JPH0282841A - 局アドレス自動ナンバリング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概要 伝送システムの各局の局アドレスを自動的に設定する局
アドレス自動ナンバリング方法に関し、各局の局アドレ
スを正確に設定し、その設定の信頼性を向上させること
を目的とし、 主局と複数の従局間でデータリンクにより情報転送を行
う伝送システムにおいて、主局から従局へ局アドレス設
定コマンドを送信し、該局アドレス設定コマンドを各従
局で順次受信すると同時に、各従局の局アドレスを転送
順番に従って設定するように構成する。

産業上の利用分野 本発明は伝送システムの各局の局アドレスを自動的に設
定する局アドレス自動ナンバリング方法に関する。

近年、光伝送システム等に代表される情報伝送システム
は、データ伝送のネットワーク化に伴い高速、大容量化
が要求されてきている。また、伝送システムの回線や電
子装置等に異常が発生していないか、監視装置を用いて
常に監視するようにしている。このような伝送システム
を立ち上げるときの伝送装置等に対する各種初期データ
設定作業は、その設定ミスにより伝送システムが立ち上
がらないといった状態を招かないように、その作業を極
力少なくして、且つ、フェイルセイフを設けることが要
求されている。このため、各装置の初期設定の遠隔モニ
ターが監視システムにより行えるようになっている。

また、監視システムにより各装置をモニターするには、
各装置のアドレスを指定して行うため、アドレスの設定
の信頼性を向上させることが要望されている。

従来の技術 従来の伝送装置等から構成された各局に対する局アドレ
スの設定方法は、各局に設置された局アドレス設定用ス
イッチを手動で操作して、各局の局アドレスを設定して
いた。

発明が解決しようとする課題 しかし、上述したような従来の局アドレス設定方法では
、局アドレス設定用スイッチを誤って操作した場合、そ
の局の局アドレスも誤って設定される。

局アドレスが誤って設定された場合のポーリング動作に
ついて、第７図、第８図を用いて説明する。

第７図は局アドレスが正常に設定された場合のポーリン
グ動作を説明するブロック図を示している。

マスター局の端局装置（ＬＴＥ）３５からスレーブ局の
中間中継装置（ＲＥＧ）３６〜３８、対向側ＬＴＥ３９
に対して、装置アドレス（局アドレス）が付加された情
報要求コマンドを送出する（ポーリング）。このときの
ポーリング動作は、ＲＥＧ３６〜３８、ＬＴＥ３９に設
定された装置アドレス＃２〜＃５の順番に従って行われ
る。

第８図は局アドレスが誤設定された場合のポーリング動
８作を説明するブロック図を示して詣り、第７図におけ
るＲＥＧ３７の装置アドレスが誤設定された状態となっ
ている。

ＲＥＧ３７の装置アドレスは＃３であるが、実際に設定
された装置アドレスは、＃９となっているため、ＲＥＧ
３７は、ＬＴＥ３５から送出された情報要求コマンドに
対して応答できないことになる。

このように、装置アドレスが誤設定されると、監視シス
テムによる各局のモニターが全くできなくなるという問
題があった。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、各局の局アドレスを正確に設定
し、その設定の信頼性を向上させる局アドレス自動ナン
バリング方法を提供することである。

課題を解決するための手段 第１図は本発明の原理ブロック図である。

主局１０と複数の従局１１間でデータリンクにより情報
転送を行う伝送システムにおいて、主局１０から従局１
１へ局アドレス設定コマンドを送信する。そして、この
局アドレス設定コマンドを各従局１１で順次受信すると
同時に、各従局１１の局アドレスを転送順番に従って設
定する。

作　　　用 本発明によれば、主局１０から送信された局アドレス設
定コマンドは、データリンクにより定められた転送順番
に従って各従局１１で受信される。

そして、局アドレス設定コマンドが転送される順番に従
って、各従局１１の局アドレスが自動的に設定されるた
め、局アドレスが誤設定されることはない。

実　　施　　例 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第２図は本発明による局アドレス自動ナンバリング方法
の一実施例ブロック図を示している。

伝送システムの両端に端局装置（ＬＴＥ）２０．２１が
設置され、そのＬＴＥ２０と２１の間に中間中継装置（
ＲＥＧ）２２〜２４が設置されている。ＬＴＥ２０．２
１はコマンドを送信し、ＲＥＧ２２〜２４はＬＴＥ２０
又は２１からのコマンドに対するレスポンスを送信する
。また、ＬＴＥ２０をマスター局としたときは、ＬＴＥ
２１はスレーブ局となり、ＬＴＥ２１をマスター局とし
たときは、ＬＴＥ２０がスレーブ局となる。

第３図はＲＥＧの内部ブロック図を示して右り、ＣＰＵ
２５は電文認識部２６、アドレス抽出部２７、アドレス
比較部２８、電文作成部２９及び電文データ生成部３０
により構成されている。このＣＰＵ２５には、インタフ
ェース回路３３．３４、不揮発性メモ！ｊ　（ＥＥＰＲ
ＯＭ）３１及び装置内データ収集部３２が接続されてい
る。

インタフェース回路３３を介して取り込まれたコマンド
は、電文認識部２６によりコマンドの内容が認識され、
さらにアドレス抽出部２７により、コマンドに付加され
た装置アドレス（局アドレス）が抽出される。この抽出
された装置アドレスは、アドレス比較ｎ２８により、不
揮発性メモリ３１内に予め格納された装置アドレスと比
較され、自局向けであるかどうかが判定される。自局向
けの装置アドレスの場合は、そのコマンドの要求に応じ
て、装置内データ収集部３２により収集されたデータを
電文データ生成部３０内へ送出し、電文データ生成部３
０によりデータを作成する。このデータを基に、電文作
成部２９により規定のフォーマットが作成される。作成
されたフォーマットは、コマンドに対するレスポンスと
してインタフェース回路３４を介して送出される。

このような伝送システムを構築するときの初期コマンド
において、装置アドレス設定コマンドを設け、各装置の
アドレスを設定する。

第４図は装置アドレス設定コマンドの基本フォーマット
図を示している。

ＬＴＥ　２０．２１ＳＲＥ０２２〜２４のアドレスを設
定するときは、全てのＬＴＥ　２０．２１、ＲＥＧ２２
〜２４で受信することになるため、アドレス（ＡＤＤＲ
）ａＢにグローバルアドレスを設定スる。コマンドコー
ド（Ｃ，Ｃ，）には、装置アドレス設定コマンドである
ことを示す情報を設定する。セットアドレス　（ＳＥＴ
　　ＡＤＤＲ）ＩＩｓには、受信した装置が設定すべき
アドレスが設定される。インホメーション（Ｉ　ＮＦＯ
ＲＭＡＴ　ｌ０Ｎ）部は、装置やシステムのための情報
エリアとして使用される。

第５図は装置アドレス設定コマンドの実施例フォーマッ
ト図を示しており、ｌ０ＣＨのフレームを持つデータリ
ンクを使用したときの装置アドレス設定コマンドのフォ
ーマットである。

第５図（ａ）図のチャンネル１（ＣＨＩ）にアドレス部
が設けられ、ＣＨｌｏにチエツクコード（Ｆｅ２）が設
けられたフォーマットを用いて装置アドレス設定コマン
ドを作成する。第５図＜ｂ）に示すようにＣＨＩのアド
レス部にグローバルアドレスとして、例えば、ｏｏｏｏ
ｏｏｏ。

（８ピツト）を設定する。ＣＨ２をコマンドコード部と
し、例えば、装置アドレス設定コマンドのときは、ｏｏ
ｏｏｏｏｏｏと設定する。ＣＨ３をセットアドレス部と
し、装置アドレス設定コマンドを受信した装置はこの部
分のアドレス情報を、自局向けのアドレスとして内部に
格納する。また、各装置はこのセットアドレス部のアド
レス情報に１を加算して送出する。

第６図はＲＥＧ２２での装置アドレス設定コマンドのフ
ォーマット図を示しており、ＲＥＧ２２において受信、
送信する装置アドレス設定コマンドのフォーマットにつ
いて説明する。

受信したコマンドは、アドレス部とコマンドコード部が
全て０となっているため、グローバルアドレスで且つ装
置アドレス設定コマンドであると認識される。受信した
セットアドレス部のアドレス情報は００００００１０と
なっているので、不揮発性メモリ３１内にアドレス「２
」が格納される。ＮＵＬＬは何もデータが入っていない
ことを示し、Ｆｅ２はチエツクコードである。また、送
信する装置アドレス設定コマンドにおいては、セットア
ドレス部のアドレス情報に１を加算するたメ、送信する
装置アドレス設定コマンドのセットアドレス部のアドレ
ス情報は００００００１１となる。

このような装置アドレス設定コマンドを第２図のＬＴＥ
２　Ｑ又は２１から片方向に送信するようにする。例え
ば、ＬＴＥ２０から装置アドレス設定コマンドを送信す
る場合、ＬＴＥ２０は、先ず自局のアドレスを１と設定
する。そして、送信された装置アドレス設定コマンドは
、ＲＥＧ２２により受信され、ＲＥＧ２２内の電文認識
部２６によりグローバルアドレスで、且つ装置アドレス
設定コマンドであることが認識される。また、装置アド
レス設定コマンドのセットアドレス部のアドレス情報「
２」を不揮発性メモリ３１内に格納する。不揮発性メモ
リ３１内ヘアドレス情報が格納された後、電文作成部２
９にてセットアドレス部のアドレス情報に１が加算され
る。セットアドレス部のアドレス情報が「３」に設定さ
れた装置アドレス設定コマンドは、インタフェース回路
３４を介してＲＥＧ２３へ送信される。ＲＥＧ２３内部
では、ＲＥＧ２２で受慣したときと同様の動作で、不揮
発性メモリ３１内にセットアドレス部のアドレス情報「
３」が格納され、さらにアドレス情報「３」に対して１
が加算され、セットアドレス部のアドレス情報が「４」
に設定された装置アドレス設定コマンドがＲＥＧ２４へ
送信される。

ＲＥＧ２４では、アドレス情報「４」が不揮発性メモリ
３１内に格納され、セットアドレス部のアドレス情報が
「５」に設定された装置アドレス設定コマンドがＬＴＥ
２１へ送信される。これにより、ＬＴＥ２０．２１、Ｒ
ＥＧ２２〜２４の装置アドレスが設定される。

発明の効果 本発明の局アドレス自動ナンバリング方法は以上詳述し
たように構成したので、局アドレスの初期設定における
誤設定が無くなり、伝送システム内の各局の情報のモニ
ターが確実に行え、システム立ち上げの簡便化やシステ
ム稼働時の保守作業性の向上を計ることが可能となると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明による局アドレス自動ナンバリング方法
の一実施例ブロック図、 第３図はＲＥＧの内部ブロック図、 第４図は装置アドレス設定コマンドの基本フォーマット
図、 第５図は装置アドレス設定コマンドの実施例フォーマッ
ト図、 第６図はＲＥＧ２２での装置アドレス設定コマンドのフ
ォーマット図、 第７図は局アドレスが正常に設定された場合のポーリン
グ動作を説明するブロック図、第８図は局アドレスが誤
設定された場合のポーリング動作を説明するブロック図
を示している。 ３１・・・不揮発性メモリ、 ３２・・・装置内データ収集部、 ３３．３４・・・インタフェース回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 主局（１０）と複数の従局（１１）間でデータリンクに
   より情報転送を行う伝送システムにおいて、主局（１０
   ）から従局（１１）へ局アドレス設定コマンドを送信し
   、 該局アドレス設定コマンドを各従局（１１）で順次受信
   すると同時に、各従局（１１）の局アドレスを転送順番
   に従って設定することを特徴とする局アドレス自動ナン
   バリング方法。