JPH0283165A - ミスト放電による超砥粒砥石の成形方法 - Google Patents
ミスト放電による超砥粒砥石の成形方法Info
- Publication number
- JPH0283165A JPH0283165A JP63230110A JP23011088A JPH0283165A JP H0283165 A JPH0283165 A JP H0283165A JP 63230110 A JP63230110 A JP 63230110A JP 23011088 A JP23011088 A JP 23011088A JP H0283165 A JPH0283165 A JP H0283165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mist
- discharge
- electrode
- grindstone
- machining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003595 mist Substances 0.000 title claims abstract description 50
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title abstract 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 title description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 27
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 8
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 28
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 11
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 10
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 9
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 3
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 abstract description 6
- 239000003570 air Substances 0.000 abstract 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 11
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 11
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 8
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010828 elution Methods 0.000 description 3
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 3
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000011160 research Methods 0.000 description 2
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 2
- 229920001342 Bakelite® Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- UMVBXBACMIOFDO-UHFFFAOYSA-N [N].[Si] Chemical compound [N].[Si] UMVBXBACMIOFDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004637 bakelite Substances 0.000 description 1
- 239000002173 cutting fluid Substances 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
- 238000009763 wire-cut EDM Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B53/00—Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
- B24B53/001—Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces involving the use of electric current
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、ツルーインク、ドレッシングを放電加工で
行うミスト放電による超砥粒砥石の成形方法とその装置
に関する。更に詳しくは、メタルボンド砥石のメタルボ
ンドを液体をミスト状態にした雰囲気中で放電させて除
去して、ツルーイング、ドレッシングを行うミスト放電
による超砥粒砥石の成形方法に関する。
行うミスト放電による超砥粒砥石の成形方法とその装置
に関する。更に詳しくは、メタルボンド砥石のメタルボ
ンドを液体をミスト状態にした雰囲気中で放電させて除
去して、ツルーイング、ドレッシングを行うミスト放電
による超砥粒砥石の成形方法に関する。
[従来技術]
近年、耐高温、耐摩耗特性に優れた材料があらゆる産業
分野で求められ使用されている。この材料としてセラミ
ックスや特殊金属材料等が用いられている。これらの材
料の加工法として、ダイヤモンドやCBNを砥粒とした
超砥粒価1石による研削加工が重要となっている。しか
し、この研削加工を効率良く行うには、ツルーイング、
ドレッシングを適切に行う必要がある。ところがそのツ
ルーイング、ドレッシングを適切に行うことが難しく様
々な方法が試みられ提案されている。
分野で求められ使用されている。この材料としてセラミ
ックスや特殊金属材料等が用いられている。これらの材
料の加工法として、ダイヤモンドやCBNを砥粒とした
超砥粒価1石による研削加工が重要となっている。しか
し、この研削加工を効率良く行うには、ツルーイング、
ドレッシングを適切に行う必要がある。ところがそのツ
ルーイング、ドレッシングを適切に行うことが難しく様
々な方法が試みられ提案されている。
例えば、スティック砥石を用いる方法、ロータリドレッ
サを用いる方法、遊離砥粒ロータリドレッシングの間に
介在させる方法、ワイヤ放電加工による方法、電解・放
電加工法などである。−方、これまで放電加工は、液中
での過渡アーク放電を金属の除去加工に利用するものと
して扱われてきた。たとえば形彫放電加工機において、
加工部を液中に収容するための加工タンクがあることや
、またワイヤ放電加工においても、液中での加工の他に
、放電部分をノズルによる水柱で覆うことなどは、この
ような考えに基づいている。
サを用いる方法、遊離砥粒ロータリドレッシングの間に
介在させる方法、ワイヤ放電加工による方法、電解・放
電加工法などである。−方、これまで放電加工は、液中
での過渡アーク放電を金属の除去加工に利用するものと
して扱われてきた。たとえば形彫放電加工機において、
加工部を液中に収容するための加工タンクがあることや
、またワイヤ放電加工においても、液中での加工の他に
、放電部分をノズルによる水柱で覆うことなどは、この
ような考えに基づいている。
ところが、微小間隔の液中放電現象に関する研究による
と、−回の放電(放電時間:20μs、ピーク電流:
2OA)によって発生するガスは、標準電極の場合の放
電間隔(直径=20φ、間隔長:20μSと仮定)をほ
とんど覆う量に達するという結果が得られている。この
ことから、通常の繰り返し放電では、純粋に液中ではな
く、ガス中あるいは液とガスの混合体中で、金属加工が
進行している可能性があると推定される。そこで、新し
い放電加工法の可能性を探るものとして、本発明者らは
、ミスト中での放電加工特性について基礎的な実験を行
うとともに、この結果を発表しその基礎的な特性につい
て明らかにした。
と、−回の放電(放電時間:20μs、ピーク電流:
2OA)によって発生するガスは、標準電極の場合の放
電間隔(直径=20φ、間隔長:20μSと仮定)をほ
とんど覆う量に達するという結果が得られている。この
ことから、通常の繰り返し放電では、純粋に液中ではな
く、ガス中あるいは液とガスの混合体中で、金属加工が
進行している可能性があると推定される。そこで、新し
い放電加工法の可能性を探るものとして、本発明者らは
、ミスト中での放電加工特性について基礎的な実験を行
うとともに、この結果を発表しその基礎的な特性につい
て明らかにした。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、ミスト中での一般的な放電加工特性については
ある程度明瞭になったが、メタルボンドである超砥粒砥
石のツルーイング/ドレッシングの具体的方法とその特
性については不明である。
ある程度明瞭になったが、メタルボンドである超砥粒砥
石のツルーイング/ドレッシングの具体的方法とその特
性については不明である。
工作機械の本体の機上でドレッシング/ツルーイングを
放電加工によって行う場合、ドレッシング/ツルーイン
グのための特殊加工液を用意するのではなく、加工用の
水溶性の研削液(または切削液)を放電加工液として共
用できることが望ましい 研削液は、導電率の高い水道水を用いるため、電解溶出
の問題に注意しなければならない。−方、前記ミスト放
電加工に関するこれまでの研究では、加工液に水道水を
用いた場合でも電解溶出痕が見られないことが前記本発
明等の基礎的な実験で明らかになっている。
放電加工によって行う場合、ドレッシング/ツルーイン
グのための特殊加工液を用意するのではなく、加工用の
水溶性の研削液(または切削液)を放電加工液として共
用できることが望ましい 研削液は、導電率の高い水道水を用いるため、電解溶出
の問題に注意しなければならない。−方、前記ミスト放
電加工に関するこれまでの研究では、加工液に水道水を
用いた場合でも電解溶出痕が見られないことが前記本発
明等の基礎的な実験で明らかになっている。
また、前記した従来の放電加工方法は、大量の放電加工
液を使う関係で、大きなタンク、ポンプなどを準備する
必要がある。これらの問題点を解決するため、この発明
は次の課題を解決するものである。
液を使う関係で、大きなタンク、ポンプなどを準備する
必要がある。これらの問題点を解決するため、この発明
は次の課題を解決するものである。
この発明の目的は、超砥粒砥石をミスト放電加工でドレ
ッシング/ツルーイングを行うミスト放電による超砥粒
砥石の成形方法を提供することにある。
ッシング/ツルーイングを行うミスト放電による超砥粒
砥石の成形方法を提供することにある。
この発明の他の目的は、超砥粒砥石のミスト放電加工の
最適なドレッシング加工条件を提供するミスト放電によ
る超砥粒砥石の成形方法を提供することにある。
最適なドレッシング加工条件を提供するミスト放電によ
る超砥粒砥石の成形方法を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段および作用]前記の課
題を達成するために次のような手段を採る。
題を達成するために次のような手段を採る。
ミスト状の液体と空気とを混合させた雰囲気中で放電さ
せ加工を行う放電加工方法において、電極と、該電極に
回転する超砥粒砥石を接近させ、前記電極と超砥粒砥石
との間の接触部に空気と水または水容性の液体を混合さ
せたミスト状の液体を噴霧させることを特徴とするミス
ト放電による超砥粒砥石の成形方法である。
せ加工を行う放電加工方法において、電極と、該電極に
回転する超砥粒砥石を接近させ、前記電極と超砥粒砥石
との間の接触部に空気と水または水容性の液体を混合さ
せたミスト状の液体を噴霧させることを特徴とするミス
ト放電による超砥粒砥石の成形方法である。
前記ミストを吐出するノズルの吐出圧力が1゜5 k
g / c m 2以下でかつノズル−加工部間距離が
約5cmで生成されるミスト密度、ミスト粒子径である
のがより効果的に加工できる。
g / c m 2以下でかつノズル−加工部間距離が
約5cmで生成されるミスト密度、ミスト粒子径である
のがより効果的に加工できる。
更に、前記放電がパルス幅200μsであり、電極、を
グラファイトまたは鋼材料であるのが望ましい。
グラファイトまたは鋼材料であるのが望ましい。
[本発明の原理]
【11」L
ミスト放電によるドレッシング方法は、液体と気体の中
間的な状態であるミストをノズルがら吹き付け、その環
境の中で超砥粒ダイヤモンド砥石の放電ドレッシングを
行うものである。第1図に示すものは、ミスト放電によ
る超砥粒砥石成形装置の実験装置を示す。マシニングセ
ンタ1の回転する主軸1には、ダイヤモンドやCBNを
砥粒としたメタルボンド砥石2が取り付けである。
間的な状態であるミストをノズルがら吹き付け、その環
境の中で超砥粒ダイヤモンド砥石の放電ドレッシングを
行うものである。第1図に示すものは、ミスト放電によ
る超砥粒砥石成形装置の実験装置を示す。マシニングセ
ンタ1の回転する主軸1には、ダイヤモンドやCBNを
砥粒としたメタルボンド砥石2が取り付けである。
主軸1の下方には工作物テーブル3が平面内、すなわち
2軸線方向にサーボモータ(図示せず)に移動自在に制
御される。工作物テーブル3上には、取付具4が固定用
治具(図示せず)により固定されている。この取付具4
の上には、円柱状のブロック電極5が固定しである。電
極5は、銅製である。取付具4も導電性の材料で作られ
たものである。ただし、取付具4とテーブル3との間は
、合成樹脂などの絶縁材料を介してあり、取付具4とテ
ーブル3との間は非導電である。
2軸線方向にサーボモータ(図示せず)に移動自在に制
御される。工作物テーブル3上には、取付具4が固定用
治具(図示せず)により固定されている。この取付具4
の上には、円柱状のブロック電極5が固定しである。電
極5は、銅製である。取付具4も導電性の材料で作られ
たものである。ただし、取付具4とテーブル3との間は
、合成樹脂などの絶縁材料を介してあり、取付具4とテ
ーブル3との間は非導電である。
主軸1と取付具4との間には、放電用のDC電源装置6
が設けてあり、ドレッシング時には電圧を印加する。た
だし、主軸1は、回転しているので、DC電源装置6と
主軸1の接続は、ブラシ電極を使用している。DC電源
装置6は、パルス状の放電時間20〜1000μs、電
圧SOV、電流ピーク値30Aを発生できるものである
。この電源装置6の回路は、通常の放電加工で使用され
ている周知の電源回路であり、その詳細は記述しない。
が設けてあり、ドレッシング時には電圧を印加する。た
だし、主軸1は、回転しているので、DC電源装置6と
主軸1の接続は、ブラシ電極を使用している。DC電源
装置6は、パルス状の放電時間20〜1000μs、電
圧SOV、電流ピーク値30Aを発生できるものである
。この電源装置6の回路は、通常の放電加工で使用され
ている周知の電源回路であり、その詳細は記述しない。
ミスト発生装置10は、液体と気体の中間的な状態であ
るミストをノズルから吹き出す発生装置である。ノズル
11は、いけち株式会社製のAKl 04型ドライフ
オツグノズルであり、公知のノズルであるこのノズル1
1には、クーラント12が供給され、同時にエアーコン
プレッサ13によりエアーが加圧されて供給されている
(表参照)。
るミストをノズルから吹き出す発生装置である。ノズル
11は、いけち株式会社製のAKl 04型ドライフ
オツグノズルであり、公知のノズルであるこのノズル1
1には、クーラント12が供給され、同時にエアーコン
プレッサ13によりエアーが加圧されて供給されている
(表参照)。
実1し1法」−
ミスト放電によるドレッシング方法は、液体と空気の中
間的状態であるミストをノズルから吹き付け、その環境
の中でメタルボンドダイヤモンド砥石の放電ドレッシン
グを行うものである。ミスト生成ノズルは、噴霧される
液体と圧、力源となる気体を入力する二流体型で二つの
ノズル口をもつ。このノズルは一方の噴射口から噴射さ
れた高圧気体と液体粒子がもう一方の噴射口から出る高
圧気体と液体粒子と衝突し合うことで、液体粒子を更に
微粒子化するように構成されており、粒子径の均一な良
質のミストを生成することが出来る。実験では放電の行
われる砥石電極間よりlOc m fa した位置から
ミストを吹き付けた。
間的状態であるミストをノズルから吹き付け、その環境
の中でメタルボンドダイヤモンド砥石の放電ドレッシン
グを行うものである。ミスト生成ノズルは、噴霧される
液体と圧、力源となる気体を入力する二流体型で二つの
ノズル口をもつ。このノズルは一方の噴射口から噴射さ
れた高圧気体と液体粒子がもう一方の噴射口から出る高
圧気体と液体粒子と衝突し合うことで、液体粒子を更に
微粒子化するように構成されており、粒子径の均一な良
質のミストを生成することが出来る。実験では放電の行
われる砥石電極間よりlOc m fa した位置から
ミストを吹き付けた。
砥石と電極の接触位置をテスターの導通により求め、こ
の位置を基準とした。つぎに−旦砥石を上昇させ、基準
位置から銅電極の半径方向に向かって砥石に切込みを与
える。この状態でミストを噴射させながら砥石を下方に
移動させた。砥石の放電ドレッシングは、放電開始位置
より20mm下げた位置まで行いそこで放電を終了させ
た。
の位置を基準とした。つぎに−旦砥石を上昇させ、基準
位置から銅電極の半径方向に向かって砥石に切込みを与
える。この状態でミストを噴射させながら砥石を下方に
移動させた。砥石の放電ドレッシングは、放電開始位置
より20mm下げた位置まで行いそこで放電を終了させ
た。
実験に用いたメタルボンドダイヤモンド砥石は5D14
0であり、そのコンセントレージョン50.75.12
5と変化させている。放電加工条件は表1に示す。
0であり、そのコンセントレージョン50.75.12
5と変化させている。放電加工条件は表1に示す。
またミスト放電ドレッシングを行ったメタルボンドダイ
ヤモンド砥石でマシニングセンタによるセラミックス(
HP、窒素珪素、90X20X32mm)の平面研削実
験を行った。研削速度は実験の都合上砥石周速度500
m/min、、砥石切込み深さ50μm、工作物送り5
0mm/min、とじた。なお、研削抵抗はキスラー社
製の圧電型動力計を用いて測定した。
ヤモンド砥石でマシニングセンタによるセラミックス(
HP、窒素珪素、90X20X32mm)の平面研削実
験を行った。研削速度は実験の都合上砥石周速度500
m/min、、砥石切込み深さ50μm、工作物送り5
0mm/min、とじた。なお、研削抵抗はキスラー社
製の圧電型動力計を用いて測定した。
及1虻lし11
(1)加工速度
ミス1〜放電によるダイヤモンド砥石の加工速度は、加
工前後の砥石径の変化および加工時間から求めた。実験
結果を表2に示す。水性研削液(タイユ製、ハイチップ
NP3205)ミストを用いると加工速度は大きいこと
がわかる。
工前後の砥石径の変化および加工時間から求めた。実験
結果を表2に示す。水性研削液(タイユ製、ハイチップ
NP3205)ミストを用いると加工速度は大きいこと
がわかる。
(2)放電ドレッシングを行った砥石表面の粗さ
ツルーイング後にミスト放電ドレッシングを行った砥石
表面の軸方向粗さを測定した。表3にその結果を示す、
比較のため同表にはWA200のステックで5分間ドレ
スした場合の結果も示す。この結果からミスト放電ドレ
ッシングの有効性が認められる0表4には放電パルス幅
を変化させな場合のドレッシング後の砥石表面粗さを示
す。この結果よりパルス幅が大きくなるにしたがって、
少しずつ砥石表面粗さは増大しているのがわかる。
表面の軸方向粗さを測定した。表3にその結果を示す、
比較のため同表にはWA200のステックで5分間ドレ
スした場合の結果も示す。この結果からミスト放電ドレ
ッシングの有効性が認められる0表4には放電パルス幅
を変化させな場合のドレッシング後の砥石表面粗さを示
す。この結果よりパルス幅が大きくなるにしたがって、
少しずつ砥石表面粗さは増大しているのがわかる。
(3)ミスト放電ドレッシングを行った砥石による研削
テスト 第2図はSDI4ON−125−Mによる平面研削時の
法線方向研削抵抗をドレッシング方法をパラメータとし
て示したものである。第3図は放電時間の異なる砥石で
研削した場合の結果である−まな、第4図は摩耗した砥
石で研削を続け、研削抵抗が大きくなったところで放電
ドレッシングを与えた場合の研削抵抗を示す。何れの場
合もミスト放電ドレッシングを行うことによって研削抵
抗はかなり減少し、その効果が明白である。
テスト 第2図はSDI4ON−125−Mによる平面研削時の
法線方向研削抵抗をドレッシング方法をパラメータとし
て示したものである。第3図は放電時間の異なる砥石で
研削した場合の結果である−まな、第4図は摩耗した砥
石で研削を続け、研削抵抗が大きくなったところで放電
ドレッシングを与えた場合の研削抵抗を示す。何れの場
合もミスト放電ドレッシングを行うことによって研削抵
抗はかなり減少し、その効果が明白である。
(4)まとめ
ミスト放電ドレッシングは、実験したメタルボンドダイ
ヤモンド砥石に有効に作用し、SEM観察においても液
中放電にみられるような電解溶出痕が見られず、その有
効性が認められた。
ヤモンド砥石に有効に作用し、SEM観察においても液
中放電にみられるような電解溶出痕が見られず、その有
効性が認められた。
実−法および 置2
第1図で示した実験装置1において、主軸1に電極15
を取り付けたものである。電極15は、円柱を軸線を含
む面で切断したものを用い、ミストが均一に放電部分に
かかるように回転させて加工を行うものである。工作物
Wは5KDIIの材質である。ノズル11は、実験装置
lと同じものである。クーラントは、水道水を使い、ノ
ズル11の噴出は、電極15の回転軸線に対して45゜
の角度で放電箇所に行った。
を取り付けたものである。電極15は、円柱を軸線を含
む面で切断したものを用い、ミストが均一に放電部分に
かかるように回転させて加工を行うものである。工作物
Wは5KDIIの材質である。ノズル11は、実験装置
lと同じものである。クーラントは、水道水を使い、ノ
ズル11の噴出は、電極15の回転軸線に対して45゜
の角度で放電箇所に行った。
ミストの状態は圧力源となるエアーコンプレッサーの吐
出圧力、及び被加工物とノズル間の距離を変えることに
よって変化させた。ノズルより吐出される圧力が1.5
.2.0.3.0kg/cTn 2の場合、吐出される
液の量は使用したノズルの特性によってそれぞれ2.8
.3.1.2.01/1〕r、粒径は40.35.10
μmである。
出圧力、及び被加工物とノズル間の距離を変えることに
よって変化させた。ノズルより吐出される圧力が1.5
.2.0.3.0kg/cTn 2の場合、吐出される
液の量は使用したノズルの特性によってそれぞれ2.8
.3.1.2.01/1〕r、粒径は40.35.10
μmである。
その他の条件を次に示す。
電源電圧 100V
電流ピーク値 短絡30A、加工25A放電時間幅
20〜,100μs(デユーティ比:50%) 電極 銅、グラファイト(φ15の半円形断面
) 被加工物 5KDII 極性 正極性(被加工物が陽極)吐出圧
1.5.2,0.3.0kg/m2 被加工物までの距離 5.10.15cm束)U髪スー (1)被加工物からノズルまでの距離を10cm一定と
した場合、放電時間幅と加工速度との関係を第6図、第
7図に示す。第6図は銅電極、第7図はグラファイト電
極を用いたものである。−この結果より吐出圧力が小さ
いほど加工速度が大きくなっている。第6図よりパルス
幅が増加すると加工速度は上昇する傾向を示しているが
、吐出圧力が3.0kg/cm2の場合はパルス幅の増
加にしたがって加工速度が小さくなっている。この時の
放電状態は不安定で集中放電を起こしやすいので、加工
層の排出がうまく行われていないものと考えられる。
20〜,100μs(デユーティ比:50%) 電極 銅、グラファイト(φ15の半円形断面
) 被加工物 5KDII 極性 正極性(被加工物が陽極)吐出圧
1.5.2,0.3.0kg/m2 被加工物までの距離 5.10.15cm束)U髪スー (1)被加工物からノズルまでの距離を10cm一定と
した場合、放電時間幅と加工速度との関係を第6図、第
7図に示す。第6図は銅電極、第7図はグラファイト電
極を用いたものである。−この結果より吐出圧力が小さ
いほど加工速度が大きくなっている。第6図よりパルス
幅が増加すると加工速度は上昇する傾向を示しているが
、吐出圧力が3.0kg/cm2の場合はパルス幅の増
加にしたがって加工速度が小さくなっている。この時の
放電状態は不安定で集中放電を起こしやすいので、加工
層の排出がうまく行われていないものと考えられる。
吐出圧3.0kg/cm2の場合ノズルより吐出される
液量が他の条件よりも小さいので、加工速度には液量に
よる影響を考慮する必要がある。
液量が他の条件よりも小さいので、加工速度には液量に
よる影響を考慮する必要がある。
また第7図よりグラファイト電極を用いた場合銅電極よ
りも加工速度は大きく、パルス幅20 ’OBSあたり
でピークをもつ。第8図は吐出圧力を2Ok g /
c ?n 一定とし放電時間幅と加工速度の関係を示
したものである。これにより被加工物からノズルまでの
距離が長くなると加工速度は小さくなることがわかる。
りも加工速度は大きく、パルス幅20 ’OBSあたり
でピークをもつ。第8図は吐出圧力を2Ok g /
c ?n 一定とし放電時間幅と加工速度の関係を示
したものである。これにより被加工物からノズルまでの
距離が長くなると加工速度は小さくなることがわかる。
この場合ミストの粒径は変わらないので、加工部分にお
ける流速と流量、あるいはミストの密度などによる影響
が考えられる。
ける流速と流量、あるいはミストの密度などによる影響
が考えられる。
(2)まとめ
ミスト状態と加工特性の関係について検討した結果、以
下のことが明らかになった。
下のことが明らかになった。
1)ミストの吐出圧力が小さいほど加工速度が大きくな
る。
る。
2)ノズルと加工部との距離が短いほど加工速度が大き
くなる。
くなる。
3)グラファイト電極の方が銅電極よりも加工速度が大
きくなる。
きくなる。
4)加工部におけるミストの流速と流量、あるいはミス
ト密度が加工速度に影響を与えることが考えられる。
ト密度が加工速度に影響を与えることが考えられる。
[実施例]
第9図に示すものは、この発明の電極駆動装置部分の実
施例である。電極5は、円柱状の銅製である。ただし、
黒鉛などの他の導電材料でも良い。電極5は、電極チャ
ック30の爪31に保持されている。チャック30内の
爪31の駆動機構は公知の機構であり、この機構の説明
は省略する。チャック30の下面には、ブラシ接触子3
2が固定されている。ブラシ接触子32は、銅製の円板
状の形をしていて、外周面にはブラシ40が接触されて
いる。
施例である。電極5は、円柱状の銅製である。ただし、
黒鉛などの他の導電材料でも良い。電極5は、電極チャ
ック30の爪31に保持されている。チャック30内の
爪31の駆動機構は公知の機構であり、この機構の説明
は省略する。チャック30の下面には、ブラシ接触子3
2が固定されている。ブラシ接触子32は、銅製の円板
状の形をしていて、外周面にはブラシ40が接触されて
いる。
ブラシ接触子32の下面には、ベークライトから作られ
た絶縁材33がブラシ接触子32と一体に固定されてい
る。絶縁材33は、回転円板34に固定されている。回
転円板34は、駆動モータ35のローターに固定されて
いる。駆動モータ35の本体は、テーブル3に固定され
ている。ブラシ接触子32の外周には、ブラシ40が常
時接触している。ブラシ40は、ロッド41に固定され
ている。
た絶縁材33がブラシ接触子32と一体に固定されてい
る。絶縁材33は、回転円板34に固定されている。回
転円板34は、駆動モータ35のローターに固定されて
いる。駆動モータ35の本体は、テーブル3に固定され
ている。ブラシ接触子32の外周には、ブラシ40が常
時接触している。ブラシ40は、ロッド41に固定され
ている。
ロッド41は、ロッド筒44内に摺動自在に挿入しであ
る。ロッド41の後端には、つまみ42が固定しである
。つまみ42には、ビン43が固定しである。ロッド4
1とロッド筒44間には、スプリング45が介在してあ
り、ブラシ40を常時ブラシ接触子32に押圧している
。ロッド筒44は、ロッド筒金46により保持固定され
ている。ロッド筒金46は、絶縁材料で作られている。
る。ロッド41の後端には、つまみ42が固定しである
。つまみ42には、ビン43が固定しである。ロッド4
1とロッド筒44間には、スプリング45が介在してあ
り、ブラシ40を常時ブラシ接触子32に押圧している
。ロッド筒44は、ロッド筒金46により保持固定され
ている。ロッド筒金46は、絶縁材料で作られている。
更に、ロッド筒金46は、台47により固定されている
。
。
前記のような構成で、主軸lとロッド41との間に放電
用のDC電源装置により電圧を印加する。この放電条件
は、前記実験例と同様に行う。
用のDC電源装置により電圧を印加する。この放電条件
は、前記実験例と同様に行う。
[発明の効果]
以上詳記したように、この発明は、超砥粒砥石のツルー
イング、ドレッシングが砥粒を破壊することなく効率良
く加工できる。
イング、ドレッシングが砥粒を破壊することなく効率良
く加工できる。
第1図は実験装置1の原理を示す図、第2図は法線方向
研削抵抗を示す図、第3図は放電時間と研削抵抗を示す
図、第4図はミスト放電ドレッシングの効果を示す図、
第5図はミスト放電による超砥粒砥石の成形装置、第6
図は放電時間を加工速度の関係を示す銅電極特性図、第
7図は放電時間と加工速度の関係を示すグラファイト電
極の特性図、第8図は放電時間と加工速度の関係を示す
被加工物までの距離ごとの特性図、第9図はミスト放電
による超砥粒砥石の成形装置の実施例を示す図である。
研削抵抗を示す図、第3図は放電時間と研削抵抗を示す
図、第4図はミスト放電ドレッシングの効果を示す図、
第5図はミスト放電による超砥粒砥石の成形装置、第6
図は放電時間を加工速度の関係を示す銅電極特性図、第
7図は放電時間と加工速度の関係を示すグラファイト電
極の特性図、第8図は放電時間と加工速度の関係を示す
被加工物までの距離ごとの特性図、第9図はミスト放電
による超砥粒砥石の成形装置の実施例を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ミスト状の液体と空気とを混合させた雰囲気中で放
電させ加工を行う放電加工方法において、電極と、該電
極に回転する超砥粒砥石を接近させ、前記電極と超砥粒
砥石との間の接触部に空気と水または水容性の液体を混
合させたミスト状の液体を噴霧させることを特徴とする
ミスト放電による超砥粒砥石の成形方法。 2、第1項記載において、前記ミストを吐出するノズル
の吐出圧力が1.5kg/cm^2以下でかつノズル−
加工部間距離が約5cmで生成されるミスト密度、ミス
ト粒子径であることを特徴とするミスト放電による超砥
粒砥石の成形方法とその装置。 3、第2項記載において、前記放電がパルス幅200μ
sで電極をグラファイトまたは銅であることを特徴とす
るミスト放電による超砥粒砥石の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230110A JPH0283165A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ミスト放電による超砥粒砥石の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230110A JPH0283165A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ミスト放電による超砥粒砥石の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0283165A true JPH0283165A (ja) | 1990-03-23 |
JPH0512104B2 JPH0512104B2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=16902720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63230110A Granted JPH0283165A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ミスト放電による超砥粒砥石の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0283165A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1033908A3 (en) * | 1999-03-03 | 2003-11-19 | Riken | Plasma discharge truing apparatus and fine-machining methods using the apparatus |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP63230110A patent/JPH0283165A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1033908A3 (en) * | 1999-03-03 | 2003-11-19 | Riken | Plasma discharge truing apparatus and fine-machining methods using the apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0512104B2 (ja) | 1993-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1986000037A1 (en) | Cutting and grinding method using conductive grinding wheel | |
JP3344558B2 (ja) | 通電ドレッシング研削方法及び装置 | |
JP2009184103A (ja) | 砥石車を適当な状態にする装置を備えた研磨機及びその方法 | |
JPH05131365A (ja) | 砥石車の目立て方法および装置 | |
JP3463796B2 (ja) | プラズマ放電ツルーイング装置とこれを用いた微細加工方法 | |
US3244162A (en) | Grinding wheel dressing means and process | |
JPH0283165A (ja) | ミスト放電による超砥粒砥石の成形方法 | |
JPH1076448A (ja) | Elid研削方法 | |
JP4013240B2 (ja) | 脆性材料製工作物の加工方法 | |
JPH05277937A (ja) | 機上放電ツルーイング/ドレッシング方法 | |
JPH06114733A (ja) | 機上放電ツルーイング法による砥石整形法 | |
JP3194624B2 (ja) | 研削方法及び装置 | |
JP4141118B2 (ja) | 研削工具のドレッシング装置 | |
JPS6239175A (ja) | 対電極放電によるツル−イング・ドレツシング方法 | |
JPH0557610A (ja) | 研削加工方法 | |
KR100561771B1 (ko) | 플라즈마 방전 트루잉 장치 및 그 장치를 이용한미세가공방법 | |
JP4215499B2 (ja) | 内面研削装置用の電極固定冶具 | |
JPH0295574A (ja) | 電解ドレッシング研削法と導電性砥石を工具に兼用した研磨法の複合加工方法および装置 | |
JP3636913B2 (ja) | 電解インプロセスドレッシング研削法及び電解インプロセスドレッシング研削装置 | |
JP5356723B2 (ja) | 砥石のドレッシング装置 | |
JPH06134671A (ja) | 砥石ドレッシング方法及び装置 | |
JPS61197124A (ja) | 電解放電加工装置および電解放電加工方法 | |
JPH05277939A (ja) | 機上放電ツルーイング/ドレッシングと電解による不導体被膜とを利用した鏡面加工方法及びその装置 | |
JP3494899B2 (ja) | レジンボンド砥石のツルーイング方法および研削装置 | |
JPH02232163A (ja) | 電解ドレス振動研削加工方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |