキシダーゼである。
本明細書で用いられる“カタラーゼ″という用語は、E
、C,1,11,1,8として確認されるH2O2H2
O2オキシドレダクターゼに関する。カタラーゼは、過
酸化水素を分解する酸化酵素である。
これらの酵素は植物及び動物細胞の双方に存在している
。本発明で有効なカタラーゼの一例は、製品番号C−4
0としてシグマ・ケミカル社(S1g−ma Chei
lcal Co、)から市販されている無チモール生肝
カタラーゼである。
本明細書で用いられる“無菌゛という用語は、生存微生
物がないことを意味する。
本明細書中のすべての1パーセント″又は“比率°は、
他に指摘のない限り、重量ベースである。
“モル当量゛として報告されたすべての値は、D−アル
ドヘキソース基質出発物質と比較されたモル当量に関す
る。
D−アルドヘキソース基質化合物を5−ヒドロキシメチ
ル−D−アルドヘキソース基質化合物の誘導体に変換す
る方法は、下記工程を用いることによって実施される。
1、 D−アルドヘキソース:酸素6−オキシドレダク
ターゼによるD−アルドヘキソース基質化合物の酵素酸
化 反応は、撹拌下で装備された清潔な容器中で行われる。
先端速度約100〜400フィート/+in(約30〜
120 m/m1n)のミキサーが攪拌機として好まし
い。無菌条件が、微生物汚染による酵素不活性化を防止
する上で好ましい。
約1〜約50%、好ましくは約10〜約20%のD−ア
ルドヘキソース基質化合物濃度を有する水溶液が調製さ
れる。溶液のpHは、反応動力学性を高めるように調節
される。約6〜約8の溶液pHが、酵素としてガラクト
ースオキシダーゼを用いた場合には望ましい。望ましい
pHは、例えば溶液を緩衝化するか又は単純な滴定によ
って達成される。溶液の温度は、酵素分解を最少に抑え
うるように選択されねばならない。
ガラクトースオキシダーゼ酵素変換では、約1〜約50
℃の温度を要する。反応は、酵素の不活性化温度以下の
温度でランすることができる。しかしながら、それより
も高い温度では、微生物増殖が生じてしまう。約3〜約
25℃の温度が、良好な酵素安定性、標準圧下における
良好な酸素飽和値及びガラクトースオキシダーゼにとっ
て妥当な反応動力学性を示すことから、特に好ましい。
好ましくは、反応は3〜6℃でランされる。典型的反応
時間は、約1〜約24時間の範囲内である。
D−アルドヘキソース:酸素6−オキシドレダクターゼ
の純度は、酸化酵素としてのその有効性に著しく影響を
与える。これらの酵素は、タンパク質II!1g当たり
のそれらの単位活性に関して当業界において慣習的に報
告されている〔トレッセルら、メソッズ・イン・エンザ
イモロジー、第89巻、第167頁、1982年(Tr
essel et al、。
Methods In Enzyaology、Vol
、89.pg、167(i9g2))及びブラッドフォ
ード、アナリティカル・バイオケミストリー、第72巻
、第248−252頁、1976年(Bradrord
、Analytfeal BIochea+1stry
72、pp、248−252(i976))参照〕。こ
の数値は、5−C−ヒドロキシメチル−アルドへキソー
ス基化合物1モル当たりの単位活性に容易に変換するこ
とができる。D−アルドヘキソース又はD−アルドヘキ
ソース基質化合物1モル当たり約1,000〜約i、0
00,000単位活性の酵素が典型的には溶液に加えら
れる。好ましくは、約100.000〜300,000
単位活性が用いられる。
溶液中の利用可能酸素レベルも酸化工程に影響を与える
。飽和酸素溶液が好ましい。空気及び/又は酸素は、酸
素飽和を保つために溶液中に継続的に吹込んでもよい。
この酸化は、典型的には、高接触面積を有するスパーシ
リング(spargering)を用いて空気2〜3倍
容量/溶液容f:i/mjnを継続的にポンプ導入する
ことによって実施される。酸素利用性を高める他の方法
としては、高圧下における低温(例えば、約3〜約6℃
)操作、及び消泡剤との高速ミキシング操作(i00フ
ィート/sin (約30 m/m1n) 〜約400
フィート/m1n(i20m1mIn) )がある。
適切な消泡剤としては、ジメチルシリコン及び他のオル
ガノシリコーン化合物がある。ダウ・ケミカル(Dov
 Chemical)のFG−10シリコーンがこのプ
ロセスで十分に機能する。消泡剤のレベルは10〜11
00ppである。
反応容器中の遊離過酸化物量を減少又は消失させること
も有利である。これは、典型的には、D−アルドヘキソ
ース基質化合物1モル当たり約10.000〜約2,0
00,00011位活性のカタラーゼを溶液に加えるこ
とによって行われる。
しかしながら、過酸化物除去に関して他の方法(例えば
、沈殿及び吸着)も利用可能である。カタラーゼが用い
られる場合にそれを固定するか、又は限外濾過によって
それを水溶液から回収しかつ再利用することが好ましい
酸化溶液中におひる銅陽イオンの存在は、酵素安定性を
高めることが判明した。溶液巾約0,1〜約2+aMの
Cu S O4を保つことにより、酵素安定性が高めら
れる。血清アルブミンも優れた酵素安定剤である〔クイ
アットコラスキーら、バイオケミカル・アンド・バイオ
フィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ、第53
巻、第3号、1973年(Kvlatkowskl e
t al、、Biochemlcaand Bloph
yslcal Re5earch CoIImunic
ations、Vol。
53、No、3(i973))参照〕。したがって、こ
れら安定剤の添加は至適酵素効力のために好ましい。
タンパク質約0.6g/flのレベルの血清アルブミン
の添加は、ガラクトースオキシダーゼ酸化の反応速度を
増加させる。SBAはアーマ−・ファーマシューテイカ
ル社(ArIlour Pharmaceutlc−a
l Co、)製の血清アルブミン(牛アルブミン粉末、
フラクションV1試料No、2293−01)であって
、それは本発明での使用にとって好ましい。
好ましい反応では、D−アルドヘキソース:酸素6−オ
キシドレダクターゼとしてガラクトースオキシダーゼ及
びガラクトース基質出発物質を用いる。好ましいガラク
トース基質化合物としては、D−ガラクトース(すべて
の互変異性体)、D−ガラクトシルボリオール(例えば
、ラクチトール)、アルキルD−ガラクトシド(例えば
、エチルがラクトシト)、D−ガラクチトール、D−ガ
ラクトース、及び1以上の上記単純糖結合鎖を含む二、
三、オリゴ又は多糖類(例えば、スタキオース、ラフィ
ノース、アラビノ−ガラクタン)がある。
最も好ましい反応では、約10〜約20%のD−ガラク
トース基質化合物溶液、約5〜約8のpH。
約3〜約6℃の温度、出発物’!1モル当たり約1.0
00〜約200.000単位活性のガラクトースオキシ
ダーゼ、出発物質1モル当たり約10.000〜約2,
000,000単位活性のカタラーゼ、約0. 1〜約
2dのCu S O4及び約1〜約24時間の反応時間
を用いる。
例えば、下記条件では収率99%でメチル5−C−ヒド
ロキシメチル−L−アラビノ−へキソピラノシドを得る
: ・メチル(α又はβ)−D−ガラクトシド出発物質(溶
液巾約15%) ・0. 1mMリン酸緩衝液、pH7 ・温度−4℃ ・出発物質1モル当たり122.000単位活性のカタ
ラーゼ ・出発物質1モル当たり86,500単位活性のガラク
トース ・約16時間の反応時間 最後に、カタラーゼ及びD−アルドヘキソース:酸素6
−オキシドレダクターゼが生成物溶液から除去される。
これは常法に従い行うことができる。
好ましい分離技術は、約1.000〜約30.000分
子量カットオフ(MWCO)値の膜による限外濾過であ
。限外濾過操作は、グリーン、ベリーの化学工学ハンド
ブック、第16版、第17章、第27−34頁、198
4年(Grecn。
Perry s Che−mical Englnee
rlng )landbook、1athcd、、ch
、17.pp、27−34(i984))で記載されて
いる。
固定された酵素も、後で酵素除去工程が不要になるとい
う事実からみて好ましい〔マスパッチ(Masbach
)、メソッズ・イン・エンザイモロジー第135巻(i
987年)、第136巻(i987年)、第44巻(i
976年)参照〕。
ポリエチレンイミンシリカ[PEl−シリカ、J。
T、ベーカ−(J、T、Baker))上へのガラクト
ースオキシダーゼの固定に関するトリアジンカップリン
グ法〔リリー(Llly) 、メソッズ・イン・エンザ
イモロジー、第44巻、第46頁、1976年〕の利用
によって、効果的に固定された酵素が得られる。
2、酸化生成物とホルムアルデヒドとによるDガラクト
ース基質化合物の5−C−ヒドロキシメチメ誘導体への
縮合 約4〜約40モル当量(最も好ましくは、約4〜約8モ
ル当量)のホルムアルデヒド及び約1〜約13モル当量
(最も好ましくは、約1〜約3モル当量)の水酸化ナト
リウムが工程1からのa液に加えられる。得られる基質
(即ち、工程1がらの生成物)濃度は約10〜約30%
が好ましい。
得られるpHは約12〜約13が好ましい。約12.5
のpHが最も好ましい。反応溶液は、反応終了まで約1
5〜約40℃の温度で保たれる。
最も好ましくは、温度は約20〜約25℃で保たれる。
冷却は、発熱反応が止むまで(典型的には、約1時間)
必要であろう。溶液は、縮合反応が望ましい完了度に達
するまで(約1〜約24時間、典型的には16時間)攪
拌される。
縮合反応中に温度及びpHを制御する(それによって、
アルデヒド分解を妨げる)ためには、別の操作でホルム
アルデヒド及び水酸化ナトリウムを前反応させることが
好ましい。典型的には、ホルムアルデヒド水溶液及び水
酸化ナトリウム水溶液が混合され、発熱反応が止むまで
(典型的には、約30分間)約15〜約35℃で攪拌さ
れる。次いで、溶液は約15〜約40℃の温度に加温さ
れ、約15〜約40℃の温度を保ちながら工程1の濾液
に素早く加えられる。溶液は、縮合反応が望ましい完了
度に達するまで攪拌される。
他の塩基(例えば、Ca (OH) 2、KOH及びそ
れらの混合物)も、皇紀縮合反応において水酸化ナトリ
ウムの全部又は一部の代わりとして有用である。
一例として、下記条件下において、収率的75%のD−
ガラクトース基質化合物の5−C−ヒドロキシメチル誘
導体が上記縮合反応を用いて約24時間で産生される: ・CH20/ N a OH/ガラクトース基質のモル
比4:3:1 ・温度−25℃ ホルムアルデヒドで縮合反応を行うもう1つの方法は、
ガラクトースオキシダーゼ酸化反応から得られる糖アル
デヒドとホルムアルデヒドとの強塩基樹脂上における反
応を介するものである。酸化生成物及びホルムアルデヒ
ドは、約20〜約50℃の温度で0.5〜24時間にわ
たり少なくとも11.5のpHを有する樹脂と接触され
る。
4:1〜8:1のホルムアルデヒド対糖アルデヒドの比
率で用いられる。好ましい比率は約4:1約5:1であ
る。樹脂は、約2〜約8%の範囲内で様々なレベルの架
橋率ををすることができる。
強塩基性であればいかなる市販樹脂も使用可能である。
樹脂用量レベルは、化学量論ff1(2,9Meq)〜
過剰量(30Meq)である。樹脂量は、縮合反応動力
学性を制御する。
縮合反応を行うために必要な高塩基性条件を形成しかつ
維持しうるに十分な塩及び緩衝液が酸化反応混合物中に
存在している。反応が進行するにつれて、形成されたギ
酸から更に塩が生成されるが、これらは樹脂によって吸
着される。これは樹脂から新たな水酸化物イオンを放出
することから、反応を触媒する。無メタノールホルムア
ルデヒド及び触媒としての酸化銅は反応を促進する。
ホルムアルデヒドはそれ自体と縮合して、樹脂上に吸着
される“フォルモース化合物合物を形成する。この縮合
反応は性質上自触媒的であることから、この吸着は縮合
反応を遅くする。
樹脂縮合反応は、5−C−ヒドロキシメチルヘキソース
の中間体を得る工程を簡略化する。更に純粋な化合物、
即ち、フォルモース化合物を含まないもの及び低灰分も
しくは塩分を有するものも得られる。
この反応からの収率は、更に大きくて他の塩基が用いら
れた場合よりも通常10〜15%高い。
この反応の生成物は、過剰のホルムアルデヒドを除去す
るため分別蒸留を用いて及び/又は他の縮合反応と同様
の方法で吸着技術を用いて精製することができる。
3、精製 望ましくないイオン(例えば、Na+、○HH)及び残
留ホルムアルデヒドは、得られた反応溶液から除去され
るべきである。精製は、吸着樹脂、透析、沈殿又は数種
の技術の組合せを利用するような慣用的手段によって実
施することができる。好ましい脱イオン化方法は、酸で
中和し、濾過し、しかる後工程2で解離する陽イオン及
び陰イオンに特異的なイオン交換樹脂吸着カラムを用い
ることである。低レベルの未反応ホルムアルデヒドを除
去する好ましい方法では、CHっ0に特異的な吸着カラ
ムを用いる。ホルムアルデヒドのスチーム除去又は真空
フラッシングも利用可能である。分別蒸留もホルムアル
デヒドを有効に除去する上で用いることができる。
特に有効な脱イオン化樹脂としてはローム&ハース(R
ohm & Haas)製のアンバーライト(7mbe
r−IHe) I R−120(H” )及びI RA
−400(OH)があり、特に有効なホルムアルデヒド
特異性樹脂は亜硫酸水素ナトリウム洗浄しかる後水洗に
よってOHイオン形から変換されたI RA−400で
ある。これらの樹脂が好ましい。
好ましい(OH)吸着カラム操作温度は約50℃である
。あるイオン類は沈殿析出させることができる。例えば
、Ca (OH)2が上記工程2で用いられる場合、二
酸化炭素による溶液の飽和でカルシウム塩を沈殿析出さ
せるが、これは濾過又は遠心分離によって容易に除去さ
れつる。多くの塩は、強鉱酸又は有機酸(例えば、硫酸
又はンユウ酸)の添加によって沈殿される。
−例として、下記精製パラメーターの場合に約50℃の
温度で吸着樹脂を用いることにより本質的に無塩(灰分
く0.1%)かつ無CH,0(cH20<10ppm+
)の溶液を得る:・1. 9rAeQ/mlHカラム吸
着能−1,4meq/m1OHカラム吸着能弓−4me
q/ml HS 03  カラム吸着能・カラムから生
成物を溶出させるために50℃の水4倍層容量 4、脱水 上記精製工程から得られる溶液は、通常約1〜約50%
の5−C−ヒドロキシメチル化生成物を含有している。
ある適用例では、上記精製工程から得られる生成物水溶
液は直接用いることができる。しかしながら、生成物を
更に高いレベル(例えば、糖約90〜約95%)まで濃
縮することが有利であることが多い。
5−C−ヒドロキシメチル化生成物の多くは不安定であ
って、高温で分解(例えば、カラメル化)しやすい。結
果的に、生成化合物が蒸発条件下で十分に安定である場
合には、脱水単位操作において熱蒸発のみが用いられる
好ましい脱水単位操作は、グリーン、ベリーの化学工学
ハンドブック、第6版、第17章、第22−27頁、1
984年で記載された慣用的技術を用いる逆浸透である
5−C−ヒドロキシメチル化化合物の熱分解を防ぐため
に、低温で溶液を濃縮することが望ましい。約100M
WCO(分子量カットオフ)や)つり9%NaC1排除
の膜を約10〜約38℃で用いる逆浸透が好ましい。こ
れらの膜の例としては、=o社(Niro Corpo
ratlon)製のHR−98又はHR−99ポリスル
ホン7/ポリアミド薄フィルム複合膜がある。
5A、加水分解 任意の加工工程では、上記反応で得られるD−ガラクト
ース基質化合物の5−C−ヒドロキシメチル誘導体を加
水分解して、ビシクロアンヒドロ糖を形成させる。この
工程の例は下記のとおりである: これらのアンヒドロ誘導体は、それらの非加水分解体と
比較した場合に、機能性を喪失せずに高い熱安定性を示
すことが判明した(i988年5月5日付で出願された
マヅールの米国特許出願第190.485号明細書参照
)。
加水分解反応は、5−C−ヒドロキシメヂルーD−アル
ドヘキソース基質化合物並びに硫酸、塩酸、硝酸、過塩
素酸、リン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、メタン
スルホン酸及びそれらの混合物からなる群より選択され
る強鉱酸又は強白゛機酸(好ましくは、硫酸)を約1:
1〜約1=10(糖:酸)のモル比でa=することによ
り行われる。
前記精製工程(工程3)から得られるような約0.1〜
約1.0M水溶液中で反応を行うことか好ましい。
反応は、約20℃〜約沸点、好ましくは約80〜約10
0℃の温度で行われる。
一例として、下記条件下で収率約7006の1゜6−ア
ンヒドロ−5−C−ヒドロキシメチル−I〕−アルドヘ
キソース基質化合物が得られる:・工程3からの生成物
溶液及び濃硫酸を混合する。等モル比の硫酸及び5−C
−ヒドロキシメチル−D−アルドヘキソース基質化合物
・温度−100℃ ・反応時間0.5〜3時間 加水分解は適切なH+カラム上で実施してもよいことに
留意すべきである。
5B、残留酸の除去 望ましくないイオン(例えば、H”、CI)は、上記工
程5Aで記載された加水分解反応により得られる生成物
溶液から除去されねばならない。
これらのイオン類は、食品上安全で及び/又は容易に除
去可能な塩が生成される塩基での単純な滴定(即ち、中
和)によるか、又は前記精製工程で記載されているよう
な吸着技術によって除去することができる。
好ましい脱イオン化法は、前記精製工程で記載されてい
るようなOHカラムを用いる慣用的吸着である。
一例として、下記中和パラメーターのとき、最終pH約
7において回収率約100%でアンヒドロ誘導体を得る
ニ ー温度−50℃ ・カラムから糖を溶出させるために必要な50℃の水4
倍層容量 ・1.4weq/ml樹脂吸着能 5C,熱蒸発/脱色 工程5Bからの溶液は、場合により熱蒸発により濃縮さ
れ及び/又は活性炭により脱色される。
脱色は、工程5Bから得られる溶液を室温で約5〜約2
0%(糖ベース)の活性炭と接触させることによって行
われる。炭素は濾去される。
溶液は、短滞留時間型エバポレーター〔例えば、ルワ(
Luwa)ふき取りフィルム(wiped I’l1m
)エバポレーター〕で約90〜95%に濃縮される。
6、結晶化 生成物5−C−ヒドロキシメチル−゛アルドヘキソース
基質化合物を結晶化させる最も直接的な方法は、高温で
水溶液を飽和し、それを冷却し2て生成物結晶を沈殿析
出させることによる。しがしながら、この技術は、溶液
中の不純物及び副生成物によって妨げられる。不純物及
び副生成物は(ある程度まで)はとんどの合成で検出さ
れる。これら化合物の主用途は食品組成物においてであ
ることから、純粋な生成物を得ることが必須である。
下記技術は、生成物を沈殿させかつ不純物及び副生成物
のレベルを減少させる上で最も有効である。
生成化合物の90〜95%溶液が、前記工程4又は5で
記載されているようにして得られる。反応生成物は、エ
タノール(i:’t)添加/蒸発によって(このような
操作は通常1〜2回で十分である)水を除去することに
より乾燥される。
最終エタノール蒸発から得られる固体残渣は還流下でメ
タノールに溶解されるが、その際に1:1〜約3=1の
メタ2ノール対固体物比率で用いられる。しかる後、溶
液を約1〜約12時間にわたり約−10〜約20℃に冷
却する。
次いで、結晶は濾取され、冷メタノール(約0℃)で洗
浄される。
最後に、残留メタノールが乾燥及び/又は水からの再結
晶化によって除去される。結晶は、不純物を更に除去す
るためにアセトンで洗浄してもよい。
80〜85%の収率を与えるこれら化合物の効果的な分
別結晶方法では、残留グリコ:/ド、ポリオール及び塩
類がシロップから除去されることを要する。5−C−ヒ
ドロキシメチルヘキソース化合物は、油状物又は“タフ
ィ−(tafTy)様“沈殿物を形成する傾向がある。
無水シロップの熱メクロール(約50℃)結晶化によれ
ば、純度9596以上の化合物を得ることができる。熱
アルコール溶媒による油状物又は沈殿物の加熱で、残留
グリコシド、ポリオール及び遊;雑炭水化物を除去する
熱アルコール溶媒の使用は、陽イオン/陰イオン脱イオ
ン化樹脂による出発シロップからの塩除去の必要性を完
全又は部分的のいずれかで省略することができる。例え
ばメタノール又はエタノールのように、いずれの食品適
合性アルコール溶媒も使用可能である。シロップは最初
に脱水されねばならない。水は、蒸留中に又は真空蒸留
により水を共沸除去しうる食品適合性溶媒を用いて除去
することができる。遊離炭水化物不純物(出発物質)は
、本発明の誘導体又は化合物以外の炭水化物を利用する
細菌又は糸状菌と共に原料用シロップを発酵させること
によって除去することができる。
好ましくは、脱水された又は無水シロップは、高シーア
(sheer) ミキシング及び50℃以上の温度によ
りアルコール溶媒中に入れられる。結晶種の播種によれ
ば、結晶速度を高め、結晶粒径分布を制御する上で役立
つ。結晶リキュールの攪拌は結晶成長速度を促進する。
溶媒量及び無水シロップ比率は、具体的な新規化合物に
依存している。
化合物を溶解させるために必要な最少量を用いることが
最良である。
結晶化溶媒は、真空、流動層乾燥及び当業界で公知の他
の技術により除去することができる。
上記反応は、下記出発物質を利用してそれらの5−ヒド
ロキシメチル誘導体を得るために、当業者により適合化
せしめられる: 拳り−アルドヘキソース ・D−アルドヘキシトール ・D−アルドヘキソシル糖アルコール糖類(例えば、ラ
クチトール) ・アルキル−アルドへキソシド(例えば、メチルD−ガ
ラクトシド、エチルローグルコシド)・少なくとも1つ
のD−アルドヘキソシル基を有する二、三、オリゴ又は
多糖類(例えば、スタキオース、ラフィノース、アラビ
ノガラクタン) ・D−アルドヘキソシルポリオール化合物見に、上記バ
ッチ処理工程は、市販に適した製品を得るため、化学的
処理業者によれば、回収された試薬の適切なリサイクル
を用いて半バッチ、継続的又は他の処理経路に適合化さ
せることができる。
数種の前記化合物の製造法は、下記例で十分に記載され
ている。
例   1 メヂルβ−D−ガラクトピラノシドからのメチル5−C
−ヒドロキシメチル−α−L−アラビノへキソピラノシ
ド及び1,6−アンヒドロ−5−C−ヒドロキシメチル
−β−L−アルトロピラノースの製造 1、ガラクトースオキシダーゼによるメチルβ−D−ラ
クトピラノシド(i)の酸化 メチルβ−D−ガラクトピラノシド (シグマ・ケミカル社、No、M−[1757)Cu 
S O4 リン酸緩衝液、loomM、pH7 カタラーゼ、1B900 20 、 og o  mg 412、軸1 12G、750 (シグマ・ケミカル社、No、C−40)     単
位活性4(約1.231,000単位活性1モル出発物
質)ガラクトースオキシダーゼ        9.0
00(約87.400単位活性1モル出発物質)  単
位活性反応をエアレータ−及びプロペラミキサー装備の
1g容器中で行う。ミキサーを先端速度450rpmで
ランさせる。反応を4℃でランさせ、グルコースオキシ
ダーゼの不活性化を最少に抑える。
メチルβ−ローガラクトピラノシド(i)を溶解Cu 
S O4含有の曝気リン酸緩衝液に溶解する。
エアレータ−から放出される空気流量を33節して酸素
飽和溶液を得るが、その際に溶液の激しい発泡を防ぐ。
約4℃の温度を保つ。ガラクトースオキシダーゼ及びカ
タラーゼを加え、この溶液を20時間曝気する。
10、OOOMWCO膜〔ジアノO−(D[a「1o)
13242、アミコン製〕を用いて、酵素を生成物溶液
から限外濾去する。得られた濾1夜は、酸化生成物メチ
ルβ−L−ガラクト−へキソジアルドー1,5−ピラノ
シド(2)を含有している。
2、酸化生成物とホルムアルデヒドとによるメチル5−
C−ヒドロキシメチル−α−L−アラ工程1の酸化生成
物メチルβ−D −ガラクトへキソジアルドー1.   400m15−
ピラノースを含有した濾液 37%ホルムアルデヒド溶液(水   400m1性)
(メタノール安定化) 50%水酸化ナトリウム溶液(水性)  144m1水
酸化ナトリウム溶液及びホルムアルデヒド溶液を1f!
容器中で混合する。溶液を約10℃で30分間攪拌する
。溶液を約25℃に加温し、工程1の濾液に素早く加え
る。約25℃の温度を保ち、pH12,5を約24時間
保つ。反応混合物を55℃に加熱し、イオン交換カラム
:即ち、最初にアンバーライトIR−120(H) 、
Lかる後アンバーライトIRA−400(OH)(双方
ともローム&ハース製のバッキング)で脱イオン化する
。最後に、生成物の脱イオン化溶液をアンバーライトI
RA−400(HSO3−)イオン交換カラムで溶離し
、残留ホルムアルデヒドを除去する。カラムにはローム
&ハース製のIRA−400が充填されているが、これ
は炭酸水素ナトリウム(N a HS O3)で洗浄し
しかる後水洗することにより処理されたものである。溶
離後を室温で徐々に蒸発乾固させ、しかる後残渣を真空
下室部で一夜乾燥して、(3)の18.5゜(80%)
を得る。
3.1.6−アンヒドロ−5−C−ヒドロキシメチル−
β−L−アルトロピラノースの製造(39゜ 168゜ 6%)を得る。mp166゜ 5℃;〔α)23−+145゜ 一 1(水中で C7゜ メチル5−C−ヒドロキシメチル−α−L−アラビノ−
へキンピラノシド(3)(59,og。
0.263モル)を0.70M硫酸(260+t+I)
に溶解し、100℃で90分間攪拌する。溶液を室温ま
で冷却し、イオン交換樹脂〔アンバーライトIRA−4
00(OH″″)、250m1〕で中和する。濾液を樹
脂から除去し、a液を活性炭(4,0g)と共に15分
間還流する。炭素をガラス繊維フィルターで除去し、濾
液をエタノールで蒸発乾固させる。白色ロウ状残渣をメ
タノール(50ml)と共に15分間還流する。溶液を
O’Cで一夜貯蔵する。生成物結晶を濾取して、5−C
−ヒドロキシメチル−1,6〜アンヒドロ−β−L−ア
ルトロピラノース(4)20.0g例   2 ラクチトールの5−C−ヒドロキシメチル化1、ラクチ
トールの酵素酸化 試   薬              量ラクチトー
ル(5)              20.0g[C
CKバイオケム(BioChem)mリン酸緩衝液、1
00d、 pH7232,Oilカタラーゼ(シグマ)
             118.300(約1,9
77.000単位活性1モル出発物質) 単位活性ガラ
クトースオキシダーゼ          8,280
(約142,500単位活性1モル出発物質)  単位
活性反応を穏やかなエアレータ−及びプロペラミキサー
装備の容器中で行う。ミキサーを先端速度450rpm
でランする。反応を4℃でランさせ、ガラクトースオキ
シダーゼの不活性化を最少に抑える。
ラクチトール(5)を曝気されたリン酸緩衝液に溶解す
る。4℃でガラクトースオキシダーゼ及びカタラーゼを
加え、この溶液を曝気して、20時間にわたり酸素飽和
を保つ。
10、OOOMWCO膜(シアフロー 13242、アミコン製)を用いて、酵素を生成物溶)
よから限外濾去する。得られたa液は酸化生成物(6)
を含有している。
2、酸化生成物とホルムアルデヒドとの縮合した濾液 50%水酸化ナトリウム溶液(水性)  144m1濾
液及びホルムアルデヒド溶液を1g容器中で混合する。
水酸化ナトリウム溶液を1時間かけて濾液/ホルムアル
デヒド溶液に加えるが、その際に溶液温度を氷水浴で2
0〜25℃に維持しておく。発熱反応が止んだ後、氷水
浴を取除き、反応混合物を室温で16時間攪拌する。反
応混合物を55℃に加熱し、イオン交換カラム:即ち、
最初にアンバーライトIR−120(H) 、Lかる後
アンバーライトIRA−400(OH)で脱イオン化す
る。最後に、残留ホルムアルデヒドを除去するため、生
成物の脱イオン化溶液をH803で処理されたアンバー
ライトI RA−4000カラムで溶離させる。蒸発乾
固し、しかる後残渣を真空下室部で一夜乾燥させ、5−
、Cヒドロキシメチル−α−L−アラビノ−へキソピラ
ノシルーD−グルシトール(7)11.9sr(収率5
5%)を得る。
同様の反応は、出発化合物が例えばラフィノース(即ち
、O−α−D−ガラクトピラノシル−(i→6)−α−
D−グルコピラノシルーβ−Dフルクトフラノシド)、
スタキオース(即ち、0−α−D−ガラクトピラノシル
−(i→6)0−α−D−ガラクトピラノシル−(i→
6)α−D−グルコピラノシルーβ−D−フルクトピラ
ノシド)、アラビノガラククン又はD−ガラクトピラノ
シルグリセロールである場合にも実施される。
例1及び2で記載されたアルドヘキソシル基の5−C−
ヒドロキシメチル化は、当業者であれば、少なくとも1
つのD−アルドヘキソシル又はD−アルドヘキソシド基
を有する他の二、王及びオリゴ糖類(例えば、ラフィノ
ース、スタキオース及びアラビノガラククン〕にも容易
に適合化される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、D−ガラクトース基質化合物の5−C−ヒドロキシ
    メチル誘導体の製造方法であって、 (a)好ましくは6〜8のpH及び1〜約50℃の温度
    を有し、 (i)1〜50%のD−アルドヘキソース基質化合物又
    はD−アルドヘキソース基質化合物の混合物、及び (ii)好ましくはガラクトースオキシダーゼが酵素で
    ある、D−アルドヘキソース基質化合物1モル当たり1
    ,000〜1,000,000単位活性のD−アルドヘ
    キソース:酸素6−オキシドレダクターゼ酵素 を含む水溶液を撹拌下で反応させ; (b)15〜40℃の温度及び12〜13のpHで、工
    程(a)で得られた溶液を1〜40モル当量のホルムア
    ルデヒド及び1〜13モル当量の水酸化ナトリウム、水
    酸化カルシウム、水酸化カリウム及びそれらの混合物か
    らなる群より選択される塩基と反応させ;並びに (c)得られた5−C−ヒドロキシメチル−D−アルド
    ヘキソース基質化合物含有水溶液を、好ましくは脱水し
    かつしかる後化合物を結晶化させることによって精製す
    る; 工程を含むことを特徴とする方法。 2、工程(a)の反応溶液がD−アルドヘキソース基質
    化合物1モル当たり10,000〜2,000,000
    単位活性のカタラーゼを更に含む、請求項1に記載の方
    法。 3、工程(a)で用いられる酵素が工程(b)の前に1
    ,000〜30,000の分子量カットオフ値を有する
    膜で限外濾過により除去される、請求項1又は2に記載
    の方法。 4、ガラクトースオキシダーゼが固定されている、請求
    項1、2又は3に記載の方法。 5、工程(a)の反応温度が3〜25℃であり、工程(
    a)の水溶液がD−ガラクトース基質化合物であってか
    つ無菌条件下で処理される10〜20%のD−アルドヘ
    キソース基質化合物を含む、請求項1〜4のいずれか一
    項に記載の方法。 6、工程(a)の反応溶液が0.1〜2mMの銅陽イオ
    ン又は0.1〜1g/lの血清アルブミンを更に含む、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 7、工程(a)が酸素飽和溶液中で実施され、好ましく
    は混合物が100〜400フィート/分(30〜120
    m/min)の先端速度で混合されかつ空気2〜3容量
    /反応物容量に接触され、しかも工程(b)においてホ
    ルムアルデヒド及び塩基が工程(a)で得られた溶液と
    の混合前に0〜約35℃の温度で前反応せしめられる、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 8、工程(c)が: (i)吸着、透析、沈殿及び2以上のかかるプロセスの
    組合せからなる群より選択されるプロセスで溶液を脱イ
    オン化し; (ii)吸着により又は分別蒸留しかる後吸着により過
    剰のホルムアルデヒドを除去する; ことを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法
    。 9、(d)工程(c)の縮合生成物を硫酸、硝酸、塩酸
    、過塩素酸、リン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロ
    メタンスルホン酸及びそれらの混合物からなる群より選
    択される約1〜約10モル当量の酸で加水分解し(反応
    混合物の温度は約20℃〜約沸点、好ましくは80〜1
    00℃で維持される):及び (e)好ましくは中和しかる後沈殿によって反応混合物
    からいずれの残留酸も除去する;工程を更に含む、請求
    項1〜8のいずれか一項に記載の方法。 10、工程(b)が下記のように実施され: (b)水酸化物イオン含有樹脂の存在下少なくとも11
    .5のpH及び20〜50℃の温度で、工程(a)で得
    られた溶液を約1〜約40モル当量のホルムアルデヒド
    と反応させ; 及び、工程(c)が下記のように実施される: (c)得られた5−C−ヒドロキシメチル−D−アルド
    ヘキソース基質化合物含有水溶液を、好ましくは脱水し
    かつメタノールから化合物を結晶化させることによって
    精製する;請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
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