JPH0284038A - エンジン式発電装置 - Google Patents

エンジン式発電装置

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JPH0284038A
JPH0284038A JP1090687A JP9068789A JPH0284038A JP H0284038 A JPH0284038 A JP H0284038A JP 1090687 A JP1090687 A JP 1090687A JP 9068789 A JP9068789 A JP 9068789A JP H0284038 A JPH0284038 A JP H0284038A
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power
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synchronous generator
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JP1090687A
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Yuzo Takakado
祐三 高門
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジン式発電装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
第12図(al及び(′b)は、この種の発電装置のう
ちの中容量以上の容量を持つ発電装置(自家発電装置)
の従来例を示したものである。同図において1はエンジ
ン、2はスタータ(始動電動機)、3は発電機(3相同
期発電機)、4は電力変換器5は始動用電源(バッテリ
ー)、6は始動用スイッチである。7は伝動装置であっ
て、この例では、エンジン1の軸に取着されたプーリ1
G、スタータ2の軸に取着されたプーリ2Gおよび発電
機3の軸に取着されたプーリ3Gとこれらのプーリに亘
って張架されたベルト8からなる。
この発電装置の始動に際しては、まず、スイッチ6を投
入し、始動用電源5からスタータ2に給電させて該スタ
ータ2を駆動させる。スタータ2の回転力は伝動装置7
を介してエンジンlに伝達され、該エンジン1が始動し
、発電機3も回転を開始する。エンジンlの始動後、発
電機3の回転速度Nが上昇して、その発生電力が、電力
変換器4から所定の大きさの交流電圧を取り出すことが
できる大きさになる回転速度域Noまで上昇すると、始
動が完了し、以後、電力変換器4から所定電圧・所定周
波数の交流電力が図示しない負荷に供給されるようにな
る。この電力変換器4はブリッジ接続した複数個のトラ
ンジスタ等のスイッチング素子を有する主回路と、該主
回路にオン/オフ信号を供給してインバータ動作をさせ
る駆動部を有する制御回路からなり、発電機3が発生す
る電力を所定の電圧値と所定の周波数を持つ安定した交
流電力に変換する動作を行う。エンジンIの始動完了後
はスイッチ6は開放される。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来のエンジン式発電装置は、エンジンl
を始動させるための専用のスタータを必要としたため、
装置が大形化、複雑化し、またスタータのトラブルに起
因して信頼性、メンテナンス等で問題があった。
本発明は上記問題を解消するためになされたもので、専
用のスタータを不要とし、制御系の構成を、従来に比し
、簡素にしてコンパクトにまとめることができ、従って
メンテナンスも楽で、制御方式を変更するだけで、上記
利点を失うことなく経済性の高い単相および三相発電装
置として用いることができるエンジン式発電装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、エンジンに軸結され
た同期発電機と、当該同期発電機の回転子の位置を検出
する検出手段と、上記同期発電機の出力端に接続された
当該出力端の交流波形を整流するための全波整流器と、
当該全波整流器の出力端に接続された上記直流/交流電
力変換器および逆流防止用の半導体素子を持った上記エ
ンジン始動用の直流電源と、切換器と、上記直流/交流
電力変換器の出力端に当該切換器の第1の接点を介して
接続された外部端子と、上記切換器の第2の接点により
上記同期発電機の出力端と上記直流/交流電力変換器の
出力端を接続する回路と、上記切換器の第1、第2の接
点の切換えおよび上記直流/交流電力変換器のスイッチ
ング素子の点弧制御を行う制御回路からなり、同期電動
機をスタータとして用い得る構成とし、 請求項4では、この種のエンジン発電装置において、3
相同期発電機の発電機運転時に直流/交流電力変換器か
ら単相出力を得る場合、スイッチング素子をブリッジ接
続して構成された上記直流/交流電力変換器主回路の正
負対をなす1相分のスイッチング素子対は連続してON
/OFFスイッチング制御され、他の2相分の2つのス
イッチング素子対の一方と他方は上記スイッチングのO
N期間とOFF期間毎に交代して高周波スイッチング制
御され、この間、上記主回路の出力端子のうち上記他の
2相に対応する出力端子が相互に短絡されるようにした
ものである。
〔作用〕
本発明では、エンジンの始動時、回転子位置検出手段と
電力変換器の主回路が、直流電動機のブラシと整流子に
対応する動作を行い、同期発電機が、電動機動作を行っ
て上記エンジンを始動するので、専用のスタータは不要
となる。エンジンの始動完了後は、同期発電機は本来の
発電動作を行い、その交流出力は上記電力変換器で所定
電圧・所定周波数の安定した交流電力に変換される。
また、3相同期発電機の発電機運転時に電力変換器から
単相出力を得る場合は、主回路の入力直流電圧の大きさ
をEとした場合、仮想中性点に対し、例えば、U相の電
位は−E/2からE/2へ、E/2から−E/2へと半
サイクル毎に交番し、V相(またはW相)の電位は、P
WM信号の変調波が、正弦波半波が半サイクル毎に天地
逆になる信号である場合、この半波のE/2レベルを零
レベルとする電位変化を呈するから、該発電装置の発電
出力は正弦波形の単相交流となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、3相同期発電機を用いて単相交流を得る場合
の構成を示したもので、同図において、エンジン1と発
電機(3相同期発電機)3は軸結されており、発電機3
の軸に回転子位置検出器10が軸結されている。この回
転子位置検出器10は、例えば、磁気抵抗素子やサーチ
コイル型の近接スイッチ等を用いて構成され、少なくと
も120度以上の磁極電気角を検出可能な特性を有して
いる。また、この回転子位置検出器10は、発電機3の
出力電圧を積分して磁極位置を検知する等軸結を必要と
しない演算固定方式の回転子位置検出手段に置き換える
場合もある。1)は3相の全波整流器であって、6個の
ダイオードDIをブリッジ接続してなり、その整流出力
を後述する電力変換器13の直流入力とし、入力側は発
電機3の電機子巻線3u、3v、3wの遊端に接続され
る。12は切換器であって、切換部12Aと、常閉接点
S。、常閉接点SbVおよびS、を有する切換部12B
を有し、切換部12Aは1!を述する主回路13の出力
端子U、■を、負荷が接続される外部端子に対して接離
し、切換部12Bの接点S工は出力端子VとWを接離す
る。接点SbuとSbvは出力端子UとVを全波整流器
1)の対応する入力端子に対してそれぞれ接離する。出
力端子Wと全波整流器1)の対応する入力端子とは直接
に接続されている。
13は直流/交流電力変換器(3相のPWM制御される
電圧形インバータ)の主回路であって、ブリッジ接続し
た6個のスイッチング素子Tr(例えば、U相トランジ
スタ T、いTNu、 V相トランジスタ’r、v、 
THν、W相トランジスタTr、A、T、、4)と、各
スイッチング素子Trに逆並列接続したダイオードD2
を有し、直流側端子P−N間にはコンデンサ14が挿入
されており、その3相の出力電圧U、V及びWを送出す
る出力端子U、■は上記したように切換器12の切換部
12Aを通して外部出力端子に導かれるとともに、切換
器12の切換部12Bを通して全波整流器1)に接続さ
れる。15は始動用直流電源(バッテリBa)であって
、インバータの主回路13の直流側端子P−N間に逆流
阻止用ダイオード16を介して接続されている。17は
始動用の手動スイッチである。
19は電圧形インバータの制御回路であって、上記出力
電圧U、■及びWと直流電源15の電圧Eを取り込むと
ともに、回転子位置検出器10の検出信号α(αU、α
V、αW)を取り込んで、後述する動作を行う。
即ち、制御回路19は、第2図に示すように、直流電源
15の電力を取り込んで制御用の直流電力を作成する制
御電源部20、回転子位置検出器10の出力αを取り込
んで切換器12に与える切換信号Sを作成する始動完了
検出部21、切換信号Sの非発生時に、回転子位置検出
器10の出力αを取り込んで、発電機3の磁極と電機子
の相対位置を検出し、主回路13のトランジスタTrに
与える駆動信号IIを作成する第1の駆動部22Bと、
始動完了検出部21が出力Sを発生すると、出力電圧U
1■およびWをフィードバックして主回路13の出力電
圧を制御する第2の駆動部22A(第5図に示す)を存
している。
上記制御電源部20は第3図に示すようにコンデンサC
1電圧安定化素子Z1、Z、2および整流器D3を有し
ている0回転子位置検出器10は制御電源部20から電
力の供給を受ける。また、上記始動完了検出部21は第
4図に示すように回転子位置検出器10の出力αから6
倍パルスを作成するパルス合成部PG、パルス合成部P
Gの出力から発電機3の回転数比例電圧を作成する周波
数/電圧変換部F/V、周波数/電圧変換部F/Vの出
力vnを所定レベルvno(前記回転速度N。
に対応する値)と比較して前者が後者より大になると切
換信号Sを検出する比較器CPを有している。
第2の駆動部22Aを示した第5図において、23は信
号発生部であって、主回路工3の3相出力を取り込み、
基本波(正弦波)の整流電圧であって、かつ、半波毎に
その天地が交番する信号SINと、上記基本波の正負に
同期し、かつ上記天地逆の正弦波の半サイクル時にHレ
ベルとなる矩形波信号(基本波周波数を有するH/L信
号)RECを作成する。24は比較部であって、上記S
IN信号(変調波)と三角波発注部25が作成する三角
波信号(搬送波)とを比較してPWM信号を作成する。
第2図および第5図に符号26で示す要素は信号切換部
であって、U相スイッチ26U、V相スイッチ26V及
びW相スイッチ26Wを有し、各スイッチ26U、26
V及び26Wは、切換信号Sが発生するまでは、第1の
駆動部22Bの出力をドライバユニット27のU相ドラ
イバ27U、V相ドライバ27V及びW相ドライバ27
Wに結合するが、切換信号Sが発生すると、切換わって
、U相スイッチ260はH/L信号をU相ドライバ27
Uに結合し、■相スイッチ26VとW相スイッチ26W
はPWM信号をそれぞれV相ドライバ27VとW相ドラ
イバ27Wに結合する。U相ドライバ27U、V相ドラ
イバ27V及びW相ドライバ27Wは、また、H/L信
号を動作0N10FF信号として取り込み、H/、L信
号がLレベルにある間、出力動作を停止する。
第6図に示す波形は、切換器12の切換部12Aと接点
SaWが閉、信号切換部26の各スイッチ260〜26
Wが第1の駆動部22B側へ切換わっている時の、出力
端子U〜Vに現れる電位Vu〜Vw(第1図に破線で示
す直列抵抗R+、Rzの中点で示す仮想中性点に対する
電位)を示したもので、Vu−V (=Vu−W)はV
とWが短絡されている時の線間電圧の最大出力時の波形
である。ここで、Eは主回路13の入力電圧を示してお
り、斜線部分はハイインピーダンス状態を示す。
この構成において、発電装置の始動前には、切換部12
Aと切換部12Bの接点S awは開路し、切換部12
Bの接点S0、Shyは閉路して、主回路13の出力端
子u、v及びWはそれぞれ電機子巻線3u、3v、3W
に接続されている。始動用スイッチ17を投入すると、
主回路13は直流電源15を電源とし、第1の駆動部2
2Bが作成する信号に基づきドライバ27U、27V及
び27Wが送出するベース駆動信号1)を受けて起動す
る。主回路13は、その起動後、直流電源15の電力を
発電機3の回転速度Nに同期した周波数を持つ3相交流
電圧U、■及びWに変換して発電機3に供給し、該発電
機3は電動機動作を行って、エンジン1を始動させる。
即ち、回転子位置検出器10とインバータの主回路13
は直流電動機のブラシと整流子に対応し、発電機3は電
動機動作を行って、スタータとしてエンジンlを始動さ
せる。
上記エンジン1の始動後、時間の経過に従い、発電機3
の回転速度Nが上昇するが、該回転速度Nが設定速度N
oに達してエンジン1の始動が完了すると、制御回路1
9の始動完了検出部21が切換信号Sを送出するので、
切換部12Aと切換部12Bの接点S awは閉路し、
切換部12Bの接点SbいSbwは開路し、インバータ
の主回路13の出力端子u、 v (該端子Vと端子W
は短絡される)は外部端子(負荷)に接続される。また
、信号切換部26も切換ねる。
これにより、発電機3は本来の発電動作を開始し、発生
電圧は全波整流器1)で直流変換されたのち、コンデン
サ14で平滑され、以後、インバータの主回路工3はこ
の平滑された直流電力を電源とし、第2の駆動部22A
が作成する信号、即ち、H/L信号とPWM信号に基づ
きU、■、W相ドライバ27U、27V、27Wが送出
するベース駆動信号Isを受けてインバータ動作を行う
。Ul”lドライバ27はH/L信号を受けるので、ト
ランジスタTP(lとT、4uはH/L、信号に同期し
たO N10 F F動作をする。また、トランジスタ
TPVとTNVはH/L信号のHレベル期間、PWM動
作を行い、他の半サイクル期間は休止する。トランジス
タ下工と’I’NwはH/L信号のLレベルの期間、P
WM動作を行い、他の半サイクル期間は休止する。即ち
、トランジスタT p vとTNvの対、トランジスタ
下工とT四の対は前記基本波の半サイクル毎の交番時分
割駆動されることになる。
一般に、トランジスタの損失は、定常オン時損失り、と
スイッチング時の過渡損失(スイッチング損失)Lxと
に大別されるが、数KHzのPWM動作では、両損失の
大きさの比は、ほぼtitとなる。また、50/60H
zの低周波動作時(U相トランジスタT p u−、T
 s uの動作の場合)は定常オン時損失り、が全損失
の100%近くを占める。この損失し1を1とすると、
V相トランジスタT□、TNvとW相トランジスタ’r
rw、T、の損失りは、 L−((L+ =1)+ (Lt−1))×動作時間0
.5 = 1 となり、U相トランジスタTrus Tsuの損失と等
しい。
今、仮に、上記交番時分割動作を行わせず、前記したよ
うに、トランジスタTPw、T、−を完全に休止させ、
U相トランジスタT、u、 TN、はH/L信号により
駆動し、V相トランジスタTry、T□は連続的にPW
M動作をさせた場合、V相トランジスタTPV% Ts
vの損失は、 L−((r、+ =1) + (t、! 諭1))×動
作時間1−2 となり、本実施例の場合の2倍の損失となる。この場合
、トランジスタ容量が同一であるとすると、損失−負荷
率として、U相:■相:W相−1:2:Oとなり、各相
トランジスタの分担が不平衡となる0本実施例の場合は
、U相:V相:W相−1:l:1となり、平衡する。
従って、本実施例によれば、主回路13の容量を同じと
すれば、1相分のトランジスタを完全に休止させる場合
に比し、主回路13の、例えば、W相のトランジスタT
Pw、T、を完全に休止させる場合に比し、2倍出力の
単相交流を供給することができ、逆に、取出する単相交
流の出力値を同じとすれば、主回路13の、例えば、W
相のトランジスタ子工、T、を完全に休止させる場合に
比し、主回路13の容量を1/2にすることができ、そ
の分、小形化することができる。
なお、本実施例では、U相トランジスタT 、tI。
T8uの0N10FFタイミングとV相トランジスタT
 P V % T HvとW相トランジスタ’rrw、
TNwの動作切換わりタイミングは同期しているが、第
6図(alに示すように、V相トランジスタTrvz 
TsvとW相トランジスタT、ゎTH,4の動作をU相
トランジスタTPL1% TH(Hの動作に対してずら
せるようにしてもよい。
また、上記実施例では、V相トランジスタTpv、T、
v、U相トランジスタの動作は、180°毎の交番であ
るが、45°毎、90’毎、120゜毎の交番としても
同様の効果を得ることができるので、V相トランジスタ
Tpv、T□とW相トランジスタT、いTNWは時間比
ほぼ50%毎に交代して動作させればよい。
なお、逆流阻止用のダイオード16は、エンジンlの始
動完了後は、コンデンサ14の電圧が直流電源15の電
圧よりも自動的に高くなるので、逆流を阻止するために
設けである。
なお、本発明は他の回路構成を持つ発電装置、例えば、
第7図〜第9図に示す発電装置に実施して同様の効果を
得ることができる。
第7図においては、直流電源15の電圧を昇圧して主回
路13に供給する昇圧チョッパ回路30を有している点
において第1図の実施例と相違する。31はチョッパ(
この例では、作用をトランジスタにて担い、発電機3を
電動機として所定の回転数まで駆動するに要する電圧が
直流電源15の電圧よりも高い時必要となる)、32は
リアクトルであり、制御回路19には、図示しないが、
チョッパ制御部が設けられ、このチョッパ制御部は、主
回路の出力電圧を整流した直流をフィードバック信号と
してチョッパ31を0N10FF時間を制御する。第7
図(alに、この昇圧チョッパ回路30の動作特性を示
す。図において、EIは直流電源 15の電圧、E、は
コンデンサ14の圧電圧を示す。
ところで、昇圧チョッパ回路30では、第7図+a)に
示した如く、主回路13の入力電圧を直流電源15の電
圧値以下に下げることができないので、発電機3の始動
時、その回転数が低(、速度誘起電圧が低い場合には、
主回路I3を通して過電流が流れることになる。これを
防ぐためには、第8図に示すように昇圧チョッパ回路3
0Aを設ければよい。第8図において、31Aはチョッ
パ(この例では、トランジスタ)、32Aはりアクドル
であり、制御回路19には、図示しないが、チョッパ制
御部が設けられ、このチョッパ制御部は、主回路の出力
電圧を整流した直流をフィードバック信号としてチョッ
パ31Aを0N10FF’時間を制御する。即ち、トラ
ンジスタ31のON時間を短くすれば、降圧動作を行い
、ON時間を長くすれば、昇圧動作を行う。第7図(b
)に、この昇降圧チョッパ回路30Aの動作特性を示す
0図において、Elは直流電源15の電圧、E、はコン
デンサ14の圧電圧を示す。
第9図においては、バッテリー充電用の素子(この例で
は、トランジスタ)33を有している点において第7図
の構成と相違する。制御回路19には、図示しないがト
ランジスタ33を制御する充電制御部を設けて、切換信
号Sが発生した場合に、該充電制御部からオン信号をト
ランジスタ33に供給するようにする。D4は逆流阻止
用のダイオードである。この充電手段は第7図、第8図
の実施例に設けてもよい。
上記各実施例においては、信号切換部26を有接点型で
示しであるが、実際には、ゲートロジックで行うことに
なる。
また、上記実施例の制御回路19はアナログ構成で示し
であるが、デジタル構成としてもよいことは勿論であり
、また、主回路の本発明動作をソフトウェアで実行させ
てもよい。
第1図の実施例における発電機3は、3相同期発電機で
あり、電圧形インバータの主回路13は3相インバータ
であるが、このエンジン式発電装置は、制御方式を変更
することにより、3相発電装置として使用することがで
きる。
3相発電装置として使用する場合には、切換器12を第
10図に示すように、3相切換器に変更し、第1図の第
2の駆動部22Aに換えて、ドライバユニット27のU
相ドライバ27U、V相ドライバ27V及びW相ドライ
バ27Wに供給するPWM信号を作成する第2の駆動部
22C(第1)図、第12図))に変更するだけで良く
、切換器12の切換部12Aは3個の常開接点S−1S
aV%SIWを有し、切換部12Bは3個の常閉接点 
Sbu、S bVs S bwを有している。第12図
において、23A、23Bおよび23Cは順次1200
の位相差を持ったSIN波を発生させる信号発生部、2
4A、24Bおよび24Cは比較部、25は三角波発生
部である。比較部24A、24Bおよび24Cはそれぞ
れドライバ27U127Vおよび27Wに与えるベース
駆動信号を送出する。なお、第9図の符号18ば変圧器
を示しており、出力端子u、vおよびWに現れる出力電
圧U、VおよびWを制御回路19にフィードバンクする
この構成においては、前記と同様、エンジンの始動時、
回転子位置検出器IOと電力変換器の主回路13が、直
流電動機のブラシと整流子に対応する動作を行い、同期
発電機3が、電動機動作を行って上記エンジンを始動す
る。エンジンの始動完了後は、同期発電機3は本来の発
電動作を行い、その交流出力は上記電力変換器の主回路
13で所定電圧・所定周波数の安定した3相交流電力に
変換される。
本実施例では、専用のスタータを設けることなく、エン
ジン式三相発電装置の起動を行うことができる利点があ
る。
また、第1図と第10図に示すエンジン式発電装置は、
切換器12を変更し、制御回路19の第2の駆動部を変
更して制御方式を変更するだけで(プリント板差し替え
等)、3相発電装置、単相発電装置に使用することがで
き、しかも、主回路13を構成する全トランジスタ等容
量のブリッジ回路は、−船釣であって、モジュール化さ
れて安価な価格で入手することができるから、量産効果
を得ることができ、また、エンジン、同期発電機を除く
部分の構成は極めて簡素な構成であるから、装置価格を
低減することかでき、全体を、軽量で、コンパクトにま
とめることができる。
なお、第1図の発電装置に設けた昇圧チョッパ回路30
、昇降圧チョッパ回路30A、充電用素子33を含む充
電手段は第1O図の発電装置に適用して同様の効果を得
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、簡素な構成で、専用スター
タネ要の発電装置を得ることができるから、小型・コン
パクトで、従ってメンテナンスも楽な発電装置を得るこ
とができ、単相交流を得る場合には、発電機の出力を所
定電圧・所定周波数の電圧に変換する電力変換器主回路
のスイッチング素子のうち1相分は連続して低周波スイ
ッチング動作をさせ、他の2相のスイッチング素子は高
周波スイッチング動作を半サイクル毎に交互に行わせる
構成としたことにより、主回路を、単相発電動作時も3
相電動動作時も最適変換効率で動作させることができ、
単相交流発電容量を大幅に向上することが可能となり、
装置価格を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は上記実
施例の制御回路を示す回路図、第3図は上記制御回路に
おける制御電源部を示す回路図、第4図は上記制御回路
における始動完了検出部を示す回路図、第5図は上記制
御回路における第2の駆動部を説明するためのブロック
図、第6図は上記実施例におけるインバータ主回路の出
力端に現れる電圧波形を示す図、第6図(alはU−W
相トランジスタの動作タイミングの他の例を示す図、第
7図、第8図および第9図は本発明の他の実施例を示す
回路図、第7図(a)および(blはそれぞれ上記第7
図および第8図の実施例におけるチョッパ回路の特性を
示す図、第10図は他の発明の実施例を示す回路図、第
1)図は第10図の実施例における制御回路を示すブロ
ック図、第12図は第10図における第2の駆動部の詳
細ブロック図、第13図(a)は従来の発電装置のブロ
ック図、第13図(blは上記従来例における伝動機構
を示す図である。 1−・エンジン、3−・同期発電機、10−・−回転子
位置検出器、1)−・・・全波整流器、12−・・切換
器、13・・・・・直流/交流電力変換器の主回路、1
5・−・始動用直流電源、19・−・制御回路、22A
、22C・・・−第2の駆動部、22B−・・・第1の
駆動部、23・・・信号発生部、24・・−比較部、2
5−・−・三角波発生部、26・・・信号切換部、30
・・−昇圧チョッパ回路、30A−一一昇降圧チッッパ
回路、33−バッテリー充電用素子。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)専用のスタータを有しないエンジン式発電装置で
    あって、エンジンと、当該エンジンに軸結された同期発
    電機と、当該同期発電機の回転子の位置を検出する検出
    手段と、上記同期発電機の出力端に接続された当該出力
    端の交流波形を整流するための全波整流器と、当該全波
    整流器の出力端に接続された上記直流/交流電力変換器
    および逆流防止用の半導体素子を持った上記エンジン始
    動用の直流電源と、切換器と、上記直流/交流電力変換
    器の出力端に当該切換器の第1の接点を介して接続され
    た外部端子と、上記切換器の第2の接点により上記同期
    発電機の出力端と上記直流/交流電力変換器の出力端を
    接続する回路と、上記切換器の第1、第2の接点の切換
    えおよび上記直流/交流電力変換器のスイッチング素子
    の点弧制御を行う制御回路とからなるエンジン式発電装
    置。
  2. (2)切換器の第2接点から第1の接点への接点切換が
    、同期発電機が電動動作から発電動作に移る条件が成立
    した時に行われることを特徴とする請求項1記載のエン
    ジン式発電装置。
  3. (3)切換器が第1の接点に切換えられている時は同期
    発電機の交流出力を全波整流器で整流して得られる直流
    を直流/交流電力変換器が交流変換して発電機出力とし
    、上記切換器が第2の接点に切換えられている時は上記
    直流/交流電力変換器の電圧又は電流を回転子位置検出
    手段により得られる上記同期発電機の回転子の位置に同
    期制御し、かつ、当該電圧又は電流の振幅を調節して上
    記同期発電機のを電動機としてそのトルク回転数の制御
    を行うことを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン
    式発電装置。
  4. (4)エンジン、上記エンジンにより駆動される3相同
    期発電機、始動用の直流電源、直流/交流電力変換器を
    有し、エンジンの始動に際して、上記直流電源の電力を
    上記直流/交流電力変換器により交流変換して上記3相
    同期発電機に給電し、当該3相同期発電機を電動機運転
    する発電装置であって、上記エンジンの始動完了後の上
    記3相同期発電機の発電機運転時、スイッチング素子を
    ブリッジ接続して構成された上記電力変換器主回路の正
    負対をなす1相分のスイッチング素子対は連続してON
    /OFFスイッチング制御され、他の2相分の2つのス
    イッチング素子対の一方と他方は時間比ほぼ50%毎に
    交代してPWM制御され、この間、上記主回路の出力端
    子のうち上記他の2相に対応する出力端子が相互に短絡
    されることを特徴とするエンジン式発電装置。
  5. (5)正負対をなす1相分のスイッチング素子は矩形波
    信号により駆動され、他の2相分のスイッチング素子は
    、変調波が、正弦波半波が半サイクル毎に天地逆になる
    信号であるPWM信号により駆動されることを特徴とす
    る請求項4記載のエンジン式発電装置。
  6. (6)始動用直流電源が、バッテリーであつて、充電用
    のスイッチング素子を介して電力変換器の主回路の直流
    側端子間に挿入され、該スイッチング素子はエンジンの
    始動期間中は、オンされないことを特徴とする請求項1
    〜5記載のエンジン式発電装置。
  7. (7)始動用直流電源が、バッテリーと該バッテリーの
    電圧を昇圧する昇圧チョッパを有することを特徴とする
    請求項1〜6記載のエンジン式発電装置。
  8. (8)始動用直流電源が、バッテリーと該バッテリーの
    電圧を昇降圧する昇降圧チョッパを有することを特徴と
    する請求項1〜6記載のエンジン式発電装置。
JP1090687A 1988-04-19 1989-04-12 エンジン式発電装置 Pending JPH0284038A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223594A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Sawafuji Electric Co Ltd 電動機兼発電機の制御装置
US7202572B2 (en) * 2002-07-30 2007-04-10 Daimlerchrysler Ag Generator/motor system and method of operating said system

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