JPH0280219A - トグル式射出成形機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトグル式型締射出成形機て係ジ、４？に型締力
の安定化に好適なトグル式型締射出成形機に関する。

〔従来の技術〕

従来のトグル式射出成形機に於けろ型締力の安定化装置
は、特開昭６ｌ−２ａｓｓ１８号に記載のよう知、タイ
バーに歪量を検出する歪検出器を設け、初期の型閉、型
開の歪差を記憶しておき、その歪差を常に一定になる様
に可動ダイプレートを動かす根になっていた。

「発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は、多数便のタイバー間の温度差について
配慮がされておらず、型閉時その温度差に応じて型閉力
が全型内でバラツギが生じるという問題があった。また
上記従来技術は、雰囲気温度等の変化によりタイバーが
伸縮することを前提としていた。

本発明の目的は、雰囲気温度、金型等から温度の影響を
受けず、かつ多数個のタイバー間の温度差をなくすこと
にある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、型締タイバと固定ダイプレートおよび可動
ダイプレートとの間に所望温度の熱媒体を流し、さらに
型締タイバの外周に所望温度の熱媒体を流すことによっ
て型締タイバの温度側ｍを図ることにより達成される。

〔作用〕

型締タイバと型締固定ダイプレートおよび可動ダイプレ
ートとの間に所望温度の熱媒体を流し、さらに型締タイ
バの外周に所望温度の熱媒体を流すことは、■固定ダイ
プレートおよび可動ダイプレートを通しての成形金型か
らの型締タイバへの伝熱ｆｔ５ｌＩ！Ｆｒし、しかも射
出シリンダからの伝熱を遮断する、■成形金型からの型
締タイバへの輻射熱を遮断する、■型締タイバを所望温
度に制御することができるので、型締タイバ温度を一定
に保ち、温度変化による型締タイバの伸Ｍｊをおさえ型
締力を一定に保つことができる。

〔発明の効果〕 本発明によれば、高温に保たれた金型、高温なシリンダ
等からのタイバーへの断熱ができるので、タイバーは常
に一定温度に保たれ、タイバーの伸縮による型締力の変
化がな（、良好な射出底形加工を行なうことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図は、本発明の一実施例を適用したトグル式射出成
形機を示す。固定金型１は固定ダイプレート２に、他方
の可動金型６は可動ダイプレート４にそれぞれ取付けら
れている。４本のタイバー５は、その−ｙ＃ａを熱媒体
流路６（及び媒体供給口９、媒体排出口１０）とＯリン
グ１５を有した断熱機構部７を介して固定ダイプレート
２に取付けられ、可動ダイプレート４を介してシリンダ
プレー）８に％もう一端が取付けられている。なお該シ
リンダプレート８も、固定ダイプレート２と同様に熱媒
体流路６（及び媒体供給口９、媒体排出口１０）とＯリ
ング１５ｆ：有し、タイバー５を取付けている。また、
可動ダイプレート４は、軸受１６を介して断熱機構部７
が設けられている。

また、タイバー５は、伸縮自在なカバー１４で固定ダイ
プレート２．可動ダイプレート４間が覆われており、媒
体供給口９−１及び媒体排出口１゜−１が設けられてい
る。

シリンダプレート８と可動ダイプレート４の間には、二
組のトグルリンク１１が設けられ、可動ダイプレート４
は該トグルリンク１１により駆動され、タイバー５上を
摺動できるように設けられている。また、固定金型１に
は、溶融樹脂を鋳込むためのシリンダ１２及びノズル１
３が位ｔｌしている。

室温と同温度で保たれた熱媒体（例えば熱媒体油、水、
空気でもよい）を媒体供給口９より供給２し、熱媒体流
路６全通し、媒体排出口１０より排出する。また、室温
と同温度に保たれ良熱媒体を媒体供給口９−１より供給
し、媒体排出口１０−１より排出して成形作業全行なっ
た。

本実施例によれば５高温に保たれた（例えばポリカーボ
ネート樹脂底形の場合１００℃以上）固定型１及び可動
型２からタイバー５への輻射熱はカバー１４により断熱
され、また固定ダイプレート４を介してタイバー５に伝
わってくる熱は断熱機構部７により断熱される。同様に
、シリンダ１２及びノズル１３からの熱も断熱され、タ
イバー５は室温の一定温度に保たれた。また、４本のタ
イバー５の温度バラツキも＊１℃以下に保たれた。

これらにより型締力のバラツキも＊２チ以下に押えるこ
とができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るトグル式、射出底形機の一実施例
を示す平面囚である。 １・・・固定金型、２・・・固定ダイプレート、３・・
・可動金型、４・・・ｏＴｗＪグイプレート、５・・・
タイバー、６・・・熱媒体流路、７・・・断熱機構部、
８・・シリンダプレート、？・・・媒体供給口、９−１
・・・媒体供給口、１０・・・媒体排出口、１０−１・
・・媒体排出口、１１・・・トグルクランプ、１２・・
・シリンダ、１３・・・ノズル、１４・・・カバー　１
５・・・０リング、１６・・・軸受。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、トグル式型締射出成形機の固定ダイプレートにおけ
   る型締タイバ設置部に熱媒体流路を設け、該熱媒体流路
   に所望の熱媒体を流すことを特徴とするトグル式射出成
   形機。 ２、トグル式型締射出成形機の可動ダイプレートにおけ
   る型締タイバ軸受の外周部に熱媒体流路を設け、該熱媒
   体流路に所望の熱媒体を流すことを特徴とする請求項１
   記載のトグル式射出成形機。 ３、トグル式型締射出成形機の型締タイバにおいて、固
   定ダイプレートと可動ダイプレートとの間に型締タイバ
   の外周部に伸縮可能なカバーを設け、該カバーと該型締
   タイバとの隙間に熱媒体を流すことを特徴とする請求項
   １記載のトグル式射出成形機。