JPH0282889A - ワイヤレステレビドアホン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分計コ 本発明は、カメラ部と受像部とを無線によって信号の送
受を行なうワイヤレステレビドアホンに関する。

［従来の技術］ 従来のテレビドアホンは、撮像部を有するカメラ部と受
像部が電線によって結ばれているのが一般的であった。

（例えばＮａｔｉｎａｌ　　ＴｅｃｈｎｉＣａｌ　　ａ
ｅｐｏｒｔ　　第３２巻　第６号　１１７頁〜１２３頁
） ［発明が解決しようとする課１１１］ その為、従来のテレビドアホンの取付けに際しては、電
線を配設する都合上、場所的制約を受け、屋内工事を必
要とする事も多かった。

そこで本発明は前述のような従来のテレビドアホンの問
題点を解決するもので、その目的とするところは、設置
する際、問題となるカメラ部と受像部とを結ぶ電線を廃
除し、無線によって映像情報を伝達するワイヤレステレ
ビドアホンを提供するものである。

［課題なｐＪイ決するための手段］ 本発明のワイヤレステレビドアホンは撮像手段を持ち、
前記撮像手段からのアナログ映像信号をディジタル化し
てディジタル映像信号を形成するアナログディジタル変
換器と、前記ディジタル映像信号を一時的に記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に一時的に記憶された映像信号
に帯域圧縮を施す帯域圧縮手段と、前記帯域圧縮手段に
より帯域圧縮された映像信号を電波として送信する送信
手段を有するカメラ部と、前記送信手段から送信された
映像信号を受信する受信手段と、圧縮された映像信号を
復元する伸長手段と、伸長された映像信号を一時的に記
憶する記憶手段と、前記記憶手段からの映像信号をアナ
ログ信号に変換するディジタルアナログ変換器と、前記
アナログ信号を光学信号に変換する映像表示手段を有す
る受像部とから成る事を特徴とする。

［実施例］ 第１図に本発明のワイヤレステレビドアホンの送信側か
ら受信側へ映像情報を送る際の信号の流れを示す基本ブ
ロック図を示す。

撮像素子である０ＯＤＩにレンズ２によりて結像された
映像情報３は赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）の３原色信
号となり信号処理回路４を通り、輝度（Ｙ）信号と２つ
の色差信号であるＲ−Ｙ信号と、Ｂ−Ｙ信号に変換され
る。前記輝度（Ｙ）信号、Ｒ−Ｙ信号、Ｂ−Ｙ信号はそ
れぞれアナログディジタル変換器（以後ＡＤ変換器と呼
ぶ）６．７，８に入力されディジタル信号に変換され、
１画面分の容量を持つメモリ９に１画面分記憶される。

メモリ９に一時的に記憶された信号は、メモリ９から伝
送転送レートに合った速度で読み出され、圧縮回路１Ｑ
を通り１、圧縮データに変換され、変調回路１１に入力
され、変調が行なわれ、電力増幅器１２にて電力増幅が
された後、送信空中線１３から輻射される。受信側では
、受信空中線１４により受信された電波は、受信機部１
５で検波され伸長回路１６にて圧縮されたデータを復元
する。伸長回路１６にて復元されたデータは、メモリ１
７により一時的に記憶される。メモリ１７は１画面分の
容量を持っており記憶された１画面分のデータは、０Ｒ
Ｔ２０の表示速度に合わせ読み出され、ディジタルアナ
ログ変換器（以後ＤＡ変換器と呼ぶ）１８によりアナロ
グ信号に変換され、ＣＲＴインターフェース回路１９を
通り０ＲＴ２０を駆動し映像を得る。

第２図には第１図のより具体的なブロック図を示す。

第１図の信号処理回路に対応する部分は破線内２１で囲
まれた部分である。０ＯＤ２２に結像された映像情報２
３は、赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）の６原色信号とな
り、それぞれ増幅器２４゜２５．２６によって増幅され
クランプ回路２７゜２８．２９にて黒レベルが固定され
る。３原色信号は以後、マトリクス回路ｓＯ，３１，３
２を通りそれぞれ輝度（Ｙ）信号、Ｒ−Ｙ信号、Ｂ−Ｙ
信号に変換される。輝度（Ｙ）信号は他のＲ−Ｙ信号、
Ｂ−Ｙ信号とのタイミングを合わせる為に遅延回路５５
を通りＡＤ変換器３４へ入力されディジタル信号に変換
される。Ｒ−Ｙ信号、Ｂ−Ｙ信号は帯域制限を行なう為
のローパスフィルタ５５．３６を通り、ＡＤ変換器５７
．５８に入力されディジタル信号に変換される。各ディ
ジタル信号はメモリ３９に１画面分記憶される。尚、こ
こでのメモリにはデュアルポートタイプ、又はファース
トイン、ファーストアウトタイプを使用する。−時記憶
されたデータは空中伝送転送レートに合わせた読み出し
速度で破線内４０の圧縮回路へ入力される。ここでデー
タを圧縮するのは、映像情報は情報量が多く、生データ
のままでは非常に広い伝送帯域を必要とする為である。

本実施例では圧縮回路に前値予測によるＤＰＯＭを使用
した。入力データは映像信号である為、画素は前値との
相関が高い。従って差分信号は小さな値となる。ＤＰＯ
Ｍはこのような映像信号の統計的性質を利用した圧縮方
式である。４０の破線内で囲った部分がＤＰＯＭ回路の
ブロック図である。以下ＤＰＧＭ回路動作をブロック図
に浴って説明する。入力データは非線形量子化回路４２
により視覚特性に適合する非線形量子化を行なう、。量
子化されたデータは非線形量子化回路４２に於ける圧縮
特性の逆関数の伸長特性を示す代表値設定回路４３に入
力され、１標本値分の遅延特性をもつ遅延回路４５を通
り予測係数乗算器４６へ入力される。予測係数乗算器４
６では前値に対する予測誤差が最小となる予測係数を求
め乗算を行なっている。又、予測係数乗算器４６．遅延
回路４５．加算器４４のループにより積分が行なわれ、
予測値は最適予測が行なわれる。ＤＰＯＭ回路４０の入
力データは減算器４１により予測係数乗算器４６の出力
との減算が行なわれ差分が次の非線形量子化回路４２へ
送られ量子化が行なわれる。以後、前述のループを繰返
し、ＤＰＱＭ、％即ち差分ｐａＭが行なわれ、入力デー
タは圧縮される。圧縮されたデータはＤＡ変換器４７に
よってアナログデータに変換される。アナログデータは
振幅変調器４９によって振幅変調が行なわれ、混合器５
０にて発振器４８からのキャリア周波数と混合され、電
力増幅器５１を通り電力増幅が成され、送信空中線５２
から輻射される。受信側では、受信空中線５３により受
信された電波は破線内で囲まれた受信機部５４にて検波
される。受信機部５４ではまず、高周波増幅器５５によ
って、微弱信号を増幅し、混合器５７へ入力して、局部
発振器５６と混合する事によって任慧の搬送波周波数に
変換する。搬送波の周波数変換を行った信号は増幅器５
８を経て、検波器５９にて検波され、信号成分のみ抽出
される。検波された受信信号は、ＡＤ変換器６０にてデ
ィジタル信号に変換され破線内の伸長回路６１に入力さ
れ、伸長が行なわれる事によって、送信側で圧縮された
信号は復元される。

伸長回路６１に於ける信号処理の流れはＡ次のようにな
る。入力されたディジタル信号は、代表値設定回路６２
に入力され、圧縮特性と逆関数の特性へと、復元され、
加算器６３へ入力される。加算器６３では、１標本値分
の遅延特性をもつ遅延回路６４から、１標本値前の信号
が予測係数乗算器６５へ入力され、前値に対する予測誤
差が最小となる予測係数の乗算が行なわれ、代表値設定
回路６２の出力である復元信号と加算が行なわれる。復
元された信号は、１画面分の記憶容量をもつメモリ６６
に入力され、１画面分記憶される。ここに使用するメモ
リは、デュアルインボートタイプの物か又はファースト
インファーストアウトタイプの物を使用し、０ＲＴ８０
の表示速度に合わせ、メモリ６６より信号を読み出す。

メモリ６６より読み出された信号は、輝度（Ｙ）信号９
色差信号（Ｒ−Ｙ）信号、（Ｂ−Ｙ）信号の５系統に分
離してＤＡ変換器６７．６８．６９にそれぞれ入力され
アナログ信号に変換される。アナログ信号に変換された
輝度（Ｙ）信号２色差信号（Ｒ−Ｙ信号）（Ｂ−Ｙ信号
）は赤（Ｒ）、緑（Ｇ）。

青（Ｂ）の３原色信号に変換する為にマトリクス回路７
０，７１．７２に入力される。マトリクス回路を経た原
色信号はクランプ回路７５，７４゜７５によって黒レベ
ル再生がされた後、増幅器７６．７７．７８を通り０Ｒ
Ｔ８０を駆動し、映像情報を表示す・る。以上の動作に
より撮像系より取り込まれた映像情報は圧縮を加えられ
、電波として空中伝送され、伸長により復元された後、
表示部により映像再生をする事が可能となる。本実施例
に示した内容は基本的な構成であり各部について様々な
方式が適用可能である。撮像系に於て本実施例ではＯＯ
Ｄ型の撮像素子を使用したが他の撮像素子、例えばＭＯ
５型撮像素子又は、撮像管でありても全く問題なく使用
可能である。圧縮回路には本実施例では、ＤＰＯＭ方式
を採用したが他の圧縮方式、例えばデルタ変調、又は変
換符号化方式であるアダマール変換、カルーネン・レー
プ斐挨、バール変換、傾斜４Ｌ又は、フレーム間符号化
方式であるドツトインターレース、画像補充方式、又は
、フィールド間符号化であるフイールド間直接予測符号
化オフイールド間サブナイキスト標本化等が独立に又は
、複合して使用する事が可能である。変調回路に於て本
実施例ではアナログ信号による振幅変調を使用したが、
周波数変調、又は位相変調であっても同様に使用可能で
あり、伝送高率を高める為に周波数の多重化等を採用し
ても良い。更に、本実施例では、変調回路に入力する前
にＤＡ変換器によってディジタル信号をアナログ信号に
変換しているが、ＤＡ変換器を使用せずディジタル信号
を直接変調しても良い。その際使用する変調方式には、
周波数シフトキーインク、振幅シフトキーインク、位相
シフトキーインク等がある。受信側では、圧縮回路に対
しては伸長回路、変調回路に対しては復調回路が前述の
通り、対応して置き換わる事になる。又、表示部に於て
本実施例では、ＯＲＴを使用したが、他の表示装置、例
えば液晶表示器、エレクトロ・ルミネッセンス表示器、
プラズマ放電型表示器、発光ダイオード表示器等が使用
可能である。本実施例では、撮像系から表示系までの基
本的な構成及び動作を示したが、他にも様々な発展が可
能である。例えば、送信側の変調方式を現行の標準テレ
ビ方式であるＮＴＳＯと同方式とし、圧縮回路を使用し
ない糸路に切換られるようにすれば、家庭内のテレビ受
像機の空チャンネルにて、来訪者の確認が行なえる。又
、受信側のメモリ容量を大きくする事により来訪者の７
アイリングが可能となる。更に送信側と受信側との間の
電線が不要となった為に、送信飼Ｊを設置する場所の自
由度が広がりテレビドアホン以外の防犯用途にも使用す
る事が可能となる。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、従来、送信側と受信
側とを結ぶ電線の為に設置場所の制約を受け、場合によ
っては設置が不可能だったテレビドアホンをワイヤレス
化する事によって、設置場所に対して制約を与える事が
なくなった。又、無線電波で交信する為、他家への情報
洩漏が問題となるが、本発明では映像情報に帯域圧縮手
段を施しており、機密洩漏となる事は極めて少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のワイヤレステレビドアホンに於ける主
要部の一実施例を示す基本ブロック図である。 第２図は第１図の実施例の詳細を示すブロック図である
。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）撮像手段を持ち、前記撮像手段からのアナログ映
   像信号をディジタル化してディジタル映像信号を形成す
   るアナログディジタル変換器と、前記ディジタル映像信
   号を一時的に記憶する記憶手段と前記記憶手段に一時的
   に記憶された映像信号に帯域圧縮を施す帯域圧縮手段と
   、前記帯域圧縮手段により帯域圧縮された映像信号を電
   波として送信する送信手段とを有するカメラ部と、前記
   送信手段から送信された映像信号を受信する受信手段と
   、圧縮された映像信号を復元する伸長手段と、伸長され
   た映像信号を一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手
   段からの映像信号をアナログ信号に変換するディジタル
   アナログ変換器と、前記アナログ信号を光学信号に変換
   する映像表示手段とを有する受像部とから成ることを特
   徴とするワイヤレステレビドアホン。