JPH0282225A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JPH0282225A JPH0282225A JP23373488A JP23373488A JPH0282225A JP H0282225 A JPH0282225 A JP H0282225A JP 23373488 A JP23373488 A JP 23373488A JP 23373488 A JP23373488 A JP 23373488A JP H0282225 A JPH0282225 A JP H0282225A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- panel
- chiral agent
- crystal display
- display element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 73
- UWCWUCKPEYNDNV-LBPRGKRZSA-N 2,6-dimethyl-n-[[(2s)-pyrrolidin-2-yl]methyl]aniline Chemical compound CC1=CC=CC(C)=C1NC[C@H]1NCCC1 UWCWUCKPEYNDNV-LBPRGKRZSA-N 0.000 claims abstract description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 12
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 abstract description 7
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 239000004988 Nematic liquid crystal Substances 0.000 description 1
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- AMGQUBHHOARCQH-UHFFFAOYSA-N indium;oxotin Chemical compound [In].[Sn]=O AMGQUBHHOARCQH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
単純マトリクス駆動液晶における大容量表示に適用され
る液晶表示素子に関し、 色補償パネルを使用することな(、−枚のパネルにおい
て背景色が白または黒であり、大容量表示を行うこ上か
できる液晶パネルを提供することを目的とし、 少なくとも一対の電極基板間に液晶を有し、基板間の液
晶はツイスト構造をとる液晶表示素子において、液晶の
ツイスト方向と逆向きのカイラル剤を添加した液晶材料
を用いて液晶素子を構成し、配向処理時にプレチルト角
を5度以上として構成する。
る液晶表示素子に関し、 色補償パネルを使用することな(、−枚のパネルにおい
て背景色が白または黒であり、大容量表示を行うこ上か
できる液晶パネルを提供することを目的とし、 少なくとも一対の電極基板間に液晶を有し、基板間の液
晶はツイスト構造をとる液晶表示素子において、液晶の
ツイスト方向と逆向きのカイラル剤を添加した液晶材料
を用いて液晶素子を構成し、配向処理時にプレチルト角
を5度以上として構成する。
本発明は単純マトリクス駆動液晶における大容量表示に
適用される液晶表示素子に関する。
適用される液晶表示素子に関する。
従来、単純マトリクス駆動による液晶表示素子は種々知
られている。例えば、電界による液晶分子の乱雑な運動
により光が散乱される動的散乱効果、コレステリック相
の螺旋を電解により解くことで表示を行うコレステリッ
ク・ネマチック相転移モードなどを応用したものがある
。中でも、配向によって液晶分子の配列をねじり(ツイ
ストさせ)、電界によりツイスト構造が変化するとき偏
光の伝播が変化することを利用したツイストネマチック
液晶表示素子は、大容量表示をすることが可能であるこ
とから、時計や電卓をはじめ、ワードプロセッサ表示器
などに広く応用されている。
られている。例えば、電界による液晶分子の乱雑な運動
により光が散乱される動的散乱効果、コレステリック相
の螺旋を電解により解くことで表示を行うコレステリッ
ク・ネマチック相転移モードなどを応用したものがある
。中でも、配向によって液晶分子の配列をねじり(ツイ
ストさせ)、電界によりツイスト構造が変化するとき偏
光の伝播が変化することを利用したツイストネマチック
液晶表示素子は、大容量表示をすることが可能であるこ
とから、時計や電卓をはじめ、ワードプロセッサ表示器
などに広く応用されている。
このような表示容量の大容量化に伴い、液晶表示素子に
要求される特性はますます厳しくなってきており、特に
、印加電圧に対する液晶表示素子の透過率特性(T−V
特性)の急峻性は極めて重要である。そして、この急峻
性は大容量、高品質の表示を行うために、できる限り高
くすることが望まれている。
要求される特性はますます厳しくなってきており、特に
、印加電圧に対する液晶表示素子の透過率特性(T−V
特性)の急峻性は極めて重要である。そして、この急峻
性は大容量、高品質の表示を行うために、できる限り高
くすることが望まれている。
従来、TN型液晶において、印加電圧と透過率特性を改
善すべく多くの検討がなされた。この中で、液晶分子の
ツイスト角を従来の90°より大幅に増やして180°
から270°の範囲内としたスーパーツィステッド・ネ
マチック(STN)液晶や、液晶分子のツイスト角を2
70°にした超ねじれ複屈折効果S B E(5upe
r twisted birefringenceef
fect )を利用した液晶等が実際の商品となってい
る。ところが、これらの液晶においては、液晶のONま
たはOFF状態の何れかでパネルの背景に着色が起こる
という問題がある。即ち、STN。
善すべく多くの検討がなされた。この中で、液晶分子の
ツイスト角を従来の90°より大幅に増やして180°
から270°の範囲内としたスーパーツィステッド・ネ
マチック(STN)液晶や、液晶分子のツイスト角を2
70°にした超ねじれ複屈折効果S B E(5upe
r twisted birefringenceef
fect )を利用した液晶等が実際の商品となってい
る。ところが、これらの液晶においては、液晶のONま
たはOFF状態の何れかでパネルの背景に着色が起こる
という問題がある。即ち、STN。
SBEのブルーモードにおいては、背景が紫色になり、
イエローモードでは背景が黄緑色を示す。
イエローモードでは背景が黄緑色を示す。
最近、これらの着色の問題に対して色補償パネルを一枚
追加して白黒表示を行う表示パネルが開発された〔日経
マイクロデバイス1987年10月号−日経マグロウヒ
ル社(現日経BP社)参照〕。
追加して白黒表示を行う表示パネルが開発された〔日経
マイクロデバイス1987年10月号−日経マグロウヒ
ル社(現日経BP社)参照〕。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、この着色を解決する方法では、色補償パ
ネルが一枚余分に必要になり、スペース唐率が悪化する
と共に、液晶パネルのコストが高くなるという問題があ
る。
ネルが一枚余分に必要になり、スペース唐率が悪化する
と共に、液晶パネルのコストが高くなるという問題があ
る。
本発明は前記従来のTN型液晶の有する課題を解消し、
色補償パネルを使用することなく、−枚のパネルにおい
て背景色が白または黒であり、大容量表示を行うことが
できる液晶パネルを提供することを目的としている。
色補償パネルを使用することなく、−枚のパネルにおい
て背景色が白または黒であり、大容量表示を行うことが
できる液晶パネルを提供することを目的としている。
前記目的を解消する本発明の液晶表示素子は、少なくと
も一対の電極基板間に液晶を有し、基板間の液晶はツイ
スト構造をとる液晶表示素子において、液晶のツイスト
方向と逆向きのカイラル剤を添加した液晶材料を用いて
液晶素子を構成することを特徴としている。なお、液晶
素子を構成する最の配向処理時にプレチルト角を5度以
上とすれば前記液晶素子の形成が確実である。
も一対の電極基板間に液晶を有し、基板間の液晶はツイ
スト構造をとる液晶表示素子において、液晶のツイスト
方向と逆向きのカイラル剤を添加した液晶材料を用いて
液晶素子を構成することを特徴としている。なお、液晶
素子を構成する最の配向処理時にプレチルト角を5度以
上とすれば前記液晶素子の形成が確実である。
〔作用]
本発明の液晶表示素子によれば、液晶のツイスト方向と
逆向きのカイラル剤を添加した液晶材料を用いて液晶素
子が構成されているので、液晶配向が歪を有した状態と
なっており、このため、所定の印加電圧で透過率が2、
峻に変化する。
逆向きのカイラル剤を添加した液晶材料を用いて液晶素
子が構成されているので、液晶配向が歪を有した状態と
なっており、このため、所定の印加電圧で透過率が2、
峻に変化する。
以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
本発明の実施例として、所定の面積を備えたガラス基板
上に、ITO(Indium Tin 0xide)等
の透明な導電材料を用いて従来のように上側のガラス基
板と下側のガラス基板とで直交する方向に電極を形成を
行った後、この上に配向材料としてLP−800(日立
化成製)を1000人の厚さで塗布して配向膜を形成し
た。この配向材料は高プレチルト角用のものと知られて
おり、同一条件でプレチルト角の測定をした結果、6度
であった。このような二枚の配向膜の付いた上側のガラ
ス基板と下側のガラス基板とに、第1図に示すようにラ
ビング処理を行った。この第1図のラビング処理の方向
はTN液晶に、右回りのツイストを発生させるためのも
のである。
上に、ITO(Indium Tin 0xide)等
の透明な導電材料を用いて従来のように上側のガラス基
板と下側のガラス基板とで直交する方向に電極を形成を
行った後、この上に配向材料としてLP−800(日立
化成製)を1000人の厚さで塗布して配向膜を形成し
た。この配向材料は高プレチルト角用のものと知られて
おり、同一条件でプレチルト角の測定をした結果、6度
であった。このような二枚の配向膜の付いた上側のガラ
ス基板と下側のガラス基板とに、第1図に示すようにラ
ビング処理を行った。この第1図のラビング処理の方向
はTN液晶に、右回りのツイストを発生させるためのも
のである。
そして、この第1図に示す配向方向の条件(ツイスト右
回り)を備えたガラス基板を用いて従来と同様の方法で
液晶パネルを形成し、電極間にはツイスト方向と逆方向
の左巻きカイラル剤Cト32を添加した液晶材料を注入
して封止した。このとき、左巻きカイラル剤Cト32の
添加量を0.01wtχ。
回り)を備えたガラス基板を用いて従来と同様の方法で
液晶パネルを形成し、電極間にはツイスト方向と逆方向
の左巻きカイラル剤Cト32を添加した液晶材料を注入
して封止した。このとき、左巻きカイラル剤Cト32の
添加量を0.01wtχ。
0.1wt!、 0.2wtL O,4wt$ ニジた
4種類(7)TN用液晶を作り、従来の液晶パネルとの
急峻性Tの比較を行い、その結果を第3図に示した。
4種類(7)TN用液晶を作り、従来の液晶パネルとの
急峻性Tの比較を行い、その結果を第3図に示した。
なお、このとき、従来の液晶パネルにおいては、第2図
に示すような左回りのツイストを発生させるラビング処
理を行い、ツイスト方向と動方向の左巻きカイラル剤C
ト31を0.1wtχ注入して急峻性Tの特性を測定し
た。そして、急峻性γとしては第4図に示すように、透
過率が90χ、50χになる電圧を■、。、Vs。とし
てT−Vs。/ v q。とした。
に示すような左回りのツイストを発生させるラビング処
理を行い、ツイスト方向と動方向の左巻きカイラル剤C
ト31を0.1wtχ注入して急峻性Tの特性を測定し
た。そして、急峻性γとしては第4図に示すように、透
過率が90χ、50χになる電圧を■、。、Vs。とし
てT−Vs。/ v q。とした。
第3図に示すように、カイラル剤の添加量が増える程、
急峻性γの値は1に近づくことが分かるが、カイラル剤
の添加量が0.4iytχの場合には、逆ツイストドメ
インが発生してしまい、素子として使用不可能であった
。しかしながら、逆ツイストドメインの発生のし易さは
、プレチルト角の大きさと密接に関係があるため、より
高いプレチルト角で配向膜表面の液晶分子を配向制御す
れば、解決できるものと考えられる。以上の実施例によ
り、ツイスト方向とカイラル剤の方向とが同方向の従来
の液晶パネルの急峻性γの値に対して、ツイスト方向と
カイラル剤の方向とが逆方向の本発明の液晶パネルの象
、酸性γが大きく、本発明の効果が確認された。
急峻性γの値は1に近づくことが分かるが、カイラル剤
の添加量が0.4iytχの場合には、逆ツイストドメ
インが発生してしまい、素子として使用不可能であった
。しかしながら、逆ツイストドメインの発生のし易さは
、プレチルト角の大きさと密接に関係があるため、より
高いプレチルト角で配向膜表面の液晶分子を配向制御す
れば、解決できるものと考えられる。以上の実施例によ
り、ツイスト方向とカイラル剤の方向とが同方向の従来
の液晶パネルの急峻性γの値に対して、ツイスト方向と
カイラル剤の方向とが逆方向の本発明の液晶パネルの象
、酸性γが大きく、本発明の効果が確認された。
これは、従来の場合が配向処理とカイラルの方向とがお
互いに配向を補い助ける関係になっているのに対し、本
発明はお互いに配向を妨げる関係になっており、液晶配
向が歪を有した状態となっているので、所定の印加電圧
で透過率が急峻に変化するのである。
互いに配向を補い助ける関係になっているのに対し、本
発明はお互いに配向を妨げる関係になっており、液晶配
向が歪を有した状態となっているので、所定の印加電圧
で透過率が急峻に変化するのである。
以上説明したように、本発明では、ツイスト方向と逆向
きのカイラル剤を添加して液晶パネルを形成したことに
より、−枚パネルにおいて、大容量表示を白黒表示にお
いて可能にすることができるという効果がある。また、
本発明の液晶表示素子には、従来のSTN液晶における
背景の着色がなく、二枚構造に比較してパネルユニット
が安価、軽量となるという効果がある。
きのカイラル剤を添加して液晶パネルを形成したことに
より、−枚パネルにおいて、大容量表示を白黒表示にお
いて可能にすることができるという効果がある。また、
本発明の液晶表示素子には、従来のSTN液晶における
背景の着色がなく、二枚構造に比較してパネルユニット
が安価、軽量となるという効果がある。
第1図は左巻きカイラル剤を添加した場合の、本発明に
おける配向膜のラビング方向を示す図、第2図は左巻き
カイラル剤を添加した場合の、従来例における配向膜の
ラビング方向を示す図、第3図は本発明の液晶パネルに
おける急峻性を、従来の液晶パネルの象、酸性と比較し
て示す図、第4図はTN液晶の印加電圧−透過率特性を
示す線図である。
おける配向膜のラビング方向を示す図、第2図は左巻き
カイラル剤を添加した場合の、従来例における配向膜の
ラビング方向を示す図、第3図は本発明の液晶パネルに
おける急峻性を、従来の液晶パネルの象、酸性と比較し
て示す図、第4図はTN液晶の印加電圧−透過率特性を
示す線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、少なくとも一対の電極基板間に液晶を有し、基板間
の液晶はツイスト構造をとる液晶表示素子において、液
晶のツイスト方向と逆向きのカイラル剤を添加した液晶
材料を用いて液晶素子を構成することを特徴とする液晶
表示素子。 2、請求項1記載の液晶表示素子において、配向処理時
にプレチルト角を5度以上とすることを特徴とする液晶
表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23373488A JPH0282225A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23373488A JPH0282225A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0282225A true JPH0282225A (ja) | 1990-03-22 |
Family
ID=16959737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23373488A Pending JPH0282225A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0282225A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008911A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Tokyo Univ Of Science | 液晶素子 |
JP2011107376A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶素子、液晶表示装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237453A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-23 | Hitachi Ltd | Process for fabricating liquid crystal display device |
JPS5710116A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | Seiko Epson Corp | Liquid crystal display cell |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP23373488A patent/JPH0282225A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237453A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-23 | Hitachi Ltd | Process for fabricating liquid crystal display device |
JPS5710116A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | Seiko Epson Corp | Liquid crystal display cell |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008911A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Tokyo Univ Of Science | 液晶素子 |
JP2011107376A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶素子、液晶表示装置 |
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