JPH0280084A - ミシンに装着可能な刺繍装置 - Google Patents

ミシンに装着可能な刺繍装置

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Publication number
JPH0280084A
JPH0280084A JP23334188A JP23334188A JPH0280084A JP H0280084 A JPH0280084 A JP H0280084A JP 23334188 A JP23334188 A JP 23334188A JP 23334188 A JP23334188 A JP 23334188A JP H0280084 A JPH0280084 A JP H0280084A
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JP
Japan
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embroidery
bobbin
sewing machine
drive
sewing
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Application number
JP23334188A
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English (en)
Inventor
Shintaro Hirabayashi
平林 信太郎
Nobuyuki Naganuma
長沼 伸行
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はミシンに装着可能な刺繍装置に関し、特に刺繍
装置をミシンに装着した状態で且つ刺繍テーブルの開口
部に加工布を取付けた状態で、ミシンの水平釜に下糸ボ
ビンを着脱できるようにしたものに関する。
〔従来技術〕
従来、ミシンのフリーアーム部に着脱して比較的大きな
文字や図形の刺繍縫いを可能にした刺繍装置が特開昭5
9−75084号公報などで開示されている。
この刺繍装置では、下糸を交換するときや下糸を補充す
るときに、その都度刺繍装置をミシンから取り外さなけ
ればならず、刺繍装置の離脱作業や装着作業を余分に必
要とするという問題がある。
そこで、本願出願人は、刺繍装置をミシンから取り外す
ことなく水平釜に下糸ボビンを着脱し得るようにしたミ
シンに装着可能な刺繍装置(実願昭63−103031
号、特願昭63−193714号)を提案した。
上記光の出願に係るミシンに装着可能な刺繍装置は、刺
繍装置をミシンに装着した状態でミシンの水平釜に対応
する本体フレームの針板の部分に、水平釜に下糸ボビン
の着脱を可能とするボビン取出口を設け、刺繍テーブル
の開口部及びボビン取出口を介して水平釜に下糸ボビン
を容易に着脱し得るようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記光の出願に係るミシンに装着可能な刺繍装置におい
ては、刺繍縫いを施す加工布を交換するときや刺繍縫い
の場所を変更するために加工布を刺繍テーブルの開口部
から取外したときには、刺繍装置をミシンに装着した状
態で開口部及びボビン取出口を介して下糸ボビンを水平
釜から容易に着脱し得る。
しかし、加工布を開口部に取付けた状態の刺繍縫いの途
中、下糸ボビンを着脱するときや下糸の残量を確認する
ときには、その都度加工布を開口部から取外さなければ
ならないので、加工布の取外し作業及び取付は作業を余
分に必要としこれらの作業に伴うかなりの時間を浪費す
ること、刺繍している模様の途中で加工布を取外すと取
外し前の位置に加工布を正確に取付は直すことが殆んど
不可能なので、刺繍済みの模様の一部を解かなければな
らないこと、などの問題がある。
本発明の目的は、刺繍装置をミシンに装着した状態で且
つ加工布を刺繍テーブルから取外すことなく、水平釜へ
の下糸ボビンの着脱を容易に行なえるようなミシンに装
着可能な刺繍装置を従供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るミシンに装着可能な刺繍装置は、刺繍縫い
に供する加工布が装着される開口部を有する刺繍テーブ
ルと、針挿通口と水平釜に下糸ボビンを着脱する為のボ
ビン取出口とを有する針板を備えた本体フレームと、刺
繍テーブルを本体フレームに対して左右方向へ駆動する
駆動機構と、刺繍テーブルを本体フレームに対して前後
方向へ駆動する駆動機構と、両駆動機構を制御する制御
手段とを備え、水平釜を有するミシンのフリーアームに
着脱可能に装着した状態で、ボビン取出口が水平釜に対
応し、ミシンの縫針の上下運動と協働して加工布に刺繍
縫いを施す刺繍装置において、刺繍テーブルを後方限界
位置と左方限界位置との何れか一つの限界位置に移動さ
せた状態において、ボビン取出口を介して下糸ボビンを
交換するためにボビン取出口が刺繍テーブルの外側に臨
むように、刺繍テーブルを前記限界位置へ移動させる前
記駆動機構と刺繍テーブルとを構成したものである。
〔作用〕
本発明に係るミシンに装着可能な刺繍装置においては、
刺繍装置をミシンに装着した状態において、本体フレー
ムの針板にはミシンの水平釜に対応してボビン取出口が
設けられている。一方、刺繍テーブルを後方限界位置に
移動させたときにはボビン取出口が刺繍テーブルの前端
より前方に臨むように、刺繍テーブルと刺繍テーブルを
前後方向へ駆動する駆動機構とが構成され、或いは刺繍
テーブルを左方限界位置に移動させたときにはボビン取
出口が刺繍テーブルの右端より右方に臨むように、刺繍
テーブルと刺繍テーブルを左右方向へ駆動する駆動機構
とが構成されている。
従って、刺繍テーブルを後方限界位置と左方限界位置と
の何れか一つの限界位置に移動させることにより、加工
布を刺繍テーブルの開口部から取外すことなく刺繍テー
ブルの外側に臨むボビン取出口を介して水平釜に下糸ボ
ビンを容易に着脱することができる。
〔発明の効果〕
本発明に係るミシンに装着可能な刺繍装置によれば、以
上説明したように、刺繍装置をミシンに装着した状態で
刺繍テーブルを後方限界位置と左方限界位置との何れか
一つの限界位置に移動させるという簡単な操作を介して
、刺繍テーブルの外側に臨むボビン取出口を介して水平
釜に下糸ボビンを容易に着脱したり下糸残量を確認した
りすることができる。これにより、下糸ボビンの交換や
下糸残量の確認に際して、刺繍装置の離脱及び装着作業
を省略できるのに加えて、加工布の取外し及び取付は作
業を必要とせず、刺繍装置の操作性及び作業能率の大幅
な向上を図ることができる。
加工布を開口部から取外すことなく下糸ボビンを交換で
きるので、下糸ボビンの交換後刺繍チーフルと加工布を
元の位置に正確に復帰させることが制御技術如何で可能
となり、これにより模様面れを起さずに刺繍を続行する
ことが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は電子制御式ジグザグミシンのフリーアーム部
に装着して加工布に刺繍縫いを施す刺繍装置に本発明を
適用したものである。
先づ、刺繍装置1が装着可能な電子制御式ジグザグミシ
ンMの概略を第1図に基いて説明する。
このミシンMのアーム部2内には針棒上下駆動装置と針
棒揺動駆動装置及び天秤駆動装置とが組み込まれ、フリ
ーアーム部(ベツド部)3内には布送り用の送り歯の上
下動のための上下送り駆動装置と送り歯の前後動のため
の前後送り駆動装置及び下糸ボビン4を保持する内釜及
び外釜からなる水平釜5とが組み込まれている。これら
針棒揺動駆動装置と前後送り駆動装置とは図示外のパル
スモータで夫々駆動され、針棒上下動装置と天秤駆動装
置及び上下送り駆動装置とはミシンモータ6 (第5図
参照)で夫々駆動される。尚、符号7は針棒、符号8は
縫針、符号9は押え棒、符号10は針板、符号1)は滑
り板である。
アーム部2の先端に設けられた頭部12には、ミシンモ
ータ6の起動・停止を制御するスタート/ストップスイ
ッチ13が設けられ、脚柱部14には電源スィッチ15
が設けられている。
次に、加工布に所望の刺繍を施す刺繍装置1について、
第1図〜第4図に基いて説明する。
本体フレーム16の前側部には操作部17が設けられ、
操作部17の後方の本体フレーム16には刺繍テーブル
18を左右方向(以下、X方向という)に移動させるX
方向駆動機構66と前後方向(以下、Y方向という)に
移動させるY方向駆動機構67とを備えた駆動部19が
設けられている。
操作部17には、刺繍縫いを開始或いは停止させるため
のスタート/ストラプスインチ20.所望の刺繍模様を
選択するテンキーと「+」キー及び「−」キーとからな
る模様選択スイッチ21、模様選択スイッチ21で選択
された刺繍模様の模様番号を表示するための表示器22
、刺繍テーブル18を左方へ移動させる左方移動キー2
3、右方へ移動させる右方移動キー24、前方へ移動さ
せる前方移動キー25、後方へ移動させる後方移動キー
26が設けられている。
駆動部19が設けられる本体フレーム16は平面視略方
形状であり、本体フレーム16は土壁としての針板27
と下壁としての底板28を備えている。刺繍装置1をミ
シンMのフリーアーム部3に装着したときに、針板27
はフリーアーム部3の上面に位置し、底板28はフリー
アーム部3の下面とミシンMのベース29との間に挿入
される。
この状態において、縫針8の下方の針板27には針挿通
口30が形成されると共に、滑り仮1)の上方に対応す
る矩形状のボビン取出口31が形成されている。
次に、刺繍テーブル18をX方向に駆動するX方向駆動
機構66について説明する。
前記針板27の後部下面側には左右方向に第1ラック部
材32が配設され、この第1ランク部材32には左右方
向に長いスリット33が形成され、このスリット33に
は針板27の下面から下方へ延びる一対のガイドピン3
4・35が夫々挿通し、第1ラック部材32は各ガイド
ピン34・35の下端近傍部に取付けた抜止め用ファス
ナー36で所定の高さに保持されている。この第1ラッ
ク部材32の左端部には刺繍テーブル18をX方向へ移
動させるための駆動ピン37が立設されている。
第1ランク部材32の後端面にはその右端部近傍から所
定長さに亙ってランク38が形成され、このラック38
に噛み合うピニオン39及びピニオン39と一体形成さ
れた中間ギヤ40が針板27に回転自在に取付けられて
いる。更に、中間ギヤ40に噛み合う駆動ギヤ41を取
り付けた第1パルスモータ42は補助フレーム43にビ
ス44で固着されている。これにより、第1パルスモー
タ42が駆動されたときには駆動ギヤ41及び中間ギヤ
40を介してピニオン39が回転され、第1ランク部材
32はそのスリット33に嵌合する一対のガイドピン3
4・35でガイドされなからX方向(左右方向)に駆動
される。
次に、刺繍テーブル18をX方向に駆動するX方向駆動
機構67について説明する。
前記針板27の左方寄り部分の下面側には前後方向に第
2ラック部材45が配設され、この第2ラック部材45
には前後方向に長いスリット46が形成され、このスリ
ット46には針vi27の下面から下方へ延びる一対の
ガイドピン35・47(但し、ガイドピン35は第1ラ
ック部材32のスリット33にも嵌合している)が夫々
挿通し、第2ランク部材45は各ガイドピン35・47
の下端近傍部に取付けた抜止め用ファスナー36で所定
の高さに保持されている。刺繍テーブル18を支持する
とともに前後方向へ移動させるために、第2ラック部材
45の前端部及び後端部は夫々3字状に内方へ屈曲され
た支持部48・49が左右方向に向けて形成され、この
支持部48・49の上端部には摩擦抵抗が少ないスペー
サ50・51が夫々取付けられている。
第2ラック部材45の左端面にはその所定長さに亙って
ラック52が形成され、このラック52に噛み合うピニ
オン53及びピニオン53と一体形成された中間ギヤ5
4が針板27に回転自在に取付けられている。更に、中
間ギヤ54に噛み合う駆動ギヤ55を取り付けた第2パ
ルスモータ56は補助フレーム57にビス58で固着さ
れている。これにより、第2パルスモータ56が駆動さ
れたときには駆動ギヤ55及び中間ギヤ54を介してピ
ニオン53が回転され、第2ラック部材45はそのスリ
ット46に嵌合する一対のガイドピン35・47でガイ
ドされなからX方向(前後方向)に駆動される。
刺繍テーブル18の下面の左端近傍部の後半部分には前
後方向に延びるガイド溝59が形成され、刺繍テーブル
18の前端の近傍部及び後端の近傍部には左右方向に延
びるガイド溝60・61が夫々形成されており、刺繍テ
ーブル18は、そのガイド溝59に前記駆動ピン37の
上端部が係合し、ガイド溝60にスペーサ50を介して
支持部48が係合すると共にガイド溝61にスペーサ5
1を介して支持部49が係合した状態で針板27上に載
置される。即ち、第1パルスモータ42の駆動により第
1ラック部材32がX方向に移動するのに伴って駆動ピ
ン37もX方向に移動し、刺繍テーブル18は、そのガ
イド溝60及びガイド溝61に夫々係合する支持部48
・49でガイドされなからX方向に移動する。また、第
2パルスモータ56の駆動により第2ラック部材45が
X方向に移動するのに伴って両支持部48・49もX方
向に移動し、刺繍テーブル18は、そのガイド溝59に
係合する駆動ピン37でガイドされなからX方向に移動
される。従って、第1パルスモータ42及び第2パルス
モータ56を組み合わせて駆動することによりX方向駆
動機構66及びX方向駆動機構67を介して、刺繍テー
ブル1日を、その一対のガイド溝60・61の右端が一
対の支持部48・49の右端に夫々当接する左方限界位
置からその一対のガイド溝60・61の左端が一対の支
持部48・49の左端に夫々当接する右方限界位置に亙
って且つガイド溝59の後端が駆動ピン37に当接する
前方限界位置からガイド溝59の前端が駆動ピン37に
当接する後方限界位置(第2図に3点鎖線で図示)に亙
る移動領域内の所望の位置へ移動させることができる。
ここで、第2図に3点鎖線で示すように前記刺繍テーブ
ル18を後方限界位置へ移動させたときには、ボビン取
出口31全体が刺繍テーブル18の前端より前方に臨む
ように、刺繍テーブル18とX方向駆動機構67が構成
されている。
前記刺繍テーブル18の右手部分の部寄部分には、加工
布をバネ鋼製のリング状部材を用いて刺繍テーブル18
に取り付けて刺繍縫いを施すための円形の開口部62が
形成されている。
本体フレーム16内には、針板27と底板28及び一対
の側壁63とでフリーアーム挿入口64が形成されてお
り、刺繍装置1をミシンMに装着したときには第2図〜
第4図に示すように、フリーアーム挿入口64にフリー
アーム部3が挿入される。このとき、ボビン取出口31
と滑り板1)とが上下に対応した位置関係となる。つま
り、滑り板1)を前方へ開いて開放して水平釜5に下糸
ボビン4を着脱するときには、第2図に3点鎖線で示す
ように刺繍テーブル18を後方限界位置へ移動させるこ
とにより、ボビン取出口31全体が刺繍テーブル18の
前方に臨み且つボビン取出口31は水平釜5に対応する
ので、開口部62に加工布を取り付けた状態でボビン取
出口31を介して水平釜5に下糸ボビン4を容易に着脱
したり下糸残量を確認したりすることができる。
次に、刺繍装置1の制御系の全体構成について、第5図
の構成図に基いて説明する。
模様選択スイッチ21には縫製データ発生装置70が接
続されており、この縫製データ発生装置70には縫製可
能な多数の刺繍模様の夫々について各縫い動作毎のX方
向送りデータとX方向送りデータとを対にした刺繍デー
タを模様番号と対応させて予め格納されており、縫製デ
ータ発生装置70は模様選択スイッチ21で選択された
模様番号に対応する刺繍データのうち、X方向送りデー
タをX方向移動量演算装置71に供給し、X方向送りデ
ータをY方向移動量演算装置72に供給する。
この縫製データ発生装置70には、前記針棒7が1往復
上下運動する毎にその最上位置のときに1個のパルス信
号を発生するタイミング信号発生器73が接続されてお
り、このタイミングパルスが供給される毎に縫製データ
発生装置70はX方向送りデータをX方向移動量演算装
置71に供給し、X方向送りデータをY方向移動量演算
装置72に供給する。
X方向移動量演算装置71にはX方向移動制御装置74
が接続されており、Y方向移動量演算装置72にはY方
向移動制御装置75が接続されている。X方向移動制御
装置74は左方移動キー23或いは右方移動キー24の
操作時間に対応するX方向送りデータをX方向移動量演
算装置71に供給する。X方向移動量演算装置71は、
縫製データ発生装置70から供給されるX方向送りデー
タ及びX方向移動制御装置74から供給されるX方向送
りデータに基いて第1゛パルスモータ42を駆動するX
方向駆動パルス数及び駆動方向を演算により求める装置
であり、このX方向駆動パルス数信号及び駆動方向信号
をX方向駆動制御回路76に供給する。Y方向移動制御
装置75は前方移動キー25或いは後方移動キー26の
操作時間に対応するX方向送りデータをY方向移動量演
算装置72に供給する。Y方向移動量演算装置72は、
縫製データ発生装置70から供給されるX方向送りデー
タ及びY方向移動制御装置75から供給されるX方向送
りデータに基いて第2パルスモータ56を駆動するY方
向駆動パルス数及び駆動方向を演算により求める装置で
あり、このY方向駆動パルス数信号及び駆動方向信号を
Y方向駆動制御回路77に供給する。
その結果、X方向駆動制御回路76はX方向駆動パルス
数信号及び駆動方向信号に基いて第1パルスモータ42
を制御し、またY方向駆動制御回路77はY方向駆動パ
ルス数信号及び駆動方向信号に基いて第2パルスモータ
56を制御し、刺繍テーブル18のX方向及びY方向の
移動量が適宜制御されて、模様選択スイッチ21で選択
された刺繍縫いが施され或いは移動キー23〜26から
の指令に応じた刺繍テーブル18の移動が実行されるこ
とになる。
前記スタート/ストップスイッチ20にはモータ制御回
路78が接続されており、このスイッチ20から供給さ
れるON信号に基いてミシンモータ6を所定の縫製速度
で駆動させるようになっている。
尚、各装置70〜72・74・75や各回路76・77
及び第1パルスモータ42や第2パルスモータ56を夫
々駆動するための電源は図示外の接続線によりミシンM
から供給されている。また、この制御装置をCPUやR
OM及びRAMなどから成るマイクロコンピュータで構
成してもよい。
また、ミシンMには刺繍装置1の装着を検出する検出ス
イッチ(図示路)が設けられており、刺繍装置1がミシ
ンMに装着され検出スイッチから検出信号が出力された
ときには、ミシンMの制御装置は、針棒揺動駆動装置の
パルスモータを駆動させないように制御すると共に、前
後送り駆動装置のパルスモータも駆動させないように制
御する。
上記のように構成された刺繍装置1で刺繍縫いを施す場
合には、刺繍装置1をミシンMに装着し、開口部62に
バネ鋼製のリング状部材を用いて加工布をセットする。
各移動キー23〜26を繰作して刺繍テーブル18を刺
繍縫いの開始位置へ移動させ、模様選択スイッチ21を
操作して所望の刺繍模様を選択した後スタート/ストッ
プスイッチ20を操作する。これにより、ミシンモータ
6が回転し針棒7の上下往復運動と調時してタイミング
信号発生器73からタイミング信号が縫製データ発生装
置70に供給される。縫製データ発生装置70はタイミ
ング信号が供給される毎にX方向送りデータをX方向移
動量演算装置71に供給する一方、Y方向送りデータを
Y方向移動量演算装置72に供給する。X方向移動量演
算装置71で演算されたX方向駆動パルス数信号及び駆
動方向信号に基いてX方向駆動制御回路76は第1パル
スモータ42を駆動し、Y方向移動量演算装置72で演
算されたY方向駆動パルス数信号及び駆動方向信号に基
いてY方向駆動制御回路77は第2パルスモータ56を
駆動する。これにより、刺繍テーブル18が順次縫製位
置に移動されて縫針8の上下運動と協働して選択された
刺繍模様が加工布に形成される。
開口部62に加工布をセットした状態で下糸ボビン4を
取り外すときには、後方移動キー26を操作して刺繍テ
ーブル18を第2図の3点鎖線で示す後方限界位置へ移
動させると、ボビン取出口31全体が刺繍テーブル18
の前端よりも前方に位置するので、ボビン取出口31を
介して水平釜5から下糸ボビン4を容易に着脱すること
ができる。
以上説明したように、刺繍テーブル18を後方限界位置
へ移動させたときに、ボビン取出口31全体が刺繍テー
ブル18より前方に位置するように刺繍テーブル18と
Y方向駆動機構67を構成したので、刺繍テーブル18
の前方に臨むボビン取出口31を介して水平釜5に下糸
ボビン4を容易に着脱することができ、その都度加工布
を開口部62から取り外す必要がない。従って、下糸ボ
ビン4の着脱に際して余分な作業や時間を必要とせず、
刺繍装置1の操作性及び作業能率の大幅な向上を図るこ
とができる。
更に、ボビン取出口31を介して下糸ボビン4の下糸残
量を容易に確認できるので、下糸ボビン4の下糸が無く
なる以前に下糸を適時補充することができる。しかも、
刺繍テーブル18が左右方向の何れの位置にあっても、
刺繍テーブル18を後方限界位置へ移動させるだけでボ
ビン取出口31を刺繍テーブル18の前側に位置させる
ことが出来るので、短時間で能率的に下糸ボビン4を交
換したり下糸残量を確認したりすることが出来る。
尚、操作部17に第1スイツチと第2スイツチを設け、
制御装置にメモリや制御回路を設け、第1スイツチの操
作に応じて刺繍テーブル18を後方限界位置へ移動させ
9、また第2スイツチの操作に応じて第1スイツチ操作
前の原位置へ刺繍テーブル18を復帰させるように構成
することも出来、この場合縫製の続行が容易となる。
また、本実施例において、刺繍テーブル18を後方限界
位置へ移動させた場合、刺繍テーブル18の開口部62
は縫針8による縫製範囲外に位置しているため、その位
置にて縫製を開始することができない。従って、刺繍テ
ーブル18が後方限界位置に位置している間は、ミシン
Mの駆動を禁止する装置を付加することも出来、この場
合、縫針8が刺繍テーブル18に衝突して縫針8及び刺
繍テーブル18の破損を防止することができる。
或いは、刺繍テーブル18を左方限界位置へ移動させた
とき、ボビン取出口31全体が刺繍テーブル18の右端
より右方に臨むように刺繍チーフル18とX方向駆動機
構66を構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は電子制御
式ジグザグミシンに装着可能な刺繍装置の分解斜視図、
第2図は刺繍装置の平面図、第3図は第2図m −m線
断側面図、第4図は第2図■−■線新正面図、第5図は
刺繍装置の制御系の構成図である。 M・・ミシン、 ■・・刺繍装置、 3・・フリーアー
ム部、 4・・下糸ポビン、 5・・水平釜、 8・・
縫針、  16・・本体フレーム、18・・刺繍テーブ
ル、 23〜26・・移動キ27・・針板、 31・・
ボビン取出口、32・・第1ラック部材、 34・35
・47・・ガイドピン、 37・・駆動ピン、 38・
52・・ラック、  39・53・・ピニオン、40・
54・・中間ギヤ、  41・55・・駆動ギヤ、 4
2・・第1パルスモータ、 45・・第2ランク部材、
 56・・第2パルスモータ、59〜61・・ガイド溝
、 62・・開口部、66・・X方向駆動機構、 67
・・Y方向駆動機構、 70・・縫製データ発生装置、
 71・・X方向移動量演算装置、 72・・Y方向移
動量演算装置、 76・・X方向駆動制御装置、77・
・Y方向駆動制御装置。 特許出願人  ブラザー工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)刺繍縫いに供する加工布が装着される開口部を有
    する刺繍テーブルと、針挿通口と水平釜に下糸ボビンを
    着脱する為のボビン取出口とを有する針板を備えた本体
    フレームと、前記刺繍テーブルを本体フレームに対して
    左右方向へ駆動する駆動機構と、前記刺繍テーブルを本
    体フレームに対して前後方向へ駆動する駆動機構と、前
    記両駆動機構を制御する制御手段とを備え、水平釜を有
    するミシンのフリーアームに着脱可能に装着した状態で
    、前記ボビン取出口が水平釜に対応し、ミシンの縫針の
    上下運動と協働して前記加工布に刺繍縫いを施す刺繍装
    置において、 前記刺繍テーブルを後方限界位置と左方限界位置との何
    れか一つの限界位置に移動させた状態において、ボビン
    取出口を介して下糸ボビンを交換するためにボビン取出
    口が刺繍テーブルの外側に臨むように、前記刺繍テーブ
    ルを前記限界位置へ移動させる前記駆動機構と前記刺繍
    テーブルとを構成したことを特徴とするミシンに装着可
    能な刺繍装置。
JP23334188A 1988-09-16 1988-09-16 ミシンに装着可能な刺繍装置 Pending JPH0280084A (ja)

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