JP2001299523A - 化粧品陳列台 - Google Patents

化粧品陳列台

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JP2001299523A
JP2001299523A JP2000124768A JP2000124768A JP2001299523A JP 2001299523 A JP2001299523 A JP 2001299523A JP 2000124768 A JP2000124768 A JP 2000124768A JP 2000124768 A JP2000124768 A JP 2000124768A JP 2001299523 A JP2001299523 A JP 2001299523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品名,その価格等の各種情報をはっきりと大
きく表示することができ、しかも、早期にバーコードが
汚れたり、損傷等したりすることのない化粧品陳列台を
提供する。 【解決手段】陳列台本体に化粧品陳列用トレイ13が固
定されている化粧品陳列台であって、上記化粧品陳列用
トレイ13にバーコード表示プレート31が形成され、
このバーコード表示プレート31に対して起立倒伏自在
のプライス表示プレート32が設けられ、このプライス
表示プレート32が倒伏状態では、上記バーコード表示
プレート31に固定されたバーコード表示カードのバー
コードを隠し、起立状態では上記バーコードを外部に露
呈させるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品(テスター
用化粧品等のテスターを含む)を店頭等に陳列するため
の化粧品陳列台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧品販売店等では、店員に
相談することなく、顧客自身が店頭等で化粧品を自由に
選択することができるように、化粧品を日用雑貨のよう
に大量に陳列した化粧品陳列台を置くようにした店が増
えてきている。このような店では、店頭等で顧客が沢山
の種類の化粧品を手に取って吟味することができ、しか
も、推奨型販売に対して感じるような煩わしさもないた
め、好評であり、店数がさらに増える傾向にある。
【0003】このような、化粧品を大量に陳列しうる化
粧品陳列台として、図15および図16に示すような化
粧品陳列棚が提案されている(実開平2−103351
号公報)。この化粧品陳列棚は、内部に2本の蛍光灯5
2が配設された基台51と、この基台51の後端部から
立設される背面板53と、この背面板53の左右両側に
配設される左右一対の支柱54と、上記背面板53に着
脱自在に固定された上下4段の棚板55と、内部に1本
の蛍光灯(図示せず)が配設されたパネルボックス56
とを備えており、このパネルボックス56が両支柱54
の上端部に固定されている。また、上記各棚板55は、
四角形状枠体からなる棚枠57(棚枠57自体は、L字
状に形成されている)と、この棚枠57のL字状の横辺
57aに載置される透明アクリル板58と、上記棚枠5
7の後壁から突設される左右一対の略L字状アーム59
と、上記棚枠57の前壁に取り付けられたプライス・レ
ール60とからなり、上記両略L字状アーム59が背面
板53に着脱自在に固定されている。また、上記プライ
ス・レール60には、図17に示すように、その上下両
端部に折り返し部60aが形成されており、これら両折
り返し部60aに左右方向から、表面に商品名とその価
格を表示したプライス・カード61を差し込むことがで
きるようにしている。このようなプライス・カード61
には、その表面にバーコード(図示せず)を表示したも
のが多く、店卸し等の際に、商品の売り上げ情報を収
集,登録,蓄積等するために利用されている。図15に
おいて、51aは基台51の上面に取り付けた透明アク
リル板で、56aはパネルボックス56内部の蛍光灯を
覆う透明アクリル板製のカバーである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
化粧品陳列棚において、プライス・カード61の表面に
商品名とその価格だけでなく、バーコードをも表示した
ものでは、バーコードにスペースを取られ、プライス・
カード61の表面に商品名とその価格をはっきりと大き
く表示することができない。しかも、プライス・レール
60の上下両端部の折り返し部60aにプライス・カー
ド61を差し込んでいるため、上記のように、プライス
・カード61の表面に商品名とその価格だけでなく、バ
ーコードをも表示したものでは、商品名,その価格,バ
ーコードを表示した部分が外部に露呈することになり、
早期にバーコードが汚れたり、損傷等したりしやすい。
このため、バーコードリーダー等での読み取り処理がで
きなくなるおそれがある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、商品名,その価格等の各種情報をはっきりと大
きく表示することができ、しかも、早期にバーコードが
汚れたり、損傷等したりすることのない化粧品陳列台の
提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の化粧品陳列台は、陳列台本体に化粧品陳列
棚が形成されている化粧品陳列台であって、上記化粧品
陳列棚にバーコード表示部が形成され、このバーコード
表示部に対して起立倒伏自在のPR表示部が設けられ、
このPR表示部が倒伏状態では、上記バーコード表示部
に表示されたバーコードを隠し、起立状態ではバーコー
ドを外部に露呈させるように構成したという構成をと
る。
【0007】すなわち、本発明の化粧品陳列台は、陳列
台本体に形成された化粧品陳列棚にバーコード表示部が
形成され、このバーコード表示部に対して起立倒伏自在
のPR表示部が設けられている。そして、このPR表示
部が倒伏状態では、上記バーコード表示部に表示された
バーコードを隠し、起立状態ではバーコードを外部に露
呈させるように構成している。このように、化粧品陳列
棚にバーコード表示部を形成し、このバーコード表示部
にバーコードを表示すると、上記PR表示部にバーコー
ドを表示する必要がなくなり、商品名,その価格等の各
種情報やPOP広告を表示するスペースが広くなり、上
記各種情報やPOP広告をはっきりと大きく表示するこ
とができるようになる。しかも、上記PR表示部が倒伏
状態にあるときは、このPR表示部でバーコード表示部
に表示されたバーコードを隠すことができるため、この
バーコードがPR表示部で保護されており、早期にバー
コードが汚れたり、損傷等したりすることがない。この
ため、長期にわたってバーコードをバーコードリーダー
等で読み取り処理することができる。なお、本発明にお
いて、「化粧品陳列棚」とは、陳列台本体に一体形成さ
れたものだけでなく、陳列台本体に着脱自在に取り付け
られるもの(例えば、化粧品陳列用トレイ)をも含む意
味である。また、「バーコード」としては、例えば、J
ANバーコード(標準商品用バーコード)が挙げられ
る。
【0008】本発明において、上記バーコード表示部
に、バーコードが表示されたバーコード表示カードが着
脱自在に固定され、上記PR表示部に、商品名とその価
格が表示されたプライス表示カードが着脱自在に固定さ
れている場合には、新製品が発売された際に、新製品用
のバーコード表示カードおよびプライス表示カードに変
更したり、商品を別の化粧品陳列棚に移動させる際に、
この移動に対応してバーコード表示カードおよびプライ
ス表示カードを移動させたりすることが、簡単に行え
る。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0010】図1〜図3は本発明の化粧品陳列台の一実
施の形態を示している。図1に示す化粧品陳列台は第1
化粧品陳列台であり、図2および図3に示す化粧品陳列
台は第2化粧品陳列台である。図1において、1は陳列
台本体であり、上面が陳列面に形成された台部2と、こ
の台部2の上面後端部から立設される陳列用パネル3と
からなる。この陳列用パネル3には、その前面の上端部
と下端部との間に支受棚4が上下多段に並設されてい
る。これら各支受棚4は、図4に示すように、陳列用パ
ネル3の右端部から左端部にわたって水平に延びる支受
用垂直板5と、この支受用垂直板5を陳列用パネル3の
前面に固定する上下一対の固定板6とからり、所望の支
受用垂直板5に複数の化粧品陳列用トレイ(化粧品陳列
棚)13が支受されている。また、上記陳列用パネル3
には、ビジュアルインタラクティブPOP(以下、VI
Pという)7が取り付けられている。
【0011】上記化粧品陳列用トレイ13は、後側に配
設される本体トレイ14と、この本体トレイ14の前端
部に設けたガイドプレート20(図4参照)に左右にス
ライド自在に支受されるテスターホルダー15とからな
り、上記本体トレイ14に、ネイル,カラーアイズ,ア
イグロス,ファンデーション,リップ等の化粧品(商
品)11が陳列され、上記テスターホルダー15に、上
記化粧品11のテスター用化粧品(テスター)12が陳
列されている。なお、上記本体トレイ14にテスターホ
ルダー15を常に支受する必要はなく、テスターホルダ
ー15を支受しなくてもよい。
【0012】上記本体トレイ14は、図5に示すよう
に、四角形状枠体からなるフレーム16と、このフレー
ム16の上面に立設される四角形状筒体からなる透明ケ
ース17と、上記フレーム16の上面に載置される固定
プレート18(図5では、図示せず)と、上記フレーム
16の後壁に固定される3つのフック19と、上記透明
ケース17の前壁との間に所定距離をあけた状態で上記
フレーム16の前端部から立設される3つのガイドプレ
ート20と、上記フレーム16の下側空間に配設される
照明21と、この照明21を取り囲むようにして上記フ
レーム16の下面に固定される四角形状有底筒体の透明
カバー22とからなり、上記各フック19の上端U字部
19a(図4参照)が陳列用パネル3の支受用垂直板5
に左右にスライド自在に係合している。
【0013】そして、上記支受用垂直板5に係合してい
る本体トレイ14を右側(もしくは左側)にスライドさ
せると、支受用垂直板5の右端(もしくは左端)から上
記3つのフック19が外方に引き出され、本体トレイ1
4が支受用垂直板5から取り外される。一方、上記支受
用垂直板5の右端(もしくは左端)に上記3つのフック
19のうち、左側(もしくは右側)のフック19の上端
U字部19aを位置決めし、その状態で支受用垂直板5
側にスライドさせると、この支受用垂直板5に左側(も
しくは右側)のフック19,中央のフック19,右側
(もしくは左側)のフック19がこの順に係合し、本体
トレイ14が支受用垂直板5に取り付けられる。また、
上記3つのフック19の下端面は透明カバー22の底板
22aの下面と面一に、もしくは底板22aより上側に
位置するように設定されている。図5において、23は
上記フレーム16の前後両壁間に架設される左右一対の
補強棒であり、24は上記両補強棒23間に架設される
補強部材である。
【0014】上記固定プレート18は、透光性を有する
プラスチック材料(ルミネーティング素材)により作製
されており、図6に示すように、四角形状平板体の上面
に円柱形状の凸部18aが多数突設されたもので構成さ
れている。上記各凸部18aは、前後方向および左右方
向に規則正しく整列した状態(すなわち、前後方向に等
間隔をあけて一直線状に並び、かつ、左右方向に等間隔
をあけて一直線状に並んだ状態)で突設されている。こ
のため、隣接する各凸部18a間に形成される隙間も、
前後方向および左右方向に規則正しく整列した状態にな
っている。このような固定プレート18は、平板体から
なる透明仕切りプレート25と組み合わせて用いること
ができる。この透明仕切りプレート25は、上記各凸部
18a間に形成される隙間に起立状に配設することがで
き、これにより、化粧品11の寸法に合わせて固定プレ
ート18を所望の区域に仕切ることができる。
【0015】また、上記固定プレート18は、図7に示
すように、ひな段26とともに用いることもできる。こ
のひな段26は、一対の透明縦板27と、これら両透明
縦板27間に架設される小形固定プレート28とからな
り、この小形固定プレート28が、固定プレート18と
同様に、四角形状平板体の上面に円柱形状の凸部28a
が多数突設されたもので構成されている。また、この小
形固定プレート28にも透明仕切りプレート25を起立
状に配設することができる。そして、上記固定プレート
18,小形固定プレート28に突設された多数の凸部1
8a,28aにより、上記照明21の明かりが固定プレ
ート18,小形固定プレート28を下から上に通過する
際に乱反射し、本体トレイ14に陳列される化粧品11
を下から明るく照らすライトアップ効果がある。また、
上記照明21の明かりは本体トレイ14に陳列される化
粧品11全体を上から明るく照らしている。このような
本体トレイ14,固定プレート18,透明仕切りプレー
ト25,ひな段26,小形固定プレート28は、前後
幅,左右幅,高さ等が異なる複数種類のものが作製され
ており、適宜使用されている。
【0016】上記テスターホルダー15は、図8および
図9に示すように、テスター用化粧品12を収容するテ
スター収容部30と、このテスター収容部30の前壁上
端部から前・下向き傾斜状に延びるバーコード表示プレ
ート(バーコード表示部)31と、このバーコード表示
プレート31の上面31aを蓋する状態で上記バーコー
ド表示プレート31の上端部にヒンジ軸33(図8で
は、図示せず)を介して回動自在に連結されるプライス
表示プレート(PR表示部)32と、上記テスター収容
部30の後壁から突設されるガイドレール34とからな
り、このガイドレール34が上記本体トレイ14のガイ
ドプレート20に左右にスライド自在に係合している
(図4参照)。
【0017】そして、上記本体トレイ14のガイドプレ
ート20に係合しているテスターホルダー15のガイド
レール34を右側(もしくは左側)にスライドさせる
と、ガイドプレート20の右端(もしくは左端)からガ
イドレール34が外方に引き出され、テスターホルダー
15が本体トレイ14から取り外される。一方、上記ガ
イドプレート20の右端(もしくは左端)にガイドレー
ル34を位置決めし、その状態でガイドプレート20側
にスライドさせると、このガイドプレート20にガイド
レール34が係合し、テスターホルダー15が本体トレ
イ14に取り付けられる。
【0018】上記バーコード表示プレート31には、そ
の上面31aの上下両端部に折り返し部(図示せず)が
形成されており、これら両折り返し部に、バーコード等
が表示されたバーコード表示カード(図示せず)が挿抜
自在に差し込まれている。また、プライス表示プレート
32には、その上面32aの上下両端部に折り返し部
(図示せず)が形成されており、これら両折り返し部
に、商品名,その価格等の各種情報やPOP広告等が表
示されたプライス表示カード(図示せず)が挿抜自在に
差し込まれている。そして、上記プライス表示カードを
差し込んだプライス表示プレート32でバーコード表示
プレート31の上面31aを蓋した(プライス表示プレ
ート32をバーコード表示プレート31に対し倒伏させ
た)状態では(図4参照)、上記バーコード表示カード
に表示されたバーコードが外部から見えないようになっ
ている。このため、上記バーコードが外部に露呈するよ
うにするためには、図9に示すように、プライス表示プ
レート32を上方に回動させる(プライス表示プレート
32をバーコード表示プレート31に対し起立させる)
必要がある。図8において、35はリップ等のテスター
用化粧品12用の仕切りパーツである。
【0019】図10および図11は上記テスターホルダ
ー15の変形例を示している。図10に示すテスターホ
ルダー15は、ペンもの等のテスター用化粧品12を収
容するテスターホルダー15であり、それに応じた仕切
りパーツ35が用いられている。また、図11に示すテ
スターホルダー15は、ファンデーションパクト等のテ
スター用化粧品12を収容するテスターホルダー15で
あり、仕切りパーツ35が用いられていない。また、図
10および図11に示すテスターホルダー15はとも
に、図8に示すテスターホルダー15と同様に、テスタ
ー収容部30とバーコード表示プレート31とプライス
表示プレート32(図10および図11では、図示せ
ず)とガイドレール34とを備えている。このようなテ
スターホルダー15,仕切りパーツ35は、各種のテス
ター用化粧品12に対応できるよう、各種のものが作製
されている。
【0020】上記VIP7(図12参照)は、画面7a
〜7d(図13参照)に触れて操作するタッチパネル方
式の10.4インチ高輝度液晶ディスプレイを採用した
ものであり、先端メディア(CD−R)プレーヤーを内
蔵し、対話形式(インタラクティブ)により欲しい情報
を的確に得られるようにしている。また、上記VIP7
は、常時コマーシャルが繰り返し流れるPRビデオオー
トリピート機能、店の営業時間に合わせて電源を自動O
N/OFFするタイマー機能や顧客が正面に立つと自動
的にメニュー画面7aがスタートする人感センサー等を
装備しており、上記化粧品陳列用トレイ13に陳列され
る各化粧品11,各テスター用化粧品12との相乗効果
で強力にアピールすることができるようになっている。
また、上記VIP7は、電源を入れるだけでセットアッ
プされるようになっており、使用中のフリーズ,クラッ
シュ等も起こらず、メンテナンスフリーである。図12
において、8は上記VIP7を陳列用パネル3の支受用
垂直板5に取り付けるための専用ラックであり、平坦な
陳列面にも載置することができる構造になっている。
【0021】上記VIP7を用い、例えば、つぎのよう
にしてカウンセリングを行う(ファンデーション等に関
する情報を得る)ことができる。すなわち、まず、顧客
が上記VIP7の正面に立つと、コマーシャルが流れて
いる画面(図示せず)が自動的にメニュー画面7aに切
り換わる(図13参照)。このメニュー画面7aには1
個のハートマークが表示されており、5つのメニューで
仕切られている。上記各メニューは、上側の『春夏のフ
ァンデーションはわがままセレクトで!』と、左側の
『夏のポイントメイクテクニック』と、中央の『スキン
ケアは要チェック!』と、右側の『中野センセイの「コ
レってオススメ!」』と、下側の『メイクアップレッス
ン』とである。また、右・下側に『お好きなメニューに
タッチして!』と表示されている(図12では、これら
の文字は図示せず)。ついで、上記ハートマーク中の好
きなメニューを選び、そのメニューを手指等で軽くタッ
チする。例えば、『春夏の……セレクトで!』を手指等
で軽くタッチすると、メニュー画面7aから『ファンデ
ーション選び』画面7bに切り換わる。この『ファンデ
ーション選び』画面7bには、『化粧もち派!軽い感
触』と表示された小ハートマークと、『化粧もち派!フ
ィット感』と表示された小ハートマークと、『美白派!
クリアな肌色』と表示された小ハートマークとが表示さ
れている。また、左・下側に『お好きなメニューにタッ
チして!』(図示せず)と表示されている。つぎに、上
記小ハートマークのうち、好きな小ハートマークを手指
等で軽くタッチすると、『ファンデーション選び』画面
7bから商品PR画面(図示せず)に切り換わり、上記
好きな小ハートマークに対応した化粧品11が表示され
る。また、メニュー画面7a中の『夏の……テクニッ
ク』を手指等で軽くタッチすると、『ポイントメイク』
画面7cに切り換わり、メニュー画面7a中の『スキン
……チェック!』を手指等で軽くタッチすると、『スキ
ンケアの最新情報』画面7dに切り換わる。これら両画
面7c,7dには、『ファンデーション選び』画面7b
と同様に、3つの小ハートマークが表示されており、こ
れら小ハートマーク中の好きな小ハートマークを手指等
で軽くタッチすると、商品PR画面(図示せず)に切り
換わるようになっている。また、メニュー画面7a中の
『メイクアップレッスン』を手指等で軽くタッチする
と、動画が映し出される。なお、メニュー画面7a中の
『中野セイセイの……オススメ!」』の説明は省略す
る。このように、上記VIP7では、ファンデーショ
ン,ポイントメイクおよびスキンケア等の異なるカテゴ
リーの化粧品11のうち、情報が欲しい化粧品11を5
つのメニューから選び、順次タッチしていくことによ
り、対話形式で簡単にカウンセリングを行うことができ
る。
【0022】第2化粧品陳列台は、図2および図3に示
すように、陳列台本体1の前後両側に、台部2と陳列用
パネル3とが形成されており、陳列台本体1の前後両側
の一側(例えば、前側)をベース・スキンケア面とし、
他側(例えば、後側)をメイク面としている。また、陳
列台本体1の左右両側に鏡43,47が取り付けられて
おり、これら両鏡43,47が前後両側に大きく飛び出
しているため、両陳列用パネル3から各本体トレイ14
を取り外すこと、およびこれら各本体トレイ14から各
テスターホルダー15を取り外すことができないように
なっている。また、陳列台本体1の左右両側の一側(例
えば、右側)にカウンセリングカウンター40(台部4
1と固定台42と鏡43とVIP7とを備えている)が
形成されており、他側(例えば、左側)に、プロモーシ
ョン訴求台44(台部45と上下可動台46と鏡47と
コルトンボックス48とを備えている)が形成されてい
る。これにより、第2化粧品陳列台では、顧客とのカウ
ンセリングにより、顧客のニーズに沿って顧客の好みや
肌性等にぴったりの化粧品11を選ぶことができるよう
になっている。それ以外の部分は第1化粧品陳列台と同
様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0023】上記構成において、第1化粧品陳列台の陳
列用パネル3に各化粧品11および各テスター用化粧品
12を陳列する場合には、まず、各本体トレイ14に各
化粧品11を載置した状態で、各本体トレイ14のフッ
ク19の上端U字部19aを陳列用パネル3の所望の支
受用垂直板5の一端(右端もしくは左端)に位置決め
し、各本体トレイ14を上記支受用垂直板5側にスライ
ドさせて所望の位置に位置決めする。ついで、各テスタ
ーホルダー15に各テスター用化粧品12を載置した状
態で、各テスターホルダー15のガイドレール34を所
望の本体トレイ14のガイドプレート20の一端(右端
もしくは左端)に位置決めし、各テスターホルダー15
を上記ガイドプレート20側にスライドさせて所望の位
置に位置決めする。このとき、さきに、各本体トレイ1
4および各テスターホルダー15を位置決めし、つぎ
に、各本体トレイ14および各テスターホルダー15に
各化粧品11および各テスター用化粧品12を載置して
もよい。
【0024】また、第1化粧品陳列台の台部2の上面に
各化粧品11および各テスター用化粧品12を陳列する
場合には、各化粧品陳列用トレイ13に各化粧品11お
よび各テスター用化粧品12を陳列した状態で、台部2
の上面に各本体トレイ14の透明カバー22の底板22
aを載置することを行う(図14参照)。また、通常
は、プライス表示カードを差し込んだプライス表示プレ
ート32でバーコード表示プレート31の上面31aを
蓋しておく。そして、プライス表示プレート32を上方
に回動させ(図9参照)、バーコード表示カードに表示
されたバーコードをバーコードリーダー等で読み取り処
理する。一方、第2化粧品陳列台の陳列用パネル3およ
び台部2の上面に各化粧品11および各テスター用化粧
品12を陳列する場合、およびバーコードをバーコード
リーダー等で読み取り処理する場合にも、第1化粧品陳
列台の場合と同様にする。
【0025】一方、第1化粧品陳列台の陳列用パネル3
に陳列している各化粧品11および各テスター用化粧品
12を交換する場合には、外側の本体トレイ14から順
にスライドさせて陳列用パネル3から取り外す。また、
第1化粧品陳列台の陳列用パネル3に陳列している各テ
スター用化粧品12だけを交換する場合には、外側の本
体トレイ14に支受される各テスターホルダー15のう
ち、外側のテスターホルダー15から順にスライドさせ
て本体トレイ14から取り外す。
【0026】上記のように、この実施の形態では、各化
粧品11,各テスター用化粧品12の割り付けや交換が
簡単に行える。しかも、本体トレイ14のガイドプレー
ト20とテスターホルダー15のガイドレール34との
接触面積が大きく、ガイドプレート20やガイドレール
34が早期に破損等したり、交換の必要が生じたりする
ことがない。しかも、固定プレート18,小形固定プレ
ート28の多数の凸部18a,28aにより、本体トレ
イ14の下側に配設された照明21の明かりが固定プレ
ート18,小形固定プレート28を下から上に通過する
際に乱反射し、本体トレイ14に陳列される化粧品11
を下から明るく照らしている。また、上記照明21の明
かりは、その下側にある化粧品11全体を上からも明る
く照らしており、アイキャッチ効果に優れている。しか
も、バーコード表示プレート31の上面31aにバーコ
ード表示カードを配設し、この上面31aを蓋するプラ
イス表示プレート32の上面32aにプライス表示カー
ドを配設しているため、プライス表示カードにバーコー
ドを表示する必要がなく、各種情報やPOP広告等だけ
をはっきりと大きく表示することができ、POP効果に
優れている。また、プライス表示プレート32を上方に
回動させると、バーコードが外部に露呈するため、従来
と同様に、簡単に読み取り処理をすることができる。
【0027】なお、上記実施の形態において、第2化粧
品陳列台の陳列用パネル3に各本体トレイ14を一体的
に固定してもよいし、各本体トレイ14に各テスターホ
ルダー15を一体的に固定してもよい。また、上記実施
の形態では、バーコード表示プレート31にプライス表
示プレート32を回動自在に連結しているが、これに限
定するものではなく、バーコード表示プレート31以外
の部分にプライス表示プレート32を回動自在に連結し
てもよい。また、プライス表示プレート32がバーコー
ド表示プレート31に対して起立倒伏自在に連結される
のであれば、どのような手段で連結されてもよい。
【0028】また、上記実施の形態では、バーコード表
示プレート31の上面31aの上下一対の折り返し部に
バーコード表示カードを挿抜自在に差し込み、プライス
表示プレート32の上面32aの上下一対の折り返し部
にプライス表示カードを挿抜自在に差し込んでいるが、
バーコード表示プレート31の上面31aにバーコード
表示カードを剥離自在に貼着してもよいし、プライス表
示プレート32の上面32aにプライス表示カードを剥
離自在に貼着してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の化粧品陳列台に
よれば、陳列台本体に形成された化粧品陳列棚にバーコ
ード表示部を形成し、このバーコード表示部に対して起
立倒伏自在のPR表示部を設けているため、このPR表
示部にバーコードを表示する必要がなくなり、商品名,
その価格等の各種情報やPOP広告を表示するスペース
が広くなり、上記各種情報やPOP広告をはっきりと大
きく表示することができるようになる。しかも、上記P
R表示部が倒伏状態にあるときは、このPR表示部でバ
ーコード表示部に表示されたバーコードを隠すことがで
きるため、このバーコードがPR表示部で保護されてお
り、早期にバーコードが汚れたり、損傷等したりするこ
とがない。このため、長期にわたってバーコードをバー
コードリーダー等で読み取り処理することができる。
【0030】本発明において、上記バーコード表示部
に、バーコードが表示されたバーコード表示カードが着
脱自在に固定され、上記PR表示部に、商品名とその価
格が表示されたプライス表示カードが着脱自在に固定さ
れている場合には、新製品が発売された際に、新製品用
のバーコード表示カードおよびプライス表示カードに変
更したり、商品を別の化粧品陳列棚に移動させる際に、
この移動に対応してバーコード表示カードおよびプライ
ス表示カードを移動させたりすることが、簡単に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧品陳列台の一実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】第2化粧品陳列台を示す斜視図である。
【図3】上記第2化粧品陳列台を示す斜視図である。
【図4】化粧品陳列用トレイの説明図である。
【図5】本体トレイを示す斜視図である。
【図6】固定プレートの斜視図である。
【図7】上記固定プレートとひな段とを示す斜視図であ
る。
【図8】テスターホルダーを示す分解斜視図である。
【図9】上記テスターホルダーの作用を示す説明図であ
る。
【図10】上記テスターホルダーの他の例を示す斜視図
である。
【図11】上記テスターホルダーのさらに他の例を示す
斜視図である。
【図12】VIPを示す斜視図である。
【図13】上記VIPに表示される画面の説明図であ
る。
【図14】上記化粧品陳列用トレイを台部の上面に載置
した状態を示す説明図である。
【図15】従来例を示す斜視図である。
【図16】上記従来例の分解斜視図である。
【図17】プライス・レールの作用を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
13 化粧品陳列用トレイ 31 バーコード表示プレート 32 プライス表示プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列台本体に化粧品陳列棚が形成されて
    いる化粧品陳列台であって、上記化粧品陳列棚にバーコ
    ード表示部が形成され、このバーコード表示部に対して
    起立倒伏自在のPR表示部が設けられ、このPR表示部
    が倒伏状態では、上記バーコード表示部に表示されたバ
    ーコードを隠し、起立状態ではバーコードを外部に露呈
    させるように構成したことを特徴とする化粧品陳列台。
  2. 【請求項2】 上記バーコード表示部に、バーコードが
    表示されたバーコード表示カードが着脱自在に固定さ
    れ、上記PR表示部に、商品名とその価格が表示された
    プライス表示カードが着脱自在に固定されている請求項
    1記載の化粧品陳列台。
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