JPH0279402A - 非線形電圧依存抵抗体の製造方法 - Google Patents

非線形電圧依存抵抗体の製造方法

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JPH0279402A
JPH0279402A JP1200413A JP20041389A JPH0279402A JP H0279402 A JPH0279402 A JP H0279402A JP 1200413 A JP1200413 A JP 1200413A JP 20041389 A JP20041389 A JP 20041389A JP H0279402 A JPH0279402 A JP H0279402A
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resistor
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JP1200413A
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Detlev Hennings
デトレフ・ヘニングス
Ruediger Hartung
リュディゲル・ハルツング
Piet Reijnen
ピェ・レイジネン
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Koninklijke Philips NV
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は非線形電圧依存抵抗体の製造方法に関するもの
で、更に言えば、抵抗材料としてチタン、ビスマス及び
少なくとも1種の遷移金属の酸化物を含む酸化亜鉛を基
材とするセラミック焼結基体を備える非線形電圧依存抵
抗体を製造する方法であって、粉末抵抗材料を変形し、
続いて1200から1350’Cの範囲の温度で空気中
で焼結して、焼結基体を製造し、その後焼結基体に電極
を設ける、非線形電圧依存抵抗体の製造方法である。
(従来技術) 非線形電圧依存抵抗体(以下バリスタと呼ぶ)は、印加
電圧がしきい値電圧UAを越える値に増加したとき、電
気抵抗が一定温度で急激に低下する抵抗体である。この
性質は次の式でおおよそ表すことができる。
1=(V/C)α ここで、 I=バリスタを流れる電流 ■=バリスタでの電圧降下 C=電圧/(電流1/α)の比で表される幾何学的形状
依存定数 この比は15と数千の間で変わる。
α=電流指数、非線形係数、又は電流変動因子;これは
材料に依存し、かつ電流−電圧特性の勾配の度合い;−
船釣値は20から80の範囲である。
バリスタは電気的設備、装置及び高価な部品を過電圧及
び電圧ピークから防護するためにしばしば使用される。
バリスタのしきい値電圧UAは3Vから3000V程度
である。電流密度がバリスタで1mA/cm”になる電
圧としてしきい値電圧は通常定義されている。集積回路
、ダイオード、又はトランジスター等の敏感な電子部品
を防護するために、低電圧バリスタの需要が確実に増加
している。
そのしきい値電圧U、は大体30νより低く、その非線
形係数αはできるだけ高い値を有している。
過電圧リミッタとしての動作は良好で、かつ非線形係数
αが高い値であればバリスタの動力消費は小さい。
酸化亜鉛を基材とするバリスタは、ドナー・ドーパント
として作用して、それにより酸化亜鉛粒子を半導電性に
する成分を含む物質から製造され、かつ例えば二酸化チ
タン、及び酸化ビスマス等の成分を付加的に含む焼結基
体で構成されている。
二酸化チタン添加剤は粒子成長を促進し、従ってしきい
値電圧UAを低下させる。
ドーピングの結果、多結晶質ZnO粒子の内部は低オー
ム抵抗性になり、高オーム抵抗性バリヤが酸化ビスマス
添加剤により粒子境界に形成される。
2個の粒子間の接触抵抗は3.2vより小さい電圧で比
較的高<、3.2Vより高い電圧では、印加電圧が増加
するにつれて、接触抵抗は数桁も低下する。
バリスタのしきい値電圧υ、は、電極間を流れる電流I
が通過する粒子境界の数により必須的に決定される。従
って、層当たり極く少数の粒子を有する非常に薄い層又
は非常に粗い粒子を有する材料で、低電圧バリスタを構
成する必要がある。
酸化亜鉛を基材とする薄いセラミックバリスタ層は、そ
の機械的安定性が低いため殆ど技術的に利用されていな
い。一方、酸化亜鉛を基材とする粗粒子状の焼結基体を
備えるバリスタは低電圧バリスタの製造において通常使
用されている。
例えば、Zn0−Bi2O2系の材料を約0.3から1
mo1%のTiO2でドープしたとき、100 μmよ
り大きい粒径を有する比較的粗粒子構造を持つドープさ
れた酸化亜鉛の焼結基体を得ることができる。
TiO□の添加は液相のBi2O2と固相のZnOとの
間の反応性を促進し、ZnOの粒子成長を加速する。し
かし、この欠点は比較的長い棒状ZnO微結晶が形成し
、それがセラミック構造の顕微鏡組織の制御を非常に妨
害する。常に非常に幅が広く、かつZn0−BizO+
系のTi0zでドープされた抵抗材料において常に非同
質な粒子分布は、20Vより低い再現性あるしきい値電
圧UAと20より大きい再現性ある非線形係数αとを有
するバリスタの製造を殆ど不可能とする。
非同質な顕微鏡組織を有する低電圧バリスタの別の欠点
はインパルス負荷を取り扱う能力が低いことである。
バリスタが2,3μsの間に100ジユール/ cm 
’より小さいエネルギー密度を有する電気的インパルス
負荷を受けるとき、バリスタの機械的損傷と電気的劣化
を観察することができる。電気的劣化はしきい値電圧U
aの減少、U、以下の電圧での漏れ電流の増加、及びバ
リスタの極性逆転の場合の電流−電圧特性の顕著な非対
称性において明らかである。
J、^pp1.Phys、54(1983)の1095
頁Offにおいて、酸化亜鉛を基材とするバリスタを製
造する方法が記載されている。それでは、63から10
5μ階の平均粒径を有するドープしてない酸化亜鉛粒子
のシード核を焼結してない未処理のセラミック出発物質
に添加して、単一粒子の成長を促進して、セラミック焼
結基体をできるだけ粗粒子の構造にしている。結晶後の
焼結基体は、低電圧バリスタの製造に適したものとなる
比較的粗粒子構造を有する。
しかし、焼結基体から製造したバリスタは、非線形係数
αが余りに低く過ぎて使用できない。
既知の方法で製造した焼結基体の場合、焼結基体の構造
体の粒子密度(大きな粒子の数/体積)は、焼結してな
いセラミックに添加されたシード核の数に正比例する。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的はバリスタを提供することで、更に特定す
れば改善された構造的同質性と、従って改善された機械
的及び電気的安定性を有する焼結基体から構成される低
電圧バリスタを提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、この目的は次の構成により達成されている
。その構成では、1200から1400℃の範囲の温度
で予備焼成しくprefired)  (以下、予備焼
成粒子と呼ぶ)、並びに4から12μmの範囲の平均粒
径を有する抵抗材料の粒子が重量で1から50%の量で
粉末抵抗材料に添加しである。
本発明は次の認識に基づいている。即ち、酸化亜鉛を基
材とするバリスタにインパルス負荷を与えるとき、それ
が電気抵抗劣化と機械的損傷を受ける原因は未だに十分
には解明され”ζいないと言うことである。しかし、バ
リスタがインパルス負荷を受けるとき、バリスタでのエ
ネルギー分布が不均等になるのは顕微鏡組織の非同質性
のためであると言うことは有り得ることである。粒径と
粒子境界相の不均一分布はバリスタにおける部分的な電
気的過負荷と個々の粒子の劣化に帰着する。
本発明に係る方法の利点ある別の実施例では、好適には
6及び/又は4.3μmの平均粒径を有する粒子を重量
で3から15mo1%の量抵抗材料に添加する。6μm
と同じ又はより小さい平均粒径を有する予備焼成した抵
抗材料の粒子を予備焼成していない抵抗材料に添加する
と、比較的微粒構造と比較的狭い限界内の粒径分布を有
する焼結基体を得ることができる。粒径分布は全焼結基
体に亙り均一で、焼成してない未処理の基体の密度の変
動を補償する。
本発明に係る方法の別の利点のある実施例では、チタン
、アンチモン、ビスマス、マンガン、コバルト、及びニ
ッケルの酸化物を添加した酸化亜鉛を粉末抵抗材料とし
て使用している。
好適には、0.7から1μmの範囲の平均粒径を有する
酸化亜鉛を使用する。0.7から1μmの範囲が有利で
ある理由は、それにより、抵抗材料の反応性は焼結中に
増大し、それが自然の核形成を促進し、かつ添加した予
備焼成粒子により生じた成長−規制影響力を持続する。
例えば、バリスタの従来の出発物質、それは0,7から
1μmの範囲の平均粒径を有する酸化亜鉛を基材とし、
それに重量で約1から5%の1203、重量で約0.5
%の5b2o、 、重量で約0.5%のMn、03、重
量で約0.5%のCooと、及び重量で約0.5%のT
iO□を本方法に従い添加したものである。それを、4
から12μmの範囲の平均粒径を有する同じ組成の予備
焼成粒子の異なる量と混合すると、重量で約1から3%
の添加剤の僅かな量ででも、顕微鏡組織の“巨大粒子°
”は、焼結後のこのような物質に通常存在する量に比べ
て顕著に減少していることが観察できる。驚くべきこと
に、本発明に係る方法で製造した出発物質の焼結基体の
平均粒径は、規定の粒径を持つ予備焼成した粒子の添加
なしに同じ条件で焼結した基体の平均粒径と実質的に変
わらないことが判っている。しかし、本発明に係る方法
で製造した焼結基体の構造は既知の方法で製造した焼結
基体の構造より遥かに同質性がある。
従って、本方法を適用するとき、焼結処理における個々
の粒子の粒子成長は一層均一となる。
12μmの平均粒径を有する粒子を重量で3%までの量
で添加すると、平均粒径は一定である。重量で3%から
7%までの添加の場合、焼結基体の構造中の平均粒径の
増加は約2倍に達することが観察されている。重量で7
から約20%の範囲の添加の場合、焼結基体の構造の平
均粒径は連続的減少を示す。このような焼結基体の構造
、又は顕微鏡組織の構造は比較的同質性である。
J、Appl、Phys、記載の既知の方法で製造した
焼結基体の構造と異なり、本方法で製造した焼結基体の
粒子密度(大きい粒子の数/体積)は比例して増加しな
いで、規定の狭い粒径範囲の粒子の添加量の3乗に比例
して増加する。従って、規定の狭い粒径範囲を有し、か
つ本方法で製造した焼結基体の顕微鏡組織に影響する添
加粒子は個々の粒子の成長を増大するシード核を構成し
ないが、その代わりにそれらは成長−規制影響力を有す
る添加剤を構成する。
驚くべきことに、電気的性質の重要な改良を本方法で製
造したセラミック焼結基体と、それから製造したバリス
タにおいて観察することができた。
特に、それらは、電気的パラメータの値、しきい値電圧
IJA 、及び非線形係数αの再現性に関してである。
更に、本方法で製造したバリスタはイ、ンバルス負荷を
取り扱う能力が相当に増加していた。
達成された改良について、以下に詳細に説明する。
12μmの平均粒径を持つ予備焼成した粒子からなる前
記添加剤を重量で3から15%の量添加した場合、非線
形係数αの値は約20%増加した。4.3から12μm
の規定の平均粒径範囲を有する粒子をlInl11の焼
結基体の厚みで30Vから200vの範囲で重量で7か
ら50%の量で添加したとき、焼結温度と焼結時間とに
無関係に、しきい値電圧U、の調整自在な値を得ること
ができた。12μmの粒径を持つ予備焼成粒子を重量で
7%の量添加したとき、しきい値電圧U、が50%だけ
減少した。
本方法で製造したバリスタの特別な利点は、既知の方法
で製造したバリスタの値に対して115ないし1/10
に非線形係数αとしきい値電圧U、の標準偏差を最小化
できることである。本方法で製造したバリスタの別の特
別な利点は、電気的インパルス負荷を受けるときの電気
的及び機械的安定性が増加することである。
添付図面を参照して、より詳細に本発明の例示的実施例
を以下に説明する。
(実施例) 例を挙げて、酸化亜鉛を基材とするバリスタ用のセラミ
ック焼結基体の出発物質の製造方法を以下に記載する。
950gのZnO,15gのBiz(h 、10gのC
o、04.15gのNiC0□・2N i (OH) 
z・4H20,5gのTiO□、8gのMn3O4,1
gの5bzos 、及び5gのHJOrをボールミルで
混合して出発物質を製造する。
予備焼成粒子の製造のために、ポリビニールアルコール
の希薄水溶液を使用して出発物質製造のために使用した
のと同じ酸化物混合物を粗砕し、その後1350℃の温
度で2時間、開放A1□03るつぼでその粒質物を予備
焼成する。平均粒径が100μmより小さくなるまで、
予備焼成物質を12時間ボールミルで粉砕する。予備焼
成の粉砕された酸化物混合物からの粒子画分を未処理の
酸化物混合物に添加するが、その粒子画分の分離は沈降
槽で行う。
Na4PzOt、10H20の0.1%水溶液を沈降媒
体として使用する。
次の粒子画分を生産した。
1 ;12μn+  ;  (10%>16.5μm 
、 10%<8.56m )11;6μm;(10%>
8.9 pm 、 10%<5.8 Bm )m ;4
.3 am  ;  (10%>5.5 pm 、 1
0%<3.7 pm )。
粒子画分I、■、及び■を続いて次の比率で上述のよう
に製造した出発物質と混合する。
混合物1)   1:100 混合物2)   3 : 100 混合物3)   7 : 100 混合物4)  15 : 100 混合物5)  100 : 100 混合物は3種の粒子画分から生産され、それぞれ11か
らIs、I[1からns、m、から■、と指定する。
粉末混合物を1700バールの圧力で機械的に圧縮して
15mmの直径と1.8価の厚みを持つ円筒形基体にし
た。非処理の密度は理論的密度の約55%であった。続
いて、空気中で1200から1350’Cの範囲の焼結
温度T、で最高温度の期間が30から480分間の範囲
で成形物を焼結した。好適には、焼結中の加熱速度は4
0℃/分がよい。焼結中の加熱速度はこの処理で形成さ
れた核の数に正比例することが判明している。焼結基体
の密度は理論的密度の90から97%であった。焼結後
、焼結基体は13から13,5mmの範囲の直径と1.
2mmの厚みを有していた。
好適には幾つかの測定を行うために、錫の層又は導電性
銀層で補強したCr−Ni/Au−層の形で金属層電極
を設けた。
電気的特性、即ち非線形係数α及びしきい値電圧UAを
10−Sから10−”Aの範囲で測定した。しきい値電
圧υ、は焼結基体の厚み1 mm (V/nun)に対
する基準電圧で、その電圧で1mA/cm”の電流密度
がバリスタに生じるものとして定義した。
本方法で製造した焼結基体とこの焼結基体から製造した
バリスタの機械的及び電気的安定性を短期間パルス負荷
で試験した。
表1は■1からIs 、L 、L 、及び■2の組成を
有する試料の非線形係数αとしきい値電圧uAの値を示
している。尚、■、からIs、Ilz、113、及び■
2の組成を有する試料は1200.1275、及び13
50℃の焼結温度T、で、各最高焼結温度はt=30.
60.120.240 、及び480分の間維持して焼
結した。
表2は、予備焼成粒子(試料゛0”)の添加のない焼結
基体を有するバリスタとの比較で、I3と■3の組成を
有する焼結基体を備えるバリスタの非線形係数αとしき
い値電圧uAの値の統計的分布を示している。基体は各
々T、 =1200℃の焼結温度で、最高温度を155
分又は312分の間維持して焼結した。その後、冷却過
程に入った。表2は、本方法で製造したバリスタが、焼
結基体(試料“0”)の出発物質に予備焼成した粒子を
添加しないで製造したバリスタに比較して、しきい値電
圧UAと非線形係数αの平均値の相当減少した統計的法
がりを有することを示している。
本発明に係る方法で製造したバリスタの機械的及び電気
的安定性を、出発物質に予備焼成した粒子を添加してな
い焼結基体を備えるバリスタの安定性と比較した。バリ
スタが次のパラメータで短期間のパルス負荷を受ける試
験で、その比較を行った。
試験1:800Aの電流強度と200V (1,3ジユ
ール)の電圧のパルスでそのパルス間には30秒の間隔
がある10パルス、11.は8μs後に到達し、Iaa
x/!は20μs後に到達した。
試験2 : 2500A (7)電流強度と600V 
(12ジユール)の電圧のパルスでそのパルス間には3
0秒の間隔がある10パルス、IIImXは8μs後に
到達し、ITh&に/lは20μs後に到達した。
本方法で製造した焼結基体を有するバリスタの機械的安
定性に関して、インパルス負荷を取り扱う能力を試験2
による短期間パルス負荷をかけて試験した。試験の結果
は次のとおりであった。即ち、6から12μmの範囲の
平均粒径を有する予備焼成粒子を重量で6.5%の量添
加した焼結基体を存するバリスタは総て10パルス後で
さえ機械的に安定で、一方予備焼成された粒子を添加し
ていない焼結基体を有するバリスタは2ないし3パルス
後でも既に損傷を受け、礼状の熔融領域が焼結基体に形
成されるか、又は熱応力の結果として、焼結基体が破砕
した。
予備焼成粒子を添加しないで、又は予備焼成粒子を添加
して本方法で製造した焼結基体を有するバリスタの電気
的安定性(電気的劣化)に関して、インパルス負荷を取
り扱う能力を試験1による短期間パルス負荷により調査
した。測定結果は表3に示しである。
試験の結果は、予備焼成粒子を添加しないで、Ts−1
200”cの温度で、最高温度でt =312分の間焼
結した焼結基体を有するバリスタは1mA/cm2の試
験電流密度でインパルス方向で55%まで及びインパル
ス方向と逆に82%までのしきい値電圧UAの平均的減
少を示した。
12μmの平均粒径を有する予備焼成粒子を重量で6.
5%の量添加した焼結基体を有するバリスタは、一致す
る試験条件の下で、インパルス方向で20%までの及び
インパルス方向と逆に40%までのしきい値電圧U、の
平均的減少を示した。
第1図は、次のようにして製造した焼結基体を有するバ
リスタの種々の平均しきい値電圧(mA )からのしき
い値電圧U、の標準偏差(RH=相対的周波数)の分布
曲線を示す。
1、 6.0μmの平均粒径を有する予備焼成粒子の重
量で6.5%の量の添加、焼結温度Ts =1200℃
1最高温度での焼結時間t=155分、U、 =50.
43 V/mm (曲線1); 2.12μmの平均粒径を有する予備焼成粒子の重量で
6.5%の量の添加、焼結温度Ts =1200″C1
最高温度での焼結時間t =312分、UA =35.
57V/胴(曲線2); 3、 予備焼成粒子の無添加、焼結温度Ts =120
0℃1最高温度での焼結時間t=155分、U、 =5
5.76 V/mm (曲線3); 4、 予備焼成粒子の無添加、焼結温度T3 =120
0℃1最高温度での焼結時間t =312分、U、 −
36,21V/叫(曲線4); 第2図は、次のようにして製造した焼結基体を有するバ
リスタの非線形係数(α)の種りの平均値から非線形係
数αの値の標準偏差(RH=相対的周波数)の分布曲線
を示す。
1、 6.0μmの平均粒径を有する予備焼成粒子の重
量で6.5%の量の添加、焼結温度Ts =1200℃
1最高温度での焼結時間t=155分、フ=23.13
(曲線1); 2.12μmの平均粒径を有する予備焼成粒子の重量で
6.5%の量の添加、焼結温度T、 =1200’C1
最高温度での焼結時間t =312分、cr=22.2
7(曲線2); 3、 予備焼成粒子の無添加、焼結温度T、 =120
0℃5最高温度での焼結時間t=155分、ff=18
.60(曲線3); 4、 予備焼成粒子の無添加、焼結温度Ts =120
0℃1最高温度での焼結時間t =312分、τ−18
,13(曲線4);
【図面の簡単な説明】
第1図は規定の狭い粒径範囲を有する予備焼成粒子を添
加して及び添加なしに焼結した焼結基体を有するバリス
タの値U、の標準偏差の分布曲線を示す; 第2図は規制の狭い粒径範囲を有する予備焼成粒子を添
加して及び添加なしに焼結した焼結基体を有するバリス
タのαの値の標準偏差の分布曲線を示す。 ■、・・・バリスタの平均しきい値電圧uA・・・しき
い値電圧 i・・・バリスタの平均非線形係数 α・・・非線形゛係数 1?)I・・・相対的周波数

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 抵抗材料としてチタン、ビスマス及び少なくとも
    1種の遷移金属の酸化物を含む酸化亜鉛を基材とするセ
    ラミック焼結基体を備える非線形電圧依存抵抗体を製造
    する方法であって、粉末抵抗材料を変形し、続いて12
    00から1350℃の範囲の温度で空気中で焼結して、
    焼結基体を製造し、その後焼結基体に電極を設ける、非
    線形電圧依存抵抗体の製造方法において、1200から
    1400℃の範囲の温度で予備焼成し、並びに4から1
    2μmの範囲の平均粒径を有する抵抗材料の粒子の重量
    で1から50%の量を粉末抵抗材料に添加する、ことを
    特徴とする非線形電圧依存抵抗体の製造方法。
  2. 2. 重量で3から15%の量の前記粒子を前記抵抗材
    料に添加することを特徴とする請求項1に記載の非線形
    電圧依存抵抗体の製造方法。
  3. 3. 6μmの平均粒径を有する前記粒子を前記抵抗材
    料に添加することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    非線形電圧依存抵抗体の製造方法。
  4. 4. 4.3μmの平均粒径を有する前記粒子を前記抵
    抗材料に添加することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の非線形電圧依存抵抗体の製造方法。
  5. 5. チタン、アンチモン、ビスマス、マンガン、コバ
    ルト、及びニッケルの酸化物を添加した酸化亜鉛を粉末
    抵抗材料として使用することを特徴とする請求項1から
    4のうちのいずれか1項に記載の非線形電圧依存抵抗体
    の製造方法。
  6. 6. 0.7から1μmの範囲の平均粒径を有する酸化
    亜鉛を使用することを特徴とする請求項5に記載の非線
    形電圧依存抵抗体の製造方法。
JP1200413A 1988-08-03 1989-08-03 非線形電圧依存抵抗体の製造方法 Pending JPH0279402A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3826356A DE3826356A1 (de) 1988-08-03 1988-08-03 Verfahren zur herstellung eines nichtlinearen spannungsabhaengigen widerstandes
DE3826356.4 1988-08-03

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JPH0279402A true JPH0279402A (ja) 1990-03-20

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