JPH0283904A - 静磁場発生装置 - Google Patents

静磁場発生装置

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JPH0283904A
JPH0283904A JP63237124A JP23712488A JPH0283904A JP H0283904 A JPH0283904 A JP H0283904A JP 63237124 A JP63237124 A JP 63237124A JP 23712488 A JP23712488 A JP 23712488A JP H0283904 A JPH0283904 A JP H0283904A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic field
plate
uniformity
floor
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JP63237124A
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English (en)
Inventor
Hideya Sakurai
桜井 秀也
Shigeru Sato
茂 佐藤
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Sumitomo Special Metals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 利用産業分野 医療用核磁気共鳴断層装置(以下、NMR−CTという
)を構成する永久磁石を使用した磁場発生装置等の永久
磁石式静磁場発生装置の改良に係り、磁場均一度補償用
磁性板を用い、当該装置の設置床に埋設された鉄筋等の
磁性材による磁場均一度の低下を防止した静磁場発生装
置に関する。
背景技術 NMR−CTは、大きな空隙内に強力かつ高精度で均一
な静磁場を発生する静磁場発生装置を備えており、人体
の一部または全部を1〜l0KGの強力な磁場を形成す
る空隙内に挿入して所要の断層イメージを得るため、こ
の磁場が強力かつ10−4以下の精度で一様で安定して
いることが要求される。
磁場強度が常伝導磁石と同等具」二で電力の消費もなく
、小型軽量で高精度均一磁場が得られる永久磁石回路を
有する磁場発生装置として、空隙を形成して対向する磁
極片と、少なくとも1の永久磁石とを継鉄で磁気的結合
し該空隙に磁場を発生させる静磁場発生装置において、
上記磁極片の対向面の各々に環状突起を設けたことを特
徴とする静磁場発生装置が提案(特開昭60−8840
7号)されている。
この静磁場発生装置によって、空隙に発生する磁場の均
一精度を向上させることができた。しかし、実用化に際
しては、さらに高精度の均一磁場が要求されるため、磁
場のia副調整必要であった。
また、高精度で均一かつ安定な磁場が得られる磁気回路
として、4本の円柱状継鉄を間隔部材として空隙を形成
して磁気的に接続されかつ対向する一対の正方形の板状
継鉄の対向面に永久磁石を着設し、各永久磁石の対向面
に環状突起を有する磁極片を設けて、板状継鉄間距離を
微調整可能となし、該空隙に磁場を発生させる静磁場発
生装置が提案(特開昭60−257109号)されてい
る。
上記静磁場発生装置は、被診断対象物の空隙内への進入
方向が四方の任意方向で至便であり、正方形の板状継鉄
を用いることから、水平面での磁場均一度が高い利点が
ある。
さらに、既設建物内への搬入容易性や、設置スペースの
削減などの要求から、すぐれた磁場均一度を維持したま
ま、小型軽量化を可能とする構成として、幅と奥行寸法
を所要値となした長方形板からなる静磁場発生装置が提
案(実開昭62−101205号)されている。
前記の各種構成からなる永久磁石式静磁場発生装置は、
それ自体外部漏洩磁場が少なく、また外部からの磁性体
による磁場均−度一の影響も少なく、所要空隙における
磁場均一度が極めて高精度な構成である。
ところが、これを病院等に設置すると、設置環境により
予め調整した所要の磁場均一度が変動し、また、設置箇
所により前記変動幅が異なり、これらの設置環境に応じ
た現場での磁場調整が必要となる場合があった。
発明の目的 この発明は、かかる静磁場発生装置における設置場所に
よる磁場均一度の変動を防止できる構成からなる静磁場
発生装置の提供を目的としている。
発明の概要と効果 この発明は、設置場所による磁場均一度の変動の防止を
目的に、静磁場発生装置の構成を種々検討した結果、か
かる磁場均一度の乱れは設置床に埋設された鉄筋、鉄骨
等の磁性材の影響であることに着目し、例えば、装置の
下方床上に、磁場均一度補償用磁性板を敷設することに
より、前記影響を排除できることを知見したものである
ずなわら、この発明は、 少なくとも1つの永久磁石を用いて磁気回路を構成し、
所要空隙内に磁場を発生させる静磁場発生装置において
、 設置床に埋設された鉄筋、鉄骨等の磁性材の影響を排除
するための磁場均一度補償用磁性板を、設置床に対向す
る磁気回路下面に近接して配置したことを特徴とする静
磁場発生装置である。
換言すれば、この発明は、静磁場発生装置の設置予定床
下に鉄筋等の磁性材が存在し、その影響が心配される場
合には、当該磁気回路の下面に近接配置、例えば、設置
予定床上に所要寸法、形状からなる磁場均一度補償用磁
性板を敷設することを要旨とするが、静磁場発生装置の
磁気回路の組立調整を、この磁性板を必須構成要素にし
て工場出荷段階で行っておくことにより、病院等への設
置時は前記の磁性板と同様寸法、形状の鉄板を敷くだけ
で、いかなる床下磁性材の影響もほとんど排除すること
ができ、設置後の均一度が床下環境に影響されないため
、前記の特別な均一度調整作業が不要となる。
発明の好ましい構成 この発明は、少なくとも1の永久磁石を用いた静磁場発
生装置であれば、いずれの磁気回路の構成にも適用でき
、例えば、1つの永久磁石と継鉄とで磁気回路を構成し
たり、さらに、一対の永久磁石を用いて継鉄で磁気的に
結合し空隙を介して対向させた磁極月向面に磁極片を設
けるなど構成も利用できる。
また、NMR−CT用としては、空隙を形成して対向す
る一対の永久磁石構成体を継鉄で磁気的結合し、各永久
磁石構成体の空隙対向面に磁極片を固着し、該空隙に磁
場を発生させる構成が望ましい。また被診断対象物の大
きさや装置の設置スペース等に応じて、永久磁石の磁気
特性、形状手法、継鉄の形状寸法及び所要空隙の大きさ
、磁極片、環状突起の形状等を適宜選定することが望ま
しく、継鉄形状は、磁場発生装置の全体形状並びに設置
スペースを決定するため、例えば、第1図に示−4長方
形の板状継鉄と円柱状継鉄を用い、村の永久磁石構成体
を対向配置させる構成や、第2図すの円筒体継鉄等の省
スペース性にすぐれた形状が好ましい。
この発明による均一度補償用磁性板は、静磁場発生装置
の設置床に対向する磁気回路の下面に近接させて配置す
るもので、設置環境に応じて磁気回路の側部または」二
部にも近接配置してもよい。
近接配置する当該磁性板と磁気回路との距離は、磁気回
路の形状、磁束の洩れ量等により異なるが、通常、10
0mm〜300ryun程度が望ましく、特に、後述す
る第1図の如き脚部を有する構成では、その下に均一度
補償用磁性板を敷設するだけでこの発明の効果が得られ
る。
また、均一度補償用磁性板は、磁気回路の設置床に相対
する底面の全面を覆う形状が望ましく、特に、磁束の漏
洩量が多い側には、第3図に示すく如く、底面部より外
側まで該磁性板を配設することが望ましい。
均一度補償用磁性板の厚みは、厚いほど有効であるが、
磁気回路からの磁束漏洩量、搬送、設置の作業性及び経
済性等を考慮すると、通常、1−5mmの鋼板が効果的
である。
この発明において、磁気回路に用いる永久磁石は、フェ
ライト磁石、アルニコ系磁石、希土類コバルト系磁石が
使用できるが、先に出願人の・−人が提案(特開昭59
−46008号公報、特開昭59−89401号公報)
した、RとしてNdやPrを中心とする資源的に豊富な
軽希土類を用い、B 、Feを主成分として25MGO
e以上の極めて高いエネルギー積を示す、Fe−B−R
系永久磁石を使用することにより、著しく小型化するこ
とができる。
図面に基づぐ発明の開示 第1図はこの発明による静磁場発生装置を示す横断上面
説明図と縦断正面説明図である。
第2図a図〜e図はこの発明による他の静磁場発生装置
を示す横断上面説明図である。
第3図はこの発明による均一度補償用磁性板と磁^回路
との関係を示す説明図である。
第1図に示す静磁場発生装置の磁気回路は、4本の円柱
状継鉄(10)を間隔部Hとして、これを長方形主面を
有する板状継鉄(11)の4隅に配置して、月の板状継
鉄(11)間多こ空隙(14)を形成し、かつ−月の板
状継鉄(11)を磁気的に接続し、さらに、各板状継鉄
(11)の対向面に永久磁石(工2)を着設し、各永久
磁石(12)の対向面に、環状突起(15)を有する円
板状の磁極片(13)を設けて、該空隙(14)に磁場
を発生させる(h成からなる。
さらに、下側板状継鉄(11)の下面に脚部(16)が
設けてあり、鉄筋コンクリート製床(17)」ニーの設
置に際し、該床(17)と脚部(16)との間に鋼板製
の均一度補償用磁性板(20)が敷設配置しである。
かかる構成において、空隙(14)に発生させる磁場は
、磁気回路の組立時に、前記の均一度補償用磁性板(2
0)を含めた磁気回路としてその均一度を調整すること
により、病院等の所要設置箇所への据付完了後に、磁場
均一度が床(17)の鉄筋(18)等に影響されること
なく、据付完了後に、特別な均一度調整作業が不要とな
る。
iif記の磁気回路において、上下の継鉄の形状につい
ては、板状継鉄の短辺(L)と長辺(W)との比率L/
Wは、被診断対象物の大きさ、磁極片の該短辺方向の寸
法(D)、板状継鉄を磁気的に接続する継鉄の形状2寸
法等に応じて適宜選定するが、通常1.5〜2.5程度
が望ましく、被検者への圧迫感の軽減と既設の病院への
搬入の容易化を計ることができる。
また、板状継鉄の短辺(L)と磁極片の該短辺方向の寸
法(D)との比、D几も0.6〜1.2が望ましく、該
永久磁石の磁気特性、板状継鉄及びこの板状継鉄を磁気
的に接続する継鉄の形状寸法、及び所要空隙の大きさ等
に応じて適宜選定することが望ましい。
均一度補償用磁性板の形状は、磁気回路の形状、特に、
磁気回路の設置床側の継鉄の形状に応じて適宜選定され
る。
例えば、第2図a図に示す如く、前述した板状継鉄(1
1)が長方形の場合、均一度補償用磁性板(20)を長
方形としたり、C図に示す如く、板状継鉄(lla)が
正方形の場合、均一度補償用磁性板(22)を相似形の
正方形とすることができる。
また、第2図す図の如く、磁気回路の継鉄が上下−肘の
円板状継鉄(30)を円筒継鉄で(31)で接続した構
成の場合、均一度補償用磁性板(21)を相似形の円板
状とすることができる。
また、同d図に示す如く、長方形の板状継鉄(11)を
用いた磁気回路において、主に、漏洩磁束量が多くなる
長辺側へ配置すべく、長方形の均一度補償用磁性板(2
3)を板状継鉄(1υと直交するよう配置するのもよい
さらに、均一度補償用磁性板(24)は、前述の実施例
の如き一枚板のほか、同e図に示す如く、複数枚の板を
用いて所要形状となすこともできる。
実施例 第1図に示した構成において、最大エネルギー積35M
GOeの特性を有するFe−B−R系板状永久磁石を用
い、磁極片の対向距離として、500mmに設定し、板
状継鉄寸法、 1200mmLX1800mmWX120mmT、 磁
極片外径りを1100mmとし、組立を行なったのら、
1600mmLX2000mmWX3.2mm’rの均
一度補償用磁性板を敷設して、鉄筋コンクリート製床上
に設置した。
その状態で磁場均一度の調整を行った後、空隙中心より
半径150mmの球状空間内における磁場均一度を測定
したところ、30ppmであった。
また、前記の均一度補償用磁性板を除去し、静磁場発生
装置を鉄筋コンクリート製床上に直接設置し、前記条件
の磁場均一度を測定したところ。
120ppmなる結果を得た。
均一度補償用磁性板により、設置後の磁場均一度が床下
環境に影響されず、調整どうりの優れた磁場均一度が変
動しないため、据付は後の特別な均一度調整作業が不要
となることが分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による静磁場発生装置を示す横断上面
説明図と縦断正面説明図である。 第2図a図〜e図はこの発明による他の静磁場発生装置
を示す横断上面説明図である。 第3図はこの発明による均一度補償用磁性板と磁気回路
との関係を示す説明図である。 10・・・円柱状継鉄、11・・・板状継鉄、12・・
・Fe−B−R系水久磁石、工3・・・磁極片、14・
・・空隙、15・・・環状突起、16・・・脚部、17
・・・床、18・・・鉄筋、20.21,22,23.
24・・・均一度補償用磁性板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも1つの永久磁石を用いて磁気回路を構成し、
    所要空隙内に磁場を発生させる静磁場発生装置において
    、 設置床に埋設された鉄筋,鉄骨等の磁性材の影響を排除
    するための磁場均一度補償用磁性板を、設置床に対向す
    る磁気回路下面に近接して配置したことを特徴とする静
    磁場発生装置。
JP63237124A 1988-09-20 1988-09-20 静磁場発生装置 Pending JPH0283904A (ja)

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