JPH0281846A - 用紙検出装置 - Google Patents

用紙検出装置

Info

Publication number
JPH0281846A
JPH0281846A JP63231189A JP23118988A JPH0281846A JP H0281846 A JPH0281846 A JP H0281846A JP 63231189 A JP63231189 A JP 63231189A JP 23118988 A JP23118988 A JP 23118988A JP H0281846 A JPH0281846 A JP H0281846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
light
output
output value
reference value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63231189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2658258B2 (ja
Inventor
Toshiaki Mizuno
水野 敏明
Shinji Kimura
伸司 木村
Toshiaki Sugiura
杉浦 敏彰
Mikio Sakuma
佐久間 幹雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP63231189A priority Critical patent/JP2658258B2/ja
Priority to US07/404,862 priority patent/US4983854A/en
Priority to GB8920721A priority patent/GB2224830B/en
Priority to DE3930916A priority patent/DE3930916C2/de
Publication of JPH0281846A publication Critical patent/JPH0281846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2658258B2 publication Critical patent/JP2658258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録装置内に搬送される用紙の有無や左右端
の位置を検出する用紙検出装置に関する。
[従来技術] 従来の用紙検出装置としては、光反射型センサ、あるい
は光透過型センサを用いて用紙の検出を行うものがあっ
た。
光反射型センサを用いた用紙検出装置は、センサ内部に
光源と受光素子、及び光電変換器を備え、用紙搬送路に
向けて光を発し、反射された光を受光し光電変換するこ
とにより出力値を得、予め設定された基準値と比較する
ことにより用紙を検出するものであった。
光透過型センサを用いた用紙検出装置は、用紙搬送路を
介して光源と受光素子を対向させて設け、光源からの光
を受光し光電変換器により光電変換することによって出
力値を得、予め設定された基準値と比較することにより
用紙を検出するものであった。
ところで、近年の記録装置においては、多色印刷技術の
進歩に伴い、使用される記録用紙も多様化し、白色の用
紙の他にも色調の濃い有色の用紙や黒色の用紙等も用い
られるようになった。
また、記録装置の用途目的の多様化に伴い、オーバーへ
ラドプロジェクタ(OHP)に用いられる、透光性を有
したOHP用紙への印刷が行われるようになった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の用紙検出装置においては、・
上述した多種多様の用紙の検出を行うと、それぞれの用
紙の光反射率、光透過率が異なることに起因して、誤検
出が生じてしまうといった問題点を有していた。
また、この問題点を考慮して、光を用いない機械接点式
スイッチを用いて用紙の検出を行うことも考えられる。
しかしながら、機械接点式スイッチの接点には経時的に
限界があり、長年の使用により接点が不能となった時に
は用紙の検出を行うことができないという問題点があっ
た。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的は、記録装置に用いられる様々な種類の用紙の
検出が常に可能な用紙検出装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明の用紙検出装置は、用
紙が搬送される搬送路に対向して設けられた第1及び第
2の光反射型センサと、その第1及び第2の光反射型セ
ンサにそれぞれ対向して設けられた第1及び第2の反射
部材と、第1及び第2の光反射型センサからの第1及び
第2の出力値と、その第1及び第2の出力値に関して予
め設定された第1及び第2の基準値とを比較することに
より用紙の有無を判別する判別手段とを備え、第1の反
射部材の反射面を、白色の用紙表面における反射率より
も高い反射率にて構成するとともに、第2の反射部材の
反射面を、透光性を有したOHP用紙表面における反射
率よりも低い反射率にて構成し、第1の基準値を、第1
の光反射型センサが第1の反射部材を検出した時の出力
値と白色の用紙を検出した時の出力値との間に設定する
とともに、第2の基準値を、第2の光反射型センサが第
2の反射部材を検出した時の出力値とOHP用紙を検出
した時の出力値との間に設定したことを特徴としている
また、本発明の他の用紙検出装置は、用紙が搬送される
搬送路に対向して設けられた光反射型センサと、その光
反射型センサに対向して設けられた反射部材と、搬送路
を介して光源と受光素子とが対向して配置された光透過
型センサと、光反射型センサと光透過型センサとからの
第1及び第2の出力値と、その第1及び第2の出力値に
関して予め設定された第1及び第2の基準値とを比較す
ることにより用紙の有無を判別する判別手段とを備え、
反射部材の反射面を、透光性を有したOHP用紙表面に
おける反射率よりも低い反射率にて構成し、第1の基準
値を、光反射型センサが反射部材を検出した時の出力値
とOHP用紙を検出した時の出力値との間に設定すると
ともに、第2の基準値を、光透過型センサが非透光性の
用紙を検出した時の出力値と何も検出しなかった時の出
力値との間に設定したことを特徴としている。
[作用] 上記前者の構成を有する本発明の用紙検出装置は、用紙
が無い状態においては、第1の光反射型センサからの第
1の出力値は第1の基準値よりも高く、第2の光反射型
センサからの第2の出力値は第2の基準値よりも低くな
っている。白色の用紙が検出位置まで搬送されると、第
1の出力値は第1の基準値よりも低くなり、第2の出力
値は第2の基準値より□も高くなる。また、黒色の用紙
が搬送されると、第1の出力値は第1の基準値よりも低
くなり、第2の出力値は用紙が無い状態と同じく第2の
基準値よりも低くなる。OHP用紙が搬送されると、第
1の出力値は用紙が無い状態と同じく第1の基準値より
も高くなり、第2の出力値は第2の基準値よりも高くな
る。判別手段は、第1の出力値が第1の基準値よりも低
くなるか、若しくは第2の出力値が第2の基準値よりも
高くなった時に用紙有りの判別を為す。
また、上記後者の構成を有する本発明の用紙検出装置は
、用紙が無い状態においては、光反射型センサからの第
1の出力値は第1の基準値よりも低く、光透過型センサ
からの第2の出力値は第2の基準値よりも高くなってい
る。白色の用紙が検出位置まで搬送されると、第1の出
力値は第1の基準値よりも高くなり、第2の出力値は第
2の基準値よりも低くなる。黒色の用紙が搬送されると
、第1の出力値は用紙が無い状態と同じく第1の基準値
よりも低くなり、第2の出力値は第2の基準値よりも低
くなる。OHP用紙が搬送されると、第1の出力値は第
1の基準値よりも高くなり、第2の出力値は用紙が無い
状態と同じく第2の基準値よりも高くなる。判別手段は
、第1の出力値が第1の基準値よりも低くなるか、若し
くは第2の出力値が第2の基準値よりも高くなった時に
用紙有りの判別を為す。
[実施例] 以下、本発明をプリンタの用紙検出装置に具体化した第
1の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の用紙検出装置を備えたプリンタの要
部斜視図であり、第2図はその側断面図である。
このプリンタには、アルミ製のプラテン1がフレームシ
ャーシ11に保持されており、そのプラテン1の手前側
には、キャリッジ2がメインガイドバー7及びサブガイ
ドバー6により摺動可能に支持され、キャリッジ駆動用
ステップモータ(図示せず)により駆動ベルド13を介
してプラテン1に沿って左右に走査されるよう構成され
ている。
また、そのキャリッジ2には、第1及び第2の光反射型
センサ4a及び4b、並びに印字ヘッド3が搭載されて
いる。
フレームシャーシ11には、上ピンチローラ軸8.8′
及び下ピンチローラ軸9.9′が回転可能に支持されて
いる。また、上ピンチローラ軸8及び下ピンチローラ軸
9は、図示しない駆動モータにより回転されるようにな
っている。さらに、これら上下ピンチローラ軸8.8’
、  9. 9’には、複数個のピンチローラが設□゛
けられており、用紙搬送路を構成する用紙ガイド板10
に沿って、用紙を保持しながら搬送するように構成され
ている。
また、プラテン1の近傍には、キャリ多ジ2の上に載置
された光反射型センサ4a及び4bに対向して互いに平
行する第1及び第2の反射板5a及び5bが配設されて
いる。
第1の反射板5aはその表面が、白色の用紙表面の反射
率よりも高い反射率となるように、光沢を有したアルミ
板にて構成されている。また、第2の反射板5bは、ア
ルミ板の表面に反射を防止するためのつや消しの黒色塗
装が施されており、その表面の反射率は、OHP用紙表
面の反射率よりも低くなるように構成されている。
一方、キャリッジ3と共に左右方向に走査される、第1
及び第2の光反射型センサ4a及び4bは、それぞれキ
ャリッジ3上において第1及び第2の反射板5a及び5
bに対向する位置に配設されている。この光反射型セン
サ4a及び4b内部には、それぞれに図示しない光源、
受光素子及び光電変換器が設けられており、光源から発
せられ、反射板側で反射された光を受光素子が受光し、
光電変換器により光量が電圧に変換されて出力されるよ
うになっている。
第3図は、本実施例の用紙検出装置の構成を示すブロッ
ク図である。基準値記憶手段20は、第1及び第2のセ
ンサ4a、4bの出力電圧に対する基準値V、、V2を
記憶するものである。二二で、本実施例においては、基
準値■、は、第1のセンサ4aが第1の反射板5aから
の反射光を受光した時の出力電圧vAと白色の用紙から
の反射光を受光した時の出力電圧Vwとの間に設定され
ている。また、基準値v2は、第2のセンサ4bが第2
の反射板5bからの反射光を受光した時の出力電圧VB
とOHP用紙からの反射光を受光した時の出力電圧Vo
との間に設定されている。比較手段21.22は、第1
及び第2のセンサ4a。
4bからの出力電圧と、基準値記憶手段20内の基準値
とをそれぞれ比較するものであり、センサからの出力電
圧が基準値よりも高い時には“1”を、低い時には“0
#を出力するようになっている。判別手段23は、比較
手段21.22からの“1”、 “0゛の信号に基いて
用紙の有無を判別するものであり、本実施例においては
論理回路にて構成されている。判別手段23は、さらに
詳細には、比較手段21からの出力信号Aを否定したも
のと、比較手段22からの出力信号Bとの論理和をとり
、その結果を出力信号Cとして出力するように構成され
ている。
上記のように構成された第1の実施例の用紙検出装置の
動作について説明する。
プリンタに用紙が未だ装着されていない状態において、
第1及び第2の光反射型センサ4a及び4bを搭載した
キ、ヤリッジ3がプラテン1に沿って走査される。第1
及び第2の光反射型センサ4a及び4bは、反射板方向
へ発光動作を行い、反射された光を受光し、その受光量
に対応した出力電圧を比較手段21,2.2へ出力する
。この時、第1の光反射型センサ4aは、第1の反射板
5aからの反射光を受光するので出力電圧vAを出力す
る。また、第2の光反射型センサ4bは、第2の反射板
5bからの微少な反射光を受光し出力電圧VBを出力す
る。比較手段21は、出力電圧■Aと基準値記憶手段2
0内の基準値V、とを比較し、VA >v、であるので
出力信号Aとして“1”を出力する。比較手段22は、
出力電圧VBと基準値記憶手段20内の基準値v2とを
比較し、VB <v2であるので出力信号Bとして“0
”を出力する。判別手段23は、出力信号Aの否定、即
ち、“Omと、出力信号B1即ち“0“との論理和をと
り、出力信号Cとして“0”を出力する。
ここで、出力信号Cが“0°であることは、用紙が無い
ことを示している。
次に、プリンタに用紙が給送され、用紙ガイド板10に
沿ってピンチローラにより搬送されると、第4図に示す
ように、第1及び第2の光反射型センサ4a及び4bの
検出位置に用紙12が存在する状態となる。この時、上
記の用紙無しの場合と同様に、キャリッジ2を走査させ
ることにより、第1及び第2のセンサ4a、4bにより
用紙の有無を検出し、さらに検出結果が変化した時、即
ち用紙無しから有りへ、及び有りから無しへ変化した時
の、図示しないキャリッジ駆動用ステップモータのステ
ップ数に基いて、用紙の左右端の位置を検知するのであ
る。
の用紙の他に、色調の濃い有色の用紙や黒色の用紙、さ
らには透光性を有したOHP用紙が用いられることかあ
る。これら様々な用紙、特に白色、黒色及びOHP用紙
を本実施例の用紙検出装置により検出する動作について
説明する〇 第5図(a)乃至(f)は、第1及び第2の光反射型セ
ンサ4a及び4bの用紙の有無に対する出力電圧と、基
準値v1 + Vlとの比較を示す図である。第5図(
a)乃至(c)は、第1の光反射型センサの出力電圧に
関し、(d)乃至(f)は第2の光反射型センサの出力
電圧に関する。また、第5図゛(a)、  (d)は、
白色の用紙に関し、(b)、(e)は黒色の用紙、(C
)、(f)は0I(P用紙に関する。
第5図(a)乃至(f)において、用紙が無い状態では
、第1の光反射型センサ4aからの出力電圧は、第1の
反射板5aの反射率が白色の用紙表面の反射率よりも高
くされていることに起因して、白色の用紙を検出した時
の出力値Vwよりも高い値VAとなる。また、第2の光
反射型センサ4bからの出力電圧は、第2の反射板5b
の反射率がOHP用紙表面の反射率よりも低くされてい
ることに起因して、OHP用紙を検出した時の出力値V
oよりも低い値vBとなる。また、第1及び第2の光反
射型センサ4a及び4bが、用紙有りの状態で出力する
出力値は、用紙が白色のときはVw、黒色のときはvB
よりも少し高いVCとなる。また、OHP用紙の時はセ
ンサからの光が透過し、反射板で反射された後に受光さ
れるので、OHP用紙背後の反射板の反射率が問題とな
る。
即ち、第1のセンサ4aからの光は、OHP用紙表面で
反射されるものと、OHP用紙を透過し、第1の反射板
5aの高い反射率を有する表面で反射された後、再びO
HP用紙を透過するものとが存在し、実際節1のセンサ
4aで受光する光量は、用紙無しの時の光量とほぼ等し
くなってしまう。
従って、第1のセンサ4aがOHP用紙と対向した時の
出力値は、用紙無しの時の出力値vAと等しくなる。こ
れに対し、第2のセンサ4bは、第2の反射板5bと対
向しており、その反射板5bは低い反射率を有し光を吸
収するように構成されているので、第2のセンサ4bが
OHP用紙と対向したときの出力値は、OHP用紙表面
でのみ反射された光量に対応した値Voとなる。また、
基準値V、及びv2は、上述したように、VA、VW間
及びVo、VC間に設定されている。従って、第1及び
第2のセンサ4a、4bからの出力値、及び基準値の大
小関係は、 VA >V、>VW >VO>Vl >VC>vBとな
る。(後述の第6図参照) 第6図は、上記出力値と基準値との比較により用紙の有
無を判別する過程を示す図である。
まず、用紙が無い時には、第1のセンサ4aからは出力
値vAが、第2のセンサ4bからはVaが出力される。
比較手段21は、第1のセンサ4aからの出力値VAと
基準値V、とを比較し、その結果がVl<VA、即ち出
力値が基準値よりも高いため、出力信号Aとして“1”
を出力する。
比較手段22は、第2のセンサ4bからの出力値vBと
基準値V、とを比較し、その結果がV、>vB1即ち出
力値が基準値よりも低いため、出力信号Bとして“0°
を出力する。判別手段23は、信号Aの否定、即ち“0
“と信号B1即ち“0”との論理和をとり、出力信号C
として“0”を出力することにより、用紙無しの判断を
為す。
また、白色の用紙が検出位置に存在する時は、第1及び
第2のセンサ4a、4bからの出力値がVwとなり、比
較手段21.22は基準値との比較の末、比較結果とし
て、信号Aに“0°、信号Bに“1°を出力する。判別
手段23は、論理演算の結果、出力信号Cとして“1゛
を出力し、用紙有りの判断を為す。
黒色の用紙が検出位置に存在する時は、第1及び第2の
センサ4a、4bからの出力値がvcとなり、比較手段
21.22は基準値との比較の末、信号Aに“0”、信
号Bに“0°を出力する。判別手段23は、論理演算の
結果、信号Cに“1゜を出力し、用紙有りの判断を為す
OHP用紙が検出位置に存在する時は、第1のセン4a
からの出力値はvA、第2のセンサ4bからの出力値は
Voとなり、比較手段21.22は基準値との比較の結
果、信号Aに“1”、信号Bに“1”を出力する。判別
手段23は、論理演算の結果、信号Cに“1”を出力し
、用紙有りの判断を為す。
以上説明したように、本実施例の用紙検出装置は、記録
装置に用いられる用紙の種類に関係なく、言い換えれば
様々な種類の用紙の有無や位置を検出できるものである
。また、機械接点等を使用していないため、装置が耐久
性に富むという利点を有する。
尚、本実施例においては、第1及び第2の光反射型セン
サ4a、4bを、用紙の幅方向に沿って走査するキャリ
ッジ上に設け、用紙の左右端の位置を検出で4きるよう
な構成としていたが、両センサを用紙搬送路近傍の所望
の位置に固定して設け、それぞれに対向する位置に2つ
の反射部材を設ける構成とし、用紙の有無のみを検出し
てもよい。
また、第1及び第2の反射板のうちの少なくとも一方を
、プラテン1で代用する構成にしてもよい。
また、本実施例においては、第1及び第2の光反射型セ
ンサ4a、4bからの出力値と比較される基準値を基準
値記憶手段に記憶させておく構成としていたが、電気回
路的に一定電圧の基準値が与えられるような構成にして
もよい。
さらに、本実施例においては、第1及び第2の光反射型
センサ4a、4bからの出力値と予め設定された基準値
との比較によって得られる信号に基いて用紙の有無や位
置を判別していたが、その信号が用紙の種類に対応して
異なっており、その信号に基いて用紙の種類をも判別す
る構成としてもよい。特に、普通紙とOHP用紙とを判
別することは、普通紙とOHP用紙とではインク、トナ
ー等の染み込み方が異なり記録方法を多少変更した方が
美麗な記録結果が得られる、という事実を考慮すると、
効果的であるということが言える。
次に、本発明の第2の実施例を図面を参照して説明する
。尚、第1の実施例と構成が同様な箇所については説明
を省略する。
第7図は、本実施例の用紙検出装置が適用された記録装
置の用紙検出装置近傍の斜視図である。
この記録装置は、第1の実施例とほぼ同様な構成となっ
ているが、第1の実施例における第1及び第2の光反射
型センサ4a、4b、第1及び第2の反射板5.a、5
bを有しない構成となっている。
プラテン(図示せず)の下部近傍には2個のセンサが設
けられている。一方は、用紙搬送路を形成する用紙ガイ
ド板10に対向して設けられた光反射型センサ31であ
り、他方は、用紙ガイド板10に穿設された窓部34を
介して対向する、発光素子32aと受光素子32bとか
ら構成された光透過型センサ32である。光反射型セン
サ31と対向する用紙ガイド板10の一部は、つや消し
の黒色塗装が施されており、その部位が光反射型センサ
31と対向する反射部材33とされている。
即ち、反射部材33の表面は、つや消しの黒色塗装によ
って、その反射率がOHP用紙表面の反射率よりも低く
なるようになっている。光反射型センサ31と光透過型
センサ32とは、下ピンチローラ軸9上のピンチローラ
により搬送される用紙12の先端に対して平行になるよ
うに、図示しない保持部材により保持固着されている。
本実施例の用紙検出装置の構成は、第1の実施例の構成
とほぼ同様であるため、第3図を用いて説明する。
本実施例の用紙検出装置においては、第1のセンサ4a
の代わりに光透過型センサ32が、第2のセンサ4bの
代わりに光反射型センサ31がそれぞれ設けられている
。また、本実施例の基準値記憶手段20内に記憶されて
いる基準値V、、、V2のうち、光反射型センサ31に
対する基準値V2は、第1の実施例と同様な値となって
いる。また、光透過型センサ32に対する基準値v1は
、発光素子31aからの光が受光素子31bへ何の妨げ
もなく入光した時の光透過型センサ32からの出力値v
Aと、受光素子31bに全く光が入光されない時の出力
値、即ち零との間に設定されている。(後述の第8図C
a)参照) 上記の構成より成る用紙検出装置の作用について説明す
る。
第8図(a)乃至(f)は、光透過型センサ32及び光
反射型センサ31の用紙の有無に対する出力値と、基準
値V、、V2との比較を示す図である。第8図(a)乃
至(c)は、光透過型センサ32の出力値に関し、(d
)乃至(f)は光反射型センサ31の出力値に関するも
のである。また、第8図(a)、  (d)は、白色の
用紙に関し、(b)、(e)は黒色の用紙、(c)、(
f)はOHP用紙に関する。
ここで、光反射型センサ31と反射部材33、及び基準
値v2は、第1の実施例の第2の光反射2と同様である
ので、出力値と基準値との比較も11 ′ 同一となり、よって第8図(d)乃至(、f )は、第
1の実施例で説明した第5図(d)乃至(f)と同一形
態となる。同様に第8図(a)乃至(c)と第5図(a
)乃至(c)とを比較すると、基準値■1に対し、用紙
の有無に関するセンサからの出力値の高低が同様である
。よって、本実施例の比較手段21.22の比較結果は
、第1の実施例の比較手段の比較結果と同一となり、第
1の実施例と同一の構成を有する本実施例の比較手段2
1゜22及び判別手段23により、様々な種類の用紙の
有無の検出が可能であることは、明らかである。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の用紙検出装置は、2種類
の光学的検出器を用い、それぞれの検出器からの出力値
に基いて用紙の有無や位置を判別する構成とすることに
より、記録装置に用いられる様々な種類の用紙の検出が
常に可能になるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る用紙検出装置を備
えたプリンタの要部斜視図、第2図はその中央断面図、
第3図は用紙検出装置の構成を示すブロック図、第4図
は用紙が装着された状態のプリンタの要部正面図、第5
図(a)乃至(f)は第1及び第2の光反射型センサの
用紙の有無に対する出力値と基準値との比較を示す図、
第6図は出力値と基準値との比較により用紙の有無を判
別する過程を示す図、第7図は第2の実施例の用紙検出
装置近傍の斜視図、第8図は光透過型及び光反射型セン
サの用紙の有無に対する出力値と基準値との比較を示す
図である。 図中、1はプラテン、2はキャリッジ、3は印字ヘッド
、4aは第1の光反射型センサ、4bは第2の光反射型
センサ、5aは第1の反射板、5bは第2の反射板、1
0は用紙ガイド板、12は用紙、20は基準値記憶手段
、21.22は比較手段、23は判別手段、31は光反
射型センサ、32は光透過型センサ、32aは発光素子
、32bは受光素子、33は反射部材、34は窓部であ
る。 特許臼、願人 ブラザー工業株式会社 取締役社長 河嶋勝ニ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、用紙が搬送される搬送路に対向して設けられた第1
    及び第2の光反射型センサと、 その第1及び第2の光反射型センサにそれぞれ対向して
    設けられた第1及び第2の反射部材と、前記第1及び第
    2の光反射型センサからの第1及び第2の出力値と、そ
    の第1及び第2の出力値に関して予め設定された第1及
    び第2の基準値とを比較することにより用紙の有無を判
    別する判別手段とを備え、 前記第1の反射部材の反射面を、白色の用紙表面におけ
    る反射率よりも高い反射率にて構成するとともに、前記
    第2の反射部材の反射面を、透光性を有したOHP用紙
    表面における反射率よりも低い反射率にて構成し、 前記第1の基準値を、前記第1の光反射型センサが前記
    第1の反射部材を検出した時の出力値と白色の用紙を検
    出した時の出力値との間に設定するとともに、 前記第2の基準値を、前記第2の光反射型センサが前記
    第2の反射部材を検出した時の出力値とOHP用紙を検
    出した時の出力値との間に設定したことを特徴とする用
    紙検出装置。 2、前記第1及び第2の光反射型センサは、記録ヘッド
    を搭載し、用紙の幅方向に移動可能なキャリッジ上に配
    設されるとともに、前記判別手段は、前記第1及び第2
    の出力値と前記第1及び第2の基準値とを比較すること
    により用紙の左右端の位置を判別する請求項1記載の用
    紙検出装置。 3、用紙が搬送される搬送路に対向して設けられた光反
    射型センサと、 その光反射型センサに対向して設けられた反射部材と、 前記搬送路を介して光源と受光素子とが対向して配置さ
    れた光透過型センサと、 前記光反射型センサと光透過型センサとからの第1及び
    第2の出力値と、その第1及び第2の出力値に関して予
    め設定された第1及び第2の基準値とを比較することに
    より用紙の有無を判別する判別手段とを備え、 前記反射部材の反射面を、透光性を有したOHP用紙表
    面における反射率よりも低い反射率にて構成し、 前記第1の基準値を、前記光反射型センサが前記反射部
    材を検出した時の出力値とOHP用紙を検出した時の出
    力値との間に設定するとともに、前記第2の基準値を、
    前記光透過型センサが非透光性の用紙を検出した時の出
    力値と何も検出しなかった時の出力値との間に設定した
    ことを特徴とする用紙検出装置。
JP63231189A 1988-09-15 1988-09-15 用紙検出装置 Expired - Lifetime JP2658258B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63231189A JP2658258B2 (ja) 1988-09-15 1988-09-15 用紙検出装置
US07/404,862 US4983854A (en) 1988-09-15 1989-09-08 Sheet detection apparatus with reflecting member
GB8920721A GB2224830B (en) 1988-09-15 1989-09-13 Sheet detection apparatus
DE3930916A DE3930916C2 (de) 1988-09-15 1989-09-15 Blatterfassungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63231189A JP2658258B2 (ja) 1988-09-15 1988-09-15 用紙検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0281846A true JPH0281846A (ja) 1990-03-22
JP2658258B2 JP2658258B2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=16919727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63231189A Expired - Lifetime JP2658258B2 (ja) 1988-09-15 1988-09-15 用紙検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2658258B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184281A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Brother Ind Ltd 反射型光学センサ、キャリッジおよび情報処理装置
EP1574464A1 (en) * 2004-03-01 2005-09-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Discrimination device
JP2006231620A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Olympus Corp 画像記録装置及びその画像記録方法
JP2010167701A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Brother Ind Ltd 印刷装置、およびその印刷装置に装着されるテープカセット
CN105269982A (zh) * 2014-07-18 2016-01-27 立志凯株式会社 介质判别装置、介质搬送装置以及印刷装置
US10948862B2 (en) * 2018-08-20 2021-03-16 Konica Minolta, Inc. Recording material characteristic detecting device and image forming device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57201547U (ja) * 1981-06-17 1982-12-22
JPS59175188U (ja) * 1983-05-12 1984-11-22 株式会社リコー 用紙検出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57201547U (ja) * 1981-06-17 1982-12-22
JPS59175188U (ja) * 1983-05-12 1984-11-22 株式会社リコー 用紙検出装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184281A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Brother Ind Ltd 反射型光学センサ、キャリッジおよび情報処理装置
US7167248B2 (en) 2002-12-04 2007-01-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Reflection-type optical sensor, carriage, and data processing device
EP1574464A1 (en) * 2004-03-01 2005-09-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Discrimination device
US7157725B2 (en) 2004-03-01 2007-01-02 Fuji Photo Film Co., Ltd. Discrimination device for types or configurations of discrimination subjects
JP2006231620A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Olympus Corp 画像記録装置及びその画像記録方法
JP2010167701A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Brother Ind Ltd 印刷装置、およびその印刷装置に装着されるテープカセット
CN105269982A (zh) * 2014-07-18 2016-01-27 立志凯株式会社 介质判别装置、介质搬送装置以及印刷装置
JP2016022652A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 ニスカ株式会社 媒体判別装置、媒体搬送装置および印刷装置
CN105269982B (zh) * 2014-07-18 2020-07-10 佳能精技立志凯株式会社 介质判别装置、介质搬送装置以及印刷装置
US10948862B2 (en) * 2018-08-20 2021-03-16 Konica Minolta, Inc. Recording material characteristic detecting device and image forming device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2658258B2 (ja) 1997-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10203641B2 (en) Sheet discriminator and image forming apparatus incorporating the sheet discriminator
US6600167B2 (en) Medium discerning apparatus with optical sensor
US7109507B2 (en) Optical object identifying device and printing apparatus
GB2224830A (en) Sheet detection apparatus
US5754213A (en) Document production apparatus and method having a noncontact sensor for determining media presence and type
JPH0790949B2 (ja) 用紙検知装置
JPH0281846A (ja) 用紙検出装置
JP2006306609A (ja) 用紙検知装置
US6998628B2 (en) Method of media type differentiation in an imaging apparatus
US20160373600A1 (en) Scanner
US4292529A (en) Misfeed detector
US6462822B1 (en) Method and apparatus for detecting overhead transparencies
JPH0256375A (ja) 媒体検知装置
JP3362360B2 (ja) 印刷装置
JP2010013228A (ja) 用紙検知装置
JP3055625B1 (ja) プリンタにおける用紙の検出センサ
JPS5895367A (ja) 複写機
JP3328446B2 (ja) 原稿重送検知装置
US20230185223A1 (en) Paper discriminating device, image forming apparatus, paper type discriminating method, and recording medium
JPH0725516A (ja) プリンタの印字用紙検出装置
JP2856662B2 (ja) 厚さ検出機構
JPH07137887A (ja) 紙葉検出装置
JPH06180213A (ja) 紙厚検知装置
JPH07144793A (ja) 紙葉類の反射形光学検知センサ
JPH04148753A (ja) 紙葉類の直接検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 12