JPH09224198A - 動画像無線伝送アダプタ - Google Patents
動画像無線伝送アダプタInfo
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- JPH09224198A JPH09224198A JP5081996A JP5081996A JPH09224198A JP H09224198 A JPH09224198 A JP H09224198A JP 5081996 A JP5081996 A JP 5081996A JP 5081996 A JP5081996 A JP 5081996A JP H09224198 A JPH09224198 A JP H09224198A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ビデオカメラ等で撮影している映像信号と音声
信号とを、離れた他の場所にあるテレビ等の表示装置へ
伝送する場合、その間を接続する同軸ケーブルが邪魔に
なる問題を解決する。 【解決手段】ビデオカメラ等のアナログ映像出力信号を
入力とする画像入力部１２と、画像データ圧縮部１３
と、アナログ音声出力信号を入力とする音声入力部１５
と、音声データ圧縮部１６と、画像データと音声データ
とを合成するデータ合成部１７と、スペクトラム拡散変
調部１８と、送信アンテナ１９とを備えた送信部１０
と、前記送信アンテナ１９の送信出力を受信する受信ア
ンテナ２１と、スペクトラム拡散復調部２２と、画像デ
ータと音声データとを分離するデータ分離部２３と、画
像データ伸長部２４と、画像出力部２５と、音声データ
伸長部２７と、音声出力部２８とを備えた受信部２０と
から構成された動画像無線伝送アダプタ。
信号とを、離れた他の場所にあるテレビ等の表示装置へ
伝送する場合、その間を接続する同軸ケーブルが邪魔に
なる問題を解決する。 【解決手段】ビデオカメラ等のアナログ映像出力信号を
入力とする画像入力部１２と、画像データ圧縮部１３
と、アナログ音声出力信号を入力とする音声入力部１５
と、音声データ圧縮部１６と、画像データと音声データ
とを合成するデータ合成部１７と、スペクトラム拡散変
調部１８と、送信アンテナ１９とを備えた送信部１０
と、前記送信アンテナ１９の送信出力を受信する受信ア
ンテナ２１と、スペクトラム拡散復調部２２と、画像デ
ータと音声データとを分離するデータ分離部２３と、画
像データ伸長部２４と、画像出力部２５と、音声データ
伸長部２７と、音声出力部２８とを備えた受信部２０と
から構成された動画像無線伝送アダプタ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラやテ
レビカメラ等で撮影した画像（映像）信号と音声信号と
を、当該装置のＡＶ端子から取り出し、離れた他の場所
にあるテレビ等の表示装置へ無線伝送する動画像無線伝
送アダプタに関するものである。
レビカメラ等で撮影した画像（映像）信号と音声信号と
を、当該装置のＡＶ端子から取り出し、離れた他の場所
にあるテレビ等の表示装置へ無線伝送する動画像無線伝
送アダプタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】結婚式場や屋内外のパーティー会場或い
は一般家庭でビデオカメラで録画・録音しながら、他の
離れた場所のテレビ等の表示装置で同時に見るために伝
送する場合、従来はビデオカメラと表示装置との間を長
いケーブルを用いて行っている。図４はその従来技術の
説明図である。図４において、１は画像信号及び音声信
号の出力端子２，３のあるビデオカメラ又はテレビカメ
ラである。４は画像信号及び音声信号を伝送する同軸ケ
ーブル、５は同軸ケーブル４により伝送される画像信号
及び音声信号を再生表示するテレビ等の表示装置で、画
像信号及び音声信号の入力端子６，７が設けられてる。
このように従来の個人的或いはローカル的なテレビ撮影
における画像伝送は、送受信装置間を有線である同軸ケ
ーブルを用いて行っていた。
は一般家庭でビデオカメラで録画・録音しながら、他の
離れた場所のテレビ等の表示装置で同時に見るために伝
送する場合、従来はビデオカメラと表示装置との間を長
いケーブルを用いて行っている。図４はその従来技術の
説明図である。図４において、１は画像信号及び音声信
号の出力端子２，３のあるビデオカメラ又はテレビカメ
ラである。４は画像信号及び音声信号を伝送する同軸ケ
ーブル、５は同軸ケーブル４により伝送される画像信号
及び音声信号を再生表示するテレビ等の表示装置で、画
像信号及び音声信号の入力端子６，７が設けられてる。
このように従来の個人的或いはローカル的なテレビ撮影
における画像伝送は、送受信装置間を有線である同軸ケ
ーブルを用いて行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような同軸ケーブ
ルを用いた従来の伝送方式では、撮影時に会場内を移動
し難いという問題や、撮影会場から受信場所までの間が
有線で接続されるため、会場内などで同軸ケーブルに足
を引っ掛けたりするなど、同軸ケーブルが邪魔になる問
題があった。本発明は、従来の有線である同軸ケーブル
を用いることにより、撮影の移動が自由に行えない、ケ
ーブルが絡むなどの問題を解決するための動画像無線伝
送アダプタを提供するものである。
ルを用いた従来の伝送方式では、撮影時に会場内を移動
し難いという問題や、撮影会場から受信場所までの間が
有線で接続されるため、会場内などで同軸ケーブルに足
を引っ掛けたりするなど、同軸ケーブルが邪魔になる問
題があった。本発明は、従来の有線である同軸ケーブル
を用いることにより、撮影の移動が自由に行えない、ケ
ーブルが絡むなどの問題を解決するための動画像無線伝
送アダプタを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による動画像無線
伝送アダプタは、ビデオカメラ又はテレビカメラからの
アナログ映像出力信号をディジタル変換すると共に、輝
度・色差成分等に分離する画像入力部と、該画像入力部
からのディジタル画像信号を圧縮し画像データに変換す
る画像データ圧縮部と、前記ビデオカメラ又はテレビカ
メラからのアナログ音声出力信号を入力レベル調整等の
処理を行う音声入力部と、該音声入力部の出力を符号化
すると共に圧縮して音声データに変換する音声データ圧
縮部と、前記画像データ圧縮部及び音声データ圧縮部か
らの圧縮された画像データ及び音声データを多重化合成
するデータ合成部と、該データ合成部からの合成ディジ
タルデータをスペクトラム拡散変調するスペクトラム拡
散変調部と、該スペクトラム拡散変調部からのスペクト
ラム拡散変調された送信出力を送信する送信アンテナと
を備えた送信部と、前記送信アンテナの送信出力を受信
する受信アンテナと、該受信アンテナからのスペクトラ
ム拡散変調された前記合成ディジタルデータをスペクト
ラム拡散復調を行うスペクトラム拡散復調部と、該スペ
クトラム拡散復調部からの圧縮された合成ディジタルデ
ータを画像データと音声データとに分離するデータ分離
部と、該データ分離部からの圧縮された画像データを伸
長する画像データ伸長部と、該画像データ伸長部からの
画像データをアナログ変換して表示装置にアナログ映像
信号として出力する画像出力部と、前記データ分離部か
らの符号化され圧縮されている音声データを伸長すると
共にアナログ音声信号に変換する音声データ伸長部と、
該音声データ伸長部からのアナログ音声信号をレベル調
整すると共に前記表示装置のフォーマットに合わせて該
表示装置に出力する音声出力部とを備えた受信部とから
構成されたものである。
伝送アダプタは、ビデオカメラ又はテレビカメラからの
アナログ映像出力信号をディジタル変換すると共に、輝
度・色差成分等に分離する画像入力部と、該画像入力部
からのディジタル画像信号を圧縮し画像データに変換す
る画像データ圧縮部と、前記ビデオカメラ又はテレビカ
メラからのアナログ音声出力信号を入力レベル調整等の
処理を行う音声入力部と、該音声入力部の出力を符号化
すると共に圧縮して音声データに変換する音声データ圧
縮部と、前記画像データ圧縮部及び音声データ圧縮部か
らの圧縮された画像データ及び音声データを多重化合成
するデータ合成部と、該データ合成部からの合成ディジ
タルデータをスペクトラム拡散変調するスペクトラム拡
散変調部と、該スペクトラム拡散変調部からのスペクト
ラム拡散変調された送信出力を送信する送信アンテナと
を備えた送信部と、前記送信アンテナの送信出力を受信
する受信アンテナと、該受信アンテナからのスペクトラ
ム拡散変調された前記合成ディジタルデータをスペクト
ラム拡散復調を行うスペクトラム拡散復調部と、該スペ
クトラム拡散復調部からの圧縮された合成ディジタルデ
ータを画像データと音声データとに分離するデータ分離
部と、該データ分離部からの圧縮された画像データを伸
長する画像データ伸長部と、該画像データ伸長部からの
画像データをアナログ変換して表示装置にアナログ映像
信号として出力する画像出力部と、前記データ分離部か
らの符号化され圧縮されている音声データを伸長すると
共にアナログ音声信号に変換する音声データ伸長部と、
該音声データ伸長部からのアナログ音声信号をレベル調
整すると共に前記表示装置のフォーマットに合わせて該
表示装置に出力する音声出力部とを備えた受信部とから
構成されたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１に本発明の動画像無線伝送ア
ダプタの一実施例ブロック回路図を示す。図１におい
て、１０は送信部であって、１１はアナログ映像信号入
力端子で、図４に示したビデオカメラ１の画像信号の出
力端子２に接続される。１２はアナログ映像信号をディ
ジタル画像信号にアナログ・ディジタル変換（Ａ／Ｄ変
換）を行うと共に、輝度と色差成分に分離し、又は赤
（Ｒ），緑（Ｇ），青（Ｂ）の３色の信号（ＲＧＢ信
号）に分離を行い、ディジタルの圧縮処理前の画像デー
タに変換する画像入力部、１３は輝度・色差成分又はＲ
ＧＢ信号に分離された画像データを圧縮し、連続の画像
データ列に変換する画像データ圧縮部、１４はアナログ
音声信号入力端子で、図４に示したビデオカメラ１の音
声信号の出力端子３に接続される。１５は入力レベル調
整等の処理を行う音声入力部、１６は適応差分ＰＣＭ
（Ａ−ＤＰＣＭ）等の符号化を行い、連続的なディジタ
ル音声データに圧縮を行う音声データ圧縮部、１７は連
続的に圧縮された画像データ及び音声データを一定時間
で区切り、それぞれのデータを所定の伝送パルス列に速
度変換すると共に、同期信号等を含め時間軸方向に詰め
て１つのフレームに変換して多重化合成するデータ合成
部、１８はデータ合成部１７で多重化合成された合成デ
ィジタルデータに誤り訂正符号を付加する、例えばリー
ドソロモン符号化，ビタビ符号化等の処理を行い、スペ
クトラム拡散変調するスペクトラム拡散変調部、１９は
送信用アンテナである。
ダプタの一実施例ブロック回路図を示す。図１におい
て、１０は送信部であって、１１はアナログ映像信号入
力端子で、図４に示したビデオカメラ１の画像信号の出
力端子２に接続される。１２はアナログ映像信号をディ
ジタル画像信号にアナログ・ディジタル変換（Ａ／Ｄ変
換）を行うと共に、輝度と色差成分に分離し、又は赤
（Ｒ），緑（Ｇ），青（Ｂ）の３色の信号（ＲＧＢ信
号）に分離を行い、ディジタルの圧縮処理前の画像デー
タに変換する画像入力部、１３は輝度・色差成分又はＲ
ＧＢ信号に分離された画像データを圧縮し、連続の画像
データ列に変換する画像データ圧縮部、１４はアナログ
音声信号入力端子で、図４に示したビデオカメラ１の音
声信号の出力端子３に接続される。１５は入力レベル調
整等の処理を行う音声入力部、１６は適応差分ＰＣＭ
（Ａ−ＤＰＣＭ）等の符号化を行い、連続的なディジタ
ル音声データに圧縮を行う音声データ圧縮部、１７は連
続的に圧縮された画像データ及び音声データを一定時間
で区切り、それぞれのデータを所定の伝送パルス列に速
度変換すると共に、同期信号等を含め時間軸方向に詰め
て１つのフレームに変換して多重化合成するデータ合成
部、１８はデータ合成部１７で多重化合成された合成デ
ィジタルデータに誤り訂正符号を付加する、例えばリー
ドソロモン符号化，ビタビ符号化等の処理を行い、スペ
クトラム拡散変調するスペクトラム拡散変調部、１９は
送信用アンテナである。
【０００６】２０は受信部であって、２１は受信用アン
テナ、２２はスペクトラム拡散復調を行い、誤り訂正処
理してデータ再生を行うスペクトラム拡散復調部、２３
は多重化合成され一定時間毎で区切られている各フレー
ムの圧縮画像データと圧縮音声データとを分離し、速度
変換して各々時間軸方向に連続するデータとして変換す
るデータ分離部、２４は圧縮された画像データを伸長
し、原画像データに戻す画像データ伸長部、２５は伸長
した画像データをディジタル・アナログ変換（Ｄ／Ａ変
換）して、アナログ映像信号を出力する画像出力部、２
６はアナログ映像信号出力端子で、図４に示したテレビ
等の表示装置５の映像信号の入力端子６に接続される。
２７はＡ−ＤＰＣＭ符号化等に符号化されている音声デ
ータをアナログ音声信号に変換する音声データ伸長部、
２８は表示装置５のフォーマット形態に合わせて音声信
号を出力する音声出力部、２９はアナログ音声信号出力
端子で、図４に示した表示装置５の音声信号の入力端子
７に接続される。
テナ、２２はスペクトラム拡散復調を行い、誤り訂正処
理してデータ再生を行うスペクトラム拡散復調部、２３
は多重化合成され一定時間毎で区切られている各フレー
ムの圧縮画像データと圧縮音声データとを分離し、速度
変換して各々時間軸方向に連続するデータとして変換す
るデータ分離部、２４は圧縮された画像データを伸長
し、原画像データに戻す画像データ伸長部、２５は伸長
した画像データをディジタル・アナログ変換（Ｄ／Ａ変
換）して、アナログ映像信号を出力する画像出力部、２
６はアナログ映像信号出力端子で、図４に示したテレビ
等の表示装置５の映像信号の入力端子６に接続される。
２７はＡ−ＤＰＣＭ符号化等に符号化されている音声デ
ータをアナログ音声信号に変換する音声データ伸長部、
２８は表示装置５のフォーマット形態に合わせて音声信
号を出力する音声出力部、２９はアナログ音声信号出力
端子で、図４に示した表示装置５の音声信号の入力端子
７に接続される。
【０００７】次にデータの流れについて説明する。先
ず、送信部１０のアナログ映像信号入力端子１１に入力
されたアナログ映像信号は、画像入力部１２においてＡ
／Ｄ変換した後、輝度・色差成分又はＲＧＢ信号分に分
離を行い、画像データ圧縮部１３で圧縮を行って連続し
た画像データ列にする。また、アナログ音声信号入力端
子１４に入力されたアナログ音声信号は、音声入力部１
５においてレベル調整等を行ない、音声データ圧縮部１
６においてＡ−ＤＰＣＭ符号化等を行って連続した圧縮
音声データとする。そしてデータ合成部１７にて時間軸
上で圧縮された画像データと音声データとを一定時間毎
に区切り、それぞれ速度変換して同期信号等を含む所定
単位のフレームとして多重化合成する。その後、スペク
トラム拡散変調部で誤り訂正符号を付加し、スペクトラ
ム拡散変調を行い送信用アンテナ１９から送信される。
ず、送信部１０のアナログ映像信号入力端子１１に入力
されたアナログ映像信号は、画像入力部１２においてＡ
／Ｄ変換した後、輝度・色差成分又はＲＧＢ信号分に分
離を行い、画像データ圧縮部１３で圧縮を行って連続し
た画像データ列にする。また、アナログ音声信号入力端
子１４に入力されたアナログ音声信号は、音声入力部１
５においてレベル調整等を行ない、音声データ圧縮部１
６においてＡ−ＤＰＣＭ符号化等を行って連続した圧縮
音声データとする。そしてデータ合成部１７にて時間軸
上で圧縮された画像データと音声データとを一定時間毎
に区切り、それぞれ速度変換して同期信号等を含む所定
単位のフレームとして多重化合成する。その後、スペク
トラム拡散変調部で誤り訂正符号を付加し、スペクトラ
ム拡散変調を行い送信用アンテナ１９から送信される。
【０００８】受信部２０では、受信用アンテナ２１にて
受信されたスペクトラム拡散変調された信号を、スペク
トラム拡散復調部２２でスペクトラム拡散復調を行うと
共に誤り訂正処理を行い、データ分離部２３で画像デー
タと音声データとの分離を行う。分離された画像データ
は、画像データ伸長部２４にて圧縮された画像データの
伸長を行い、画像出力部２５でＤ／Ａ変換を行い、アナ
ログ映像信号出力端子２６にアナログ映像信号として出
力される。また、分離されたＡ−ＤＰＣＭ符号化等の符
号化された音声データは、音声データ伸長部２７にてア
ナログ音声信号に変換し、音声出力部２８にてレベル調
整等を行い、アナログ音声信号出力端子２９にアナログ
音声信号として出力される。
受信されたスペクトラム拡散変調された信号を、スペク
トラム拡散復調部２２でスペクトラム拡散復調を行うと
共に誤り訂正処理を行い、データ分離部２３で画像デー
タと音声データとの分離を行う。分離された画像データ
は、画像データ伸長部２４にて圧縮された画像データの
伸長を行い、画像出力部２５でＤ／Ａ変換を行い、アナ
ログ映像信号出力端子２６にアナログ映像信号として出
力される。また、分離されたＡ−ＤＰＣＭ符号化等の符
号化された音声データは、音声データ伸長部２７にてア
ナログ音声信号に変換し、音声出力部２８にてレベル調
整等を行い、アナログ音声信号出力端子２９にアナログ
音声信号として出力される。
【０００９】次に、スペクトラム拡散通信について説明
する。スペクトラム拡散通信方式には直接拡散方式（Ｄ
Ｓ）と、周波数ホッピング方式（ＦＨ）に分けられる。
更に周波数ホッピング方式は、高速周波数ホッピング
（ＦＦＨ）方式と低速周波数ホッピング（ＳＦＨ）方式
に分けられる。周波数ホッピング方式は、搬送波の周波
数を一定の順序で切替えることによりスペクトラムを拡
散する方式であり、高速周波数ホッピング（ＦＦＨ）方
式は送信情報１ビットが幾つもの周波数で切替えて伝送
する方式であり、低速周波数ホッピング（ＳＦＨ）方式
は複数の送信情報ビットを１つの周波数で伝送する方式
である。本発明は、これらの方式のすべてについて適用
できるが、図２に示した具体例は低速周波数ホッピング
（ＳＦＨ）方式に適用した例である。図２は横軸に時間
ｔを、縦軸に搬送波の周波数ｆをとり、時間軸に沿って
表示してある数字は、圧縮された画像データと音声デー
タ及び同期信号等が多重化合成された各フレーム毎のデ
ータ列であり、Ｔ0 時間を単位として時間分割してい
る。データ列中のデータ( 1)の部分はＴ0 時間の間はｆ
B の周波数の搬送波にて送信し、データ( 2)のＴ0 時間
の間はｆD の周波数の搬送波にて送信し、データ( 3)で
はｆJ 、データ( 4)ではｆF ……データ( n)のＴ0 時間
の間はｆK の周波数の搬送波にて送信するというもので
ある。
する。スペクトラム拡散通信方式には直接拡散方式（Ｄ
Ｓ）と、周波数ホッピング方式（ＦＨ）に分けられる。
更に周波数ホッピング方式は、高速周波数ホッピング
（ＦＦＨ）方式と低速周波数ホッピング（ＳＦＨ）方式
に分けられる。周波数ホッピング方式は、搬送波の周波
数を一定の順序で切替えることによりスペクトラムを拡
散する方式であり、高速周波数ホッピング（ＦＦＨ）方
式は送信情報１ビットが幾つもの周波数で切替えて伝送
する方式であり、低速周波数ホッピング（ＳＦＨ）方式
は複数の送信情報ビットを１つの周波数で伝送する方式
である。本発明は、これらの方式のすべてについて適用
できるが、図２に示した具体例は低速周波数ホッピング
（ＳＦＨ）方式に適用した例である。図２は横軸に時間
ｔを、縦軸に搬送波の周波数ｆをとり、時間軸に沿って
表示してある数字は、圧縮された画像データと音声デー
タ及び同期信号等が多重化合成された各フレーム毎のデ
ータ列であり、Ｔ0 時間を単位として時間分割してい
る。データ列中のデータ( 1)の部分はＴ0 時間の間はｆ
B の周波数の搬送波にて送信し、データ( 2)のＴ0 時間
の間はｆD の周波数の搬送波にて送信し、データ( 3)で
はｆJ 、データ( 4)ではｆF ……データ( n)のＴ0 時間
の間はｆK の周波数の搬送波にて送信するというもので
ある。
【００１０】次に図３に、本発明による動画像無線伝送
アダプタの使用状態の模式図を示す。３１は市販のビデ
オカメラで、このビデオカメラ３１に図１に示した送信
部１０の回路を有する送信機３２を一体的に取付けたも
のである。また、３３は市販のテレビなどの表示装置で
あり、この表示装置３３に図１に示した受信部２０の回
路を有する受信機３４を接続したものである。このよう
に本発明に係る動画像無線伝送アダプタは、ビデオカメ
ラ３１に接続される送信機３２と、テレビなどの表示装
置３３に接続される受信機３４とから構成されるもので
ある。
アダプタの使用状態の模式図を示す。３１は市販のビデ
オカメラで、このビデオカメラ３１に図１に示した送信
部１０の回路を有する送信機３２を一体的に取付けたも
のである。また、３３は市販のテレビなどの表示装置で
あり、この表示装置３３に図１に示した受信部２０の回
路を有する受信機３４を接続したものである。このよう
に本発明に係る動画像無線伝送アダプタは、ビデオカメ
ラ３１に接続される送信機３２と、テレビなどの表示装
置３３に接続される受信機３４とから構成されるもので
ある。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ビデオカ
メラ等で撮影した映像を、撮影現場から離れた場所でテ
レビ等の表示装置で受像する場合、その間を無線伝送す
るため特に撮影する側において移動が容易となり、撮影
したい場所に直ちに移動可能になるため撮影チャンスを
逃すことなく思い通りの撮影ができる。また、伝送方式
がスペクトラム拡散通信方式を用いているため、秘匿性
に優れているなどの効果を有するものである。
メラ等で撮影した映像を、撮影現場から離れた場所でテ
レビ等の表示装置で受像する場合、その間を無線伝送す
るため特に撮影する側において移動が容易となり、撮影
したい場所に直ちに移動可能になるため撮影チャンスを
逃すことなく思い通りの撮影ができる。また、伝送方式
がスペクトラム拡散通信方式を用いているため、秘匿性
に優れているなどの効果を有するものである。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図２】本発明のスペクトラム拡散通信方式の一例を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図３】本発明に係る動画像無線伝送アダプタの使用状
態を示す模式図である。
態を示す模式図である。
【図４】従来の有線による画像伝送の模式図である。
１，３１ ビデオカメラ ２，６ 映像信号入力端子 ３，７ 音声信号出力端子 ４ 同軸ケーブル ５，３３ 表示装置 １０ 送信部 １１ アナログ映像信号入力端子 １２ 画像入力部 １３ 画像データ圧縮部 １４ アナログ音声信号入力端子 １５ 音声入力部 １６ 音声データ圧縮部 １７ データ合成部 １８ スペクトラム拡散変調部 １９ 送信用アンテナ ２０ 受信部 ２１ 受信用アンテナ ２２ スペクトラム拡散復調部 ２３ データ分離部 ２４ 画像データ伸長部 ２５ 画像出力部 ２６ アナログ映像信号出力端子 ２７ 音声データ伸長部 ２８ 音声出力部 ２９ アナログ音声信号出力部 ３２ 送信機 ３４ 受信機
Claims (1)
- 【請求項１】ビデオカメラ又はテレビカメラからのアナ
ログ映像出力信号をディジタル変換すると共に、輝度・
色差成分等に分離する画像入力部と、 該画像入力部からのディジタル画像信号を圧縮し画像デ
ータに変換する画像データ圧縮部と、 前記ビデオカメラ又はテレビカメラからのアナログ音声
出力信号を入力レベル調整等の処理を行う音声入力部
と、 該音声入力部の出力を符号化すると共に圧縮して音声デ
ータに変換する音声データ圧縮部と、 前記画像データ圧縮部及び音声データ圧縮部からの圧縮
された画像データ及び音声データを多重化合成するデー
タ合成部と、 該データ合成部からの合成ディジタルデータをスペクト
ラム拡散変調するスペクトラム拡散変調部と、 該スペクトラム拡散変調部からのスペクトラム拡散変調
された送信出力を送信する送信アンテナとを備えた送信
部と、 前記送信アンテナの送信出力を受信する受信アンテナ
と、 該受信アンテナからのスペクトラム拡散変調された前記
合成ディジタルデータをスペクトラム拡散復調を行うス
ペクトラム拡散復調部と、 該スペクトラム拡散復調部からの圧縮された合成ディジ
タルデータを画像データと音声データとに分離するデー
タ分離部と、 該データ分離部からの圧縮された画像データを伸長する
画像データ伸長部と、 該画像データ伸長部からの画像データをアナログ変換し
て表示装置にアナログ映像信号として出力する画像出力
部と、 前記データ分離部からの符号化され圧縮されている音声
データを伸長すると共にアナログ音声信号に変換する音
声データ伸長部と、 該音声データ伸長部からのアナログ音声信号をレベル調
整すると共に前記表示装置のフォーマットに合わせて該
表示装置に出力する音声出力部とを備えた受信部とから
構成された動画像無線伝送アダプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5081996A JPH09224198A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 動画像無線伝送アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5081996A JPH09224198A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 動画像無線伝送アダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09224198A true JPH09224198A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12869379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5081996A Pending JPH09224198A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 動画像無線伝送アダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09224198A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6335768B1 (en) * | 1998-05-04 | 2002-01-01 | Motorola Inc. | Method and system for broadcasting digital audio and video to an analog wireless device |
| KR100567576B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-06-16 | 삼성테크윈 주식회사 | 디지탈 씨씨디 카메라의 무선 영상 신호 송신 장치 |
| WO2007037478A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 無線伝送システム |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP5081996A patent/JPH09224198A/ja active Pending
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