JPH027924Y2 - - Google Patents

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JPH027924Y2
JPH027924Y2 JP15637584U JP15637584U JPH027924Y2 JP H027924 Y2 JPH027924 Y2 JP H027924Y2 JP 15637584 U JP15637584 U JP 15637584U JP 15637584 U JP15637584 U JP 15637584U JP H027924 Y2 JPH027924 Y2 JP H027924Y2
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JP
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curb
male threaded
stud bolt
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nut
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JP15637584U
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JPS6171605U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、陸上競技場において、走路とフイ
ールドとの境界部分に沿つて設ける縁石の取付構
造に関するものである。
〈従来の技術〉 周知のように、陸上競技場における縁石は、走
路を使用するトラツク競技を行つた際、競技者が
フイールド内に入らないようにするものであり、
公式陸上競技場としての認定を受けるには、走路
の表面からの高さが規定されている。そしてこの
縁石は、サツカーやラグビー或は走り高飛びなど
のフイールド競技で邪魔になる場合には、そのと
きだけ取り外される。したがつて、陸上競技場の
曲線部の一部の縁石は取り外し可能であることが
望まれている。
従来、縁石を取り外し可能に取り付ける構造と
しては、縁石の下面に垂設した支柱を地表面に埋
設した筒材に抜き取り可能に嵌め込む嵌め込み式
と、縁石の下面、又は地表面に永久磁石を設け、
該永久磁石と地表面、又は縁石に設けた吸磁性体
との吸引力により縁石を取り外し可能に取り付け
る永久磁石式とがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら上記した嵌め込み式は、筒材に支
柱を単に嵌め込むだけなので高精度を期待するこ
とができず、縁石を規定の高さに正確に支持する
ことができないし、また、永久磁石式は、永年使
用すると経時変化によつて磁力が弱まるので、縁
石が浮き上つたりして縁石の高さを規定の高さに
保持することが困難になる。なお、永久磁石の磁
力を強化すると競技タイム計測器が磁気による悪
影響を受けるので、縁石の取付に使用する永久磁
石の吸引力には限度がある。
このように従来の縁石の取付構造は、縁石の高
さを長期間に渡つて規定の高さに正確に保持する
ことが困難であつた。このため、従来は公式陸上
競技場としての認定を更新する度に、縁石を新し
いものと交換しなければならない等の不都合を生
じていた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記した問題点を解決するために考案
されたもので、鍔部を有する支柱を縁石の下面に
垂設し、上端を走路の表面に臨ませて埋設した雌
ネジソケツトと、下方に第1雄ネジ部を、上方に
第2雄ネジ部を、上面に受部を各々形成し、第1
雄ネジ部を雌ネジソケツトに螺合したとき第2雄
ネジ部が地表に突出するようにしたスタツドボル
トと、前記支柱の鍔部に係合する押圧縁部を上面
開口部の内縁に有し、スタツドボルトの第2雄ネ
ジ部に螺合して支柱の下端をスタツドボルトの受
部に圧接するナツトとにより、前記縁石を走路と
フイールドとの境界に取り付けるようにした。
〈作用〉 トラツク競技を行うときは、スタツドボルトの
第1雄ネジ部を雌ネジソケツトに螺合して第2雄
ネジ部を地表に突出させ、該第2雄ネジ部にナツ
トを螺合してナツトの押圧縁部を支柱の鍔部に係
合させる。この様にしてナツトを締めると、支柱
の下端がスタツドボルトの受部に圧接されるの
で、縁石を走路の表面から規定の高さに正確、且
つ強固に設置することができる。そして、フイー
ルド競技などで邪魔になる場合には、第2雄ネジ
部からナツトを外した後、雌ネジソケツトからス
タツドボルトを抜くことにより、他表に突出物を
残すことなく縁石を取外すことができる。
〈実施例〉 以下本案を実施例の図面にもとづいて説明す
る。
陸上競技場は、直線路とコーナー路とを有する
長円形状の走路Aと、該走路Aにより囲まれるイ
ンフイールドBと、走路Aの外側に位置するアウ
トフイールドとからなり、走路Aとインフイール
ドBとの境界部分に排水用の側溝1と縁石2とを
配設してある。
側溝1は、底面の一側に側壁3を、他側に上記
側壁3より肉厚な側壁4を各々直立状に設けたU
字状で、開放上面に通水性蓋5を着脱可能に載置
する。そして側溝1には、側溝1の長さ方向に沿
つて長尺な縁石2を着脱可能に取り付ける。
縁石2は、アルミニウム等からなる断面矩形の
押型材で、下方内面に肉厚な補強部6を全長に渡
つて有する。したがつて、競技者等が誤つて乗つ
ても折れたり曲つたりしない。
上記縁石2を側溝1に取り付けるには、側溝1
の肉厚な側壁4に適宜の間隔で上面に開口する盲
孔4′を開設し、該盲孔4′に埋設した雌ネジソケ
ツト7にスタツドボルト8を螺合し、地表面に突
出したスタツドボルト8の上部に、縁石2から垂
設した支柱9をナツト10により接続する。
雌ネジソケツト7は、筒材の内面に雌ネジを形
成したもので、上端が走路Aの表面に一致するよ
うに臨ませた状態で埋設してある。
この雌ネジソケツト7に螺合するスタツドボル
ト8は、下方の小径部分に第1雄ネジ部11を、
上方の大径部分に第2雄ネジ部12を、上面に窪
状の受部13を各々形成し、第2雄ネジ部12下
端の段部14から受部13までの長さを所定の長
さH1に正確に合せてある。したがつて、スタツ
ドボルト8の第1雄ネジ部11を雌ネジソケツト
7に螺合して段部14が雌ネジソケツト7の上端
に当接するまで充分にネジ込むと、第2雄ネジ部
12が地表面に突出し、受部13が走路Aの表面
からH1の高さに正確に位置する。
縁石2の下面に垂設する支柱9は、下端に形成
した鍔部15の下面を上記受部13に対応した凸
状に形成し、該凸状下面から上方の雄ネジ部分1
6下端の段部17までの長さを所定の長さに正確
に合せてある。なお、上記鍔部15は、ナツト1
0の上面開口部の内縁に形成した押圧縁部18に
係合し、ナツト10が支柱9から外れないように
支持するとともに、縁石2を取り付ける際にナツ
ト10の締付力を受けるものである。
したがつて、上記支柱9を縁石2の下面に開設
した雌ネジ孔19に下方から螺合して段部17が
縁石2の下面に当接するまで充分にネジ込むと、
支柱9の下端面から縁石2の上面までの高さが所
定の高さH2となる。
そして、支柱9の鍔部15に係合しているナツ
ト10を前記したスタツドボルト8の第2雄ネジ
部12に螺合して充分に締め付けると、ナツト1
0の締め付け力によつて支柱9の下端凸面がスタ
ツドボルト8の受部13に圧接される。このた
め、縁石2は、強固に設置され、走路Aの表面か
ら縁石2上面までの高さが公式認定規格の高さH
となる。また、このようにして縁石2を設置する
と、地表と縁石2との間に間隙が形成されるの
で、走路A上の雨水が上記間隙を通つて側溝1内
に流れ込む。
一方、上記の様にして設置した縁石2を取り外
すには、ナツト10を緩めてスタツドボルト8か
ら外した後、スタツドボルト8を雌ネジソケツト
7から外す。そして、雌ネジソケツト7には盲蓋
20を螺合して上開口部を塞ぎ、砂やゴミ等が雌
ネジソケツト7内に入らないようにする。
なお、スタツドボルト8の上面、支柱9の下面
及び盲蓋20の上面に一文字、十文字或は多角形
の係合窪部21,22,20′を形成すると、該
係合窪部21,22,20′にドライバー等の回
動工具を係合することができるので、スタツドボ
ルト8、支柱9及び盲蓋20を容易に回動するこ
とができる。
上記した実施例は、縁石2を4m位の適宜長さ
に区分し、各縁石2の両端及び長さの途中に支柱
9…を垂設したが、第4図に示すように、各縁石
2の両端のみに本案に係る支柱9,9を垂設し、
長さの途中には所定長の脚部23…を垂設しても
よい。このようにすると縁石2の着脱が極めて容
易となる。
また本案は、側溝1の側壁4に雌ネジソケツト
7を埋設するものに限定されるものではない。例
えば、第4図に示すように、走路Aとフイールド
Bとの境界部分に基礎コンクリート24を打設し
て雌ネジソケツト7を埋設してもよい。
なお、上記した雌ネジソケツト7、スタツドボ
ルト8、ナツト10、及び支柱9は、サビを防止
するためにステンレス等腐食し難い素材により作
成することが望ましい。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、縁石を規
定の高さに正確且つ強固に取り付けることがで
き、縁石を頻繁に取付、取外しても規定の高さを
長期間に渡つてに正確に維持することができ、狂
いがない。したがつて、公式陸上競技場としての
規格を常に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は側溝の断面図、第2図は取付状態の正面図、第
3図は取り外した状態の正面図、第4図は縁石2
の側面図である。 1は側溝、2は縁石、4は側壁、7は雌ネジソ
ケツト、8はスタツドボルト、9は支柱、10は
第1雄ネジ部、12は第2雄ネジ部、13は受
部、15は鍔部、18は押圧縁部、23は脚部、
24は基礎コンクリート、Aは走路、Bはフイー
ルド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鍔部を有する支柱を下面に垂設した縁石と、 上端を走路の表面に臨ませて埋設した雌ネジソ
    ケツトと、 下方に第1雄ネジ部を、上方に第2雄ネジ部
    を、上面に受部を各々形成し、第1雄ネジ部を雌
    ネジソケツトに螺合したとき第2雄ネジ部が地表
    に突出するようにしたスタツドボルトと、 前記支柱の鍔部に係合する押圧縁部を上面開口
    部の内縁に有し、スタツドボルトの第2雄ネジ部
    に螺合して支柱の下端をスタツドボルトの受部に
    圧接するナツトと、からなる陸上競技場における
    縁石の取付構造。
JP15637584U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH027924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15637584U JPH027924Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15637584U JPH027924Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JPS6171605U JPS6171605U (ja) 1986-05-15
JPH027924Y2 true JPH027924Y2 (ja) 1990-02-26

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JPS6171605U (ja) 1986-05-15

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