JPH0282250A - 記録表示装置 - Google Patents

記録表示装置

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JPH0282250A
JPH0282250A JP23347488A JP23347488A JPH0282250A JP H0282250 A JPH0282250 A JP H0282250A JP 23347488 A JP23347488 A JP 23347488A JP 23347488 A JP23347488 A JP 23347488A JP H0282250 A JPH0282250 A JP H0282250A
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当麻 均
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久村 正文
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/0202Dielectric layers for electrography

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気的吸着力によって磁性導電現像剤を像保
持部材に付着させ、画像を記録表示する、いわゆるマグ
ネスタイラス方式の記録表示装置に関する。
(従来の技術) 従来から、高精細で大画面の表示を簡便かつ安価に可能
とする記録表示装置として、いわゆるマグネスタイラス
方式のものが提案されている(たとえば特公昭51−4
6707号公報参照)、すなわち、その原理は、第5図
に示すように非磁性円筒3内で円柱状の磁石2を回転さ
せ、その磁力によって非磁性円筒3上を着色された磁性
導電現像剤1を搬送し、非磁性円筒3上に軸方向に沿っ
て密に配列された針状記録電極4上に供給する。
そして、表面側の記録層6と裏面側の導電層7とからな
る像保持部材5の導電層7と、記録電極4間に画像情報
にしたがって電圧を印加し、電圧が印加された部分のみ
像保持部材5に磁性現像剤lを付着させて画像を形成す
るものである。
(発明が解決しようとする課題) しかし上記した従来技術の場合には、高コントラスト、
高寿命、低環境下での安定性、高信頼性等の点で不十分
であった。
そこで、像保持部材5のコントラストを高める方法とし
て、次のような方法が種々考えられている。
■ 光反射面を凹凸にして乱反射させる方法。
■ アルミニウムの陽極酸化膜を用いる方法(特公昭5
1−46707号公報に開示)。
■ 導電層7上に結着性樹脂に微粒子を分散した拡散反
射層を積層する方法。
■ 導電層7に結着性樹脂に微粒子を分散した拡散反射
層ざらに誘電層を積層する方法。
しかし、■の方法では、凹部に磁性導電現像剤が捕捉さ
れてコントラストの低下を招くので好ましくない。
また■の方法では、陽極酸化時にクラックが発生するこ
とから電圧リークが生じ易い、また表面が凹凸になり■
の方法と同じような弊害が生じる。さらに陽極酸化膜の
白色度が低くコントラストが十分にとれなくなる。さぢ
にまた環境が変動したとき電圧リークが多発し、記録も
しくは表示の濃度が低下しコントラストがト分にとれな
いなどの種々の闇題点が出てくる。
■の方法では、初期の白色度が高くコントラストにすぐ
れているが、微粒子を分散することにより生ずる微小空
隙により繰り返し使用時に磁性導電現像剤が捕捉されコ
ントラストの低下を招く。
また、温度、湿度等が変動したときに残留する微小空隙
部での水分の吸脱着が著しく電気抵抗が火きく変動する
。そのため、現像剤の電気的吸着力が環境により変化し
、画像のコントラストの変動が大きいなどの問題が出て
くる。すなわち、高湿度下においては、微小間隙を介し
、湿度の吸着が著しく進行する結果、電気抵抗は犬きく
低下し、磁性導電現像剤の吸着力が小さくなってコント
ラストの低下を生じることになる。
■の方法では、初期の白色度が高く環境安定性に優れて
いるが繰り返し使用のときに、なお若干白色度が低下す
る傾向にある。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、像保持部材上に
磁性導電現像剤を電気的に吸着させて画像を記録する、
いわゆるマグネスタイラス方式を用いたもので、高コン
トラストならびに優れた記録もしくは表示特性を示し、
さらに環境依存性が少なくかつ耐久性にすぐれた記録表
示装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために2本発明にあっては、像保持
部材と隔離対向して電極を配設すると共に、該電極に磁
性導電現像剤を磁気吸着し、電極と像保持部材間に電圧
を印加することにより、像保持部材に磁性導電現像剤を
付着させる記録表示装置において、前記像保持部材も、
少なくとも導電層と、反射性微粒子を樹脂に分散した拡
散反射層と、そして誘電層とにより積層して構成し、上
記拡散反射層の電気抵抗が誘電層の電気抵抗よりも小さ
い値に設定すると共に誘電層の10点平均アラサを0.
1 pLm〜55−0JLに設定したことを特徴とする
(作 用) 反射性微粒子を樹脂に分散した拡散反射層は、内部のク
ラック笠を除去できるため、表面の凹凸面による磁性導
電現像剤の補足の軽減が計られ、電圧のリークが防止で
きる。
また、樹脂中に反射性微粒子が分散していることから、
かかる界面での屈折率差からの界面反射との相乗的効果
により白色度が向上し、コントラストが向上する。
また、拡散反射層上に誘電層を設けることにより、拡散
反射層表面に残留する反射性微粒子による微小凹凸、な
らびに内部に生ずる微小空隙を除去できる。
また、tikり返し使用時における微小空隙への磁性導
電現像剤のしみ込み、ならびに表面の微小凹凸による固
着による繰り返し使用時のコントラスト低下、さらに高
湿時の微小空隙を介しての水分の吸着による電気抵抗の
低下を防止でき、高湿時のコントラスト低下を著しく防
止できることになる。
また像保持部材の誘電層と磁性導電現像剤が直接接触す
ることにより、電圧印加時に磁性導電現像剤から電荷が
注入される結果、誘電層に電荷を生ずる。このとき像保
持部材を構成する拡散反射層の電気抵抗が誘電層の電気
抵抗より大きいと。
拡散反射層での電荷減衰が誘電層における電荷減衰より
も遅くなることから、誘電層に注入された電荷が拡散反
射層との界面に滞留することになり除電の効率がきわめ
て悪く、内部に残留する電位となることからゴーストと
か繰り返し時のコントラスト低下の原因となる。
本発明では、拡散反射層の電気抵抗が誘電層の電気抵抗
より小さくなっているので、拡散反射層での電荷はすみ
やかに減衰する。その結果誘電層の内部に残留する電荷
を拡散反射層を通じて基板側にすみやかに放電すること
が可能となり、残留電荷の減衰にきわめて有利となり、
ゴーストの除去、繰り返し時のコントラスト低下防止に
効果的である。
また、誘電層の表面粗さが0.1 終m以下であると1
表面が平滑になりすぎ、誘電層と磁性導電現像剤が直接
接触して導電磁性現像剤から電荷が注入される結果、誘
電層内部に電界が残留し易くなり、ゴーストや、コント
ラストの低下を生じやすい。
一方、誘電層の表面粗さが5μm以上となると、磁性導
電現像剤が表面の凹凸に補足され、表面に固着してコン
トラストの低下を来す。
本発明では、表面粗さを0.1〜5μmの範囲に、設定
することにより、誘電層と磁性導電現像剤との間に高絶
縁性の空隙が形成され、誘電層への電荷注入が阻止され
ると共に、表面の微小凹凸に現像剤が捕捉されることも
ない。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
本発明における像保持部材のモデルの構成を図で示すと
、第1図のようになる。すなわち、同図(a)は導電層
としての導電性支持体7の片面に拡散反射層6aが積層
された構造を示し、また同図(b)は、支持体30の片
面に導電層7aを介して拡散反射層6aが積層された構
造を示す。
そして、拡散反射層6a上には、主として樹脂から成る
誘電層6bが積層されている。
この誘電層6bの表面粗さは10点平均粗さで表示して
0.1 pm〜5.Opmとなるように設定され、より
望ましくは1.0 gm 〜3.5 JLmに設定され
る。表面アラサをコントロールして形成するには、拡散
反射層に分散する反射性微粒子の分散状態、粗大粒子の
添加、製造時の流動性、形によるレプリカ等各種の方法
による。表面粗さは、測定距離2.5msでの10点平
均アラサを用いている。11III定器としてはテーラ
ーホブソン社製の表面アラサ計、小板研究所製の万能表
面形状測定器rSE−3cJなどが用いられる。
本発明における磁性導電現像剤の吸着による記録/表示
機能は、電界により、拡散反射層6a、透電層6bに誘
起層される電荷によるものであるから、拡散反射層6a
誘電層間が、十分電気抵抗を有する層で容易に導通状態
にはならないこと、もしくはイ1)電時に実質的な電位
を生じ、十分なコントラストを生じるように機億するこ
とが条件となる。
したがって像保持部材5として機催せられるべき状態は
使用条件に依存してくる要事も若干あるが、本発明のよ
うに高コントラストを目的とすると、帯電後100m5
ec以上で初期帯電電圧の50%以ヒを維持する必要が
あるので、拡散反射層6aの誘電層6b間の固有電気抵
抗は1QI2Ω・cm以りに設定することが好ましい、
より高いコントラストを日桁した場合は拡散反射層6a
誘電層6b間の固有電気抵抗は1013Ω・04以上が
望ましい。この拡散反射層6aの電気抵抗は、?A誘電
層6b電気抵抗より小さい値に設定している。
本発明の記録表示装置において、その表示特性は誘電層
6bに生ずる電荷量に比例するので、磁性導電現像剤の
着色度にも若干関係するが、原則的には、誘電層6b間
の1漠厚をt1表示を形成するときに印加する電圧をV
とすれば、十分なコントラストを得るには V>15 (V/gm)Xt (Pm)の関係を満たし
ていることが望ましい、さらに高いコントラストを得る
ためには V>20 (V/gm)Xt (ILm)が望ましいこ
とになる。駆動回路とのマツチングを考慮すると、電圧
100V程度以下の電圧が比較的出力し易いので、誘電
P:!!sbの膜厚としては7JLm以下、望ましくは
54m以下が実用的である。
該誘電層6bを形成する樹脂としては、たとえばポリエ
ステル、アクリル樹脂、ポリオレフィン、ポリアセター
ル、ポリアミド、ポリスチレン、含ハロゲン系樹脂、ケ
イ素樹脂、ポリエーテル、ポリカーボネート、酢酸ビニ
ル樹脂、繊維素系樹脂、およびこれらの共重合体で代表
される熱可塑性樹脂、あるいはフエトル樹脂、キシレン
樹脂1石油樹脂、ユリア樹脂、メラニン樹脂、不飽和ポ
リエステル、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、シリコン
樹脂、フラン樹脂などの単体もしくは共重合体で代表さ
れる熱硬化性樹脂があり、これらは混合して用いること
もできる。
また、これら樹脂に、イオン電導性物質、イオン伝電性
ポリマー、電子電導性物質、電子電導性ポリマー等を添
加し、電気抵抗を低くすることも可能である・ 拡散性反射層6aは、たとえば、スチレン樹脂粉末、シ
リコン樹脂粉末、ハロゲン化オレフィン樹脂粉末(たと
えばポリエチレン粉末、ポリテトラフルオロエチレン粉
末)、アクリル樹脂粉末フェノール樹脂粉末、メラミン
樹脂粉末等の有機樹脂粉末、もしくは酸化チタン、酸化
マグネシウム、酸化カルシウム、酸化バリウム、酸化亜
鉛。
酸化スズ、酸化アンチモン、酸化インジウム等の金属酸
化物、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム。
硫酸カルシウム等の金属硫酸塩、炭酸バリウム。
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の炭酸金属塩等の
反射性微粒子を、たとえばポリエステル。
アクリル樹脂、ポリオレフィン、ポリアセタール、ポリ
アミド、ポリスチレン、含ハロゲン系樹脂、ケイ素樹脂
、ポリエーテル、ポリカーボネート、酢酸ビニル樹脂、
繊維素系樹脂、およびこれらの共重合体で代表される熱
可塑性樹脂、あるいはフエトル樹脂、キシレン樹脂9石
油樹脂、ユリア樹脂、メラニン樹脂、不飽和ポリエステ
ル、アルキッド樹脂、エボ午シ樹脂、シリコン樹脂、フ
ラン樹脂などの単体もしくは共重合体で代表される熱硬
化性樹脂などの単体、もしくは混合した樹脂に分散した
ものである。
かかる記録もしくは表示方法では、これまで白色度が不
十分で必要なコントラストが得られなかったが、本発明
においては、拡散反射層6aが結着性樹脂とそれに分散
した反射性微粒子とから構成されるため、60%以上の
白色度が得られ、十分なコントラストが得られるように
なった。
また記録表示装置では、コントラストの視野角依存性が
少ないこと、つまり拡散反射性が優れたものが要求され
るので、拡散反射光成分を大きくする必要がある。
拡散反射性の規定方法はいくつかの方法があるが、本発
明ではその簡便性および実用性の点からマクヘスC度計
あるいは同機能品等で得られる反射濃度から以下に基づ
き白色度として規定した。
白色度= [(1,44−反射濃度)/(1,44+0
.04)] X 100白色度100:反射濃度≦0.
04 (パネルテストではC全員が純白と表現) 白色度O:反射濃度≧1.44 (パネルテストではC
全員が黒と表現。またコ ントラストが全くとれない状 態、) このような白色度の定義に基づくと、記録もしくは表示
のコントラストは像保持部材5としての白色度と記録ま
たは表示部の白色度の差分と規定できる。したがって、
像保持部材5の白色度が低下することは、必然的にコン
トラストが低下することになり、記録もしくは表示とし
て不十分となってくる。また研究によれば導電層7.7
aと拡散反射層6aの!A離を防IFするため中間に接
着性を高める中間層を設けても1本発明の効果が損なわ
れることはないことが分った。また本発明における導電
層7.7aとは、十分小さい電気抵抗を有する層で容易
に導通状態にある、言い換えれば帯電時に実質的な電位
を生じないように機能するような層である。したがって
導電層7,7aとして機ス戯せられるべき状態は、使用
条件に依存してくる要素も若干あるが、本発明のように
高コントラストを目指す場合は、帯電後、loOmse
c以下で初期帯電電位の1710以下に減衰すれば十分
な導通状態と言えるので本実施例では導電層7゜7aの
固有電気抵抗を1Q12Ω・cm程度以下に設定してい
る。
より高速な画像表示を目的とする場合は、帯電後1m5
ec以下で初期帯電電位の1110以下に減衰すること
が要求されてくるので、導電層7゜7aの固有電気抵抗
はIQIOΩ・cm以下が望ましい。
導電層7,7aを形成する材質は、アルミニウム、鉄、
金、錫、亜鉛等の導電性金属、カーボン、酸化錫、酸化
インジウム、酸化アンチモン等の導電性無機系化合物の
単体もしくは複合体、あるいはポリマー等の連続相中に
上記導電性物質を粉末にして分散せしめたものであり、
特に記録もしくは表示としてのコントラストを高めるた
めには、導電層としては光吸収性が少なく、光反射性に
優れたものが望ましい。
次に、磁性導電現像剤は本発明を限定する条件ではない
が、これは主としてバインダー、導電性粉体、磁性体、
さらに必要に応じて着色剤としての各種染料および顔料
から構成されるものである。
そのバインダーとしては、先述した結石性樹脂が用いら
れ、一般に15〜60重縫%使用される。
また導電性粉体としては、導電性カーボン、各種導電性
金属の微粉末、1%i化亜鉛、酸化錫、酸化インジウム
、酸化アンチモン等の導電性酸化物の微粉末が用いられ
、一般に2〜30重量%使用される。
また磁性体としては、酸化tJS2鉄等が20〜80重
量%使用される。
さらに必要に応じて用いられる着色剤は、各種フタロシ
アン、マラカイトグリーンを始めとする染料や顔料が1
5〜20重硼%の範囲で用いられる。
Lに掲げた各構成成分を100〜300℃程度に加熱し
、均一に混合してから冷却し、微粉末に粉砕するか、さ
らに必要に応じ2分級等により不必要な粒径の粉末を取
り除けば、目的とする磁性導電現像剤を得ることができ
る。これは一般に5〜20pm程度の平均粒径をもち、
固有電気抵抗は現像剤容器内において印加電圧toov
以下で103Ω・C11から109Ω・C11の範囲の
ものが使用される。
以下、実施例と比較例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。第2図および第3図には、11体的な記録表
示装置の構成が示されている。
5は無端ベルト状に形成された像保持部材で、上記した
導電層としての導電性支持体7および拡散反射層6から
構成されている。なお、像保持部材5は無端でないベル
ト状でもよい。像保持部材5は上下に対向配置された1
対のローラ11゜11’に掛回されており、表示部18
において背抜16およびローラ11,11’によりモ面
かっ移動可能に支持されていて、画像形成時には矢印方
向に駆動される。像保持部材5の循環路の最下方の位置
、すなわちローラ11と対向する位置には、像保持部材
5に表示物質としての磁性導電現像材lを表示情報にし
たがって付着させ、表示画像を形成する画像形成手段1
7が配設されている。なお、磁性導電現像剤1は容器9
に収納されている。
前記の画像形成手段17によって、原稿読取装置15か
ら得られた情報は、記憶装置14を介し記録制御部13
により記録電極4に電気信号として印加される。なお、
8は透明板、12はクリーニング部材、18は表示部を
示している。
クリーニング部材12としては、ブレードクリーニング
、ファークリーニング、吸引クリーニング、磁気ブラシ
クリーニング、ブラシクリーニングなどを設けることが
できる。クリーニング方式としては、像保持部材表面に
誘起された電荷を除去するようにクリーニング部材を通
して像保持部材上に誘起された電荷を電気的に除去する
方法が、より効果的であり、たとえば像保持部材表面に
磁石を隣接して配し、表示に用いた導電性着色磁性微粉
体を介在させ接地させる方法もしくは導電性ブラシを用
いる方法などが有効である。
一方、本発明の記録表示装置の一般的なプロセス条件を
紹介すると、まず回転磁石としては6極から50極構成
程度で500〜2000ガウス程度のものを回転数30
0〜7000rpm程度で回転して用いる。非磁性円筒
3としてはアルミニウムやステンレスなどの非磁性金属
、もしくはプラスチックや各種無機酸化物等の単体もし
くは複合体の、成形品が用いられ、これは回転しても回
転しない状態で用いてもよい、記録電極4としては電極
幅0.1−1 am 、電極間隔0.1−1膳■で電圧
lO〜100Vの印加電圧が用いられる。像保持部材5
の移動速度は50〜700 m/sea、電極4との距
離は50〜500 JLm程度に設定される。
上記像保持部材5は次のようにして作成した。まずテレ
フタル酸とエチレングリコールの縮重合体であるポリエ
ステル樹脂30重量部に対し平均粒径0.5gmの酸化
スズの微粒子30重量部を200℃で熔融分散せしめ、
この分散物をT型ダイからフィルム状に押出して厚み5
0μm導電層を構成するアルミニウムフォイルの片面に
熱ラミネートし、膜厚30ILの白色フィルムを設ける
。その後、200℃に温度コントロールした梨地ローラ
ーで加圧することにより、白色フィルムの表面アラサを
1.5gmとした。尚拡散反射層の固有電気抵抗は10
9Ω・cm(25℃150%RH)であった、つぎに熱
硬化性フェノール樹脂(数平均分子1500)love
%、メチルエチルケトン90we%から成る粘度10c
psの塗料を、リバースロールコータ−にて塗布速度4
履/分ギャップ1107zの条件にて塗布し、140℃
で5分間乾燥し、膜厚1gmの誘電層を先の白色フィル
ムの拡散反射層上に設けて表面アラサ1.2μmの像保
持部材とした。
つぎに上記構成の記録表示装置の作用について説明する
使用した磁性導電現像剤はビスフェノールA型エポキシ
樹脂30重量部、導電性カーボン10重着部、第2酸化
鉄60重量部から構成さ・れ、平均粒径10ル、固有電
気抵抗106Ω・cm(100V印加)である。
また回転磁石2は、16極構成900ガウス。
外径36中のものを像保持部材5の移動方向と逆方向の
回転で回転数220Orpmである。
非磁性円筒3は肉厚ll1m、外径4o中のもので、像
保持部材5と対向する位置に電極幅0.5■、電極間隔
0.25+*mの間隔でエツチング処理により電極4を
設けた厚み2004mのポリイミドフィルムを、非磁性
円筒外表面に接着した。上記電極4への印加電圧は40
Vである。このような条件下で像保持部材5を220+
s■/secの速度で移送して表示機能を調べた。その
結果を表−1に示す。尚、実施例−1と同様の方法で梨
地ローラーの表面粗さを各種変更して異なる表面粗さ(
0,1m5μm)のものを製造し実施例2゜3.4.5
とし、さらに表面粗さが0.05μm。
5.5gmのものを比較例1.2として示している。ま
た、より効果を明らかにするために、実施例−1に誘電
層を設けないものを比較例−3とした。
V”F4色 (実施例−6) この実施例は像保持部材5を厚み1100ILのポリエ
ステルフィルムへの表面に80OAの膜厚で導電層とし
てアルミニウムを蒸着し、下記の塗付工程により塗料を
厚み30gmに塗布し、表面粗さ1.5pmの拡散反射
層6aとして形成した。
塗料の塗IH5は平均粒子径1.0pmの還元型導電性
酸化炬鉛粉末酸化型量部と熱効果性フェノール樹脂30
 i]ft□2部を、メタノール700重量部とともに
ボールミルで10時間分散せしめ、分散平均粒子径1.
5gmの調合液とリバースロールコータ−で塗布し、1
40℃5分間硬化した。尚拡散反射層6aの固有電気抵
抗はlX109Ω・cm(25’C150%RH)であ
った、つぎに可溶性塩ビ酢ビ樹脂(数平均分子量4X1
0’)lowe%、メチルエチルケトン90%te%か
ら成る粘度30CP!1の塗料をリバースロールコータ
−にて塗布速度4m/分、ギャップlOμmの情景にて
塗布し、140 ’Cで5分乾繰し、膜厚lμmの誘電
層6bを先の白色フィルムの拡散反射層6a上に設け、
表面アラサ1,2μmの像保持部材5を製造した。
尚誘電層6bの塗布条件を調整し、誘電層6bの表面ア
ラサが異なる(0.4 pm 、 0.1 pm)実施
例7.8ならびに比較例4とあわせ、像保持部材5の表
示特性を表−2に示す。
4工摩亀 また、実施例−6において拡散反射層6aに用いる還元
型導電性酸化亜鉛の組成比率を表−3に示すように変え
ることにより、拡散反射層の固有電気抵抗のことなる実
施例9〜11比較例5,6の表示特性を表−4に示す。
以下冷も (実施例−12) この実施例は、像保持部材5を、厚み100gmのポリ
エステルフィルムへの表面に800Aの膜厚でアルミニ
ウムを蒸着し、下記の塗付工程により塗料を厚み30μ
mに塗布し、表面アラサ1.5層mの拡散反射層として
形成したものである。すなわち、塗料の塗布は、平均粒
子径1.0用mの酸化アンチモン粉末54重針部と熱硬
化性フェノール樹脂30重量部とをメタノール700屯
品:部とともにボールミルで10時間分散せしめ、分散
平均粒子径1.57zmの調合液をリバースロールコー
タ−で塗布し、140℃5分間硬化した。尚拡散反射層
の固有電気抵抗はl×10”Ω・0層 (25℃150
%RH)であった。
つぎに、ITf溶性アクリル樹脂(数平均分子量4×1
0’)10we%、メチルエチルケトン90we%から
成る粘度30cpsの塗料をリバースロールコータ−に
て塗布速度4m/分、ギャップlOpmの条件にて塗布
し、140℃で5分間乾燥して膜厚1pmの誘電層を先
の白色フィルムの拡1牧反射層上に設け、表面アラサ1
.2Pmの像保持部材を製造した。尚誘電層6bの樹脂
として可溶型ビニルアルコール樹脂を用いたものを実施
例12とし、これに対して可溶型ビニルピリジン樹脂。
11f溶型ポリアクリル4級アミン樹脂としたものを比
較例7,8とし、実施例12と同様に塗布し像保持部材
とした場合の、それぞれの像保持部材としての特性を表
−5に示す。
以T稼も 以上の実施例で明らかなように、本発明によれば優れた
コントラストと記録もしくは表示特性と繰り返し特性、
環境安定性を得ることができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されず、要旨を変えない
範囲で種々変形して実施することが可能である。たとえ
ばその−例として、第3図に示す記録表示装置に筆記表
示機源、読取機ず彪、プリント機能を付設することによ
って、第4図に示す記録表示装置を製作することができ
る。
表示すべき画像情報は、原稿読取装置15から人力され
、符号化復合化回路28および記憶装置14を介し、ま
たは直接に符号化復合化回路28から記録制g#部13
によって記録電極4に電気信号として印加される。
また、上記像保持部材1の外周側には、無端ベルト状に
形成され、透明かつフェルトペン等による筆記および消
去が可能な筆記媒体20配設がされており、この筆記媒
体20はローラ19゜19 ’ 、 l 9 ”に循環
移動可能に掛回され、表示部においてローラ19,19
’により平面状に支持されている。またローラ11の近
傍には、像保持部材5上の画像および筆記媒体20の裏
面に付着した磁性導電現像剤を除去するためのクリーニ
ング部材12 、、 l 2 ’が設けられている。
このクリーニング部材12.12’は、円筒部材の外周
に磁気吸引力によって形成されたトナーの穂立ちを、回
転するブラシ状に移動させて、磁性導電現像剤の除去を
行なうものである。ローラ19’の下側には、筆記媒体
20上に筆記された画像を消去する消去部材21が配設
されている。
さらに、像保持部材5の裏側には、像保持部材5および
筆記媒体20上の画像を読み取る読取手段22が配設さ
れている。
すなわち、像保持部材5と筆記媒体20の最近接位置で
ある読取位置には、両部材5.20上の画像を照射する
反射笠23付きのランプ24し、両部材5.20からの
反射光像をレンズ25を介して光電変換素子26に入射
させるミラー27が配設されている。
上記像保持部材5および筆記媒体20の画像は、光電変
換素子26によって読取られ、符号化復合化回路28を
介して直接または記憶装置14を介してプリンタ29に
記録される。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、拡散反
射層により白色度に優れた表示面を形成でき、コントラ
ストが向上させることができる。
また、拡散反射層表面に誘電層を積層することにより、
拡散反射層表面の凹凸を除去できると共に、誘電層によ
って拡散反射層への水分の進入を防1Fでき、環境特性
が向上すると共に、耐久性も向」;させることができる
さらに、拡散反射層の電気抵抗が誘電層の電気抵抗より
小さくしているので、拡散反射層での電荷を速やかに減
衰し、繰り返し使用時等のコントラスト低下を防止する
ことができ、良好な安定した画質を維持することができ
る。
さらにまた、誘′心層の表面粗さを0.1〜0.5pm
の適切な範囲に設定したので、長期にわたって良好な画
質を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明の一実施例に係る記録表
示装置の像保持部材を示す模式的断面図、第2図は、第
1図の像保持部材が用いられた記録表示装置の要部構成
の縦断面図、第3図は第2図の装置の全体構成を示す縦
断面図、第4図は本発明の他の実施例に係る記録表示装
置の全体縦断面図、第5図は従来の記録表示装置の原理
図である。 符号の説明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 像保持部材と隔離対向して電極を配設すると共に、該電
    極に磁性導電現像剤を磁気吸着し、電極と像保持部材間
    に電圧を印加することにより、像保持部材に磁性導電現
    像剤を付着させる記録表示装置において、 前記像保持部材を、少なくとも導電層と、反射性微粒子
    を樹脂に分散した拡散反射層と、そして誘電層とを積層
    して構成し、上記拡散反射層の電気抵抗が誘電層の電気
    抵抗よりも小さい値に設定するとともに、誘電層の10
    点平均粗さを0.1μm〜5.0μmに設定して成るこ
    とを特徴とする記録表示装置。
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