JPH0280950A - ゴム体の内部剥離の非破壊検査方法及びその装置 - Google Patents

ゴム体の内部剥離の非破壊検査方法及びその装置

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JPH0280950A
JPH0280950A JP63232520A JP23252088A JPH0280950A JP H0280950 A JPH0280950 A JP H0280950A JP 63232520 A JP63232520 A JP 63232520A JP 23252088 A JP23252088 A JP 23252088A JP H0280950 A JPH0280950 A JP H0280950A
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JP
Japan
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rubber body
hammer
impact
microphone
peeling
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Pending
Application number
JP63232520A
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English (en)
Inventor
Hisataka Tomita
富田 尚隆
Toshiyuki Watanabe
敏幸 渡辺
Yoshifumi Kitayama
北山 嘉文
Naotaka Tsuji
辻 直高
Seiji Otsuka
大塚 征二
Akira Hijikata
土方 章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ll−匹皿■ユ1 本発明は、ゴム製品例えばゴムタイヤ等の内部に剥離が
生じているか否かを製品を破壊することなく検査する非
破壊検査方法およびその装置に関するものである。
更JLL薯 従来物体の内部欠陥を検出する非破壊方法としては超音
波を利用した超音波反射法がある。
この超音波反射法は、超音波を物体に入射し、その内部
欠陥部において反射された反射波を観測することにより
物体の欠陥を検出する方法である。
特開昭55−143436号公報記載の発明はこの超音
波反射法を利用してゴムタイヤの内部に剥離部が存在す
るか否かを検出する方法である。
また別の方法としてハンマリング法がある。
このハンマリング法は物体の表面をハンマーで叩き、そ
の打撃による放射音の微妙な変化を人間が聴き分けるこ
とにより物体の内部欠陥を検知する官能検査法である。
ハンマリング時に物体から放射される音のなかには多く
の情報が含まれており、十分な経験を有する熟練者が注
M深く聴けば、物体内部の異常を容易に発見することが
できる。
このハンマリング時の物体の放射音を人間の耳に頼らず
に機械により分析しようとした例が米国特許3.967
、498号公報記載の発明である。
同発明は物体表面に接してローラを回転させ規則的にイ
ンパクトハンマーによりローラを介して物体に打撃を与
え、その衝撃音を検出して電気信号に変換し、その基本
周波数に基づき物体内部の欠陥の有無を判断しようとす
るものである。
しよ〜と−る− 前記超音波反射法による非破壊検査は物体が金属の場合
には適するが、ゴム等の減衰の大きい物質では周波数の
選び方とも関連して必ずしも十分な検出がなされるとは
限らない。
またこの方法は水などの液体を介して超音波を′lli
、検査物に送信し、物体を透過して出てきた超音波をこ
れまた水中に配置された受信子で受信するのが一般的で
ある。
これは発信子と被検査物との間に空気が存在すると超音
波の物体内への進入効率が悪く、また被検査物と受信子
との間に空気が存在すると受信効率も悪くなるためであ
り、そのため高分子材料とほぼ同程度の対超音波特性を
示す水その他の液体を介在させて発信・受信子と被検査
物との間に空気が存在しないようにするものである。
このことが実用性を阻害し、作業能率を低下させる原因
となっている。
またハンマリング法により人間が耳で聴き分(プる検査
方法は習熟を必要し人間の感覚に頼るbのであるから一
定の限界を有する。
さらにハンマリングによる衝撃音を検出し、その電気信
号の基本周波数により判断する方法は、実際には困難が
伴うもので、基本周波数があるレベル以上であるから欠
陥があり、レベル以下であるから欠陥がないとは一部に
は言えない。
したがってゴム体内部の剥離の有無を常に正確に判断で
きるとは限らないものである。
るた の  お 本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところはゴム体内部に剥離があるときのみ生じる剥離
面反射信号を監視することで確実にかつ容易に内部剥離
の有無を判断できる非破壊検査方法及びその装置を供す
る点にある。
すなわら本発明に係る方法は、ゴム体をハンマーで打撃
し、その時発生する衝撃音をマイクロフォンによって電
気信号に変換し、その電気信号の衝撃波形の打撃開始冒
頭部分に現われるパルス状の剥離面反射信号を監視手段
により監視することによりゴム体の内部剥離の有無を判
断するゴム体の内部剥離の非破壊検査方法である。
また本発明に係る装置はゴム体を打撃するハンマーと、
その打撃近傍において衝撃音を検出し電気信号に変換す
るマイクロフォンと、その電気信号の衝撃波形から剥離
面反射信号を監視する監視手段とを備えたゴム体の内部
剥離の非破壊検査装置である。
ゴム体の内部に剥離があるとハンマーで打撃した場合、
マイクロフォンの検出電気信号のm撃波形には打撃開始
冒頭部分にパルス状の剥離面反射信号が生じる。
この剥離面反射信号はゴム体内に剥離がないときは生じ
ないので、該剥離面反射信号を監視手段により監視して
判断することで確実にゴム体の内部剥離の有無を検査す
ることができる。
ハンマリングによる衝撃音をマイクロフォンで電気信号
に変換し、監視手段で剥離面反射信号を監視して判断す
るので簡単な方法であり、かつ装置も簡易かつ低コスト
である。
支−盪一旦 以下第1図ないし第6図に図示した本発明に係る一実施
例について説明する。
本実施例はゴムタイヤの内部剥離の有無を検査する方法
であり、とくに走行1)だタイVをリドレッドすること
によって再度利用する場合に、そのリドレッドする前に
行う台タイヤの非破壊検査方法である。
第1図は本実施例に係る非破壊検査装置の概略構成図で
ある。
1はタイヤであり、タイヤ断面の一部を図示している。
2はハンマーであり、同ハンマー2がタイヤ1を打撃す
る部分の近傍にマイクロフォン3が配置されている。
マイクロフォン3の出力信号はカットオフ周波数500
H2のバイパスフィルター4に入力され、バイパスフィ
ルター4の出力信号は表示装置5および記録装置6に入
力される。
ハンマー2がタイヤ1の表面を叩くと、その時発生する
mawはマイクロフォン3に捕えられ、マイクロフォン
3によって電気信号に変換されてバイパスフィルター4
に入力される。
バイパスフィルター4は50011z以上の高周波のみ
通過させて表示装置5および記録装置6に出力するので
、表示装置5および記録装置6は500H2以上の高周
波の有無を表示および記録することができる。
いまタイヤ1の内部に剥離面7があるとき、ハンマー2
により与えられた打撃により生じた衝撃音の波形を第2
図に図示する。
縦軸が音圧(パスカル)を表わし、横軸が時間(秒)を
表わす。
なお本実施例に係るハンマー2にはその打撃当接部分に
荷重計8が設けられており、ハンマー2が受ける衝撃力
波形も同時に第2図に破線で示している。
検査開始(0秒)から約0.005秒後に振り下された
ハンマー2がタイヤ1の表面に達し打撃が加えられ、ハ
ンマー2にもその衝撃力が荷重計8に現われる。
このハンマー2の荷重削8に衝撃力が現われる時点1.
の直後に鋭いパルス状の高周波音波Pがみられ、その後
ハンマー2へのの衝撃力が増大した後減少し零となる時
点t1までの間に低周波音波が続けて現われる。
以後低周波音波が徐々に音圧レベルを低くしつつ交互に
現われる基本的音圧波形が形成される。
かかる音圧波形のうち1.時点直後に現われるパルス状
の音圧波Pがハンマー2の内部剥離面7からの反射信号
による特有の波形であって、剥離部分がないタイヤでは
この剥離面反射波Pは現われない。
内部剥離面7からの反射信号は約200011z程度で
ある。
以上のような音圧波形を示すマイクロフォン3の出力は
バイパスフィルター4に入力され、500H2以下の周
波数がカットされると、第3図に図示するような出力波
が形成される。
剥離面反射波Pが現われた時点でバイパスフィルター4
の出力には振幅の大きいパルス波Qが現われている。
したがってバイパスフィルター4の出力にパルス波Qが
現われば該タイヤの打撃点内部に剥離部があることが分
り、バイパスフィルター4の出力にパルス波Qが現われ
なければ、タイヤの打撃点内部に剥離部がないことが分
かる。
よってパルス波Qの有無より剥離部の有無を表示装置5
に表示し、記録装置6に記録すればオペレータはこれを
見て即時に剥離部の有無がわかる。
いま第4図および第5図に図示するようなタイヤ10に
ついて検査した結果を第6図に示す。
該タイヤ10は表面より5鵬lの深さにタイヤ外周面に
平行に矩形の剥離面11(斜線部分)を有するもので、
同剥離面11は中心線Cより45mm程偏った位置にあ
る。
測定はタイヤ10の外周面において中心線Cより65I
l111隔てた外周円上を2211II11間隔でとら
れた測定点S+ 、82 、Ss・・・について順次行
われる。
回転自在に支持されたタイヤ10を外周円上の距離にし
て22nmごとに回転して測定点S+ 、82・・・を
順次ハンマー2の打撃下に移動させ測定を行う。
各測定点S+ 、82 、Ss・・・における測定結果
は第6図に図示するように、測定点S+ 、82 。
Ss 、84については音圧波形の打撃開始冒頭部分に
剥離面反射波Pが現われ、バイパスフィルター4の出力
波にもパルス波Qが顕箸に現われている。
しかるに測定点Ss 、Ss 、S? 、Ssについて
は打撃開始冒頭部に剥離面反射波Pは現われておらずバ
イパスフィルター4の出力波にもパルス波Qは現われて
いない。
したがって測定点SIから84にかけてのタイヤ内部に
は剥離面11があり、測定点S5から88までには剥離
部がないことが容易にかつ明確に判断できる。
このようにしてタイヤのある軸方向位置において一周測
定したのら、測定点を軸方向にずらして再び測定を行い
、こうしてタイヤ全体について剥離部を検出することが
できる。
なお実験によるとマイクロフォン3がハンマー2の打撃
点から50cm以内にあれば十分正確に測定でき、同範
囲内にマイクロフォン3があれば、通常の部屋の暗yI
音レベルより打撃音が高いので特別の防音設面を必要と
しない。
部屋の暗騒音がかなり高い例えば工場の中等であっても
打撃点より10CIll程度まで近づければ全く問題な
く測定でき、極めて実用的である。
次に上記実施例の変形例を第7図に図示する。
同門はタイヤ20のクラウン部に沿って肩部近傍から他
方の肩部近傍に至るまで一列に複数のハンマー21が配
列されたもので、その近傍に1個のマイクロフォン22
が配置されている。
そして複数のハンマー21を同時に作動させて複数の測
定点に同時に打撃を加え、その衝撃音をマイクロフォン
22で捕える。
いずれかの測定点の内部に剥離面を有すると、マイクロ
フォン22で捕えた衝撃波の打撃開始冒頭部にパルス状
の剥離面反射信号Pが含まれ、バイパスフィルターの出
力にも振幅の大きなパルス波Qが現われるので、剥離の
存在が確認できる。
−度に広範囲に亘り測定できるので検査時間を短縮する
ことができる。
以上の実施例では柄の先に重い打撃部を有するハンマー
を用いてタイヤ表面を打撃していたが、かかる形状のハ
ンマーでなく、直線ソレノイドを用い、そのプランジャ
ーを突出させて直接タイヤ表面に打撃を与えるようにし
てもよい。
なお本発明はタイヤの肩部およびサイド部に打撃を与え
その内部の剥離をも検査することができのは当然である
その他タイヤに限らず各種ゴム製品についてその内部剥
離の有無を検査することが容易にできる。
発」Fと1里 本発明は、ハンマリングの衝撃波における打撃開始冒頭
部分に現われる剥離面反射信号を監視してゴム体内部の
剥離の有無を判断することができるので、正確な非破壊
検査を容易にすることができる。
マイクロフォン及び監視手段を用いた簡単な装置で容易
に非破壊検査ができるので、装置の簡素化およびコスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の非破壊検査装置の概略
構成図、第2図は衝撃音の波形図、第3図はバイパスフ
ィルターの出力波形図、第4図は非検査タイヤの一部平
面図、第5図は同断面図、第6図は検査結果の衝撃音の
波形図およびバイパスフィルターの出力波形図、第7図
は別の変形例の装置の構成を示す一部欠截斜視図である
。 1・・・タイヤ、2・・・ハンマー、3・・・マイクロ
フォン、4・・・バイパスフィルター、5・・・表示装
置、6・・・記録装置、7・・・内部剥離面、8・・・
荷重計、10・・・タイヤ、11・・・剥離部、20・
・・タイヤ、21・・・ハンマー、22・・・マイクロ
フォン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゴム体をハンマーで打撃し、その時発生する衝撃
    音をマイクロフォンによつて電気信号に変換し、その電
    気信号の衝撃波形の打撃開始冒頭部分に現われるパルス
    状の剥離面反射信号を監視手段により監視することによ
    りゴム体の内部剥離の有無を判断することを特徴とする
    ゴム体の内部剥離の非破壊検査方法。
  2. (2)ゴム体を打撃するハンマーと、その打撃近傍にお
    いて衝撃音を検出し電気信号に変換するマイクロフォン
    と、その電気信号の衝撃波形から剥離面反射信号を監視
    する監視手段とを備えたことを特徴とするゴム体の内部
    剥離の非破壊検査装置。
JP63232520A 1988-09-19 1988-09-19 ゴム体の内部剥離の非破壊検査方法及びその装置 Pending JPH0280950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142598A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Hitachi Ltd 固定力測定装置および測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142598A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Hitachi Ltd 固定力測定装置および測定方法
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