JPH0279718A - ディジタル形変化幅継電器 - Google Patents
ディジタル形変化幅継電器Info
- Publication number
- JPH0279718A JPH0279718A JP23067488A JP23067488A JPH0279718A JP H0279718 A JPH0279718 A JP H0279718A JP 23067488 A JP23067488 A JP 23067488A JP 23067488 A JP23067488 A JP 23067488A JP H0279718 A JPH0279718 A JP H0279718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay
- value
- voltage
- change
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 9
- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は電力系統の事故を検出し、電力系統を保護する
ためのディジタル形変化幅継電器は関する。
ためのディジタル形変化幅継電器は関する。
(従来の技術)
従来のディジタル形保護継電器は第4図(こ示されるよ
う(こ、電力系統の電気量を入力変換部を介して取込み
、アナログ、/ディジタル変換部にてサンプリングして
ディジタル化し、ディジタル演算処理部にてディジタル
化されたデータに基づき所定の演算を行なって事故を検
出するようにしている。
う(こ、電力系統の電気量を入力変換部を介して取込み
、アナログ、/ディジタル変換部にてサンプリングして
ディジタル化し、ディジタル演算処理部にてディジタル
化されたデータに基づき所定の演算を行なって事故を検
出するようにしている。
このディジタル形保護継電器において、電力系統の電圧
量の所定時間内の変化量を求める方法として(1)式が
従来より用いられている。
量の所定時間内の変化量を求める方法として(1)式が
従来より用いられている。
ΔX= I X l m−n −! X l ra
−(1)IXIは、例えば面積法にて求めた電気
量の振幅値 mは、1サンプリング毎の時系列 nは、所定時間に相当する1サンプリング時間の倍数 (発明が解決しようとする課題) 上記(1)式を用いて電圧値の変化量を求め、その変化
量が所定の値を超えた時リレー動作とする電圧変化幅継
電器において、変化が生じる前の電圧値が変動する場合
、リレー動作が不安定になる。
−(1)IXIは、例えば面積法にて求めた電気
量の振幅値 mは、1サンプリング毎の時系列 nは、所定時間に相当する1サンプリング時間の倍数 (発明が解決しようとする課題) 上記(1)式を用いて電圧値の変化量を求め、その変化
量が所定の値を超えた時リレー動作とする電圧変化幅継
電器において、変化が生じる前の電圧値が変動する場合
、リレー動作が不安定になる。
第5図にその例を示す。第5図は、2サイクル間の電圧
値の変化量を検出する例を示したものである。変化前の
電圧値が変化していて、その平均値が■AVE、である
とする。今、検出すべき変化量を■SET、とすると第
5図中のA点でリレー動作となるべきであるが、変化が
生じる前の電圧値が変動しているため、変化の最大値を
検出してしまい、第5図中のB点でリレー動作となる。
値の変化量を検出する例を示したものである。変化前の
電圧値が変化していて、その平均値が■AVE、である
とする。今、検出すべき変化量を■SET、とすると第
5図中のA点でリレー動作となるべきであるが、変化が
生じる前の電圧値が変動しているため、変化の最大値を
検出してしまい、第5図中のB点でリレー動作となる。
なお第5図では、変化の最大値を検出する場合を示した
が、変化の最小値を検出し、リレー動作が遅くなる場合
もある。
が、変化の最小値を検出し、リレー動作が遅くなる場合
もある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、系統の電気量が変動している場合でも、安定した
リレー判定が可能なディジタル形変化幅継電器を提供す
ることを目的としている。
あり、系統の電気量が変動している場合でも、安定した
リレー判定が可能なディジタル形変化幅継電器を提供す
ることを目的としている。
以下余白
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明を実施例(こ対応する第1図を用いて説明すると
、、電力系統からの正弦波交流入力を取込んでサンプリ
ング処理等を行なう入力手段11と、この取込まれた入
力データを基に現時点の振幅値を求める手段13と、所
定時間前における所定時間内の正弦波交流の振幅値の平
均値を求める手段12と、前記各色の差を求めるための
比較手段14とから構成した。
、、電力系統からの正弦波交流入力を取込んでサンプリ
ング処理等を行なう入力手段11と、この取込まれた入
力データを基に現時点の振幅値を求める手段13と、所
定時間前における所定時間内の正弦波交流の振幅値の平
均値を求める手段12と、前記各色の差を求めるための
比較手段14とから構成した。
(作 用)
所定時間前の正弦波交流の値が所定時間内(こおける平
均値となるため、リレー動作は安定したものとなる。な
お、電力系統の電気量の所定時間内の変化量ΔXを求め
る方法としては(2)式を使用する。
均値となるため、リレー動作は安定したものとなる。な
お、電力系統の電気量の所定時間内の変化量ΔXを求め
る方法としては(2)式を使用する。
ΔX=(Σl XI jI−n−t)/k I X
1rR・・・・・・(2) IXIは、系統の電気量のスカラー量 mは、1サングリング毎の時系列 nは、所定時間に相当する1サンプリング時間の倍数 には、変化前の電気量の平均値を求めるための電気量の
数 (実 方色 例 ) 以下に実施例を説明する。
1rR・・・・・・(2) IXIは、系統の電気量のスカラー量 mは、1サングリング毎の時系列 nは、所定時間に相当する1サンプリング時間の倍数 には、変化前の電気量の平均値を求めるための電気量の
数 (実 方色 例 ) 以下に実施例を説明する。
第1図は本発明によるディジタル形変化幅継電器の一実
施例の機能ブロック図である。
施例の機能ブロック図である。
第1図においてディジタル形変化幅継電器10は、電力
系統からの正弦波交流入力を取込んでサンプリングし、
このサンプリング値をディジタルデータに変換する等の
処理を行なう入力手段11と、現時点の振幅値を求める
手段13と、所定時間前における所定時間内の正弦波交
流の振幅値を求める手段12と、前記各手段12.13
の値を比較する比較手段14とから構成した。
系統からの正弦波交流入力を取込んでサンプリングし、
このサンプリング値をディジタルデータに変換する等の
処理を行なう入力手段11と、現時点の振幅値を求める
手段13と、所定時間前における所定時間内の正弦波交
流の振幅値を求める手段12と、前記各手段12.13
の値を比較する比較手段14とから構成した。
(2)式に基づいて系統の電圧量の変化量を検出する例
を以下に示す。今、商用周波数の2サイクル間の電圧量
の変化量を検出する電圧変化幅継電器について考える。
を以下に示す。今、商用周波数の2サイクル間の電圧量
の変化量を検出する電圧変化幅継電器について考える。
変化前の電圧量として変化前の商用周波数の1サイクル
間の電圧量の平均値を使用する場合、演算間隔を1サイ
クル毎とすると、電圧量の変化量ΔVは(3)式となる
。
間の電圧量の平均値を使用する場合、演算間隔を1サイ
クル毎とすると、電圧量の変化量ΔVは(3)式となる
。
但し、商用周波数の1サイクル間(こ12サンプリング
行なうものとする。
行なうものとする。
・・・・・・(13)
IVIは、面積法(こまって求めた系統の電圧量のスカ
ラー量 mは、1サンプリング毎の時系列 第2図は処理内容を説明するフローチャートである。
ラー量 mは、1サンプリング毎の時系列 第2図は処理内容を説明するフローチャートである。
第2図においてステップ821では現時点の電圧量IV
Imを求める。電圧量は例えば面積法に従って求める。
Imを求める。電圧量は例えば面積法に従って求める。
ステップ822では、ステップ821にて求めたIVI
mを、テーブルへ格納する。このテーブルは、変化幅を
求めるために必要な過去の電圧量を格納しておくもので
ある。ステップ323では、変化前の電圧量の平均値を
求める。ステップ324では、(3)式に基づいて電圧
量の変化量Δ■を求める。ステップS25では、ステッ
プ824で求めたΔVが所定の値■SE□、より大きい
かどうかを判定し、大きい場合はステップS27の処理
を、また小さい場合はステップ82Gの処理をそれぞれ
行なう。ステップ82Bでは、ΔVがVSET、より小
さい場合であるため、リレー復帰とする。ステップ32
7ではΔVがVSET、より大きい場合であるため、リ
レー動作とする。第3図は本発明による変化量の検出方
法の考え方を示した図である。第3図に示す通り変化前
の電圧量が変動する場合であっても、変化前の12個の
電圧量の平均をとるなめ、ΔVを正しく求めることがで
き、安定したリレー出力を得ることができる。
mを、テーブルへ格納する。このテーブルは、変化幅を
求めるために必要な過去の電圧量を格納しておくもので
ある。ステップ323では、変化前の電圧量の平均値を
求める。ステップ324では、(3)式に基づいて電圧
量の変化量Δ■を求める。ステップS25では、ステッ
プ824で求めたΔVが所定の値■SE□、より大きい
かどうかを判定し、大きい場合はステップS27の処理
を、また小さい場合はステップ82Gの処理をそれぞれ
行なう。ステップ82Bでは、ΔVがVSET、より小
さい場合であるため、リレー復帰とする。ステップ32
7ではΔVがVSET、より大きい場合であるため、リ
レー動作とする。第3図は本発明による変化量の検出方
法の考え方を示した図である。第3図に示す通り変化前
の電圧量が変動する場合であっても、変化前の12個の
電圧量の平均をとるなめ、ΔVを正しく求めることがで
き、安定したリレー出力を得ることができる。
本発明は、系統の電圧量の変化量を検出するのみならず
、系統の電流量、電力量、周波数あるいは異なる2つの
電気量の位相角の変化量等を検出する保護継電器に対し
ても、同様の機能を得ることができる。又、系統の電気
量のスカラー量として面積法のみならず、二値加算法、
自乗法の結果を開平したもの、あるいは、他の手法によ
って求めたものを使用しても同様の機能を得ることがで
きる。
、系統の電流量、電力量、周波数あるいは異なる2つの
電気量の位相角の変化量等を検出する保護継電器に対し
ても、同様の機能を得ることができる。又、系統の電気
量のスカラー量として面積法のみならず、二値加算法、
自乗法の結果を開平したもの、あるいは、他の手法によ
って求めたものを使用しても同様の機能を得ることがで
きる。
ス、系統の電気量の変化量を検出する時間幅及び系統の
電気量の変化前の平均値を求めるための電気量のスカラ
ー量の数及び時間間隔は、任意の値を取ることができる
。
電気量の変化前の平均値を求めるための電気量のスカラ
ー量の数及び時間間隔は、任意の値を取ることができる
。
ス、上記内容はソフト処理(こて構成できるのみならず
、ハードウェアによっても同様のa能を構成できる。
、ハードウェアによっても同様のa能を構成できる。
又、系統の電気量の変化前の値は平均値のみならず、適
当な重み付けをした電気量を使用しても同様の機能を構
成できる。
当な重み付けをした電気量を使用しても同様の機能を構
成できる。
[発明の効果コ
以上説明した通り、本発明によれば、系統の電気量の変
化量を検出するために変化前の電気量の平均値をとるこ
ととしたため、系統の電気量が変動する場合でも安定し
たリレー出力を得る。:とができる変化幅継電器を提供
できる。
化量を検出するために変化前の電気量の平均値をとるこ
ととしたため、系統の電気量が変動する場合でも安定し
たリレー出力を得る。:とができる変化幅継電器を提供
できる。
第1図は本発明によるディジタル形変化幅継電器の一実
施例の機能ブロック図、第2図は本発明はよる変化幅継
電器のソフト処理を示すフローチャートを示した図、第
3図は本発明による変化量の検出方法の考え方を示した
図、第4図は従来のディジタル形保護a電器の構成例を
示す図、第5図は従来の問題点を説明する図である。 10・・・ディジタル形変化幅il!!電器11・・・
入力手段 12・・・所定時間前における所定時間内の正弦波交流
の振幅値の平均値を求める手段 13・・・現時点の振幅値を求める手段14・・・比較
手段
施例の機能ブロック図、第2図は本発明はよる変化幅継
電器のソフト処理を示すフローチャートを示した図、第
3図は本発明による変化量の検出方法の考え方を示した
図、第4図は従来のディジタル形保護a電器の構成例を
示す図、第5図は従来の問題点を説明する図である。 10・・・ディジタル形変化幅il!!電器11・・・
入力手段 12・・・所定時間前における所定時間内の正弦波交流
の振幅値の平均値を求める手段 13・・・現時点の振幅値を求める手段14・・・比較
手段
Claims (1)
- 電力系統の正弦波交流を入力とし、この正弦波交流を所
定の時間間隔でサンプリングし、このサンプリング値を
ディジタルデータに変換した後、前記正弦波交流の現時
点の振幅値と前記正弦波交流の現時点より所定時間前の
振幅値を求め、前記現時点の振幅値と前記現時点より所
定時間前の振幅値の差分が所定の値より大きいことを検
出するディジタル形変化幅継電器において、前記正弦波
交流の現時点より所定時間前の振幅値の代りに所定時間
内の前記正弦波交流の振幅値の平均値を用いることを特
徴とするディジタル形変化幅継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23067488A JPH0279718A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ディジタル形変化幅継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23067488A JPH0279718A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ディジタル形変化幅継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279718A true JPH0279718A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16911525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23067488A Pending JPH0279718A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ディジタル形変化幅継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0279718A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008295148A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | 変化幅継電装置 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP23067488A patent/JPH0279718A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008295148A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | 変化幅継電装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Afonso et al. | pq Theory power components calculations | |
US5890097A (en) | Apparatus for waveform disturbance monitoring for an electric power system | |
US6597999B1 (en) | Method and system for real-time prediction of zero crossings of fault currents | |
JPH08211112A (ja) | 交流電力系統用の電気装置 | |
Najafi et al. | A novel current mode controller for a static compensator utilizing Goertzel algorithm to mitigate voltage sags | |
CA2771380C (en) | Systems and methods for asynchronous sampling data conversion | |
US4556842A (en) | Tracking filter for sensing DC content in an AC waveform | |
CN108226839A (zh) | 一种变换器、霍尔传感器的异常检测方法及装置 | |
CN109444643A (zh) | 一种单相正弦信号掉电快速检测方法及系统 | |
JPH06105266B2 (ja) | デジタル保護継電器 | |
KR20080034527A (ko) | 단상 전원으로부터 3상의 전압 및 전류 값들을 모의하는방법 및 이를 이용한 단상용 분산 발전 시스템에서의 전력변환 장치를 제어하는 장치 | |
JPH0279718A (ja) | ディジタル形変化幅継電器 | |
JP3015575B2 (ja) | 電圧低下検出装置 | |
JPH07325636A (ja) | 力率自動調整装置および交流電気量のディジタル量変換方法 | |
CN217034130U (zh) | 一种电网异常检测电路及用电设备 | |
Petruzziello et al. | Some implementation aspects of line current reconstruction in three phase PWM inverters | |
JP3474350B2 (ja) | 変化率検出継電器 | |
JPH05297030A (ja) | 電圧低下検出方法 | |
EP0367563B1 (en) | Detector of quantity of electricity | |
US20220334151A1 (en) | Open-phase detection circuit and power conversion apparatus | |
CN108982962B (zh) | 适于接入多间隔电气量的保护、测量一体化系统及方法 | |
CN110429623B (zh) | 电压的换相方法、换相装置、电子设备及可读存储介质 | |
JP3191652B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2847937B2 (ja) | ディジタル交流電力計 | |
JP3346171B2 (ja) | 周波数測定方法及び周波数測定回路 |