JPH028009Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH028009Y2
JPH028009Y2 JP16357182U JP16357182U JPH028009Y2 JP H028009 Y2 JPH028009 Y2 JP H028009Y2 JP 16357182 U JP16357182 U JP 16357182U JP 16357182 U JP16357182 U JP 16357182U JP H028009 Y2 JPH028009 Y2 JP H028009Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
flooring
baseboard
wall
lower edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16357182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5967438U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16357182U priority Critical patent/JPS5967438U/ja
Publication of JPS5967438U publication Critical patent/JPS5967438U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH028009Y2 publication Critical patent/JPH028009Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は室内等の隅角部における内装構造に関
するものである。 〔従来の技術〕 この種の内装構造にあつては第1図に示すよう
に床材部4の一側縁に線状溝5を介して巾木部3
を設けた隅床材20が用いられることがある。こ
のような隅床材20は床材と巾木とが同時に敷設
出来る有用なものである。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら該隅床材20を適用する場合、こ
のままでは第2図に示すように隅角1と該隅角1
を介して相接する一対の壁部2A2Bとからな
る隅角部10において、壁部2Aの下縁部に当接
せられる隅床材20Aの巾木部3Aと、壁部2B
の下縁部に当接せられる隅床材20Bの巾木部3
Bとの隅角1における突合せ部分に巾木部3A
3Bの端面31A,31Bが露出しまた床に敷設
される隅床材20Aの床材部4Aと隅床材20B
の床材部4Bとの間に大きな間隙があいて外観上
あるいは実用上極めて不都合なものとなる。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記したような隅角部における巾木突
合せ部分端面が露出せず、かつ床材間にも間隙が
形成されないようにすることを目的とし、上記目
的に合わせて床材と巾木とを一体として内装工事
を容易にすることを目的とするものである。 しかして本考案は床材部4と、該床材部4の一
側縁に線状溝5を介して設けた巾木部3とからな
る隅床材20の一対20A,20Bを、隅角1を
介して相接する一対の壁部2A2Bの下縁部2
1A,21Bから床部22A,22Bにかけて
夫々敷設し、該隅床材20A,20Bの該床材部
4A,4Bを床部22A,22B、該巾木部
A,3Bを壁部2A2Bの下縁部21A,21
Bに配置した構造において、一方の隅床材20A
の巾木部3Aを床材部4Aより突出せしめて突出
13Aを形成し、他方の隅床材20Bの巾木部
3Bをそれに対応して床材部4Bより陥入せしめ
て陥入部13Bを形成し、該一方の隅床材20A
の巾木部3Aの突出部13Aを一方の壁部2A
下縁部21Aより隅角1を介して折曲げて他方の
壁部2Bの下縁部21Bに当接して他方の隅床材
20Bの巾木部3Bの陥入部13Bに嵌合し、更
に双方の隅床材20A,20Bの床材部4A,4
Bの端縁が床材部20A,20Bの長手方向とな
す角をθ1,θ2とし、隅角1において該一対の壁部
2A,2Bがなす角をθ3とするとθ1+θ2=360゜−
θ3となるようにして双方の床材部4A,4Bの端
縁相互を接合したことを骨子とする。 〔実施例〕 本考案を第3図以下に示す一実施例によつて説
明すれば、隅床材20は床材部4と、該床材部4
の一側縁に線状溝5を介して設けた巾木部3とか
らなる。該隅床材20の一対20A,20Bの端
部を第3図に示すような形状に夫々切断する。即
ち一方の隅床材20Aにおいては巾木部3Aを床
材部4Aより長さだけ突出せしめて突出部13
Aを形成し、床材部4Aの端縁は該隅床材20A
の長手方向に対してθ1の角度を持つ。また他方の
隅床材20Bにおいては巾木部3Bを床材部4B
より長さだけ切欠いて陥入部13Bを形成し、
床材部4Bの端縁は該隅床材20Bの長手方向に
対してθ2の角度を持つ。そして該隅床材20A,
20Bが適用される隅角部10において、該隅角
部10を構成する隅角1近傍の壁部2A2B
なす角をθ3とすればθ3+θ1+θ2=360゜であり、し
たがつてθ1+θ2=360゜−θ3となる。例えばθ3を90

とすればθ1+θ2=360°−90°=270°、一般にはθ1

θ2=135゜である。かくして壁部2Aの下縁部から
隅床材20Aを敷設し、壁部2Bの下縁部から隅
床材20Bを敷設する隅床材20A,20Bの巾
木部3A,3Bは線状溝5A,5Bの個所から折
り立てて壁部2A2Bの下縁部21A,21B
に配置し、床材部4A,4Bは壁部2A2B
下縁から延長する床部22A,22Bに配置す
る。該隅床材20A,20Bの接合部分において
は一方の隅床材20Aの巾木部3Aの突出部13
Aを壁部2Aの下縁部21Aより隅角1を介して
折曲げて壁部2Bの下縁部21Bに至らしめ、隅
床材20Bの巾木部3Bの陥入部13Bに嵌合す
る。更に隅床材20A,20Bの床材部4A,4
Bの端縁相互を接合する。 本考案の隅床材は一般的には接着剤を用いて室
内に張設せられる。 〔作用・効果〕 床材部と、該床材部の一側縁に線状溝を介して
設けた巾木部とからなる隅床材の一対を、隅角を
介して相接する一対の壁部の下縁部から床部にか
けて夫々敷設し、該隅床材の該床材部を床部、該
巾木部を壁部の下縁部に配置した構造において、
一方の隅床材の巾木部を床材部より突出せしめて
突出部を形成し、他方の隅床材の巾木部をそれに
対応して床材部より陥入せしめて陥入部を形成
し、該一方の隅床材の巾木部の突出部を一方の壁
部の下縁部より隅角を介して折曲げて他方の壁部
の下縁部に当接して他方の隅床材の巾木部の陥入
部に嵌合し、更に双方の隅床材の床材部の端縁が
隅床材の長手方向となす角をθ1,θ2とし、隅角に
おいて該一対の壁部がなす角をθ3とするとθ1+θ2
=360゜−θ3となるようにして双方の床材部の端縁
相互を接合したから隅角においては巾木部の端面
が露出せず、更に他方の壁部下縁部における巾木
部と巾木部との接合部分においても巾木部の端面
は露出せず、また一方の隅床材の床材部端縁と他
方の隅床材の床材部端縁とは空隙を殆んど生ずる
ことなく接合せられ、かくして隅角部横造の外観
は極めて望ましいものとなる。また巾木部と床材
部が一体的になつているので夫々別材を張設する
手間が不要になり、巾木部は線状溝によつて容易
に折り立てることが出来、内装工事が極めて容易
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は隅床材の斜視図、第2図は欠陥例を示
す斜視図、第3図および第4図は本考案の一実施
例を示すものであり、第3図は切欠いた状態の隅
床材の平面図、第4図は本考案を隅角部に張設し
た状態の斜視図である。 図中、1……隅角、2A2B……壁部、
A,3B……巾木部、13A……突出部、13B
……陥入部、20A,20B……隅床材、21
A,21B……下縁部、22A,22B……床
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床材部と、該床材部の一側縁に線状溝を介して
    設けた巾木部とからなる隅床材の一対を、隅角を
    介して相接する一対の壁部の下縁部から床部にか
    けて夫々敷設し、該隅床材の該床材部を床部、該
    巾木部を壁部の下縁部に配置した構造において、
    一方の隅床材の巾木部を床材部より突出せしめて
    突出部を形成し、他方の隅床材の巾木部をそれに
    対応して床材部より陥入せしめて陥入部を形成
    し、該一方の隅床材の巾木部の突出部を一方の壁
    部の下縁部より隅角を介して折曲げて他方の壁部
    の下縁部に当接して他方の隅床材の巾木部の陥入
    部に嵌合し、更に双方の隅床材の床材部の端縁が
    隅床材の長手方向となす角をθ1,θ2とし、隅角に
    おいて該一対の壁部がなす角をθ3とすると、θ1
    θ2=360゜−θ3となるようにして双方の床材部の端
    縁相互を接合したことを特徴とする隅角部内装構
    造。
JP16357182U 1982-10-27 1982-10-27 隅角部内装構造 Granted JPS5967438U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16357182U JPS5967438U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 隅角部内装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16357182U JPS5967438U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 隅角部内装構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967438U JPS5967438U (ja) 1984-05-07
JPH028009Y2 true JPH028009Y2 (ja) 1990-02-26

Family

ID=30358868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16357182U Granted JPS5967438U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 隅角部内装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5967438U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5967438U (ja) 1984-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2276071A (en) Panel construction
JPH028009Y2 (ja)
JP2012140853A (ja) 実接合する板材および木質系床材の接合構造
US4217673A (en) Broad knife for drywall corners
JPS5811864Y2 (ja) パネル接合装置
US20190003503A1 (en) Strip and slot bonded joint
JPS5819036U (ja) 建築板用継手
JP2729399B2 (ja) 真壁造の断熱装置
JP2018115426A (ja) 床材ユニットおよびその施工方法
US2537154A (en) Brick siding corner construction
JPS6318676Y2 (ja)
JPS5935715Y2 (ja) 壁面材
JPS58729Y2 (ja) 外装材
JPS6136687Y2 (ja)
US1653656A (en) Building-corner guard
JP2518138Y2 (ja) 壁 材
JPH0725376Y2 (ja) 壁面材の接続構造
JPS6385745U (ja)
JPH024194Y2 (ja)
JPH083661Y2 (ja) 下枠材
JP2591685Y2 (ja) 外壁板の接合用目地材
JPH0336646Y2 (ja)
JPS6227908U (ja)
JPH03101741U (ja)
JPS5918852A (ja) 製床方法とその床材