JPH0280605A - 作業用手袋等の製造方法 - Google Patents

作業用手袋等の製造方法

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JPH0280605A
JPH0280605A JP23129388A JP23129388A JPH0280605A JP H0280605 A JPH0280605 A JP H0280605A JP 23129388 A JP23129388 A JP 23129388A JP 23129388 A JP23129388 A JP 23129388A JP H0280605 A JPH0280605 A JP H0280605A
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眞志 内田
Yasuo Kurihara
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SHINAGAWA NENRYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は抗菌性を有し、かつ伸縮性、通気性も損なわな
い作業用手袋等(軍手、布製手袋、軍足、ソックス等の
、作業のため手、足に装着する繊維製品を本明細書中で
は作業用手袋等と呼ぶ、)の繊維製品の製造方法に関し
、更に詳しくは抗菌性粉体を含有する樹脂組成物を基布
に適用させることを特徴とする作業用手袋等の繊維製品
の製造方法に関する。
[従来の技i] 従来、鮮魚や塵埃等を扱う作業用手袋はゴム引きのもの
や皮革製のものがある。しかしこれらは、通気性が悪(
、汗の発散が良くないため微生物が増殖し悪臭を発する
等の問題がある。この対策として手袋の内面に第4級ア
ンモニウム塩を含んだ樹脂層を全面に塗布したもの(特
開昭62−15308号)が開示されている。しかし、
使用している抗菌剤が有機化合物のため揮発や分解が起
こりやすく、皮膚にカブレが生じたり、安定的な抗菌効
果が発揮できなかった。
〔発明が解決しようとする課題1 鮮魚や塵埃等を扱う微生物による弊害が多いと思われる
作業のための手袋の抗凹加工方法として必要な点として
は、 (イ)人体に対して安全性が高く、装着してもカブレ等
が起こらない (ロ)伸縮性、手ざわりがソフトで作業性が良い(ハ)
抗凹効果が大きい (ニ)抗菌効果の持続性が高い (ホ)通気性がよく、ムレない (へ)処理方法が簡単で加工費が安価なこと等が要求さ
れる。しかし、以上の各点を満足したものは開示されて
いない。
そこで本発明の目的は、人体に対して極めて安全である
、抗菌性ゼオライトなどの抗凹性粉体を簡単に繊維製品
に加工して、伸縮性、手ざわり感、通気性等を損なわせ
ず、かつ持続性のある抗菌効果を育ぜしめることのでき
る抗菌性繊維製品の製造方法を提供することにある。
[課題を解決する為の手段] 本発明は抗菌性粉体と樹脂と溶剤を含有した樹脂組成物
を基布上に粗いスクリーンメツシュを通して適用させる
ことにより、抗菌性と適当な伸縮性、手ざわり感、通気
性等を有する作業用手袋等を製造する方法である。
以下本発明について説明する。
本発明において抗菌性粉体としては、抗菌性を育する物
質の粉体及び抗菌性を存する物質を無機担体に担持した
粉体等を例示することができる。
上記の無機担体としては、溶剤を吸着しゃすいゼオライ
ト、無定形アルミノケイ酸塩、シリカゲル、アルミナ、
けいそう土を用いることが好ましい。
本発明において、抗凹性粉体としては例えば抗菌性ゼオ
ライト又は抗菌性の無定形アルミノケイ酸塩(以下AA
Sという)を用いることができる。
すなわち、本発明は、抗菌性金属イオンを保持している
ゼオライト(以下、抗菌性ゼオライトと称す)、好まし
くはゼオライト中のイオン交換可能なイオンの一部又は
全部をアンモニウムイオン及び抗菌性金属イオンで置換
された抗菌性ゼオライトを含有して成る樹脂組成物を、
基布に適用して作業用手袋等を製造する方法を提供する
本発明において「ゼオライト」としては、天然ゼオライ
ト及び合成ゼオライトのいずれも用いることができる。
ゼオライトは、−Sに三次元骨格構造を有するアルミノ
シリケートであり、一般式%式% れる。ここでMはイオン交換可能なイオンを表わし通常
は1又は2価の金属のイオンである。nは(金属)イオ
ンの原子価である。XおよびYはそれぞれの金属酸化物
、シリカ係数、Zは結晶水の数を表示している。ゼオラ
イトの具体例としては例えば八−型ゼオライド、X−型
ゼオライド、Y−型ゼオライド、T−型ゼオライド、高
シリカゼオライト、ソーダライト、モルデナイト、アナ
ルサイム、クリノプチロライト、チャバサイト、エリオ
ナイト等を挙げることができる。ただしこれらに限定さ
れるものではない、これら例示ゼオライトのイオン交換
容量は、八−型ゼオライド7seq/g、 X−型ゼオ
ライド6.4霧aq/gSY−型ゼオライド5meq/
g、 T−型ゼオライド3.4meq/gsソーダライ
ト11.5meq/g−モルデナイト2.5meq/g
 、アナルサイム5s+eq/g−クリノプチロライト
2.6meq/g、チャバサイト5meq/g −エリ
オナイト3.8meQ/gであり、いずれも抗菌性金属
イオンでイオン交換するに充分の容量を有している。
本発明で用いる抗菌性ゼオライトは、上記ゼオライト中
のイオン交換可能なイオン、例えばナトリウムイオン、
カルシウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオ
ン、鉄イオン等のその一部又は全部を抗菌性金属イオン
、好ましくはアンモニウムイオン及び抗菌性金属イオン
で1換したものである。抗菌性金属イオンの例としては
、銀、銅、亜鉛、水銀、錫、鉛、ビスマス、カドミウム
、クロム又はタリウムのイオン、好ましくは銀、銅又は
亜鉛のイオンを挙げることができる。
抗菌性の点から、上記抗菌性金属イオンは、ゼオライト
中に0.1〜18%含有されていることが適当である。
1!イオン0.1〜18%及び銅イオン又は亜鉛イオン
を0.1〜18%含有する抗菌性ゼオライトがより好ま
しい、一方アンモニウムイオンは、ゼオライト中に20
%まで含有させることができるが、ゼオライト中のアン
モニウムイオンの含を量は0.5〜5%、好ましくは0
.5〜2%とすることが、該ゼオライトの変色を有効に
防止するという観点から適当である。尚、本明細書にお
いて、%とは110℃乾燥基準の重量%をいう。
以下本発明で用いる抗菌性ゼオライトの製造方法につい
て説明する0例えば本発明で用いる抗菌性ゼオライトは
、予め調製した銀イオン、銅イオン、亜鉛イオン等の抗
菌性金属イオン、好ましくは更にアンモニウムイオンを
含有する混合水溶液にゼオライトを接触させて、ゼオラ
イト中のイオン交換可能なイオンと上記イオンとを置換
させる。
接触は、10〜70℃、好ましくは40〜60℃で3〜
24時間、好ましくは10〜24時間バッチ式又は連続
式(例えばカラム法)によって行うことができる。
向上記混合水溶液のpHは3〜10、好ましくは5〜7
に調整することが適当である。該調整により、銀の酸化
物等のゼオライト表面又は細孔内への析出を防止できる
ので好ましい、又、混合水溶液中の各イオンは、通常い
ずれも塩として供給される。
例えばアンモニウムイオンは、硝酸アンモニウム、硫酸
アンモニウム、酢酸アンモニウム、過塩素酸アンモニウ
ム、チオ硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム等、銀
イオンは、硝酸銀、硫酸銀、過塩素酸銀、酢酸銀、ジア
ンミン銀硝酸塩、ジアンミン銀硫酸塩等、銅イオンは硝
酸銅(■)、過塩素鍍銅、酢酸鋼、テトラシアノ銅酸カ
リウム、硫酸銅等、亜鉛イオンは硝酸亜鉛(■)、硫酸
亜鉛、過塩素酸亜鉛、チオシアン酸亜鉛、酢酸亜鉛等を
用いることができる。
ゼオライト中のアンモニウムイオン等の含有量は前記混
合水溶液中の各イオン(塩)濃度を調節することによっ
て、適宜制御することができる。
例えば抗菌性ゼオライトがアンモニウムイオン及び銀イ
オンを含有する場合、前記混合水溶液中のアンモニウム
イオン濃度を0.2M/ 1〜2.5M/ Z 。
銀イオン濃度を0.002M/ t〜0.15M/!と
することによって、適宜、アンモニウムイオン含有量0
.5〜5%、銀イオン含有量0.1〜5%の抗菌性ゼオ
ライトを得ることができる。又、抗菌性ゼオライトがさ
らに銅イオン、亜鉛イオンを含有する場合、前記混合水
溶液中の銅イオン濃度は0.1M/ j〜2.30?l
/ j! 、亜鉛イオン濃度は0.15M/ j −2
,8M/ Jとすることによって、適宜銅イオン含有量
0.1〜18%、亜鉛イオン含有量0.1〜18%の抗
菌性ゼオライトを得ることができる。
本発明においては、前記の如き混合水溶液以外に各イオ
ンを単独で含有する水溶液を用い、各水溶液とゼオライ
トとを逐次接触させることによって、イオン交換するこ
ともできる。各水溶液中の各イオンの濃度は、前記混合
水溶液中の各イオン濃度に準じて定めることができる。
イオン交換が終了したゼオライトは、充分に水洗した後
、乾燥する。乾燥は、常圧で105℃〜115℃、又は
減圧(1〜30torr)下70℃〜90℃で行うこと
が好ましい。
本発明においては、無定形アルミノケイ酸塩中のイオン
交換可能なイオンの一部、または全部を抗菌性金属イオ
ンで置換した抗菌性無定形アルミノケイ酸塩を抗菌性粉
体として用いることもできる。
本発明において、原料として用いるAAS (無定形ア
ルミノケイ酸塩)は特に制限なく、従来から知られてい
るものをそのまま用いることができる。AASは一般に
組成式xMto・A110s  ’31SiOt・zl
(ffiOで表示され、ここでMは一般にはアルカリ金
属元素(例えばナトリウム、カリウム等)である、また
!、7%2はそれぞれ金属酸化物、シリカ、結晶水のモ
ル比率を示している。AASはゼオライトと称されてい
る結晶性アルミノケイ酸塩と異なり、X線回折分析でも
回折パターンが現れない非晶質の物置であり、その合成
工程にて数10人の如く微細なゼオライト結晶が生成し
、その表面に5ins、Altoz 、Mhoなどが複
雑に組合された非晶質物質が付着した構造と考えられて
いる。AAsの製造は一般にはアルミニウム塩溶液、ケ
イ素化合物溶液およびアルカリ金属塩溶液を所定の濃度
で60℃以下の低温度域で反応させ、結晶化が進行する
前に水洗して製造される6、製造法としては例えば特公
昭52−58099号、特開昭55−162418号な
どに記載された方法がある。
本発明の抗菌性AASは、抗菌性イオンに加えてアンモ
ニウムイオンでイオン交換される。アンモニウムイオン
でイオン交換することによって、AAS自身の変色及び
樹脂に添加した際の樹脂の変色(経時的変色を含む)を
有効に防止することができる。
抗菌性金属イオンの例としては、銀、銅、亜鉛、水銀、
錫、鉛、ビスマス、カドミウム、クロム又はタリウムの
イオン、好ましくは銀、銅又は亜鉛のイオンを挙げるこ
とができる。
抗菌性金属のうち銀の添加量は0.1〜50%、好まし
くは0.5〜5%とすることが優れた抗菌力を示すとい
う観点から適当である。またさらに銅、亜鉛のいずれか
1つあるいは2つの金属を0.1〜18%含有すること
が好ましい。
さらに本発明の抗菌性AASは、上記抗菌性金属に加え
てアンモニウムイオンをイオン交換により含有させる。
アンモニウムイオンは、AAS中に15%まで含有させ
ることができるが、AAS中のアンモニウムイオンの含
有量は0.5〜5%、好ましくは0.5〜2%とするこ
とが、該AAs及びAASを練り込んだ樹脂の変色を有
効に防止するという観点から適当である。尚、本明細書
において、%とは110℃乾燥基準の重量%をいう。
抗菌性AASの製造方法については抗菌性ゼオライトの
製造方法に準拠して実施できる。
尚、本発明に用いる抗菌性粉末は、水分含有量を0.5
〜30%好ましくは5〜20%とすることが、良好な分
散性を有する樹脂組成物を得るという観点から好ましい
、更に抗菌性粉体の粒子径には特に制限はないが、より
少量の粉体で抗菌性繊維製品を得るという観点からは、
粒子径は比較的小さいことが好ましい、粉体の粒子径は
、例えば0.04〜20μ麺、好ましくは0.5〜2μ
−であることができる。
本発明に用いられる樹脂としては、例えば、デンプン、
トラガントゴム、ブリテ、イジュゴム、カゼイン、卵白
等の天然糊剤、ポリビニルアルコール、ポリアクリルア
ミド、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリ
ウム、ポリアクリル酸エステル等の合成糊剤やその他の
ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、アセ
タール樹脂、ケトン樹脂、アルキルカーバメイト樹脂、
尿素樹脂、メラミン樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル
樹脂、ナイロン樹脂、天然ゴム、ニトリルゴム(NBR
) 、スチレンブタジェンゴム(SBR) 、クロロプ
レンゴム(CR)等の合成樹脂の各種溶剤タイプとエマ
ルジッンタイプを挙げることができる。
本発明において、使用する溶剤としては水を含む系が作
業性や乾燥工程の簡便性より好ましい。
さらに有機溶媒、例えば、トリクロロエチレン、パーク
ロルエチレン、1.1.1−トリクロロエタン、トルエ
ン、キシレン、ミネラルスピリット等の単独または混合
溶削、水混合溶剤でも使用できる。
本発明において、前記抗菌性粉体と樹脂と溶剤を混合し
基布に適用する際の混合率は、樹脂固形分に対して抗菌
性粉体は、0.1〜30%、好ましくは1〜10%含有
されるように調製することが高い抗菌力を示すという観
点から適当である。
本発明において、基布に対する適用方法としては捺染で
あり、全面に多量に適用されることが抗菌及び防黴性を
高めるという観点からは好ましい。
しかし作業用手袋等では手袋の適当な伸縮性、手ざわり
感が必要であり、基布に対して印捺する際にスクリーン
メツシュは60〜20メツシユ、好ましくは50〜30
メツシユである0作業用手袋等の凹凸の大きい粗い織物
に80メツシュ以上の細かいスクリーンメツシュを用い
た場合には、適用する樹脂組成物が少量しか印捺されず
、また均一に適用することも難しい。
本発明の樹脂組成物の製造方法においては、種々の混合
機を用いることができ、例えばすり分散力の高いパンバ
リミキサー 2本ロールミル、及びニーダ−や、すり分
散力の弱い3本ロールミル、コロイドミル、ミキサー、
デイスパー、ホモミキサー、サンドミル及びボールミル
等も使用できる。
また樹脂組成物中には必要に応じて架橋剤、油類、ワッ
クス、充填剤、防腐剤、着色剤、安定剤、セル調整側(
界面活性剤)等を含んでもよい。
本発明において、基布として用いられる繊維材料は、本
発明方法における製造方法工程によって、変賞したりす
ることのないものであれば、その種類、形状等に格別の
限定はない0例えば、木綿、羊毛、絹、麻などの天然繊
維、レーヨン、キエプラなどのセルロース繊維、ナイロ
ン6、ナイロン66などのようなポリアミド繊維、ポリ
エチレンテレフタレート繊維などのようなポリエステル
繊維、ポリアクリルニトリル繊維などのようなアクリル
繊維、水不溶化されたポリビニルアルコール繊維、セル
ロースアセテート繊維などから選ばれた少なくとも1種
の繊維からなる織布、編布、不織布およびこれらの複合
体などを用いる事ができるが、素材は伸縮性・通気性の
点から木綿が好ましく、編物の編み方は伸縮性に優れた
ゴム編、メリヤス編が好ましい。
本発明における繊維材料に対する適用方法としては捺染
であり、その内ロール捺染機やスクリーン捺染機によっ
て加工できる。捺染する模様はドツト(点)、ストライ
プ(斜線)、地型全面プリント等いずれも可能である。
本発明によって得られる抗菌性繊維製品は伸縮性・通気
性が重要視される種々の繊維製品に利用できる。
(発明の効果) 本発明によれば、抗菌性粉体と樹脂と溶剤よりなる樹脂
組成物を60〜20メツシユのスクリーンメツシュを通
して適用するから、高い抗菌力を有し、かつ伸縮性、手
触り感、通気性も損なわない作業用手袋等を提供するこ
とができる効果がある。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により更に詳しく説明する。
参考例1 (抗菌性ゼオライトの調製)110℃で加熱
乾燥した市販の八−型ゼオライド粉末(Nano HA
Ito3・1.9SiOt  −xHlO:平均粒径1
.5μ曽) 1 kgに水を加えて、1.31のスラリ
ーとし、その後攪拌して脱気し、さらに適簀の0.5N
硝酸溶液と水とを加えてpHを5〜7に調整し、全容を
1.8Eのスラリーとした0次にイオン交換の為、0.
03Nの硝f11銀溶液11.2.5N硝酸亜鉛液11
.0.2N硝酸アンモニウム溶液1zの混合液を加えて
全容を4.81とし、このスラリー液を40〜60℃に
保持し24時間撹拌しつつ平衡状態に到達させた状態に
保持した。イオン交換終了後ゼオライト粉を濾過し温水
でゼオライト相中の過剰の銀、亜鉛、アンモニウムイオ
ンがなくなるまで水洗した0次にサンプルを110℃で
加熱乾燥し、抗菌性ゼオライト粉体サンプルを得た。得
られたサンプルは銀ヲ2.5%、亜鉛16.5%、アン
モニウム1%を含有したものであった。
実施例1、比較例1,2及びそれらの試験例1市版の綿
100%軍手(厚手編物)に下記の樹脂組成物をサンド
グラインダーで3時間混練した後、所定のスクリーンメ
ツシュを通してストライブ縞(印捺間隔Low、未印捺
間隔10fi)をオートスクリニング機(六基製・型式
1000)で印捺した。しかる後、それらを130℃で
3分間熱処理し抗菌加工作業用手袋を得た。同様の条件
にて抗菌性粉体を含有しない作業用手袋(表1・比較例
2)も得た。
(樹脂組成物): A、アクリル系エマルジョン       20部(大
日本インキ化学工業製 Ryudye−W  Fixer  730)B、ミネ
ラルターペン(溶剤)52部 C6乳化増粘剤             25部(大
日本インキ化学工業製 Reducer Conc 400) D、顔料・白            1部(大日本イ
ンキ化学工業製Ryudye−14TA 705)E、
抗菌性粉体(参考例1)        2部得た各サ
ンプルについて試験片(50x50m)を切り取り、そ
れらについて樹脂組成物の付着量、伸縮性の評価として
J l5−L−1096に示されている3%伸長時の伸
長弾性率、通気性の評価としてフラジール形試験機によ
る通気度、抗菌性試験として大腸菌によるAATCC−
100法(初期菌数2×10S個)での18時間後の菌
数を測定した。結果を表−1に示す。
表−1 り感(20名怒応試験、5段階)及び抗菌性の試験を行
った。
抗菌性の試験は、実施例1と同様の条件で行った。結果
を表−2に示す。
表−2 実施例2、比較例3及びそれらの試験例2実施例1と同
様種類の樹脂組成物でその配合比(実施例1の樹脂組成
のA、B:他は同じ)が下記の様なものを用いてスクリ
ーンメツシュ50で印捺し、抗菌加工作業用手袋を得た
。得たそれぞれの手袋で、洗濯(JIS−L−0217
−103法′)を20回行ったものについて抗菌性粉体
の脱落率の測定、手触本手触り感 5:試験者全員がソフトな感触と判定。
4:試験者の半分以上がソフトな感触と判定。
3:試験者の半分以上が通常の感触と判定。
2:試験者の半分以上がコワイ感触と判定。
1:試験者全員がコワイ怒触と判定。
試験例3 実施例1−2及び比較例2の作業用手袋について鮮魚類
を扱う作業者に4.10日間使用した後、悪臭成分であ
るメチルメルカプタン及びイソ酪酸の定量をガス検知管
法で行った。結果を表−3に示す。
表−3車位:PPm

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、抗菌性粉体と樹脂と溶剤を含有した樹脂組成物を基
    布に60〜20メッシュのスクリーンを通して適用させ
    ることを特徴とする作業用手袋等の製造方法。 2、抗菌性粉体がゼオライト又は無定形アルミノケイ酸
    塩中のイオン交換可能なイオンの一部又は全部を銀、銅
    又は亜鉛イオンで置換したものである請求項1記載の作
    業用手袋等の製造方法。 3、樹脂組成物の適用量が基布1m^2に対して0.3
    〜1gである請求項1記載の作業用手袋等の製造方法。 4、樹脂組成物中の樹脂固形分が5〜20%である請求
    項1記載の作業用手袋等の製造方法。
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