JPH0279359A - 管状白熱電球の製造方法 - Google Patents

管状白熱電球の製造方法

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JPH0279359A
JPH0279359A JP23045088A JP23045088A JPH0279359A JP H0279359 A JPH0279359 A JP H0279359A JP 23045088 A JP23045088 A JP 23045088A JP 23045088 A JP23045088 A JP 23045088A JP H0279359 A JPH0279359 A JP H0279359A
Authority
JP
Japan
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coil
light
supporter
light emitting
coupler
Prior art date
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Pending
Application number
JP23045088A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuto Yoshii
吉井 靖人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は管状白熱電球の製造方法に関するもので、ある
従来の技術 従来の電子複写機用管状ハロゲン電球では、所定の照度
分布を得るために、発光部となるフィラメントコイルを
複数個に分け、非発光部となる短絡線の両端部を残して
リング状のサポータを形成し、このサポータの両端部を
フィラメントコイルの端部に挿入し、その両者を溶接や
かしめて固着した構造を採ったものが知られている(実
公昭53−53330号公報)。そして、フィラメント
コイルと、サポータを兼ねる非発光部との接続個所は十
数点にも及ぶ場合がある。フィラメントコイルと非発光
部との接続部分は外部からの振動、衝撃によって外れる
ことがないよう十分な信頼性を有していなければならな
い。
かかる溶接などの信頼性を向上するために、発光部の両
端に飛ばし部分を作り、さらにそれぞれに連続して発光
部より広いピッチで巻回した接続用コイル部を設け、そ
れぞれのコイル部を両端にリング状サポータを設けた非
発光部の両端にねじ込んで溶接またはかしめた構造のも
のも知られている。
発明が解決しようとする課題 しかし、前者の構造では、フィラメントコイルと非発光
部上の接続の信頼性が溶接やかしめ止めの接続強度に大
きく左右されるため、接続個所が十数点にも及ぶ場合、
信頼性に欠けるという問題点があった。すなわち、十数
点のうち、−個所でも接続強度か弱すぎる個所があった
ときには、非発光部がフィラメントコイルがら抜けて不
点となり、逆に強すぎる個所があったときは、断線を生
じ、このため接続作業に厳格な管理が要求されていた。
また、後者の構造では、両端にリング状サポータを有す
る非発光部の端部にフィラメントコイルをねじ込む工程
を含むため、どうしても発光部をつかんで回わす作業が
あり、大切な発光部を変形損傷させるおそれが増大する
ので、作業能率が上がらないという問題点があった。
課題を解決するための手段 本発明の管状白熱電球の製造方法は、管状バルブ内に、
管軸に沿ってフィラメントコイルと非発光部とを交互に
連結して設けた管状白熱電球において、前記フィラメン
トコイルは発光部とこの発光部の両端に飛ばし部を介し
て設けられたコイル状連結部とからなり、この連結部の
前記発光部側端部に、前記バルブ内に前記発光部を保持
するためのリング状サポータを前記連結部のコイルピッ
チを広げる形でこのコイル間に食い込むように巻回し、
前記連結部に非発光部となる短絡棒の端部を挿入し、前
記連結部の前記サポータを巻回していない部分と前記短
絡棒とを溶接して一本のコイルマウントとじて形成した
後、このマウントを1000℃以上1400℃以下の温
度で還元熱処理するものである。
作用 かかる構成によれば、コイル状連結部の一部と短絡棒と
の溶接部と、フィラメントコイル発光部との間には、ル
ープ状サポータが巻回されたコイル状連結部の残部があ
り、そしてループ状サポータがコイル状連結部の残部の
コイルピッチを広げる形でこれに喰い込んでおり、連結
部のコイルに対し相当の締付は力を生じている状態で還
元熱処理が行われるため、サポータと連結部とが圧着状
態となる。電球の点灯−消灯により生じる力や、電球の
外部からの振動、衝撃による力が前記溶接部に加わる場
合、前記サポータが巻回されたコイル状連結部がこのサ
ポータと一つの固着体となっているため、これらの力が
溶接部を破壊しようとするものを引張り力に炭化させる
ので、溶接部の強度を大幅に向上させる効果を生じる。
しかして、溶接作業においては、接続強度か弱すぎて溶
接が不十分なものを除くだけで、やや強い溶接は許容で
きることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する
第1図は本発明の方法により得られた電子複写機用管状
ハロゲン電球の断面図、第2図はフィシメントコイルと
短絡線との接続状態を示す部分拡大図である。
第1図において、8個のフィラメントコイル発光部2と
7本のモリブデン製の短絡棒3とを交互に設け、フィラ
メントコイル発光部2の両端には、飛ばし部8を介して
コイル状連結部9を設けている。このコイル状連結部9
の発光部側端部には、芯金となるタングステン棒(図示
せず)を挿入し、前記連結部のコイルピッチを広げる形
でこのコイル間に食い込むようにリング状サポータ5を
巻回し、芯金を抜き去った後、短絡棒3の両端部を飛ば
し部8に至るまで挿入し、コイル状連結部9のリング状
サポータ5を巻回していない個所10を短絡棒3に溶接
する。残りのすべてのフィラメントコイル発光部と短絡
棒との接続部において上記と同様の作業を行って一本の
コイルマウントを形成し、これを1350℃の温度に設
定した水素炉で約10分間の還元熱処理を行い、それ以
降、コイルマウントの両端に、モリブデン製金属箔4を
介してモリブデン製外部リード6を各々接続したものを
管状バルブ1に設け、バルブ1の両端部を金属箔4の部
分で気密に封止し、封止部7を形成する。以降、バルブ
1内を排気し、その中にクリプトンなどの不活性ガスと
ともに塩素などのハロゲンガスを封入するという通常の
ハロゲン電球製造工程を経てハロゲン電球を得る。
フィラメントコイル発光部2と短絡棒3との接続部の強
度を確認するために、得られたコイルマウントに種々の
温度で還元熱処理を行ったものについて、上記と同様の
作業を行って一本のコイルマウントを得た。これを種々
の温度に設定した水素炉で約10分間の還元熱処理を行
って所定のサンプルを用意した。各々についてフィラメ
ントコイル発光部2と短絡棒3との間で引張り試験を行
った結果を第3図に示す。第3図において、曲線Iは引
張り強さを、曲線■はそのバラツキをそれぞれ示す。
・第3図から明らかなように、温度1000℃での還元
熱処理品から引張り強さが著しく向上し、バラツキも減
少し、固着部分11が効果を発揮していることがわかる
。しかし、温度が14000Cを越えると、溶接部分の
強度が低下し引張り強さの値が低下してしまう。したが
って、前記構造で、1000℃以上1400℃以下の還
元熱処理を行うことにより、引張り強度が大で、しかも
そのバラツキを小さくできることがわかる。
なお、このコイルマウントの両端にモリブデン製の金属
箔4を介してモリブデン製外部リード線6を接続したも
のを管状バルブ1内に設け、バルブ1の両端部を金属箔
4の部分で気密に封止して封止部7を形成し、バルブ1
内を排気した後、その中にクリプトンなどの不活性ガス
と塩素などのハロゲンを封入して得たハロゲン電球(本
発明品)約1万個での不良品は、従来の0.05%に対
してゼロとなり、特に厳格な接続作業管理を行わなくて
も容易に品質の安定した管状ハロゲン電球が得られるこ
とが確められた。
発明の詳細 な説明したように、本発明の方法は、リング状サポータ
を巻付けたコイル状連結部の一部に短絡棒との固着部を
形成することで、特に厳格な接続作業管理を行わな(で
も、接続部の強度を常に良好に維持することができ、品
質のきわめて安定した管状白熱電球を提供することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により得られた管状710ゲン電
球の断面図、第2図は第1図の接続部分の拡大図、第3
図は還元熱処理温度とコイルマウントの短絡棒との接続
部の引張り強さおよびそのバラツキの関係を示す図であ
る。 1・・・・・・管状バルブ、2・・・・・・フィラメン
トコイル発光部、3・・・・・・短絡棒、5・・・・・
・リング状サポータ、8・・・・・・飛ばし部、9・・
・・・・コイル状連結部、10・・・・・・溶接部、1
1・・・・・・固着部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管状バルブ内に、管軸に沿ってフィラメントコイルと非
    発光部とを交互に連結して設けた管状白熱電球において
    、前記フィラメントコイルは発光部とこの発光部の両端
    に飛ばし部を介して設けられたコイル状連結部とからな
    り、この連結部の前記発光部側端部に、前記バルブ内に
    前記発光部を保持するためのリング状サポータを前記連
    結部のコイルピッチを広げる形でこのコイル間に食い込
    むように巻回し、前記連結部に非発光部となる短絡棒の
    端部を挿入し、前記連結部の前記サポータを巻回してい
    ない部分と前記短絡棒とを溶接して一本のコイルマウン
    トとして形成した後、このコイルマウントを1000℃
    以上1400℃以下の温度で還元熱処理することを特徴
    とする管状白熱電球の製造方法。
JP23045088A 1988-09-14 1988-09-14 管状白熱電球の製造方法 Pending JPH0279359A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130026904A1 (en) * 2011-07-28 2013-01-31 Osram Sylvania Inc. Infrared Heat Lamp Having Vertical Burning Position

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62226557A (ja) * 1986-03-28 1987-10-05 ウシオ電機株式会社 発熱長切換用短絡路を有するヒ−タ−ランプの製造方法

Patent Citations (1)

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