JPH0282386A - 自動販売機の三角柱ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ この発明は、自動販売機のディスプレイ装置に関し、特
に回転する三角柱をディスプレイ面として用いたディス
プレイ装置に関する。

「従来の技術］ 回転可能に軸支した複数の三角柱を平面状に並設し、こ
れらの三角柱を同時に１２０°づつ回転させることによ
り、三通りの表示を行う三角柱ディスプレイ装置が、例
えば特開昭６０−４９４９９号公報に開示されている。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、この種の従来の自動販売機では見易い箇所と
してほぼ中央の高さに、商品選択釦及び実物の商品を設
げているため、三角柱ディスプレイ装置は、商品見本の
」二部あるいは下部にしか設置できず、それ故、ディス
プレイ装置の表示面積は小さく、広告効果に欠りるとい
った問題があった。

この発明は、上述した問題点をなくすためになされたも
のであり、表示面積を大きくして広告効果を高めた自動
販売機の三角柱ディスプレイ装置を提供することを目的
とする。

［課題を解決するための手段］ この発明の自動販売機の三角柱ディスプレイ装置は、並
設した複数の三角柱を回転させることにより三通りの表
示を行う三角柱ディスプレイ装置において、 内部に商品の収納を可能とし、かつ該商品を一つの表示
面から見えるように、該表示面に開口もしくは透明窓を
設ｉ′ｌｌた、三角柱と、各三角柱を回転させるモータ
と、 販売待機中においては、開口もしくは透明窓を設けた表
示面以外の各三角柱の２面にて表示が行われ、一方、販
売時には、開口もしくは透明窓を設けた表示面が表示さ
れるように、モータを制御するモータ駆動手段と、 を備えている。

［作用］ 」１記構成によれば、販売時には、モータ駆動手段でモ
ータが駆動されることにより、開口もしくは透明窓を設
けた三角柱の表示面が表示位置に回転し商品が展示され
るため、商品を確かめた」二で選択できる。販売が済め
ば、各三角柱は回転され、他の２面のいずれかによって
表示されるが、このとき、商品は表示位置から隠れ、表
示面全体で表示できるので広告効果が高まる。

［実施例］ 第１図は、この発明の三角柱ディスプレイ装置の一実施
例を適用したシステム構成を示している。

■は、商品を選択する商品選択釦であり、２は、投入さ
れたコインを計数するとともに、釣銭を払い戻すコイン
計数機である。３は、この発明に係わる三角柱であり、
３枚の短冊状のパネル片３ａ３　ｂ、　３　Ｃ（それぞ
れの表示面をＡ、Ｂ、Ｃとする）により、内部が空洞に
なっている三角柱体状に形成され、１枚のパネル片３Ｃ
において、中央の高さ位置より少し上寄りの箇所の一部
が開口しており、その開口により生じた三角柱内の空間
部３ｄに商品４を載置する水平な底板Ｑが設（Ｊられ、
商品４を三角柱内に展示できるようになっている。この
０面は他の２面と同様に広告のための図柄が描かれる。

このような三角柱３は、第３図に示すように、縦方向に
所要数平行に並べて設けられている。

又、この三角柱３は、第５図に示すごとく、自動販売機
１００において大面積の三角柱ディスプレイ３０となる
ように長目の寸法となっている。前述した商品選択釦１
は、三角柱ディスプレイ３０の中央高さに位置し、その
個数は、三角柱３の個数に等しい。

これらの三角柱３の下方の回転軸３ｅのプーリ３ｆに張
設したベルト５をモータ６で駆動させることにより、各
三角柱３は同一方向にかつ同一回転位置にて回転する。

７は、回転位置検出スイッチであり、ベルト５に沿って
設けられた検出片５ａを検出することにより、三角柱３
の回転位置を検出できるようになっている。８は、回転
位置検出スイッチ７上りの検出信号に基づきモータ６を
駆動するモータ駆動部である。９は、タイマーであり、
このタイマー９が所定の時間をタイムアツプする毎に、
モータ６を駆動して各三角柱３を回転させることにより
、三角柱ディスプレイ３０の表示が変わるようになって
いる。１０は、例えば赤外線の検出により、自動販売機
の前に人が近寄ったことを検出する人検知センサであり
、１１は、この自動販売機を集中制御する制御回路であ
る。

次に上記ディスプレイ装置の動作を第２図のフローチャ
ートに基づき説明する。

販売待機状態においては、以下にも説明するように、三
角柱ディスプレイ３０は、各三角柱３のＡ面またはＢ面
でもって第５図に示したごとく表示されている。

今、人の検知がなく、コインの投入もない場合は、ステ
ップＳ３でタイマー９が所定時間タイムアツプしたかが
判定され、その所定時間をタイムアツプしたとき、ステ
ップＳ３からステップＳ４へと進み、現在の三角柱ディ
スプレイ３０における表示がＡ面かＢ面かが判定される
。現在Ａ面で表示中だとすれば、ステップＳ５に進み、
次にＢ面で表示させるべく、モータ６が左回転され、ベ
ルト５が矢印方向（第１図図示）に回る。ステップＳ６
では、回転位置検出スイッチ７により、Ｂ面が表示位置
に来たか否かが判定され、Ｂ面が表示位置に来ると、モ
ータ６は停止され、元のステップＳ１に戻る。

その後前記所定時間が再び経過すれば、ステップＳ３か
らステップＳ４へと進み、このときはＢ面で表示中なの
で、ステップＳ４からステップＳ７へと進み、モータ６
は右回転され、表示位置にＡ面が来ればモータ６は停止
され、ステップＳ８から元のステップＳｌに戻る。この
ように所定時間が経過する毎に三角柱ディスプレイ３０
における表示がＡ面とＢ面とで交互に切替わる。

さて、このような販売待機状態において、商品購入のた
めに人が自動販売機に近イ」き、この接近が人検知セン
サーＩＯで検知されたとき、あるいはコインか投入され
たとき、ステップＳｌまたはステップＳ２よりステップ
Ｓｌｌに進み、現在Ａ面にて表示中か否かが判定される
。現在Ａ面にて表示中だとすれば、ステップＳＬ２へ進
み、次に０面にて表示させるべく、モータ６が右回転さ
れる。第４図に示すごとく、０面が表示位置に来れば、
モータ６は停止され、ステップＳ］４にてフラグがセッ
トされる。

一方、ステップＳ１１にて、Ｂ面にて表示中であれば、
ステップＳ１５　　Ｓｉ２にてモータ６が左回転され、
表示位置が０面となる。

第６図は、０面が表示位置となったときを示している。

このとき各三角柱３の空間部３ｄに収納していた商品４
が各商品選択釦１に対応した位置に展示されるようにな
るので、希望の商品４に対応する商品選択釦１を押すこ
とにより商品４が販売される。

販売が終了すれば、ステップ８１７からステップＳ１８
へ進み、フラグの設定の有無が判定され、フラグが設定
されていたとき、つまり、ステップＳｌ＋での販売前の
表示がＡ面であったとき、ステップＳ１９．Ｓ２０にて
、次に販売待機状態としてＢ面を表示させるために、モ
ータ６が右回転され、一方、フラグが設定されていなか
ったときは、ステップＳ２１にてフラグがリセットされ
、そして、ステップＳ２２．Ｓ２３にて、次にＡ面にて
表示させるためにモータ６が左回転される。

その後はステップＳ１に戻る。

尚、上記実施例では、パネル片３Ｃに開口を設けたが、
パネル片３Ｃを１枚の透明板とし、この透明板を通して
商品を展示するようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明は、展示用の商品を三角
柱の内部に収納し、販売時には商品を展示する一方、販
売待機状態においては、自動販売機の前面において、大
面積の三角柱ディスプレイで表示することができ、その
結果、広告効果が高まり販売を増進できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の自動販売機の三角柱ディスプレイ装
置の一実施例を示す制御ブロック図、第２図は、第１図
の装置の制御動作を示すフローチャー　１−１第３図及
び第４図は、三角柱ディスプレイの動作状聾を示す図、
第５図及び第６図は、販売待機状態及び販売時における
表示例を示す図である。 １・・商品選択釦、２・・・コイン計数機、３・・三角
柱、３　ａ、　３　ｂ、　３　ｃ−パネル片、４　・商
品、５　ベルト、６・・・モータ、７・・・回転位置検
出スイッチ、８　・モータ駆動部、９・・・タイマー、
１０　・人検知センサ、１１・・・制御回路。 特許出願人　　富士電機株式会社 代理人　弁理士　　前出　葆　外Ｉ名 第３図 第５図 第４図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）並設した複数の三角柱を回転させることにより三
   通りの表示を行う三角柱ディスプレイ装置において、 内部に商品の収納を可能とし、かつ該商品を一つの表示
   面から見えるように、該表示面に開口もしくは透明窓を
   設けた、三角柱と、 各三角柱を回転させるモータと、 販売待機中においては、開口もしくは透明窓を設けた表
   示面以外の各三角柱の２面にて表示が行われ、一方、販
   売時には、開口もしくは透明窓を設けた表示面が表示さ
   れるように、モータを制御するモータ駆動手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機の三角柱ディスプ
   レイ装置。