JPH0280035A - 磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents
磁気共鳴イメージング方法Info
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- JPH0280035A JPH0280035A JP63231902A JP23190288A JPH0280035A JP H0280035 A JPH0280035 A JP H0280035A JP 63231902 A JP63231902 A JP 63231902A JP 23190288 A JP23190288 A JP 23190288A JP H0280035 A JPH0280035 A JP H0280035A
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、磁気共鳴現象を利用して被検者の特定部位の
スライス像等の診断情報を得るようにした磁気共鳴イメ
ージング装置を用いて心拍同期撮影を行う磁気共鳴イメ
ージング方法に関し、特に、心拍同期により縦緩和時間
Tlの強調された画像を得ることを可能にした磁気共鳴
イメージング方法に関する。
スライス像等の診断情報を得るようにした磁気共鳴イメ
ージング装置を用いて心拍同期撮影を行う磁気共鳴イメ
ージング方法に関し、特に、心拍同期により縦緩和時間
Tlの強調された画像を得ることを可能にした磁気共鳴
イメージング方法に関する。
(従来の技術)
磁気共鳴現象は、静磁場中に置かれた零でないスピン及
び磁気モーメントを持つ原子核が特定の周波数の電磁波
のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、この原子核
は下記式に示す角周波数ω。(ω。−2πν0.ν0
;ラーモア周波数)で共鳴する。
び磁気モーメントを持つ原子核が特定の周波数の電磁波
のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、この原子核
は下記式に示す角周波数ω。(ω。−2πν0.ν0
;ラーモア周波数)で共鳴する。
ω0−γH。
ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比であり、
また、H,は静磁場強度である。
また、H,は静磁場強度である。
以上の原理を利用して生体診断を行う装置7は、上述の
共鳴吸収の後に誘起される上記と同じ周波数の電磁波を
信号処理して、原子核密度、縦緩和時間T1.横緩和時
間T2.流れ、化学シフト等の情報が反映された診断情
報例えば被検体のスライス像等を無侵襲で得るようにし
ている。
共鳴吸収の後に誘起される上記と同じ周波数の電磁波を
信号処理して、原子核密度、縦緩和時間T1.横緩和時
間T2.流れ、化学シフト等の情報が反映された診断情
報例えば被検体のスライス像等を無侵襲で得るようにし
ている。
そして、磁気共鳴による診断情報の収集は、静磁場中に
配置した被検体の全部位を励起し且つ信号収集すること
ができるものであるが、装置構成上の制約やイメージン
グ像の臨床上の要請から、実際の装置としては特定部位
に対する励起とその信号収集を行うようにしている。
配置した被検体の全部位を励起し且つ信号収集すること
ができるものであるが、装置構成上の制約やイメージン
グ像の臨床上の要請から、実際の装置としては特定部位
に対する励起とその信号収集を行うようにしている。
このような磁気共鳴イメージング装置では心拍(心電)
同期撮影を行なうことができる。すなわち、心拍同期撮
影では、被検者に対し例えば心電計を装着し、この心電
計からの心拍波形の特定点として例えばQRS中のR波
のピーク点を同期の基準としてスキャンを行なうように
している。
同期撮影を行なうことができる。すなわち、心拍同期撮
影では、被検者に対し例えば心電計を装着し、この心電
計からの心拍波形の特定点として例えばQRS中のR波
のピーク点を同期の基準としてスキャンを行なうように
している。
ここで、従来法によるシングルスライスつまり1枚のス
ライス像を心拍同期撮影するパルスシーケンスの一例を
第3図を参照し説明する。すなわち、第3図(a)は心
拍波形図、第3図(b)はRFパルスを示す図、第3図
(C)はRFパルスにより誘起したエコー信号を示す図
、第3図(d)はエコー信号の収集タイミングを示す図
である。
ライス像を心拍同期撮影するパルスシーケンスの一例を
第3図を参照し説明する。すなわち、第3図(a)は心
拍波形図、第3図(b)はRFパルスを示す図、第3図
(C)はRFパルスにより誘起したエコー信号を示す図
、第3図(d)はエコー信号の収集タイミングを示す図
である。
すなわち、第3図(a)に示す心電波形のあるR波のピ
ークから所定時間Tdを経た後にRFパルスとして例え
ばスピンエコー法における90°パルスを印加し、さら
に180°パルスを印加する。
ークから所定時間Tdを経た後にRFパルスとして例え
ばスピンエコー法における90°パルスを印加し、さら
に180°パルスを印加する。
この励起手順の実行によりエコー信号が誘起し、これを
収集して1ラインデータを得る。画像を生成するために
は例えば画像が256マトリツクスであれば、上記の手
順を256回繰返す。これにより、256ライン分のデ
ータを収集できたことになり、1枚の画像を再構成する
ことができるようになる。
収集して1ラインデータを得る。画像を生成するために
は例えば画像が256マトリツクスであれば、上記の手
順を256回繰返す。これにより、256ライン分のデ
ータを収集できたことになり、1枚の画像を再構成する
ことができるようになる。
(発明が解決しようとする課題)
上記においては、R波−R波間間TRRとリカバリータ
イムである繰返し時間TRとは同じになっており、これ
は次ぎの点で問題である。すなわち、磁気共鳴イメージ
ングによる画像は、原子核密度、縦緩和時間Tl、横緩
和時間T2等の情報が反映されたものであるが、これら
のパラメータの強調された画像を得るには、エコー時間
。
イムである繰返し時間TRとは同じになっており、これ
は次ぎの点で問題である。すなわち、磁気共鳴イメージ
ングによる画像は、原子核密度、縦緩和時間Tl、横緩
和時間T2等の情報が反映されたものであるが、これら
のパラメータの強調された画像を得るには、エコー時間
。
RFパルスのフリップ角、リカバーリータイム等を調整
することで実現される。
することで実現される。
上述した従来の方法では、エコー時間は適宜調整できる
ものの、リカバーリータイムは心拍間隔により一義的に
定まっており、またリカバーリータイムに影響される低
いフリップ角についても自由に選定することができない
。従って、主にリカバーリータイムにより選定される縦
緩和時間Tlの強調された画像や低フリップ角画像を得
ることができない、という問題点があった。
ものの、リカバーリータイムは心拍間隔により一義的に
定まっており、またリカバーリータイムに影響される低
いフリップ角についても自由に選定することができない
。従って、主にリカバーリータイムにより選定される縦
緩和時間Tlの強調された画像や低フリップ角画像を得
ることができない、という問題点があった。
そこで本発明の目的は、心拍同期によりT1強調画像や
低フリップ角画像を得ることができるようにした磁気共
鳴イメージング方法を提供することにある。
低フリップ角画像を得ることができるようにした磁気共
鳴イメージング方法を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成するために次
ぎのような手段を講じた構成としている。すなわち、本
発明は、スキャンに先立って心拍間隔を計測することに
より該心拍間隔を等分割するタイミングを算出し、スキ
ャン時の1エンコード過程として、心拍波形の特定点に
同期して所定の遅延時間後にシングル又はマルチスライ
スのためのRFパルスを印加してエコー信号を収集し、
この後に、前記タイミングにRF’パルスを印加し且つ
エコー信号を収集しないようにしたことを特徴とする。
ぎのような手段を講じた構成としている。すなわち、本
発明は、スキャンに先立って心拍間隔を計測することに
より該心拍間隔を等分割するタイミングを算出し、スキ
ャン時の1エンコード過程として、心拍波形の特定点に
同期して所定の遅延時間後にシングル又はマルチスライ
スのためのRFパルスを印加してエコー信号を収集し、
この後に、前記タイミングにRF’パルスを印加し且つ
エコー信号を収集しないようにしたことを特徴とする。
(作用)
このような方法によれば、2つ目のRFパルスによって
磁化のTI酸成分飽和させることができるので、次ぎの
エコー信号の収集にあってはT1が強調されたエコー信
号を収集することができ、T1強調画像を得ることがで
きる。また、低フリップ角画像も同様にして得ることが
できる。
磁化のTI酸成分飽和させることができるので、次ぎの
エコー信号の収集にあってはT1が強調されたエコー信
号を収集することができ、T1強調画像を得ることがで
きる。また、低フリップ角画像も同様にして得ることが
できる。
この場合、心拍間隔の等分割の数及び2つ目のRFパル
スの印加タイミングの選定により所望のTRを設定する
ことができ、T1等の強調の程度を調整することができ
る。
スの印加タイミングの選定により所望のTRを設定する
ことができ、T1等の強調の程度を調整することができ
る。
(実施例)
以下本発明にかかる磁気共鳴イメージング方法の一実施
例を説明する。第1図は本実施例方法を実施することが
できる磁気共鳴イメージング装置の一構成例を示す図、
第2図は同方法により1枚のスライス像を心電同期撮影
する1ラインデータを得るためのパルスシーケンスを示
す図であって、第2図(a)は心拍波形図、第2図(b
)はRFパルスを示す図、第2図(C)はRFパルスに
より誘起したエコー信号を示す図、第2図(d)はエコ
ー信号の収集タイミングを示す図である。
例を説明する。第1図は本実施例方法を実施することが
できる磁気共鳴イメージング装置の一構成例を示す図、
第2図は同方法により1枚のスライス像を心電同期撮影
する1ラインデータを得るためのパルスシーケンスを示
す図であって、第2図(a)は心拍波形図、第2図(b
)はRFパルスを示す図、第2図(C)はRFパルスに
より誘起したエコー信号を示す図、第2図(d)はエコ
ー信号の収集タイミングを示す図である。
第1図に示すように、被検者Pを内部に収容することが
できるようになっているマグネットアセンブリ1として
、永久磁石、常電導磁石、超電導磁石のいずれか又はそ
れらの組合せによる静磁場磁石(静磁場補正用シムコイ
ルが付加されていることもある。)2と、磁気共鳴信号
の誘起部位に位置情報を付与するための傾斜磁場をx、
y、z軸方向にそれぞれ発生するための傾斜磁場発生コ
イル3と、RFパルス(90゛パルス、180゜パルス
、任意フリップ角パルス)を送信すると共に誘起された
磁気共鳴信号を検出するための送受信コイル4とを有し
ている。
できるようになっているマグネットアセンブリ1として
、永久磁石、常電導磁石、超電導磁石のいずれか又はそ
れらの組合せによる静磁場磁石(静磁場補正用シムコイ
ルが付加されていることもある。)2と、磁気共鳴信号
の誘起部位に位置情報を付与するための傾斜磁場をx、
y、z軸方向にそれぞれ発生するための傾斜磁場発生コ
イル3と、RFパルス(90゛パルス、180゜パルス
、任意フリップ角パルス)を送信すると共に誘起された
磁気共鳴信号を検出するための送受信コイル4とを有し
ている。
そして、超電導方式であれば、冷媒の供給制御を含むも
のであって主として静磁場電源の通電制御を行う静磁場
制御系5と、X軸、Y軸、Z軸傾斜磁場電源6とを備え
ている。さらに、送受信コイル4に励起用RFパルス発
生用電力を与え且つ誘起した磁気共鳴信号として例えば
エコー信号を受信する送受信器7を備えている。
のであって主として静磁場電源の通電制御を行う静磁場
制御系5と、X軸、Y軸、Z軸傾斜磁場電源6とを備え
ている。さらに、送受信コイル4に励起用RFパルス発
生用電力を与え且つ誘起した磁気共鳴信号として例えば
エコー信号を受信する送受信器7を備えている。
また、例えばプロトンをイメージング対象核種とした励
起手順・収集手順であるパルスシーケンスを実施するシ
ーケンサ8を備えている。そして、送受信器7から得ら
れた生データはコンピュータシステム9内に取込まれ、
ここで例えば2次元フーリエ変換法によって例えば25
6マトリツクスのスライス画像を再構成し、表示系11
にて表示するようになっている。
起手順・収集手順であるパルスシーケンスを実施するシ
ーケンサ8を備えている。そして、送受信器7から得ら
れた生データはコンピュータシステム9内に取込まれ、
ここで例えば2次元フーリエ変換法によって例えば25
6マトリツクスのスライス画像を再構成し、表示系11
にて表示するようになっている。
また、本装置では、心電波形に同期した信号を発生する
心電計12を備えている。この心電計12は、被検者P
に当てられる誘導電極12aと同期信号発生部12bと
からなり、この同期信号発生部12bからはR波のピー
ク値に同期した信号を発生し、これをコンピュータシス
テム9に与え、励起手順・収集手順のシーケンスを実施
する開始信号としている。以上の構成にかかる操作は、
コンピュータシステム9に接続されたコンソール10に
より行うことができるようになっている。
心電計12を備えている。この心電計12は、被検者P
に当てられる誘導電極12aと同期信号発生部12bと
からなり、この同期信号発生部12bからはR波のピー
ク値に同期した信号を発生し、これをコンピュータシス
テム9に与え、励起手順・収集手順のシーケンスを実施
する開始信号としている。以上の構成にかかる操作は、
コンピュータシステム9に接続されたコンソール10に
より行うことができるようになっている。
以上の如くの装置構成にあって、本実施例のイメージン
グ方法は次のようにして行う。すなわち、第2図(a)
に示すように、心電計12からは被検者Pの心電波形の
R波のピーク値に基づく同期信号がコンピュータシステ
ム9に与えられ、コンピュータシステム9は、この同期
信号を元にしてR波−R波間隔TRRを算出し、且つ心
拍間隔の2等分割TRR/2を算出する。このTRR/
2はりカバリ−タイムである繰返し時間TRであって励
起手順・収集手順を実施する開始信号として用いられる
。
グ方法は次のようにして行う。すなわち、第2図(a)
に示すように、心電計12からは被検者Pの心電波形の
R波のピーク値に基づく同期信号がコンピュータシステ
ム9に与えられ、コンピュータシステム9は、この同期
信号を元にしてR波−R波間隔TRRを算出し、且つ心
拍間隔の2等分割TRR/2を算出する。このTRR/
2はりカバリ−タイムである繰返し時間TRであって励
起手順・収集手順を実施する開始信号として用いられる
。
以上をスキャンに先だって実行した後に、第2図(a)
に示す心拍波形のR波のピークから所定時間Tdを経た
後に励起手順として例えばスピンエコー法による1つ目
のRFパルスとして90゜パルス、180°パルス及び
傾斜磁場パルスを印加する。この励起手順の実行により
エコー信号が誘起し、これを収集して1ラインデータを
得る。
に示す心拍波形のR波のピークから所定時間Tdを経た
後に励起手順として例えばスピンエコー法による1つ目
のRFパルスとして90゜パルス、180°パルス及び
傾斜磁場パルスを印加する。この励起手順の実行により
エコー信号が誘起し、これを収集して1ラインデータを
得る。
次ぎに1つ目のRFパルスからTRR/2後にて2つ目
のRFパルスを印加すると、この励起手順の実行により
エコー信号が誘起するが、これは収集しない。
のRFパルスを印加すると、この励起手順の実行により
エコー信号が誘起するが、これは収集しない。
以上が1エンコード過程であり、画像を生成するために
例えば画像が256マトリツクスであれば、上記の励起
・収集手順を256回繰返す(加算平均回数を1とした
場合。)。これにより、256ライン分のデータを収集
できたことになり、リカバリータイムをTRR/2とし
てTI強調を図った心拍同期撮影画像を再構成すること
ができるようになる。この画像はモニタ11にて表示が
行なわれる。
例えば画像が256マトリツクスであれば、上記の励起
・収集手順を256回繰返す(加算平均回数を1とした
場合。)。これにより、256ライン分のデータを収集
できたことになり、リカバリータイムをTRR/2とし
てTI強調を図った心拍同期撮影画像を再構成すること
ができるようになる。この画像はモニタ11にて表示が
行なわれる。
このような本実施例方法によれば、心拍間隔がTRRで
あってもリカバリータイムを、心拍間隔と異なるTRR
/2として励起・収集手順を実行して心拍同期撮影を行
うことができる。この場合、2つ目のRFパルスによっ
て磁化のTI酸成分飽和させることができるので、次ぎ
のエコー信号の収集にあっては、Tlが強調されたエコ
ー信号を収集することができ、T1強調画像を得ること
ができる。また、低フリップ角画像も同様にして得るこ
とができる。
あってもリカバリータイムを、心拍間隔と異なるTRR
/2として励起・収集手順を実行して心拍同期撮影を行
うことができる。この場合、2つ目のRFパルスによっ
て磁化のTI酸成分飽和させることができるので、次ぎ
のエコー信号の収集にあっては、Tlが強調されたエコ
ー信号を収集することができ、T1強調画像を得ること
ができる。また、低フリップ角画像も同様にして得るこ
とができる。
また、リカバリータイムを変更するには、心拍間隔の分
割の数を変更することにより、3分割であればリカバリ
ータイムをTRR/3とし得、4分割であればリカバリ
ータイムをTRR/4とし得る。
割の数を変更することにより、3分割であればリカバリ
ータイムをTRR/3とし得、4分割であればリカバリ
ータイムをTRR/4とし得る。
以上に述べた方法は1枚のスライス撮影の例であるが、
上述したRFパルスを例えばスピンエコーシーケンスの
マルチスライスのように90°パルス−180mパルス
−180@パルスというように設定することにより、T
1強調の3枚のマルチスライス撮影を、心拍同期により
行うことができる。
上述したRFパルスを例えばスピンエコーシーケンスの
マルチスライスのように90°パルス−180mパルス
−180@パルスというように設定することにより、T
1強調の3枚のマルチスライス撮影を、心拍同期により
行うことができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるもの
である。
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるもの
である。
[発明の効果]
以上のように本発明では、スキャンに先立って心拍間隔
を計測することにより該心拍間隔を等分割するタイミン
グを算出し、スキャン時の1エンコード過程として、心
拍波形の特定点に同期して所定の遅延時間後にシングル
又はマルチスライスのためのRFパルスを印加してエコ
ー信号を収集し、この後に、前記タイミングにRFパル
スを印加し且つエコー信号を収集しないようにしたこと
により、2つ目のRFパルスによって磁化のTI酸成分
飽和させることができるので、次ぎのエコー信号の収集
にあっては、TIが強調されたエコー信号を収集するこ
とができ、T1強調画像や低フリップ角画像を得ること
ができる。
を計測することにより該心拍間隔を等分割するタイミン
グを算出し、スキャン時の1エンコード過程として、心
拍波形の特定点に同期して所定の遅延時間後にシングル
又はマルチスライスのためのRFパルスを印加してエコ
ー信号を収集し、この後に、前記タイミングにRFパル
スを印加し且つエコー信号を収集しないようにしたこと
により、2つ目のRFパルスによって磁化のTI酸成分
飽和させることができるので、次ぎのエコー信号の収集
にあっては、TIが強調されたエコー信号を収集するこ
とができ、T1強調画像や低フリップ角画像を得ること
ができる。
よって本発明によれば、心拍同期によりT1強調画像や
低フリップ角画像を得ることができるようにした磁気共
鳴イメージング方法を提供できる。
低フリップ角画像を得ることができるようにした磁気共
鳴イメージング方法を提供できる。
第1図は本発明にかかる磁気共鳴イメージング方法を実
施することができる装置の構成図、第2図は本発明の一
実施例の方法を示すタイミング図、第3図は従来例の方
法を示すタイミング図である。 1・・・マグネットアセンブリ、2・・・静磁場磁石、
3・・・傾斜磁場発生コイル、4・・・送受信コイル、
5・・・静磁場制御系、6・・・X軸、Y軸、2軸傾斜
磁場電源、7・・・送受信器、8・・・シーケンサ、9
・・・コンピュータシステム、10・・・コンソール、
11・・・モニタ、12・・・心電計。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図
施することができる装置の構成図、第2図は本発明の一
実施例の方法を示すタイミング図、第3図は従来例の方
法を示すタイミング図である。 1・・・マグネットアセンブリ、2・・・静磁場磁石、
3・・・傾斜磁場発生コイル、4・・・送受信コイル、
5・・・静磁場制御系、6・・・X軸、Y軸、2軸傾斜
磁場電源、7・・・送受信器、8・・・シーケンサ、9
・・・コンピュータシステム、10・・・コンソール、
11・・・モニタ、12・・・心電計。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図
Claims (1)
- 心拍波形に同期して被検者の所望部位を磁気共鳴イメー
ジングする方法において、スキャンに先立って心拍間隔
を計測することにより該心拍間隔を等分割するタイミン
グを算出し、スキャン時の1エンコード過程として、心
拍波形の特定点に同期して所定の遅延時間後にシングル
又はマルチスライスのためのRFパルスを印加してエコ
ー信号を収集し、この後に、前記タイミングにPFパル
スを印加し且つエコー信号を収集しないようにしたこと
を特徴とする磁気共鳴イメージング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231902A JPH0280035A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 磁気共鳴イメージング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231902A JPH0280035A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 磁気共鳴イメージング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280035A true JPH0280035A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16930836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63231902A Pending JPH0280035A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 磁気共鳴イメージング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0280035A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119034A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP63231902A patent/JPH0280035A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119034A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置 |
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