JPH027969A - 芳香装置 - Google Patents

芳香装置

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JPH027969A
JPH027969A JP63158175A JP15817588A JPH027969A JP H027969 A JPH027969 A JP H027969A JP 63158175 A JP63158175 A JP 63158175A JP 15817588 A JP15817588 A JP 15817588A JP H027969 A JPH027969 A JP H027969A
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JP
Japan
Prior art keywords
base sheet
sheet
microcapsules
fragrance
aroma
Prior art date
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Pending
Application number
JP63158175A
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English (en)
Inventor
Yasuko Ikeda
池田 靖子
Toru Kubota
亨 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH027969A publication Critical patent/JPH027969A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、快適な空調空間をつくるための、芳香装置に
関する。
(従来の技術) 従来、固体からガスを蒸散させて香りを放出する装置と
して実開昭61−154780号公報lこ記載されてい
る蒸散器が一般に知られている。
第6図は上記蒸散器の構成を示す断面図である。
図において、容器50内には発熱体51を備えた発熱体
受け52が設置されている。また、容器50内には芳香
マットカートリッジ53が取り外しn’、f−能に設け
られており、この芳香マットカートリッジ53のマント
はマット支持部54で支持されている。また、発熱体5
1を備えた発熱体受け52とマット支持部54(!:は
相対位置を自由に変更できるように構成されている。
このように構成されたものにおいては、発熱体51の発
熱により芳香マットカートリッジ53の芳香マットから
香りを放出するものである。
しかし、上述の蒸散器においては、芳香マントカートリ
ッジ53からは一種類の香りしか蒸散できず、また、芳
香マットは香りの密封化ができないために、常時香りが
放出され、芳香マットの寿命が短くなるという欠点があ
った。
また、香りの蒸散に発熱体51を用いているため、温度
影響により蒸散量が不安定となるという欠点があった。
さらに空調機器等の通風経路に投首した場合には、発熱
体51により通風経路を通過する空気温度を上昇させて
しまうという欠点があった。特に、冷房運転で冷風を通
過させるときには、冷風の温度を上昇させるだけでなく
、発熱体51の温度を下降により蒸散量が減少するとい
う欠点があった。
上述の蒸散器の他、従来、固型や液体の芳香剤を使用し
た芳香装置があるが、開口部にダンパーを有する密閉容
器を使用しなければ、芳香量の調節や、香りの放散を停
止することができず、ユーザーの必要に応じて、香りの
放散を行ったり、停止させたり、また、芳香量の調整が
不可能であった、 (発明が解決しようとする課題) このように従来の芳香装置では、一種類の香りを発熱体
により蒸散させるため、香りの選択性がなく、また、香
りの密封が完全ζこできないため芳香剤の寿命が短く、
必要に応じて香りの蒸散ができなかった。また、発熱体
の温度影響により蒸散量が不安定になり、さらに周辺の
空気を加熱するという欠点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、周辺空気へ
の温度影響を与えることなく、複数種の芳香剤を適宜選
択し、任意の量だけ放散させることを可能とした芳香装
置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の芳香装置は、芳香剤
を封入したマイクロカプセルと、このマイクロカプセル
を少なくとも2種以上使用し、各々のマイクロカプセル
を長手方向に平行に塗布した帯状のベースシートと、前
記平行に塗布したマイクロカプセルを選択的に破壊する
破壊手段と、前記ベースシートを移動し、巻き取りを行
うシート巻き取り手段とを具備したことを特徴とする。
(作用) このように構成されたものにおいては、複数種の芳香剤
をマイクロカプセルに封入することにより香りを密封し
自然放散を防ぐため芳香剤の寿命を長くすることができ
る。さらlこ、このマイクロカプセルを結合樹脂中に分
散させたものを帯状の帯状のベースシートの長手方向に
平行に塗布することにより、−枚のシートから複数種の
香りを放散することができる。
また、シート巻き取り手段でベースシートを巻き取る速
度を変え、破壊手段でシートに塗布したマイクロカプセ
ルを選択的に破壊することにより、複数種の香りが任意
に選定でき、さらに、香りを必要量だけ放散することが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る芳香装置のベースシー
トを示す概略図である。
図において、ベースシート1の表面には、芳香剤をマイ
クロカプセルに封入し、このマイクロカプセルを結合樹
脂中に分散させたものをベースシート1の長手方向に平
行に塗布したものである。
この実施例ではマイクロカプセルを結合樹脂中番こ分散
させたものを6種類、ベースシート1の長手方向に平行
に並列に塗布したものである。
異種の香りを平行に並列に塗布するためには、ベースシ
ート1の中央あるいは一端から一種類塗布し、この塗布
したものを乾燥させ、乾燥後に順次位置をずらしながら
6種類の香りを塗布したものである。塗布完了後、ベー
スシート1をロール状に巻き取ることにより、ベースシ
ート1がコンパクトになり、また、円滑なベースシート
1の移動ができる。
この他、6穐類の香りを同時に塗布することも可能であ
る。この場合、短時間で塗布が終了する。
ベースシート1の両端にあけた小径の穴は、ベースシー
ト1の巻きだしが容易にできるようにスプロケット等に
引っ掛けるための穴である。この他ニも、ベースシート
1の巻きだしは摩擦等を利用して巻きだしを行うことも
できる。
芳香剤を封入するマイクロカプセルの被膜材としては、
天然、または合成ポリマー等のフィルム形成能のあるも
ので、本発明ではゼラチンを使用した。
また、香料剤と(7ては、ラベンダー、バラ、ライム、
木の香り、ジャスミン、オレンジフラワーの6s類の香
りを使用した。
ベースシート1には、紙、プラスチック等で厚みが1m
以下の柔軟性1こ富むものを使用した。
ただし、本発明は上記のものに限定されるものではなく
、例えば、マイクロカプセルの被膜材はセルローズ、ポ
リビニルアルコール、エチレンビニルアセテート、マタ
、香料剤には、レモン、グレープフルーツ、フリージア
等の果物・草花類等の使用が可能である。さらに、香り
の種類も6柵類に限定されるものではなく複数種の使用
が可能である。
次ζこ、本発明の一実施例にかかる芳香装置について説
明する。第2図は本発明の一実施例1こかかる芳香装置
の上面断面図、第3図は本発明の一実施例にかかる芳香
装置の正面断面図である。
図において、芳香装置2内の一方側には、ロール状に巻
き取られた複数種の芳香剤を封入したマイクロカプセル
を結合樹脂中に分散させ塗布したベースシート1がシー
ト挿入部3に配置されている。このベースシート1はシ
ート挿入s3から取り外し可能に設けられている。
また、芳香装置2内の他方には、使用したベースシート
1を巻き取るためのシート巻き取り部4が設置されてお
り、このシート巻き取り部4内1【“二はシート挿入部
3に配置されたベースシート1く・巻き取るためのシー
ト巻き取り手段5であるステッピングモータが設置され
ている。
ベースシート1に塗布された複数種の芳香剤を封入した
マイクロカプセルを破壊するための破壊手段6はベース
シート1の長平方向に対して垂直な方向に移動可能に設
けられている。
芳香装置A内のシート挿入部3にセットしたし]−ル状
のベースシート1は、シート出ロアからベースシート1
を出し、スプロケット8に差し込み、支持板9上を通り
、シート巻き取り部4側に設置されたスプロケット8に
差し込まれシート巻き取り部4のシート入口10を通り
シート巻き取り部4に巻き取られるよう(こ構成されて
いる。
上を通るときに破壊手段6によりベースシート1に塗布
された複数種の芳香剤を封入L7たマイクロカプセルが
破壊され、マイクロカプセル内の芳香剤が蒸散が行われ
、香りが放散される。
また、シート巻き取り手段5であるステッピングモータ
でベースシート1の移動距離や移動速度を制御すること
により、芳香剤の蒸散量が制御できる。
シート巻き取り手段5−こステッピングモータ以外にロ
ータリーエンコーダを使用し、その角度を制御すること
で、ベースシート1の移動距離や移動速度を制御する方
法を使用することができる。
芳香装置A内のシート挿入部3とシート巻き取り部4の
中間部分に設置された支持板9とマイクロカプセルを破
壊するための破壊手段6とは、第2図に示すように位置
し、この支持板9と破壊手段6の先端の間をベースシー
ト1が通り、ベースシート1の複数種の芳香剤を封入し
たマイクロカプセルが塗布された面が破壊手段6の先端
側とするように配置した。
上記支持板9と破壊手段6の間をベースシート1が通過
する際に、ベースシート1の複数種の芳香剤を封入した
マイクロカプセルが破壊手段61こより破壊される。
破壊され使用済みになったベースシート1を第3図のベ
ースシート1の使用済みのベースシート11に示す。こ
の使用済みのベースシー) 11が、シート巻き取り部
4に完全ζこ巻き取られた後、使用済みのベースシート
11はシート巻き取り部4から簡単に取り外しが出来る
ように構成されている。この取り外しの時期は、ランプ
の点灯等により簡単に確認できるように構成されている
第4図は本発明の一実施例にかかる芳香装置の内部の斜
視図である。
図に示すように、マイクロカプセルの破壊手段6は、ベ
ースシート1の6種類の芳香剤の封入されたマイクロカ
プセルを結合樹脂中に分散させ平行に塗布したもののう
ち一種類分のシートの縦幅と同じであり、この破壊手段
6の先端は鎖角lこなっている。この破壊手段6は、ベ
ースシート1の長手方向Iこ対して垂直な方向のみに移
動させるため(こ、左右任意に回転するカムを使用した
カム駆動を備えたカム駆動部12によってベースシート
1の長手方向に対して垂直な方向のみに移動し、香りの
選択を行う。
この他lこ、カム駆動の代わりlこ、ワイヤー等を用い
f、:昇降機構や、リンク機構等を使用してもベースシ
ート1の長手方向に対して垂直な方向への移動を行うこ
とができる。
また、破壊手段6は、上記以外に、破壊手段6の先端が
ワイヤートッド配列になったもので、ドツト数を変える
ことにより、−度(こたくさんのマイクロカプセルを破
壊することができ、マイクロカプセル内の芳香剤の蒸散
量を変えることができる。
あるいは、6種類の香りの塗布されたベースシート1の
位置にそれぞれ破壊手段6を配置し、選択された破壊手
段6を支持板9上に接触させることにより、マイクロカ
プセル内の芳香剤の蒸散を行うことができる。このとき
、選択される破壊手段6は、一種類に限定するこ七はな
く、複数個の破壊手段6を同時に選択できるように構成
することもできる。複数個の破壊手段6を同時に選択す
ることにより、単独の香りの放散以外の香りの放散が可
能となる。
次に、本発明の一実施例に係る芳香装置をエアコン番こ
設置した場合について説明する。第5図は本発明の一実
施例に係る芳香装置を設置したエアコンを示す断面図で
ある。
図1ζおいて、エアコン本体13は、室内空気を取り入
れる前面パネル14、取り入れた空気を、冷風または、
温風に熱交換する熱交換フィン15、空気を取り入れる
ための空気遣項用ファン16、空気の通る通風経路17
等で構成されている。
このエアコン本体13の通風経路17に本発明の一実施
例に係る芳香装置したものである。
次に、上記エアコン(こ芳香装置スを設置した場合の芳
香装置の動作について説明する。
上記エアコンを使用すべく運転スイッチを投入すると、
制御手段により空気循環用ファン16が回転し、前面パ
ネル14から室内空気を取り入れる。この空気は熱交換
フィン15で熱交換され、冷風または、温風になり通風
経路17を通り室内へ吹き出される。この運転スイッチ
を投入と同時に制御手段により、シート巻き取り手段5
および、破壊手段6を駆動し、ベースシート1をシート
巻き取り部4に巻き取り、その際に、支持板9上で破壊
手段61こより、ベースシート1の複数種の芳香剤を封
入したマイクロカプセルが塗布された面のマイクロカプ
セルを破壊し、マイクロカプセル内の芳香剤を蒸散し、
香りを放散することによって、熱交換された冷風または
、温風の風量を利用して室内に短時間で、熱による影響
を冷風または、温風に与えることなく、また、熱からの
影響を受けることなく、香りを放出することで広い範@
ζこ芳香効果をだすことができる。また、破壊手段6を
制御手段によりベースシート1の長手方向に対して垂直
な方向への移動を行うことで1種類だけでなく複数種の
香りを室内に香りを放出することができる。
さらに、シート巻き取り手段5のステッピングモータの
ステップ角度を制御することで、ベースシート1の巻き
取り距離または、巻き取り速度を変えることができ、マ
イクロカプセル内の芳香剤を蒸散量を自由に変えること
ができる。
芳香装置lを設置する位置は、第5図の位置に限られる
ものではなく、通風経路17内であればどこでも設置可
能である。
その他、上記実施例以外にも、異種の香りを連続して放
散させる場合、一定時間放散間隔をあける制御を行うこ
とにより、異種の香りを混合することなく、放散するこ
とができる。
また、シート巻き取り手段5(こ巻き戻し制御を行なわ
せることにより、ベースシート1に塗布した、複数m(
ここでは61類)のマイクロカブセルに封入した芳香剤
を、無駄なく全て放散することができる。
〔発明の効果〕
本発明lこよれば、複数種の芳香剤をマイクロカプセル
に封入することにより香りを密封し自然放散を防ぐため
芳香剤の寿命を長くすることができる。さらに、このマ
イクロカプセルを結合樹脂中に分散させたものを帯状の
帯状のベースシートの長平方向に平行に塗布し、破壊手
段によりマイクロカプセルを破壊することで、−枚のシ
ートから複数種の香りを放散することができる。
また、シート巻き取り手段でベースシートを巻き取る速
度を変え、破壊手段でシート(こ塗布したマイクロカプ
セルを選択的に破壊することにより、複数種の香りが任
意に選定でき、香りを必inだけ放散することができる
さらに、エアコン等の空調機器に設置した場合、通風空
気の温度に影響を与えることや、通風空気の温度による
放散量への影響がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る芳香装置のベースシー
トを示す概略図、第2図は本発明の一実施例にかかる芳
香装置の上面断面図、第3図は本発明の一実施例1こか
かる芳香装置の正面断面図、第4図は本発明の一実施例
にかかる芳香装置の内部の斜視図、第5図は本発明の一
実施例に係る芳香装置を設置したエアコンを示す断面図
、第6図は従来の芳香装置である蒸散器の構成を示す断
面図である。 1・・・ベースシート 2・・・芳香装置3・・・シー
ト挿入部 4・・・シート巻き取り部5・・・シート巻
き取り手段 6・・・破壊手段   7・・・シート出口8・・・ス
プロケット  9・・・支持部10・・・シート入口 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同      宇  治     弘 第 図 第 3 図 第 2 ロ 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香剤を封入したマイクロカプセルと、このマイ
    クロカプセルを少なくとも2種以上使用し、各々のマイ
    クロカプセルを長手方向に平行に塗布した帯状のベース
    シートと、前記平行に塗布したマイクロカプセルを選択
    的に破壊する破壊手段と、前記ベースシートを移動し、
    巻き取りを行うシート巻き取り手段とを具備したことを
    特徴とする芳香装置。(2)前記シート巻き取り手段を
    任意の長さ、もしくは速度で巻き取ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の芳香装置。
JP63158175A 1988-06-28 1988-06-28 芳香装置 Pending JPH027969A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63158175A JPH027969A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 芳香装置

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JP63158175A JPH027969A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 芳香装置

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JPH027969A true JPH027969A (ja) 1990-01-11

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ID=15665913

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JP63158175A Pending JPH027969A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 芳香装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994009493A1 (de) * 1992-10-16 1994-04-28 Gerold Tebbe Aufzeichnungsträger und gerät zum erzeugen von tönen und/oder bildern
JP2009106402A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Hitachi Ltd 香り源およびそれを用いた香り発生装置
EP4035695A1 (en) * 2021-01-29 2022-08-03 Harald Philipp Air infusion apparatus

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