JPH028107Y2 - - Google Patents

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JPH028107Y2
JPH028107Y2 JP10374682U JP10374682U JPH028107Y2 JP H028107 Y2 JPH028107 Y2 JP H028107Y2 JP 10374682 U JP10374682 U JP 10374682U JP 10374682 U JP10374682 U JP 10374682U JP H028107 Y2 JPH028107 Y2 JP H028107Y2
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brake
lever
rod
disc
brake disc
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JP10374682U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、巻上機などの一般産業機械に使用さ
れるデイスク型ブレーキに関する。
一般産業機械に用いられるデイスク型ブレーキ
は、通常第1図ないし第3図に示すごとくブレー
キデイスクaを挟む一対のブレーキシユーレバー
b,bをレバーcを介して押圧機dなどによつて
駆動し、ブレーキデイスクaを制動、あるいは解
放するようになつている。
しかし、従来のデイスク型ブレーキにおいて
は、駆動力を伝達するレバーcがブレーキデイス
クの回転軸心eに対してほぼ直角方向に配置され
ているため、装置全体を小型にまとめにくい。ま
たブレーキシユーレバーbを弛める際、該ブレー
キシユーレバーbの上端に設けたローラfの間に
レバーcの先端を割り込ませて押し広げるため摩
擦ロスが大きい。さらに押上機dなどを取り付け
るレバーの支点gを固定する部材hを強固に構成
しなければならないなどの欠点があつた。
本考案は前述の欠点を解消するためになしたも
ので、水平に延びる回転軸を有するブレーキデイ
スク1の軸線方向両側に相対して配設された一対
のブレーキシユーレバー2の下端を、該ブレーキ
シユーレバー2が前記ブレーキデイスク1の回転
軸方向に延びる垂直面内を回動し得るように、前
記ブレーキデイスク1の下方に設けたベツド7に
枢着し、ブレーキデイスク1の上方に配置され且
つ該ブレーキデイスク1の回転軸方向に延びるブ
レーキレバー15の一端を、該ブレーキレバー1
5が前記ブレーキシユーレバー2の回動面と平行
な面内を回動し得るように、一方のブレーキシユ
ーレバー2の上端に設けた軸21に支持し、ブレ
ーキレバー15の他端に押上機4の上部を連結す
るとともに、ブレーキレバー15を下方に付勢す
るスプリング3を設け、上記ブレーキレバー15
の一端側面に固定したアーム22と他方のブレー
キシユーレバー2の上端とをブレーキデイスク1
の回転軸方向に延びるロツド23にて連結し、該
ロツド23に前記アーム22とロツド23の相対
変位に基づいてロツド23の有効長さを自動的に
変化させるギヤツプ自動調整装置26を設け、前
記スプリング3にスプリング力を調整するための
調整装置16及びブレーキトルク表示装置18を
設けた構成を有している。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図ないし第6図は本考案の一実施例を示す
もので本考案の装置は、ブレーキデイスク1の両
側に相対して設けた一対のブレーキシユーレバー
2,2、ブレーキデイスク1を締め付ける駆動源
としてのスプリング3、同じくブレーキデイスク
1を弛める駆動源としての電動油圧押上機4、ス
プリングなどの駆動力を受け止めブレーキシユー
レバー2,2に伝達するリンク装置5などからな
る。
各ブレーキシユーレバー2,2は二枚の板状部
材を平行に組み合わせて形成され、板状部材の下
端はピン6,6を介してベツド7上にそれぞれ枢
着され、相対する各内側部にはボルト8および9
を用いてライニング10およびシユー11が、ま
た外側下部にはブレーキシユーレバー2,2の開
度を調整するためのストツパ12,12がそれぞ
れ取り付けられている。
スプリング3は、ピン13,14を介して後述
のブレーキレバー15およびベツド7の間に支持
され、上部にはスプリングの力を調節するための
ねじ装置16が、また外側にはカバー17が、さ
らにカバー17の外側にはスプリング3の伸びに
比例して指度が変化するブレーキトルク表示装置
18がそれぞれ取り付けられている。
電動油圧押上機4は市販の通常のものを使用
し、ピン19,20を介してブレーキレバー15
およびベツド7の間に支持される。
リンク装置5は、一方のブレーキシユーレバー
2の上端部に且つ該レバー2の面にほぼ直角に取
り付けた軸21と、軸21を支点として回動しス
プリング3および電動油圧押上機4の各上部に連
結するブレーキレバー15と、ブレーキレバー1
5の回動動作をブレーキレバー15に固定したア
ーム22を介して他方のブレーキシユーレバー2
に伝達するロツド23とからなり、ロツド23は
クロスヘツド24を介して他方のブレーキシユー
レバー2の上端部にピン25を介して連結されて
いる。ブレーキレバー15およびロツド23はい
ずれも前記ブレーキシユーレバー2の回動面に対
して平行な面内に配置され、ロツド23は二枚の
板で構成した各ブレーキシユーレバー2,2の中
心部に、またブレーキレバー15はブレーキシユ
ーレバー2に出来るだけ接近させて配置されてい
る。従つて装置の全幅kを最小寸法に構成するこ
とができる。
ギヤツプ自動調整装置26は、アーム22に取
り付けたツメ27およびロツド23の端部に設け
たラチエツトホイール28および後述のねじ機構
によつて構成され、ギヤツプが増加した場合、ア
ーム22とロツド23の相対変位の増加を利用し
てロツドの有効長さ、すなわちアームとロツドを
連結するピン29およびロツドとブレーキシユー
レバーを連結するピン25の間の距離を減少させ
るようにする。ギヤツプが増加してアーム22の
動きが増大するとツメ27の上下方向の動きも増
大し、この動きがラチエツトホイール28の歯の
一枚分を越えるとツメ27は次の歯に噛み合い、
ブレーキトルク発生時のアーム22の動きによつ
て歯一枚分だけラチエツトホイール28が回転
し、この回転動作はラチエツトホイール28とロ
ツド23の間に設けた図示しないねじ機構を介し
てロツド23の有効長さを減少させる。なお前述
の各種ピンおよび軸の軸受部には自己潤滑性の材
料を用い保守の手間を省いている。
次に本装置の作動について説明する。
電動油圧押上機4を油圧を用いて上方に駆動す
ると(矢印l)、ピン19の上昇によりブレーキ
レバー15は軸21を支点として時計方向に回転
運動する(矢印m)。この間ピン29も軸21を
支点として同じく時計方向に回転運動する(矢印
n)。ピン29の回転運動は、ロツド23を介し
て一方のブレーキシユーレバー(第2図の左方)
のピン25を矢印p方向(左方)に駆動し、その
反力により他方のブレーキシユーレバー(第2図
の右方)の軸21を矢印q方向(右方)に駆動す
る。左右のブレーキシユーレバー2,2は下端の
ピン6,6を支点として回動し、ライニング10
がブレーキデイスク1から離れる。
ブレーキトルクを発生する際は、電動油圧押上
機4の電源をオフにすることにより油圧が消滅
し、スプリング3の力によつてブレーキレバー1
5は下方に下り、軸21およびピン29は全て反
時計方向に回転しロツド23はピン25を右方
に、また同時に軸21を左方に移動しブレーキデ
イスク1を挾みつける。
前述のごとく、装置が作動中はブレーキレバー
15の支点となる軸21は、一方のブレーキシユ
ーレバー2に支承されて移動しており、制動中は
ロツド23を介して反対方向に作用する均等な力
がブレーキデイスク1の両側面を締め付けてい
る。従つて従来のようにブレーキレバー15の支
点を強固に支持する装置を別に設ける必要がな
い。
なお本考案は前述の実施例にのみ限定されるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の変更を加え得ることは勿論である。
本考案のデイスク型ブレーキは前述の構成を有
するので、次の優れた効果を発揮する。
(i) ブレーキレバー15およびロツド23をブレ
ーキシユーレバー2の回動面と平行な面内に配
置し、これらをブレーキシユーレバー2に連結
しているので装置の据付寸法を小さくできる。
またブレーキレバー2の支点を従来のごとく強
固に支持する部材を別に設ける必要がないの
で、装置を軽量、小型に製作することができ
る。
(ii) スプリング3の力を容易に調整でき、またブ
レーキトルク表示装置18を設けたのでトルク
を自由に且つ正確に設定することができる。
(iii) ギヤツプ自動調節装置26を設けたので、さ
らに各部のピンなどを自己潤滑性を有する材料
で製作することにより、装置の運転、保守が容
易に行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来のデイスク型ブレー
キの概略配置を示し、第1図は正面図、第2図は
側面図、第3図は平面図、第4図ないし第6図は
本考案の実施例を示し、第4図は側面図、第5図
は第4図における−方向からの一部切断正面
図、第6図は第4図における−方向からの平
面図である。 図中、1はブレーキデイスク、2はブレーキシ
ユーレバー、3はスプリング、4は電動油圧押上
機、15はブレーキレバー、18はブレーキトル
ク表示装置、21は軸、22はアーム、23はロ
ツド、26はギヤツプ自動調節装置、jはブレー
キデイスクの回転軸心を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平に延びる回転軸を有するブレーキデイスク
    1の軸線方向両側に相対して配設された一対のブ
    レーキシユーレバー2の下端を、該ブレーキシユ
    ーレバー2が前記ブレーキデイスク1の回転軸方
    向に延びる垂直面内を回動し得るように、前記ブ
    レーキデイスク1の下方に設けたベツド7に枢着
    し、ブレーキデイスク1の上方に配置され且つ該
    ブレーキデイスク1の回転軸方向に延びるブレー
    キレバー15の一端を、該ブレーキレバー15が
    前記ブレーキシユーレバー2の回動面と平行な面
    内を回動し得るように、一方のブレーキシユーレ
    バー2の上端に設けた軸21に支持し、ブレーキ
    レバー15の他端に押上機4の上部を連結すると
    ともに、ブレーキレバー15を下方に付勢するス
    プリング3を設け、前記ブレーキレバー15の一
    端側面に固定したアーム22と他方のブレーキシ
    ユーレバー2の上端とをブレーキデイスク1の回
    転軸方向に延びるロツド23にて連結し、該ロツ
    ド23に前記アーム22とロツド23の相対変位
    に基づいてロツド23の有効長さを自動的に変化
    させるギヤツプ自動調整装置26を設け、前記ス
    プリング3にスプリング力を調整するための調整
    装置16及びブレーキトルク表示装置18を設け
    たことを特徴とするデイスク型ブレーキ。
JP10374682U 1982-07-08 1982-07-08 デイスク型ブレ−キ Granted JPS597924U (ja)

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JP10374682U JPS597924U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 デイスク型ブレ−キ

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JP10374682U JPS597924U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 デイスク型ブレ−キ

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JPS597924U JPS597924U (ja) 1984-01-19
JPH028107Y2 true JPH028107Y2 (ja) 1990-02-27

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ID=30243907

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JP10374682U Granted JPS597924U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 デイスク型ブレ−キ

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DE102013114525A1 (de) * 2013-12-19 2015-06-25 Pintsch Bubenzer Gmbh Anschlaganordnung und Bremseinrichtung mit einer solchen
KR102217662B1 (ko) * 2017-06-16 2021-02-19 아이캔 컴퍼니 엘티디. 디스크 브레이크 장치

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JPS597924U (ja) 1984-01-19

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